JPH11276353A - 電気式グリラー - Google Patents
電気式グリラーInfo
- Publication number
- JPH11276353A JPH11276353A JP8072798A JP8072798A JPH11276353A JP H11276353 A JPH11276353 A JP H11276353A JP 8072798 A JP8072798 A JP 8072798A JP 8072798 A JP8072798 A JP 8072798A JP H11276353 A JPH11276353 A JP H11276353A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- griller
- food material
- food
- heater
- striped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 グリラーにおいて、被加熱食材に縞状の焼き
色を付けて食感を向上させる事にある。 【解決手段】 食材11の下面は電磁誘導加熱に適する
磁性体の波状の焼き物プレート2により焼き色を付ける
とともに、食材の上部は蓋体6で覆い、蓋体6の内側に
焼成用のシーズヒーター9を設け、ヒーター9と食材1
1の間に網状部材10を設けて、ヒーター9の輻射を網
の部分のみ抑制し、食材上面に縞状の焦げ目を付け、食
感を向上させるようにした電気式グリラー。
色を付けて食感を向上させる事にある。 【解決手段】 食材11の下面は電磁誘導加熱に適する
磁性体の波状の焼き物プレート2により焼き色を付ける
とともに、食材の上部は蓋体6で覆い、蓋体6の内側に
焼成用のシーズヒーター9を設け、ヒーター9と食材1
1の間に網状部材10を設けて、ヒーター9の輻射を網
の部分のみ抑制し、食材上面に縞状の焦げ目を付け、食
感を向上させるようにした電気式グリラー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は業務用厨房内で使用
される電気式グリラーに関するものである。
される電気式グリラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】業務用の電気式グリラーはステーキやパ
ン類、ピザ類の焼成のために使用されているが、本発明
の電気式グリラーでは、特にファストフード店や、喫茶
店等におけるパン類や、ピザ類の焼成に用いるものであ
る。
ン類、ピザ類の焼成のために使用されているが、本発明
の電気式グリラーでは、特にファストフード店や、喫茶
店等におけるパン類や、ピザ類の焼成に用いるものであ
る。
【0003】従来ピザ類の焼成はピザ表面が均一に焼き
色が付くことが求められるが、パン類の焼成では焼き色
を縞状に付けることを求められることが多い。
色が付くことが求められるが、パン類の焼成では焼き色
を縞状に付けることを求められることが多い。
【0004】一般に電気式グリラーでは食材の表面全体
に焼き色を付けることが出来るが、食感を高めるための
縞状の焼き色を付ける事が出来るものは上部の蓋体全体
にヒーターを鋳込んだ縞状の波状鉄板のグリラーを使用
している。
に焼き色を付けることが出来るが、食感を高めるための
縞状の焼き色を付ける事が出来るものは上部の蓋体全体
にヒーターを鋳込んだ縞状の波状鉄板のグリラーを使用
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のグリラーでは跳
ね上げ式の蓋体内部に非常に厚く重いプレート状に鋳込
んだヒーターを使用しているため、操作性が悪く、また
製品コストが高いものであった。
ね上げ式の蓋体内部に非常に厚く重いプレート状に鋳込
んだヒーターを使用しているため、操作性が悪く、また
製品コストが高いものであった。
【0006】従って、客の入りが頻繁な時間帯では、調
理担当者が頻繁に重い蓋の開閉を行うため、軽量で操作
性の良いものが求められている。
理担当者が頻繁に重い蓋の開閉を行うため、軽量で操作
性の良いものが求められている。
【0007】さらに、厚い鉄板で作られているため温度
上昇が遅く、また余熱が長いため作業終了後長い時間器
体が高熱を維持し危険である欠点も有しているものであ
る。
上昇が遅く、また余熱が長いため作業終了後長い時間器
体が高熱を維持し危険である欠点も有しているものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するためになされたものであり、蓋体内部にシーズ
ヒーターを利用した発熱体を取り付け、シーズヒーター
の赤熱による輻射熱で焼成する方式とし、蓋体全体の軽
量化を図るとともに、パン類の被加熱調理物とシーズヒ
ーターとの間に、輻射熱を遮る目的の網状部材を介在さ
せることで、簡易に食材の表面に縞状の焼き色を付ける
ことを可能としたものである。
解決するためになされたものであり、蓋体内部にシーズ
ヒーターを利用した発熱体を取り付け、シーズヒーター
の赤熱による輻射熱で焼成する方式とし、蓋体全体の軽
量化を図るとともに、パン類の被加熱調理物とシーズヒ
ーターとの間に、輻射熱を遮る目的の網状部材を介在さ
せることで、簡易に食材の表面に縞状の焼き色を付ける
ことを可能としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の網状部材は輻射熱を遮る
効果が高いステンレス製の網状のものを用い、またその
網状部材と被調理物であるパン類の距離は、パン類を適
度な力で押さえる事が出来るように配置し、調理中の調
