JPH11277712A - スクリ―ン印刷用ステンシルの製造 - Google Patents
スクリ―ン印刷用ステンシルの製造Info
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- JPH11277712A JPH11277712A JP3750699A JP3750699A JPH11277712A JP H11277712 A JPH11277712 A JP H11277712A JP 3750699 A JP3750699 A JP 3750699A JP 3750699 A JP3750699 A JP 3750699A JP H11277712 A JPH11277712 A JP H11277712A
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- B41C1/147—Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing by imagewise deposition of a liquid, e.g. from an ink jet; Chemical perforation by the hardening or solubilizing of the ink impervious coating or sheet
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- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/10—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
- B41C1/1066—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by spraying with powders, by using a nozzle, e.g. an ink jet system, by fusing a previously coated powder, e.g. with a laser
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Abstract
(57)【要約】
【課題】特殊な照明条件または化学線の照射を要するこ
となく、化学的手段によってステンシルを形成する。 【解決手段】 被覆フィルム製品は、支持基板3とステ
ンシル形成層1と中間剥離層2を有する。上記ステンシ
ル形成層は、異なる加水分解率を有する2種の等級のポ
リビニルアルコールの配合物である。当該ステンシル形
成層は、水での洗浄に耐えるようステンシル形成層を硬
化させる架橋剤4の滴下塗布(例えば、インクジェット
プリンタまたはプロッタを用いる。)により画像形成さ
れる。しかしながら、洗浄後に残留する硬化領域は、洗
浄されたフィルムが圧力をかけることによりスクリーン
メッシュに付着するのに十分な粘着性があり、上記支持
基板を除去した後、スクリーン印刷用スクリーンのステ
ンシル層を形成する。
となく、化学的手段によってステンシルを形成する。 【解決手段】 被覆フィルム製品は、支持基板3とステ
ンシル形成層1と中間剥離層2を有する。上記ステンシ
ル形成層は、異なる加水分解率を有する2種の等級のポ
リビニルアルコールの配合物である。当該ステンシル形
成層は、水での洗浄に耐えるようステンシル形成層を硬
化させる架橋剤4の滴下塗布(例えば、インクジェット
プリンタまたはプロッタを用いる。)により画像形成さ
れる。しかしながら、洗浄後に残留する硬化領域は、洗
浄されたフィルムが圧力をかけることによりスクリーン
メッシュに付着するのに十分な粘着性があり、上記支持
基板を除去した後、スクリーン印刷用スクリーンのステ
ンシル層を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン印刷用ス
テンシルの製造に関する。
テンシルの製造に関する。
【0002】
【関連する背景技術】スクリーン印刷用ステンシルの製
造は、一般に当業者には十分公知である。スクリーン印
刷用ステンシルを製造する一つの方法は「直接法」と呼
ばれ、スクリーンメッシュ上を液体感光性乳剤で直接被
覆する。乾燥後、スクリーン全面を、真空フレーム中の
スクリーンに接触させて固定したポジフィルムを通して
化学線で露光する。ポジの黒い部分は、乳剤へと光を透
過させないので、その領域の乳剤は硬化しない。露光さ
れた領域では、該乳剤は、硬化して不溶性になり、その
結果、適当な溶媒で洗浄した後には、非露光領域は、次
に続く印刷工程で支持体にインクを通過させる。
造は、一般に当業者には十分公知である。スクリーン印
刷用ステンシルを製造する一つの方法は「直接法」と呼
ばれ、スクリーンメッシュ上を液体感光性乳剤で直接被
覆する。乾燥後、スクリーン全面を、真空フレーム中の
スクリーンに接触させて固定したポジフィルムを通して
化学線で露光する。ポジの黒い部分は、乳剤へと光を透
過させないので、その領域の乳剤は硬化しない。露光さ
れた領域では、該乳剤は、硬化して不溶性になり、その
結果、適当な溶媒で洗浄した後には、非露光領域は、次
に続く印刷工程で支持体にインクを通過させる。
【0003】もう一つの方法は「直接/間接法」と呼ば
れ、支持体基板上にプレコートされた非感光乳剤で被覆
されたフィルムを、この平坦なフィルム上にスクリーン
メッシュを置くことにより、当該スクリーンメッシュと
接触させる。次いで、感光した乳剤を反対側から該メッ
シュを通して押し出し、かくしてスクリーンにフィルム
を積層し、同時にそのフィルムの乳剤を感光させる。乾
燥後、基板支持体を剥離し、次いでスクリーンを処理し
て直接法と同様の方法で使用される。
れ、支持体基板上にプレコートされた非感光乳剤で被覆
されたフィルムを、この平坦なフィルム上にスクリーン
メッシュを置くことにより、当該スクリーンメッシュと
接触させる。次いで、感光した乳剤を反対側から該メッ
シュを通して押し出し、かくしてスクリーンにフィルム
を積層し、同時にそのフィルムの乳剤を感光させる。乾
燥後、基板支持体を剥離し、次いでスクリーンを処理し
て直接法と同様の方法で使用される。
【0004】「間接法」では、フィルム基板を予め感光
させた乳剤で予め被覆する。この被覆フィルムに接触さ
せて固定したポジを通して、該フィルムを化学線で露光
させる。露光した乳剤を光化学的に固化した後、未露光
乳剤を洗い流す。次いで、製造したステンシルをスクリ
ーンメッシュ上に取り付け、直接法に関して前記したご
とくに印刷に使用する。
させた乳剤で予め被覆する。この被覆フィルムに接触さ
