JPH11278193A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH11278193A
JPH11278193A JP10084701A JP8470198A JPH11278193A JP H11278193 A JPH11278193 A JP H11278193A JP 10084701 A JP10084701 A JP 10084701A JP 8470198 A JP8470198 A JP 8470198A JP H11278193 A JPH11278193 A JP H11278193A
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airbag
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Michitaka Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグ装置に備えるスイッチ装置を強固
に保持する。エアバッグの展開に伴いスイッチ装置を円
滑に展開させる。 【解決手段】 エアバッグ14を固定したベースプレート
11の周壁部11b の外周側に、カバー体21の取付片部32を
嵌合する。この取付片部32の外周側に、バンド20を嵌合
する。バックアッププレート17の載置部41にメンブレン
スイッチ16を取り付け、スイッチ装置18を構成する。メ
ンブレンスイッチ16を、折り畳んだエアバッグ14とカバ
ー体21との間に配置する。バックアッププレート17の取
付部42に、内側挟持部45と外側挟持部47とを形成する。
内側挟持部45を、ベースプレート11とカバー体21との間
に挟持する。外側挟持部47を、カバー体21とバンド20と
の間に挟持する。バックアッププレート17を柔軟な素材
で形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホーンスイッチな
どのスイッチを備えたエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の運転者を衝突の衝撃など
から保護するために、ステアリングホイールのボス部に
備えられたエアバッグ装置が知られている。このエアバ
ッグ装置は、ガスを噴射するインフレータと、折り畳ま
れて収納された袋状のエアバッグと、このエアバッグを
覆うカバー体と、これらインフレータ、エアバッグ、お
よびカバー体などを取り付けたベースプレートとを備え
ている。そして、このエアバッグ装置は、車両の衝突を
検出すると、インフレータからガスを噴射し、エアバッ
グの膨張の圧力によりカバー体を所定のテアラインで破
断して扉状に展開させ、カバー体からエアバッグを突出
させた上、乗員の前方に膨張展開させるようになってい
る。
【0003】また、従来より、ボス部に配置したパッド
体にはホーンなどを吹鳴させるためのスイッチが組み込
まれており、エアバッグ装置を装着した車両において
も、ボス部に位置するエアバッグ装置のカバー体にスイ
ッチを組み込むことにより、操作性の向上が図られる。
【0004】一方、カバー体には、エアバッグが膨張突
出するための扉片部が形成されるため、この扉片部の形
成および回動すなわち円滑な展開に影響を与えることな
く、さらに、適度な操作感でオンオフ動作が可能なスイ
ッチ機構が求められている。
【0005】この点、例えば、特開平8−282421
号公報に記載されたエアバッグ装置が知られている。そ
して、この構成は、フィルム状スイッチの裏面を硬質プ
レートで支持したスイッチアッセンブリを備え、このス
イッチアッセンブリをカバー体の裏面に沿って配置して
いる。そして、スイッチアッセンブリの基端部は、ベー
スプレートとカバー体との間に挟持され、これらの部材
とともにリベットで共締めされている。また、スイッチ
アッセンブリの先端側に配置されたフィルム状スイッチ
は、カバー体と折り畳んだエアバッグとの間に配置さ
れ、カバー体を押動した際に、このカバー体を介してフ
ィルム状スイッチを押動し、回路を閉じるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、膜
状スイッチの裏面を支持体で支持した構成においては、
支持体は、エアバッグ装置の動作時に円滑に展開する柔
軟性が求められる一方、ベースプレートなどに強固に保
持するための強度が必要で、相反する特性を両立する材
質の利用などが必要で、製造コストの低減が困難である
問題を有している。特に、リベットを用いて支持体を保
持する構成では、このリベットが貫通する取付孔の部分
に応力が集中しやすく、強度を向上する必要がある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、スイッチ装置を強固に保持でき、エアバッグの円
滑な展開も可能であるとともに、製造コストを低減でき
