JPH11277121A - 粗圧延機作業ロール水平方向変位装置及び当該装置を用いた圧延機の制御方法 - Google Patents

粗圧延機作業ロール水平方向変位装置及び当該装置を用いた圧延機の制御方法

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JPH11277121A
JPH11277121A JP10084425A JP8442598A JPH11277121A JP H11277121 A JPH11277121 A JP H11277121A JP 10084425 A JP10084425 A JP 10084425A JP 8442598 A JP8442598 A JP 8442598A JP H11277121 A JPH11277121 A JP H11277121A
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    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/20Adjusting or positioning rolls by moving rolls perpendicularly to roll axis
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の粗圧延機では、圧延材の圧延後に生じ
る上反り、下反りを防止するために、上、下WR間の駆
動モータ負荷を等しくするフィードバック制御を行って
いたが、これらの現象を防止することは不可能であっ
た。 【解決手段】 本発明による粗圧延作業ロール水平方向
変位装置及び当該装置を用いた圧延機の制御方法は、厚
み測定用センサー(7)で圧延材(10)の厚みを測定した情
報から得たピックアップ角度から上、下WR(5-1,5-2)
の水平方向変位量を求め、各WR(5-1,5-2)の変位(オ
フセット)状態にて圧延することにより上反り、下反り
を防止する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、粗圧延機作業ロー
ル水平方向変位装置及び当該装置を用いた圧延機の制御
方法に関し、特に、粗圧延機の上、下作業ロール(以下
「上、下WR」と云う)を圧延材の進入側及び退出側に
WRを水平方向に変位させる事で、圧延材の圧延時及び
後の上反り、下反り等を防止するための新規な改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特に図示していないが、粗圧延機
においては圧延材の圧延後に上反り、下反り、曲がりを
生じていたため、この現象を防止するべく上WRと下W
R間で、圧延比が大きい方が荷重が大きい事を利用し
て、上WRと下WRのロール駆動用モーター電流を用い
て上、下WR間のモーター負荷を等しくするためのフィ
ードバック制御を行っている。また、従来より4重式圧
延機において、1つのチョックに対して入側・出側に1
本ずつのシリンダを用いてWRをバックアップロール
(以下「BUR」と云う)に押し付ける役割を持つバラ
ンスシリンダブロック(以下「バランスシリンダブロッ
ク」と云う)ごとWRチョック及びWRを水平方向に変
位させることにより、圧延材の圧延後の曲がり等を抑制
するようにした方法が、例えば特開昭56−59512
号公報などに開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の粗圧延機
では、圧延材の圧延後に生じる上反り、下反り、曲がり
を防止するために上、下WR間の駆動モーター負荷を等
しくするフィードバック制御を行っているが、この方法
では圧延材の先端部分はフィードバック制御が完全に追
い付かないために上反り、下反りの現象を皆無にするこ
とが出来なかった。また、従来のWR水平方向変位はW
Rクラウンの変化等による寸法精度向上を狙ったもので
あり、圧延材の上反り、下反り防止を狙ったものではな
かった。
【0004】前述の下反りが起こると、粗圧延テーブル
ローラー群に次々と衝突して、粗圧延テーブルローラー
及びその周辺部品へ過大な衝撃荷重をもたらし、粗圧延
テーブルローラー、軸受け、及びその周辺部品の寿命を
著しく低下させることになっていた。
【0005】また、上反りを起こした圧延後の圧延材
