JPH11277487A - 刃 物 - Google Patents

刃 物

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Publication number
JPH11277487A
JPH11277487A JP8332598A JP8332598A JPH11277487A JP H11277487 A JPH11277487 A JP H11277487A JP 8332598 A JP8332598 A JP 8332598A JP 8332598 A JP8332598 A JP 8332598A JP H11277487 A JPH11277487 A JP H11277487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting
saw
shape
teeth
Prior art date
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Pending
Application number
JP8332598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Ota
幸夫 太田
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP8332598A priority Critical patent/JPH11277487A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多量の切屑を生じることがなく、かつスムー
ズに対象物を切断することができる刃物を提供する。 【解決手段】 鋸状の歯2を有する刃の刃先3をカッタ
状に鋭利に形成することにより、刃物1を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床断熱材として
使用されるスチロールスポンジ等の切断に好適に使用さ
れる刃物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば床断熱材として大引の間に
挿入するスチロールスポンジ(スチレン樹脂の連続気泡
発泡体)等は、適当な鋸等を用いて必要なサイズに切断
するようにしている。
【0003】鋸の刃は、図6に模式的に示すような歯3
2を有しており、この歯32で対象物を切削することに
より切断するものである。このため、鋸でスチロールス
ポンジ等を切断すると、多量の切屑が生じるので、作業
後にこの切屑を始末するのが面倒である等の問題があ
る。
【0004】これに対し、スチロールスポンジ等をカッ
タで切断する方法もある。カッタは、図7に模式的に示
すような鋭利な刃先33で対象物を切るものであるた
め、切屑を生じることはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スチロ
ールスポンジ等のようにある程度の断面積を有する対象
物をカッタで切断しようとすると、刃先33が切断面と
の摩擦により拘束されて動かなくなりやすいという不具
合がある。
【0006】この発明は、上記の点に鑑み、多量の切屑
を生じることがなく、かつスムーズに対象物を切断する
ことができる刃物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされたこの発明の請求項1に記載の刃物は、鋸状の
歯を有する刃の刃先がカッタ状に鋭利に形成されている
ことを特徴とするものである。
【0008】また、この発明の請求項2に記載の刃物
は、前記請求項1に記載の刃物において、前記刃の切先
がカッタ状に鋭利に形成されていることを特徴とするも
のである。
【0009】また、この発明の請求項3に記載の刃物
は、前記請求項1または2に記載の刃物において、前記
刃の刃先に切欠が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき具体的に説明する。図1および図2には、本発明
の一実施形態に係る刃物が示されており、図1には該刃
物の刃先部分が、図2には該刃物の全体がそれぞれ示さ
れている。
【0011】図1および図2に示す刃物1は、鋸状の歯
2を有している。この歯2の側面形状や寸法は、例えば
通常の鋸の歯と同様とすればよく、また用途に応じて適
宜設定することができる。具体的には、例えば歯2の側
面形状を、縦挽鋸の歯や横挽鋸の歯等と同様とすること
等が可能である。また、刃物1の刃の材質としても、通
常の鋸の刃と同様の鋼板等を用いることができる。
【0012】上記刃物1の刃先3の断面形状は、図1に
示すように、カッタ状に鋭利に形成されている。このよ
うに刃先3をカッタ状に鋭利に形成するには、刃物1自
体の作製工程で刃先3を上記のような形状に成形するよ
うにしてもよいが、例えば、通常の鋸と同様に作製した
刃の刃先をサンダ等により研削加工するようにしてもよ
い。
【0013】上記刃物1の刃先3は、図1に示すよう
に、表裏両面をテーパ状として鋭利な断面形状に形成さ
れているが、例えば図3に示すように、刃先3の一方面
のみをテーパ状として鋭利な断面形状に形成するように
してもよい。
【0014】また、上記刃物1では、図2に示すよう
に、略長方形状の刃の一方の長縁に上記のような刃先3
が形成されているが、他方の長縁にも、同様のまたは別
様の刃先を形成して、刃物1を両歯鋸状または両刃状に
構成するようにしてもよい。例えば、上記刃先3が形成
された長縁と反対側の長縁に、前記歯2とは異なる寸
法、形状を有する歯や、または通常の鋸の歯と同様の歯
あるいは通常のカッタと同様の刃先等を形成しておき、
これら両側の刃先を状況に応じて使い分けることができ
る構成とすることも可能である。
【0015】上記刃物1の刃先3には、図2に示すよう
に、切欠4が形成されている。このような切欠4を設け
ることにより、切断動作にともない歯2により生じる少
量の切屑を該切欠4内に滞留させることができ、したが
って切断動作をよりスムーズに行うことができる。同図
に示す切欠4は、略半円状の側面形状を有し、刃物1の
刃先3に、略一定の間隔をおいて4箇所に設けられてい
る。
【0016】上記切欠4の形状は、上記のようなものに
限定されず、例えば方形状、台形状等の任意の形状が可
能であり、またその配設箇所、寸法等も限定されない