るエアバッグ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、膨張展開するエアバッグと、このエアバッグ
を覆う変形可能かつ展開可能な被覆部および略筒状の取
付片部を備えたカバー体と、前記取付片部の内周側に嵌
合される支持部材と、前記取付片部の外周側に嵌合され
る略筒状の保持部材と、前記カバー体の被覆部と前記エ
アバッグとの間に配置された膜状のスイッチ本体と、こ
のスイッチ本体の前記エアバッグ側を支持するスイッチ
支持部、およびこのスイッチ支持部から延設され、前記
取付片部と前記支持部材との間および前記取付片部と前
記保持部材との間の少なくとも一方に挟持して保持され
る取付部を備えたスイッチ支持体とを具備したものであ
る。
【0009】そして、この構成では、カバー体の被覆部
を押動すると、この被覆部を介してスイッチ本体が押圧
され、このスイッチ本体の少なくとも一部が変形された
状態でスイッチが閉成される。そして、スイッチ本体
は、エアバッグ側を支持体のスイッチ支持部に支持さ
れ、操作感が向上する。また、エアバッグにガスが流入
すると、このエアバッグが膨張展開する圧力により被覆
部が所定の位置で破断するなどして展開し、エアバッグ
の突出口を形成する。この際、スイッチ支持体の取付部
は、取付片部に内外から嵌合する支持部材および保持部
材の間に挟持して保持されるため、三重の環に挟まれて
確実に保持されるとともに、応力が一部分に集中せず広
く分散される。そこで、スイッチ支持体の剛性を必要以
上に高める必要がなく、柔軟な部材を用いることが可能
になり、製造コストが低減可能になるとともに、エアバ
ッグの円滑な展開を妨げない。
【0010】請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、取付部は、取付片部
と支持部材との間に挟持される内側挟持部と、前記取付
片部と保持部材との間に挟持される外側挟持部とを具備
したものである。
【0011】そして、この構成では、取付部は、三重の
環により構成される二重の隙間でそれぞれ挟持され、確
実に保持される。
【0012】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
2記載のエアバッグ装置において、取付片部は、内周側
と外周側とに連通する挿通部を備え、取付部は、前記挿
通部を挿通して内側挟持部と外側挟持部とを連結する連
結部を備えたものである。
【0013】そして、この構成では、取付部の強度が向
上するとともに、取付部が取付片部に対して位置決めさ
れ、組み立て時の作業が容易になるとともに、エアバッ
グ装置の作動時にも強固に保持される。
【0014】請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置において、取
付片部と取付部とを係合する係合手段を備えたものであ
る。
【0015】そしてこの構成では、係合手段により取付
部が取付片部に強固に保持される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】図2において、1は自動車のステアリング
ホイールで、このステアリングホイール1は、ステアリ
ングホイール本体2と、このステアリングホイール本体
2の乗員側に装着されたセンターパッドであるエアバッ
グ装置(エアバッグモジュール)4となどから構成され
ている。なお、ステアリングホイール1は、通常傾斜し
た状態で備えられるステアリングシャフトに取り付けら
れるものであるが、以下、エアバッグ装置4の正面側と
なる乗員側を上側、エアバッグ装置4の底面側となる車
体側を下側として説明する。
【0018】そして、ステアリングホイール本体2は、
円環状をなすリム部5と、このリム部5の内側に位置す
るボス部6と、これらリム部5およびボス部6を連結し
た4本のスポーク部7とから構成されている。また、ボ
ス部6の車体側となる下部には、図示しないステアリン
グシャフトに嵌着されるボスが設けられているととも
に、このボスに、ボスプレートが溶接などして一体に取
り付けられている。そして、このボスプレートに、スポ
ーク部7の芯金が接続され、このスポーク部7の芯金
に、リム部5の芯金が接続されている。さらに、これら
リム部5の芯金の外周部と、スポーク部7の芯金のリム
部5側の部分の外周部とには、軟質の発泡ポリウレタン
樹脂などからなる表皮部8が形成されている。
【0019】また、エアバッグ装置4は、ボス部6の上
側に装着され、図1ないし図5に示すように、支持部材
としてのベースプレート11に、インフレータ12、エアバ
ッグ14、リテーナ15、膜状のスイッチ本体としてのメン
ブレンスイッチ16およびスイッチ支持体としてのバック
アッププレート17を備えたスイッチ装置18、保持部材と
してのバンド20、およびカバー体21などを取り付けて構
成されている。
【0020】そして、ベースプレート11は、アルミニウ