は、仕上圧延前に圧延材の幅方向両端部を加熱して圧延
材の幅方向温度差を緩和する役目を持つ、ホットバーエ
ッジヒーター(Hot ber Edge Heter、以下「HEH」と
云う)の中を支障無く通過させるためには、このHEH
の上下電磁誘導加熱装置の間隙を大きく取る必要があ
り、そのようにした場合には漏洩磁束が多くなり熱効率
が下がるため莫大な電力アップが必要となり電力原単位
を上昇させていた。
【0006】さらに、仕上圧延機に入る前の圧延材の先
端・尾端を切りそろえるクロップシャーの切断位置のコ
ントロールを画像処理装置にて行っているが、先端の上
反りや下反りがある材料では、形状認識で誤差を生じ最
適な切断が行われず、ひいては製品歩留まりの低下を来
している。
【0007】また、従来より粗圧延機にはWRを入側・
出側方向に水平方向変位させる機構は装備されていない
が、従来の4重式圧延機において用いられている。1つ
のチョックに対して入側・出側に1本ずつのシリンダを
用いてWRを水平方向変位させる方式をそのまま粗圧延
機に転用した場合、WRの上下方向移動量が粗圧延機に
対して小さい仕上圧延機やスキンパスミルとは違い、粗
圧延機の上WRは上下方向移動量が大きいため、上WR
が上方向に移動した場合には、バランスシリンダブロッ
クの上端部のみで上WRチョックを固定する事になるた
め、バランスシリンダブロック及びWRチョック水平方
向変位シリンダ部に過大なモーメント荷重と曲げ荷重が
加わり水平方向変位装置の破損に至る可能性がある。ま
た、上WRの上方向移動量が最大量に近い場合には、上
WRチョックがその側面全体で固定されないために、そ
のままでは非常に不安定な状態となる。
【0008】また、WRチョックと粗圧延機本体間には
ロール交換の必要性やWRの上下方向への移動の必要性
から若干のギャップがあり、圧延材噛み込み時には粗圧
延機本体全体が大きく振動するという問題があった。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、粗圧延機の上、下WRを圧
延材の進入側及び退出側に水平方向に変位させることで
圧延時及び後に起こる上反り、下反りを少なくするよう
にした粗圧延機作業ロール水平方向変位装置及び該装置
を用いた圧延機の制御方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による粗圧延機作
業ロール水平方向変位装置は、圧延材を圧延するため上
下に分割した上、下作業ロールをバックアップロールに
押し付ける役割を持つシリンダブロックと、前記上作業
ロールを水平方向変位させるための上作業ロールチョッ
ク水平方向変位シリンダと、前記下作業ロールを水平方
向変位させるための下作業ロールチョック水平方向変位
シリンダと、前記圧延材の厚みを測定する厚み測定セン
サーとよりなる構成であり、さらに、前記シリンダブロ
ックは、上入側、上出側バランスシリンダブロックから
なる上バランスシリンダブロック及び下入側、下出側バ
ランスシリンダブロックからなる下バランスシリンダブ
ロックとからなり、前記上作業ロールチョック水平方向
変位シリンダは、上下に配設された複数の上入側作業ロ
ールチョック水平方向変位シリンダ及び上下に配設され
た複数の上出側作業ロールチョック水平方向変位シリン
ダとからなり、前記下作業ロールチョック水平方向変位
シリンダは、入、出側下作業ロールチョック水平方向変
位シリンダとからなる構成である。さらに、本発明によ
る粗圧延機作業ロール水平方向変位装置を用いた圧延機
制御方法は、圧延材の厚み測定用センサーで圧延材の厚
みを測定する第1工程と、当該圧延材の情報からピック
アップ角度を求める第2工程と、前記ピックアップ角度
から上、下作業ロールの水平方向の変位量を計算する第
3工程と、前記第3工程による計算結果から上、下作業
ロールを水平方向に変位させる第4工程と、上作業ロー
ル上の上バックアップロールを下げる第5工程と、圧延
材を各作業ロールに噛みこませる第6工程とよりなる方
法であり、さらに、バススケジュールに従い前記上、下
作業ロール間ギャップを狭める際、上、下作業ロールチ
ョックごと上、下作業ロールを水平方向変位させる制御
を行う場合、作業ロール水平方向変位量Oを次の数2の
(1・2・3)式を用いて求め、
【0011】
【数2】
【0012】上、下作業ロールチョックごと上、下作業
