JPS61287055A - 光学的記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ等の光源を用い、これを微小径の光ス
ポットに絞り、光学的案内機能を有する光記録媒体上に
照射することによって、高密度の信号を記録再生し、か
つ−担記録した信号を消去できるように構成した光学的
に書き換え可能な記録再生装置に関するものである。

従来の技術 従来、光学的記録再生装置の１つの例として、回転する
光記録ディスクに微小ビーム径のレーザ光を照射する方
式が提案されている。この装置において、信号の記録は
、光記録ディスクに照射するレーザ光強度を記録する信
号で強度変調を行なうことによって、レーザのエネルギ
ーを利用して光記録ディスク上に所定の信号を高密度に
記録する。一方信号の再生は、光記録ディスクの信号記
録部位に一定強度のレーザ光を照射し、光記録ディスク
での反射光または透過光の変化を検出することによって
記録されている信号を再生する。

上記の光学的記録再生装置で信号を書き換えできる記録
再生装置の例として、特願昭５９−１１８５３１号明細
書に１つの例が示されている。第６図はその概略構成例
を示す。

同図で１０１は波長λ１の光を発生する記録再生用半導
体レーザを示しその出力光ビームを！で示す。

１０２は集光レンズを示し、拡がりを有する半導体レー
ザの出力光を集光して略平行など光ビームとする。１０
６は波長λ１の光を透過し、後述の波長λ２の光を反射
する光ビーム合成器、１０６はビームスプリッタ、１０
７は反射ミラーを示す。半導体レーザ１０１の光ビーム
１はこれらの光学素子を通って絞シレンズ１０８に入射
する。絞りレンズ１０８は入射する光ビームＥを絞って
光記録ディスク上の案内トラック６１上に略円形の光ス
ポラ）Ｌを作る。１０９は絞シレンズ１０８を駆動する
アクチュエータを示し、ディスクの面ぶれに対応して、
絞りレンズ１０８を光軸方向に駆動して公知のフォーカ
ス制御を行なう。またこのアクチュエータ１０９は、デ
ィスクの径方向に絞シレンズ１０８を駆動して公知のト
ラッキング制御を行なう。第６図で、１０３は波長λ２
の光ビームｍを発生する半導体レーザであり、１０４は
その集光レンズを示す。集光レンズ１０４は、半導体レ
ーザ１０３の出力光ビームｍｆ＜断面が楕円形の略平行
光に変換する。この光ビームｍは、ビーム合成器１０６
で反射されて、光ビーム！とほぼ同じ光路を通勺絞りレ
ンズ１０８に入射し、光スポットＬと同じ案内トラック
６１上に第６図で示すように、楕円形でかつその長径方
向が案内トラック６１の長手方向と一致する光スポラ）
Ｍが形成される。第６図で光記録ディスクで反射された
光は絞シレンズ１０８．ミラー１０７を通ってビームス
プリッタ１０６に入射し、光路を変更されてフィルタ板
１１１に入射する。ここでは波長λ１の光！のみが透過
し、波長λ２の光ｍは透過しないフィルタ板１１１を示
す。１１２は単レンズで反射光ビーム！を絞りビームに
変換する。１１３は反射ミラーを示し、単レンズ１１２
による絞シ光の約半分を遮りかつ反射して光検出器１１
５の方へ導びく役割シをする。１１４はフォーカス誤差
信号を検出するための二分割のフォトダイオードを示し
、単レンズ１１２のフォーカス点に配置され、分割され
た光１１の移動に対応して従来公知のフォーカス誤差信
号を検出する。１１６はトラッキング誤差信号を検出す
るための二分割フォトダイオードであシ、ミラー１１３
による反射光１２によシ従来公知のトラッキング誤差信
号を検出する。光記録ディスク上の案内トラック５１に
記録された信号は光検出器１１４または１１６よシ再生
される。１１６は、半導体レーザ１０３を駆動するレー
ザ駆動回路で案内トラック６１上に形成される長円形の
光スポラ）Ｍの強度を端子Ｑに印加する信号で制御する
。１１７は半導体レーザ１０１を駆動するレーザ駆動回
路で、案内トラック５１上に形成される略円形の光スポ
ットＬの強度を端子Ｐに印加する信号で制御する。

第６図に、第６図の案内トラック６１の部分における、
光スポラ）１．、Ｍ、の拡大図を示す。円形の光スポラ
）Ｌと、長円形の光スポラ）Ｍは、同一の案内トラック
６１上に隣接して配置される０円形の光スポット、Ｌは
、案内トラックに沿って信号の記録または再生に用いら
れ、長円形の光スポラ）Ｍは、記録されている信号の消
去に用いられる。