せて固定したポジを通して、該フィルムを化学線で露光
させる。露光した乳剤を光化学的に固化した後、未露光
乳剤を洗い流す。次いで、製造したステンシルをスクリ
ーンメッシュ上に取り付け、直接法に関して前記したご
とくに印刷に使用する。
【0005】「毛管直接法」では、予め被覆し、かつ、
予め感光させたフィルム基板を、メッシュの一方の表面
に、メッシュの反対表面に施した水の毛管作用により接
着させる。乾燥後、該フィルムを剥離し、次いで該スク
リーンを処理し、直接法に関して記載したごとくに使用
する。前記方法に加え、ハンドカットステンシルを用い
ることができる。ハンドカットステンシルは、必要とさ
れるステンシルデザインをフィルム基板支持体上の乳剤
被覆までカッティングすることにより製造される。カッ
トされる領域は、フィルムをメッシュに付着させる前
に、基板から取り除かれる。次いで乳剤を軟化させて、
メッシュに接着させる。乾燥後、基板を剥離する。これ
により、スクリーンは、印刷に使用可能となる。この方
法は、単純な印刷物のみに適するに過ぎない。
予め感光させたフィルム基板を、メッシュの一方の表面
に、メッシュの反対表面に施した水の毛管作用により接
着させる。乾燥後、該フィルムを剥離し、次いで該スク
リーンを処理し、直接法に関して記載したごとくに使用
する。前記方法に加え、ハンドカットステンシルを用い
ることができる。ハンドカットステンシルは、必要とさ
れるステンシルデザインをフィルム基板支持体上の乳剤
被覆までカッティングすることにより製造される。カッ
トされる領域は、フィルムをメッシュに付着させる前
に、基板から取り除かれる。次いで乳剤を軟化させて、
メッシュに接着させる。乾燥後、基板を剥離する。これ
により、スクリーンは、印刷に使用可能となる。この方
法は、単純な印刷物のみに適するに過ぎない。
【0006】上述の先行技術の方法に総じて伴う一つの
問題は、スクリーンを製造するのに多くの工程が必要で
あるということであり、そのために、スクリーンの製造
に時間がかかり、多大な労力を要することである。もう
一つの問題は、ハンドカッティングを除く何れの方法で
も、スクリーン製造工程中には、通常の照明を用いるこ
とができないということである。これはステンシル材料
が感光性を持つためである。さらに、ステンシルを露光
させるための化学線(通常は紫外線)の光源を設ける必
要がある。このことは、通常、イニシャルコスト、空間
利用率および稼働維持コストについての不利をもたら
す。
問題は、スクリーンを製造するのに多くの工程が必要で
あるということであり、そのために、スクリーンの製造
に時間がかかり、多大な労力を要することである。もう
一つの問題は、ハンドカッティングを除く何れの方法で
も、スクリーン製造工程中には、通常の照明を用いるこ
とができないということである。これはステンシル材料
が感光性を持つためである。さらに、ステンシルを露光
させるための化学線(通常は紫外線)の光源を設ける必
要がある。このことは、通常、イニシャルコスト、空間
利用率および稼働維持コストについての不利をもたら
す。
【0007】他の印刷用スクリーン製造方法も利用可能
である。CA-A-2088400(Gerber Scientific Products, I
nc.)は、所望の画像を表すデータに従って予めプログラ
ムされた態様で、ブロッキング組成物をスクリーンメッ
シュ表面上に直接噴出する方法および装置について記載
している。該ブロッキング組成物は、スクリーンメッシ
ュの領域を直接塞いで、所望のステンシルパターンを規
定する。
である。CA-A-2088400(Gerber Scientific Products, I
nc.)は、所望の画像を表すデータに従って予めプログラ
ムされた態様で、ブロッキング組成物をスクリーンメッ
シュ表面上に直接噴出する方法および装置について記載
している。該ブロッキング組成物は、スクリーンメッシ
ュの領域を直接塞いで、所望のステンシルパターンを規
定する。
【0008】EP-A-0492351(Gerber Scientific Product
s, Inc.)に記載された方法では、未露光の感光性乳剤層
をスクリーンメッシュ表面上に塗布し、印刷機構によっ
てグラフィックを乳剤層に直接インクジェット印刷し
て、スクリーンをさらに処理する前に乳剤を露光するた
めのマスクを設けるようになっている。前記の両方法
は、大きくて完全なスクリーンを取り扱う必要があるた
め、極めて特殊な装置の使用を要し、これには一定のコ
ストがかかるとともに、特にスクリーンのサイズおよび
その解像度の点における装置の限界から生じる制限が課
せられる。インクジェットプリンタは、密に配置された
インク滴を制御されたパターンで受容支持体に噴出する
ことにより作動する。インク滴のパターンを選択的に調
節することにより、インクジェットプリンタを用いて、
広範な支持体上のテキスト、グラフィックおよび画像を
はじめとする、広範な印刷物を提供することができる。
多くのインクジェット印刷システムでは、インクが最終
の受容支持体の表面に直接印刷される。画像が中間画像
転写面に印刷され、続いて最終の受容支持体へと転写さ
れるインクジェット印刷システムが、US-A-4538156(AT
&T Teletype Corp.)に記載されている。さらに、US-A-5
380769 (Tektronix Inc.)は、別々に受容支持体に施さ
れるベースインク成分および硬化成分の少なくとも2つ
の反応性組成物を含む反応性インク組成物について記載
している。好ましくは、該ベースインク成分は、インク
ジェット印刷技術を用いて受容支持体に施され、次いで
該ベースインク成分を硬化成分に曝すと、耐久性のある
架橋インクが生成する。
s, Inc.)に記載された方法では、未露光の感光性乳剤層
をスクリーンメッシュ表面上に塗布し、印刷機構によっ
てグラフィックを乳剤層に直接インクジェット印刷し
て、スクリーンをさらに処理する前に乳剤を露光するた
めのマスクを設けるようになっている。前記の両方法
は、大きくて完全なスクリーンを取り扱う必要があるた
め、極めて特殊な装置の使用を要し、これには一定のコ
ストがかかるとともに、特にスクリーンのサイズおよび
その解像度の点における装置の限界から生じる制限が課
せられる。インクジェットプリンタは、密に配置された
インク滴を制御されたパターンで受容支持体に噴出する
ことにより作動する。インク滴のパターンを選択的に調
節することにより、インクジェットプリンタを用いて、
広範な支持体上のテキスト、グラフィックおよび画像を
はじめとする、広範な印刷物を提供することができる。
多くのインクジェット印刷システムでは、インクが最終
の受容支持体の表面に直接印刷される。画像が中間画像