ロールを圧延方向入側、出側に水平方向変位させる方法
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による粗
圧延機作業ロール水平方向変位装置及び当該装置を用い
た圧延機の制御方法の好適な実施の形態について説明す
る。本発明による粗圧延機は、図1に示すように圧延材
10の圧延時及び後の上反り、下反り、先端曲がりを防
止する目的として上、下WR5−1,5−2を各々別個
に入側・出側に水平方向変位させるために上下に分割し
たバランスシリンダブロック2を有する。このバランス
シリンダブロック2は、上入側、上出側バランスシリン
ダブロック2−1−1,2−1−2からなる上バランス
シリンダブロック2−1及び下入側、下出側バランスシ
リンダブロック2−2−1,2−2−2からなる下バラ
ンスシリンダブロック2−2とからなる。
【0014】このバランスシリンダブロック2の上バラ
ンスシリンダブロック2−1を水平方向変位させるため
に、上バランスシリンダブロック2−1の裏側と圧延機
本体1の間には、上入側WRチョック水平方向変位シリ
ンダ3−1−1,3−1−2が上下に並列に2本と上出
側WRチョック水平方向変位シリンダ3−1−3,3−
1−4が上下に並列に2本設けられた構成の上WRチョ
ック水平方向変位シリンダ3−1が圧延機1の作業側1
4の入側と出側、動力側15の入側と出側に設けてあ
り、上WRチョック水平方向変位シリンダ3−1は実際
には計8本設けられている。下バランスシリンダブロッ
ク2−2を水平方向変位させるために、下バランスシリ
ンダブロック2−2の裏側と圧延機本体1の間には1本
ずつの入、出側下WRチョック水平方向変位シリンダ3
−2−1,3−2−2からなる下WRチョック水平方向
変位シリンダ3−2が設けられており、これが圧延機1
の作業側14の入側と出側、動力側15の入側と出側に
設けてあり、下WRチョック入水平方向変位シリンダ3
−2としては計4本設けてある。
【0015】また、上WR5−1が上方に移動した場合
に、上WR5−1を入側若しくは出側に水平方向変位及
び固定する為に計4本の入側、出側WRチョック固定シ
リンダ4−1,4−2からなるWRチョック固定シリン
ダ4が設けられ、1パス目の上、下WR5−1,5−2
の水平方向変位量を決定するために、粗圧延機1の入側
にCCDカメラを備えた画像処理装置からなる圧延材1
0の厚み測定用センサー7−1,7−2,7−3を設け
た構成からなるWR水平方向変位装置を備えた粗圧延機
である。但しWRチョック固定シリンダ4は、圧延材1
0の厚さよりも上WR5−1の上下方向の移動可能な量
の方が遥かに大きいため、通常の圧延では使用すること
は無い。
【0016】圧延材10が圧延機1に噛み込む前に、上
WRチョック水平方向変位シリンダ3−1と、下WRチ
ョック水平方向変位シリンダ3−2を用いて、上バラン
スシリンダブロック2−1と、下バランスシリンダブロ
ック2−2を水平方向変位させる。圧延材10が各WR
5−1,5−2に噛み込む以前に各々逆方向のWR水平
方向へ各WR5−1,5−2を変位させる事により、従
来、フィードバックの遅れのために上、下WR5−1,
5−2間のモーター負荷を等しくするフィードバック制
御のみでは対応しきれなかったために生じる圧延材10
が各WR5−1,5−2に噛み込んだ後の上反り、下反
り及び先端曲がりがなくなる。
【0017】更に上WRチョック水平方向変位シリンダ
3−1は、従来の4重式圧延機と違い、上入側、上出側
バランスシリンダブロック2−1−1,2−1−2につ
き2本ずつ、計8本のシリンダ3−1−1〜3−1−4
を備えることで、上WR5−1が上方向に移動し、バラ
ンスシリンダブロック2−1の上部のみで上WRチョッ
ク6−1を固定した場合にも上、下バランスシリンダブ
ロック2−1,2−2及び上、下WRチョック水平方向
変位シリンダ3−1,3−2に過大なモーメント荷重及
び曲げ荷重が加わる事を防止している。
【0018】また、上WR5−1が最大移動量近くまで
上方向に移動した場合に、上WRチョック6−1がその
側面全体で固定されないために、そのままでは非常に不
安定な状態となる事を防止するため、図2に示すように
上WR5−1を固定及びWR水平方向変位させる目的
で、上WR5−1のバランス量が最大の状態の時に、上
WR5−1の中心に当たる部分で上WRチョック6−1
