JPH11280711A - 流体圧シリンダのストローク量検出装置 - Google Patents

流体圧シリンダのストローク量検出装置

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JPH11280711A
JPH11280711A JP8613698A JP8613698A JPH11280711A JP H11280711 A JPH11280711 A JP H11280711A JP 8613698 A JP8613698 A JP 8613698A JP 8613698 A JP8613698 A JP 8613698A JP H11280711 A JPH11280711 A JP H11280711A
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roller
cylinder
cylinder rod
stroke amount
shaft
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Application number
JP8613698A
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Inventor
Daisuke Iwai
大介 岩井
Hiroshi Akiyama
浩志 秋山
Hiroshi Takada
洋 高田
Nobuaki Inaba
信昭 稲葉
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/28Means for indicating the position, e.g. end of stroke
    • F15B15/2815Position sensing, i.e. means for continuous measurement of position, e.g. LVDT

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダロッドとローラとを常時一定の適切
な押付力で接触状態を保持させ、ローラに滑りや回転抵
抗を生じさせることなく、精度良くストローク量を検出
することができる流体圧シリンダのストローク量検出装
置を提供する。 【解決手段】 ゴム磁石からなるローラ5の回転軸6を
回転自在に支承するローラ支持体8をシリンダロッド4
の軸心方向に対して垂直方向に移動可能とし、このロー
ラ支持体8の略上端のばね固定部8aと上蓋9のばね装
着溝9aとの間にばね10を設け、常に一定の適切な押
付力でローラ5をシリンダロッド4に押し付けるように
する。前記ローラ回転軸6よりエンコーダ14に回転情
報が入力されて、この回転情報からストローク量を検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体圧により伸長
・収縮するシリンダロッドのストローク量を検出する流
体圧シリンダのストローク量検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、流体圧シリンダのストローク量を
検出する装置として、実開昭60−28607号公報に
は、支持部材にシリンダロッド(ピストンロッド)に対
する遠近方向にのみスライド移動自在で、かつシリンダ
ロッドの摺動を回転に変換するための摩擦回転体を回転
自在に支承する可動枠を設け、この可動枠と前記支持部
材との間には前記摩擦回転体をシリンダロッドに圧接さ
せるカム機構を設けるとともに、摩擦回転体の回転軸に
この回転軸の回転量からシリンダ本体に対するシリンダ
ロッドの摺動量を検出するものが提案されている。ここ
で、前記カム機構は、前記可動枠に固定された固定カム
と、この固定カムの傾斜カム面に沿って摺動自在な可動
カムならびにこれら両カムを介して摩擦回転体の圧接状
態を調節するねじ部材とから構成されている。
【0003】また、実開平2−16003号公報には、
回転軸がシリンダロッドの移動方向と直交するように、
またその周面がシリンダロッドの外周面と直接的に接す
るローラが配設されており、このローラの両端にはロー
ラの外径より大きく、かつローラより大きい摩擦係数を
有する弾性部材がそれぞれ螺子止めにより固定されてい
る流体圧シリンダのストローク量検出装置が提案されて
いる。このストローク量検出装置は、ローラの周面をシ
リンダロッドに点接触させることによりローラの位置決