転写面に印刷され、続いて最終の受容支持体へと転写さ
れるインクジェット印刷システムが、US-A-4538156(AT
&T Teletype Corp.)に記載されている。さらに、US-A-5
380769 (Tektronix Inc.)は、別々に受容支持体に施さ
れるベースインク成分および硬化成分の少なくとも2つ
の反応性組成物を含む反応性インク組成物について記載
している。好ましくは、該ベースインク成分は、インク
ジェット印刷技術を用いて受容支持体に施され、次いで
該ベースインク成分を硬化成分に曝すと、耐久性のある
架橋インクが生成する。
【0009】
【発明の概要】本発明は、印刷媒体通過用の開放領域お
よび印刷媒体遮断用の遮断領域を有するスクリーン印刷
用ステンシルの製造方法であって、任意の支持基板と、
塗布された化学薬剤と反応して、塗布が行われていると
ころでは溶解度の低い領域を形成し、塗布が行われてい
ないところでは溶解度の高い領域を残留させることがで
きるステンシル形成層とを含む受容体エレメントであっ
て、上記溶解度の低い領域が、当該受容エレメントから
溶解度の高い領域を洗い去った後に、当該受容エレメン
トをスクリーン印刷用スクリーンに接着させるのに十分
な粘着性を有するものである、受容体エレメントを設
け、上記化学薬剤を、遮断ステンシル領域に対応する領
域のステンシル形成層に画像を形成するように施し、溶
解度の高い領域のステンシル形成層を洗い去り、上記受
容エレメントを上記スクリーンに接触させて、溶解度の
低い領域の当該スクリーンへの接着により、当該受容エ
レメントをスクリーンに付着させるようにし、次いで上
記受容エレメントの残りの部分のいずれをも除去してス
クリーン印刷用ステンシルを製造する方法を提供する。
よび印刷媒体遮断用の遮断領域を有するスクリーン印刷
用ステンシルの製造方法であって、任意の支持基板と、
塗布された化学薬剤と反応して、塗布が行われていると
ころでは溶解度の低い領域を形成し、塗布が行われてい
ないところでは溶解度の高い領域を残留させることがで
きるステンシル形成層とを含む受容体エレメントであっ
て、上記溶解度の低い領域が、当該受容エレメントから
溶解度の高い領域を洗い去った後に、当該受容エレメン
トをスクリーン印刷用スクリーンに接着させるのに十分
な粘着性を有するものである、受容体エレメントを設
け、上記化学薬剤を、遮断ステンシル領域に対応する領
域のステンシル形成層に画像を形成するように施し、溶
解度の高い領域のステンシル形成層を洗い去り、上記受
容エレメントを上記スクリーンに接触させて、溶解度の
低い領域の当該スクリーンへの接着により、当該受容エ
レメントをスクリーンに付着させるようにし、次いで上
記受容エレメントの残りの部分のいずれをも除去してス
クリーン印刷用ステンシルを製造する方法を提供する。
【0010】本発明の方法では、ステンシルは、特殊な
照明条件または化学線の照射のいずれをも使う必要がな
い、化学的手段によって形成される。また、この方法
は、既知のプロセスに比べて、時間および労力の消費を
軽減して実施することができる。化学薬剤はステンシル
形成層に滴下塗布することが有利である。
照明条件または化学線の照射のいずれをも使う必要がな
い、化学的手段によって形成される。また、この方法
は、既知のプロセスに比べて、時間および労力の消費を
軽減して実施することができる。化学薬剤はステンシル
形成層に滴下塗布することが有利である。
【0011】便宜的には、滴下塗布はインクジェット装
置、例えば、インクジェットプリンタまたはプロッタに
よる。上記装置は1以上の噴出ヘッドを有していてもよ
い。所望により、化学薬剤は、ステンシル形成層に別々
に塗布される2つ以上の前駆物質の間の反応によって所
要の箇所で生成されてもよく、ステンシル形成剤との接
触に先立ち、上記前駆物質の少なくとも1つは、製造さ
れるステンシルの遮断領域に対応する領域に塗布され
る。便宜的にこれは、複数の液滴噴出ヘッドの使用によ
って達成されてもよい。
置、例えば、インクジェットプリンタまたはプロッタに
よる。上記装置は1以上の噴出ヘッドを有していてもよ
い。所望により、化学薬剤は、ステンシル形成層に別々
に塗布される2つ以上の前駆物質の間の反応によって所
要の箇所で生成されてもよく、ステンシル形成剤との接
触に先立ち、上記前駆物質の少なくとも1つは、製造さ
れるステンシルの遮断領域に対応する領域に塗布され
る。便宜的にこれは、複数の液滴噴出ヘッドの使用によ
って達成されてもよい。
【0012】滴下塗布を用いる場合、この塗布は、製造
されるステンシルの遮断および開放領域の所望のパター
ンを符号化するデータに従って制御されることが好まし
い。この制御は便宜的には、コンピューター、例えばパ
ーソナルコンピューターによるものである。かくして、
所望の出力パターンを表すデータは、予め記録されたデ
ジタル信号として制御装置に入力され、それが、受容エ
レメントの表面を走査する際に化学薬剤を含有する液体
を沈着させる、あるいは沈着させない噴出ヘッドによっ
て用いられる。しかしながら、本発明は、第一の化学薬
剤の滴下塗布に限定されるものではなく、他の塗布法も
同じ必須目的を果たすと考えられ、例えば、第一の化学
薬剤を手に持ったマーカーペンで塗布することもできよ
う。
されるステンシルの遮断および開放領域の所望のパター
ンを符号化するデータに従って制御されることが好まし
い。この制御は便宜的には、コンピューター、例えばパ
ーソナルコンピューターによるものである。かくして、
所望の出力パターンを表すデータは、予め記録されたデ
ジタル信号として制御装置に入力され、それが、受容エ
レメントの表面を走査する際に化学薬剤を含有する液体
を沈着させる、あるいは沈着させない噴出ヘッドによっ
て用いられる。しかしながら、本発明は、第一の化学薬
剤の滴下塗布に限定されるものではなく、他の塗布法も
同じ必須目的を果たすと考えられ、例えば、第一の化学
薬剤を手に持ったマーカーペンで塗布することもできよ
う。
【0013】該化学薬剤の有効成分は、所望により液体
溶媒または担体中に、ホウ酸、ならびにI族およびII
族金属のホウ酸塩を含むホウ素塩類;アルデヒド類、例
えばホルムアルデヒド;無機酸での処理により活性化さ
せてもよいジアルデヒド類、例えばグリオキサールおよ
びグルタルアルデヒド;トルエンジイソシアネートを含
むイソシアネート類およびそれらの誘導体;ペンタヒド
ロキシ(テトラデカノエート)ジクロミウムおよびその
誘導体を含むカルボジイミド類ならびにそれらの誘導
体;アジリジンおよびその誘導体、アミン類;四酢酸ケ
イ素を含む多官能価シラン化合物類;ジメチロール尿素
およびメチロールジメチルヒダントインを含むN−メチ
