JPH11276416A - 靴乾燥装置 - Google Patents

靴乾燥装置

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JPH11276416A
JPH11276416A JP7908898A JP7908898A JPH11276416A JP H11276416 A JPH11276416 A JP H11276416A JP 7908898 A JP7908898 A JP 7908898A JP 7908898 A JP7908898 A JP 7908898A JP H11276416 A JPH11276416 A JP H11276416A
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JP
Japan
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shoe
cabinet
horizontal bar
air
horizontal
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Pending
Application number
JP7908898A
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English (en)
Inventor
Takashi Takaoka
尭 高岡
Tadao Ikeda
忠夫 池田
Toshiyuki Ogawa
敏之 小川
Akimi Matsubara
暁美 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKYO KUCHO KK
Original Assignee
SANKYO KUCHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネット内の空気の流れがよく、靴内を
均一に乾燥させることができるようにする。 【解決手段】 一側壁が開口したキャビネット1と、キ
ャビネット1の開口1aを塞ぐ扉と、キャビネット1内
に設けられた靴支持装置と、靴支持装置に靴sが支持さ
れた状態において、先端が靴s内に位置して靴s内に空
気を送る送風パイプ8と、送風パイプ8に空気を供給す
る空気供給手段15とを設ける。靴支持装置を、靴sの
つま先部を支持する第1水平棒9と、靴sのかかと部を
支持する第2水平棒10の対とより構成し、靴s内に位
置する送風パイプ8が、靴sの内面に接触しないように
する。さらに第2水平棒10が、対応する第1水平棒9
より下方に設けられ、靴sが、上下を逆にした状態でつ
ま先が第1水平棒9により支持されるとともにかかとが
第2水平棒10により支持されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、靴乾燥装置に関す
る。特に長靴を乾燥させる靴乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品工場や調理場など、水を使用しなが
ら作業をする場所では、作業者などは、長靴をはく必要
があるが、長靴内は、乾燥しにくく、連日湿ったままの
長靴をはいて作業をすると、雑菌が増殖することがあ
る。そこで、以下に述べるような靴乾燥装置が用いられ
ている。
【0003】例えば、靴乾燥装置は、上下に間隔をおい
て配された複数の靴載置板を有するキャビネットと、キ
ャビネット内に温風や乾燥空気を吹き込む給気装置とを
備えている。
【0004】この靴乾燥装置においては、靴載置板に靴
を載置し、キャビネットを閉鎖した状態で給気装置によ
りキャビネット内に温風などを送り込み靴を乾燥させる
ようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の靴乾燥装置
においては、靴載置板によりキャビネット内の空気の流
れが阻害されるという問題がある。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決した、キ
ャビネット内の空気の流れがよい、靴乾燥装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するために、本発明の靴乾燥装置は、一側壁が
開口したキャビネットと、キャビネットの開口を塞ぐ扉
と、キャビネット内に設けられた靴支持装置と、靴支持
装置に靴が支持された状態において、先端が靴内に位置
して靴内に空気を送る送風パイプと、送風パイプに空気
を供給する空気供給手段とを備え、靴支持装置が、靴の
つま先部を支持する第1水平棒および靴のかかと部を支
持する第2水平棒の対を備え、靴内に位置する送風パイ
プが、靴の内面に接触しないようになされているもので
ある。
【0008】この靴乾燥装置においては、キャビネット
内部の空気の流れを妨げるものがないので、空気排気口
を1カ所に設けるだけで、内部の湿った空気を効率よく
排出することができ、キャビネットの一部に湿った空気
が滞留することがない。さらに、挿入パイプが靴内面に
接触しないように靴内部に挿入されているので、靴内面
の全部に挿入パイプから吹き出された空気が当たり、靴
内面が均一に、かつ、靴内面の全部がほぼ同時に乾燥す
る。
【0009】この、靴乾燥装置において、第2水平棒
