JPH11280032A - ガードレール - Google Patents

ガードレール

Info

Publication number
JPH11280032A
JPH11280032A JP10029098A JP10029098A JPH11280032A JP H11280032 A JPH11280032 A JP H11280032A JP 10029098 A JP10029098 A JP 10029098A JP 10029098 A JP10029098 A JP 10029098A JP H11280032 A JPH11280032 A JP H11280032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beam member
guardrail
wooden
hole
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10029098A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Matsumura
茂 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYODO KUMIAI GUMMA PREFECTURE
KYODO KUMIAI GUMMA PREFECTURE TOUBU MOKUZAI OROSHI CENTER
Original Assignee
KYODO KUMIAI GUMMA PREFECTURE
KYODO KUMIAI GUMMA PREFECTURE TOUBU MOKUZAI OROSHI CENTER
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYODO KUMIAI GUMMA PREFECTURE, KYODO KUMIAI GUMMA PREFECTURE TOUBU MOKUZAI OROSHI CENTER filed Critical KYODO KUMIAI GUMMA PREFECTURE
Priority to JP10029098A priority Critical patent/JPH11280032A/ja
Publication of JPH11280032A publication Critical patent/JPH11280032A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度が強く、然も、自然の景観を損ねること
の無いガードレールを提供する。 【解決手段】 所定間隔で木製の支柱15・・・を立設
する。支柱15・・・間に渡って木製のビーム材11・
・・を設ける。ビーム材11を所定の長さ、所定の太さ
の木製の丸太で構成する。ビーム材11の長手方向に貫
通孔12A、13Aを形成する。ビーム材11の貫通孔
12A、13A内に金属製のワイヤーロープ16を設け
る。ワイヤーロープ16と支柱15とを接続する接続金
具18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通安全のため、
車道と歩道の境や路肩に取り付けられるガードレールに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より車道と歩道の境や路肩には交通
安全のため鋼製の柵や鋼製のワイヤーロープなどのガー
ドレールが取り付けられ、歩行者の安全が図られてい
る。また、山間部を走る道路の端には危険防止のため鋼
製のガードレールが取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、山間部
を走る道路の周囲には自然の草木が生えており、その自
然の草木の中に造られた道路の端に鋼製のガードレール
が取り付けられると自然の景観を損ねてしまう問題があ
った。
【0004】また、ガードレールを自然の景観に調和さ
せるため、雨風などに等よって腐食してしまうのを防止
するための防腐剤が含浸された木製のガードレールを取
り付けている場合もある。この場合、木製のガードレー
ルでは強度が弱く自動車が衝突した場合などは容易に破
損してしまう問題もあった。
【0005】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、強度が強く、然も、自然の
景観を損ねることの無いガードレールを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
ガードレールは、所定間隔で立設された木製の支柱と、
この支柱間に渡って設けられた木製のビーム材と、この
ビーム材内に設けられた金属製の芯材と、この芯材と支
柱とを接続する接続金具とを備えたものである。
【0007】また、請求項2の発明のガードレールは、
上記において芯材は鋼製のワイヤーから構成されてお
り、端部に位置する支柱に接続された接続金具間に渡っ
て張架されているものである。
【0008】また、請求項3の発明のガードレールは請
求項2において、ワイヤーの端部には張力調整機構を設
けたものである。
【0009】また、請求項4の発明のガードレールは請
