JPH11277799A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH11277799A
JPH11277799A JP10354286A JP35428698A JPH11277799A JP H11277799 A JPH11277799 A JP H11277799A JP 10354286 A JP10354286 A JP 10354286A JP 35428698 A JP35428698 A JP 35428698A JP H11277799 A JPH11277799 A JP H11277799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
laser
array
laser beams
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10354286A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Kubokawa
秀二 久保川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Graphic Communication Systems Inc filed Critical Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Priority to JP10354286A priority Critical patent/JPH11277799A/ja
Publication of JPH11277799A publication Critical patent/JPH11277799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録時間の短縮を保ちつつ高密度の画像を記
録することが可能な画像記録装置を提供する。さらに、
これに加えて各レーザビームが劣化した場合でも良好な
記録画像を得る。 【解決手段】 複数のビームを1単位として出射する記
録ヘッド2と、複数のビームを1つのビームに変換し記
録媒体1上の1つのスポットに結像させるマイクロレン
ズアレイ9、10、11、13と、記録ヘッド2に記録
すべき画信号に応じて駆動電流を供給する電流駆動回路
21とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体、特に昇華性フ
ィルム、熱溶融フィルム等の記録媒体にレーザビーム光
により記録を行なう画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレーザビームを利用した画像記録
装置は、単一のレーザビームダイオード(以下LDとい
う)が出力するレーザビームをコリメータレンズで平行
光とし、これを対物レンズで記録媒体(例えば、ドラム
表面に取り付けられたフィルム等)へ集光して記録用の
レーザビームスポットを形成し、そのレーザビームスポ
ットで記録媒体を走査し、かつLDの出力を画信号に応
じて制御することにより、記録媒体への記録を行なって
いた。また、記録媒体に複数のスポットを同時に得るた
めにLDを複数個用意し、複数のレーザビームを同時に
出射するようにしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の画像記録装置
においても鮮明な画像を高速で記録することが要求され
ている。良好な解像度で高速記録を可能にするために
は、レーザビームのパワーをあげて記録時間を短縮させ
る方法が考えられる。しかしながら、従来のこの種の画
像記録装置に用いられるマルチモードレーザではレーザ
ビームのパワーを例えば500mWにした場合、発光点の
幅は50μm以上に形成されてしまう。このような幅の
レーザビームでは記録媒体に形成されるスポットの大き
さに限界があり(微小なスポットを得られない。)、ま
た、より微小なスポットを得ようとすると集光系レンズ
の構成が複雑になってしまうという課題があった。つま
り、記録時間を短縮させようとして大きなパワーのビー
ムを用いると記録媒体に形成されるスポットがある程度
大きくなってしまい高密度の記録画像を得ることが困難
になってしまうという課題があった。
【0004】また、高出力のレーザを生成するため複数
のレーザを用いた場合、その中の一つでも劣化を起こし
てしまうとレーザビームのパワーが落ちてしまい、画質
の劣化を招いてしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みて為され
たものであり、複数のレーザを用いたとしても、各レー
ザビームが劣化した場合でも、良好な記録画像を得るこ
とができる画像記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1記載の発明は、複数のレーザを
出射するレーザアレイを備えた画像記録装置において、