が、対応する第1水平棒より下方に設けられ、靴が、上
下を反対にした状態でつま先が第1水平棒により支持さ
れるとともにかかとが第2水平棒により支持されるよう
になされている場合がある。
【0010】この場合、靴が上下を反対にした状態で支
持されているので、靴内部の水が排出されやすく乾燥に
要する時間が短くなる。
【0011】上記の靴乾燥装置において、第1水平棒
が、複数の位置において固定されるようになされ、第2
水平棒が、複数の位置において固定されるようになされ
ていることが好ましい。この場合、両水平棒の固定位置
を変えることにより、大きさの異なる靴に対応すること
ができる。
【0012】上記の靴乾燥装置において、キャビネット
内に、適当な給気装置により空気が供給される上下に長
い垂直チャンバと、垂直チャンバから上下に間隔をおい
て突出した複数の水平チャンバとを設け、送風パイプを
水平チャンバから上方に向かって突出するように複数設
け、第1および第2水平棒の対を水平チャンバに対応す
るように複数設けるとよい。
【0013】なお、送風パイプは、通常2つで1組をな
し、1組の送風パイプに1組の靴が支持される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の1
実施形態について説明する。なお、以下の説明において
前後左右は、図1を基準とするものとし、図1の紙面表
側を前、紙面裏側を後、左を左、右を右というものとす
る。
【0015】図1は、靴乾燥装置の正面図であり、靴乾
燥装置は、前壁が開口したキャビネット(1) と、キャビ
ネット(1) の開口(1a)を塞ぐ複数の扉(図示略)とを備
えている。
【0016】キャビネット(1) 内部の右部を除いた空間
が靴収容空間(3) となされている。キャビネット(1) の
右部は、前後二つの空間に仕切られ、後側の空間が垂直
チャンバ(4) 、前側の空間が操作機器収容空間(6) とな
されている。
【0017】靴収容空間(3) 内の上左側にキャビネット
(1) 内の空気を外部に排出する排気装置(14)が、上右側
に、キャビネット(1) 外部から空気を取り込んで垂直チ
ャンバ(4) に空気を供給する給気装置(15)がそれぞれ収
められている。
【0018】さらに、靴収容空間(3) 内には、垂直チャ
ンバ(4) から左方に伸びた断面方形状水平チャンバ(7)
が上下に間隔をおいて3つ設けられている。なお、水平
チャンバ(7) の横断面積は左に行くにしたがって小さく
なるようになされている。各水平チャンバ(7) の前面
に、先端が開口した複数の前上方突出送風パイプ(8) が
互いに間隔をおいて設けられている。
【0019】送風パイプ(8) は、後に詳しく述べるよう
に靴(s) が靴底を上にして支持された状態で、靴(s) 内
に位置するとともに、靴(s) 内に位置しても靴の内面に
当接しない長さおよび径を有している。
【0020】各水平チャンバ(7) の前上方には左右方向
に伸びる第1水平棒(9) が、第1水平棒(9) の前下方に
は左右方向に伸びる第2水平棒(10)がそれぞれ配されて
おり、最も上に位置する第1および第2水平棒(9)(10)
、まん中に位置する第1および第2水平棒(9)(10) 並
びに最も下に位置する第1および第2水平棒(9)(10) が
それぞれ対をなす。
【0021】各水平棒(9)(10) は、キャビネット(1) の
左右側壁内面に固定された板状支持部材(11)(12)により
端部が支持されている。第1水平棒(9) を支持する支持
部材(11)には、前方に開口して後下方に伸びた切欠(11
a) が上下に間隔をおいて3つ形成され、第2水平棒(1
0)を支持する支持部材(12)には、上方に開口して下方に
伸びた切欠(12a) が上下かつ前後に間隔をおいて3つ形
成されている。そして、任意の切欠(11a)(12a)に各水平
棒(9)(10) の端部を引っかけることにより各水平棒(9)
(10) が支持される。そして、各水平棒(9)(10) を支持
する切欠(11a)(12a)の組み合わせを変えることにより各
水平棒(9)(10) 間の距離および各水平棒(9)(10) の中心
を結んだ線のなす角度が変化するようになされている。
【0022】なお、図3には、第1および第2水平棒
(9)(10) がそれぞれ最も下の切欠(11a)(12a)に引っかけ
られている状態が示されている。
【0023】第2水平棒(10)の下方には、左右方向に伸
びる樋(13)が配されている。樋(13)は、右側に比し左側
が僅かに高くなるように配されているとともに、各樋(1
3)の右端部が靴収容空間(3) の右端部に配された垂直パ
イプ(17)に連結されており、垂直パイプ(17)の下端が、
操作機器収容空間(6) の下部に設けられたタンク(18)内
に位置するようになされている。そして、後に詳しく述
べるように、上下逆に支持された靴(s) 内のから滴る水
が、樋(13)により受けられ、垂直パイプ(17)により、タ
ンク(18)に送られる。
【0024】操作機器収容空間(6) 内には、排気装置(1
4)および給気装置(15)の運転の開始と停止を行うスイッ
チ装置(図示略)や、所定時間後に排気装置および給気
装置の運転を開始または停止させるタイマー装置(図示
略)が収められており、キャビネット(1) の前面右部に
設けられた操作パネル(16)のスイッチにより、各種装置