ム合金、マグネシウム合金などのダイカスト成形体で、
平面略矩形状をなす上板部11a と、この上板部11a の周
縁部から下方に向かう略四角筒状の周壁部11b とが形成
されている。また、この上板部11a には、中央部に円孔
状をなすインフレータ取付孔11c が形成されているとと
もに、このインフレータ取付孔11c の周囲に位置して、
複数のボルト通孔11dが形成されている。さらに、周壁
部11b には、両側一対のブラケット取付部11fが形成さ
れ、このブラケット取付部11f の内側にナット11g が一
体に取り付けられている。さらに、周壁部11b の外周側
には、所定間隔で複数の係止突部11h が突設されてい
る。さらに、前側の周壁部11b には、両側方向を長手方
向とする係止孔11i が形成されているとともに、後側の
周壁部11b には、内側すなわち前側に凹設された凹設部
11j が形成されている。そして、このベースプレート11
は、ブラケット取付部11f のナット11g に螺合するボル
トにより、ステアリングホイール本体2のボスプレート
に設けた両側一対のブラケットに固定されるようになっ
ている。なお、このベースプレート11は、鉄板などの金
属の板材をプレスし、打ち抜きなどして形成することも
できる。
【0021】また、インフレータ12は、図3に示すよう
に、略円柱状のインフレータ本体12a を備え、このイン
フレータ本体12a の上側部に、ガスを噴射するガス噴射
口12b が所定の間隔で放射状に形成されている。そし
て、このインフレータ本体12aからは、外周側に向かう
取付用のフランジ部12c が突設され、このフランジ部12
c に、複数のボルト通孔が形成されている。さらに、イ
ンフレータ本体12a の内部には、インフレータ本体12a
の下側から導出されたリード線に接続された起動部が設
けられているとともに、この起動部の周囲を取り囲むよ
うにして、薬剤ペレットが充填されており、起動部に電
気エネルギを与えることにより、薬剤ペレットの反応を
開始させ、瞬時に大量の不活性ガス、例えば窒素ガスを
発生させ、ガス噴射口12b から噴出するようになってい
る。
【0022】一方、エアバッグ14は、図1および3に示
すように、織布などから構成される2枚の同じ外形の円
形の基布を重ねて外周を縫合するなどして袋状に形成さ
れている。また、エアバッグ14の下面中央部には、イン
フレータ12の上半部が挿入される円孔状の開口部14a が
設けられ、この開口部14a の周囲に位置して、複数のボ
ルト通孔14b が形成されているとともに、開口部14a か
ら離間した位置に、図示しない脱気口が形成されてい
る。さらに、開口部14a および脱気口の近傍には、それ
ぞれ必要に応じて円環状の補強布が重ねられ、一体的に
縫合して強化されている。
【0023】また、リテーナ15には、環状をなすベース
部15a と、このベース部15a の内周の縁部から上側に略
釣り鐘状に延設された膨出部15b とが一体または別体に
組み合わせて形成されている。そして、このベース部15
a は、平面の外形は角部を丸めた矩形状で、内側が円形
に開口されているとともに、このベース部15a の平面状
の部分には、図示しない複数の通孔が等間隔に形成さ
れ、これら通孔に、それぞれ上側から取付ボルト15c が
挿入され点溶接などにより一体的に固着されている。ま
た、各取付ボルト15c には、それぞれ図示しないナット
が下側から螺合されるようになっている。一方、膨出部
15b には、ベース部15a から上側に延設された円筒部15
d と、この円筒部15d の上側に延設され上方に径小とな
る截頭円錐状の截頭円錐部15e と、この截頭円錐部15e
の上面を閉塞する上板部15f とが形成されている。そし
て、この膨出部15b の円筒部15d の内側に、インフレー
タ本体12a の上半部が収容されるとともに、円筒部15d
から截頭円錐部15e にかけて、複数のガス挿通口15g が
形成されている。
【0024】そして、カバー体21は、図1ないし図5に
示すように、軟質の熱可塑性エラストマーなどの合成樹
脂にて一体に射出成形などして形成され、ステアリング
ホイール本体2のボス部6およびスポーク部7の一部を
覆う被覆部31と、この被覆部31の裏面から下側に突設さ
れた略角筒状をなす取付片部32とを有している。
【0025】そして、このカバー体21の被覆部31の表面
(上面)は、4本のスポーク部7を覆う表皮部8と造型
的に調和して、前後方向および両側方向に湾曲した曲面
を組み合わせて構成されている。また、このカバー体21
の被覆部31の裏面(下面)は、取付片部32の内側に位置
し、平面略H字状をなして凹設され、被覆部31の他の部
分より脆弱な、破断部としてのテアライン36が形成され
ている。すなわち、このテアライン36は、両側方向を長
手方向する横断部36a と、この横断部36a の両端部に連
設されて取付片部32の内側に沿って伸びる両側一対の縦
