JPH11275405A - 歯科治療用のカメラ - Google Patents

歯科治療用のカメラ

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JPH11275405A
JPH11275405A JP10077565A JP7756598A JPH11275405A JP H11275405 A JPH11275405 A JP H11275405A JP 10077565 A JP10077565 A JP 10077565A JP 7756598 A JP7756598 A JP 7756598A JP H11275405 A JPH11275405 A JP H11275405A
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JP
Japan
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camera
treatment
dental treatment
photographing
lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP10077565A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsufumi Misawa
充史 三沢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11275405A publication Critical patent/JPH11275405A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影時に患者に不安感や違和感を与えず、良好
なアングルから容易に無影撮影を行うことができる歯科
治療用のカメラを提供する。 【解決手段】歯科診療装置に備えられた治療用照明装置
18に、そのランプ48と略同軸上に位置するようにカ
メラ20を取り付け、ランプ48の光を撮影用照明とし
て使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯科治療用のカメラ
に係り、特に歯科診療装置に備えられた治療用照明装置
に取り付けて使用する歯科治療用のカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯列撮影等で口腔内を撮影する場
合は、カメラを歯科医師又は歯科衛生士が手で保持し、
撮影と同時にストロボを発光させて撮影を行うか、又
は、一眼レフカメラの鏡筒にリングストロボを装着し、
該リングストロボを発光させて撮影を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
撮影装置一式を診療室に常備しておくと場所を取るとい
う問題があった。また、口腔撮影などでは通常の診療器
具と異なる大掛かりなカメラを取り出すことで、患者に
不安感を与えるという問題があった。また、良好なカメ
ラアングルを得ようとすると、治療用の照明装置が邪魔
になり、照明装置や患者を動かさなければ撮影できない
という欠点もあった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、撮影時に患者に不安感や違和感を与えず、良
好なアングルから容易に無影撮影を行うことができる歯
科治療用のカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、歯科診療装置に備えられた治療用照明装
置のランプ前面にカメラを取り付け、前記ランプの光を
撮影用照明としたことを特徴とする。本発明によれば、
治療用照明装置にカメラを取り付けたことにより、患者
に不安感を与えずに撮影を行うことができる。また、カ
メラをランプの前面に配置することにより、カメラ用の
特別な照明装置が無くても容易に無影撮影を行うことが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る歯科治療用のカメラの好ましい実施の形態について詳
説する。図1は本発明に係る歯科治療用のカメラが適用
された歯科診療装置の斜視図である。同図に示すよう
に、歯科診療装置10は、主として歯科用治療椅子1
2、うがい用スタンド14、ブラケットテーブル16及
び治療用照明装置18から構成される。
【0007】歯科用治療椅子12は、治療椅子本体22
と該治療椅子本体22を支持する架台24とから構成さ
れる。治療椅子本体22は、患者の頭部を支持するヘッ
ドレスト22A、患者の背を支持するバックレスト22
B、臀部を支持するシート22C、脚部を支持するフッ
トレスト22D及びステップ22E等から構成され、ヘ
ッドレスト22Aは上下、前後に、バックレスト22B
は前後、シート22Cは水平位にそれぞれ可動である。
【0008】うがい用スタンド14は、歯科用治療椅子
12の側部近傍に配置され、患者のつばはき(スピット
ン)26及び給水装置28が備えられている。ブラケッ
トテーブル16は、各種治療用インスツルメントを載置
するためのトレーテーブル30とホルダ32を備えてい
る。このブラケットテーブル16は、前記うがい用スタ
ンド14に備えられたアーム34の先端部に設けられて
おり、該アーム34はブラケットテーブル16を水平状
態に維持して三次元的に移動自在に支持する。
【0009】治療用照明装置18は、照明用アーム36
の先端部に首降り自在かつ回動自在に設けられており、
該照明用アーム36は前記うがい用スタンド14に回動
自在に支持された支柱38の先端部に旋回自在に支持さ
れている。そして、本発明に係る歯科治療用のカメラ2
0は、この治療用照明装置18に着脱自在に取り付けら
れる。
【0010】図2はカメラ20と治療用照明装置18の
分解斜視図であり、図3はカメラ20を取り付けた治療
用照明装置18の要部の構成を示す側面断面図である。
図2に示すように、治療用照明装置18の本体フレーム
40は略矩形状に形成されており、その両側部にグリッ
プ40A、40Aが形成されている。また、本体フレー
ム40の後端部には本体支持フレーム42が一体形成さ