めが行われ、このローラはその両端の弾性部材が変形し
た状態でシリンダロッドに接触されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭60−28607号公報に記載の流体圧シリンダの
ストローク量検出装置では、摩擦回転体とシリンダロッ
ドとの圧接状態を調節するねじ部材が設けられている
が、その構造上常に一定の圧力で圧接状態を保持できる
ものではない。例えば、シリンダロッドとローラとの圧
接が弱い場合は、ストローク量検出中にシリンダロッド
とローラとが離れてしまうか、もしくはローラがシリン
ダロッドの摺動に対して滑りを起こしてしまう。一方、
シリンダロッドとローラとの圧接が強い場合は、ローラ
の回転軸に回転抵抗が生じてしまう。したがって、スト
ローク量を精度良く検出することができない問題点があ
る。
【0005】また、実開平2−16003号公報に記載
の流体圧シリンダのストローク量検出装置では、ローラ
の両端に固定される弾性体によりシリンダロッドとの接
触状態が保持されているが、シリンダ本体とシリンダロ
ッドとの間に生じているガタは弾性体の伸縮量のみでは
対応不可能であり、ローラに滑りが生じる等精度良く検
出することができない問題点がある。また、通常シリン
ダの伸縮作動ではストロークエンドに達することなく往
復運動させるため、零点リセットを行うことが困難であ
り、前述のように生じたストローク量の誤差は累積され
てしまう問題点もある。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、シリンダロッドとローラとの接触
状態を常時一定の適切な押付力で保持させ、ローラに滑
りや回転抵抗を生じさせることなく、精度良くストロー
ク量を検出することができる流体圧シリンダのストロー
ク量検出装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
による流体圧シリンダのストローク量検出装置は、前記
目的を達成するために、シリンダ本体内に装着され、こ
のシリンダ本体に対して摺動伸縮自在なシリンダロッド
に接触状態で、かつその摺動伸縮に伴って回転する回転
体と、この回転体の回転量によりシリンダロッドのスト
ローク量を検出する検出手段とを備える流体圧シリンダ
のストローク量検出装置において、前記回転体を常時前
記シリンダロッドに押し付ける押付手段を設けることを
特徴とするものである。
【0008】本発明においては、回転体がシリンダ本体
に対して伸縮自在なシリンダロッドに押付手段により一
定の適切な圧力で押し付けられており、このシリンダロ
ッドが摺動伸縮に伴って回転するようにされている。こ
の回転体には、前記シリンダロッドの摺動移動距離(ス
トローク量)を前記回転体の回転量より検出する検出手
段が設けられている。
【0009】本発明によれば、シリンダロッドと回転体
との接触力が弱くなり回転体に滑りが生じたり両者が離
れてしまうのを防止することができるため、シリンダロ
ッドのストローク量を精度良く検出することができる効
果を奏する。
【0010】また、本発明において、前記回転体は磁力
と弾性力とを有する磁性弾性材料からなるのが望まし
い。こうすることにより前記回転体は磁力によるシリン
ダロッドへの吸着力を得ることができるとともに、前記
弾性力により回転体のシリンダロッドへの点接触が前記
押付手段により面接触に変わって吸着力が得られる。し
たがって、弾性力による吸着力および磁力による吸着力
の組み合わせにより、回転体の滑りをより確実に防止で
きるとともに、シリンダロッドと回転体との押付力を大
きくする必要がなく回転抵抗の発生を抑制することがで
きるため、前記ストローク量の検出精度を著しく向上さ
せることができる。
【0011】本発明においては、前記回転体の回転軸を
前記シリンダロッドの長手方向に対して、略垂直方向に
移動自在に支持する軸支持体を設けるのが望ましい。こ
うすることにより、シリンダロッドの上下方向にガタが
生じた場合であっても、前記軸支持体を前記押付手段に
より略垂直方向に移動させることにより、そのガタに応
じて回転体を追従させることができる効果を奏する。ま
た、前記押付手段の押付力が前記軸支持体を経て確実に
回転体へ伝達される。
【0012】また、本発明においては、前記軸支持体に
プリロードを加える軸振れ防止手段を設けるのが望まし
い。この軸振れ防止手段を用いて軸支持体にプリロード
を加えることにより、前記軸支持体をシリンダロッドの
