JPH11277480A - 可搬型ロボット - Google Patents

可搬型ロボット

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Publication number
JPH11277480A
JPH11277480A JP7921398A JP7921398A JPH11277480A JP H11277480 A JPH11277480 A JP H11277480A JP 7921398 A JP7921398 A JP 7921398A JP 7921398 A JP7921398 A JP 7921398A JP H11277480 A JPH11277480 A JP H11277480A
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JP
Japan
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switch
power
robot
switches
controller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7921398A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kanbayashi
英明 神林
Kazutoshi Sakaki
和敏 榊
Kazunori Watanabe
一範 渡辺
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11277480A publication Critical patent/JPH11277480A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可搬型ロボットにおいて、電源の投入及び遮
断を容易にして作業効率を向上させる。 【解決手段】 コントローラ11には電源オンスイッチ
11a及び電源オフスイッチ11bが備えられ、ロボッ
ト本体12には電源オンスイッチ12a及び電源オフス
イッチ12bが備えられており、各電源オンスイッチは
押し下げた時のみ導通し、各電源オフスイッチは押し下
げた時のみ非導通となる。電源オンスイッチは互いに並
列に接続されて並列回路を構成し、電源オフスイッチは
互いに直列に接続されて直列回路を構成している。直列
回路は並列回路を介して電源に接続され、コントローラ
には直列回路に接続された電磁開閉器14が備えられ、
電磁開閉器に通電された際ロボット本体の電源投入が行
われる。電磁開閉器の接点が並列回路に並列に接続さ
れ、電磁開閉器へ通電が行われると接点が閉じられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可搬型ロボットに関
し、特に、狭所又は高所で作業を行う可搬型ロボットの
電源投入及び遮断の手法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用ロボットは、大型であり
かつ据え付け型である関係上、安全性を考慮して、産業
用ロボットの周りには防護柵が設置されている。防護柵
があるため、人間が産業用ロボットの付近で作業を行う
ことはほとんどなく、このため、電源の投入及び遮断
は、コントローラのパネル又は操作ペンダントで行われ
ている。
【0003】一方、可搬型ロボットは、ロボット本体と
コントローラとを備えており、コントローラに電源スイ
ッチが備えられている。狭所又は高所での作業等に用い
られることが多く、このような狭所又は高所での作業を
行う際には、人間がロボット本体のみを持ち込んで所定
の場所に設置した後、電源をオンしている。
【0004】このような状況下では、ロボット本体とコ
ントローラとの距離が極めて長くなって、ロボット本体
を所定の場所に設置した後、コントローラの所まで行っ
て、電源スイッチをオンする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
可搬型ロボットにおいては、ロボット本体を狭所又は高
所に設置した際、ロボット本体とコントローラとの距離
が極めて長くなってしまい、この結果、コントローラの
所まで行って電源スイッチをオンする必要がある関係
上、電源の投入に手間がかかるばかりでなく時間がかか
ってしまい、作業効率が悪いという問題点がある。
【0006】本発明の目的は作業効率のよい可搬型ロボ
ットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ロボッ
ト本体と、該ロボット本体を遠隔操作するコントローラ
とを有する可搬型ロボットにおいて、前記コントローラ
には第1の電源オンスイッチ及び第1の電源オフスイッ
チが備えられ、前記ロボット本体には第2の電源オンス
イッチ及び第2の電源オフスイッチが備えられており、
前記第1及び前記第2の電源オンスイッチは互いに並列
に接続されて並列回路を構成し、前記第1及び前記第2
の電源オフスイッチは互いに直列に接続されて直列回路
を構成し、前記並列回路と前記直列回路とが接続されて
スイッチ回路を形成しており、該スイッチ回路が電源に
接続され、前記コントローラには前記スイッチ回路に接
続された電磁開閉器が備えられており、前記電磁開閉器
