JPH1127562A - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
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- JPH1127562A JPH1127562A JP12330698A JP12330698A JPH1127562A JP H1127562 A JPH1127562 A JP H1127562A JP 12330698 A JP12330698 A JP 12330698A JP 12330698 A JP12330698 A JP 12330698A JP H1127562 A JPH1127562 A JP H1127562A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像信号処理装置において、ディジタル化さ
れた映像信号を処理する際に、外部からの命令によっ
て、信号処理の内容を切り替えることができるようにす
ること。 【解決手段】 外部から与えられた命令に従って、映像
信号の処理を行う演算素子アレイ1と、外部から与えら
れた命令に基づいて、映像信号を一時的に記憶する記憶
手段201,・・・,20nと、外部から与えられた命
令に基づいて、演算素子アレイ1と記憶手段201,・
・・,20nとを接続するネットワーク3とを備えるよ
うにした。
れた映像信号を処理する際に、外部からの命令によっ
て、信号処理の内容を切り替えることができるようにす
ること。 【解決手段】 外部から与えられた命令に従って、映像
信号の処理を行う演算素子アレイ1と、外部から与えら
れた命令に基づいて、映像信号を一時的に記憶する記憶
手段201,・・・,20nと、外部から与えられた命
令に基づいて、演算素子アレイ1と記憶手段201,・
・・,20nとを接続するネットワーク3とを備えるよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの設定に
よって、映像信号処理の内容を変更できる映像信号処理
装置に関する。
よって、映像信号処理の内容を変更できる映像信号処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像信号処理装置は、処理すべき
映像信号の処理内容に応じて、それぞれの信号処理専用
の回路、および専用のメモリを備えている。具体的に
は、例えば、第二世代EDTV(extended defintion te
levision) (以下、「ED2」という。)処理装置にお
いては、それぞれの信号処理に、専用のロジック回路
と、FIFO(First-In First-Out)、およびLUT(loo
k-up table) 等の専用のメモリとを備えている(「Nati
oinal TECHNICAL REPORT Vol.41 NO.4 PP.420 図
11」参照)。
映像信号の処理内容に応じて、それぞれの信号処理専用
の回路、および専用のメモリを備えている。具体的に
は、例えば、第二世代EDTV(extended defintion te
levision) (以下、「ED2」という。)処理装置にお
いては、それぞれの信号処理に、専用のロジック回路
と、FIFO(First-In First-Out)、およびLUT(loo
k-up table) 等の専用のメモリとを備えている(「Nati
oinal TECHNICAL REPORT Vol.41 NO.4 PP.420 図
11」参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、例え
ば、テレビジョン受信機において、ED2信号やMUS
E信号等の各種の映像信号の処理を実現するためには、
それぞれ、独自の専用ロジック回路、およびメモリを備
える必要がある。そのため、新しい方式の放送等が開発
されるたびに、専用回路の開発が必要であるのが実状で
ある。この専用回路はゲートアレイを用いることによっ
て、フルカスタム集積回路で実現するよりも開発期間を
短縮することが可能であるが、それでもかなりの開発期
間を要し、また、一旦集積回路を開発してしまった後に
回路にバグが存在することが判明した場合など、回路の
修正を要する場合はこれに柔軟に対応できない等の問題
がある。
ば、テレビジョン受信機において、ED2信号やMUS
E信号等の各種の映像信号の処理を実現するためには、
それぞれ、独自の専用ロジック回路、およびメモリを備
える必要がある。そのため、新しい方式の放送等が開発
されるたびに、専用回路の開発が必要であるのが実状で
ある。この専用回路はゲートアレイを用いることによっ
て、フルカスタム集積回路で実現するよりも開発期間を
短縮することが可能であるが、それでもかなりの開発期
間を要し、また、一旦集積回路を開発してしまった後に
回路にバグが存在することが判明した場合など、回路の
修正を要する場合はこれに柔軟に対応できない等の問題
がある。
【0004】かかる状況に対処するため、本願発明者
は、外部から与えられた命令に従って動作する演算素子
のアレイと、外部から与えられた命令に従って動作する
記憶装置と、外部から与えられた命令に従って、演算素
子と記憶装置とを接続するネットワークとを備え、外部
から与えられた入力信号の種類に応じて、演算素子のア
レイにダウンロードするプログラムを切り替えて、入力
信号の種類に従った映像信号の処理を行うようにすれば
よいのではないかと着想した。本発明は、上記着想に基
づきなされたもので、異なる種類の映像信号の処理を同
一のハードウェアで処理することができる映像信号処理
装置を提供することを目的とする。
は、外部から与えられた命令に従って動作する演算素子
のアレイと、外部から与えられた命令に従って動作する
記憶装置と、外部から与えられた命令に従って、演算素
子と記憶装置とを接続するネットワークとを備え、外部
から与えられた入力信号の種類に応じて、演算素子のア
レイにダウンロードするプログラムを切り替えて、入力
信号の種類に従った映像信号の処理を行うようにすれば
よいのではないかと着想した。本発明は、上記着想に基
づきなされたもので、異なる種類の映像信号の処理を同
一のハードウェアで処理することができる映像信号処理
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1の発明に係る映像信号処理装置は、
プログラムの命令に応じて、ディジタル化された映像信
号の処理内容を切り替えることができる映像信号処理装
置であって、プログラムの命令に従って、上記映像信号
の処理を行う演算手段と、プログラムの命令に基づい
て、上記映像信号を記憶する記憶手段と、プログラムの
命令に基づいて、上記演算手段と上記記憶手段との間の
接続を切り換えるネットワーク手段とを備えるようにし
たものである。
に、本願の請求項1の発明に係る映像信号処理装置は、
プログラムの命令に応じて、ディジタル化された映像信
号の処理内容を切り替えることができる映像信号処理装
置であって、プログラムの命令に従って、上記映像信号
の処理を行う演算手段と、プログラムの命令に基づい
て、上記映像信号を記憶する記憶手段と、プログラムの
命令に基づいて、上記演算手段と上記記憶手段との間の
接続を切り換えるネットワーク手段とを備えるようにし
たものである。
【0006】また、本願の請求項2の発明に係る映像信
号処理装置は、請求項1に記載の映像信号処理装置にお
いて、上記演算手段は、上記映像信号を演算処理する演
算器と、この演算器の演算実行命令を記憶しており、こ
の記憶している演算実行命令を、入力された命令に従っ
て、当該演算器に出力する演算実行命令メモリとを含
み、上記ネットワーク手段は、上記演算手段または上記
記憶手段のいずれかから入力された映像信号を上記演算
手段または上記記憶手段のいずれかに切り替えて出力す
るように切り替えを行う選択手段と、この選択手段の信
号切り替え命令を記憶しており、この記憶している信号
切り替え命令を、入力された命令に基づいて、当該選択
手段に出力する信号切り替え命令メモリとを含み、上記
記憶手段は、上記ネットワーク手段から入力される映像
信号に関するデータを記憶するデータメモリと、このデ
ータメモリに対して命令を設定するための命令設定手段
と、この命令設定手段にて設定された命令を保存するレ
ジスタとを含み、上記データメモリは、上記レジスタに
保存されている命令に基づいて、記憶しているデータを
処理し、この処理したデータを上記ネットワーク手段に
出力するようにしたものである。
号処理装置は、請求項1に記載の映像信号処理装置にお
いて、上記演算手段は、上記映像信号を演算処理する演
算器と、この演算器の演算実行命令を記憶しており、こ
の記憶している演算実行命令を、入力された命令に従っ
て、当該演算器に出力する演算実行命令メモリとを含
み、上記ネットワーク手段は、上記演算手段または上記
記憶手段のいずれかから入力された映像信号を上記演算
手段または上記記憶手段のいずれかに切り替えて出力す
るように切り替えを行う選択手段と、この選択手段の信
号切り替え命令を記憶しており、この記憶している信号
切り替え命令を、入力された命令に基づいて、当該選択
手段に出力する信号切り替え命令メモリとを含み、上記
記憶手段は、上記ネットワーク手段から入力される映像
信号に関するデータを記憶するデータメモリと、このデ
ータメモリに対して命令を設定するための命令設定手段
と、この命令設定手段にて設定された命令を保存するレ
ジスタとを含み、上記データメモリは、上記レジスタに
保存されている命令に基づいて、記憶しているデータを
処理し、この処理したデータを上記ネットワーク手段に
出力するようにしたものである。
【0007】また、本願の請求項3の発明に係る映像信
号処理装置は、請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、上記データメモリは、ディジタルデータを記憶す
る記憶素子と、この記憶素子に対して、ディジタルデー
タを入力されてきた順に記憶させることにより、映像信
号のFIFO処理を実行させるための手段と、上記記憶
素子に対して、上記映像信号の階調と上記記憶素子の内
部アドレスとを一致させ、この一致したアドレスに予め
定める値を加えて順次計数することにより、ヒストグラ
ムを求めて、映像信号のヒストグラム処理を実行させる
ための手段と、上記記憶素子に対して、上記映像信号の
階調補正を含むルックアップテーブル処理を実行させる
ための手段とを含むようにしたものである。
号処理装置は、請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、上記データメモリは、ディジタルデータを記憶す
る記憶素子と、この記憶素子に対して、ディジタルデー
タを入力されてきた順に記憶させることにより、映像信
号のFIFO処理を実行させるための手段と、上記記憶
素子に対して、上記映像信号の階調と上記記憶素子の内
部アドレスとを一致させ、この一致したアドレスに予め
定める値を加えて順次計数することにより、ヒストグラ
ムを求めて、映像信号のヒストグラム処理を実行させる
ための手段と、上記記憶素子に対して、上記映像信号の
階調補正を含むルックアップテーブル処理を実行させる
ための手段とを含むようにしたものである。
【0008】また、本願の請求項4の発明に係る映像信
号処理装置は、請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、上記データメモリは、ディジタルデータを記憶す
る記憶素子と、この記憶素子を制御するコントローラ
と、上記記憶素子の出力信号に1を加算するインクリメ
ンタと、このインクリメンタの出力を予め定める値でリ
ミットするリミッタと、このリミッタからの出力、映像
信号入力、および外部からのデータ入力のうち1つを選
択して、上記記憶素子にデータとして記憶させるための
第1の選択手段と、上記映像信号入力、上記コントロー
ラのアドレス出力、および外部からのアドレス入力のう
ち1つを選択して、上記記憶素子のアドレス入力に切り
替えるための第2の選択手段と、上記コントローラから
出力されるメモリ制御信号、および外部から入力される
メモリ制御信号のうち1つを選択して、上記記憶素子に
データとして記憶させるための第3の選択手段と、上記
記憶素子の出力信号を外部に出力するためのバッファと
を含むようにしたものである。
号処理装置は、請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、上記データメモリは、ディジタルデータを記憶す
る記憶素子と、この記憶素子を制御するコントローラ
と、上記記憶素子の出力信号に1を加算するインクリメ
ンタと、このインクリメンタの出力を予め定める値でリ
ミットするリミッタと、このリミッタからの出力、映像
信号入力、および外部からのデータ入力のうち1つを選
択して、上記記憶素子にデータとして記憶させるための
第1の選択手段と、上記映像信号入力、上記コントロー
ラのアドレス出力、および外部からのアドレス入力のう
ち1つを選択して、上記記憶素子のアドレス入力に切り
替えるための第2の選択手段と、上記コントローラから
出力されるメモリ制御信号、および外部から入力される
メモリ制御信号のうち1つを選択して、上記記憶素子に
データとして記憶させるための第3の選択手段と、上記
記憶素子の出力信号を外部に出力するためのバッファと
を含むようにしたものである。
【0009】また、本願の請求項5の発明に係る映像信
号処理装置は、請求項4に記載の映像信号処理装置にお
いて、映像信号のFIFO処理を行う際には、上記コン
トローラは、上記第1の選択手段を制御して、上記映像
信号入力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記
第2の選択手段を制御して、上記コントローラのアドレ
ス出力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記
第3の選択手段を制御して、上記コントローラから出力
されるデータ書き換え信号としてのメモリ制御信号を上
記記憶素子に対して出力し、映像信号のヒストグラム処
理を行う際には、上記コントローラは、まず、上記映像
信号のブランキング期間で、上記第1の選択手段を制御
して、上記外部からのデータ入力を上記記憶素子にデー
タとして記憶させ、上記第2の選択手段を制御して、上
記外部からのアドレス入力を上記記憶素子のアドレス入
力に切り替え、上記第3の選択手段を制御して、上記外
部プロセッサから入力されるデータ書き込み信号として
のメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上記
バッファを制御して、非動作状態とすることにより、上
記データメモリをリセットし、次に、映像期間におい
て、上記第1の選択手段を制御して、上記リミッタから
の出力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第
2の選択手段を制御して、上記映像信号入力を上記記憶
素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の選択手段を
制御して、上記コントローラから出力されるメモリ制御
信号を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記記憶
素子に対してデータ書き換え信号を出力することによ
り、累積加算を行い、その後、上記第2の選択手段を制
御して、上記外部からのアドレス入力を上記記憶素子の
アドレス入力に切り替え、上記第3の選択手段を制御し
て、上記外部から入力されるデータ読み出し信号として
のメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上記
バッファを制御して、動作状態とすることにより、デー
タの読み出しを行い、上記映像信号の階調補正を含むル
ックアップテーブル処理を行う際には、上記コントロー
ラは、上記第1の選択手段を制御して、上記外部からの
データ入力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上
記第2の選択手段を制御して、上記外部からのアドレス
入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第
3の選択手段を制御して、上記外部から入力されるデー
タ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子
に対して出力し、上記バッファを制御して、非動作状態
とすることにより、データの書き込みを行い、次に、上
記第2の選択手段を制御して、上記映像信号入力を上記
記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の選択手
段を制御して、上記コントローラから出力されるデータ
読み出し信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に
対してを出力することにより、上記映像信号の階調の補
正を行うようにしたものである。
号処理装置は、請求項4に記載の映像信号処理装置にお
いて、映像信号のFIFO処理を行う際には、上記コン
トローラは、上記第1の選択手段を制御して、上記映像
信号入力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記
第2の選択手段を制御して、上記コントローラのアドレ
ス出力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記
第3の選択手段を制御して、上記コントローラから出力
されるデータ書き換え信号としてのメモリ制御信号を上
記記憶素子に対して出力し、映像信号のヒストグラム処
理を行う際には、上記コントローラは、まず、上記映像
信号のブランキング期間で、上記第1の選択手段を制御
して、上記外部からのデータ入力を上記記憶素子にデー
タとして記憶させ、上記第2の選択手段を制御して、上
記外部からのアドレス入力を上記記憶素子のアドレス入
力に切り替え、上記第3の選択手段を制御して、上記外
部プロセッサから入力されるデータ書き込み信号として
のメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上記
バッファを制御して、非動作状態とすることにより、上
記データメモリをリセットし、次に、映像期間におい
て、上記第1の選択手段を制御して、上記リミッタから
の出力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第
2の選択手段を制御して、上記映像信号入力を上記記憶
素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の選択手段を
制御して、上記コントローラから出力されるメモリ制御
信号を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記記憶
素子に対してデータ書き換え信号を出力することによ
り、累積加算を行い、その後、上記第2の選択手段を制
御して、上記外部からのアドレス入力を上記記憶素子の
アドレス入力に切り替え、上記第3の選択手段を制御し
て、上記外部から入力されるデータ読み出し信号として
のメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上記
バッファを制御して、動作状態とすることにより、デー
タの読み出しを行い、上記映像信号の階調補正を含むル
ックアップテーブル処理を行う際には、上記コントロー
ラは、上記第1の選択手段を制御して、上記外部からの
データ入力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上
記第2の選択手段を制御して、上記外部からのアドレス
入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第
3の選択手段を制御して、上記外部から入力されるデー
タ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子
に対して出力し、上記バッファを制御して、非動作状態
とすることにより、データの書き込みを行い、次に、上
記第2の選択手段を制御して、上記映像信号入力を上記
記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の選択手
段を制御して、上記コントローラから出力されるデータ
読み出し信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に
対してを出力することにより、上記映像信号の階調の補
正を行うようにしたものである。
【0010】また、本願の請求項6の発明に係る映像信
号処理装置は、請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、上記データメモリは、ディジタルデータを記憶す
る記憶素子と、この記憶素子を制御するコントローラ
と、上記記憶素子の出力信号に1を加算するインクリメ
ンタと、このインクリメンタの出力を予め定める値でリ
ミットするリミッタと、映像信号入力、および0値のう
ち1つを選択して、切り替え信号を出力するための第1
の選択手段と、上記リミッタからの出力、上記第1の選
択手段からの切り替え信号、および外部からのデータ入