一つのレーザアレイから出射された複数のレーザを一つ
のスポットに変換する光学系と、前記レーザアレイに記
録すべき画信号に応じて駆動電流を供給する駆動手段
と、前記レーザアレイから出射された各レーザが正常に
出射されているか否かを検知する検知手段と、前記検知
手段がレーザの異常を検知した場合、異常のあるレーザ
の数に応じて前記駆動手段が供給する駆動電流を制御す
る制御手段を備えたものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
の構成に加え、前記制御手段は異常のあるレーザの数に
応じて前記駆動手段の駆動電流を上昇させるとともに、
駆動電流が所定値の電流値に達すると前記駆動手段の駆
動電流を停止するという構成を備えたものである。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明は、何
らかの理由により、劣化したレーザビームが発生してし
まっても正常なパワーとなるように駆動電流を制御する
ので、良好な記録画像を維持することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、レーザビ
ームの劣化したものが多くなったとしても、正常なレー
ザビームの駆動電流を極端に多くなることがないよう
に、駆動電流量の上限値になると駆動を停止させるよう
にしたので、1つのレーザビームに掛ける駆動電流が極
端に増大して記録に悪影響を及ぼすのを防止することが
できる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例による画像記録装置につい
て図面を用いて説明する。図1は本発明の画像記録装置
の概略構成図、図2は同装置における光学系の要部を示
す構成図である。これらの図において、1は画像が記録
される媒体であり、例えば、昇華性フィルムあるいは熱
溶融フィルムが用いられる。2は記録する画像に応じて
レーザビーム光を照射する記録ヘッドであり、照射する
レーザビームは光ディスク等の記録再生に用いられるシ
ングルモードレーザである。3は記録ヘッド2を記録画
像の副走査方向であるBの方向に移動させるリニアモー
タである。なお、本実施例ではリニアモータを挙げたが
ボールねじ等の構成によっても実現できる。4はドラム
16を回転駆動するドラムモータ、5は記録ヘッド2を
保持するベース、6はLDパッケージであり、複数の画
素を同時に記録できるように複数のLDアレイを備えた
ものである。さらに、本発明では各LDアレイの発光点
を複数個で構成し、各発光点全てからレーザビーム光を
出射するようにしている。なお、本実施例では7個の発
光点で構成した場合を説明する。7はレーザビーム光量
を検知するモニタフォトダイオード、8は各LDアレイ
が発する熱を放熱し、一定温度に保ためのクーラー、9
はLDアレイの各発光点から出た光を平行光にするため
のマイクロレンズアレイ、10は複数の平行光(本例で
は7つ)を1点に集光するためのマイクロレンズアレ
イ、11は1点に集光されたレーザビーム光を疑似的な
1本の平行光にするためのマイクロレンズアレイ、12
はマイクロレンズアレイ11からのレーザビーム光の間
隔を狭くするための縮小光学系、13は中間で必要とさ
れるマイクロレンズアレイ、14は微小スポットにする
ための対物レンズ、15は対物レンズ14を保護するた
めのカバーガラスである。
【0011】以上の構成による画像記録装置について以
下その動作を説明する。図3は発光点より出射されたレ
ーザビーム光が記録媒体に到達するまでの光学系を示す
図であり、また、図4、図5及び図6はLDアレイから
出射したレーザビーム光の各マイクロレンズにおける状
態を示す図である。図4から明らかなように各LDアレ
イはそれぞれ複数の発光点を有し(本実施例では7個の
発光点)、それぞれのLDアレイから出射された複数の
レーザビームが1つの画素に対応している。つまり、こ
れらの複数のレーザビームが記録媒体の1画素に対応す
る微小スポットに集光されるようになっているものであ
る。これらの発光点から一定の拡り角度をもったレーザ
ビームが出射され、マイクロレンズ9により平行光に変
換され、さらに、マイクロレンズアレイ10で1点に集
光するために変換される。この集光された複数のレーザ
ビームはマイクロレンズアレイ11で1本の平行光に変
換される(図5参照)。以下は公知の方法で記録媒体に
集光される。
【0012】なお、本実施例では同時に複数のスポット
を形成するために複数の発光点を有するLDアレイを複
数個接続させたパッケージで構成している。このような
構成を採用すると同時に複数のスポットを形成すること
が可能となり、より短時間で記録を行なうことが可能と
なる。このように複数のスポットを同時に形成するため
に本実施例ではレーザビーム縮小光学系12を備え、各
LDアレイの発光点の間隔よりも短い間隔で記録媒体上
にスポットを形成させるようにしている。つまり、マイ