曲面上の一定位置に保持することができる。こうして軸
支持体のシリンダロッドの軸方向に対する左右方向のず
れによる誤差を抑制することができ、より正確なストロ
ーク量の検出が行えるという効果を奏する。また、前記
軸支持体のブレにより前記回転体とシリンダロッドとの
一定押付力が変化するのを防止することができる。
【0013】本発明においては、前記シリンダ本体に対
して脱着容易な一体構造であり、このシリンダ本体への
装着時に全体が密閉構造であるのが望ましい。こうする
ことにより例えばトンネル掘進機における各種シリンダ
本体に適用して水没環境などで使用することができ、種
々の作業環境に影響されることなく使用することができ
る効果を奏する。また、脱着可能なため取り外して別の
シリンダロッドに容易に装着することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明による流体圧シリン
ダのストローク量検出装置の具体的な実施の形態につ
き、図面を参照しつつ説明する。
【0015】本発明の一実施例に係るストローク量検出
装置1を備えるシリンダ本体の外観側面部分断面図が図
1に示されており、図1のA−A線断面図が図2に示さ
れている。
【0016】本実施例のストローク量検出装置1は、そ
のケーシング2がシリンダ本体3の外周上部に設けられ
ており、このシリンダ本体3の内部にはそのシリンダ本
体3の軸心方向に摺動伸縮するシリンダロッド4が設け
られている。図2に示されるように、前記ケーシング2
の内部下方で、かつシリンダ本体3の外周に形成される
検出装置装着孔3a内にはシリンダロッド4の摺動伸縮
に伴い回転運動するローラ(回転体)5が前記シリンダ
ロッド4の外周面に接触するように設けられている。こ
のローラ5はローラ回転軸6に固着されて、そのローラ
回転軸6の軸心周りに回転する。なお、前記ローラ5の
材質は、弾性および磁性を有するゴム磁石とされてい
る。
【0017】前記ローラ回転軸6は、ベアリング7を介
して前記シリンダ本体3の軸心方向に対して垂直方向上
向きに配置されて上下方向に移動可能なローラ支持体
(軸支持体)8に回転自在に支承されている。このロー
ラ支持体8の中間部外周にはリニアベアリング11が設
けられており、また上部外周には鍔状のばね固定部8a
が設けられている。このばね固定部8aと前記ケーシン
グ2の上蓋9内側に形成されるばね装着溝9aとの間に
ばね(押付手段)10が設けられ、このばね10の上端
がばね装着溝9aに、下端がばね固定部8aに当接する
ように配設されている。
【0018】図3(a)に図2のB−B線断面図が示さ
れるように、前記リニアベアリング11の外周側には、
このリニアベアリング11を囲むように2つの断面半円
弧状の軸振れ防止部材12(12a,12b)が向き合
うように配置されている。この2つの断面半円弧状の軸
振れ防止部材12a,12bのうち、一方の軸振れ防止
部材12aは前記ケーシング2内部に固定されており、
他方の軸振れ防止部材12bは前記ローラ支持体8に対
して垂直方向に設けられる加圧ボルト13の加圧に伴い
前記固定軸振れ防止部材12a側に可動するようにされ
ている。また、前記リニアベアリング11には1個所の
スリット11aが設けられている。
【0019】なお、図3(b)に示されるように前記固
定側軸振れ防止部材12aと可動側軸振れ防止部材12
bとを一体にして1つのスリット12cを設け、かつこ
のスリット12cの対向位置に円弧の一部を切り欠いた
切り欠き部12dを有する軸振れ防止部材12’を用い
ることもできる。この軸振れ防止部材12’は、前記ケ
ーシング2内部に固定されており、前記ローラ支持体8
に対して垂直方向に設けられる加圧ボルト13の加圧に
伴い前記軸振れ防止部材12’のスリット12c幅が狭
まる方向に可動するようにされている。また、切り欠き
部12dを設けたことにより加圧ボルト13によって軸
振れ防止部材12’にかかる加圧が小さくてよいように
されている。また、前記リニアベアリング11には、1
個所のスリット11aが設けられている。この軸振れ防
止部材12’によれば、図3(a)に記載の前記軸振れ
防止部材12に比べて部品数を減らすことができる。
【0020】また、図4に図2のC−C線断面図が示さ
れるように、前記ローラ5の回転軸6の一端にはエンコ
ーダ(検出手段)14の軸部14aを挿入する挿入孔6
aが形成されており、この挿入孔6aにゴムパッキン1
5の緊迫力により前記軸部14aが固定されて、この軸