断部36b とを備え、エアバッグ14の膨張時に、被覆部31
がこのテアライン36に沿って開裂し、前後に回動して展
開する前後一対の扉片部が形成されるようになってい
る。なお、このテアライン36の横断部36a は、被覆部31
の中央部よりも車両に対する後側(乗員に対する手前
側)に偏位し、直線状あるいは手前側に湾曲して形成さ
れている。また、各縦断部36b の端末部36c は、先端部
が縦断部36b と平行になるように反転され、扉片部の形
成時に、テアライン36以外の部分に破断が伝播すること
を防止している。
【0026】さらに、前側の扉片部の裏面側には、スイ
ッチ配設部が形成されている。そして、このスイッチ配
設部は、例えば略楕円状に凹設して薄肉に形成され、上
下方向に弾性変形可能なホーンスイッチ操作部となって
いる。さらに、このスイッチ配設部からは、下側に向か
って多数の突起38が突設されている。また、これら突起
38は、中央部から前後方向および両側方向に沿って略放
射状に配置され、さらに、これら突起38の先端部を連接
した仮想面は、必要に応じて、円筒面あるいは平面など
に設定されている。
【0027】一方、カバー体21の取付片部32は、ベース
プレート11の周壁部11b の外側に嵌合する略角筒状をな
し、この取付片部32には、周壁部11b の各係止突部11h
が係合する角孔状の係止孔32a が所定間隔で複数形成さ
れているとともに、前部の内面側には、周壁部11b の係
止孔11i に係合する係止突部32b が形成されている。ま
た、取付片部32の両側部には、周壁部11b のブラケット
取付部11f に対向した取付部用切欠部32c が形成されて
いる。さらに、取付片部32の後側部には、凹設部11j に
対向して、係合手段を構成する角孔状の一対の支持体用
係止孔32d が形成されているとともに、上下方向を長手
方向とし下端を開口した挿通部としてのスリット32e が
形成されている。また、これらスリット32e の上端部
は、外側下方に向かって傾斜する傾斜面となっている。
【0028】また、バンド20は、保持帯、帯状プレート
などとも呼ばれるもので、リボン状の鉄板をリング状に
曲げ端末を重ねて溶接し、カバー体21の取付片部32の外
周部に面状に密着して嵌合する筒状をなすバンド本体部
20a が形成されている。そして、このバンド本体部20a
の上端部に沿って、外周側に拡開するテーパ部20b が形
成されている。また、このバンド本体部20a の両側部に
は、周壁部11b のブラケット取付部11f に対向した通孔
20c が形成されている。さらに、バンド本体部20a の前
後の両側部には、対応する取付片部32の後側の係止孔32
a およびバックアッププレート17の係合孔47a とに係合
する係合部20d がそれぞれ切り起こしなどして係合する
係合部20d がそれぞれ切り起こしなどして内側に突設さ
れている。さらに、各係合部20d の下方に位置して、内
側に突出し、取付片部32の下端に当接する係止片が20e
がバンド本体部20a から延設されている。なお、このバ
ンド20は、アルミニウム合金、マグネシウム合金などの
軽合金を利用し、ダイカスト成形、または押し出し、引
き抜き形成などにて形成することもできる。
【0029】そして、これらベースプレート11、カバー
体21、およびバンド20により、エアバッグ14が膨脹可能
に折り畳まれて収納される容器体が構成されている。
【0030】また、メンブレンスイッチ16は、薄膜スイ
ッチとも呼ばれるもので、自動車のホーンスイッチを構
成するもので、弾性的に変形可能なあるいは可撓性を有
する平面楕円状の板状、すなわち薄膜状、シート状、面
状をなすスイッチ部16a を備えている。そして、このス
イッチ部16a は、互いに重ね合わされた一対のポリエス
テル樹脂フィルム体であるポリエチレンテレフタレート
(PET)樹脂などからなるシートを備え、これらシー
トの相対向する面には、環状をなす銅箔などの導電膜が
貼着などされ接点が形成されている。さらに、これら導
電膜同士の間には、シリコーンラバーなどの圧縮変形可
能なスペーサがドット状に一定の間隔で印刷などして配
列され、力が加わっていない状態で導電膜同士が離間
し、スイッチ部16a を押圧した状態で、導電膜同士が接
触してスイッチ(回路)が閉成されるようになってい
る。また、スイッチ部16a の一端には端子部16b が設け
られ、各導電膜にそれぞれリード線16c が1本ずつ接続
され、このリード線16c の端部に設けたコネクタを介し
て、さらに、図示しないケーブル用リール装置を介し
て、車体側のホーン回路に接続されるようになってい
る。さらに、このスイッチ部16a の中央部には、円孔状
の取付孔16d が形成されている。
【0031】一方、バックアッププレート17は、オレフ
ィン系、スチレン系、エステル系などの各種熱可塑性エ
ラストマーを射出成形などして、所定の剛性と柔軟性と
を有する板状に一体に形成されている。そして、このバ