クロレンズ11により変換された平行光の間隔をさらに
短くなるようにするものであり、具体的には、図6で示
すようにマイクロレンズアレイ13から出射されたレー
ザビームの間隔はマイクロレンズアレイ11より出射さ
れたレーザビームのそれよりは短いものとなっている。
このように、微細な間隔をもつレーザビームを変換する
ためには微細な表面加工が可能であるマイクロレンズア
レイが好適であり、本実施例でもレンズ9、10、1
1、13のように各レーザビームの間隔に対応する位置
に凹凸面を形成しなければならないものはマイクロレン
アレイを利用している。
【0013】ここで、本発明による画像記録装置で実験
を行なった結果、7個の発光点を持つLDアレイを利用
した場合、500mWのパワーを得るためには1つの発光
点を3μmで行なうことができ、合計21μmのレーザビ
ームで対応することが可能となる。 以上のように本発
明では記録媒体上の1つスポットに対応するレーザビー
ムを複数のレーザビームで構成したために複雑なレンズ
構成を採用することなく、高密度な画像を短時間で記録
することが可能となる。
【0014】次に、上記本発明を採用する上で、複数の
レーザビームの中で劣化したものが生じた場合、レーザ
ビームパワーが減少するために記録画像が劣化してしま
う場合がある。そこで、本実施例では上記のように劣化
したレーザビームが発生した場合にも良好な記録画像を
得るようにしたものである。これは以下のような構成を
採用することで実現できる。図7は各LDアレイに駆動
電流を与えるための回路構成を示す図であり、各LDア
レイ毎に電流駆動回路21‐1〜21‐nが備えられてい
る。22は各LDアレイからの駆動電流を検出するため
のモニタフォトダイオードであり、各LDアレイ毎にレ
ーザビームのパワーを検出する。23は各電流駆動回路
に画像信号を与えるとともにモニタフォトダイオード2
2からの検出結果に応じて各電流駆動回路を制御するC
PUである。CPU23はモニタフォトダイオード22
の駆動電流の検出結果を入力し、各レーザビームの状態
を判別する。この判別した結果、劣化したレーザビーム
があると判別された場合には各レーザビームの総和のパ
ワーが一定になるように制御するものである。すなわ
ち、図8で示すように劣化したレーザビームが1つであ
る場合には全てのレーザビームが正常の場合に比較して
駆動電流を各レーザビームの総和が正常時と同様になる
ように上げるように電流駆動回路を制御する。つまり、
劣化したレーザビームの本数に応じて駆動電流を上げる
ように制御するものである。このように、たとえ劣化し
たレーザビーム光が発生しても1つスポットに集光され
るレーザビーム光の総和は変わらないため、記録画像に
はほとんど影響されない。なお、本実施例では予め駆動
電流の最大値を設定し、駆動電流がこの最大電流値に達
すれば(所定数以上のレーザビームが劣化してしまえ
ば)上記の制御を行なうことなく、記録が不可能である
ことを利用者に通知する。これは正常なレーザビームの
数が極端に低いと1つのレーザビームにかける駆動電流
が増大し、記録に悪影響をおよぼすためである。本実施
例では7本の(従って、この7本という本数も各レーザ
ビームの適正なパワー値で決定される。)レーザビーム
のうち許容可能なエラーレーザビームの本数を3つまで
としている。
【0015】このように、たとえ複数のレーザビームの
うち何本かのレーザビームが劣化してしまってもその影
響を極力少なくし、良好な記録画像を得ることを可能に
している。
【0016】
【発明の効果】また、本発明はたとえ劣化したレーザビ
ームが発生しても正常なレーザビームの総和のパワーと
同じになるように駆動電流を供給するため、正常時と大
差のない良好な記録画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の概略構成図
【図2】本発明の画像記録装置における光学系の要部を
示す構成図
【図3】発光点より出射されたレーザビーム光が記録媒
体に到達するまでの光学系を示す図
【図4】光学系の発光点近傍位置を示す図
【図5】光学系のマイクロレンズ11近傍位置を示す図
【図6】光学系のマイクロレンズ13近傍位置を示す図
【図7】本発明の画像記録装置における各LDアレイに
駆動電流を与えるための回路構成を示す図
【図8】エラーのレーザビーム数と供給する駆動電流の
関係を示す図
【符号の説明】
1 記録媒体 2 記録ヘッド 3 リニアモータ 4 ドラムモータ 5 ベース 6 LDアレイ 8 クーラー 9 マイクロレンズアレイ 10 マイクロレンズアレイ 11 マイクロレンズアレイ 12 縮小光学系 13 マイクロレンズアレイ 14 対物レンズ 15 カバーガラス 16 ドラム 22 モニターフォトダイオード 23 CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレーザを出射するレーザアレイを
    備えた画像記録装置において、一つのレーザアレイから