理物の固定も出来るものである。
効果が高いステンレス製の網状のものを用い、またその
網状部材と被調理物であるパン類の距離は、パン類を適
度な力で押さえる事が出来るように配置し、調理中の調
理物の固定も出来るものである。
【0010】また、網状部材はパン類を押さえつける程
度であることから、パン類に網があたっている所が焼き
色が薄く、それ以外のところは濃くなる傾向となり、縞
状の焼き色ができあがるものである。
度であることから、パン類に網があたっている所が焼き
色が薄く、それ以外のところは濃くなる傾向となり、縞
状の焼き色ができあがるものである。
【0011】更に食材の形状、高さはそれぞれ様々なも
のであるため、適度な位置関係に網状部材が配置される
ように、網状部材の支点にバネ状部材を設けることによ
り自在に上下するようにしてあるので、食材の接する高
さで固定されているため、食材の大きさに影響が無く均
一な焼き色を付けることが可能となる。
のであるため、適度な位置関係に網状部材が配置される
ように、網状部材の支点にバネ状部材を設けることによ
り自在に上下するようにしてあるので、食材の接する高
さで固定されているため、食材の大きさに影響が無く均
一な焼き色を付けることが可能となる。
【0012】従って本発明によれば、簡単な方法でパン
類の焼成等の調理において食感を高める事の出来る調理
結果が得られ、また作業者に対しても手軽に操作できる
器具を提供する事が出来る。
類の焼成等の調理において食感を高める事の出来る調理
結果が得られ、また作業者に対しても手軽に操作できる
器具を提供する事が出来る。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面に基づい
て説明する。図1は実施例である電気式グリラーの構造
図である。
て説明する。図1は実施例である電気式グリラーの構造
図である。
【0014】図において、1は本体であり、この本体1
下部の上面には食材を下面から加熱するための焼き物プ
レート2が置かれている。また本製品では、焼き物プレ
ート2の加熱には電磁誘導加熱方式を採用している。さ
らに、焼き物プレート2は耐熱、耐衝撃性の高いセラミ
ックガラス製のトッププレート3上に載置されている。
なお、焼き物プレート2の表面は調理物の下面に縞状の
焼き色をつけるために波目をつけてある。
下部の上面には食材を下面から加熱するための焼き物プ
レート2が置かれている。また本製品では、焼き物プレ
ート2の加熱には電磁誘導加熱方式を採用している。さ
らに、焼き物プレート2は耐熱、耐衝撃性の高いセラミ
ックガラス製のトッププレート3上に載置されている。
なお、焼き物プレート2の表面は調理物の下面に縞状の
焼き色をつけるために波目をつけてある。
【0015】トッププレート3の内部には誘導加熱コイ
ル4が配され、鉄系の磁性体である焼き物プレート2の
下部表面に高周波の磁束をあたえることとなる。
ル4が配され、鉄系の磁性体である焼き物プレート2の
下部表面に高周波の磁束をあたえることとなる。
【0016】誘導加熱コイル4の中央部には焼き物プレ
ート2の温度を検出してその温度を一定温度に制御する
ためのプレートセンサー5が、トッププレート3を介し
て設けてある。
ート2の温度を検出してその温度を一定温度に制御する
ためのプレートセンサー5が、トッププレート3を介し
て設けてある。
【0017】一方、本体1の上部には調理物を覆う蓋体
6を設け、蓋体6は全体がヒンジによって開口可能な構
成となっている。
6を設け、蓋体6は全体がヒンジによって開口可能な構
成となっている。
【0018】パン類の焼成時にはこの蓋体6を閉じて全
体を包み込むように加熱調理する。蓋体6の正面には開
閉のための蓋ハンドル7が取り付けられるとともに、庫
内の状態を確認するための窓8が設けられている。
体を包み込むように加熱調理する。蓋体6の正面には開
閉のための蓋ハンドル7が取り付けられるとともに、庫
内の状態を確認するための窓8が設けられている。
【0019】蓋体6の内部には上面に吊るされる形で加
熱用の発熱体であるシーズヒーター9が庫内温度が出来
るだけ均一になるよう配設されている。
熱用の発熱体であるシーズヒーター9が庫内温度が出来
るだけ均一になるよう配設されている。
【0020】シーズヒーター9と焼き物プレート2との
空間には、ステンレス製の網状部材10が設置されてお
り、被加熱物となるパン類の食材11の上部を押さえる
如く焼き物プレート2の略全面に対向している。
空間には、ステンレス製の網状部材10が設置されてお
り、被加熱物となるパン類の食材11の上部を押さえる
如く焼き物プレート2の略全面に対向している。
【0021】本体1前面には図2の如き操作パネル13
があり、電源スイッチ14、ピザスイッチ15等を有し
製品の操作をする事が出来る。
があり、電源スイッチ14、ピザスイッチ15等を有し
製品の操作をする事が出来る。
【0022】また、網状部材10の支持部は、詳細図で
ある図3に示すようにスプリング12により支持されて
おり、上下に移動可能な構成となっている。
ある図3に示すようにスプリング12により支持されて
おり、上下に移動可能な構成となっている。
【0023】次に本実施例の動作を説明する。
【0024】操作パネル13の電源スイッチ14を押し
て電源を入れ、焼き物プレート2上にパン類などの食材
11を載せて蓋体6を閉じる。
て電源を入れ、焼き物プレート2上にパン類などの食材
11を載せて蓋体6を閉じる。
【0025】このとき、食材11の上部に網状部材10
が下がり、スプリング12によって、一定の圧力で食材