力のうち1つを選択して、上記記憶素子にデータとして
記憶させるための第2の選択手段と、上記映像信号入
力、上記コントローラのアドレス出力、および外部から
のアドレス入力のうち1つを選択して、上記記憶素子の
アドレス入力に切り替えるための第3の選択手段と、上
記コントローラから出力されるメモリ制御信号、および
外部から入力されるメモリ制御信号のうち1つを選択し
て、上記記憶素子にデータとして記憶させるための第4
の選択手段と、上記記憶素子の出力信号を上記外部に出
力するためのバッファとを含むようにしたものである。
号処理装置は、請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、上記データメモリは、ディジタルデータを記憶す
る記憶素子と、この記憶素子を制御するコントローラ
と、上記記憶素子の出力信号に1を加算するインクリメ
ンタと、このインクリメンタの出力を予め定める値でリ
ミットするリミッタと、映像信号入力、および0値のう
ち1つを選択して、切り替え信号を出力するための第1
の選択手段と、上記リミッタからの出力、上記第1の選
択手段からの切り替え信号、および外部からのデータ入
力のうち1つを選択して、上記記憶素子にデータとして
記憶させるための第2の選択手段と、上記映像信号入
力、上記コントローラのアドレス出力、および外部から
のアドレス入力のうち1つを選択して、上記記憶素子の
アドレス入力に切り替えるための第3の選択手段と、上
記コントローラから出力されるメモリ制御信号、および
外部から入力されるメモリ制御信号のうち1つを選択し
て、上記記憶素子にデータとして記憶させるための第4
の選択手段と、上記記憶素子の出力信号を上記外部に出
力するためのバッファとを含むようにしたものである。
【0011】また、本願の請求項7の発明に係る映像信
号処理装置は、請求項6に記載の映像信号処理装置にお
いて、映像信号のFIFO処理を行う際には、上記コン
トローラは、上記第1の選択手段を制御して、映像信号
入力を切り替え信号として出力させ、上記第2の選択手
段を制御して、上記第1の選択手段からの切り替え信号
を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第3の選
択手段を制御して、上記コントローラのアドレス出力を
上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選
択手段を制御して、上記コントローラから出力されるデ
ータ書き換え信号としての記憶素子制御信号を上記記憶
素子に対して出力し、映像信号のヒストグラム処理を行
う際には、上記コントローラは、まず、上記映像信号の
ブランキング期間で、上記第1の選択手段を制御して、
0値を切り替え信号として出力させ、上記第2の選択手
段を制御して、上記第1の選択手段からの切り替え信号
を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第3の選
択手段を制御して、上記コントローラのアドレス出力を
上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選
択手段を制御して、上記コントローラから出力されるデ
ータ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素
子に対して出力し、上記バッファを制御して、非動作状
態とすることにより、上記データメモリをリセットし、
次に、映像期間において、上記第2の選択手段を制御し
て、上記リミッタからの出力を上記記憶素子にデータと
して記憶させ、上記第3の選択手段を制御して、上記映
像信号入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、
上記第4の選択手段を制御して、上記コントローラから
出力されるデータ書き換え信号としてのメモリ制御信号
を上記記憶素子に対して出力することにより、累積加算
を行い、その後、上記第3の選択手段を制御して、上記
外部からのアドレス入力を上記記憶素子のアドレス入力
に切り替え、上記第4の選択手段を制御して、上記外部
から入力されるデータ読み出し信号としてのメモリ制御
信号を上記記憶素子に対して出力し、上記バッファを制
御して、動作状態とすることにより、データの読み出し
を行い、上記映像信号の階調補正を含むルックアップテ
ーブル処理を行う際には、上記コントローラは、上記第
2の選択手段を制御して、上記外部からのデータ入力を
上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第3の選択
手段を制御して、上記外部からのアドレス入力を上記記
憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選択手段
を制御して、上記外部から入力されるデータ書き込み信
号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力
し、上記バッファを制御して、非動作状態とすることに
より、データの書き込みを行い、次に、上記第3の選択
手段を制御して、上記映像信号入力を上記記憶素子のア
ドレス入力に切り替え、上記第4の選択手段を制御し
て、上記コントローラから出力されるデータ読み出し信
号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力
することにより、上記映像信号の階調の補正を行うよう
にしたものである。
号処理装置は、請求項6に記載の映像信号処理装置にお
いて、映像信号のFIFO処理を行う際には、上記コン
トローラは、上記第1の選択手段を制御して、映像信号
入力を切り替え信号として出力させ、上記第2の選択手
段を制御して、上記第1の選択手段からの切り替え信号
を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第3の選
択手段を制御して、上記コントローラのアドレス出力を
上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選
択手段を制御して、上記コントローラから出力されるデ
ータ書き換え信号としての記憶素子制御信号を上記記憶
素子に対して出力し、映像信号のヒストグラム処理を行
う際には、上記コントローラは、まず、上記映像信号の
ブランキング期間で、上記第1の選択手段を制御して、
0値を切り替え信号として出力させ、上記第2の選択手
段を制御して、上記第1の選択手段からの切り替え信号
を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第3の選
択手段を制御して、上記コントローラのアドレス出力を
上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選
択手段を制御して、上記コントローラから出力されるデ
ータ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素
子に対して出力し、上記バッファを制御して、非動作状
態とすることにより、上記データメモリをリセットし、
次に、映像期間において、上記第2の選択手段を制御し
て、上記リミッタからの出力を上記記憶素子にデータと
して記憶させ、上記第3の選択手段を制御して、上記映
像信号入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、
上記第4の選択手段を制御して、上記コントローラから
出力されるデータ書き換え信号としてのメモリ制御信号
を上記記憶素子に対して出力することにより、累積加算
を行い、その後、上記第3の選択手段を制御して、上記
外部からのアドレス入力を上記記憶素子のアドレス入力
に切り替え、上記第4の選択手段を制御して、上記外部
から入力されるデータ読み出し信号としてのメモリ制御
信号を上記記憶素子に対して出力し、上記バッファを制
御して、動作状態とすることにより、データの読み出し
を行い、上記映像信号の階調補正を含むルックアップテ
ーブル処理を行う際には、上記コントローラは、上記第
2の選択手段を制御して、上記外部からのデータ入力を
上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第3の選択
手段を制御して、上記外部からのアドレス入力を上記記
憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選択手段
を制御して、上記外部から入力されるデータ書き込み信
号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力
し、上記バッファを制御して、非動作状態とすることに
より、データの書き込みを行い、次に、上記第3の選択
手段を制御して、上記映像信号入力を上記記憶素子のア
ドレス入力に切り替え、上記第4の選択手段を制御し
て、上記コントローラから出力されるデータ読み出し信
号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力
することにより、上記映像信号の階調の補正を行うよう
にしたものである。
【0012】また、本願の請求項8の発明に係る映像信
号処理装置は、請求項2に記載のデータメモリを含む、
少なくとも2個の記憶手段と、この記憶手段に含まれる
データメモリに対して、命令の設定、データの読み出
し、およびデータの書き込みを行うプロセッサと、上記
記憶手段と上記プロセッサとのインターフェースをとる
インターフェース手段とを備え、上記少なくとも2個の
記憶手段の一方の記憶手段に含まれるデータメモリによ
り、入力映像信号のヒストグラムを求め、この求めたヒ
ストグラムを、上記インターフェース手段を介して、上
記プロセッサに伝送し、上記プロセッサにより、伝送さ
れてきたヒストグラムに基づき、映像信号の階調補正デ
ータを検出し、この検出した階調補正データを、上記イ
ンターフェース手段を介して、上記少なくとも2個の記
憶手段の他方の記憶手段に含まれるデータメモリに伝送
するようにしたものである。
号処理装置は、請求項2に記載のデータメモリを含む、
少なくとも2個の記憶手段と、この記憶手段に含まれる
データメモリに対して、命令の設定、データの読み出
し、およびデータの書き込みを行うプロセッサと、上記
記憶手段と上記プロセッサとのインターフェースをとる
インターフェース手段とを備え、上記少なくとも2個の
記憶手段の一方の記憶手段に含まれるデータメモリによ
り、入力映像信号のヒストグラムを求め、この求めたヒ
ストグラムを、上記インターフェース手段を介して、上
記プロセッサに伝送し、上記プロセッサにより、伝送さ
れてきたヒストグラムに基づき、映像信号の階調補正デ
ータを検出し、この検出した階調補正データを、上記イ
ンターフェース手段を介して、上記少なくとも2個の記
憶手段の他方の記憶手段に含まれるデータメモリに伝送
するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1にかかる
映像信号処理装置が適用される装置の一例であるテレビ
ジョン受信機の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、本実施の形態1にかかる映像信号処理装置が適用
される装置の一例であるテレビジョン受信機は、衛星N
TSC放送やMUSE放送等を受信する衛星アンテナ1
00と、NTSC放送やワイドクリアビジョン放送等を
受信する地上波アンテナ101と、衛星アンテナ100
で受信された放送を選択する衛星チューナ102と、地
上波アンテナ101で受信された放送を選択する地上波
チューナ103と、衛星チューナ102で選択された放
送と、地上波チューナ103で選択された放送とを選択
する切替装置104と、この切替装置104で選択され
た放送の信号の種類を判別するための信号判別装置10
5と、ダウンロードするプログラムの内容に応じて、デ
ィジタル化された映像信号の処理内容を切り替えて映像
信号を処理することができる映像信号処理装置106
と、この映像信号処理装置106で実行される信号処理
に対応して予め用意された複数のプログラムを格納する
プログラム格納メモリ107と、このプログラム格納メ
モリ107のなかから信号判別装置105で判別した信
号の種類に応じた信号処理のためのプログラムを映像信
号処理装置106へ送出するのを制御するための制御装
置108と、映像信号処理装置106で信号処理を行っ
た映像信号を増幅するアンプ(AMP)109と、この
アンプ109で増幅された映像信号を表示する表示装置
110とを備えている。
図面に基づき詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1にかかる
映像信号処理装置が適用される装置の一例であるテレビ
ジョン受信機の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、本実施の形態1にかかる映像信号処理装置が適用
される装置の一例であるテレビジョン受信機は、衛星N
TSC放送やMUSE放送等を受信する衛星アンテナ1
00と、NTSC放送やワイドクリアビジョン放送等を
受信する地上波アンテナ101と、衛星アンテナ100
で受信された放送を選択する衛星チューナ102と、地
上波アンテナ101で受信された放送を選択する地上波
チューナ103と、衛星チューナ102で選択された放
送と、地上波チューナ103で選択された放送とを選択
する切替装置104と、この切替装置104で選択され
た放送の信号の種類を判別するための信号判別装置10
5と、ダウンロードするプログラムの内容に応じて、デ
ィジタル化された映像信号の処理内容を切り替えて映像
信号を処理することができる映像信号処理装置106
と、この映像信号処理装置106で実行される信号処理
に対応して予め用意された複数のプログラムを格納する
プログラム格納メモリ107と、このプログラム格納メ
モリ107のなかから信号判別装置105で判別した信
号の種類に応じた信号処理のためのプログラムを映像信
号処理装置106へ送出するのを制御するための制御装
置108と、映像信号処理装置106で信号処理を行っ
た映像信号を増幅するアンプ(AMP)109と、この
アンプ109で増幅された映像信号を表示する表示装置
110とを備えている。
【0014】ここで、上記テレビジョン受信機の動作に
ついて簡単に説明する。例えば、切替装置104で衛星
チューナ102の出力が選択され、信号判別装置105
でこれがMUSE信号であると判別されると、プログラ
ム格納メモリ107からMUSE信号を処理するための
プログラムが映像信号処理装置106にダウンロードさ
れる。これにより、映像信号処理装置106でMUSE
信号の処理がなされ、アンプ109により増幅された映
像信号が表示装置110に表示される。一方、信号判別
装置105では、入力映像信号の水平周波数、垂直周波
数、および映像信号のブランキング期間に多重される識
別信号に基づいて、放送信号の種類を判別する。
ついて簡単に説明する。例えば、切替装置104で衛星
チューナ102の出力が選択され、信号判別装置105
でこれがMUSE信号であると判別されると、プログラ
ム格納メモリ107からMUSE信号を処理するための
プログラムが映像信号処理装置106にダウンロードさ
れる。これにより、映像信号処理装置106でMUSE
信号の処理がなされ、アンプ109により増幅された映
像信号が表示装置110に表示される。一方、信号判別
装置105では、入力映像信号の水平周波数、垂直周波
数、および映像信号のブランキング期間に多重される識
別信号に基づいて、放送信号の種類を判別する。
【0015】図2は図1のテレビジョン受像機における
映像信号処理装置106の構成を示すブロック図であ
る。図2において、映像信号処理装置106は、外部か
ら与えられた命令に従って、映像信号の処理を行う演算
素子アレイ1と、外部から与えられた命令に基づいて、
映像信号を一時的に記憶する記憶手段201,・・・,
20nと、外部から与えられた命令に基づいて、演算素
子アレイ1と記憶手段201,・・・,20nとの間を
接続するネットワーク3とを備えている。なお、図中、
1010は外部から演算素子アレイ1,ネットワーク
3,記憶手段201,・・・,20nに対し命令を与え
るための命令入力端子である。
映像信号処理装置106の構成を示すブロック図であ
る。図2において、映像信号処理装置106は、外部か
ら与えられた命令に従って、映像信号の処理を行う演算
素子アレイ1と、外部から与えられた命令に基づいて、
映像信号を一時的に記憶する記憶手段201,・・・,
20nと、外部から与えられた命令に基づいて、演算素
子アレイ1と記憶手段201,・・・,20nとの間を
接続するネットワーク3とを備えている。なお、図中、
1010は外部から演算素子アレイ1,ネットワーク
3,記憶手段201,・・・,20nに対し命令を与え
るための命令入力端子である。
【0016】図3は図2の演算素子アレイ1の構成を示
すブロック図である。図3において、演算素子アレイ1
は、演算を実行する演算素子12(1,1),・・・,
12(m,n)を備えており、これらは、行方向に沿っ
てn個が配列されるとともに、この行方向と直交する列
方向に沿ってm個が配列され、全体としてm×n個がマ
トリクス状に配列されている。
すブロック図である。図3において、演算素子アレイ1
は、演算を実行する演算素子12(1,1),・・・,
12(m,n)を備えており、これらは、行方向に沿っ
てn個が配列されるとともに、この行方向と直交する列
方向に沿ってm個が配列され、全体としてm×n個がマ
トリクス状に配列されている。
【0017】そして、これらの演算素子12(1,
1),・・・,12(m,n)は、映像信号を演算処理
する演算器121(1,1),・・・,121(m,
n)と、この演算器121(1,1),・・・,121
(m,n)の演算実行命令をそれぞれ記憶しており、こ
の記憶している演算実行命令を、入力された命令に従っ
て、演算器121(1,1),・・・,121(m,
n)に出力する演算素子命令メモリ122(1,1),
・・・,122(m,n)とを備えている。
1),・・・,12(m,n)は、映像信号を演算処理
する演算器121(1,1),・・・,121(m,
n)と、この演算器121(1,1),・・・,121
(m,n)の演算実行命令をそれぞれ記憶しており、こ
の記憶している演算実行命令を、入力された命令に従っ
て、演算器121(1,1),・・・,121(m,
n)に出力する演算素子命令メモリ122(1,1),
・・・,122(m,n)とを備えている。
【0018】図4は図2のネットワーク3の構成を示す
ブロック図である。図4において、ネットワーク3は、
ネットワーク素子1301,・・・,130nを備えて
いる。これらのネットワーク素子1301,・・・,1
30nは、3つの入力から入力される映像信号のうちの
多くとも1つを選択して出力する選択装置1351,・
・・,135n、1361,・・・,136n、137
1,・・・,137n、1381,・・・,138n、
1411,・・・,141nと、これらの選択装置13
51,・・・,135n、1361,・・・,136
n,1371、・・・,137n、1381,・・・,
138n、1411,・・・,141nの信号切り替え
命令を記憶しており、この記憶している信号切り替え命
令を、入力された命令に基づいて、選択装置1351,
・・・,135n、1361,・・・,136n、13
71,・・・,137n、1381,・・・,138
n、1411,・・・,141nに対し出力するネット
ワーク命令メモリ1391,・・・,139nとを備え
ている。
ブロック図である。図4において、ネットワーク3は、
ネットワーク素子1301,・・・,130nを備えて
いる。これらのネットワーク素子1301,・・・,1
30nは、3つの入力から入力される映像信号のうちの
多くとも1つを選択して出力する選択装置1351,・
・・,135n、1361,・・・,136n、137
1,・・・,137n、1381,・・・,138n、
1411,・・・,141nと、これらの選択装置13
51,・・・,135n、1361,・・・,136
n,1371、・・・,137n、1381,・・・,
138n、1411,・・・,141nの信号切り替え
命令を記憶しており、この記憶している信号切り替え命
令を、入力された命令に基づいて、選択装置1351,
・・・,135n、1361,・・・,136n、13
71,・・・,137n、1381,・・・,138
n、1411,・・・,141nに対し出力するネット
ワーク命令メモリ1391,・・・,139nとを備え
ている。
【0019】なお、図中、1311,・・・,131n
は演算素子アレイ1からのデータ入力端子、1321,
・・・,132nは演算素子アレイ1へのデータ出力端
子、1331,・・・,133nは記憶手段201,・
・・,20nへの出力端子、1341,・・・,134
nは記憶手段201,・・・,20nからの入力端子、
1401,・・・,140nはネットワーク命令メモリ
1391,・・・,139nの命令入力端子である。
は演算素子アレイ1からのデータ入力端子、1321,
・・・,132nは演算素子アレイ1へのデータ出力端
子、1331,・・・,133nは記憶手段201,・
・・,20nへの出力端子、1341,・・・,134
nは記憶手段201,・・・,20nからの入力端子、
1401,・・・,140nはネットワーク命令メモリ