を固定出来る位置に、WRチョック固定シリンダ4を粗
圧延機本体1に計4本有する。
【0019】次に、実際の圧延では、粗圧延機1は圧延
材10を複数パス往復圧延し、そのたび毎に上、下WR
間隔を狭めながら所定の厚さまで圧延材10を圧延す
る。この圧延パスが1、2パス目では頭下げを生じる場
合が多く、3、4パス目以降は頭上げが生じる場合が多
い。本発明による圧延方法では、1パス目では上下WR
水平方向変位量を決定するために圧延材10、すなわち
スラブが加熱炉から抽出されて、粗圧延機1に入る前に
設けた厚み測定用センサー7−1としてのCCDカメラ
(図示せず)で撮影した画像を画像処理装置で処理し、
さらに、演算処理して圧延材10厚みとしている。
【0020】圧延材10の厚み測定用センサー7−1
は、圧延材10が圧延機に噛み込む前に、圧延材10厚
み測定演算値からWR水平方向変位量を計算し、更に
上、下WR間ギャップ設定を設定し、前記計算結果に基
づきWR水平方向に変位させ、BURを介して圧下荷重
を掛けるまでが行える位置に設定する。WR水平方向変
位量を決定した後のWR水平方向変位及び圧下荷重を掛
けるまでについてであるが、上WR5−1の場合は、1
パス目は上下WR間ギャップ設定、ついで水平方向変
位、さらにBUR13−1、13−2を介して圧下荷重
を掛ける手順で行う。
【0021】1パス目以外は上、下WR間ギャップを設
定して上WR5−1と上BUR13−1との間に空間を
作ることで圧下荷重を無くし、次にWR水平方向変位を
行い、最後に上BUR13−1を介して圧下荷重を掛け
る。下WR5−2の場合は、下BUR13−2が上下方
向に移動しないため、パス回数に関係なく、下バランス
シリンダブロック2−2から突き出すシリンダの力を緩
めることでまず下WR5−2の自重以外に下WR5−2
を下BUR13−2に押し付ける力を無くし、次に水平
方向変位、最後に再び下バランスシリンダブロック2−
2から突き出すシリンダにより下WR5−2を下BUR
13−2に押し付ける順序で行う。下WR5−2のWR
水平方向変位には上WR5−1のWR水平方向変位以上
の力が必要となるため、上WR5−1のWR水平方向変
位量のみで必要なWR水平方向変位量が確保できる場合
は、下WR5−2は現状の粗圧延機と同じ中立位置で固
定とする。
【0022】また、制御のためのWR水平方向変位量の
決定方法についてであるが、上反り、下反りを生じる要
因ごとに記述する。以下の各式では、上WR5−1を圧
延材10の進入側、下WR5−2を圧延材10の退出側
へのWR水平方向への、つまり下反り防止方向へのWR
水平方向変位を(+)方向とする。
【0023】前述の場合、 θ:ピックアップ角(度) ・・ピックアップ量、圧延材長さ、圧延材質量、圧延材
ヤング率、圧延材断面二次モーメントを用いて梁のたわ
みの式より計算して求める。 a:上、下WR間ギャップ(mm) ・・圧延スケジュールにより決定する既知の値 A:WR水平方向変位量(mm) とすると A=atan(θ) Aは、図4に示す、ピックアップによる各WR5−1,
5−2に対する圧延材10の噛み込み角度に関する項で
ある。ピックアップ量はパスラインに対して下WR5−
2が突出した高さで、1パスでの最大圧下量の約1/2
だけ出るように設定されている。よって従来の粗圧延機
では圧延材10がパスラインからわずかに浮き上がった
状態となる場合があり、この為、従来の粗圧延機では下
反り方向に各WR5−1,5−2を水平方向変位させた
のと同じ効果が生じている。
【0024】ピックアップ角θは以下のように決定す
る。 p :ピックアップ量(mm) ・・圧延機の最大圧下量の1/2に設定されており、既
知の値 θ1:下WRピックアップ量による進入角度(度) θ2:圧延材たわみによる進入角度(度) b :圧延材厚さ(mm) ・・1パス目は圧延材厚み測定用センサー7−1により
測定し、2パス目以降は前のパスの上下WR間ギャップ
により決定する L :圧延材長さ(mm) ・・1パス目は前工程等で事前に計測された値を使用
し、2パス目以降は圧延材10の幅と厚さの変化から計
算する W :圧延材質量(Kg) ・・前工程等で事前に計測されている値 E :圧延材10ヤング率(Kg/mm2) ・・材料と温度により決定される材料固有の値であり、
高温材引張試験機により測定した事前に決められた定数 I :断面二次モーメント(mm4) ・・圧延材10断面の形状から決定する値であり、断面