ロール化合物類;ならびに1,3,5−トリアクリロイ
ル−ヘキサヒドロ−s−トリアジンを含む活性ビニル化
合物類のうち1以上を含むのが好ましい。
溶媒または担体中に、ホウ酸、ならびにI族およびII
族金属のホウ酸塩を含むホウ素塩類;アルデヒド類、例
えばホルムアルデヒド;無機酸での処理により活性化さ
せてもよいジアルデヒド類、例えばグリオキサールおよ
びグルタルアルデヒド;トルエンジイソシアネートを含
むイソシアネート類およびそれらの誘導体;ペンタヒド
ロキシ(テトラデカノエート)ジクロミウムおよびその
誘導体を含むカルボジイミド類ならびにそれらの誘導
体;アジリジンおよびその誘導体、アミン類;四酢酸ケ
イ素を含む多官能価シラン化合物類;ジメチロール尿素
およびメチロールジメチルヒダントインを含むN−メチ
ロール化合物類;ならびに1,3,5−トリアクリロイ
ル−ヘキサヒドロ−s−トリアジンを含む活性ビニル化
合物類のうち1以上を含むのが好ましい。
【0014】当該化学薬剤の有効成分は、化学薬剤の
0.5ないし100重量%からなることが有利である。
本発明はまた、滴下塗布装置、例えばインクジェットプ
リンタまたはプロッタ用のプレ充填カートリッジを提供
し、当該カートリッジは、所望により適切な液体溶媒ま
たは担体中に1以上の上記化学薬剤を含有する。
0.5ないし100重量%からなることが有利である。
本発明はまた、滴下塗布装置、例えばインクジェットプ
リンタまたはプロッタ用のプレ充填カートリッジを提供
し、当該カートリッジは、所望により適切な液体溶媒ま
たは担体中に1以上の上記化学薬剤を含有する。
【0015】本発明の方法での使用のため、本発明はま
た、任意の支持基板と、塗布された化学薬剤と反応し
て、塗布が行われているところでは所定の溶媒中での溶
解度が低い領域を形成し、塗布が行われていないところ
では同じ溶媒中での溶解度が高い領域を残留させること
ができ、前記溶解度の低い領域が、前記溶解度の高い領
域を洗い去った後に、その上にステンシル層を形成する
スクリーン印刷用スクリーンへの接着に十分な粘着性を
有するステンシル形成層とを含む受容エレメントを提供
する。
た、任意の支持基板と、塗布された化学薬剤と反応し
て、塗布が行われているところでは所定の溶媒中での溶
解度が低い領域を形成し、塗布が行われていないところ
では同じ溶媒中での溶解度が高い領域を残留させること
ができ、前記溶解度の低い領域が、前記溶解度の高い領
域を洗い去った後に、その上にステンシル層を形成する
スクリーン印刷用スクリーンへの接着に十分な粘着性を
有するステンシル形成層とを含む受容エレメントを提供
する。
【0016】上記ステンシル形成層は、好ましくは厚さ
5ないし20μm、より好ましくは6ないし15μmの
厚さである。必須ではないが、上記受容エレメントは、
除去可能な、好ましくは、受容体エレメントをスクリー
ンに塗布した後にも残存する受容体部分として剥離除去
可能な支持基板を有することが好ましい。
5ないし20μm、より好ましくは6ないし15μmの
厚さである。必須ではないが、上記受容エレメントは、
除去可能な、好ましくは、受容体エレメントをスクリー
ンに塗布した後にも残存する受容体部分として剥離除去
可能な支持基板を有することが好ましい。
【0017】上記支持基板は、便宜的には、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン、ポリカーボネート、
ポリ塩化ビニル、ポリスチレンまたはコート紙を含み、
その厚さは10ないし200μmであることが好まし
い。支持基板とステンシル形成層の間には、剥離層が設
けられることが好ましい。適した剥離層は、ポリウレタ
ン類、ポリアミド類、ポリエステル類、ニトリルゴム
類、クロロプレンゴム類、ポリ酢酸ビニルおよびポリア
クリレート類の1以上を含んでなる。
ンテレフタレート、ポリエチレン、ポリカーボネート、
ポリ塩化ビニル、ポリスチレンまたはコート紙を含み、
その厚さは10ないし200μmであることが好まし
い。支持基板とステンシル形成層の間には、剥離層が設
けられることが好ましい。適した剥離層は、ポリウレタ
ン類、ポリアミド類、ポリエステル類、ニトリルゴム
類、クロロプレンゴム類、ポリ酢酸ビニルおよびポリア
クリレート類の1以上を含んでなる。
【0018】上記剥離層は、好ましくは厚さ0.1ない
し5μm、より好ましくは0.5ないし1μmの厚さで
ある。ステンシル形成層は2以上の異なるポリマー物質
を含んでなることが有利である。好ましくは、当該ステ
ンシル形成層は、それぞれ異なる物質からなる、または
2以上の異なる物質の配合物からなる、2つ以上の下塗
り層を含む。
し5μm、より好ましくは0.5ないし1μmの厚さで
ある。ステンシル形成層は2以上の異なるポリマー物質
を含んでなることが有利である。好ましくは、当該ステ
ンシル形成層は、それぞれ異なる物質からなる、または
2以上の異なる物質の配合物からなる、2つ以上の下塗
り層を含む。
【0019】特に適切な材料は、ポリビニルアルコール
およびその誘導体;ポリ酢酸ビニル;ゼラチンおよびそ
の誘導体;カルボキシル化アクリル系誘導体、エチレン
−アクリル酸およびスチレン−アクリル酸共重合体を含
む、アルカリを添加した際に水溶性となり得るカルボキ
シ化ポリマー;デンプンおよびヒドロキシプロピルセル
ロースを含む水溶性セルロール誘導体;スルホン化ポリ
マー類;ポリアクリルアミド類;エポキシ樹脂類;なら
びに尿素−ホルムアルデヒドおよびメラミン−ホルムア
ルデヒドをはじめとするアミノ樹脂類のうちの1以上の
ポリマーを含む。
およびその誘導体;ポリ酢酸ビニル;ゼラチンおよびそ
の誘導体;カルボキシル化アクリル系誘導体、エチレン
−アクリル酸およびスチレン−アクリル酸共重合体を含
む、アルカリを添加した際に水溶性となり得るカルボキ
シ化ポリマー;デンプンおよびヒドロキシプロピルセル
ロースを含む水溶性セルロール誘導体;スルホン化ポリ
マー類;ポリアクリルアミド類;エポキシ樹脂類;なら
びに尿素−ホルムアルデヒドおよびメラミン−ホルムア
ルデヒドをはじめとするアミノ樹脂類のうちの1以上の
ポリマーを含む。
【0020】上記ステンシル形成層は、第一の高加水分
解率を有する第一級ポリビニルアルコールと、第二の低
加水分解率を有する第二級ポリビニルアルコールとの配
合物を含んでいることが特に好ましい。上記ステンシル
形成層が2つ以上の下塗り層を含んでなる場合、最も外
側の下塗り層は、第一の高加水分解率を有する第一級ポ
リビニルアルコールと、第二の低加水分解率を有する第
二級ポリビニルアルコールとの配合物を含んでいるのが
好ましい。二番目に外側の下塗り層はポリビニルアルコ
ールとポリ酢酸ビニルの配合物を含んでなることが好ま
しい。