1391,・・・,139nの命令入力端子である。
【0020】ここで、上記映像信号処理装置106の動
作について説明する。映像信号処理装置106におい
て、ダウンロードするプログラムの内容に応じて、ディ
ジタル化された映像信号の処理内容を切り替える際に、
演算素子アレイ1は、外部から与えられた命令に従っ
て、映像信号の処理を行う。また、記憶手段201,・
・・,20nは、外部から与えられた命令に基づいて、
映像信号を一時的に記憶する。さらに、ネットワーク3
は、外部から与えられた命令に基づいて、演算素子アレ
イ1と記憶手段201,・・・,20nとの間を接続す
る。
作について説明する。映像信号処理装置106におい
て、ダウンロードするプログラムの内容に応じて、ディ
ジタル化された映像信号の処理内容を切り替える際に、
演算素子アレイ1は、外部から与えられた命令に従っ
て、映像信号の処理を行う。また、記憶手段201,・
・・,20nは、外部から与えられた命令に基づいて、
映像信号を一時的に記憶する。さらに、ネットワーク3
は、外部から与えられた命令に基づいて、演算素子アレ
イ1と記憶手段201,・・・,20nとの間を接続す
る。
【0021】このとき、演算素子アレイ1の各演算素子
12(1,1),・・・,12(m,n)は、以下のよ
うに動作する。すなわち、各演算素子の各演算素子命令
メモリ122(1,1),・・・,122(m,n)
は、演算器121(1,1),・・・,121(m,
n)の演算実行命令を記憶している。そして、各演算素
子命令メモリ122(1,1),・・・,122(m,
n)は、入力された命令に従って、記憶している演算実
行命令を各演算器121(1,1),・・・,121
(m,n)に出力する。そうすると、各演算器121
(1,1),・・・,121(m,n)は、その演算実
行命令に応じて映像信号を演算処理する。
12(1,1),・・・,12(m,n)は、以下のよ
うに動作する。すなわち、各演算素子の各演算素子命令
メモリ122(1,1),・・・,122(m,n)
は、演算器121(1,1),・・・,121(m,
n)の演算実行命令を記憶している。そして、各演算素
子命令メモリ122(1,1),・・・,122(m,
n)は、入力された命令に従って、記憶している演算実
行命令を各演算器121(1,1),・・・,121
(m,n)に出力する。そうすると、各演算器121
(1,1),・・・,121(m,n)は、その演算実
行命令に応じて映像信号を演算処理する。
【0022】一方、ネットワーク3の各ネットワーク素
子1301,・・・,130nは、以下のように動作す
る。すなわち、各ネットワーク素子の各ネットワーク命
令メモリ1391,・・・,139nは、信号切り替え
命令を記憶している。そして、各ネットワーク命令メモ
リ1391,・・・,139nは、入力された命令に基
づいて、記憶している信号切り替え命令を各選択装置1
351,・・・,135n、1361,・・・,136
n、1371,・・・,137n、1381,・・・,
138n、1411,・・・,141nに出力する。そ
うすると、各選択装置1351,・・・,135n、1
361,・・・,136n、1371,・・・,137
n、1381,・・・,138n、1411,・・・,
141nは、この信号切り替え命令に応じて映像信号を
切り替え、各演算素子12(1,1),・・・,12
(m,n)は、演算素子アレイ1からの映像信号を記憶
手段201,・・・,20nのいずれかに出力し、ある
いは記憶手段201,・・・,20nのいずれかからの
映像信号を演算素子アレイ1に出力する。
子1301,・・・,130nは、以下のように動作す
る。すなわち、各ネットワーク素子の各ネットワーク命
令メモリ1391,・・・,139nは、信号切り替え
命令を記憶している。そして、各ネットワーク命令メモ
リ1391,・・・,139nは、入力された命令に基
づいて、記憶している信号切り替え命令を各選択装置1
351,・・・,135n、1361,・・・,136
n、1371,・・・,137n、1381,・・・,
138n、1411,・・・,141nに出力する。そ
うすると、各選択装置1351,・・・,135n、1
361,・・・,136n、1371,・・・,137
n、1381,・・・,138n、1411,・・・,
141nは、この信号切り替え命令に応じて映像信号を
切り替え、各演算素子12(1,1),・・・,12
(m,n)は、演算素子アレイ1からの映像信号を記憶
手段201,・・・,20nのいずれかに出力し、ある
いは記憶手段201,・・・,20nのいずれかからの
映像信号を演算素子アレイ1に出力する。
【0023】このように、本実施の形態1の映像信号処
理装置106では、これに入力される命令に従って、演
算素子アレイ1と記憶手段201,・・・,20nとの
間のフレキシブルな接続を実現できるようになってい
る。したがって、本実施の形態1の映像信号処理装置1
06は、外部から与えられた命令によって、映像信号処
理の内容を切り替えることができる。その結果、例えば
NTSC方式におけるY/C分離やMUSE方式におけ
るMUSEデコード処理等の、異なる種類の映像信号の
処理を同一のハードウェアで処理することができる。
理装置106では、これに入力される命令に従って、演
算素子アレイ1と記憶手段201,・・・,20nとの
間のフレキシブルな接続を実現できるようになってい
る。したがって、本実施の形態1の映像信号処理装置1
06は、外部から与えられた命令によって、映像信号処
理の内容を切り替えることができる。その結果、例えば
NTSC方式におけるY/C分離やMUSE方式におけ
るMUSEデコード処理等の、異なる種類の映像信号の
処理を同一のハードウェアで処理することができる。
【0024】上記の効果を示す典型的な例として、映像
信号処理装置106に入力される命令に従って、各選択
装置1351,・・・,135n,1361,・・・,
136n,1371,・・・,137n,1381,・
・・,138n,1411,・・・,141nを選択的
に動作させることにより、映像信号処理でよく用いられ
る垂直のLPF(Low Pass Filter)を実現することがで
きる。
信号処理装置106に入力される命令に従って、各選択
装置1351,・・・,135n,1361,・・・,
136n,1371,・・・,137n,1381,・
・・,138n,1411,・・・,141nを選択的
に動作させることにより、映像信号処理でよく用いられ
る垂直のLPF(Low Pass Filter)を実現することがで
きる。
【0025】図6は映像信号処理でよく用いられる垂直
のLPFの構成を示すブロック図である。図6におい
て、2000は処理すべき映像信号の入力端子、200
1は入力端子2000から入力された映像信号を1ライ
ン分蓄積する第1のラインメモリ、2002は第1のラ
インメモリ2001から出力された映像信号を1ライン
分蓄積する第2のラインメモリ、2003は入力端子2
000から入力された映像信号と第2のラインメモリ2
002から出力された映像信号を加算する第1の加算
器、2004は第1の加算器2003から出力された映
像信号を1/2倍する第1の乗算器、2005は第1の
ラインメモリ2001から出力された映像信号と第1の
乗算器2004から出力された映像信号を加算する第2
の加算器、2006は第2の加算器2005から出力さ
れた映像信号を1/2倍する第2の乗算器、2007は
第2の乗算器2006から出力され、垂直方向にLPF
処理がなされた映像信号を出力する出力端子である。
のLPFの構成を示すブロック図である。図6におい
て、2000は処理すべき映像信号の入力端子、200
1は入力端子2000から入力された映像信号を1ライ
ン分蓄積する第1のラインメモリ、2002は第1のラ
インメモリ2001から出力された映像信号を1ライン
分蓄積する第2のラインメモリ、2003は入力端子2
000から入力された映像信号と第2のラインメモリ2
002から出力された映像信号を加算する第1の加算
器、2004は第1の加算器2003から出力された映
像信号を1/2倍する第1の乗算器、2005は第1の
ラインメモリ2001から出力された映像信号と第1の
乗算器2004から出力された映像信号を加算する第2
の加算器、2006は第2の加算器2005から出力さ
れた映像信号を1/2倍する第2の乗算器、2007は
第2の乗算器2006から出力され、垂直方向にLPF
処理がなされた映像信号を出力する出力端子である。
【0026】この垂直のLPFによる信号処理を上記映
像信号処理装置106によって実現した例を以下に示
す。まず、上記信号処理のためのプログラムを各演算素
子命令メモリ122(1,1),・・・,122(m,
n)と各ネットワーク命令メモリ1391,・・・,1
39nとにダウンロードする。
像信号処理装置106によって実現した例を以下に示
す。まず、上記信号処理のためのプログラムを各演算素
子命令メモリ122(1,1),・・・,122(m,
n)と各ネットワーク命令メモリ1391,・・・,1
39nとにダウンロードする。
【0027】ここで、図5を参照して、ネットワーク3
の動作例について説明する。図5はネットワーク3の動
作例を示す図である。データ入力端子1311から入力
された,1行目の演算素子12(n,1)からのデータ
は、1行目の選択装置1351で選択され、この選択装
置1351で選択されたデータが選択装置1401でさ
らに選択され、出力端子1331を介して、1行目の記
憶手段201へ出力される。
の動作例について説明する。図5はネットワーク3の動
作例を示す図である。データ入力端子1311から入力
された,1行目の演算素子12(n,1)からのデータ
は、1行目の選択装置1351で選択され、この選択装
置1351で選択されたデータが選択装置1401でさ
らに選択され、出力端子1331を介して、1行目の記
憶手段201へ出力される。
【0028】この記憶手段201で1ライン分遅延処理
された映像信号は、1行目の入力端子1341から入力
される。この入力端子1341から入力された信号は、
1行目の選択装置1381で選択され、入力信号から1
ライン分遅延した信号として、出力端子1321を介し
て1行目の演算素子12(n,1)に出力される。これ
により、図6に示す第1のラインメモリ201の出力信
号と同等の信号が生成される。
された映像信号は、1行目の入力端子1341から入力
される。この入力端子1341から入力された信号は、
1行目の選択装置1381で選択され、入力信号から1
ライン分遅延した信号として、出力端子1321を介し
て1行目の演算素子12(n,1)に出力される。これ
により、図6に示す第1のラインメモリ201の出力信
号と同等の信号が生成される。
【0029】これと同時に、1行目の入力端子1341
から入力された信号は、2行目の選択装置1412で選
択され、出力端子1332を介して、2行目の記憶手段
202へ出力される。この記憶手段202でさらに1ラ
イン分遅延処理された映像信号は、2行目の入力端子1
342からネットワーク3に入力される。この入力端子
1342から入力された信号は、2行目の選択装置13
82で選択され、入力信号から2ライン分遅延した信号
として、出力端子1322を介して2行目の演算素子1
2(n,2)に出力される。これにより、図6に示す第
2のラインメモリ202の出力信号と同等の信号が生成
される。
から入力された信号は、2行目の選択装置1412で選
択され、出力端子1332を介して、2行目の記憶手段
202へ出力される。この記憶手段202でさらに1ラ
イン分遅延処理された映像信号は、2行目の入力端子1
342からネットワーク3に入力される。この入力端子
1342から入力された信号は、2行目の選択装置13
82で選択され、入力信号から2ライン分遅延した信号
として、出力端子1322を介して2行目の演算素子1
2(n,2)に出力される。これにより、図6に示す第
2のラインメモリ202の出力信号と同等の信号が生成
される。
【0030】また、演算素子12(n,1)に入力され
た1ライン分遅延した信号と、演算素子12(n,2)
に入力された2ライン分遅延した信号とは、演算素子ア
レイ1の1個または複数個の演算素子により、図6に示
す第1の加算器2003の加算処理、第1の乗算器20
04の乗算処理、第2の加算器2005の加算処理、お
よび第2の乗算器2006の乗算処理と同等の処理が達
成される。以上のことから、本実施の形態1の映像信号
処理装置106によって、図6に示すような、垂直のL
PFを実現することができる。
た1ライン分遅延した信号と、演算素子12(n,2)
に入力された2ライン分遅延した信号とは、演算素子ア
レイ1の1個または複数個の演算素子により、図6に示
す第1の加算器2003の加算処理、第1の乗算器20
04の乗算処理、第2の加算器2005の加算処理、お
よび第2の乗算器2006の乗算処理と同等の処理が達
成される。以上のことから、本実施の形態1の映像信号
処理装置106によって、図6に示すような、垂直のL
PFを実現することができる。
【0031】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2にかかる映像信号処理装置の記憶手段の構成を示す
ブロック図である。図7は図2の記憶手段の具体的な構
成例を示し、図において、本実施の形態2の映像信号処
理装置の特徴は、記憶手段201,・・・,20nとし
て、ネットワーク3から入力される映像信号に関係する
データを記憶するとともにこれを処理できるプログラマ
ブルなメモリ401,・・・,40nと、このメモリ4
01,・・・,40nに対して命令を設定するための命
令設定手段6と、この命令設定手段6にて設定された命
令を保存するレジスタ501,・・・,50nとを備
え、メモリ401,・・・,40nは、レジスタ50
1,・・・,50nに保存されている命令に基づいて、
記憶しているデータを処理し、この処理したデータをネ
ットワーク3に出力するように構成している点にあり、
その他の構成は、実施の形態1のものと同様である。
態2にかかる映像信号処理装置の記憶手段の構成を示す
ブロック図である。図7は図2の記憶手段の具体的な構
成例を示し、図において、本実施の形態2の映像信号処
理装置の特徴は、記憶手段201,・・・,20nとし
て、ネットワーク3から入力される映像信号に関係する
データを記憶するとともにこれを処理できるプログラマ
ブルなメモリ401,・・・,40nと、このメモリ4
01,・・・,40nに対して命令を設定するための命
令設定手段6と、この命令設定手段6にて設定された命
令を保存するレジスタ501,・・・,50nとを備
え、メモリ401,・・・,40nは、レジスタ50
1,・・・,50nに保存されている命令に基づいて、
記憶しているデータを処理し、この処理したデータをネ
ットワーク3に出力するように構成している点にあり、
その他の構成は、実施の形態1のものと同様である。
【0032】なお、図中、301,・・・,30nはデ
ータ入力端子である。ここで、上記映像信号処理装置の
動作について説明する。電源オン時、または動作モード
切り替え時に、命令設定手段6からレジスタ501,・
・・,50nにメモリ401,・・・,40nの動作モ
ード、すなわちライト、ならびにリードの開始および終
了アドレスなどの設定値や命令を伝送する。
ータ入力端子である。ここで、上記映像信号処理装置の
動作について説明する。電源オン時、または動作モード
切り替え時に、命令設定手段6からレジスタ501,・
・・,50nにメモリ401,・・・,40nの動作モ
ード、すなわちライト、ならびにリードの開始および終
了アドレスなどの設定値や命令を伝送する。
【0033】そうすると、メモリ401,・・・,40
nは、設定された命令、および設定値に従って、データ
入,出力端子301,・・・,30nから入力されるデ
ータを記憶してこれを処理(映像信号を処理)し、その
処理したデータをデータ入,出力端子301,・・・,
30nから出力する。
nは、設定された命令、および設定値に従って、データ
入,出力端子301,・・・,30nから入力されるデ
ータを記憶してこれを処理(映像信号を処理)し、その
処理したデータをデータ入,出力端子301,・・・,
30nから出力する。
【0034】すなわち、本実施の形態2の映像信号処理
装置では、メモリ401,・・・,40nは、レジスタ
501,・・・,50nに保存されている命令に基づい
て、記憶しているデータを処理し、この処理したデータ
をネットワーク3に出力するようになっている。したが
って、本実施の形態2によれば、メモリが外部から与え
られた命令によって、記憶している映像信号の処理内容
を切り替えることができる。その結果、同一のハードウ
エアで設計者、またはユーザが目的とする動作を容易に
実現することができ、新たな映像信号方式が実用化され
た場合にもこれに柔軟に対応できる。 (実施の形態3)図8は本発明の実施の形態3にかかる
映像信号処理装置のメモリの構成を示すブロック図であ
る。図8は図2の記憶手段のさらに具体的な構成例を示
すものである。図8において、本実施の形態3の映像信
号処理装置の特徴は、メモリ4として、ディジタルデー
タを記憶する記憶素子7と、この記憶素子を制御するコ
ントローラ11と、記憶素子7の出力信号に1を加算す
るインクリメンタ9と、このインクリメンタ9の出力を
予め定めた値でリミットするリミッタ8と、このリミッ
タ8からの出力(端子A)、映像信号入力(端子B)、
および図示しない外部プロセッサ等の外部装置(以下、
単に外部プロセッサと称す)からのデータ入力(端子
C)のうちの1つを選択して、記憶素子7にデータとし
て記憶させるための第1の切り替え装置(以下、「第1
のSW」と称す)14と、映像信号入力(端子A)、コ
ントローラ11のアドレス出力(端子B)、および外部
プロセッサからのアドレス入力(端子C)のうちの1つ
を選択して、記憶素子7のアドレス入力に切り替えるた
めの第2の切り替え装置(以下、「第2のSW」と称
す)12と、コントローラ11から出力される記憶素子
制御信号(端子A)、および外部プロセッサから入力さ
れるメモリ制御信号(端子B)のうちの1つを選択し
て、記憶素子7にデータとして記憶させるための第3の
切り替え装置(以下、「第3のSW」と称す)13と、
記憶素子7の出力信号を外部プロセッサに出力するため
のバッファ10とを備え、第1のSW14、第2のSW
12、第3のSW13、バッファ10、および記憶素子
7の制御信号の切り替えによって、表1に示す映像信号
のFIFO(First-In First-Out)処理、映像信号のヒス
トグラム処理、および、映像信号の階調補正を含むルッ
クアップテーブル(以下、LUT(look-up table) と称
す)処理の各動作を、プログラマブルなメモリ4によっ
て同一のメモリ装置により実現できるようになっている
点にあり、その他の構成は、実施の形態2と同様であ
る。なお、このメモリ4は実施の形態2におけるメモリ
401,・・・,40nに相当するものである。
装置では、メモリ401,・・・,40nは、レジスタ
501,・・・,50nに保存されている命令に基づい
て、記憶しているデータを処理し、この処理したデータ
をネットワーク3に出力するようになっている。したが
って、本実施の形態2によれば、メモリが外部から与え
られた命令によって、記憶している映像信号の処理内容
を切り替えることができる。その結果、同一のハードウ
エアで設計者、またはユーザが目的とする動作を容易に
実現することができ、新たな映像信号方式が実用化され
た場合にもこれに柔軟に対応できる。 (実施の形態3)図8は本発明の実施の形態3にかかる
映像信号処理装置のメモリの構成を示すブロック図であ
る。図8は図2の記憶手段のさらに具体的な構成例を示
すものである。図8において、本実施の形態3の映像信
号処理装置の特徴は、メモリ4として、ディジタルデー
タを記憶する記憶素子7と、この記憶素子を制御するコ
ントローラ11と、記憶素子7の出力信号に1を加算す
るインクリメンタ9と、このインクリメンタ9の出力を
予め定めた値でリミットするリミッタ8と、このリミッ
タ8からの出力(端子A)、映像信号入力(端子B)、
および図示しない外部プロセッサ等の外部装置(以下、
単に外部プロセッサと称す)からのデータ入力(端子
C)のうちの1つを選択して、記憶素子7にデータとし
て記憶させるための第1の切り替え装置(以下、「第1
のSW」と称す)14と、映像信号入力(端子A)、コ
ントローラ11のアドレス出力(端子B)、および外部
プロセッサからのアドレス入力(端子C)のうちの1つ
を選択して、記憶素子7のアドレス入力に切り替えるた
めの第2の切り替え装置(以下、「第2のSW」と称
す)12と、コントローラ11から出力される記憶素子
制御信号(端子A)、および外部プロセッサから入力さ
れるメモリ制御信号(端子B)のうちの1つを選択し
て、記憶素子7にデータとして記憶させるための第3の
切り替え装置(以下、「第3のSW」と称す)13と、
記憶素子7の出力信号を外部プロセッサに出力するため
のバッファ10とを備え、第1のSW14、第2のSW
12、第3のSW13、バッファ10、および記憶素子
7の制御信号の切り替えによって、表1に示す映像信号
のFIFO(First-In First-Out)処理、映像信号のヒス
トグラム処理、および、映像信号の階調補正を含むルッ
クアップテーブル(以下、LUT(look-up table) と称