求項1、請求項2又は請求項3に加えて、ビーム材の中
心部には芯材を挿通するための通路を備え、この通路は
ビーム材の両端において開口し、木製のキャップにて閉
塞されているものである。
【0010】更に請求項5の発明のガードレールは請求
項1、請求項2又は請求項3に加えて、ビーム材の両端
部には接続金具が取り付けられる嵌合孔を設けたもので
ある。
【0011】更にまた、請求項6の発明のガードレール
は請求項1、請求項2、請求項3又は請求項5に加え
て、ビーム材の両端部には支柱に接続する接続金具の引
出溝を設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次ぎに、図面に基づき本発発明の
実施形態を詳述する。図1は本発明のガードレール10
の斜視図、図2は本発明のガードレール10の正面図、
図3は本発明のガードレール10の一部開口上面図、図
4は本発明のガードレール10の縦断側面図をそれぞれ
示している。
【0013】ガードレール10は危険防止のため山間部
を走る道路21などの端に取り付けるためのもので、支
柱15と、ビーム材11とワイヤーとしてのワイヤーロ
ープ16とから構成されている。支柱15は唐松等の集
成材に防腐剤(図示せず)が含浸されたもので、道路2
1の端に所定の間隔で立設されている。この支柱15に
は所定の間隔で後述するボルト19の取付孔15Aが所
定位置に複数段(この場合上下2段)設けられている。
【0014】また、ビーム材11は主ビーム材12と端
ビーム材13とから構成されている。主ビーム材12は
杉材等の木製の丸太で略円筒形を呈しており、長さ約2
000mm、直径約120mmで長手方向内部に直径約
34mmの通路として両端を開口した貫通孔12Aが形
成されている。また、主ビーム材12には直径約20m
mの引出溝12Cが形成されており、この引出溝12C
は主ビーム材12の貫通孔12Aから外径方向に向かっ
て長手方向両端部に半円形状に形成されている。
【0015】そして、主ビーム材12は貫通孔12A及
び引出溝12Cが形成された状態で雨風などに等よって
腐食しないように防腐剤(図示せず)が含浸される。即
ち、防腐剤が含浸された主ビーム材12の端部と主ビー
ム材12の端部とが当接された状態で貫通孔12Aから
外径方向に向かって引出溝12C、12Cが合わさった
形で直径約12mmの孔に形成されている。該主ビーム
材12の端部と主ビーム材12の端部とが当接された状
態で両主ビーム材12、12の貫通孔12A、12Aに
渡って接続金具18としての中接続金具18Aが嵌合さ
れる。
【0016】ここで中接続金具18Aはステンレス、鉄
等の金属パイプで構成されており、長さ約195mm、
外径約34mm、内径約26mmの形状を呈している。
この中接続金具18Aの長手方向の略中間には交直方向
に延在して所定の長さのボルト19が取り付けられてい
る。このボルト19も中接続金具18A同様ステンレ
ス、鉄等の金属にて構成されており、長さ約240m
m、太さ約20mmに構成されている。
【0017】そして、ボルト19の両側の中接続金具1
8Aは前記主ビーム材12の貫通孔12Aに係合される
と共に、ボルト19は、前記主ビーム材12の端部と主
ビーム材12の端部とが当接された状態で形成された引
出溝12C、12C間に挿通されて引き出される。そし
て、引き出されたボルト19は支柱15の所定位置に設
けられた取付孔15Aに挿通され、ナット20で締め付
けられる。これにより、主ビーム材12は中接続金具1
8Aによって端部と端部とが当接されて複数連続して支
柱15に固定されると共に、主ビーム材12は支柱15
に強固に固定される。
【0018】また、端ビーム材13は主ビーム材12同
様、杉材等の木製の丸太で略円筒形を呈しており、連続
して複数固定された主ビーム材12の両端部に取り付け
られる。係る端ビーム材13も主ビーム材12同様長さ
約2000mm、直径約120mmで長手方向内部に直
径約77mmの通路として両端を開口した貫通孔13A
が形成されている。係る、端ビーム材13には引出溝1
3Cが形成されており、この引出溝13Cは端ビーム材
13の貫通孔13Aから外径方向に向かって長手方向両
端部に半円形状に形成されている。
【0019】そして、端ビーム材13は貫通孔13A及
び引出溝13Cが形成された状態で雨風などに等よって
腐食しないように防腐剤(図示せず)が含浸される。即
ち、防腐剤が含浸された端ビーム材13の端部と主ビー
ム材12の端部とが当接された状態で貫通孔12A、1
3Aから外径方向に向かって引出溝12C、13Cが合
わさった形で直径約12mmの孔に形成されている。該
端ビーム材13の一側の端部と主ビーム材12の端部と
が当接された状態で主ビーム材12と端ビーム材13の
貫通孔12A、13Aに渡って接続金具18としての副
接続金具18Bが嵌合される。
【0020】ここで副接続金具18Bは中接続金具18
A同様ステンレス、鉄等の金属パイプで構成されてお
り、長さ約195mmで長手方向の略中間には交直方向
に延在して所定の長さのボルト19が取り付けられてい
る。また、副接続金具18Bのボルト19の一側は外径
約34mm、内径約26mmの形状を呈して主ビーム材
12の貫通孔12Aに係合される。また、副接続金具1