部14aが前記エンコーダ14に対して相対回転するよ
うにされている。また、前記エンコーダ14は、前記ロ
ーラ支持体8に固定され前記ローラ5に追従して上下方
向、すなわちシリンダ本体4の軸心方向に対して垂直上
下方向に移動可能とされているが、前記ローラ5ととも
に回転しないように左右方向に動かないように固定され
ている。
【0021】前記エンコーダ14には前記ローラ回転軸
6から軸部14aを通じて前記ローラ5の回転角度およ
び回転方向等の回転情報が入力され、このエンコーダ1
4により前記入力された回転情報が電気パルス信号に変
換され、この電気パルス信号は前記ケーシング2内に形
成されるケーブル挿通孔15内を通るケーブル16を経
て外部へ出力される。
【0022】また、本実施例においては、前記検出装置
装着孔3aの外周付近と前記ケーシング2との接合部,
前記上蓋9のばね装着溝9a外周付近と前記ケーシング
2との接合部および前記加圧ボルト13の挿入口にO−
リング17が設けられている。また、前記ケーシング2
は、このケーシング2を貫通する複数本のボルト18に
よってシリンダ本体3に固着されている。なお、前記ケ
ーブル挿通孔15には、防水コネクタ19が付設されて
いる。このようにストローク量検出装置1は密閉構造と
されており、またボルト18により取り外しが容易な構
造とされている。
【0023】このような構造の流体シリンダのストロー
ク量検出装置1は、前記加圧ボルト13が締め付けられ
ることにより前記可動側の軸振れ防止部材12bが固定
側の軸振れ防止部材12aに押し付けられ、両軸振れ防
止部材12内にあるリニアベアリング11が加圧されて
前記ローラ支持体8の位置が前記シリンダロッド4の軸
心方向および軸心方向に対する左右方向に対して固定さ
れる。
【0024】前記ローラ支持体8は、ばね固定部8aと
ばね装着溝9aとの間に装着されるばね10の付勢力に
より常時シリンダロッド4側へ押し付けられている。こ
のローラ支持体8は前述のように軸振れ防止部材12に
より軸心方向に加圧されているものの、前記ローラ支持
体8の外周に装着されているリニアベアリング11の作
用により上下方向に摺動する際の摺動抵抗が小さくなる
ようにされている。このため前記ばね10の付勢力が弱
められることなく、前記ローラ支持体8の略下端にベア
リング7を介して回転自在に取り付けられるローラ回転
軸6に伝達される。
【0025】前記ローラ回転軸6がシリンダロッド4側
へ押し付けられることにより、このローラ回転軸6に支
持されるローラ5がシリンダロッド4に圧接される。前
記ローラ5はゴム磁石により形成されているため、ロー
ラ5がシリンダロッド4に圧接されることにより変形
し、前記シリンダロッド4との接触が面接触となり接地
面積が増大し吸着力が大きくなる。また、前記ローラ5
は磁力を有しているため、この磁力によってシリンダロ
ッド4に吸着する。したがって、前記ローラ5はシリン
ダロッド4に確実に吸着し、このシリンダロッド4の摺
動伸縮に伴い、シリンダロッド4表面との間でスリップ
を生じることなく前記ローラ回転軸6を中心として回転
する。なお、ローラ回転軸6はベアリング7により効率
よく回転するようにされている。
【0026】前記シリンダロッド4の摺動伸縮に伴うロ
ーラ5の回転角度および回転方向等の回転情報がローラ
回転軸6に固定される前記軸部14aを介してエンコー
ダ14に入力される。こうしてエンコーダ14に入力さ
れた回転情報は、前述のように例えば1回転当たり50
0回の電気パルス信号に変換される。
【0027】こうして検出された電気パルス信号は前記
ケーブル16を経て外部に出力され、前記ローラ5の外
径が予め設定されているため前記電気パルス信号の個数
より前記シリンダロッド4のストローク量が算出され
る。また、単位時間当たりの電気パルス信号の個数によ
りシリンダロッド4の摺動伸縮速度を算出することがで
きる。
【0028】本実施例によれば、ローラ5がシリンダロ
ッド4に押し付けられて面接触し吸着力が増大するため
ローラ5の回転滑りを防止することができるとともに、
ローラの磁力による吸着力が組み合わされているため前
記押付力を大きくする必要がなくローラ5のベアリング
7に回転抵抗が発生するのを防止することができる。し
たがって、シリンダロッドのストローク量の検出精度を
著しく向上させることができる。また、前記ローラ5の
押付力は、ばねの付勢力によりローラ支持体8を介して
常に付与されているため、シリンダ本体3に対してシリ
ンダロッド4に下向きのガタが生じた場合であってもロ