す)処理の各動作を、プログラマブルなメモリ4によっ
て同一のメモリ装置により実現できるようになっている
点にあり、その他の構成は、実施の形態2と同様であ
る。なお、このメモリ4は実施の形態2におけるメモリ
401,・・・,40nに相当するものである。
【0035】また、図中、15は映像信号やアドレス信
号等のデータ入力端子、16は記憶素子7からのデータ
を出力するデータ出力端子、17は内部同期信号入力端
子、18は内部クロック入力端子、19は外部データ入
出力端子、20は外部メモリ制御信号入力端子、21は
外部アドレス入力端子である。
号等のデータ入力端子、16は記憶素子7からのデータ
を出力するデータ出力端子、17は内部同期信号入力端
子、18は内部クロック入力端子、19は外部データ入
出力端子、20は外部メモリ制御信号入力端子、21は
外部アドレス入力端子である。
【0036】
【表1】
【0037】このメモリ4において、記憶素子7として
は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRA
M(Statics Random Access Memory)等が適用可能であ
る。また、バッファ10としては、3−STATE B
UFFERが適用可能である。ここで、図8、図9、図
10、図11、図12、図13ならびに表1を参照し
て、上記映像信号処理装置の動作を説明する。図9はヒ
ストグラム処理、およびLUT処理の各動作タイミング
を示す図である。図10はLUT処理の一例としての階
調補正処理による効果を示す図である。図11は図8の
メモリにより実行されるFIFO処理を示すフローチャ
ートである。図12、図13は図8のメモリにより実行
されるヒストグラム処理、およびLUT処理を示すフロ
ーチャートである。
は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRA
M(Statics Random Access Memory)等が適用可能であ
る。また、バッファ10としては、3−STATE B
UFFERが適用可能である。ここで、図8、図9、図
10、図11、図12、図13ならびに表1を参照し
て、上記映像信号処理装置の動作を説明する。図9はヒ
ストグラム処理、およびLUT処理の各動作タイミング
を示す図である。図10はLUT処理の一例としての階
調補正処理による効果を示す図である。図11は図8の
メモリにより実行されるFIFO処理を示すフローチャ
ートである。図12、図13は図8のメモリにより実行
されるヒストグラム処理、およびLUT処理を示すフロ
ーチャートである。
【0038】<FIFO処理>図11のステップS1に
示されるように、命令入力端子22からコントローラ1
1に入力される命令のなかに映像信号のFIFO処理を
行う命令があると、図11のステップS2,S3に示さ
れるように、図8のコントローラ11は、第1のSW1
4を制御して接触子14aをB接点に接続させることに
より、データ入力端子15からの映像信号入力(データ
入力)を記憶素子7にデータとして記憶させ、第2のS
W12を制御して接触子12aをB接点に接続させるこ
とにより、コントローラ11のアドレス出力を記憶素子
7のアドレス入力に切り替えて、記憶素子7に1ずつ増
加するアドレスを与え、第3のSW13を制御して接触
子13aをA接点に接続させて、コントローラ11から
のデータ書き換え信号を記憶素子7に与えることによ
り、それぞれのアドレスから読み出されたデータが隣の
アドレスに書き込まれることとなり、記憶素子7に入力
されたデータがその順序を保って順次出力される。
示されるように、命令入力端子22からコントローラ1
1に入力される命令のなかに映像信号のFIFO処理を
行う命令があると、図11のステップS2,S3に示さ
れるように、図8のコントローラ11は、第1のSW1
4を制御して接触子14aをB接点に接続させることに
より、データ入力端子15からの映像信号入力(データ
入力)を記憶素子7にデータとして記憶させ、第2のS
W12を制御して接触子12aをB接点に接続させるこ
とにより、コントローラ11のアドレス出力を記憶素子
7のアドレス入力に切り替えて、記憶素子7に1ずつ増
加するアドレスを与え、第3のSW13を制御して接触
子13aをA接点に接続させて、コントローラ11から
のデータ書き換え信号を記憶素子7に与えることによ
り、それぞれのアドレスから読み出されたデータが隣の
アドレスに書き込まれることとなり、記憶素子7に入力
されたデータがその順序を保って順次出力される。
【0039】<ヒストグラム処理>ここに、映像信号の
ヒストグラム処理とは、1フィールド(フレーム)期間
のヒストグラムを求めることをいう。図12のステップ
S11に示されるように、命令入力端子22からコント
ローラ11に入力される命令のなかに映像信号のヒスト
グラム処理を実行する命令があると、まず、Vブランキ
ング期間(図9の参照)で、図12のステップS12
に示されるように、命令入力端子22よりメモリリセッ
トの命令(表1の参照)が設定され、メモリ4のリセ
ット処理を行い、メモリ4の内部のデータを全て0値に
する。これは、データ入出力端子19から0値を入力
し、外部のアドレス入力21を順次変化させることによ
り、記憶素子7をリセットする。
ヒストグラム処理とは、1フィールド(フレーム)期間
のヒストグラムを求めることをいう。図12のステップ
S11に示されるように、命令入力端子22からコント
ローラ11に入力される命令のなかに映像信号のヒスト
グラム処理を実行する命令があると、まず、Vブランキ
ング期間(図9の参照)で、図12のステップS12
に示されるように、命令入力端子22よりメモリリセッ
トの命令(表1の参照)が設定され、メモリ4のリセ
ット処理を行い、メモリ4の内部のデータを全て0値に
する。これは、データ入出力端子19から0値を入力
し、外部のアドレス入力21を順次変化させることによ
り、記憶素子7をリセットする。
【0040】具体的には、図12のステップS13,S
14に示されるように、映像信号のブランキング期間
で、コントローラ11は、第1のSW14を制御して接
触子14aをC接点に接続させることにより、外部プロ
セッサからのデータ入力0を記憶素子7にデータとして
記憶させ、第2のSW12を制御して接触子12aをC
接点に接続させることにより,外部プロセッサからのア
ドレス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、第
3のSW13を制御して接触子13aを接点Bに接続す
ることにより、外部プロセッサから入力されるメモリ制
御信号を記憶素子7に与え、バッファ10にHレベルの
制御信号を入力しその出力をハイ−インピーダンスレベ
ルとすることによりこれを非動作状態とし、かつ記憶素
子7に対してデータ書き込み信号を出力することによ
り、メモリ4をリセットする。
14に示されるように、映像信号のブランキング期間
で、コントローラ11は、第1のSW14を制御して接
触子14aをC接点に接続させることにより、外部プロ
セッサからのデータ入力0を記憶素子7にデータとして
記憶させ、第2のSW12を制御して接触子12aをC
接点に接続させることにより,外部プロセッサからのア
ドレス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、第
3のSW13を制御して接触子13aを接点Bに接続す
ることにより、外部プロセッサから入力されるメモリ制
御信号を記憶素子7に与え、バッファ10にHレベルの
制御信号を入力しその出力をハイ−インピーダンスレベ
ルとすることによりこれを非動作状態とし、かつ記憶素
子7に対してデータ書き込み信号を出力することによ
り、メモリ4をリセットする。
【0041】次に、映像期間(図9の参照)に入る
と、図12のステップS15に示されるように、累積加
算の命令(表1の)が命令入力端子22よりコントロ
ーラ11に設定され、映像信号のヒストグラム検出処理
を行い、映像データの特性等を抽出する。これは、デー
タ入力端子15から入力される映像信号を記憶素子7の
アドレスとして用い、該当するアドレスのデータを読み
出し、インクリメンタ9で1を加算し、リミッタ8を介
して、再度、同じアドレスに入力することにより実行さ
れる。
と、図12のステップS15に示されるように、累積加
算の命令(表1の)が命令入力端子22よりコントロ
ーラ11に設定され、映像信号のヒストグラム検出処理
を行い、映像データの特性等を抽出する。これは、デー
タ入力端子15から入力される映像信号を記憶素子7の
アドレスとして用い、該当するアドレスのデータを読み
出し、インクリメンタ9で1を加算し、リミッタ8を介
して、再度、同じアドレスに入力することにより実行さ
れる。
【0042】具体的には、図12のステップS16,S
17に示されるように、映像期間において、コントロー
ラ11は、第1のSW14を制御して接触子14aをA
接点に接続させることにより、リミッタ8を介して入力
されたインクリメンタ9からの出力を記憶素子7にデー
タとして記憶させ、第2のSW12を制御して接触子1
2aをA接点に接続させることにより、映像信号入力を
記憶素子7のアドレス入力に切り替え、第3のSW13
を制御して接触子13aをA接点に接続させることによ
り、コントローラ11から出力される記憶素子制御信号
を記憶素子7に与え、記憶素子7に対してデータ書き換
え信号を入力することにより、累積加算を行う。このた
め、映像信号のレベル毎にその出現回数に応じたデータ
が記憶素子の中で累積加算される。
17に示されるように、映像期間において、コントロー
ラ11は、第1のSW14を制御して接触子14aをA
接点に接続させることにより、リミッタ8を介して入力
されたインクリメンタ9からの出力を記憶素子7にデー
タとして記憶させ、第2のSW12を制御して接触子1
2aをA接点に接続させることにより、映像信号入力を
記憶素子7のアドレス入力に切り替え、第3のSW13
を制御して接触子13aをA接点に接続させることによ
り、コントローラ11から出力される記憶素子制御信号
を記憶素子7に与え、記憶素子7に対してデータ書き換
え信号を入力することにより、累積加算を行う。このた
め、映像信号のレベル毎にその出現回数に応じたデータ
が記憶素子の中で累積加算される。
【0043】そして、次のVブランキング期間(図9の
参照)で、上記累積加算の結果に基づいて、図12の
ステップS18に示されるように、命令入力端子22よ
りコントローラ11にデータ読み出しの命令(表1の
)が設定され、外部のデータ入出力端子19からデー
タ読み出し処理を行う。具体的には、図13のステップ
S19,S20に示されるように、次の映像信号のブラ
ンキング期間で、コントローラ11は、第2のSW12
を制御して接触子12aをC接点に接続させることによ
り、外部プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7の
アドレス入力に切り替え、第3のSW13を制御して接
触子13aをB接点に接続させることにより、外部プロ
セッサから入力されるアドレス信号を記憶素子7に与
え、バッファ10にLレベルの制御信号を与えることに
より、これを動作状態とし、記憶素子7に対してデータ
読み出し信号を出力することにより、データの読み出し
を行う。
参照)で、上記累積加算の結果に基づいて、図12の
ステップS18に示されるように、命令入力端子22よ
りコントローラ11にデータ読み出しの命令(表1の
)が設定され、外部のデータ入出力端子19からデー
タ読み出し処理を行う。具体的には、図13のステップ
S19,S20に示されるように、次の映像信号のブラ
ンキング期間で、コントローラ11は、第2のSW12
を制御して接触子12aをC接点に接続させることによ
り、外部プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7の
アドレス入力に切り替え、第3のSW13を制御して接
触子13aをB接点に接続させることにより、外部プロ
セッサから入力されるアドレス信号を記憶素子7に与
え、バッファ10にLレベルの制御信号を与えることに
より、これを動作状態とし、記憶素子7に対してデータ
読み出し信号を出力することにより、データの読み出し
を行う。
【0044】<LUT処理>ここに、映像信号のLUT
処理とは、外部から設定されたデータの読み出し時に、
データ入力端子15から入力される映像信号をアドレス
として読み出し、階調補正の処理を行うことをいう。ま
ず、図13のステップS21に示されるように、映像信
号のLUT処理を実行させる命令があると、図13のス
テップS22に示されるように、Vブランキング期間
(図9の参照)で命令入力端子22よりコントローラ
11に対しデータ書き込み命令(表1の)が設定さ
れ、外部のデータ入出力端子19から入力されるデータ
入力、外部メモリ制御信号入力端子20から入力される
制御信号、および外部アドレス入力端子21から入力さ
れるアドレス信号によって、記憶素子7にデータが設定
される。
処理とは、外部から設定されたデータの読み出し時に、
データ入力端子15から入力される映像信号をアドレス
として読み出し、階調補正の処理を行うことをいう。ま
ず、図13のステップS21に示されるように、映像信
号のLUT処理を実行させる命令があると、図13のス
テップS22に示されるように、Vブランキング期間
(図9の参照)で命令入力端子22よりコントローラ
11に対しデータ書き込み命令(表1の)が設定さ
れ、外部のデータ入出力端子19から入力されるデータ
入力、外部メモリ制御信号入力端子20から入力される
制御信号、および外部アドレス入力端子21から入力さ
れるアドレス信号によって、記憶素子7にデータが設定
される。
【0045】具体的には、図13のステップS23,S
24に示されるように、映像信号のブランキング期間
で、コントローラ11は、第1のSW14を制御して接
触子14aを接点Cに接続させることにより、外部プロ
セッサからのデータ入力を記憶素子7にデータとして記
憶させ、第2のSW12を制御して接触子12aを接点
Cに接続させることにより、外部プロセッサからのアド
レス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、第3
のSW13を制御して接触子13aを接点Bに接続させ
ることにより、外部プロセッサから入力されるメモリ制
御信号を記憶素子7に与え、バッファ10の制御入力を
Hレベルとすることにより、出力をハイインピーダンス
(以下、Hi−Zと称す)としてこれを非動作状態と
し、記憶素子7に対してデータ書き込み信号を出力する
ことにより、表引きの際に参照するデータの書き込みを
行う。次に、映像期間(図9の参照)に入ると、図1
3のステップS25に示されるように、命令入力端子2
2よりコントローラ11に対し階調補正の命令(表1の
)が設定され、データ入力端子15から入力される映
像データを記憶素子7のアドレスにして、先に記憶素子
7に記憶させていたデータをデータ出力端子16より読
み出させる。具体的には、図13のステップS26,S
27に示されるように、映像期間において、コントロー
ラ11は、第2のSW12を制御して接触子12aを接
点Aに接続させることにより、映像信号入力を記憶素子
7のアドレス入力に切り替え、第3のSW13を制御し
て接触子13aを接点Aに接続させることにより、コン
トローラ11から出力される記憶素子制御信号を記憶素
子7にデータとして記憶させ、記憶素子7に対してデー
タ読み出し信号を出力することにより、表引きを行うこ
とができる。従って、表引きの際に参照するデータとし
て予め映像信号の階調補正用のデータを記憶素子7に記
憶させておくことにより、映像信号の階調の補正を行う
ことが可能となる。
24に示されるように、映像信号のブランキング期間
で、コントローラ11は、第1のSW14を制御して接
触子14aを接点Cに接続させることにより、外部プロ
セッサからのデータ入力を記憶素子7にデータとして記
憶させ、第2のSW12を制御して接触子12aを接点
Cに接続させることにより、外部プロセッサからのアド
レス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、第3
のSW13を制御して接触子13aを接点Bに接続させ
ることにより、外部プロセッサから入力されるメモリ制
御信号を記憶素子7に与え、バッファ10の制御入力を
Hレベルとすることにより、出力をハイインピーダンス
(以下、Hi−Zと称す)としてこれを非動作状態と
し、記憶素子7に対してデータ書き込み信号を出力する
ことにより、表引きの際に参照するデータの書き込みを
行う。次に、映像期間(図9の参照)に入ると、図1
3のステップS25に示されるように、命令入力端子2
2よりコントローラ11に対し階調補正の命令(表1の
)が設定され、データ入力端子15から入力される映
像データを記憶素子7のアドレスにして、先に記憶素子
7に記憶させていたデータをデータ出力端子16より読
み出させる。具体的には、図13のステップS26,S
27に示されるように、映像期間において、コントロー
ラ11は、第2のSW12を制御して接触子12aを接
点Aに接続させることにより、映像信号入力を記憶素子
7のアドレス入力に切り替え、第3のSW13を制御し
て接触子13aを接点Aに接続させることにより、コン
トローラ11から出力される記憶素子制御信号を記憶素
子7にデータとして記憶させ、記憶素子7に対してデー
タ読み出し信号を出力することにより、表引きを行うこ
とができる。従って、表引きの際に参照するデータとし
て予め映像信号の階調補正用のデータを記憶素子7に記
憶させておくことにより、映像信号の階調の補正を行う
ことが可能となる。
【0046】すなわち、本実施の形態3の映像信号処理
装置では、映像信号のFIFO処理を行う際には、コン
トローラ11は、第1のSW14を制御して、映像信号
入力を記憶素子7にデータとして記憶させ、第2のSW
12を制御して、コントローラ11のアドレス出力を記
憶素子7のアドレス入力に切り替え、第3のSW13を
制御して、コントローラ11から出力される記憶素子制
御信号を記憶素子7にデータとして記憶させ、記憶素子
7に対してデータ書き換え信号を出力する。
装置では、映像信号のFIFO処理を行う際には、コン
トローラ11は、第1のSW14を制御して、映像信号
入力を記憶素子7にデータとして記憶させ、第2のSW
12を制御して、コントローラ11のアドレス出力を記
憶素子7のアドレス入力に切り替え、第3のSW13を
制御して、コントローラ11から出力される記憶素子制
御信号を記憶素子7にデータとして記憶させ、記憶素子
7に対してデータ書き換え信号を出力する。
【0047】また、映像信号のヒストグラム処理を行う
際には、コントローラ11は、まず、映像信号のブラン
キング期間で、第1のSW14を制御して、外部プロセ
ッサからのデータ入力を記憶素子7にデータとして記憶
させ、第2のSW12を制御して、外部プロセッサから
のアドレス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替
え、第3のSW13を制御して、外部プロセッサから入
力されるメモリ制御信号を記憶素子7にデータとして記
憶させ、バッファ10を制御して、非動作状態とし、記
憶素子7に対してデータ書き込み信号を出力することに
より、メモリ4をリセットする。次に、コントローラ1
1は、映像期間において、第1のSW14を制御して、
リミッタ8からの出力を記憶素子7にデータとして記憶
させ、第2のSW12を制御して、映像信号入力を記憶
素子7のアドレス入力に切り替え、第3のSW13を制
御して、コントローラ11から出力される記憶素子制御
信号を記憶素子7にデータとして記憶させ、記憶素子7
に対してデータ書き換え信号を出力することにより、累
積加算を行う。
際には、コントローラ11は、まず、映像信号のブラン
キング期間で、第1のSW14を制御して、外部プロセ
ッサからのデータ入力を記憶素子7にデータとして記憶
させ、第2のSW12を制御して、外部プロセッサから
のアドレス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替
え、第3のSW13を制御して、外部プロセッサから入
力されるメモリ制御信号を記憶素子7にデータとして記
憶させ、バッファ10を制御して、非動作状態とし、記
憶素子7に対してデータ書き込み信号を出力することに
より、メモリ4をリセットする。次に、コントローラ1
1は、映像期間において、第1のSW14を制御して、
リミッタ8からの出力を記憶素子7にデータとして記憶
させ、第2のSW12を制御して、映像信号入力を記憶
素子7のアドレス入力に切り替え、第3のSW13を制
御して、コントローラ11から出力される記憶素子制御
信号を記憶素子7にデータとして記憶させ、記憶素子7
に対してデータ書き換え信号を出力することにより、累
積加算を行う。
【0048】その後、コントローラ11は、次の映像信
号のブランキング期間で、上記第2のSW12を制御し
て、外部プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7の
アドレス入力に切り替え、第3のSW13を制御して、
外部プロセッサから入力されるメモリ制御信号を記憶素
子7にデータとして記憶させ、バッファ10を制御し
て、動作状態とし、記憶素子7に対してデータ読み出し
信号を出力することにより、データの読み出しを行う。