形状が長方形の場合は(幅)×(厚さ)3/12で求め
る とすると、ピックアップ角度は下WRピックアップ量に
よる進入角度θ1と圧延材たわみによる進入角度θ2と
の和であり、次の数3の(4)〜(7)式の通りであ
る。
【0025】
【数3】
【0026】また、仮想的に圧延材10の長さを実際の
2倍(2L)とし、両端をパスラインより、p+(a−
b)/2だけ高いWR上に載せていると仮定すると、両
端支持真直梁のたわみ量を求める既知の公式より(ピッ
クアップ量<たわみ量)の場合、つまり次の数4の
(8)〜(10)式で表せる。
【0027】
【数4】
【0028】上、下WR5−1,5−2の圧延速度比
と、頭を曲げようとする力として圧延量b−a、頭を曲
げまいとする抵抗力としてa/b、を考慮に入れたWR
の水平方向変位量Cは以下のようにして求める。 d1:下WR径(mm) ・・使用するロール毎に決定する既知の値 d2:上WR径(mm) ・・使用するロール毎に決定する既知の値 ω1:下WR回転数(m/min) ・・使用するロールと圧延スケジュールにより決定する
既知の値 ω2:上WR回転数(m/min) ・・使用するロールと圧延スケジュールにより決定する
既知の値 B :上下WR周速度比 C :WR水平方向変位量(mm) とすると、次の数5の(11)〜(13)式の通りであ
る。
【0029】
【数5】
【0030】α :下圧下量(mm) ・・(b−a)/2であるが、厳密な値は未知 β :上圧下量(mm) ・・(b−a)/2であるが、厳密な値は未知 D :上下圧下量比 とすると、 D=β/α Dは図6に示す、上下圧延比に関する項である。噛み込
む瞬間はα=βでない限り、より圧延比の大きな側が多
く伸ばされる。但し、一旦噛み込んでしまえば重力より
も圧下力の方が大きいためα≒β≒(b−a)/2とな
り、この項は効かなくなる。よって頭を曲げる要因とし
ては考えられるが、この項はWR水平方向変位量を決定
する式より省く。また、圧延材10の上下温度差も要因
として考えられるが、同一圧延材10の中で伸びの差を
決定するほど温度差がある場合は考えにくく、WR水平
方向変位量を決定する式には加えない。
【0031】以上より、 S:WR水平方向変位量(mm) とすると、 S=A+C つまり、次の数6の(14),(15)式の通りであ
る。
【0032】
【数6】
【0033】従って、本発明は以上のように、段落[0
012]における(1)〜(3)式で得られたWR水平
方向変位量Sを用いて圧延制御する圧延方法である。
【0034】従って、従来の粗圧延機の3、4パス目で
は圧延材10の上反りが生じている場合が多いが、これ
は1、2パス目で下反りとなった圧延材10が噛み込む
とき、先端進入角度が下向きとなる事が原因となるため
で、WRが上反り方向に水平方向変位されたのと同じ効
果をもたらしていた為である。本発明により圧延材10
の下反りが解消されれば圧延材10の上反りも解消され
る。
【0035】実施例 以下、本発明の実施例について説明する。上BUR13
−1と上WR5−1を、前の圧延材10抜けと同時に次
の圧延材10の1パス目の圧延量に合わせた位置まで上
方に移動させるのは従来の粗圧延機と同様である。
【0036】1パス目圧延材10の先端が、圧延材10
の厚み測定用センサー7−1によって先端部の厚みが測
定されると、次にこれらの情報を元に上、下WR5−
1,5−2のWR水平方向変位量を決定し、WR水平方
向変位を行う。このWR水平方向変位は下バランスシリ
ンダブロック2−2の各下入側、下出側バランスシリン
ダブロック2−2−1,2−2−2から突き出たシリン
ダで下WR5−2を下BURに押し付けないようにし、
上WR5−1に上BUR13−1を介して圧下荷重を掛
けないようにして、ロールチョック水平方向変位シリン
ダ3を均等移動させることにより行う。1パス目は板厚
が大きいため上WRチョック6−1がその側面全体で固
定されない為、上WRチョック6−1とWRチョック固
定シリンダ4が干渉しないならば、WR5−1の水平方
向変位と同時にWRチョック固定シリンダ4で上WRチ
ョック6−1をそのWR水平方向変位位置で固定する。
各WR5−1,5−2の水平方向変位完了と同時に上B
UR13−1を介して荷重を掛ける。また、下バランス
シリンダブロック2−2から突き出たシリンダで下WR