解率を有する第一級ポリビニルアルコールと、第二の低
加水分解率を有する第二級ポリビニルアルコールとの配
合物を含んでいることが特に好ましい。上記ステンシル
形成層が2つ以上の下塗り層を含んでなる場合、最も外
側の下塗り層は、第一の高加水分解率を有する第一級ポ
リビニルアルコールと、第二の低加水分解率を有する第
二級ポリビニルアルコールとの配合物を含んでいるのが
好ましい。二番目に外側の下塗り層はポリビニルアルコ
ールとポリ酢酸ビニルの配合物を含んでなることが好ま
しい。
【0021】上記第一および第二の加水分解率は、それ
ぞれ86%ないし92%、および76%ないし82%の
範囲内にあるのが有利である。上記第一級ポリビニルア
ルコールと上記第二級ポリビニルアルコールの重量比
は、1:9ないし9:1の範囲内、より好ましくは1:
3ないし3:1の範囲内にあるのが好ましい。
ぞれ86%ないし92%、および76%ないし82%の
範囲内にあるのが有利である。上記第一級ポリビニルア
ルコールと上記第二級ポリビニルアルコールの重量比
は、1:9ないし9:1の範囲内、より好ましくは1:
3ないし3:1の範囲内にあるのが好ましい。
【0022】上記第一級ポリビニルアルコールの数平均
分子量は、上記第二級ポリビニルアルコールの数平均分
子量より低いのが有利である。
分子量は、上記第二級ポリビニルアルコールの数平均分
子量より低いのが有利である。
【0023】
【発明の実施の形態の説明】以下、一例として本明細書
の図面を参照しながら本発明をさらに説明する。図1な
いし5は、本発明の印刷用スクリーンの製造における一
連の工程を模式的に示している。図1ないし5を参照す
れば、これらは図1に示される受容エレメントで始ま
る、図5に示されるスクリーン印刷用ステンシルの形成
を示す。
の図面を参照しながら本発明をさらに説明する。図1な
いし5は、本発明の印刷用スクリーンの製造における一
連の工程を模式的に示している。図1ないし5を参照す
れば、これらは図1に示される受容エレメントで始ま
る、図5に示されるスクリーン印刷用ステンシルの形成
を示す。
【0024】図1に示される受容エレメントは、厚さ約
75μmのポリエチレンテレフタレート支持基板3を有
する。これは、厚さ約0.5ないし1μmのポリウレタ
ン樹脂からなる剥離層2で被覆されている。厚さ約12
μmのステンシル形成層1は、この剥離層2の上に重な
っている。図面の図2は、製造されるステンシルの遮断
領域に対応するステンシル形成層1の領域5における化
学薬剤4の滴下塗布により、画像が形成されている過程
の受容エレメントを示す。
75μmのポリエチレンテレフタレート支持基板3を有
する。これは、厚さ約0.5ないし1μmのポリウレタ
ン樹脂からなる剥離層2で被覆されている。厚さ約12
μmのステンシル形成層1は、この剥離層2の上に重な
っている。図面の図2は、製造されるステンシルの遮断
領域に対応するステンシル形成層1の領域5における化
学薬剤4の滴下塗布により、画像が形成されている過程
の受容エレメントを示す。
【0025】図2に示すように、化学薬剤4を画像を形
成するよう塗布することにより、化学薬剤が塗布された
領域の受容エレメントのステンシル形成層1で硬化反応
が起こる。図3は、噴出ヘッド (spray head) を用いて
適用される水6により洗浄されている受容エレメントを
示す。硬化領域5は水6に不溶であり、洗浄に耐える。
残りのステンシル形成層1の領域は、この工程中に洗い
去られて、最終のステンシルの開放領域に対応する領域
を形成する。
成するよう塗布することにより、化学薬剤が塗布された
領域の受容エレメントのステンシル形成層1で硬化反応
が起こる。図3は、噴出ヘッド (spray head) を用いて
適用される水6により洗浄されている受容エレメントを
示す。硬化領域5は水6に不溶であり、洗浄に耐える。
残りのステンシル形成層1の領域は、この工程中に洗い
去られて、最終のステンシルの開放領域に対応する領域
を形成する。
【0026】図3に示すように、洗浄後、化学薬剤4を
塗布した領域5のステンシル形成層の表面は、上記受容
エレメントがスクリーン印刷用スクリーンのメッシュに
付着するのに十分な柔らかさ、あるいは粘着性を有す
る。図4はこの工程が行われているところを示す。受容
エレメントは、ステンシル形成層の柔らかい表面をメッ
シュ9に向けて、スクリーンメッシュに接触させて設置
される。ローラー8は、図4の矢印7の方向に圧力をか
けて受容エレメントをメッシュ9へ積層するのに用いら
れる。
塗布した領域5のステンシル形成層の表面は、上記受容
エレメントがスクリーン印刷用スクリーンのメッシュに
付着するのに十分な柔らかさ、あるいは粘着性を有す
る。図4はこの工程が行われているところを示す。受容
エレメントは、ステンシル形成層の柔らかい表面をメッ
シュ9に向けて、スクリーンメッシュに接触させて設置
される。ローラー8は、図4の矢印7の方向に圧力をか
けて受容エレメントをメッシュ9へ積層するのに用いら
れる。
【0027】一旦、ステンシル形成層をメッシュ9に接
着させると、支持基板3を剥離することができる。剥離
層2がこれを容易にする。支持基板3の剥離後、図5に
示すように、最終のステンシルは、結果として、ステン
シル形成層1中の硬化後もなお粘着性を有する領域5に
より形成される遮断領域5を生じる。
着させると、支持基板3を剥離することができる。剥離
層2がこれを容易にする。支持基板3の剥離後、図5に
示すように、最終のステンシルは、結果として、ステン
シル形成層1中の硬化後もなお粘着性を有する領域5に
より形成される遮断領域5を生じる。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明は、それらに限定されるものではない。これらの実
施例では、種々の市販物質がその商品名により列記され
ており、下記の記号は以下の会社を表す。 (a) Stahl Limited, UK (b) Nippon Gosei, Japan (c) Resadhesion Limited, Hampshire, UK (d) Ciba-Geigy, UK (e) W R Grace, Germany (f) Dupont, UK (g) Autotype International Limited, UK 実施例1 剥離層を設けるため、厚さ75μmのポリエチレンテレ
フタレートフィルム基板に、メーヤーバー(Meyer bar)
の0.010を用いて、0.5ないし1μmの厚さで下
記分散液の層を被覆した: 重量% 「パームタン(Permuthane)UE 41500」(a)ポリウレタン樹脂 1 脱イオン水 99 次いで、上記被覆フィルム基板に、メーヤーバーの0.