号のブランキング期間で、上記第2のSW12を制御し
て、外部プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7の
アドレス入力に切り替え、第3のSW13を制御して、
外部プロセッサから入力されるメモリ制御信号を記憶素
子7にデータとして記憶させ、バッファ10を制御し
て、動作状態とし、記憶素子7に対してデータ読み出し
信号を出力することにより、データの読み出しを行う。
【0049】さらに、映像信号のLUT処理を行う際に
は、コントローラ11は、まず、映像信号のブランキン
グ期間で、第1のSW14を制御して、外部プロセッサ
からのデータ入力を記憶素子7にデータとして記憶さ
せ、第2のSW12を制御して、外部プロセッサからの
アドレス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、
第3のSW13を制御して、外部プロセッサから入力さ
れるメモリ制御信号を記憶素子7にデータとして記憶さ
せ、バッファ10を制御して、非動作状態とし、記憶素
子7に対してデータ書き込み信号を出力することによ
り、データの書き込みを行う。次に、コントローラ11
は、映像期間において、第2のSW12を制御して、映
像信号入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、第
3のSW13を制御して、コントローラ11から出力さ
れる記憶素子制御信号を記憶素子7にデータとして記憶
させ、記憶素子7に対してデータ読み出し信号を出力す
ることにより、映像信号の階調の補正を行う。図8のメ
モリ4はこのような動作を行うため、図9の,,
においてヒストグラム処理を行い、で得られるヒスト
グラム処理の結果をと同じVブランクの期間で始ま
るLUT処理に反映し、図9の,においてLUT処
理を行うことにより、図10に示すような、映像信号の
階調特性を線形から非線形に補正することが可能とな
る。
は、コントローラ11は、まず、映像信号のブランキン
グ期間で、第1のSW14を制御して、外部プロセッサ
からのデータ入力を記憶素子7にデータとして記憶さ
せ、第2のSW12を制御して、外部プロセッサからの
アドレス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、
第3のSW13を制御して、外部プロセッサから入力さ
れるメモリ制御信号を記憶素子7にデータとして記憶さ
せ、バッファ10を制御して、非動作状態とし、記憶素
子7に対してデータ書き込み信号を出力することによ
り、データの書き込みを行う。次に、コントローラ11
は、映像期間において、第2のSW12を制御して、映
像信号入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、第
3のSW13を制御して、コントローラ11から出力さ
れる記憶素子制御信号を記憶素子7にデータとして記憶
させ、記憶素子7に対してデータ読み出し信号を出力す
ることにより、映像信号の階調の補正を行う。図8のメ
モリ4はこのような動作を行うため、図9の,,
においてヒストグラム処理を行い、で得られるヒスト
グラム処理の結果をと同じVブランクの期間で始ま
るLUT処理に反映し、図9の,においてLUT処
理を行うことにより、図10に示すような、映像信号の
階調特性を線形から非線形に補正することが可能とな
る。
【0050】このように、本実施の形態3によると、映
像信号処理装置内部に設けたプログラマブルなメモリ4
のみによって、映像信号のFIFO処理、映像信号のヒ
ストグラム処理、および映像信号のLUT処理を切り替
えて実行することが可能となる。
像信号処理装置内部に設けたプログラマブルなメモリ4
のみによって、映像信号のFIFO処理、映像信号のヒ
ストグラム処理、および映像信号のLUT処理を切り替
えて実行することが可能となる。
【0051】(実施の形態4)図14は本発明の実施の
形態4にかかる映像信号処理装置のメモリの構成を示す
ブロック図である。図14において、本実施の形態4の
映像信号処理装置の特徴は、メモリ4として、ディジタ
ルデータを記憶する記憶素子7と、この記憶素子を制御
するコントローラ11と、記憶素子7の出力信号に1を
加算するインクリメンタ9と、このインクリメンタ9の
出力を予め定める値でリミットするリミッタ8と、映像
信号入力、および0値のうち1つを選択して、切り替え
信号を出力するための第1の切り替え装置(以下、「第
1のSW」と称す)523と、リミッタ8からの出力、
第1のSW523からの切り替え信号、および図示しな
い外部プロセッサ等の外部装置(以下、単に外部プロセ
ッサと称す)からのデータ入力のうち1つを選択して、
記憶素子7にデータとして記憶させるための第2の切り
替え装置(以下、「第2のSW」と称す)514と、映
像信号入力、コントローラ11のアドレス出力、および
外部プロセッサからのアドレス入力のうち1つを選択し
て、記憶素子7のアドレス入力に切り替えるための第3
の切り替え装置(以下、「第3のSW」と称す)512
と、コントローラ11から出力される記憶素子制御信
号、および外部プロセッサから入力されるメモリ制御信
号のうち1つを選択して、記憶素子7にデータとして記
憶させるための第4の切り替え装置(以下、「第4のS
W」と称す)513と、記憶素子7の出力信号を外部プ
ロセッサに出力するためのバッファ10とを備え、第1
のSW523、第2のSW514、第3のSW512、
第4のSW513、バッファ10、および記憶素子の制
御信号の切り替えによって、表2に示す映像信号のFI
FO処理、映像信号のヒストグラム処理、および、映像
信号のLUT処理の各動作を実現できるようになってい
る点にあり、その他の構成は、実施の形態2と同様であ
る。なお、このメモリ4は実施の形態2におけるメモリ
401,・・・,40nに相当するものである。
形態4にかかる映像信号処理装置のメモリの構成を示す
ブロック図である。図14において、本実施の形態4の
映像信号処理装置の特徴は、メモリ4として、ディジタ
ルデータを記憶する記憶素子7と、この記憶素子を制御
するコントローラ11と、記憶素子7の出力信号に1を
加算するインクリメンタ9と、このインクリメンタ9の
出力を予め定める値でリミットするリミッタ8と、映像
信号入力、および0値のうち1つを選択して、切り替え
信号を出力するための第1の切り替え装置(以下、「第
1のSW」と称す)523と、リミッタ8からの出力、
第1のSW523からの切り替え信号、および図示しな
い外部プロセッサ等の外部装置(以下、単に外部プロセ
ッサと称す)からのデータ入力のうち1つを選択して、
記憶素子7にデータとして記憶させるための第2の切り
替え装置(以下、「第2のSW」と称す)514と、映
像信号入力、コントローラ11のアドレス出力、および
外部プロセッサからのアドレス入力のうち1つを選択し
て、記憶素子7のアドレス入力に切り替えるための第3
の切り替え装置(以下、「第3のSW」と称す)512
と、コントローラ11から出力される記憶素子制御信
号、および外部プロセッサから入力されるメモリ制御信
号のうち1つを選択して、記憶素子7にデータとして記
憶させるための第4の切り替え装置(以下、「第4のS
W」と称す)513と、記憶素子7の出力信号を外部プ
ロセッサに出力するためのバッファ10とを備え、第1
のSW523、第2のSW514、第3のSW512、
第4のSW513、バッファ10、および記憶素子の制
御信号の切り替えによって、表2に示す映像信号のFI
FO処理、映像信号のヒストグラム処理、および、映像
信号のLUT処理の各動作を実現できるようになってい
る点にあり、その他の構成は、実施の形態2と同様であ
る。なお、このメモリ4は実施の形態2におけるメモリ
401,・・・,40nに相当するものである。
【0052】
【表2】
【0053】ここで、図14、図15、図16、図17
および表2を参照して、上記映像信号処理装置の動作を
説明する。図15は図14のメモリにより実行されるF
IFO処理を示すフローチャートである。図16、図1
7は図14のメモリにより実行されるヒストグラム処
理、およびLUT処理を示すフローチャートである。
および表2を参照して、上記映像信号処理装置の動作を
説明する。図15は図14のメモリにより実行されるF
IFO処理を示すフローチャートである。図16、図1
7は図14のメモリにより実行されるヒストグラム処
理、およびLUT処理を示すフローチャートである。
【0054】<FIFO処理>図15のステップS31
に示されるように、映像信号のFIFO処理を実行させ
る命令があると、コントローラ11は、図15のステッ
プS32,S33に示されるように、第1のSW523
を制御して接触子523aをA接点に接続することによ
り、映像信号入力を切り替え信号として出力させ、第2
のSW514を制御して接触子514aをB接点に接続
させることにより、第1のSW523からの切り替え信
号を記憶素子7にデータとして記憶させ、第3のSW5
12を制御して接触子512aをB接点に接続させるこ
とにより、コントローラ11のアドレス出力を記憶素子
7のアドレス入力に切り替え、第4のSW513を制御
して接触子513aをA接点に接続することにより、コ
ントローラ11から出力される記憶素子制御信号を記憶
素子7にデータとして記憶させ、記憶素子7に対してデ
ータ書き換え信号を出力することにより、それぞれのア
ドレスから読み出されたデータが隣のアドレスに書き込
まれることとなり、記憶素子7に入力されたデータがそ
の順序を保って順次出力される。
に示されるように、映像信号のFIFO処理を実行させ
る命令があると、コントローラ11は、図15のステッ
プS32,S33に示されるように、第1のSW523
を制御して接触子523aをA接点に接続することによ
り、映像信号入力を切り替え信号として出力させ、第2
のSW514を制御して接触子514aをB接点に接続
させることにより、第1のSW523からの切り替え信
号を記憶素子7にデータとして記憶させ、第3のSW5
12を制御して接触子512aをB接点に接続させるこ
とにより、コントローラ11のアドレス出力を記憶素子
7のアドレス入力に切り替え、第4のSW513を制御
して接触子513aをA接点に接続することにより、コ
ントローラ11から出力される記憶素子制御信号を記憶
素子7にデータとして記憶させ、記憶素子7に対してデ
ータ書き換え信号を出力することにより、それぞれのア
ドレスから読み出されたデータが隣のアドレスに書き込
まれることとなり、記憶素子7に入力されたデータがそ
の順序を保って順次出力される。
【0055】<ヒストグラム処理>図16のステップS
41に示されるように、映像信号のヒストグラム処理を
実行させる命令があると、まず、Vブランキング期間
で、図16のステップS42に示されるように、命令入
力端子22よりメモリリセットの命令(表2の)がコ
ントローラ11に設定され、コントローラ11はメモリ
4のリセット処理を行い、メモリ4内部のデータを全て
0値にする。これは、第1のSW523から記憶素子7
に0値を入力し、コントローラ11のアドレスを変化さ
せ、記憶素子7をリセットすることにより実行される。
41に示されるように、映像信号のヒストグラム処理を
実行させる命令があると、まず、Vブランキング期間
で、図16のステップS42に示されるように、命令入
力端子22よりメモリリセットの命令(表2の)がコ
ントローラ11に設定され、コントローラ11はメモリ
4のリセット処理を行い、メモリ4内部のデータを全て
0値にする。これは、第1のSW523から記憶素子7
に0値を入力し、コントローラ11のアドレスを変化さ
せ、記憶素子7をリセットすることにより実行される。
【0056】具体的には、図16のステップS43,S
44に示されるように、映像信号のブランキング期間
で、コントローラ11は、第1のSW523を制御して
接触子523aをB接点に接続させることにより、0値
を切り替え信号として出力させ、第2のSW514を制
御して接触子514aをB接点に接続させることによ
り、第1のSW523からの切り替え信号を記憶素子7
にデータとして記憶させ、第3のSW512を制御して
接触子512aをB接点に接続させることにより、コン
トローラ11のアドレス出力を記憶素子7のアドレス入
力に切り替え、第4のSW513を制御して接触子51
3aを接点Aに接続させることにより、コントローラ1
1から出力される記憶素子制御信号を記憶素子7にデー
タとして記憶させ、バッファ10の制御入力をHレベル
とすることにより、バッファ10の出力をHi−Z状態
としてこれを非動作状態とし、記憶素子7に対してデー
タ書き込み信号を出力することにより、メモリ4をリセ
ットする。これにより、外部プロセッサより0値を書き
込むようにしていた図8のメモリに比べそのリセットに
要する時間を大幅に短縮することができる。
44に示されるように、映像信号のブランキング期間
で、コントローラ11は、第1のSW523を制御して
接触子523aをB接点に接続させることにより、0値
を切り替え信号として出力させ、第2のSW514を制
御して接触子514aをB接点に接続させることによ
り、第1のSW523からの切り替え信号を記憶素子7
にデータとして記憶させ、第3のSW512を制御して
接触子512aをB接点に接続させることにより、コン
トローラ11のアドレス出力を記憶素子7のアドレス入
力に切り替え、第4のSW513を制御して接触子51
3aを接点Aに接続させることにより、コントローラ1
1から出力される記憶素子制御信号を記憶素子7にデー
タとして記憶させ、バッファ10の制御入力をHレベル
とすることにより、バッファ10の出力をHi−Z状態
としてこれを非動作状態とし、記憶素子7に対してデー
タ書き込み信号を出力することにより、メモリ4をリセ
ットする。これにより、外部プロセッサより0値を書き
込むようにしていた図8のメモリに比べそのリセットに
要する時間を大幅に短縮することができる。
【0057】次に、映像期間に入ると、図16のステッ
プS45に示されるように、累積加算の命令(表2の
)が命令入力端子22より設定され、ヒストグラム検
出処理を行い、映像信号入力(映像データ)の特性等を
抽出する。これは、データ入力端子15から入力される
映像信号を記憶素子7のアドレスとして用い、該当する
アドレスのデータを、インクリメンタ9で1を加算し
て、再度、同じアドレスに入力する。
プS45に示されるように、累積加算の命令(表2の
)が命令入力端子22より設定され、ヒストグラム検
出処理を行い、映像信号入力(映像データ)の特性等を
抽出する。これは、データ入力端子15から入力される
映像信号を記憶素子7のアドレスとして用い、該当する
アドレスのデータを、インクリメンタ9で1を加算し
て、再度、同じアドレスに入力する。
【0058】具体的には、図16のステップS46,S
47に示されるように、映像期間において、コントロー
ラ11は、第2のSW514を制御して接触子514a
をA接点に接続させることにより、リミッタ8からの出
力を記憶素子7にデータとして記憶させ、第3のSW5
12を制御して接触子512aをA接点に接続させるこ
とにより、映像信号入力を記憶素子7のアドレス入力に
切り替え、第4のSW513を制御して接触子513a
をA接点に接続させることにより、コントローラ11か
ら出力される記憶素子制御信号を記憶素子7にデータと
して記憶させ、記憶素子7に対してデータ書き換え信号
を出力することにより、累積加算を行う。このため、映
像信号のレベル毎にその出現回数に応じたデータが記憶
素子の中で累積加算される。
47に示されるように、映像期間において、コントロー
ラ11は、第2のSW514を制御して接触子514a
をA接点に接続させることにより、リミッタ8からの出
力を記憶素子7にデータとして記憶させ、第3のSW5
12を制御して接触子512aをA接点に接続させるこ
とにより、映像信号入力を記憶素子7のアドレス入力に
切り替え、第4のSW513を制御して接触子513a
をA接点に接続させることにより、コントローラ11か
ら出力される記憶素子制御信号を記憶素子7にデータと
して記憶させ、記憶素子7に対してデータ書き換え信号
を出力することにより、累積加算を行う。このため、映
像信号のレベル毎にその出現回数に応じたデータが記憶
素子の中で累積加算される。
【0059】そして、次のVブランキング期間で、上記
累積加算の結果に基づいて、図16のステップS48に
示されるように、命令入力端子22よりデータ読み出し
の命令(表1の)が設定され、外部のデータ入出力端
子19からデータ読み出し処理を行う。
累積加算の結果に基づいて、図16のステップS48に
示されるように、命令入力端子22よりデータ読み出し
の命令(表1の)が設定され、外部のデータ入出力端
子19からデータ読み出し処理を行う。
【0060】具体的には、図17のステップS49,S
50に示されるように、次の映像信号のブランキング期
間で、コントローラ11は、第3のSW512を制御し
て接触子512aを接点Cに接続することにより、外部
プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7のアドレス
入力に切り替え、第4のSW513を制御して接触子5
13aを接点Bに接続させることにより、外部プロセッ
サから入力されるメモリ制御信号を記憶素子7にデータ
として記憶させ、バッファ10を制御してLレベルとす
ることにより、動作状態とし、記憶素子7に対してデー
タ読み出し信号を出力することにより、データの読み出
しを行う。
50に示されるように、次の映像信号のブランキング期
間で、コントローラ11は、第3のSW512を制御し
て接触子512aを接点Cに接続することにより、外部
プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7のアドレス
入力に切り替え、第4のSW513を制御して接触子5
13aを接点Bに接続させることにより、外部プロセッ
サから入力されるメモリ制御信号を記憶素子7にデータ
として記憶させ、バッファ10を制御してLレベルとす
ることにより、動作状態とし、記憶素子7に対してデー
タ読み出し信号を出力することにより、データの読み出
しを行う。
【0061】<LUT処理>まず、図17のステップS
51に示されるように、映像信号のLUT処理を促す命
令があると、Vブランキング期間で、図17のステップ
S52に示されるように、命令入力端子22よりデータ
書き込み命令(表1の)が設定され、外部のデータ入
出力端子19から入力されるデータ入力、外部のメモリ
制御信号20から入力される制御信号、および外部のア
ドレス入力端子21から入力されるアドレス信号によっ
て、記憶素子7にデータが設定される。
51に示されるように、映像信号のLUT処理を促す命
令があると、Vブランキング期間で、図17のステップ
S52に示されるように、命令入力端子22よりデータ
書き込み命令(表1の)が設定され、外部のデータ入
出力端子19から入力されるデータ入力、外部のメモリ
制御信号20から入力される制御信号、および外部のア
ドレス入力端子21から入力されるアドレス信号によっ
て、記憶素子7にデータが設定される。
【0062】具体的には、図17のステップS53,S
54に示されるように、映像信号のブランキング期間
で、コントローラ11は、第2のSW514を制御して
接触子514aを接点Cに接続することにより、外部プ
ロセッサからのデータ入力を記憶素子7にデータとして
記憶させ、第3のSW512を制御して接触子512a
を接点Cに接続することにより、外部プロセッサからの
アドレス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、
第4のSW513を制御して接触子513aを接点Bに
接続することにより、外部プロセッサから入力されるメ
モリ制御信号を記憶素子7にデータとして記憶させ、バ
ッファ10を制御してH(Hi−Z)レベルとすること
により、非動作状態とし、記憶素子7に対してデータ書
き込み信号を出力することにより、表引きの際に参照す
るデータの書き込みを行う。
54に示されるように、映像信号のブランキング期間
で、コントローラ11は、第2のSW514を制御して
接触子514aを接点Cに接続することにより、外部プ
ロセッサからのデータ入力を記憶素子7にデータとして
記憶させ、第3のSW512を制御して接触子512a
を接点Cに接続することにより、外部プロセッサからの
アドレス入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替え、
第4のSW513を制御して接触子513aを接点Bに
接続することにより、外部プロセッサから入力されるメ
モリ制御信号を記憶素子7にデータとして記憶させ、バ
ッファ10を制御してH(Hi−Z)レベルとすること
により、非動作状態とし、記憶素子7に対してデータ書
き込み信号を出力することにより、表引きの際に参照す
るデータの書き込みを行う。
【0063】次に、映像期間に入ると、図17のステッ
プS55に示されるように、命令入力端子22よりコン
トローラ11に階調補正の命令(表1の)が設定さ
れ、データ入力端子15から入力される映像データを記
憶素子7のアドレスにして、先に記憶素子7に記憶させ
ていたデータをデータ出力端子16より読み出させる。
プS55に示されるように、命令入力端子22よりコン
トローラ11に階調補正の命令(表1の)が設定さ