8Bのボルト19の他側は外径約76.3mm、内径約
68.3mmの形状を呈して端ビーム材13の貫通孔1
3Aに係合される。
【0021】そして、副接続金具18Bはボルト19の
一側を前記主ビーム材12の貫通孔12Aに係合され、
他側は端ビーム材13の貫通孔13Aに係合されると共
に、ボルト19は、前記主ビーム材12の端部と端ビー
ム材13の端部とが当接された状態で引出溝12C、1
3C間に挿通されて引き出される。そして、引き出され
たボルト19は支柱15の所定位置に設けられた取付孔
15Aに挿通され、ナット20で締め付けられる。これ
により、主ビーム材12の端部と端ビーム材13の端部
が当接された状態で副接続金具18Bによって、支柱1
5に固定されると共に、主ビーム材12及び端ビーム材
13は支柱15に強固に固定される。
【0022】また、主ビーム材12に連続して取り付け
られた端ビーム材13の端部にはキャップ14が取り付
けられる。このキャップ14も主ビーム材12同様、杉
材等の木製の丸太で略円柱形を呈しており、長さ約20
0mm、直径約120mmで長手方向内部に一側から直
径約77mm、深さ約120mmの嵌合孔14Aが形成
されている。係る、キャップ14に形成された嵌合孔1
4Aの開口側には直径約20mmの引出溝14Cが形成
されており、この引出溝14Cはキャップ14の嵌合孔
14Aから外径方向に向かって長手方向両端部に半円形
状に形成されている。
【0023】そして、キャップ14は嵌合孔14A及び
引出溝14Cが形成された状態で雨風などに等よって腐
食しないように防腐剤(図示せず)が含浸される。即
ち、防腐剤が含浸されたキャップ14の嵌合孔14Aと
端ビーム材13の端部とが当接された状態で嵌合孔14
Aと貫通孔13Aから外径方向に向かって引出溝14
C、13Cが合わさった形で直径約12mmの孔に形成
されている。該キャップ14の嵌合孔14Aの端部と端
ビーム材13の端部とが当接された状態でキャップ14
と端ビーム材13の嵌合孔14A及び貫通孔13Aに渡
って接続金具18としての端接続金具18Cが嵌合され
る。
【0024】ここで端接続金具18Cは中接続金具18
A同様ステンレス、鉄等の金属パイプで構成されてお
り、長さ約195mm、外径約76.3mm、内径約6
8.3mmの形状を呈している。この端接続金具18C
の長手方向の略中間には交直方向に延在して所定の長さ
のボルト19が取り付けられている。このボルト19も
中接続金具18A同様ステンレス、鉄等の金属にて構成
されており、長さ約240mm、太さ約20mmに構成
されている。
【0025】そして、端接続金具18Cはボルト19の
一側を前記端ビーム材13の貫通孔13Aに係合される
と共に、他側はキャップ14の嵌合孔14Aに係合さ
れ、ボルト19は、前記端ビーム材13の端部とキャッ
プ14の嵌合孔14Aの開口側とが当接された状態で形
成された引出溝13C、14C間に挿通されて引き出さ
れる。そして、引き出されたボルト19は支柱15の所
定位置に設けられた取付孔15Aに挿通され、ナット2
0で締め付けられる。これにより、主ビーム材12の端
部とキャップ14が当接された状態で端接続金具18C
によって、支柱15に固定されると共に、主ビーム材1
2及びキャップ14は支柱15に強固に固定される。
【0026】一方、ワイヤーロープ16は所定の太さの
針金を複数本絡み合わせてよじられて可撓性を有してお
り、直径約18mmの太さで端部にはワイヤーロープ1
6より太い直径約75mmの接続具16Aによって張力
調整機構としての張力調整具17が、接続されている。
この張力調整具17はワイヤーロープ16と略同等の直
径約18mmの太さを呈しており、一側にネジ部17A
が設けられている。
【0027】係る、ワイヤーロープ16は主ビーム材1
2、端ビーム材13の芯材として、主ビーム材12貫通
孔12Aに挿通されると共に、端ビーム材13の貫通孔
13Aに挿通される。これにより、木製の主ビーム材1
2、端ビーム材13はワイヤーロープ16にて強固に補
強されている。
【0028】そして、連続して接続された主ビーム材1
2・・・の貫通孔12Aにワイヤーロープ16が挿通さ
れ、端ビーム材13の貫通孔13Aには張力調整具17
が挿通される。また、連続して接続された主ビーム材1
2・・・、端ビーム材13、13の両端に設けられた端
接続金具18C、18Cに張力調整具17が挿通されて
ネジ部17Aにナット17Bが締め付けられる。これに
より、ワイヤーロープ16は端部に位置する支柱15、
15に接続された端接続金具18C、18C間に渡って
張架される。また、両端部の端接続金具18C、18C
にはそれぞれキャップ14、14が係合され張力調整具
17のネジ部17A及びナット17Bが外部より見えな
いように閉塞している。
【0029】このように、所定間隔で木製の支柱15・
・・を立設すると共に、この支柱15・・・間に渡って
木製のビーム材11を設けている。そして、このビーム
材11内に金属製の芯材としてのワイヤーロープ16を
設けると共に、ワイヤーロープ16を接続金具18にて
支柱15に固定しているので、外観木製のガードレール
10の強度を向上することが可能となると共に、可撓性
を有しているので、金属棒に対して作業性が向上する。