が、上記のようにある程度の間隔をおいて複数箇所に切
欠4を配設することにより、切屑を該切欠4内に効率よ
く滞留させることができる。
【0017】また、上記刃物1の刃の切先(先端縁部
分)5も、カッタ状に鋭利に形成されている。これによ
り、切断する対象物に該切先5が抵抗し難く、したがっ
て切断動作がさらに行いやすい。
【0018】上記刃物1には、図2に示すように、柄6
が取り付けられている。同図に示す柄6は、輪状の形状
を有するものとなっているが、柄6の構成は特に限定さ
れるものではなく、例えば刃の長さ方向に沿って延びる
棒状のものとしてもよい。さらには、刃の両短縁部に柄
を設けるようにしてもよい。
【0019】上記刃物1は、刃先3がカッタ状に鋭利に
形成されているため、切断動作にともなって生じる切屑
の量を大幅に少なくすることができる。さらに、通常の
鋸で切断する場合に比して、切断面をやや平滑とするこ
とができ、切断面の外観が問題となる場合等に有利であ
るといった効果も得られる。
【0020】また、刃先3には、通常の鋸の歯と同様の
側面形状を有する歯2が形成されているため、刃先3
を、切断面に拘束されることなくスムーズに動かすこと
ができる。
【0021】本発明においては、以上に例示した態様以
外にも、さらに様々な変更態様が可能である。例えば図
4に示すように、フレーム7に、幅狭(または薄肉)の
刃8を取り付けた構成を有する弓鋸状の刃物9等も可能
である。この幅狭の刃8には、前記と同様の刃先(歯は
図示せず)が形成されている。
【0022】また、例えば図5に示すように、丸鋸用の
刃と同様の円板形状を有する刃10に、前記図1および
図2に示す刃物1の場合と基本的に同様の構成を有する
刃先11を形成したもの等も可能である。
【0023】さらにまた、必要に応じ、刃を薄肉に成形
して胴部に補強を施す(図示せず)等のように、当該分
野で既知の技術を適宜採用することができる。
【0024】本発明の刃物は、スチロールスポンジ等を
切断するのに特に好適に使用されるが、切断する対象物
としてはこれに限定されるものではなく、他の広範な材
料、部材、物品等の切断に使用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1に記
載の刃物によれば、刃の刃先をカッタ状に鋭利に形成し
たので、切断動作にともなって生じる切屑の量を大幅に
少なくすることができ、したがって作業後の切屑の処理
等が容易であり、作業を効率化することができる。ま
た、鋸状の歯を有しているので、刃先を切断面に拘束さ
れることなくスムーズに動かすことができ、したがって
容易に対象物を切断することができる。
【0026】さらに加えて、この発明の請求項2に記載
の刃物によれば、刃の切先をカッタ状に鋭利に形成した
ので、切断する対象物に該切先が抵抗し難く、したがっ
て切断動作をさらに容易とすることができる。
【0027】さらに加えて、この発明の請求項3に記載
の刃物によれば、刃の刃先に切欠を形成したので、切断
動作にともない歯により生じる少量の切屑を該切欠内に
滞留させることができ、したがって切断動作をよりスム
ーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る刃物の刃先部分を示す概略部分
斜視断面図。
【図2】図1の刃物の全体を示す側面図。
【図3】刃先の他の例を示す部分断面図。
【図4】他の実施形態に係る刃物を示す側面図。
【図5】他の実施形態に係る刃物の刃を示す側面図。
【図6】通常の鋸の刃先部分を示す概略部分斜視断面
図。
【図7】通常のカッタの刃先部分を示す概略部分斜視断
面図。
【符号の説明】
1 刃物 2 歯 3 刃先

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸状の歯を有する刃の刃先がカッタ状に
    鋭利に形成されていることを特徴とする刃物。
  2. 【請求項2】 前記刃の切先がカッタ状に鋭利に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の刃物。
  3. 【請求項3】 前記刃の刃先に切欠が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の刃物。
JP8332598A 1998-03-30 1998-03-30 刃 物 Pending JPH11277487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8332598A JPH11277487A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 刃 物

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JP8332598A JPH11277487A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 刃 物

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JPH11277487A true JPH11277487A (ja) 1999-10-12

Family

ID=13799285

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JP8332598A Pending JPH11277487A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 刃 物

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JP (1) JPH11277487A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168002A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Yazaki Ind Chem Co Ltd 発泡樹脂成形材切断用のノコ刃

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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