050を用いて、下記第一の被覆組成物を8μmの厚さ
まで剥離層側に被覆した: 重量% 「ゴーセノール(Gohsenol)KH-17」(b):78%の加水分解率を有する 15重量%ポリビニルアルコール含有水溶液 82 「レスアドヘッション(Resadhesion)A1350」(c):50重量% ポリ酢酸ビニル含有水性乳剤 12 「ユニスパース・レッド(Unisperse Red)」(d)色素分散液 1 「シロイド(Syloid)ED-2」(e)平均粒子サイズ2ないし3μmの 処理シリカ 1 脱イオン水 1 上記第一の被覆組成物を40℃で作動する温風ファンを
用いて乾燥させて、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム基板上の第一の被覆層を得た。次いで、下記の第二の
被覆組成物を上記第一の被覆層上に、メーヤーバーの
0.020を用いて、5μmの厚さまで被覆した: 重量% 上記「ゴーセノールKH-17」(b) 73 「ゴーセノールGL-03」(b):「KH-17」より分子量が小さく、 加水分解率が88%である30%ポリビニルアルコール含有水溶液 12 「ユニスパース・レッド」 3 脱イオン水 12 上記被覆組成物を40℃で作動する温風ファンを用いて
乾燥させて、2層ステンシル形成被覆を有する受容エレ
メントを得た。
発明は、それらに限定されるものではない。これらの実
施例では、種々の市販物質がその商品名により列記され
ており、下記の記号は以下の会社を表す。 (a) Stahl Limited, UK (b) Nippon Gosei, Japan (c) Resadhesion Limited, Hampshire, UK (d) Ciba-Geigy, UK (e) W R Grace, Germany (f) Dupont, UK (g) Autotype International Limited, UK 実施例1 剥離層を設けるため、厚さ75μmのポリエチレンテレ
フタレートフィルム基板に、メーヤーバー(Meyer bar)
の0.010を用いて、0.5ないし1μmの厚さで下
記分散液の層を被覆した: 重量% 「パームタン(Permuthane)UE 41500」(a)ポリウレタン樹脂 1 脱イオン水 99 次いで、上記被覆フィルム基板に、メーヤーバーの0.
050を用いて、下記第一の被覆組成物を8μmの厚さ
まで剥離層側に被覆した: 重量% 「ゴーセノール(Gohsenol)KH-17」(b):78%の加水分解率を有する 15重量%ポリビニルアルコール含有水溶液 82 「レスアドヘッション(Resadhesion)A1350」(c):50重量% ポリ酢酸ビニル含有水性乳剤 12 「ユニスパース・レッド(Unisperse Red)」(d)色素分散液 1 「シロイド(Syloid)ED-2」(e)平均粒子サイズ2ないし3μmの 処理シリカ 1 脱イオン水 1 上記第一の被覆組成物を40℃で作動する温風ファンを
用いて乾燥させて、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム基板上の第一の被覆層を得た。次いで、下記の第二の
被覆組成物を上記第一の被覆層上に、メーヤーバーの
0.020を用いて、5μmの厚さまで被覆した: 重量% 上記「ゴーセノールKH-17」(b) 73 「ゴーセノールGL-03」(b):「KH-17」より分子量が小さく、 加水分解率が88%である30%ポリビニルアルコール含有水溶液 12 「ユニスパース・レッド」 3 脱イオン水 12 上記被覆組成物を40℃で作動する温風ファンを用いて
乾燥させて、2層ステンシル形成被覆を有する受容エレ
メントを得た。
【0029】下記の画像形成組成物を調製し、ヒューレ
ット・パッカード(Hewlett Packard)550インクジェット
プリンタでの使用に適したインクジェットプリンタカー
トリッジへ注入した。 重量% 四ホウ酸カリウム四水和物 7 ジエチレングリコール(湿潤剤) 2 脱イオン水 91 このカートリッジを、その制御の下に受容エレメントの
被覆表面に被覆組成物で画像が形成されるパーソナルコ
ンピューターに接続したプリンタに取り付けた。画像形
成のコンピューター制御は、被覆が、最終のステンシル
における遮断領域となるフィルムの領域に行われるよう
にするものである(これは「ネガティブ法」として知ら
れている)。四ホウ酸カリウム架橋剤は、これらの領域
でポリビニルアルコールと反応して、この2つのポリマ
ーのマトリックスを形成し、それにより遮断ステンシル
領域に対応する水への溶解度の低い領域を形成するもの
と思われる。プリンタから取り出した後、この画像形成
フィルムを温風ファンを用いて乾燥させた。
ット・パッカード(Hewlett Packard)550インクジェット
プリンタでの使用に適したインクジェットプリンタカー
トリッジへ注入した。 重量% 四ホウ酸カリウム四水和物 7 ジエチレングリコール(湿潤剤) 2 脱イオン水 91 このカートリッジを、その制御の下に受容エレメントの
被覆表面に被覆組成物で画像が形成されるパーソナルコ
ンピューターに接続したプリンタに取り付けた。画像形
成のコンピューター制御は、被覆が、最終のステンシル
における遮断領域となるフィルムの領域に行われるよう
にするものである(これは「ネガティブ法」として知ら
れている)。四ホウ酸カリウム架橋剤は、これらの領域
でポリビニルアルコールと反応して、この2つのポリマ
ーのマトリックスを形成し、それにより遮断ステンシル
領域に対応する水への溶解度の低い領域を形成するもの
と思われる。プリンタから取り出した後、この画像形成
フィルムを温風ファンを用いて乾燥させた。
【0030】次いで、画像を形成させ、乾燥させた受容
エレメントを微細冷水スプレーを用いて洗浄した。洗浄
中に、画像を形成していない領域の被覆ポリマーが洗い
去られて、製造されるステンシルの開放領域に対応する
開放領域が形成された。フレームと90番手/cmのメ
ッシュサイズを有するスクリーン印刷用スクリーンをオ
ートプレップゲル(Autoprep Gel)(g)(ベース乳剤中に
細かく分散した酸化アルミニウムからなるスクリーン研
磨剤)を用いて研磨し、水の噴霧で湿らせた。このフィ
ルムをスクリーンへ積層するため、まず、吸収紙シート
を、スクリーンフレーム内に合う寸法の平坦な起毛パッ
ドの表面に重ねた。新たにすすいだ受容エレメントをこ
のペーパーシート上に、その被覆側が最上層になるよう
重ねた。次いで、このスクリーンを上記フィルムの上層
に置いた。ソフトペイントローラーを用いてメッシュに
十分な圧力をかけると、上記スクリーンが上記被覆フィ
ルムと接触するようになり、上記スクリーンおよび被覆
から余分な水分が追い出された。次いで、この起毛パッ