係る、ビーム材11内にワイヤーロープ16を設けてい
るので、ワイヤーロープ16の錆を防止でき耐久性を向
上させることができるようになる。
【0030】また、端部に立設された支柱15、15に
それぞれ固定された端接続金具18C、18Cにキャッ
プ14、14を係合している。これによって、木製のガ
ードレール10表から内部に張架されたワイヤーロープ
16の張力調整具17のネジ部17A及びナット17B
等が見えてしまうのを阻止できる。
【0031】また、ワイヤーロープ16の端部には張力
調整具17を設けているので、支柱15、15間に設け
た木製のビーム材11・・・を緩み無く張架して取り付
けることができる。また、ビーム材11の中心部にワイ
ヤーロープ16を挿通するための貫通孔12A、13A
が設けられ、この貫通孔12A、13Aはビーム材11
・・・の両端において開口されており、この開口を木製
のキャップ14、14にて閉塞しているので、ビーム材
11をワイヤーロープ16で補強することができると共
に、張力調整具17のネジ部17A及びナット17B等
が見えてしまうのを阻止して美観を向上させることがで
きる。
【0032】また、ビーム材11の両端部には接続金具
18が取り付けられる引出溝12C、13Cを設けてい
るので、隣接するビーム材11、11間の隙間を無くし
つつ、ビーム材11を連結することが可能になる。ま
た、ビーム材11の両端部には支柱15に接続する接続
金具18の引出溝12C、13Cを設けているので、ビ
ーム材11・・・間を隙間無く連結した状態で、ビーム
材11・・・を支柱15に取り付けることが可能にな
る。
【0033】尚、実施例では道路21の端にガードレー
ルを設けたがこれに限らず、牧場などの柵としてガード
レールを設けても差し支えない。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、所定間隔で立設された木製の支柱と、この支柱間に
渡って設けられた木製のビーム材と、このビーム材内に
設けられた金属製の芯材と、この芯材と支柱とを接続す
る接続金具とを備えているので、金属製の芯材によって
木製のビーム材強度を大幅に向上することが可能となる
と共に、ビーム材内に金属製の芯材を設けているので、
雨や露などの水滴が心材に直接触れるのを阻止できると
共に心材の錆を防止でき耐久性を向上させることができ
るようになる。これにより例えば木製のビーム材を同一
外径で製造することにより長く延長したガードレールを
製造することが可能となる。従って、山間部などで自然
に調和したガードレールを設置することができるように
なるものである。
【0035】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて芯材は鋼製のワイヤーから構成されており、端部に
位置する支柱に接続された接続金具間に渡って張架され
ているので、木製のガードレール表から内部に張架した
ワイヤーが見えてしまうのを阻止することが可能とな
る。また、ワイヤーは可撓性を有しているので、例えば
ワイヤー同等の金属棒等にに対して取り扱いが容易とな
り大幅に作業性の向上を図ることができるようになる。
これにより、木製のビーム材の強度を大幅に向上するこ
とが可能となる。従って、ガードレールに自動車が衝突
などをした場合でも、木製のビーム材で安全にガードす
ることができるようになるものである。
【0036】また、請求項3の発明のガードレールは請
求項2において、ワイヤーの端部には張力調整機構を設
けているので、支柱間に設けた木製のビーム材を緩み無
く取り付けることができる。これにより、木製のビーム
材を支柱間に強固に固定することが可能となる。従っ
て、ガードレールに自動車が衝突などをした場合でも、
木製のビーム材内の心材で安全にガードすることができ
るようになるものである。
【0037】また、請求項4の発明のガードレールは請
求項1、請求項2又は請求項3に加えて、ビーム材の中
心部には芯材を挿通するための通路を備え、この通路は
ビーム材の両端において開口し、木製のキャップにて閉
塞されるようにしているので、木製のビーム材を鋼製の
芯材で補強することができると共に、木製のキャップで
ビーム材端部の鋼製の芯材が見えてしまうのを防止する
ことが可能となる。これにより、ガードレールの外観を
大幅に向上することができるようになる。従って、強度
を有する木製のガードレールを山間部の自然に調和させ
ることができるようになり、極めて実用効果大なるもの
である。
【0038】更に、請求項5の発明のガードレールは請
求項1、請求項2又は請求項3に加えて、ビーム材の両
端部には接続金具が取り付けられる嵌合孔を設けている
ので隣接するビーム材間の隙間を無くしつつ、ビーム材
を連結することが可能になる。これにより、ガードレー
ルの外観的美観を向上することができる。従って、木製
のガードレールを更に山間部の自然に調和させることが
できるようになるものである。
【0039】更にまた、請求項6の発明のガードレール
は請求項1、請求項2、請求項3又は請求項5に加え
て、ビーム材の両端部には支柱に接続する接続金具の引
出溝を設けているので、ビーム材間を隙間無く連結した
状態で、ビーム材を支柱に取り付けることが可能にな