ックアッププレート17は、スイッチ部16a と相似形の平
面略楕円状をなすスイッチ支持部としての載置部41と、
この載置部41の一端から平面略T字状をなして一体に延
設された取付部42とを備えている。
【0032】そして、載置部41の中央部には、取付孔41
a が形成されており、載置部41上にスイッチ部16a を載
置し、取付孔16d ,41a 同士を互いに位置合わせした状
態で、この取付孔16d ,41a に挿入された固着手段であ
る固着具としてのリベット44により、メンブレンスイッ
チ16が載置部41に取り付けられて支持されている。な
お、このメンブレンスイッチ16を載置部41に取り付ける
作業は、図1に示すように、まず、取付孔16d ,41a 同
士を互いに位置合わせした状態で、上側からリベット44
を挿入し、トリガー44a を引き胴部44b を外周側に拡開
させて、この胴部44b とフランジ部44c との間で、メン
ブレンスイッチ16と載置部41とを挟持するようになって
いる。なお、載置部41の上面は、平面状とするほか、ス
イッチ部16a のスペーサのパターンなどに合わせて、放
射状あるいは同心円状などの複数のリブを形成してもよ
い。また、メンブレンスイッチ16と載置部41とはリベッ
ト44以外の固着具を用いて固着し、また、熱溶着、接着
などの方法を用い、あるいは、載置部41に、メンブレン
スイッチ16を係合保持する係合保持部を一体に形成する
こともできる。
【0033】また、バックアッププレート17の取付部42
は、載置部41から延設された平面矩形板状の内側挟持部
45と、この内側挟持部45の両側部に連結部46,46を介し
て延設された平面矩形板状の外側挟持部47,47とを備え
ている。そして、内側挟持部45の先端部近傍には、表面
側に向かい、係合手段を構成する第1の係合部としての
両側一対の係合突起45a が突設されているとともに、内
側挟持部45の延設方向に沿って、表面の中央にコード案
内部である溝部45b が凹設されている。また、外側挟持
部47は、両側の端部に向かうにつれて厚さ寸法が小さく
なるように形成されているとともに、第2の係合部とし
ての角孔状をなす係合孔47a が形成されている。さら
に、連結部46は、内側挟持部45から略垂直状をなして表
面側に突設され、内側挟持部45の表面と、外側挟持部47
の裏面との間の離間寸法が、カバー体21の取付片部32の
厚さ寸法とほぼ等しく形成されている。また、この連結
部46の載置部41側の端部は、載置部41側に向かって高さ
寸法が小さくなる傾斜面部46a となっている。
【0034】次に、このエアバッグ装置4の組み立て工
程を説明する。
【0035】まず、中央部の一点でスイッチ部16a を載
置部41に固着し、メンブレンスイッチ16をバックアップ
プレート17に取り付けて、スイッチ装置18を構成する。
【0036】次に、図5に示すように、このスイッチ装
置18をカバー体21に取り付ける。すなわち、カバー体21
の被覆部31の裏面にメンブレンスイッチ16を配置し、取
付片部32のスリット32e に連結部46を下側から挿入し、
傾斜面部46a をスリット32e上端の傾斜面に当接する。
この状態で、取付片部32の内側に、内側挟持部45が密着
し、この内側挟持部45から突設した係合突起45a が支持
体用係止孔32d に係合して抜け止めされるとともに、取
付片部32の外側に、外側挟持部47が密着し、位置決めし
て保持され、さらに、係合孔47a が所定の位置に配置さ
れる。また、この時、2本のリード線16c を溝部45b に
配置して下方に導出する。
【0037】一方、エアバッグ14をベースプレート11に
取り付けるために、リテーナ15を開口部14a からエアバ
ッグ14の内側に挿入し、エアバッグ14のボルト通孔14b
にそれぞれ取付ボルト15c を挿入する。すると、エアバ
ッグ14の開口部14a とリテーナ15のベース部15a 内周側
の縁部とが位置合わせされる。続いて、エアバッグ14か
ら突出した取付ボルト15c を、上側からベースプレート
11のボルト通孔11d に挿入すると、ベースプレート11の
インフレータ取付孔11c が、エアバッグ14の開口部14a
に位置合わせされる。そこで、この状態で、リテーナ15
とベースプレート11との間にエアバッグ14が挟持して仮
固定される。
【0038】続いて、例えば、エアバッグ14をリテーナ
15の膨出部15b の外周部に花弁状に巻き付けるようにし
て、エアバッグ14をベースプレート11の上板部11a の外
周形状内に収まるように折り畳む。この時、エアバッグ
14は、膨出部15b の上板部15f 上には一枚程度のみ基布
が位置するようにし、他の部分は、膨出部15b の周囲に
折り畳む。
【0039】そして、折り畳んだエアバッグ14を取り付
けたベースプレート11に、スイッチ装置18を取り付けた
カバー体21を被せる。すなわち、ベースプレート11の周
壁部11b の外周に、カバー体21の取付片部32を嵌合す