れ、データ入力端子15から入力される映像データを記
憶素子7のアドレスにして、先に記憶素子7に記憶させ
ていたデータをデータ出力端子16より読み出させる。
【0064】具体的には、図17のステップS56,S
57に示されるように、映像期間において、コントロー
ラ11は、第3のSW512を制御して接触子512a
を接点Aに接続することにより、映像信号入力を記憶素
子7のアドレス入力に切り替え、第4のSW513を制
御して接触子513aを接点Aに接続することにより、
コントローラ11から出力される記憶素子制御信号を記
憶素子7にデータとして記憶させ、記憶素子7に対して
データ読み出し信号を出力することにより、表引きを行
うことができる。従って、表引きの際に参照するデータ
として予め映像信号の階調補正用のデータを記憶素子7
に記憶させておくことにより、映像信号の階調の補正を
行うことが可能となる。
57に示されるように、映像期間において、コントロー
ラ11は、第3のSW512を制御して接触子512a
を接点Aに接続することにより、映像信号入力を記憶素
子7のアドレス入力に切り替え、第4のSW513を制
御して接触子513aを接点Aに接続することにより、
コントローラ11から出力される記憶素子制御信号を記
憶素子7にデータとして記憶させ、記憶素子7に対して
データ読み出し信号を出力することにより、表引きを行
うことができる。従って、表引きの際に参照するデータ
として予め映像信号の階調補正用のデータを記憶素子7
に記憶させておくことにより、映像信号の階調の補正を
行うことが可能となる。
【0065】すなわち、本実施の形態4の映像信号処理
装置では、映像信号のFIFO処理を行う際には、コン
トローラ11は、第1のSW523を制御して、映像信
号入力を切り替え信号として出力させ、第2のSW51
4を制御して、第1のSW523からの切り替え信号を
記憶素子7にデータとして記憶させ、第3のSW512
を制御して、コントローラ11のアドレス出力を記憶素
子7のアドレス入力に切り替え、第4のSW513を制
御して、コントローラ11から出力される記憶素子制御
信号を記憶素子7にデータとして記憶させ、記憶素子7
に対してデータ書き換え信号を出力するようになってい
る。
装置では、映像信号のFIFO処理を行う際には、コン
トローラ11は、第1のSW523を制御して、映像信
号入力を切り替え信号として出力させ、第2のSW51
4を制御して、第1のSW523からの切り替え信号を
記憶素子7にデータとして記憶させ、第3のSW512
を制御して、コントローラ11のアドレス出力を記憶素
子7のアドレス入力に切り替え、第4のSW513を制
御して、コントローラ11から出力される記憶素子制御
信号を記憶素子7にデータとして記憶させ、記憶素子7
に対してデータ書き換え信号を出力するようになってい
る。
【0066】また、映像信号のヒストグラム処理を行う
際には、コントローラ11は、まず、映像信号のブラン
キング期間で、第1のSW523を制御して、0値を切
り替え信号として出力させ、第2のSW514を制御し
て、第1のSW523からの切り替え信号を記憶素子7
にデータとして記憶させ、第3のSW512を制御し
て、コントローラ11のアドレス出力を記憶素子7のア
ドレス入力に切り替え、第4のSW513を制御して、
コントローラ11から出力される記憶素子制御信号を記
憶素子7にデータとして記憶させ、バッファ10を制御
して、非動作状態とし、記憶素子7に対してデータ書き
込み信号を出力することにより、メモリ4をリセットす
る。次に、コントローラ11は、映像期間において、第
2のSW514を制御して、リミッタ8からの出力を記
憶素子7にデータとして記憶させ、第3のSW512を
制御して、映像信号入力を記憶素子7のアドレス入力に
切り替え、第4のSW513を制御して、コントローラ
11から出力される記憶素子制御信号を記憶素子7にデ
ータとして記憶させ、記憶素子7に対してデータ書き換
え信号を出力することにより、累積加算を行う。その
後、コントローラ11は、第3のSW512を制御し
て、外部プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7の
アドレス入力に切り替え、第4のSW513を制御し
て、外部プロセッサから入力されるメモリ制御信号を記
憶素子7にデータとして記憶させ、バッファ10を制御
して、動作状態とし、記憶素子7に対してデータ読み出
し信号を出力することにより、データの読み出しを行
う。
際には、コントローラ11は、まず、映像信号のブラン
キング期間で、第1のSW523を制御して、0値を切
り替え信号として出力させ、第2のSW514を制御し
て、第1のSW523からの切り替え信号を記憶素子7
にデータとして記憶させ、第3のSW512を制御し
て、コントローラ11のアドレス出力を記憶素子7のア
ドレス入力に切り替え、第4のSW513を制御して、
コントローラ11から出力される記憶素子制御信号を記
憶素子7にデータとして記憶させ、バッファ10を制御
して、非動作状態とし、記憶素子7に対してデータ書き
込み信号を出力することにより、メモリ4をリセットす
る。次に、コントローラ11は、映像期間において、第
2のSW514を制御して、リミッタ8からの出力を記
憶素子7にデータとして記憶させ、第3のSW512を
制御して、映像信号入力を記憶素子7のアドレス入力に
切り替え、第4のSW513を制御して、コントローラ
11から出力される記憶素子制御信号を記憶素子7にデ
ータとして記憶させ、記憶素子7に対してデータ書き換
え信号を出力することにより、累積加算を行う。その
後、コントローラ11は、第3のSW512を制御し
て、外部プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7の
アドレス入力に切り替え、第4のSW513を制御し
て、外部プロセッサから入力されるメモリ制御信号を記
憶素子7にデータとして記憶させ、バッファ10を制御
して、動作状態とし、記憶素子7に対してデータ読み出
し信号を出力することにより、データの読み出しを行
う。
【0067】さらに、映像信号のLUT処理を行う際に
は、コントローラ11は、第2のSW514を制御し
て、外部プロセッサからのデータ入力を記憶素子7にデ
ータとして記憶させ、第3のSW512を制御して、外
部プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7のアドレ
ス入力に切り替え、第4のSW513を制御して、外部
プロセッサから入力されるメモリ制御信号を記憶素子7
にデータとして記憶させ、バッファ10を制御して、非
動作状態とし、記憶素子7に対してデータ書き込み信号
を出力することにより、データの書き込みを行う。次
に、コントローラ11は、第3のSW512を制御し
て、映像信号入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替
え、第4のSW513を制御して、コントローラ11か
ら出力される記憶素子制御信号を記憶素子7にデータと
して記憶させ、記憶素子7に対してデータ読み出し信号
を出力することにより、映像信号の階調の補正を行う。
は、コントローラ11は、第2のSW514を制御し
て、外部プロセッサからのデータ入力を記憶素子7にデ
ータとして記憶させ、第3のSW512を制御して、外
部プロセッサからのアドレス入力を記憶素子7のアドレ
ス入力に切り替え、第4のSW513を制御して、外部
プロセッサから入力されるメモリ制御信号を記憶素子7
にデータとして記憶させ、バッファ10を制御して、非
動作状態とし、記憶素子7に対してデータ書き込み信号
を出力することにより、データの書き込みを行う。次
に、コントローラ11は、第3のSW512を制御し
て、映像信号入力を記憶素子7のアドレス入力に切り替
え、第4のSW513を制御して、コントローラ11か
ら出力される記憶素子制御信号を記憶素子7にデータと
して記憶させ、記憶素子7に対してデータ読み出し信号
を出力することにより、映像信号の階調の補正を行う。
【0068】このように、本実施の形態4によると、映
像信号処理装置内部に設けたプログラマブルなメモリ4
のみによって、映像信号のFIFO処理、映像信号のヒ
ストグラム処理、および映像信号のLUT処理を切り替
えて実行することが可能となる。
像信号処理装置内部に設けたプログラマブルなメモリ4
のみによって、映像信号のFIFO処理、映像信号のヒ
ストグラム処理、および映像信号のLUT処理を切り替
えて実行することが可能となる。
【0069】(実施の形態5)図18は本発明の実施の
形態5にかかる映像信号処理装置の構成を示すブロック
図である。図18において、本実施の形態5の映像信号
処理装置の特徴は、実施の形態3または実施の形態4で
提案したメモリをそれぞれ含む記憶手段201,・・
・,20nと、これらの記憶手段201,・・・,20
nにそれぞれ含まれるメモリ(図示せず)に対して、命
令の設定、データの読み出し、およびデータの書き込み
を行うプロセッサ26と、記憶手段201,・・・,2
0nとプロセッサ26との間での信号のやり取りを司る
インターフェース25とを備え、任意の記憶手段に含ま
れるメモリで、入力映像信号のヒストグラムを求め、こ
の求めたヒストグラムを、インターフェース25を介し
て、プロセッサ26に伝送し、プロセッサ26で、伝送
されてきたヒストグラムに基づき、映像信号の階調補正
データを検出し、この検出した階調補正データを、イン
ターフェース25を介して、他の1つの記憶手段に含ま
れるメモリに伝送するように構成されている点にあり、
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
形態5にかかる映像信号処理装置の構成を示すブロック
図である。図18において、本実施の形態5の映像信号
処理装置の特徴は、実施の形態3または実施の形態4で
提案したメモリをそれぞれ含む記憶手段201,・・
・,20nと、これらの記憶手段201,・・・,20
nにそれぞれ含まれるメモリ(図示せず)に対して、命
令の設定、データの読み出し、およびデータの書き込み
を行うプロセッサ26と、記憶手段201,・・・,2
0nとプロセッサ26との間での信号のやり取りを司る
インターフェース25とを備え、任意の記憶手段に含ま
れるメモリで、入力映像信号のヒストグラムを求め、こ
の求めたヒストグラムを、インターフェース25を介し
て、プロセッサ26に伝送し、プロセッサ26で、伝送
されてきたヒストグラムに基づき、映像信号の階調補正
データを検出し、この検出した階調補正データを、イン
ターフェース25を介して、他の1つの記憶手段に含ま
れるメモリに伝送するように構成されている点にあり、
その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0070】ここで、図18、図19、および図20を
参照して、上記映像信号処理装置の階調補正処理動作に
ついて説明する。図19は階調補正処理の動作タイミン
グを示す模試図である。図20は階調補正処理の動作タ
イミングを示すフローチャートである。
参照して、上記映像信号処理装置の階調補正処理動作に
ついて説明する。図19は階調補正処理の動作タイミン
グを示す模試図である。図20は階調補正処理の動作タ
イミングを示すフローチャートである。
【0071】Vブランキング期間(図19の参照)に
おいて、図20のステップS61に示すように、プロセ
ッサ26は記憶手段201,・・・,20nのリセット
を行い、映像期間(図19の参照)において、プロセ
ッサ26は、インターフェイス25を介して、記憶手段
201,・・・,20nのメモリのうちの任意の1つの
メモリに対して、図20のステップS62に示すよう
に、ヒストグラム処理命令の設定を行う。そうすると、
その1つのメモリは、映像信号のヒストグラム処理を行
う。
おいて、図20のステップS61に示すように、プロセ
ッサ26は記憶手段201,・・・,20nのリセット
を行い、映像期間(図19の参照)において、プロセ
ッサ26は、インターフェイス25を介して、記憶手段
201,・・・,20nのメモリのうちの任意の1つの
メモリに対して、図20のステップS62に示すよう
に、ヒストグラム処理命令の設定を行う。そうすると、
その1つのメモリは、映像信号のヒストグラム処理を行
う。
【0072】そして、次のブランキング期間(図19の
参照)において、プロセッサ26は、図20のステッ
プS63に示すように、インターフェイスを介して、そ
の1つのメモリに対して、データ取り込み処理命令の設
定を行った後、インターフェイス25を介して、データ
を取り込む。次に、上記ブランキング期間(図19の
参照)において、プロセッサ26は、図20のステップ
S64に示すように、参照取り込んだデータを用いて、
階調補正データの演算を行う。このとき、ガンマ補正等
の固定的な階調補正も行う。
参照)において、プロセッサ26は、図20のステッ
プS63に示すように、インターフェイスを介して、そ
の1つのメモリに対して、データ取り込み処理命令の設
定を行った後、インターフェイス25を介して、データ
を取り込む。次に、上記ブランキング期間(図19の
参照)において、プロセッサ26は、図20のステップ
S64に示すように、参照取り込んだデータを用いて、
階調補正データの演算を行う。このとき、ガンマ補正等
の固定的な階調補正も行う。
【0073】その後、上記ブランキング期間(図19の
参照)において、上記演算結果に基づき、プロセッサ
26は、図20のステップS65に示すように、インタ
ーフェイスを介して、記憶手段201,・・・,20n
のメモリのうちの任意の他の1つの記憶手段のメモリに
対して、データ書き込み処理命令の設定を行った後、イ
ンターフェイス25を介して、このメモリにデータを書
き込む。
参照)において、上記演算結果に基づき、プロセッサ
26は、図20のステップS65に示すように、インタ
ーフェイスを介して、記憶手段201,・・・,20n
のメモリのうちの任意の他の1つの記憶手段のメモリに
対して、データ書き込み処理命令の設定を行った後、イ
ンターフェイス25を介して、このメモリにデータを書
き込む。
【0074】最後に、次の映像期間(図12の参照)
において、プロセッサ26は、図20のステップS66
に示すように、このメモリにLUT処理を実行させる。
そして、これらの一連の処理、即ち、リセット、ヒ
ストグラム処理、データ取り込み、演算、データ
書き込み、およびLUT処理をフィールド(フレー
ム)毎に行う。このように、本実施の形態5の映像信号
処理装置では、任意の記憶手段に含まれるメモリで入力
映像信号のヒストグラムを求め、この求めたヒストグラ
ムをインターフェース25を通じて、プロセッサ26に
伝送し、プロセッサ26で、伝送されてきたヒストグラ
ムに基づき映像信号の階調補正データを検出し、この検
出した階調補正データをインターフェース25を通じ
て、他の1つの記憶手段に含まれるメモリに伝送するよ
うになっている。
において、プロセッサ26は、図20のステップS66
に示すように、このメモリにLUT処理を実行させる。
そして、これらの一連の処理、即ち、リセット、ヒ
ストグラム処理、データ取り込み、演算、データ
書き込み、およびLUT処理をフィールド(フレー
ム)毎に行う。このように、本実施の形態5の映像信号
処理装置では、任意の記憶手段に含まれるメモリで入力
映像信号のヒストグラムを求め、この求めたヒストグラ
ムをインターフェース25を通じて、プロセッサ26に
伝送し、プロセッサ26で、伝送されてきたヒストグラ
ムに基づき映像信号の階調補正データを検出し、この検
出した階調補正データをインターフェース25を通じ
て、他の1つの記憶手段に含まれるメモリに伝送するよ
うになっている。
【0075】したがって、本実施の形態5によると、入
力映像信号に最適な階調補正処理が可能となる。なお、
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の請求の範囲内での種々の設計変更、および修正
を加え得ることは勿論である。
力映像信号に最適な階調補正処理が可能となる。なお、
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の請求の範囲内での種々の設計変更、および修正
を加え得ることは勿論である。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本願の請
求項1の発明に係る映像信号処理装置によれば、プログ
ラムの命令に応じて、ディジタル化された映像信号の処
理内容を切り替えることができる映像信号処理装置であ
って、プログラムの命令に従って、上記映像信号の処理
を行う演算手段と、プログラムの命令に基づいて、上記
映像信号を記憶する記憶手段と、プログラムの命令に基
づいて、上記演算手段と上記記憶手段との間の接続を切
り換えるネットワーク手段とを備えるようにしたので、
入力される命令に従って、演算手段と記憶手段との間の
フレキシブルな接続を実現できるため、外部から与えら
れた命令によって、映像信号処理の内容を切り替えるこ
とができ、異なる種類の映像信号の処理を同一のハード
ウェアで実現できる映像信号処理装置が得られる効果が
ある。
求項1の発明に係る映像信号処理装置によれば、プログ
ラムの命令に応じて、ディジタル化された映像信号の処
理内容を切り替えることができる映像信号処理装置であ
って、プログラムの命令に従って、上記映像信号の処理
を行う演算手段と、プログラムの命令に基づいて、上記
映像信号を記憶する記憶手段と、プログラムの命令に基
づいて、上記演算手段と上記記憶手段との間の接続を切
り換えるネットワーク手段とを備えるようにしたので、
入力される命令に従って、演算手段と記憶手段との間の
フレキシブルな接続を実現できるため、外部から与えら
れた命令によって、映像信号処理の内容を切り替えるこ
とができ、異なる種類の映像信号の処理を同一のハード
ウェアで実現できる映像信号処理装置が得られる効果が
ある。
【0077】また、本願の請求項2の発明に係る映像信
号処理装置によれば、請求項1に記載の映像信号処理装
置において、上記演算手段は、上記映像信号を演算処理
する演算器と、この演算器の演算実行命令を記憶してお
り、この記憶している演算実行命令を、入力された命令
に従って、当該演算器に出力する演算実行命令メモリと
を含み、上記ネットワーク手段は、上記演算手段または
上記記憶手段のいずれかから入力された映像信号を上記
演算手段または上記記憶手段のいずれかに切り替えて出
力するように切り替えを行う選択手段と、この選択手段
の信号切り替え命令を記憶しており、この記憶している
信号切り替え命令を、入力された命令に基づいて、当該
選択手段に出力する信号切り替え命令メモリとを含み、
上記記憶手段は、上記ネットワーク手段から入力される
映像信号に関するデータを記憶するデータメモリと、こ
のデータメモリに対して命令を設定するための命令設定
手段と、この命令設定手段にて設定された命令を保存す
るレジスタとを含み、上記データメモリは、上記レジス
タに保存されている命令に基づいて、記憶しているデー
タを処理し、この処理したデータを上記ネットワーク手
段に出力するようにしたので、演算手段は入力される命
令に応じて映像信号の処理のための演算を変更すること
ができ、ネットワーク手段は入力される命令に従って、
演算手段と記憶手段との間のフレキシブルな接続を実現
でき、記憶手段は入力される命令に応じてその機能を変
更することができるため、外部から与えられた命令によ
って、映像信号処理の内容を切り替えることができ、異
なる種類の映像信号の処理を同一のハードウェアで実現
できる映像信号処理装置が得られる効果がある。
号処理装置によれば、請求項1に記載の映像信号処理装
置において、上記演算手段は、上記映像信号を演算処理
する演算器と、この演算器の演算実行命令を記憶してお
り、この記憶している演算実行命令を、入力された命令
に従って、当該演算器に出力する演算実行命令メモリと
を含み、上記ネットワーク手段は、上記演算手段または
上記記憶手段のいずれかから入力された映像信号を上記
演算手段または上記記憶手段のいずれかに切り替えて出
力するように切り替えを行う選択手段と、この選択手段
の信号切り替え命令を記憶しており、この記憶している
信号切り替え命令を、入力された命令に基づいて、当該
選択手段に出力する信号切り替え命令メモリとを含み、
上記記憶手段は、上記ネットワーク手段から入力される
映像信号に関するデータを記憶するデータメモリと、こ
のデータメモリに対して命令を設定するための命令設定
手段と、この命令設定手段にて設定された命令を保存す
るレジスタとを含み、上記データメモリは、上記レジス
タに保存されている命令に基づいて、記憶しているデー
タを処理し、この処理したデータを上記ネットワーク手
段に出力するようにしたので、演算手段は入力される命
令に応じて映像信号の処理のための演算を変更すること
ができ、ネットワーク手段は入力される命令に従って、
演算手段と記憶手段との間のフレキシブルな接続を実現
でき、記憶手段は入力される命令に応じてその機能を変
更することができるため、外部から与えられた命令によ
って、映像信号処理の内容を切り替えることができ、異
なる種類の映像信号の処理を同一のハードウェアで実現
できる映像信号処理装置が得られる効果がある。
【0078】また、本願の請求項3の発明に係る映像信
号処理装置によれば、請求項2に記載の映像信号処理装
置において、上記データメモリは、ディジタルデータを