発明が解決しようとする問題点 上記で説明した光学的記録再生装置で、円形の光スポラ
）Ｌは、案内トラック６１に対して従来公知のトラッキ
ング制御によって追従する。−力先スポットＭは、第５
図における、レーザ光源１０３が取シつけられる機構的
精度によって、光スポラ）Ｌとの相対的位置が決められ
る。したがって装置の動作温度、環境温度の変化によっ
て、レーザ光源１０３の取付位置がずれると、ディスク
上で些スポッ）Ｍが光スポラ）Ｌに対して相対的にずれ
ることになシ、消去用の光スポラ）Ｍが案内トラック６
１の中心からずれることが生じ、結果として不完全な消
去状態が起こる欠点がある。

したがって、本発明は、光記録媒体の案内トラックに沿
って形成される複数の光スポットが、１つの案内トラッ
クに対して相対的に位置ずれを起こし、不完全な消去状
態が発生するのを防止する光学的記録再生装置を提供す
ることを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、記録再生、消去に用いる光源として、１チツ
プ上に、アレイ状に複数個の発光面を有する半導体レー
ザを用い、光学手段を用いて、各発光面の像を案内トラ
ックに沿って作る手段を備え、かつ、記録、再生、消去
の各モードに応じて、各発光面の発光の組み合せと各発
光面の出力の強さを、記録、再生、消去の各モードに応
じて制御することによって、各光スポットが案内トラッ
クに対して相対的にずれない安定な光学的記録再生装置
を提供することを目的とする。

作用 本発明では、複数発光面を有する光源の像がそのまま倍
率をかえて案内トラック上に形成されるので、光源が回
転しないかぎシ、各発光面の像は、案内トラックに対し
て相対的にずれないので安定性を向上することができる
。

実施例 第１図は本発明の一実施例における光学的記録再生装置
の構成例を示す。第２図は本発明で用いる、１チツプ上
に複数個の発光面をアレイ状に有する半導体レーザの例
を示す。第３図は、第２図の光源に対応して、第１図の
案内トラック６１に沿って形成される光スポットの分布
を示す。第４図には、ディスク上にあらかじめ記録され
ている信号を消去するときの、各光スポットの好適なパ
ワー配分の例を示す。

まず、第１図で、第６図と同じものには同じ番号符号を
付した。１００は、記録、再生、消去に用いるレーザ光
源であり、複数の発光部分または、発光面をアレイ状に
有する半導体レーザ等が用いられる。この光源１００の
光出力ビームｌは、集光レンズ１０２で集光され、ビー
ムスプリンタ１０６を通り、ミラー１０７で反射され、
絞りレンズ１０８で絞られ、光記録媒体上に設けられた
案内トラック６１に沿って、光源１ｏＯの各発光面の像
を複数個つくる。これは、光学系の光軸（勾に垂直な面
において半導体レーザ１００の取付は角度を調節するこ
とによシ実現できる。

第２図は第１図の半導体レーザ１ｏｏの発光面を光軸２
の方向からみた例を示す。Ｃは１つの半導体レーザチッ
プを示し、Ｌｌ　＋　Ｌ２　＋　ＬＳは、１つのチップ
上に設けられた独立した発光面を示す。

ｔｌ、ｔ１′は発光面Ｌ１の電極から導びかれる端子を
示し、順方向電流を流し込みその電流量を制御すること
により所望の出力パワーを得ることができる。

以降、発光面Ｌ１は、光記録媒体上の案内トラック５１
上に第３図に示す光スボッ）Ｓｌを形成し、この光スポ
ットＳ１は信号の記録、再生、消去に用いられるものと
して説明する。第２図の端子ｔ２．ｔ２′は、発光面Ｌ
２　＋　ＬＳの電極を並列に接続した端子を示し、端子
ｔ２　＋　ｔ２’に電流を流すことによシ発光面Ｌ２　
＋　ＬＳが発光する。ここでは説明の簡単のために発光
面Ｌ２．　ＬＳの各電極が並列に接続される例を示した
が、それぞれ独立に電極端子をもってもかまわない。発
光面Ｌ２　＋　ＬＳは、光記録媒体に以前から°　　記
録されている信号を消去する場合に発光面Ｌ１と連動し
て発光するものであり、第３図に示すように案内トラッ
ク５１上に、発光面Ｌ２　＋　ＬＳに対応して光スポッ
トＳ２．Ｓ３が形成される。

第２図の半導体レーザを用いる第１図に示す光学的記録
再生装置の例において、例えば、発光面Ｌ１およびこれ
が光学系で絞られ案内トラック６１上に形成される光ス
ポットＳ１は、第６図の従来例で用いられた記録再生用
の半導体レーザ１０１と同じように用いられる。すなわ
ち、光記録媒体上に信号を記録再生するときは、発光点
Ｌ１のみが光シ、他は発光しない。第３図の光記録媒体
上では光スポットＳ１で信号を記録し、再生する。この
ために、第２図に示すように発光面Ｌ１のみが独立の電
極端子ｔ１．ｔ１′を有して、独立して強度変調をかけ
られるようにする。