ドからスクリーンを持ち上げることにより、上記スクリ
ーンのフィルム側から余分な水分を取り除いた。このス
クリーンを温風ファンを用いて乾燥させ、最終のスクリ
ーン印刷用スクリーンが残るよう、基板フィルムを剥離
した。
エレメントを微細冷水スプレーを用いて洗浄した。洗浄
中に、画像を形成していない領域の被覆ポリマーが洗い
去られて、製造されるステンシルの開放領域に対応する
開放領域が形成された。フレームと90番手/cmのメ
ッシュサイズを有するスクリーン印刷用スクリーンをオ
ートプレップゲル(Autoprep Gel)(g)(ベース乳剤中に
細かく分散した酸化アルミニウムからなるスクリーン研
磨剤)を用いて研磨し、水の噴霧で湿らせた。このフィ
ルムをスクリーンへ積層するため、まず、吸収紙シート
を、スクリーンフレーム内に合う寸法の平坦な起毛パッ
ドの表面に重ねた。新たにすすいだ受容エレメントをこ
のペーパーシート上に、その被覆側が最上層になるよう
重ねた。次いで、このスクリーンを上記フィルムの上層
に置いた。ソフトペイントローラーを用いてメッシュに
十分な圧力をかけると、上記スクリーンが上記被覆フィ
ルムと接触するようになり、上記スクリーンおよび被覆
から余分な水分が追い出された。次いで、この起毛パッ
ドからスクリーンを持ち上げることにより、上記スクリ
ーンのフィルム側から余分な水分を取り除いた。このス
クリーンを温風ファンを用いて乾燥させ、最終のスクリ
ーン印刷用スクリーンが残るよう、基板フィルムを剥離
した。
【0031】最終のスクリーンは丈夫で、網状のしわが
なく、しかも、市販のスクリーン印刷用インクを用い、
紙で500コピー以上の印刷が可能なことがわかった。 実施例2 以下の画像形成組成物を調製および使用した以外は、実
施例1を正確に繰り返した: 重量% 「キロン(Quilon C)」(f):イソプロパノール中の ペンタヒドロキシ(テトラデカノエート)ジクロミウムが30%の溶液 10 アセトン/イソプロパノール(重量比1:1) 90 最終のスクリーンは、ここでも、丈夫で、網状のしわが
なく、しかも、市販のスクリーン印刷用インクを用い、
紙で500コピー以上の印刷が可能なことがわかった。 実施例3 実施例1の第一および第二の被覆組成物の代わりに、以
下の単一の被覆組成物を使用した以外は、実施例1を正
確に繰り返した: 重量% 「ゴーセノールKH-17」(a):上記に同じ 48.5 「ゴーセノールGL-03」(a):上記に同じ 48.5 「ユニスパース・レッド」 2 「シロイドED-2」 1 この組成物を、メーヤーバーの0.065を用いて、被
覆の厚さが11μmとなるように、実施例1の下塗り層
に被覆した。
なく、しかも、市販のスクリーン印刷用インクを用い、
紙で500コピー以上の印刷が可能なことがわかった。 実施例2 以下の画像形成組成物を調製および使用した以外は、実
施例1を正確に繰り返した: 重量% 「キロン(Quilon C)」(f):イソプロパノール中の ペンタヒドロキシ(テトラデカノエート)ジクロミウムが30%の溶液 10 アセトン/イソプロパノール(重量比1:1) 90 最終のスクリーンは、ここでも、丈夫で、網状のしわが
なく、しかも、市販のスクリーン印刷用インクを用い、
紙で500コピー以上の印刷が可能なことがわかった。 実施例3 実施例1の第一および第二の被覆組成物の代わりに、以
下の単一の被覆組成物を使用した以外は、実施例1を正
確に繰り返した: 重量% 「ゴーセノールKH-17」(a):上記に同じ 48.5 「ゴーセノールGL-03」(a):上記に同じ 48.5 「ユニスパース・レッド」 2 「シロイドED-2」 1 この組成物を、メーヤーバーの0.065を用いて、被
覆の厚さが11μmとなるように、実施例1の下塗り層
に被覆した。
【0032】最終のスクリーンは丈夫で、網状のしわが
なく、しかも、市販のスクリーン印刷用インクを用い、
紙で500コピー以上の印刷が可能なことがわかった。 実施例4 単一の被覆組成物が以下の通りであり: 重量% 「ゴーセノールKH-17」(a):上記に同じ 97 「ユニスパース・レッド」 2 「シロイドED-2」 1 かつ、以下の画像形成溶液: 重量% 四ホウ酸カリウム四水和物 1 ジエチレングリコール 2 脱イオン水 97 を用いた以外は、実施例3を正確に繰り返した。
なく、しかも、市販のスクリーン印刷用インクを用い、
紙で500コピー以上の印刷が可能なことがわかった。 実施例4 単一の被覆組成物が以下の通りであり: 重量% 「ゴーセノールKH-17」(a):上記に同じ 97 「ユニスパース・レッド」 2 「シロイドED-2」 1 かつ、以下の画像形成溶液: 重量% 四ホウ酸カリウム四水和物 1 ジエチレングリコール 2 脱イオン水 97 を用いた以外は、実施例3を正確に繰り返した。
【0033】最終のスクリーンは丈夫で、網状のしわが
なく、しかも、市販のスクリーン印刷用インクを用い、
紙で500コピー以上の印刷が可能なことがわかった。
なく、しかも、市販のスクリーン印刷用インクを用い、
紙で500コピー以上の印刷が可能なことがわかった。
【図1】本発明の印刷用スクリーンの製造における一連
の工程を模式的に示している。
の工程を模式的に示している。
【図2】本発明の印刷用スクリーンの製造における一連
の工程を模式的に示している。
の工程を模式的に示している。
【図3】本発明の印刷用スクリーンの製造における一連
の工程を模式的に示している。
の工程を模式的に示している。
【図4】本発明の印刷用スクリーンの製造における一連
の工程を模式的に示している。
の工程を模式的に示している。
【図5】本発明の印刷用スクリーンの製造における一連
の工程を模式的に示している。
の工程を模式的に示している。
1 ステンシル形成層 2 剥離層 3 支持基板 4 化学薬剤 5 硬化領域 6 水 8 ローラー 9 メッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デヴィッド ジョセフ フォスター イギリス,SN1 4NQ,ウィルトシャ ー,スウィンドン,ウットン バセット ロード 47番地
Claims (26)
- 【請求項1】印刷媒体通過用の開放領域および印刷媒体
遮断用の遮断領域を有するスクリーン印刷用ステンシル
の製造方法であって、 任意の支持基板と、塗布された化学薬剤と反応して、塗
布が行われているところでは溶解度の低い領域を形成
し、塗布が行われていないところでは溶解度の高い領域
を残留させることができるステンシル形成層とを含む受
容体エレメントであって、上記溶解度の低い領域が、当
該受容エレメントから溶解度の高い領域を洗い去った後
に、当該受容エレメントをスクリーン印刷用スクリーン
に接着させるのに十分な粘着性を有するものである、受