記憶する記憶素子と、この記憶素子に対して、ディジタ
ルデータを入力されてきた順に記憶させることにより、
映像信号のFIFO処理を実行させるための手段と、上
記記憶素子に対して、上記映像信号の階調と上記記憶素
子の内部アドレスとを一致させ、この一致したアドレス
に予め定める値を加えて順次計数することにより、ヒス
トグラムを求めて、映像信号のヒストグラム処理を実行
させるための手段と、上記記憶素子に対して、上記映像
信号の階調補正を含むルックアップテーブル処理を実行
させるための手段とを含むようにしたので、入力された
命令に応じて、同一のメモリで、映像信号のFIFO処
理、映像信号のヒストグラム処理、および映像信号の階
調補正を含むルックアップテーブル処理のいずれかの処
理を行うことが可能なデータメモリを有する映像信号処
理装置が得られる効果がある。
号処理装置によれば、請求項2に記載の映像信号処理装
置において、上記データメモリは、ディジタルデータを
記憶する記憶素子と、この記憶素子に対して、ディジタ
ルデータを入力されてきた順に記憶させることにより、
映像信号のFIFO処理を実行させるための手段と、上
記記憶素子に対して、上記映像信号の階調と上記記憶素
子の内部アドレスとを一致させ、この一致したアドレス
に予め定める値を加えて順次計数することにより、ヒス
トグラムを求めて、映像信号のヒストグラム処理を実行
させるための手段と、上記記憶素子に対して、上記映像
信号の階調補正を含むルックアップテーブル処理を実行
させるための手段とを含むようにしたので、入力された
命令に応じて、同一のメモリで、映像信号のFIFO処
理、映像信号のヒストグラム処理、および映像信号の階
調補正を含むルックアップテーブル処理のいずれかの処
理を行うことが可能なデータメモリを有する映像信号処
理装置が得られる効果がある。
【0079】また、本願の請求項4の発明に係る映像信
号処理装置によれば、請求項2に記載の映像信号処理装
置において、上記データメモリは、ディジタルデータを
記憶する記憶素子と、この記憶素子を制御するコントロ
ーラと、上記記憶素子の出力信号に1を加算するインク
リメンタと、このインクリメンタの出力を予め定める値
でリミットするリミッタと、このリミッタからの出力、
映像信号入力、および外部からのデータ入力のうち1つ
を選択して、上記記憶素子にデータとして記憶させるた
めの第1の選択手段と、上記映像信号入力、上記コント
ローラのアドレス出力、および外部からのアドレス入力
のうち1つを選択して、上記記憶素子のアドレス入力に
切り替えるための第2の選択手段と、上記コントローラ
から出力されるメモリ制御信号、および外部から入力さ
れるメモリ制御信号のうち1つを選択して、上記記憶素
子にデータとして記憶させるための第3の選択手段と、
上記記憶素子の出力信号を外部に出力するためのバッフ
ァとを含むようにしたので、入力された命令に応じて、
同一のメモリでさまざまな処理を行うことが可能なデー
タメモリを有する映像信号処理装置が得られる効果があ
る。
号処理装置によれば、請求項2に記載の映像信号処理装
置において、上記データメモリは、ディジタルデータを
記憶する記憶素子と、この記憶素子を制御するコントロ
ーラと、上記記憶素子の出力信号に1を加算するインク
リメンタと、このインクリメンタの出力を予め定める値
でリミットするリミッタと、このリミッタからの出力、
映像信号入力、および外部からのデータ入力のうち1つ
を選択して、上記記憶素子にデータとして記憶させるた
めの第1の選択手段と、上記映像信号入力、上記コント
ローラのアドレス出力、および外部からのアドレス入力
のうち1つを選択して、上記記憶素子のアドレス入力に
切り替えるための第2の選択手段と、上記コントローラ
から出力されるメモリ制御信号、および外部から入力さ
れるメモリ制御信号のうち1つを選択して、上記記憶素
子にデータとして記憶させるための第3の選択手段と、
上記記憶素子の出力信号を外部に出力するためのバッフ
ァとを含むようにしたので、入力された命令に応じて、
同一のメモリでさまざまな処理を行うことが可能なデー
タメモリを有する映像信号処理装置が得られる効果があ
る。
【0080】また、本願の請求項5の発明に係る映像信
号処理装置によれば、請求項4に記載の映像信号処理装
置において、映像信号のFIFO処理を行う際には、上
記コントローラは、上記第1の選択手段を制御して、上
記映像信号入力を上記記憶素子にデータとして記憶さ
せ、上記第2の選択手段を制御して、上記コントローラ
のアドレス出力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替
え、上記第3の選択手段を制御して、上記コントローラ
から出力されるデータ書き換え信号としてのメモリ制御
信号を上記記憶素子に対して出力し、映像信号のヒスト
グラム処理を行う際には、上記コントローラは、まず、
上記映像信号のブランキング期間で、上記第1の選択手
段を制御して、上記外部からのデータ入力を上記記憶素
子にデータとして記憶させ、上記第2の選択手段を制御
して、上記外部からのアドレス入力を上記記憶素子のア
ドレス入力に切り替え、上記第3の選択手段を制御し
て、上記外部プロセッサから入力されるデータ書き込み
信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出
力し、上記バッファを制御して、非動作状態とすること
により、上記データメモリをリセットし、次に、映像期
間において、上記第1の選択手段を制御して、上記リミ
ッタからの出力を上記記憶素子にデータとして記憶さ
せ、上記第2の選択手段を制御して、上記映像信号入力
を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の
選択手段を制御して、上記コントローラから出力される
メモリ制御信号を上記記憶素子にデータとして記憶さ
せ、上記記憶素子に対してデータ書き換え信号を出力す
ることにより、累積加算を行い、その後、上記第2の選
択手段を制御して、上記外部からのアドレス入力を上記
記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の選択手
段を制御して、上記外部から入力されるデータ読み出し
信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出
力し、上記バッファを制御して、動作状態とすることに
より、データの読み出しを行い、上記映像信号の階調補
正を含むルックアップテーブル処理を行う際には、上記
コントローラは、上記第1の選択手段を制御して、上記
外部からのデータ入力を上記記憶素子にデータとして記
憶させ、上記第2の選択手段を制御して、上記外部から
のアドレス入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替
え、上記第3の選択手段を制御して、上記外部から入力
されるデータ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上
記記憶素子に対して出力し、上記バッファを制御して、
非動作状態とすることにより、データの書き込みを行
い、次に、上記第2の選択手段を制御して、上記映像信
号入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記
第3の選択手段を制御して、上記コントローラから出力
されるデータ読み出し信号としてのメモリ制御信号を上
記記憶素子に対して出力することにより、上記映像信号
の階調の補正を行うようにしたので、入力された命令に
応じて、同一のデータメモリが、映像信号のFIFO処
理、映像信号のヒストグラム処理、および映像信号の階
調補正を含むルックアップテーブル処理のいずれかの処
理を行うことが可能な映像信号処理装置が得られる効果
がある。
号処理装置によれば、請求項4に記載の映像信号処理装
置において、映像信号のFIFO処理を行う際には、上
記コントローラは、上記第1の選択手段を制御して、上
記映像信号入力を上記記憶素子にデータとして記憶さ
せ、上記第2の選択手段を制御して、上記コントローラ
のアドレス出力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替
え、上記第3の選択手段を制御して、上記コントローラ
から出力されるデータ書き換え信号としてのメモリ制御
信号を上記記憶素子に対して出力し、映像信号のヒスト
グラム処理を行う際には、上記コントローラは、まず、
上記映像信号のブランキング期間で、上記第1の選択手
段を制御して、上記外部からのデータ入力を上記記憶素
子にデータとして記憶させ、上記第2の選択手段を制御
して、上記外部からのアドレス入力を上記記憶素子のア
ドレス入力に切り替え、上記第3の選択手段を制御し
て、上記外部プロセッサから入力されるデータ書き込み
信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出
力し、上記バッファを制御して、非動作状態とすること
により、上記データメモリをリセットし、次に、映像期
間において、上記第1の選択手段を制御して、上記リミ
ッタからの出力を上記記憶素子にデータとして記憶さ
せ、上記第2の選択手段を制御して、上記映像信号入力
を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の
選択手段を制御して、上記コントローラから出力される
メモリ制御信号を上記記憶素子にデータとして記憶さ
せ、上記記憶素子に対してデータ書き換え信号を出力す
ることにより、累積加算を行い、その後、上記第2の選
択手段を制御して、上記外部からのアドレス入力を上記
記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の選択手
段を制御して、上記外部から入力されるデータ読み出し
信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出
力し、上記バッファを制御して、動作状態とすることに
より、データの読み出しを行い、上記映像信号の階調補
正を含むルックアップテーブル処理を行う際には、上記
コントローラは、上記第1の選択手段を制御して、上記
外部からのデータ入力を上記記憶素子にデータとして記
憶させ、上記第2の選択手段を制御して、上記外部から
のアドレス入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替
え、上記第3の選択手段を制御して、上記外部から入力
されるデータ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上
記記憶素子に対して出力し、上記バッファを制御して、
非動作状態とすることにより、データの書き込みを行
い、次に、上記第2の選択手段を制御して、上記映像信
号入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記
第3の選択手段を制御して、上記コントローラから出力
されるデータ読み出し信号としてのメモリ制御信号を上
記記憶素子に対して出力することにより、上記映像信号
の階調の補正を行うようにしたので、入力された命令に
応じて、同一のデータメモリが、映像信号のFIFO処
理、映像信号のヒストグラム処理、および映像信号の階
調補正を含むルックアップテーブル処理のいずれかの処
理を行うことが可能な映像信号処理装置が得られる効果
がある。
【0081】また、本願の請求項6の発明に係る映像信
号処理装置によれば、請求項2に記載の映像信号処理装
置において、上記データメモリは、ディジタルデータを
記憶する記憶素子と、この記憶素子を制御するコントロ
ーラと、上記記憶素子の出力信号に1を加算するインク
リメンタと、このインクリメンタの出力を予め定める値
でリミットするリミッタと、映像信号入力、および0値
のうち1つを選択して、切り替え信号を出力するための
第1の選択手段と、上記リミッタからの出力、上記第1
の選択手段からの切り替え信号、および外部からのデー
タ入力のうち1つを選択して、上記記憶素子にデータと
して記憶させるための第2の選択手段と、上記映像信号
入力、上記コントローラのアドレス出力、および外部か
らのアドレス入力のうち1つを選択して、上記記憶素子
のアドレス入力に切り替えるための第3の選択手段と、
上記コントローラから出力されるメモリ制御信号、およ
び外部から入力されるメモリ制御信号のうち1つを選択
して、上記記憶素子にデータとして記憶させるための第
4の選択手段と、上記記憶素子の出力信号を上記外部に
出力するためのバッファとを含むようにしたので、入力
された命令に応じて、同一のメモリでさまざまな処理を
行うことが可能なデータメモリを有する映像信号処理装
置が得られる効果がある。
号処理装置によれば、請求項2に記載の映像信号処理装
置において、上記データメモリは、ディジタルデータを
記憶する記憶素子と、この記憶素子を制御するコントロ
ーラと、上記記憶素子の出力信号に1を加算するインク
リメンタと、このインクリメンタの出力を予め定める値
でリミットするリミッタと、映像信号入力、および0値
のうち1つを選択して、切り替え信号を出力するための
第1の選択手段と、上記リミッタからの出力、上記第1
の選択手段からの切り替え信号、および外部からのデー
タ入力のうち1つを選択して、上記記憶素子にデータと
して記憶させるための第2の選択手段と、上記映像信号
入力、上記コントローラのアドレス出力、および外部か
らのアドレス入力のうち1つを選択して、上記記憶素子
のアドレス入力に切り替えるための第3の選択手段と、
上記コントローラから出力されるメモリ制御信号、およ
び外部から入力されるメモリ制御信号のうち1つを選択
して、上記記憶素子にデータとして記憶させるための第
4の選択手段と、上記記憶素子の出力信号を上記外部に
出力するためのバッファとを含むようにしたので、入力
された命令に応じて、同一のメモリでさまざまな処理を
行うことが可能なデータメモリを有する映像信号処理装
置が得られる効果がある。
【0082】また、本願の請求項7の発明に係る映像信
号処理装置によれば、請求項6に記載の映像信号処理装
置において、映像信号のFIFO処理を行う際には、上
記コントローラは、上記第1の選択手段を制御して、映
像信号入力を切り替え信号として出力させ、上記第2の
選択手段を制御して、上記第1の選択手段からの切り替
え信号を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第
3の選択手段を制御して、上記コントローラのアドレス
出力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第
4の選択手段を制御して、上記コントローラから出力さ
れるデータ書き換え信号としての記憶素子制御信号を上
記記憶素子に対して出力し、映像信号のヒストグラム処
理を行う際には、上記コントローラは、まず、上記映像
信号のブランキング期間で、上記第1の選択手段を制御
して、0値を切り替え信号として出力させ、上記第2の
選択手段を制御して、上記第1の選択手段からの切り替
え信号を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第
3の選択手段を制御して、上記コントローラのアドレス
出力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第
4の選択手段を制御して、上記コントローラから出力さ
れるデータ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記
記憶素子に対して出力し、上記バッファを制御して、非
動作状態とすることにより、上記データメモリをリセッ
トし、次に、映像期間において、上記第2の選択手段を
制御して、上記リミッタからの出力を上記記憶素子にデ
ータとして記憶させ、上記第3の選択手段を制御して、
上記映像信号入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り
替え、上記第4の選択手段を制御して、上記コントロー
ラから出力されるデータ書き換え信号としてのメモリ制
御信号を上記記憶素子に対して出力することにより、累
積加算を行い、その後、上記第3の選択手段を制御し
て、上記外部からのアドレス入力を上記記憶素子のアド
レス入力に切り替え、上記第4の選択手段を制御して、
上記外部から入力されるデータ読み出し信号としてのメ
モリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上記バッ
ファを制御して、動作状態とすることにより、データの
読み出しを行い、上記映像信号の階調補正を含むルック
アップテーブル処理を行う際には、上記コントローラ
は、上記第2の選択手段を制御して、上記外部からのデ
ータ入力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記
第3の選択手段を制御して、上記外部からのアドレス入
力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4
の選択手段を制御して、上記外部から入力されるデータ
書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に
対して出力し、上記バッファを制御して、非動作状態と
することにより、データの書き込みを行い、次に、上記
第3の選択手段を制御して、上記映像信号入力を上記記
憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選択手段
を制御して、上記コントローラから出力されるデータ読
み出し信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対
して出力することにより、上記映像信号の階調の補正を
行うようにしたので、入力された命令に応じて、同一の
データメモリが、映像信号のFIFO処理、映像信号の
ヒストグラム処理、および映像信号の階調補正を含むル
ックアップテーブル処理のいずれかの処理を行うことが
可能な映像信号処理装置が得られる効果がある。
号処理装置によれば、請求項6に記載の映像信号処理装
置において、映像信号のFIFO処理を行う際には、上
記コントローラは、上記第1の選択手段を制御して、映
像信号入力を切り替え信号として出力させ、上記第2の
選択手段を制御して、上記第1の選択手段からの切り替
え信号を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第
3の選択手段を制御して、上記コントローラのアドレス
出力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第
4の選択手段を制御して、上記コントローラから出力さ
れるデータ書き換え信号としての記憶素子制御信号を上
記記憶素子に対して出力し、映像信号のヒストグラム処
理を行う際には、上記コントローラは、まず、上記映像
信号のブランキング期間で、上記第1の選択手段を制御
して、0値を切り替え信号として出力させ、上記第2の
選択手段を制御して、上記第1の選択手段からの切り替
え信号を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第
3の選択手段を制御して、上記コントローラのアドレス
出力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第
4の選択手段を制御して、上記コントローラから出力さ
れるデータ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記
記憶素子に対して出力し、上記バッファを制御して、非
動作状態とすることにより、上記データメモリをリセッ
トし、次に、映像期間において、上記第2の選択手段を
制御して、上記リミッタからの出力を上記記憶素子にデ
ータとして記憶させ、上記第3の選択手段を制御して、
上記映像信号入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り
替え、上記第4の選択手段を制御して、上記コントロー
ラから出力されるデータ書き換え信号としてのメモリ制
御信号を上記記憶素子に対して出力することにより、累
積加算を行い、その後、上記第3の選択手段を制御し
て、上記外部からのアドレス入力を上記記憶素子のアド
レス入力に切り替え、上記第4の選択手段を制御して、
上記外部から入力されるデータ読み出し信号としてのメ
モリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上記バッ
ファを制御して、動作状態とすることにより、データの
読み出しを行い、上記映像信号の階調補正を含むルック
アップテーブル処理を行う際には、上記コントローラ
は、上記第2の選択手段を制御して、上記外部からのデ
ータ入力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記
第3の選択手段を制御して、上記外部からのアドレス入
力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4
の選択手段を制御して、上記外部から入力されるデータ
書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に