る。これにより、大幅にガードレールの外観的美観を向
上することができる。従って、木製のガードレールを山
間部の自然に調和させることができるようになるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガードレールの斜視図である。
【図2】本発明のガードレールの正面図である。
【図3】本発明のガードレールの一部開口上面図であ
る。
【図4】本発明のガードレールの縦断側面図である。
【図5】本発明のガードレールを構成する中接続金具
(接続金具)の正面図である。
【図6】本発明のガードレールを構成する副接続金具
(接続金具)の正面図である。
【図7】本発明のガードレールを構成する端接続金具
(接続金具)の正面図である。
【図8】本発明のガードレールを構成するキャップの正
面図である。
【符号の説明】
10 ガードレール 11 ビーム材 12 主ビーム材 12A 貫通孔 13 端ビーム材 13A 貫通孔 14 キャップ 14A 嵌合孔 15 支柱 16 ワイヤーロープ 17 張力調整具 18 接続金具 18A 中接続金具 18B 副接続金具 18C 端接続金具 19 ボルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔で立設された木製の支柱と、こ
    の支柱間に渡って設けられた木製のビーム材と、このビ
    ーム材内に設けられた金属製の芯材と、この芯材と前記
    支柱とを接続する接続金具とを備えたことを特徴とする
    ガードレール。
  2. 【請求項2】 芯材は鋼製のワイヤーから構成されてお
    り、端部に位置する支柱に接続された接続金具間に渡っ
    て張架されていることを特徴とする請求項1のガードレ
    ール。
  3. 【請求項3】 ワイヤーの端部には張力調整機構を設け
    たことを特徴とする請求項2のガードレール。
  4. 【請求項4】 ビーム材の中心部には芯材を挿通するた
    めの通路を備え、この通路はビーム材の両端において開
    口し、木製のキャップにて閉塞されていることを特徴と
    する請求項1、請求項2又は請求項3のガードレール。
  5. 【請求項5】 ビーム材の両端部には接続金具が取り付
    けられる嵌合孔を設けたことを特徴とする請求項1、請
    求項2又は請求項3のガードレール。
  6. 【請求項6】 ビーム材の両端部には支柱に接続する接
    続金具の引出溝を設けたことを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3又は請求項5のガードレール。
JP10029098A 1998-03-27 1998-03-27 ガードレール Pending JPH11280032A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10029098A JPH11280032A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 ガードレール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10029098A JPH11280032A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 ガードレール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11280032A true JPH11280032A (ja) 1999-10-12

Family

ID=14270060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10029098A Pending JPH11280032A (ja) 1998-03-27 1998-03-27 ガードレール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11280032A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071034A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Nkc Kk 道路用防護柵
CN105887731A (zh) * 2016-04-26 2016-08-24 杜玲玲 道路安全隔离栏
CN106049274A (zh) * 2016-08-05 2016-10-26 晋江市斯家明日用品有限公司 一种护栏高度可调的桥梁
CN106049273A (zh) * 2016-08-05 2016-10-26 吴扬华 一种市政桥梁的新型护栏
CN106245523A (zh) * 2016-08-05 2016-12-21 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且太阳能供电的桥梁
CN106284067A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且提高安全性的桥梁