る。この状態で、周壁部11b の係止突部11h が取付片部
32の各係止孔32a に係合するとともに、取付片部32の係
止突部32b が周壁部11b の係止孔11i に係合して抜け止
めされる。さらに、この状態で、スイッチ装置18のバッ
クアッププレート17の内側挟持部45は、ベースプレート
11の周壁部11b の凹設部11j と、カバー体21の取付片部
32との間に挟持される。また、この状態で、メンブレン
スイッチ16は、カバー体21のホーンスイッチ操作部と、
リテーナ15の上板部15f 上のエアバッグ14上との間に位
置する。
【0040】次いで、カバー体21の取付片部32の外周部
に、バンド20を圧入して嵌合する。そして、バンド20の
係止片20e が取付片部32の下端に当接した状態で、バン
ド20の前側の係合部20d が取付片部32の係止孔32a に外
側から係合して抜け止めされる。さらに、この状態で、
スイッチ装置18のバックアッププレート17の外側挟持部
47は、カバー体21の取付片部32とバンド20との間に挟持
されるとともに、バンド20の後側の係合部20d が外側挟
持部47の係合孔47a に外側から係合して抜け止めされ
る。
【0041】さらに、ベースプレート11の裏面側から、
インフレータ12のインフレータ本体12a を、インフレー
タ取付孔11c を介してエアバッグ14の開口部14a に挿入
し、膨出部15b 内に配置するとともに、ベースプレート
11の下側に突出した取付ボルト15c をフランジ部12c の
ボルト通孔に挿入し、ナットにて締め付け固定すること
により、図3に示すように、エアバッグ装置4が組み立
てられる。
【0042】そして、このエアバッグ装置4は、ベース
プレート11のブラケット取付部11fを、ステアリングホ
イール本体2のブラケットにボルトにて固定して、ステ
アリングホイール本体2に固定されるとともに、メンブ
レンスイッチ16のリード線16c に接続されたコネクタを
ワイヤハーネスなどを介してケーブル用リール装置ある
いはスリップリング装置などに接続することにより、メ
ンブレンスイッチ16が車体側に設けたホーン装置の回路
に接続される。
【0043】そして、カバー体21の被覆部31のホーンス
イッチ操作部を指などにて押圧(押動)すると、このホ
ーンスイッチ操作部が下方に湾曲して弾性変形する。す
ると、ホーンスイッチ操作部の裏面に設けた突起38が、
バックアッププレート17に下面を支持されたメンブレン
スイッチ16の上面を押圧して厚さ寸法を圧縮するように
変形させ、カバー体21の突起38とバックアッププレート
17の載置部41との間で挟持し、相対向する導電膜が互い
に接触した状態で、回路が閉じ、ホーンが吹鳴される。
【0044】また、自動車が衝突した際などには、図示
しない衝突診断ユニットからの信号によりインフレータ
12の点火器が起動され、充填した推進薬を反応させるこ
とにより、インフレータ12の周面に形成されたガス噴射
口12b およびリテーナ15の円筒部15d に形成されたガス
挿通口15g を介して、エアバッグ14の内部に窒素ガスな
どの不活性ガスが急速に噴射されて、折り畳まれたエア
バッグ14が急激に膨張する。すると、このエアバッグ14
の膨張の圧力により、カバー体21の被覆部31がテアライ
ン36に沿って略H字状に開裂し、前後一対の扉片部が形
成される。さらに、これら扉片部が前後に回動するとと
もに、メンブレンスイッチ16を取り付けたバックアップ
プレート17が前側に回動して、エアバッグ14の突出口が
形成され、この突出口からエアバッグ14が突出して、乗
員の前側に膨張展開し、衝突の衝撃を緩和するようにな
っている。
【0045】そして、本実施の形態によれば、カバー体
21の被覆部31のホーンスイッチ操作部を押動することに
より、被覆部31を介してメンブレンスイッチ16を押圧
し、スイッチ部16a の少なくとも一部を圧縮するように
変形させて、相対向する導電膜が互いに接触した状態
で、回路を閉じ、ホーンを吹鳴させることができる。
【0046】また、筒状のバンド20を用いることによ
り、ベースプレート11、カバー体21、およびスイッチ装
置18を互いに強固に固定できるため、リベットを多用す
る構成に比べて、部品点数を削減し、組み立て作業性を
良好にして、製造コストを低減できる。
【0047】さらに、スイッチ装置18のバックアッププ
レート17は、取付部42の内側挟持部45がベースプレート
11とカバー体21との間に挟持され、外側挟持部47がカバ
ー体21とバンド20との間に挟持されるため、互いに嵌合
して締め付けられる三重の筒の内外側の間隙に面状に挟
んで強固かつ確実に保持できるとともに、リベットを用
いる場合に比べて、エアバッグ14の展開時に加わる応力
の集中やたわみを抑制できる。そこで、柔軟性のある材
料を選択してバックアッププレート17を構成でき、バッ
クアッププレート17を円滑に展開させて、エアバッグ14