容体エレメントを設けること、 上記化学薬剤を、遮断ステンシル領域に対応する領域の
ステンシル形成層に画像を形成するように施すこと、 溶解度の高い領域のステンシル形成層を洗い去ること、 上記受容エレメントを上記スクリーンに接触させて、溶
解度の低い領域の当該スクリーンへの接着により、当該
受容エレメントをスクリーンに付着させること、ならび
に上記受容エレメントの残りの部分のいずれをも除去し
てスクリーン印刷用ステンシルを製造することを含む方
法。 - 【請求項2】上記化学薬剤は、上記受容エレメントに滴
下塗布される請求項1記載の方法。 - 【請求項3】上記滴下塗布がインクジェットプリンタま
たはインクジェットプロッタによるものである請求項1
または2記載の方法。 - 【請求項4】上記化学薬剤は、手持ち式送出装置により
受容エレメントに塗布される請求項1記載の方法。 - 【請求項5】上記化学薬剤の有効成分が、所望により液
体溶媒または担体中に、ホウ酸、ならびにI族およびI
I族金属のホウ酸塩を含むホウ素塩類;アルデヒド類、
例えばホルムアルデヒド;無機酸での処理により活性化
させてもよいジアルデヒド類、例えばグリオキサールお
よびグルタルアルデヒド;トルエンジイソシアネートを
含むイソシアネート類およびそれらの誘導体;ペンタヒ
ドロキシ(テトラデカノエート)ジクロミウムおよびそ
の誘導体を含むカルボジイミド類ならびにそれらの誘導
体;アジリジンおよびその誘導体;アミン類;四酢酸ケ
イ素を含む多官能価シラン化合物類;ジメチロール尿素
およびメチロールジメチルヒダントインを含むN−メチ
ロール化合物;ならびに1,3,5−トリアクリロイル
−ヘキサヒドロ−s−トリアジンを含む活性ビニル化合
物類のうち1以上を含む上記請求項のいずれか1項に記
載の方法。 - 【請求項6】上記化学薬剤の有効成分が、化学薬剤の
0.5ないし100重量%からなる上記の請求項のいず
れか1項に記載の方法。 - 【請求項7】上記スクリーン印刷用ステンシルを支持体
に接触させて配置し、上記ステンシルの開放領域を通し
て印刷媒体を通過させるステップをさらに含む上記の請
求項のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】請求項7の方法によって印刷された支持
体。 - 【請求項9】請求項1のスクリーン印刷用ステンシルの
製造方法に使用するための受容エレメントであって、 任意の支持基板と、 塗布された化学薬剤と反応して、塗布が行われたところ
では所定の溶媒中での溶解度が低い領域を形成し、塗布
が行われていないところでは同じ溶媒中での溶解度が高
い領域を残留させることができ、上記溶解度の低い領域
が、上記溶解度の高い領域を洗い去った後に、その上に
ステンシル層を形成するスクリーン印刷用スクリーンへ
の接着に十分な付着性を有するステンシル形成層とを含
む受容エレメント。 - 【請求項10】支持基板を有する請求項9記載の受容エ
レメント。 - 【請求項11】上記支持基板が、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニル、ポリスチレンまたはコート紙を含む請求項10記
載の受容エレメント。 - 【請求項12】上記支持基板が、10ないし200μm
の厚さである請求項10または11記載の受容エレメン
ト。 - 【請求項13】上記支持基板とステンシル形成層との間
に支持基板剥離層を有する請求項10ないし12のいず
れか1項に記載の受容エレメント。 - 【請求項14】上記剥離層が、0.1ないし5μmの厚
さ、好ましくは0.5ないし1μmの厚さである請求項
13記載の受容エレメント。 - 【請求項15】上記剥離層が、ポリウレタン類、ポリア
ミド類、ポリエステル類、ニトリルゴム類、クロロプレ
ンゴム類、ポリ酢酸ビニルおよびポリアクリレート類の
うちの1以上を含んでなる請求項13または14記載の
受容エレメント。 - 【請求項16】上記ステンシル形成層が、5ないし20
μmの厚さ、好ましくは6ないし15μmの厚さである
請求項9ないし15のいずれか1項に記載の受容エレメ
ント。 - 【請求項17】上記ステンシル形成層が2以上の異なる
ポリマー物質を含んでなる請求項9ないし16のいずれ
か1項に記載の受容エレメント。 - 【請求項18】上記ステンシル形成層が、それぞれ異な
る物質からなるまたは2以上の異なる物質の配合物から
なる2以上の下塗り層を含む請求項9ないし16のいず
れか1項に記載の受容エレメント。 - 【請求項19】上記ステンシル形成層が、ポリビニルア
ルコールおよびその誘導体;ポリ酢酸ビニル;ゼラチン
およびその誘導体;カルボキシル化アクリル系誘導体、
エチレン−アクリル酸、およびスチレン−アクリル酸共
重合体を含む、アルカリを添加した際に水溶性となり得
るカルボキシ化ポリマー;デンプンおよびヒドロキシプ
ロピルセルロースを含む水溶性セルロール誘導体;スル
ホン化ポリマー類;ポリアクリルアミド類;エポキシ樹
脂類;ならびに尿素−ホルムアルデヒドおよびメラミン
−ホルムアルデヒドをはじめとするアミノ樹脂類のうち
の1以上のポリマーを含んでなる請求項9ないし18の
いずれか1項に記載の受容エレメント。 - 【請求項20】上記ステンシル形成層が、第一の高加水
分解率を有する第一級ポリビニルアルコールと、第二の
低加水分解率を有する第二級ポリビニルアルコールとの
配合物を含む請求項17記載の受容エレメント。 - 【請求項21】最も外側の下塗り層が、第一の高加水分
解率を有する第一級ポリビニルアルコールと、第二の低
加水分解率を有する第二級ポリビニルアルコールとの配
合物を含む請求項18記載の受容エレメント。 - 【請求項22】上記第一および第二の加水分解率が、そ
れぞれ86%ないし92%、および76%ないし82%
の範囲内にある請求項20ないし21に記載の受容エレ
メント。 - 【請求項23】二番目に外側の下塗り層がポリビニルア
ルコールとポリ酢酸ビニルの配合物を含む請求項21記
載の受容エレメント。 - 【請求項24】上記第一級ポリビニルアルコールと上記
第二級ポリビニルアルコールの重量比が1:9ないし
9:1の範囲、好ましくは1:3ないし3:1の範囲内
にある請求項20ないし23のいずれか1項に記載の受
容エレメント。 - 【請求項25】上記第一級ポリビニルアルコールの数平
均分子量が上記第二級ポリビニルアルコールの数平均分
子量より小さい請求項20ないし24のいずれか1項に
記載の受容エレメント。 - 【請求項26】滴下塗布装置、例えばインクジェットプ
リンタまたはプロッタ用のプレ充填カートリッジであっ
て、所望により適切な液体溶媒または担体中に、請求項
5に記載された1つ以上の化学薬剤を収容したプレ重填
カートリッジ。
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