    出射された複数のレーザを一つのスポットに変換する光
    学系と、前記レーザアレイに記録すべき画信号に応じて
    駆動電流を供給する駆動手段と、前記レーザアレイから
    出射された各レーザが正常に出射されているか否かを検
    知する検知手段と、前記検知手段がレーザの異常を検知
    した場合、異常のあるレーザの数に応じて前記駆動手段
    が供給する駆動電流を制御する制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は異常のあるレーザの数に
    応じて前記駆動手段の駆動電流を上昇させるとともに、
    駆動電流が所定値の電流値に達すると前記駆動手段の駆
    動電流を停止することを特徴とする請求項1記載の画像
    記録装置。
JP10354286A 1998-12-14 1998-12-14 画像記録装置 Pending JPH11277799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10354286A JPH11277799A (ja) 1998-12-14 1998-12-14 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10354286A JPH11277799A (ja) 1998-12-14 1998-12-14 画像記録装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6068401A Division JP2922113B2 (ja) 1994-04-06 1994-04-06 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11277799A true JPH11277799A (ja) 1999-10-12

Family

ID=18436528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10354286A Pending JPH11277799A (ja) 1998-12-14 1998-12-14 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11277799A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2908657B2 (ja) 半導体レーザアレイ記録装置
US7253386B2 (en) Method and apparatus for monitoring and controlling laser intensity in a ROS scanning system
JP2922113B2 (ja) 画像記録装置
KR101258167B1 (ko) 반도체 레이저 구동 방법 및 장치, 그리고 반도체 레이저의구동 전류 패턴 도출 방법 및 장치
JP2004515069A (ja) 個別にアドレス呼び出し可能なダイオードレーザーの線形アレイを有するプリンタヘッド
US8243111B2 (en) Optical disc label printer, thermosensitive recording printer and thermosensitive recording method
JP3538171B2 (ja) 光ディスク装置
US20030052960A1 (en) Image recorder and light source unit
JPH11277799A (ja) 画像記録装置
JP2008085038A (ja) 発光素子駆動方法および装置
JP2006095911A (ja) マルチビーム露光装置及びマルチビーム露光方法
JP2004087816A (ja) 光源装置および画像記録装置
US8593495B2 (en) Image forming apparatus that forms image by scanning photosensitive member with multiple beams
JP2010217353A (ja) 光源装置、光走査装置及び画像形成装置
JP7443867B2 (ja) レーザーユニット及びレーザーマーカー装置
JPS61261828A (ja) 光学式情報記録再生用光源装置
JP4107790B2 (ja) 光書込装置
JP2005181796A (ja) 画像記録装置
JPH0519197A (ja) 半導体レーザアレーを用いた光学装置
JPH06302855A (ja) 光学走査装置
JP2004142392A (ja) 画像記録方法及び装置
JP5252832B2 (ja) 露光装置及び画像形成装置
JPS61287055A (ja) 光学的記録再生装置
KR930012148B1 (ko) 광테이프의 기록 및/또는 재생장치
JP2003312029A (ja) 光記録装置