を円滑に展開できるとともに、特殊な材料を用いる必要
がなく、製造コストを低減できる。このようにして、ス
イッチ装置18の取付強度とエアバッグ14の展開特性とを
両立できる。
【0048】そして、バックアッププレート17の取付部
42に内側挟持部45と外側挟持部47とを連結する連結部46
を設け、カバー体21のスリット32e に係合したため、取
付部42の強度を向上できるとともに、取付部42を取付片
部32に対して位置決めでき、組み立て時の作業を容易に
できるとともに、エアバッグ装置4の作動時にもバック
アッププレート17を強固に保持できる。さらに、取付部
42の係合突起45a を取付片部32の支持体用係止孔32d に
係合したため、エアバッグ装置4の作動時にもバックア
ッププレート17を強固に保持できる。加えて、連結部46
の端部を傾斜面部46a とし、この傾斜面部46a が当接す
るスリット32e の端部も傾斜させたため、エアバッグ装
置4の作動時に加わる応力を端面で面状に受け止めるこ
とができる。
【0049】また、スイッチ装置18は、メンブレンスイ
ッチ16を取り付けたバックアッププレート17の載置部41
から延設された取付部42をベースプレート11などに挟持
して支持されており、カバー体21の被覆部31には固定さ
れていないため、エアバッグ14が膨張展開してエアバッ
グ14の突出口を形成する際には、バックアッププレート
17は、載置部41および取付部42が変形しながらカバー体
21とは独立して展開し、カバー体21の扉片部の展開に影
響を与えることがない。加えて、メンブレンスイッチ16
は、バックアッププレート17に一点で固定されているた
め、バックアッププレート17自体もメンブレンスイッチ
16に影響されることなく自由に変形し展開して、カバー
体21の扉片部およびスイッチ装置18を円滑に展開させ、
エアバッグ14を迅速、円滑に膨張展開させることができ
る。
【0050】また、メンブレンスイッチ16は、バックア
ッププレート17に一点(一箇所)で固定したため、製造
工程を簡略化し、工数を低減して、製造コストを低減で
きる。さらに、メンブレンスイッチ16は、中央部をバッ
クアッププレート17に固定されているため、一点の固定
であっても安定して保持できる。
【0051】また、メンブレンスイッチ16の下面をバッ
クアッププレート17で支持したため、被覆部31のホーン
操作部を押動した際に、スイッチ部16a を効率的に変形
させ、操作荷重の軽減、応答性の向上を図り、操作感を
向上できる。なお、この時、バックアッププレート17の
硬度を、カバー体21の被覆部31の硬度以上とすることに
より、より容易に操作感を向上できる。さらに、リテー
ナ15に膨出部15b を設け、1枚の基布を介してバックア
ッププレート17の下側を支持したため、被覆部31のホー
ン操作部を押動した際に、適度な手応えを生起させ、操
作感を向上できる。
【0052】なお、上記の実施の形態では、カバー体21
のスリット32e およびバックアッププレート17の連結部
46を、上下方向を長手方向として形成したが、挿通部お
よび連結部の形状はこれに限られず、種々の構成を採る
ことができる。
【0053】例えば、図6および図7に示すように、カ
バー体21の挿通部は、両側方向を長手方向とする段部32
f とし、バックアッププレート17の連結部49は、内側挟
持部50と外側挟持部51との下端部を連結して、取付部42
を略U字状に構成することができる。また、この実施の
形態では、バンド20の後側部が凹設され、外側挟持部51
を嵌合する凹設部20f が形成されている。
【0054】また、膜状のスイッチ本体は、種々の構
成、形状を採り得るもので、例えば、クッション部材を
積層して操作感を向上し、あるいは、カバー体21の意匠
に合わせて円形状、矩形状などとしてもよい。
【0055】そして、上記の各実施の形態においては、
ステアリングホイール1に備えるエアバッグ装置4につ
いて説明したが、インストルメントパネル、座席などに
備えるエアバッグ装置についても、スイッチを設ける場
合においては、本発明を適用することができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、カバー体の被覆部を押動することにより、この被覆
部を介してスイッチ本体を押圧し、このスイッチ本体の
少なくとも一部を変形した状態でスイッチを閉成でき
る。そして、スイッチ本体は、エアバッグ側を支持体の
スイッチ支持部に支持されるため、操作感を向上でき
る。また、エアバッグにガスが流入し、このエアバッグ
が膨張展開する圧力により被覆部が所定の位置で破断す
るなどして展開し、エアバッグの突出口を形成する際、
スイッチ支持体の取付部は、取付片部に内外から嵌合す
る支持部材および保持部材の間に挟持して保持されるた
め、三重の環に挟んで確実に保持できるとともに、応力
を一部分に集中させずに広く分散できる。そこで、スイ