が操作される。
【0025】上記のようにして構成された靴乾燥装置に
おいては、乾かそうとする靴(s) をこれの内面が送風パ
イプ(8) に接触しないように送風パイプ(8) に被せると
ともに、この靴(s) のつま先部を第1水平棒(9) によ
り、かかと部を第2水平棒(10)により支持する。このよ
うに靴底を上にしてすなわち上下逆に支持された靴(s)
内に存在している水は、樋(13)により受けられてタンク
(18)に収集される。
【0026】そして、給気装置の運転を開始して垂直チ
ャンバ(4) 、水平チャンバ(7) および送風パイプ(8) を
介してキャビネット(1) 内に空気を送り込むとともに排
気装置(14)によりキャビネット(1) 内の空気をキャビネ
ット(1) 外に排出する。靴(s) が被せられた送風パイプ
(8) から吹き出される空気は、靴(s) の内面を乾かす。
なお、水平チャンバ(7) の横断面積が左方ほど小さくな
っているので、左方にある送風パイプ(8) と右方にある
送風パイプ(9) から吹き出される空気の流速はほとんど
同じである。
【0027】異なる大きさの靴(s) を乾かす必要がある
さいは、例えば、最も上の水平棒(9)(10) の対において
は、水平棒(9)(10) 端部を最も上に位置する切欠(11a)
(12a)に引っかけ、まん中の水平棒(9)(10) の対におい
ては水平棒(9)(10) の端部をまん中の切欠(11a)(12a)に
引っかけ、最も下の水平棒(9)(10) の対においては、水
平棒(9)(10) の端部を最も下に位置する切欠(11a)(12a)
に引っかけ、それぞれの水平棒(9)(10) の対により異な
る大きさの靴(s) を支持すればよい。
【0028】なお、本発明の靴乾燥装置の構成は、上記
実施形態のものに限らず、適宜変更可能である。例え
ば、靴底が下を向いた状態で靴が第1水平棒および第2
水平棒に支持され、送風パイプが、上方から靴内に挿入
される場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態における靴乾燥装置の正面
図である。
【図2】図1におけるII-II 線に沿う断面図である。
【図3】図2の要部の拡大図である。
【符号の説明】 (1) キャビネット (8) 送風パイプ (9) 第1水平棒 (10) 第2水平棒 (15) 給気装置
フロントページの続き (72)発明者 松原 暁美 大阪府四條畷市美田町6番4号 三共空調 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側壁が開口したキャビネットと、キャ
    ビネットの開口を塞ぐ扉と、キャビネット内に設けられ
    た靴支持装置と、靴支持装置に靴が支持された状態にお
    いて、先端が靴内に位置して靴内に空気を送る送風パイ
    プと、送風パイプに空気を供給する空気供給手段とを備
    え、 靴支持装置が、靴のつま先部を支持する第1水平棒と、
    靴のかかと部を支持する第2水平棒の対とよりなり、 靴内に位置する送風パイプが、靴の内面に接触しないよ
    うになされていることを特徴とする靴乾燥装置。
  2. 【請求項2】 第2水平棒が、対応する第1水平棒より
    下方に設けられ、靴が、靴底を上に向けた状態でつま先
    が第1水平棒により支持されるとともにかかとが第2水
    平棒により支持されるようになされていることを特徴と
    する請求項1記載の靴乾燥装置。
  3. 【請求項3】 第1水平棒および第2水平棒が、それぞ
    れ複数の位置において固定されるようになされており、
    両水平棒の固定位置を変えることにより、大きさの異な
    る靴に対応するようになされている請求項1または2記
    載の靴乾燥装置。
JP7908898A 1998-03-26 1998-03-26 靴乾燥装置 Pending JPH11276416A (ja)

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JP7908898A JPH11276416A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 靴乾燥装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212590A (ja) * 2007-03-08 2008-09-18 Sekisui House Ltd ブーツ収納具、及びブーツ収納具付き下駄箱
CN108852254A (zh) * 2017-12-04 2018-11-23 刘会 烘鞋设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212590A (ja) * 2007-03-08 2008-09-18 Sekisui House Ltd ブーツ収納具、及びブーツ収納具付き下駄箱
CN108852254A (zh) * 2017-12-04 2018-11-23 刘会 烘鞋设备
CN108852254B (zh) * 2017-12-04 2020-11-24 泉州台商投资区镕逸科技有限公司 烘鞋设备

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