対して出力し、上記バッファを制御して、非動作状態と
することにより、データの書き込みを行い、次に、上記
第3の選択手段を制御して、上記映像信号入力を上記記
憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選択手段
を制御して、上記コントローラから出力されるデータ読
み出し信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に対
して出力することにより、上記映像信号の階調の補正を
行うようにしたので、入力された命令に応じて、同一の
データメモリが、映像信号のFIFO処理、映像信号の
ヒストグラム処理、および映像信号の階調補正を含むル
ックアップテーブル処理のいずれかの処理を行うことが
可能な映像信号処理装置が得られる効果がある。
【0083】また、本願の請求項8の発明に係る映像信
号処理装置によれば、請求項2に記載のデータメモリを
含む、少なくとも2個の記憶手段と、この記憶手段に含
まれるデータメモリに対して、命令の設定、データの読
み出し、およびデータの書き込みを行うプロセッサと、
上記記憶手段と上記プロセッサとのインターフェースを
とるインターフェース手段とを備え、上記少なくとも2
個の記憶手段の一方の記憶手段に含まれるデータメモリ
により、入力映像信号のヒストグラムを求め、この求め
たヒストグラムを、上記インターフェース手段を介し
て、上記プロセッサに伝送し、上記プロセッサにより、
伝送されてきたヒストグラムに基づき、映像信号の階調
補正データを検出し、この検出した階調補正データを、
上記インターフェース手段を介して、上記少なくとも2
個の記憶手段の他方の記憶手段に含まれるデータメモリ
に伝送するようにしたので、入力映像信号に最適な階調
補正処理が可能となる映像信号処理装置が得られる効果
がある。
号処理装置によれば、請求項2に記載のデータメモリを
含む、少なくとも2個の記憶手段と、この記憶手段に含
まれるデータメモリに対して、命令の設定、データの読
み出し、およびデータの書き込みを行うプロセッサと、
上記記憶手段と上記プロセッサとのインターフェースを
とるインターフェース手段とを備え、上記少なくとも2
個の記憶手段の一方の記憶手段に含まれるデータメモリ
により、入力映像信号のヒストグラムを求め、この求め
たヒストグラムを、上記インターフェース手段を介し
て、上記プロセッサに伝送し、上記プロセッサにより、
伝送されてきたヒストグラムに基づき、映像信号の階調
補正データを検出し、この検出した階調補正データを、
上記インターフェース手段を介して、上記少なくとも2
個の記憶手段の他方の記憶手段に含まれるデータメモリ
に伝送するようにしたので、入力映像信号に最適な階調
補正処理が可能となる映像信号処理装置が得られる効果
がある。
【図1】本発明の実施の形態1にかかる映像信号処理装
置が適用されるテレビジョン受信機の構成を示すブロッ
ク図である。
置が適用されるテレビジョン受信機の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本実施の形態1にかかる映像信号処理装置10
6の構成を示すブロック図である。
6の構成を示すブロック図である。
【図3】演算素子アレイの構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】ネットワークの構成を示すブロック図である。
【図5】ネットワークの動作例を示す図である。
【図6】信号処理でよく用いられる垂直のLPFの構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態2にかかる映像信号処理装
置の記憶手段の構成を示すブロック図である。
置の記憶手段の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3にかかる映像信号処理装
置のメモリの構成を示すブロック図である。
置のメモリの構成を示すブロック図である。
【図9】ヒストグラム処理、およびLUT処理の各動作
タイミングを示す図である。
タイミングを示す図である。
【図10】階調補正処理の効果を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態3にかかる映像信号処理
装置のメモリがFIFO処理を実行する際の動作を示す
フローチャート図である。
装置のメモリがFIFO処理を実行する際の動作を示す
フローチャート図である。
【図12】本発明の実施の形態3にかかる映像信号処理
装置のメモリがヒストグラム処理及びLUT処理を実行
する際の動作を示すフローチャート図である。
装置のメモリがヒストグラム処理及びLUT処理を実行
する際の動作を示すフローチャート図である。
【図13】本発明の実施の形態3にかかる映像信号処理
装置のメモリがヒストグラム処理及びLUT処理を実行
する際の動作を示すフローチャート図である。
装置のメモリがヒストグラム処理及びLUT処理を実行
する際の動作を示すフローチャート図である。
【図14】本発明の実施の形態4にかかる映像信号処理
装置のメモリの構成を示すブロック図である。
装置のメモリの構成を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態4にかかる映像信号処理
装置のメモリがFIFO処理を実行する際の動作を示す
フローチャート図である。
装置のメモリがFIFO処理を実行する際の動作を示す
フローチャート図である。
【図16】本発明の実施の形態4にかかる映像信号処理
装置のメモリがヒストグラム処理及びLUT処理を実行
する際の動作を示すフローチャート図である。
装置のメモリがヒストグラム処理及びLUT処理を実行
する際の動作を示すフローチャート図である。
【図17】本発明の実施の形態4にかかる映像信号処理
装置のメモリがヒストグラム処理及びLUT処理を実行
する際の動作を示すフローチャート図である。
装置のメモリがヒストグラム処理及びLUT処理を実行
する際の動作を示すフローチャート図である。
【図18】本発明の実施の形態5にかかる映像信号処理
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図19】階調補正処理の動作タイミングを示す模式図
である。
である。
【図20】階調補正処理の動作タイミングを示すフロー
チャート図である。
チャート図である。
106 映像信号処理装置 1 演算素子アレイ 12(1,1),・・・,12(m,n) 演算素子 121(1,1),・・・,121(m,n) 演算器 122(1,1),・・・,122(m,n) 演算素
子命令メモリ 201,・・・,20n 記憶手段 3 ネットワーク 1301,・・・,130n ネットワーク素子 1351,・・・,135n,1361,・・・,13
6n,1371,・・・,137n,1381,・・
・,138n,1411,・・・,141n 選択装置 1391,・・・,139n ネットワーク命令メモリ 4,41,・・・,4n メモリ 51,・・・,5n レジスタ 6 命令設定手段 7 記憶素子 8 リミッタ 9 インクリメンタ 10 バッファ 11 コントローラ
子命令メモリ 201,・・・,20n 記憶手段 3 ネットワーク 1301,・・・,130n ネットワーク素子 1351,・・・,135n,1361,・・・,13
6n,1371,・・・,137n,1381,・・
・,138n,1411,・・・,141n 選択装置 1391,・・・,139n ネットワーク命令メモリ 4,41,・・・,4n メモリ 51,・・・,5n レジスタ 6 命令設定手段 7 記憶素子 8 リミッタ 9 インクリメンタ 10 バッファ 11 コントローラ
Claims (8)
- 【請求項1】 プログラムの命令に応じて、ディジタル
化された映像信号の処理内容を切り替えることができる
映像信号処理装置であって、 プログラムの命令に従って、上記映像信号の処理を行う
演算手段と、 プログラムの命令に基づいて、上記映像信号を記憶する
記憶手段と、 プログラムの命令に基づいて、上記演算手段と上記記憶
手段との間の接続を切り換えるネットワーク手段とを備
えたことを特徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の映像信号処理装置にお
いて、 上記演算手段は、 上記映像信号を演算処理する演算器と、 この演算器の演算実行命令を記憶しており、この記憶し
ている演算実行命令を、入力された命令に従って、当該
演算器に出力する演算実行命令メモリとを含み、 上記ネットワーク手段は、 上記演算手段または上記記憶手段のいずれかから入力さ
れた映像信号を上記演算手段または上記記憶手段のいず
れかに切り替えて出力するように切り替えを行う選択手
段と、 この選択手段の信号切り替え命令を記憶しており、この
記憶している信号切り替え命令を、入力された命令に基
づいて、当該選択手段に出力する信号切り替え命令メモ
リとを含み、 上記記憶手段は、 上記ネットワーク手段から入力される映像信号に関する
データを記憶するデータメモリと、 このデータメモリに対して命令を設定するための命令設
定手段と、 この命令設定手段にて設定された命令を保存するレジス
タとを含み、 上記データメモリは、上記レジスタに保存されている命
令に基づいて、記憶しているデータを処理し、この処理
したデータを上記ネットワーク手段に出力することを特
徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、 上記データメモリは、 ディジタルデータを記憶する記憶素子と、 この記憶素子に対して、ディジタルデータを入力されて
きた順に記憶させることにより、映像信号のFIFO処
理を実行させるための手段と、 上記記憶素子に対して、上記映像信号の階調と上記記憶
素子の内部アドレスとを一致させ、この一致したアドレ
スに予め定める値を加えて順次計数することにより、ヒ
ストグラムを求めて、映像信号のヒストグラム処理を実
行させるための手段と、 上記記憶素子に対して、上記映像信号の階調補正を含む
ルックアップテーブル処理を実行させるための手段とを
含むことを特徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、 上記データメモリは、 ディジタルデータを記憶する記憶素子と、 この記憶素子を制御するコントローラと、 上記記憶素子の出力信号に1を加算するインクリメンタ
と、 このインクリメンタの出力を予め定める値でリミットす
るリミッタと、 このリミッタからの出力、映像信号入力、および外部か
らのデータ入力のうち1つを選択して、上記記憶素子に
データとして記憶させるための第1の選択手段と、 上記映像信号入力、上記コントローラのアドレス出力、
および外部からのアドレス入力のうち1つを選択して、
上記記憶素子のアドレス入力に切り替えるための第2の
選択手段と、 上記コントローラから出力されるメモリ制御信号、およ
び外部から入力されるメモリ制御信号のうち1つを選択
して、上記記憶素子にデータとして記憶させるための第
3の選択手段と、 上記記憶素子の出力信号を外部に出力するためのバッフ
ァとを含むことを特徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の映像信号処理装置にお
いて、 映像信号のFIFO処理を行う際には、上記コントロー
ラは、上記第1の選択手段を制御して、上記映像信号入
力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第2の
選択手段を制御して、上記コントローラのアドレス出力
を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の
選択手段を制御して、上記コントローラから出力される
データ書き換え信号としてのメモリ制御信号を上記記憶
素子に対して出力し、 映像信号のヒストグラム処理を行う際には、上記コント
ローラは、まず、上記映像信号のブランキング期間で、
上記第1の選択手段を制御して、上記外部からのデータ
入力を上記記憶素子にデータとして記憶させ、上記第2
の選択手段を制御して、上記外部からのアドレス入力を
上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3の選
択手段を制御して、上記外部プロセッサから入力される
データ書き込み信号としてのメモリ制御信号を上記記憶
素子に対して出力し、上記バッファを制御して、非動作
状態とすることにより、上記データメモリをリセット
し、 次に、映像期間において、上記第1の選択手段を制御し
て、上記リミッタからの出力を上記記憶素子にデータと
して記憶させ、上記第2の選択手段を制御して、上記映
像信号入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、
上記第3の選択手段を制御して、上記コントローラから
出力されるメモリ制御信号を上記記憶素子にデータとし
て記憶させ、上記記憶素子に対してデータ書き換え信号
を出力することにより、累積加算を行い、その後、上記
第2の選択手段を制御して、上記外部からのアドレス入
力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第3
の選択手段を制御して、上記外部から入力されるデータ
読み出し信号としてのメモリ制御信号を上記記憶素子に
対して出力し、上記バッファを制御して、動作状態とす
ることにより、データの読み出しを行い、 上記映像信号の階調補正を含むルックアップテーブル処
理を行う際には、上記コントローラは、上記第1の選択
手段を制御して、上記外部からのデータ入力を上記記憶
素子にデータとして記憶させ、上記第2の選択手段を制
御して、上記外部からのアドレス入力を上記記憶素子の
アドレス入力に切り替え、上記第3の選択手段を制御し
て、上記外部から入力されるデータ書き込み信号として
のメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上記
バッファを制御して、非動作状態とすることにより、デ
ータの書き込みを行い、次に、上記第2の選択手段を制
御して、上記映像信号入力を上記記憶素子のアドレス入
力に切り替え、上記第3の選択手段を制御して、上記コ
ントローラから出力されるデータ読み出し信号としての
メモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力することに
より、上記映像信号の階調の補正を行うことを特徴とす
る映像信号処理装置。 - 【請求項6】 請求項2に記載の映像信号処理装置にお
いて、 上記データメモリは、 ディジタルデータを記憶する記憶素子と、 この記憶素子を制御するコントローラと、 上記記憶素子の出力信号に1を加算するインクリメンタ
と、 このインクリメンタの出力を予め定める値でリミットす
るリミッタと、 映像信号入力、および0値のうち1つを選択して、切り
替え信号を出力するための第1の選択手段と、 上記リミッタからの出力、上記第1の選択手段からの切
り替え信号、および外部からのデータ入力のうち1つを
選択して、上記記憶素子にデータとして記憶させるため
の第2の選択手段と、 上記映像信号入力、上記コントローラのアドレス出力、
および外部からのアドレス入力のうち1つを選択して、
上記記憶素子のアドレス入力に切り替えるための第3の
選択手段と、 上記コントローラから出力されるメモリ制御信号、およ
び外部から入力されるメモリ制御信号のうち1つを選択
して、上記記憶素子にデータとして記憶させるための第
4の選択手段と、 上記記憶素子の出力信号を上記外部に出力するためのバ
ッファとを含むことを特徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の映像信号処理装置にお
いて、 映像信号のFIFO処理を行う際には、上記コントロー
ラは、上記第1の選択手段を制御して、映像信号入力を
切り替え信号として出力させ、上記第2の選択手段を制
御して、上記第1の選択手段からの切り替え信号を上記
記憶素子にデータとして記憶させ、上記第3の選択手段
を制御して、上記コントローラのアドレス出力を上記記
憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4の選択手段
を制御して、上記コントローラから出力されるデータ書
き換え信号としての記憶素子制御信号を上記記憶素子に
対して出力し、 映像信号のヒストグラム処理を行う際には、上記コント
ローラは、まず、上記映像信号のブランキング期間で、
上記第1の選択手段を制御して、0値を切り替え信号と
して出力させ、上記第2の選択手段を制御して、上記第
1の選択手段からの切り替え信号を上記記憶素子にデー
タとして記憶させ、上記第3の選択手段を制御して、上
記コントローラのアドレス出力を上記記憶素子のアドレ
ス入力に切り替え、上記第4の選択手段を制御して、上
記コントローラから出力されるデータ書き込み信号とし
てのメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上
記バッファを制御して、非動作状態とすることにより、
上記データメモリをリセットし、 次に、映像期間において、上記第2の選択手段を制御し
て、上記リミッタからの出力を上記記憶素子にデータと
して記憶させ、上記第3の選択手段を制御して、上記映
像信号入力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、
上記第4の選択手段を制御して、上記コントローラから
出力されるデータ書き換え信号としてのメモリ制御信号
を上記記憶素子に対して出力することにより、累積加算
を行い、その後、上記第3の選択手段を制御して、上記
外部からのアドレス入力を上記記憶素子のアドレス入力
に切り替え、上記第4の選択手段を制御して、上記外部
から入力されるデータ読み出し信号としてのメモリ制御
信号を上記記憶素子に対して出力し、上記バッファを制
御して、動作状態とすることにより、データの読み出し
を行い、 上記映像信号の階調補正を含むルックアップテーブル処
理を行う際には、上記コントローラは、上記第2の選択
手段を制御して、上記外部からのデータ入力を上記記憶
素子にデータとして記憶させ、上記第3の選択手段を制
御して、上記外部からのアドレス入力を上記記憶素子の
アドレス入力に切り替え、上記第4の選択手段を制御し
て、上記外部から入力されるデータ書き込み信号として
のメモリ制御信号を上記記憶素子に対して出力し、上記
バッファを制御して、非動作状態とすることにより、デ
ータの書き込みを行い、 次に、上記第3の選択手段を制御して、上記映像信号入
力を上記記憶素子のアドレス入力に切り替え、上記第4
の選択手段を制御して、上記コントローラから出力され
るデータ読み出し信号としてのメモリ制御信号を上記記
憶素子に対して出力することにより、上記映像信号の階
調の補正を行うことを特徴とする映像信号処理装置。 - 【請求項8】 請求項2に記載のデータメモリを含む、
少なくとも2個の記憶手段と、 この記憶手段に含まれるデータメモリに対して、命令の
設定、データの読み出し、およびデータの書き込みを行
うプロセッサと、 上記記憶手段と上記プロセッサとのインターフェースを
とるインターフェース手段とを備え、 上記少なくとも2個の記憶手段の一方の記憶手段に含ま
れるデータメモリにより、入力映像信号のヒストグラム
を求め、この求めたヒストグラムを、上記インターフェ
ース手段を介して、上記プロセッサに伝送し、上記プロ
セッサにより、伝送されてきたヒストグラムに基づき、
映像信号の階調補正データを検出し、この検出した階調
補正データを、上記インターフェース手段を介して、上
記少なくとも2個の記憶手段の他方の記憶手段に含まれ
るデータメモリに伝送することを特徴とする映像信号処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12330698A JPH1127562A (ja) | 1997-05-06 | 1998-05-06 | 映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-115775 | 1997-05-06 | ||
JP11577597 | 1997-05-06 | ||
JP12330698A JPH1127562A (ja) | 1997-05-06 | 1998-05-06 | 映像信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127562A true JPH1127562A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=26454219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12330698A Pending JPH1127562A (ja) | 1997-05-06 | 1998-05-06 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1127562A (ja) |
-
1998
- 1998-05-06 JP JP12330698A patent/JPH1127562A/ja active Pending
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