ーラ5をシリンダロッド4に追従させることができる。
【0029】また、本実施例によれば、ローラ回転軸8
が軸振れ防止部材12により固定され、ローラ5をシリ
ンダロッド4の曲面上の一定位置に保持することができ
る。このため、前記シリンダロッド4の伸縮加速に伴っ
て前記ローラ回転軸8がシリンダロッド4の軸心方向に
振れてしまい前記エンコーダ14が発生するパルス数に
誤差が含まれるのを防止できるとともに、シリンダロッ
ド4の軸心方向に対して左右方向にずれることによる押
付力の変化を防止してローラ5に一定の押付力を与える
ことができる。したがって、誤差を抑制して、ストロー
ク量の正確な変位を検出することができる。
【0030】また、本実施例によれば、ストローク量検
出装置1全体が密閉構造とされているため、例えばトン
ネル掘進機などのシリンダ本体に適用し水没環境でも使
用することができ、種々の作業環境に関係なく使用する
ことができる。また、このストローク量検出装置1はボ
ルト18によりシリンダ本体3に取り付けられ、取り外
しも容易であるため、別のシリンダに取り付けて使用す
ることもできる。
【0031】本実施例においては、ローラ支持体の中間
部外周にリニアベアリングが装着されているが、これに
限らず、潤滑油が供給されているブッシュを装着しても
良い。また、本実施例においては、ローラ支持体がシリ
ンダロッドの長手方向に対して垂直方向に設けられてい
るが、これに限らず、ローラをシリンダロッドに押し付
けることが可能であればローラ支持体が前記垂直方向に
対して角度を有するように設けられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るストローク量
検出装置1を備えるシリンダ本体の外観側面部分断面図
である。
【図2】図2は、図1のA−A線断面図である。
【図3】図3は、図2のB−B線断面図である。
【図4】図4は、図2のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 ストローク量検出装置 2 ケーシング 3 シリンダ本体 4 シリンダロッド 5 ローラ(回転体) 6 ローラ回転軸 7 ベアリング 8 ローラ支持体(軸支持体) 8a ばね固定部 9 上蓋 9a ばね装着溝 10 ばね(押付手段) 11 リニアベアリング 12 軸振れ防止部材(軸振れ防止装置) 13 加圧ボルト(軸振れ防止装置) 14 エンコーダ(検出手段) 14a 軸部 15 ケーブル挿通孔 16 ケーブル 17 O−リング 18 ボルト 19 防水コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 信昭 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ本体内に装着され、このシリン
    ダ本体に対して摺動伸縮自在なシリンダロッドに接触状
    態で、かつその摺動に伴って回転する回転体と、この回
    転体の回転量によりシリンダロッドのストローク量を検
    出する検出手段とを備える流体圧シリンダのストローク
    量検出装置において、 前記回転体を常時前記シリンダロッドに押し付ける押付
    手段を設けることを特徴とする流体圧シリンダのストロ
    ーク量検出装置。
  2. 【請求項2】 前記回転体は、磁力と弾性力とを有する
    磁性弾性材料からなる請求項1に記載の流体圧シリンダ
    のストローク量検出装置。
  3. 【請求項3】 前記回転体の回転軸を前記シリンダロッ
    ドの長手方向に対して、略垂直方向に移動自在に支持す
    る軸支持体を設ける請求項1または2に記載の流体圧シ
    リンダのストローク量検出装置。
  4. 【請求項4】 前記軸支持体にプリロードを加える軸振
    れ防止手段を設ける請求項3に記載の流体圧シリンダの
    ストローク量検出装置。
  5. 【請求項5】 前記シリンダ本体に対して脱着容易な一
    体構造であり、このシリンダ本体への装着時に全体が密
    閉構造である請求項1乃至4のうちのいずれかに記載の
    流体圧シリンダのストローク量検出装置。
JP8613698A 1998-03-31 1998-03-31 流体圧シリンダのストローク量検出装置 Pending JPH11280711A (ja)

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