CN106284068A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 晋江市斯家明日用品有限公司 一种护栏可升降且防超程的桥梁
CN106284065A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且节能环保的桥梁
CN106284066A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且可靠的桥梁
US10102613B2 (en) 2014-09-25 2018-10-16 Google Llc Frequency-domain denoising
JP2019513197A (ja) * 2016-02-23 2019-05-23 エンベー ベカルト ソシエテ アノニムNV Bekaert SA エネルギ吸収組立体

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010071034A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Nkc Kk 道路用防護柵
US10102613B2 (en) 2014-09-25 2018-10-16 Google Llc Frequency-domain denoising
JP2019513197A (ja) * 2016-02-23 2019-05-23 エンベー ベカルト ソシエテ アノニムNV Bekaert SA エネルギ吸収組立体
CN105887731A (zh) * 2016-04-26 2016-08-24 杜玲玲 道路安全隔离栏
CN106284068A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 晋江市斯家明日用品有限公司 一种护栏可升降且防超程的桥梁
CN106284067A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且提高安全性的桥梁
CN106245523A (zh) * 2016-08-05 2016-12-21 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且太阳能供电的桥梁
CN106284065A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且节能环保的桥梁
CN106284066A (zh) * 2016-08-05 2017-01-04 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且可靠的桥梁
CN106049274B (zh) * 2016-08-05 2017-10-10 晋江市斯家明日用品有限公司 一种护栏高度可调的桥梁
CN106245523B (zh) * 2016-08-05 2018-02-09 晋江市斯家明日用品有限公司 一种具有可升降护栏且太阳能供电的桥梁
CN106049273B (zh) * 2016-08-05 2018-03-20 永春县达埔文雅家庭农场 一种市政桥梁的护栏
CN106049273A (zh) * 2016-08-05 2016-10-26 吴扬华 一种市政桥梁的新型护栏
CN106049274A (zh) * 2016-08-05 2016-10-26 晋江市斯家明日用品有限公司 一种护栏高度可调的桥梁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11280032A (ja) ガードレール
JP4767881B2 (ja) 柵のビーム取付構造
ATE184942T1 (de) Schutzplankenanordnung
KR101128216B1 (ko) 교량용 방풍벽
KR102022286B1 (ko) 방호성능이 우수한 디자인형 울타리
KR101742479B1 (ko) 비닐하우스용 보강 구조물
KR101946494B1 (ko) 데크로드 난간
KR20080104647A (ko) 내충격 디자인 펜스
KR102057298B1 (ko) 개량형 조립식 안전난간
KR200350282Y1 (ko) 조립식 지주가 구비된 펜스
EP3342961B1 (en) Lamp post
KR101782970B1 (ko) 데크로드 난간
JP3013917B2 (ja) 防護柵
KR101573821B1 (ko) 두겁대의 설치가 용이한 목재형 데크로드 난간
KR200175483Y1 (ko) 방호책용 보강 파이프
JP3624381B2 (ja) ガードレール構造
KR200459182Y1 (ko) 안전지주 설치대
JP3106390U (ja) 雪崩防止柵
JPS5911535Y2 (ja) バルコニ−・手摺り等の格子組立構造
JP2000027135A (ja) 防護柵のビーム取付構造
DE4327295A1 (de) Zweirad-Parkbefestigung
JP2958254B2 (ja) 防護柵
JP4783690B2 (ja) 防護柵の横桟支持具
JPS5923048Y2 (ja) 車歩道兼用高欄
JPH0242730Y2 (ja)