に通電された際前記ロボット本体へ電源投入が行われる
ようにしたことを特徴とする可搬型ロボットが得られ
る。
【0008】さらに、本発明によれば、ロボット本体
と、該ロボット本体を遠隔操作するコントローラとを有
する可搬型ロボットにおいて、前記コントローラには第
1の電源オンスイッチ及び第1の電源オフスイッチが備
えられ、前記ロボット本体には第2の電源オンスイッチ
及び第2の電源オフスイッチが備えられており、前記第
1及び前記第2の電源オンスイッチは互いに並列に接続
されて並列回路を構成し、前記第1及び前記第2の電源
オフスイッチは前記並列回路に接続され、前記第1の電
源オフスイッチが電源に接続されており、前記コントロ
ーラには前記第2の電源オフスイッチに接続された電磁
開閉器が備えられており、前記電磁開閉器に通電された
際前記ロボット本体へ電源投入が行われるようにしたこ
とを特徴とする可搬型ロボットが得られる。
【0009】この場合、前記第1及び前記第2の電源オ
ンスイッチは押し下げた時のみ導通し、前記第1及び前
記第2の電源オフスイッチは押し下げた時のみ非導通と
なり、前記電磁開閉器の接点が前記並列回路に並列に接
続されて、前記電磁開閉器へ通電が行われると前記接点
が閉じられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面に基づい
て説明する。
【0011】図1を参照して、図示の可搬型ロボットは
コントローラ11及びロボット本体12を備えており、
コントローラ11とロボット本体12とは、例えば、電
力ケーブルで接続されている。コントローラ11には第
1の電源オンスイッチ(ON)11aが備えられてお
り、この第1の電源オンスイッチ11aは商用電源13
に接続されるとともに第1の電源オフスイッチ(OF
F)11bに接続されている。
【0012】一方、ロボット本体12には第2の電源オ
ンスイッチ(ON)12aが備えられており、この第2
の電源オンスイッチ12aは第1の電源オンスイッチ1
1aに対して並列に接続されている。さらに、ロボット
本体12には第2の電源オフ(OFF)スイッチ12b
が備えられており、この第2の電源オフスイッチ12b
は第1の電源オフスイッチ11bに接続されるとともに
コントローラ11内に配置された電磁開閉器14に接続
されている。
【0013】図示のように、電磁開閉器(MC)14は
コントローラ11内に配置されたモータドライバ15に
接続されており、モータドライバ15によってロボット
本体12内のロボットモータ(図示せず)が駆動され
る。第2の電源オンスイッチ12aに対して並列に電磁
開閉器接点(MC)14aが接続されており、電磁開閉
器14によって電磁開閉器接点14aが開閉(オンオ
フ)される。
【0014】図示の可搬型ロボットを駆動する際には、
まず、ロボット本体を所定の作業場所に設置する。その
後、ロボット本体側の第2の電源オンスイッチ12aを
押し下げる(なお、第1及び第2の電源オンスイッチ1
1a及び12aと第1及び第2の電源オフスイッチ11
b及び12bは、例えば、押しボタンスイッチであり、
第1及び第2の電源オンスイッチ11a及び12aは押
しボタンを押圧した際、非導通状態から導通状態とな
り、押しボタンを離すと導通状態から非導通状態とな
る。一方、第1及び第2の電源オフスイッチ11b及び
12bは押しボタンを押圧した際、導通状態から非導通
状態となり、押しボタンを離すと非導通状態から導通状
態となる。)。これによって、商用電源13から第2の
電源オンスイッチ12a及び第1及び第2の電源オフス
イッチ11b及び12bを介して電磁開閉器14に電力
が与えられる。つまり、電磁開閉器14が通電する。な
お、第1の及び第2の電源オフスイッチ11b及び12
bの各々はボタンを押し下げた際、回路を非導通状態と
する。つまり、第1の及び第2の電源オフスイッチ11
b及び12bを押し下げ状態としない場合には、第1の
及び第2の電源オフスイッチ11b及び12bの各々は
導通状態となる。
【0015】電磁開閉器14が通電すると、モータドラ
イバ15に電流が流れ、これによって、ロボットモータ
に電源が投入されることになる。さらに、電磁開閉器1
4の通電によって、電磁開閉器接点14aが閉じられ、
この結果、第2の電源オンスイッチ12aの押しボタン
への押圧を止めても、電磁開閉器接点14aを介して電
流がモータドライバ14に与えられることになる。つま
り、第2の電源オンスイッチ12aを離しても、電源投
入状態が保持される。
【0016】上述の説明では、ロボット本体側の第2の
電源オンスイッチ12aを押し下げてロボット本体へ電
源投入する場合について説明したが、コントローラ側の
第1の電源オンスイッチ11aを押し下げても、同様に
してモータドライバ15に電流が流れる。
【0017】一方、ロボット本体12への通電を遮断す
る際には、第1及び第2の電源オフスイッチ11b及び
12bのいずれか一方を押し下げればよい。例えば、第
1の電源オフスイッチ11bを押し下げると、第1の電
源オフスイッチ11bは非導通となるから、これによっ
て、電磁開閉器14への通電が停止され、モータドライ
バ15へ流れる電流が遮断される。この結果、ロボット
本体12への電源供給が遮断される。
【0018】電磁開閉器14への通電が停止されると、