5−2を下BUR13−2に押し付ける。ここまでの作
業は1パス目の圧延材10の噛み込みまでに行わなけれ
ばならない。その後、圧延中は上、下WR5−1,5−
2のWR水平方向変位量は固定したままとし、圧延材1
0の圧延中の形状修正は、従来通り上、下WR5−1,
5−2間のモーター負荷を等しくするフィードバック制
御を行うことで対応する。
【0037】2パス目は、1パス目圧延終了と同時に1
パス目の上、下WR5−1,5−2間ギャップを圧延厚
みとして認識し、この情報を元に上、下WR5−1,5
−2のWR水平方向変位量を決定する。この時、WRチ
ョック固定シリンダ4は、上、下WR5−1,5−2間
ギャップ調整に備えて開放しておく。WR水平方向変位
量の決定が終了すると2パス目圧延材10の噛み込み前
に、上WR5−1の場合は上、下WR5−1,5−2間
ギャップ調整により、まず上WR5−1と上BUR13
−1の間に空間を作ることで圧下荷重を無くし、次に上
WR5−1の水平方向変位を行う。
【0038】この上WR5−1の水平方向変位時、WR
チョック固定シリンダ4が上WRチョック6−1のバラ
ンスシリンダ受け部と干渉しないならば、上WRチョッ
ク6−1の固定及びWR水平方向変位のために使用す
る。上WR5−1は最後にBURを介して圧下荷重を掛
ける。下WR5−2の場合は、下バランスシリンダブロ
ック2−2から突き出たシリンダにより下WR5−2を
下BUR13−2に押さえつけないようにする事で下W
R5−2の自重以外に下WR5−2を下BUR13−2
に押し付ける力を無くし、次にWR水平方向変位、最後
に下バランスシリンダブロック2−2から突き出たシリ
ンダで下WR5−2を下BUR13−2に押し付ける。
以上の作業は2パス目の圧延材10の噛み込み前に終了
しなければならない。圧延中は、上、下WR5−1,5
−2のWR水平方向変位量は固定したままとし、圧延材
10の圧延中の形状修正は、従来通り上、下WR5−
1,5−2間のモーター負荷を等しくするフィードバッ
ク制御を行うことで対応する。
【0039】2パス目以降は、2パス目と同様の作業を
順次行う。従って、前述のWR水平方向変位制御は、ま
とめると、図7のフローチャートに示すように、第1ス
テップ100として圧延材10のトップの厚さを測定
し、第2ステップ101として上、下WRオフセット量
(水平方向変位量)を計算し、第3ステップ102とし
てオフセット量に従って上、下WRをオフセットさせ
る。次に、第4ステップ103として圧下荷重をロード
し、第5ステップ104として圧延材10に噛み込み
後、ロードバランスによる制御を行うものである。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているこ
とにより、粗圧延機WRを可変WR水平方向変位させる
ことが出来るようになり、これによって圧延材の圧延後
に生じる上反り、下反り、先端曲がりが無くなる。さら
に、下反りが無くなるので粗圧延テーブルローラー群に
圧延材頭部が衝突することが無くなり、粗圧延テーブル
ローラーやローラー軸受け等の周辺機器の損傷が少なく
寿命延長につ繋がる。また、圧延材が上反りした状態で
エッジヒーターを通過しないので、上下の電磁誘導加熱
装置の間隙を極力小さくすることができ、電力原単位上
昇を押さえることができる。さらに、仕上圧延機に入る
前の圧延材の先端・尾端を切りそろえるクロップシャー
の切断位置のコントロールを画像処理装置にて行ってい
るが、先端の上反りや下反りがないので、形状認識精度
が上がり、製品歩留まりの低下を来たさない。さらに、
WRチョックと粗圧延機本体間のギャップが無くなり、
圧延材の噛み込み時の粗圧延機本体全体の振動を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧延装置のWR及び厚み測定セン
サーを示す構成図である。
【図2】上WRの上方向への移動量が最大の時のWRチ
ョック固定シリンダの使用例を示す説明図である。
【図3】上下WR圧延速度比模式図である。
【図4】ピックアップ角模式図である。
【図5】図4の要部を示す拡大図である。
【図6】上下圧延比模式図である。
【図7】WR水平方向変位制御のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 粗圧延機 2−1−1 上入側バランスシリンダブロック 2−1−2 上出側バランスシリンダブロック 2−2−1 下入側バランスシリンダブロック 2−2−2 下出側バランスシリンダブロック 3−1−1 上入側WRチョック水平方向変位シリン