の上部に当たり、食材の表面と網状部材10が適度な圧
力であたり、しかも一定の距離が保たれる。
が下がり、スプリング12によって、一定の圧力で食材
の上部に当たり、食材の表面と網状部材10が適度な圧
力であたり、しかも一定の距離が保たれる。
【0026】ピザスイッチ15を操作すると、通電が開
始して下部の焼き物プレート2と上部のシーズヒーター
9によって庫内が加熱され、一定時間経過後に焼成が完
了する。
始して下部の焼き物プレート2と上部のシーズヒーター
9によって庫内が加熱され、一定時間経過後に焼成が完
了する。
【0027】このとき網状部材10がパン類の表面を押
さえる程度に当接しているため、固定できるとともに網
の部分がシーズヒーター9の輻射熱を遮るため、縞状の
焼き色が得られるものである。
さえる程度に当接しているため、固定できるとともに網
の部分がシーズヒーター9の輻射熱を遮るため、縞状の
焼き色が得られるものである。
【0028】製品の動作は、ピザスイッチ15を操作す
ると一定時間の焼成タイマーが働き、焼き上がりの30
秒前にブザーによって確認することが出来る。焼成完了
時にはお知らせブザーで報知するとともに加熱を停止す
ることとなる。
ると一定時間の焼成タイマーが働き、焼き上がりの30
秒前にブザーによって確認することが出来る。焼成完了
時にはお知らせブザーで報知するとともに加熱を停止す
ることとなる。
【0029】
【発明の効果】以上、本発明の手段によれば極めて簡易
な方法でパン類の焼成における縞状の焼き模様を付ける
事が出来る。また、従来からある両面プレート式のグリ
ラーの操作性に対して軽量で簡単な構成であることから
作業者の作業環境改善に有効である。
な方法でパン類の焼成における縞状の焼き模様を付ける
事が出来る。また、従来からある両面プレート式のグリ
ラーの操作性に対して軽量で簡単な構成であることから
作業者の作業環境改善に有効である。
【0030】一方、製品の構造が簡単であるため製品コ
ストが低く押さえられ、製品価格も低価格となるもので
ある。
ストが低く押さえられ、製品価格も低価格となるもので
ある。
【図1】本発明の一実施例を示す電気式グリラーの縦断
面図である。
面図である。
【図2】同操作パネルの詳細図である。
【図3】同要部詳細図である。
【図4】同網状部材の下面図である。
2 焼き物プレート 3 トッププレート 4 誘導加熱コイル 6 蓋体 9 発熱体(シーズヒーター) 10 網状部材 12 スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 上部蓋体内部に発熱体を有して、被調理
物を上面から加熱するとともに、被調理物の下面を焼き
物プレートによって加熱調理する電気式グリラーにおい
て、蓋体(6)に設けられた発熱体(9)と、被調理物
(11)の間に、前記発熱体(9)からの輻射熱の一部
を遮るべく網状部材(10)を介在させるとともに、網
状部材(10)は被加熱物(11)の高さに合わせて自
在に上下することを特徴とした電気式グリラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8072798A JPH11276353A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 電気式グリラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8072798A JPH11276353A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 電気式グリラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11276353A true JPH11276353A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13726412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8072798A Pending JPH11276353A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 電気式グリラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11276353A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010267422A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
KR20200065534A (ko) * | 2018-11-30 | 2020-06-09 | (주)아리테크 | 온도 제어 가능한 전기그릴 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8072798A patent/JPH11276353A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010267422A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
KR20200065534A (ko) * | 2018-11-30 | 2020-06-09 | (주)아리테크 | 온도 제어 가능한 전기그릴 |
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