電磁開閉器接点14aが開かれ、これによって、商用電
源13と第1の電源オンスイッチ11aとの間の回路が
オープン状態となって、第1の電源オフスイッチ11b
を離しても(つまり、第1の電源オフスイッチ11bが
導通状態となっても)、モータドライバ15へ電流が流
れず、電源遮断状態が保持される。
【0019】上述の説明では、コントローラ本体側の第
1の電源オフスイッチ11bを押し下げてロボット本体
の電源を遮断する場合について説明したが、第1の電源
オフスイッチ11bと第2の電源オフスイッチ12bと
は直列に接続されているから、ロボット本体側の第2の
電源オフスイッチ12bを押し下げても、同様にして、
ロボット本体の電源を遮断することができる。
【0020】なお、上述の例では、第1及び第2の電源
オンスイッチ11a及び12aで構成される並列回路を
商用電源に接続する場合について説明したが、この並列
回路を電磁開閉器14に接続し、第1及び第2の電源オ
フスイッチ11b及び12bで構成される直列回路を商
用電源13に接続するようにしてもよく、この場合に
は、第1の電源オフスイッチ11bが商用電源に接続さ
れる。
【0021】さらに、第1及び第2の電源オンスイッチ
11a及び12aで構成される並列回路に直列にそれぞ
れ第1及び第2の電源オフスイッチ11b及び12bを
接続して、第1の電源オフスイッチ11bを商用電源1
3に接続し、第2の電源オフスイッチ12bを電磁開閉
器14に接続するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではコント
ローラ側及びロボット本体側いずれからもロボット本体
に電源を投入できるばかりでなく、電源遮断もでき、こ
の結果、電源の投入及び遮断が容易となり、作業効率を
向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可搬型ロボットの一例を示す電源
回路結線図である。
【符号の説明】
11 コントローラ 12 ロボット本体 11a,12a 電源オンスイッチ 11b,12b 電源オフスイッチ 13 商用電源 14 電磁開閉器 14a 電磁開閉器接点 15 モータドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット本体と、該ロボット本体を遠隔
    操作するコントローラとを有する可搬型ロボットにおい
    て、前記コントローラには第1の電源オンスイッチ及び
    第1の電源オフスイッチが備えられ、前記ロボット本体
    には第2の電源オンスイッチ及び第2の電源オフスイッ
    チが備えられており、前記第1及び前記第2の電源オン
    スイッチは互いに並列に接続されて並列回路を構成し、
    前記第1及び前記第2の電源オフスイッチは互いに直列
    に接続されて直列回路を構成し、前記並列回路と前記直
    列回路とが接続されてスイッチ回路を形成しており、該
    スイッチ回路が電源に接続され、前記コントローラには
    前記スイッチ回路に接続された電磁開閉器が備えられて
    おり、前記電磁開閉器に通電された際前記ロボット本体
    へ電源投入が行われるようにしたことを特徴とする可搬
    型ロボット。
  2. 【請求項2】 ロボット本体と、該ロボット本体を遠隔
    操作するコントローラとを有する可搬型ロボットにおい
    て、前記コントローラには第1の電源オンスイッチ及び
    第1の電源オフスイッチが備えられ、前記ロボット本体
    には第2の電源オンスイッチ及び第2の電源オフスイッ
    チが備えられており、前記第1及び前記第2の電源オン
    スイッチは互いに並列に接続されて並列回路を構成し、
    前記第1及び前記第2の電源オフスイッチは前記並列回
    路に接続され、前記第1の電源オフスイッチが電源に接
    続されており、前記コントローラには前記第2の電源オ
    フスイッチに接続された電磁開閉器が備えられており、
    前記電磁開閉器に通電された際前記ロボット本体へ電源
    投入が行われるようにしたことを特徴とする可搬型ロボ
    ット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された可搬型ロボ
    ットにおいて、前記第1及び前記第2の電源オンスイッ
    チは押し下げた時のみ導通し、前記第1及び前記第2の
    電源オフスイッチは押し下げた時のみ非導通となり、前
    記電磁開閉器の接点が前記並列回路に並列に接続され
    て、前記電磁開閉器へ通電が行われると前記接点が閉じ
    られるようにしたことを特徴とする可搬型ロボット。
JP7921398A 1998-03-26 1998-03-26 可搬型ロボット Withdrawn JPH11277480A (ja)

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JP7921398A JPH11277480A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 可搬型ロボット

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607