ダ 3−1−2 上入側WRチョック水平方向変位シリン
ダ 3−1−3 上出側WRチョック水平方向変位シリン
ダ 3−1−4 上出側WRチョック水平方向変位シリン
ダ 3−2−1 下入側WRチョック水平方向変位シリン
ダ 3−2−2 下出側WRチョック水平方向変位シリン
ダ 4−1 入側WRチョック固定シリンダ 4−2 出側WRチョック固定シリンダ 4 WRチョック固定シリンダ 5−1 上WR 5−2 下WR 6−1 上WRチョック 6−2 下WRチョック 7−1〜7−3 厚み測定用センサー 10 圧延材 11 粗圧延テーブルローラー 12 圧延方向 13−1、13−2 上、下バックアップロール 14 作業側(WS) 15 動力側(DS)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延材(10)を圧延するため上下に分割し
    た上、下作業ロール(5-1,5-2)をバックアップロールに
    押し付ける役割を持つシリンダブロック(2)と、前記上
    作業ロール(5−1)を水平方向変位させるための上作業ロ
    ールチョック水平方向変位シリンダ(3-1)と、前記下作
    業ロール(5-2)を水平方向変位させるための下作業ロー
    ルチョック水平方向変位シリンダ(3-2)と、前記圧延材
    (10)の厚みを測定する厚み測定センサー(7-1〜7-3)とよ
    りなることを特徴とする粗圧延機作業ロール水平方向変
    位装置。
  2. 【請求項2】 前記シリンダブロック(2)は、上入側、
    上出側バランスシリンダブロック(2-1-1,2-1-2)からな
    る上バランスシリンダブロック(2-1)及び下入側、下出
    側バランスシリンダブロック(2-2-1,2-2-2)からなる下
    バランスシリンダブロック(2-2)とからなり、前記上作
    業ロールチョック水平方向変位シリンダ(3-1)は、上下
    に配設された複数の上入側作業ロールチョック水平方向
    変位シリンダ(3-1-1,3-1-2)及び上下に配設された複数
    の上出側作業ロールチョック水平方向変位シリンダ(3-1
    -3,3-1-4)とからなり、前記下作業ロールチョック水平
    方向変位シリンダ(3-2)は、入、出側下作業ロールチョ
    ック水平方向変位シリンダ(3-2-1,3-2-2)とからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の粗圧延機作業ロール水平
    方向変位装置。
  3. 【請求項3】 圧延材(10)の厚み測定用センサー(7)で
    圧延材(10)の厚みを測定する第1工程と、当該圧延材(1
    0)の情報からピックアップ角度を求める第2工程と、前
    記ピックアップ角度から上、下作業ロール(5-1,5-2)の
    水平方向の変位量を計算する第3工程と、前記第3工程
    による計算結果から上、下作業ロール(5-1,5-2)を水平
    方向に変位させる第4工程と、上作業ロール(5-1)上の
    上バックアップロールを下げる第5工程と、圧延材(10)
    を各作業ロール(5-1,5-2)に噛みこませる第6工程とよ
    りなることを特徴とする粗圧延機作業ロール水平方向変
    位装置を用いた圧延機の制御方法。
  4. 【請求項4】 パススケジュールに従い前記上、下作業
    ロール(5-1,5-2)間ギャップを狭める際、上、下作業ロ
    ールチョック(6-1,6-2)ごと上、下作業ロール(5-1,5-2)
    を水平方向変位させる制御を行う場合、作業ロール水平
    方向変位量Sを次の数1の(1・2・3)式を用いて求
    め、 【数1】 上、下作業ロールチョック(6-1,6-2)ごと上、下作業ロ
    ール(5-1,5-2)を圧延方向入側、出側に水平方向変位さ
    せることを特徴とする請求項3記載の粗圧延機作業ロー
    ル水平方向変位装置を用いた圧延機の制御方法。
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