一方あらかじめ信号が記録されている領域を消去するに
は、まず光スポットＳ１の強度を再生レベルにして、光
記録媒体上の消去すべき領域を、あらかじめ記録されて
いるサーチ信号等を手がかシにしてサーチし、所定の消
去領域の案内トラックの所定の領域（例えば特定のセク
タ）に入ると、発光面”１　＋　”２　＋　Ｌ３がほぼ
同時に光り、案内トラック６１上では、光スポラＦ　ｓ
ｌ−Ｉ　ＳＲ＋　ＳＳのそれぞれの光強度が合成されて
、等制約に第６図Ｍに示すと同様、案内トラック６１に
沿って長円形の光エネルギーを供給することになシ、記
録薄膜に対して昇温後、徐冷する条件を与え、あらかじ
め記録されていた信号を消去することになる。

第４図には、上記のような消去を行なう場合の案内トラ
ック上における各発光スポットの好適なパワー配分（Ｐ
ｌ　＋　Ｐ２　＋　Ｐ３）の例を示す。第４図で矢印を
光記録媒体の進行方向とすると、媒体上の任意の点Ｘは
、まず、光スポットＳ１で走査され引き続いてＳＲ＋　
８５で走査される。このとき、光スポットＳ１の強度を
記録薄膜がメルテングポイント以上に加熱される光パワ
ーとし、ＳＲ１８３の強度をメルテングポイント以下に
加熱される光パワーとしておくことによって、光スポッ
トＳ１で昇温熔融した記録薄膜は、光スポラ）”２　＋
　８３でゆっくり冷やされることによシ、よシ確実に消
去が行なわれる。

第２図の実施例では、光発光面として、３ケの発光面を
有する場合について説明したが、２ケでもかまわないし
、４ケ以上でも同様の効果を得ることができるものであ
る。

以上のように、１チツプ上に複数個の発光面を有し、そ
れらの一部または全部の出力パワーが独立に制御できる
。

半導体レーザを光源として用いることによシ、第３図に
示す案内トラック６１に対して、各光スポットＳ１　＊
　ＳＲ＋　ＳＲがそれぞれ別の要因で、無作為にトラッ
クずれをすることが避けられ、動作温度や使用環境の変
動に対して安定な装置を得ることができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、光学的な記録再生
装置において、１チツプ上に、複数の発光面がアレイ状
に配置される光源を用いることにより、案内トラックに
沿って安定な光スポツト配置を得られかつ、動作温度、
使用環境の変動によっても光スポツト配置が乱されない
安定な装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
同実施例に用いる半導体レーザを示す正面図、第３図は
光記録媒体上における光スポットと案内トラックの関係
を示す図、第４図は各光スポットのパワープロフィール
の例を示す図、第６図は従来の光学的記録再生装置を示
すブロック図、第６図は第５図の光記録媒体と光スポッ
トの配置例を示す図である。 １００・旧・・レーザ光源、１ｏ２・・・・・・集光レ
ンズ、１０６・・・・・・ビームスプリッタ、１ｏ７・
・・・・・ミラー、１０８・・・・・・絞シレンズ、６
１・・・・・・案内トラック、Ｃ・・・・・・半導体レ
ーザチップ、”１　＊　Ｌ２１　Ｌ３’・・・・・・発
光面、ｔｌ　＋　ｔｌ　＋　ｔ２　＋　ｔ２・・・・・
・電極、Ｓｌ　＋　ＳＲ＋　ＳＳ・・・・・・光スポッ
ト。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ｌｌＩ２図 υｔシ 第３図 θＩ ５＋　５□５３ 第４図 第５図 第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）同一チップ上に複数の発光面をアレイ状に有する
   半導体レーザと、前記半導体レーザの各発光面の像を光
   記録媒体上の案内トラックに沿って形成する光学手段と
   を有する光学的記録再生装置。
2. （２）半導体レーザは、信号を記録または再生する時は
   １個の発光面のみ発光し、信号を消去する時は複数個の
   前記発光面が発光する特許請求の範囲第１項記載の光学
   的記録再生装置。
3. （３）半導体レーザは、走査方向とは反対側に位置する
   １個の発光面が、信号を記録、再生、または消去する時
   のいずれの場合にも発光し、残りの前記発光面が、信号
   を消去する時にのみ発光する特許請求の範囲第１項記載
   の光学的記録再生装置。