ッチ支持体の剛性を必要以上に高める必要がなく、柔軟
な部材を用いることが可能になり、製造コストを低減で
きるとともに、エアバッグを円滑に展開できる。
【0057】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、取付部は、取付片部と支持
部材との間に挟持される内側挟持部と、取付片部と保持
部材との間に挟持される外側挟持部とを具備したため、
取付部を、三重の環により構成される二重の隙間でそれ
ぞれ挟持して、確実に保持できる。
【0058】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項2記載の効果に加え、取付片部は、内周側と外周
側とに連通する挿通部を備え、取付部は、挿通部を挿通
して内側挟持部と外側挟持部とを連結する連結部を備え
たため、取付部の強度を向上できるとともに、取付部を
取付片部に対して位置決めでき、組み立て時の作業を容
易にできるとともに、エアバッグ装置の作動時にもスイ
ッチ支持体を強固に保持できる。
【0059】請求項4記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、係合手段
により、取付部を取付片部に強固に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】同上エアバッグ装置を備えたステアリングホイ
ールの平面図である。
【図3】同上エアバッグ装置の図2のAOOA断面図で
ある。
【図4】同上エアバッグ装置の図2のB−B断面図であ
る。
【図5】同上エアバッグ装置の組み立て工程を示す斜視
図である。
【図6】本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態を示
す分解斜視図である。
【図7】同上エアバッグ装置の一部の断面図である。
【符号の説明】
4 エアバッグ装置 11 支持部材としてのベースプレート 14 エアバッグ 16 スイッチ本体としてのメンブレンスイッチ 17 スイッチ支持体としてのバックアッププレート 20 保持部材としてのバンド 21 カバー体 31 被覆部 32 取付片部 32e 挿通部としてのスリット 32d 係合手段を構成する支持体用係止孔 32f 挿通部としての段部 41 スイッチ支持部としての載置部 42 取付部 45,50 内側挟持部 45a 係合手段を構成する係合突起 46,49 連結部 47,51 外側挟持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張展開するエアバッグと、 このエアバッグを覆う変形可能かつ展開可能な被覆部お
    よび略筒状の取付片部を備えたカバー体と、 前記取付片部の内周側に嵌合される支持部材と、 前記取付片部の外周側に嵌合される略筒状の保持部材
    と、 前記カバー体の被覆部と前記エアバッグとの間に配置さ
    れた膜状のスイッチ本体と、 このスイッチ本体の前記エアバッグ側を支持するスイッ
    チ支持部、およびこのスイッチ支持部から延設され、前
    記取付片部と前記支持部材との間および前記取付片部と
    前記保持部材との間の少なくとも一方に挟持して保持さ
    れる取付部を備えたスイッチ支持体とを具備したことを
    特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 取付部は、 取付片部と支持部材との間に挟持される内側挟持部と、 前記取付片部と保持部材との間に挟持される外側挟持部
    とを具備したことを特徴とする請求項1記載のエアバッ
    グ装置。
  3. 【請求項3】 取付片部は、内周側と外周側とに連通す
    る挿通部を備え、 取付部は、前記挿通部を挿通して内側挟持部と外側挟持
    部とを連結する連結部を備えたことを特徴とする請求項
    2記載のエアバッグ装置。
  4. 【請求項4】 取付片部と取付部とを係合する係合手段
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記
    載のエアバッグ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112433A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Delphi Korea Corp 運転席用エアバッグモジュールの結合構造
JP2012171552A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置
JP2015003551A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 タカタ株式会社 エアバッグ装置

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