れており、この本体支持フレーム42はジョイント部4
2Aを有している。ジョイント部42Aは、照明用アー
ム36の先端に形成されたヘッド部36Aに回動自在に
支持されており、該ヘッド部36Aは首降り自在に形成
されている。
【0011】図2及び図3に示すように、本体フレーム
40の後端開口部は球面状の反射鏡44で遮蔽されてい
る。この反射鏡44の中央にはソケット46が設けられ
ており、このソケット46にランプ48が取り付けられ
る。また、ソケット46に接続された電源コード50
は、前記ジョイント部42Aから照明用アーム36内に
導かれ、該照明用アーム36内及び支柱38内を通って
歯科用治療椅子12の架台24に内蔵された図示しない
電源ユニットに接続される。
【0012】一方、本体フレーム40の前端開口部は球
面状のガラスカバー52で覆われている。このガラスカ
バー52は、その後端部に形成された段部52Aを本体
フレーム40の前端開口部に挿入することにより本体フ
レーム40に装着され、装着されたガラスカバー52は
両側部をネジ54、54によってネジ止めすることによ
り固定される。
【0013】ガラスカバー52の内側中央部には、留金
56を介して遮光筒58が取り付けられており、該遮光
筒58は前記ガラスカバー52を本体フレーム40に装
着すると、ソケット46に取り付けられたランプ48を
遮光する。一方、ガラスカバー52の外表面の中央部に
は、取付プレート60が設けられており、該取付プレー
ト60にカメラ20が着脱自在に取り付けられる。この
カメラ20は、筒状に形成されたカメラ本体64内に撮
影レンズ66、固体撮像素子(CCD)68が内蔵され
て構成されており、一対のロックレバー70、70を介
して前記取付プレート60に取り付けられる。
【0014】ロックレバー70、70は、先端部に鉤部
70A、70Aが形成されるとともに、後端部にツマミ
部70B、70Bが形成され、カメラ本体64にピン7
0C、70Cによって揺動自在に支持されている。そし
て、図示しないバネ部材によって互いの先端鉤部70
A、70Aが近づく方向に付勢されている。カメラ20
をガラスカバー52に取り付ける場合は次の通りであ
る。まず、ロックレバー70、70のツマミ部70B、
70Bを摘んで先端の鉤部70A、70Aを拡げる。次
いで、カメラ20の後端部を取付プレート60に当て、
ツマミ部70B、70Bを放す。これにより、ロックレ
バー70、70の先端鉤部70A、70Aが取付プレー
ト60に形成された凹部60A、60Aに嵌まり、カメ
ラ20がガラスカバー52に取り付けられる。
【0015】ガラスカバー52に取り付けられたカメラ
20は、その撮影レンズ66に入射した光が固体撮像素
子68により画像信号に変換される。変換された画像信
号は出力コード72を通じて外部に出力される。この出
力コード72は、照明用アーム36に設けられたコネク
タ74に接続される。一方、このコネクタ74には照明
用アーム36及び支柱38内に配線された図示しないコ
ードが接続されており、該コードは歯科用治療椅子12
の架台24に接続されている。
【0016】前記固体撮像素子68から出力された画像
信号は、図4に示すように、架台24内に設けられた画
像処理回路76に加えられ、ここでホワイトバランス調
整やガンマ補正等が行われたのち、モニタ78及び記録
装置80に出力される。ここで、モニタ78は、図1に
示すように架台24に設置されており、歯科用治療椅子
12に座った患者からは見えないようにされている。
【0017】また、前記架台24には出力コード82を
介してフットスイッチ84が接続されており、このフッ
トスイッチ84が踏まれることにより、そのとき固体撮
像素子68から出力された画像信号が記録装置80によ
って内蔵メモリ又はカードコネクタに接続されたメモリ
カードに画像データとして記憶される。。前記のごとく
構成された本発明に係る歯科治療用のカメラの実施の形
態の作用は次の通りである。
【0018】口腔撮影する場合は、まず、治療用照明装
置18の取付プレート60にカメラ20を取り付ける。
この際、カメラ20は、ロックレバー70、70のツマ
ミ部70B、70Bを摘んで、その後端部を取付プレー
ト60に当て、ツマミ部70B、70Bを放すだけで簡
単に取り付けることができる。カメラ20を取付プレー
ト60に取り付けたのち、そのカメラ20に接続されて
いる出力コード72を照明用アーム36に設けられたコ
ネクタ74に接続する。これにより、固体撮像素子68
から出力された画像信号に基づく画像がモニタ78上に
表示される。
【0019】撮影者は、モニタ78上の画像を見ながら
カメラ20の位置及びアングルを調整する。この際、撮
影者は治療用照明装置18のグリップ40Aを握って、
治療用照明装置18を移動又は傾斜させることによりカ
メラ20の位置及びアングルを調整する。撮影位置及び
アングルが決定したところで、撮影者は足でフットスイ
ッチ84を踏む。これにより、そのとき固体撮像素子6
8から出力された画像信号が記録装置80によって内蔵
メモリ又はカードコネクタに接続されたメモリカードに
画像データとして記憶される。
【0020】撮影終了後、撮影者はカメラ20の出力コ
ード72をコネクタ74から外し、カメラ20を取付プ
レート60から取り外す。このときも、カメラ20は、
ロックレバー70、70のツマミ部70B、70Bを摘
むだけで簡単に取付プレート60から取り外すことがで
きる。このように、本実施の形態の歯科診療用のカメラ
20によれば、カメラ20を治療用照明装置18と一体
に設けたことにより、患者に不安感を与えずに撮影を行
うことができる。
【0021】また、カメラ20は、治療用照明装置18
のランプ48の同軸上に配置されているので、特別な照
明を用意しなくても無影撮影を行うことができる。ま
た、これにより、コストの低減を図ることができる。さ
らに、モニタ78を患者の死角となる位置に配置し、撮
影者のみがモニタ78上の画像を確認することができる
ようにしているので、患者に不安感を与えず、また、気
付かれずに撮影を行うことができる。
【0022】また、フットスイッチ84によって撮影を
行うことにより、撮影時に患者に違和感を与えることも
ない。また、カメラ20は着脱自在であるので、撮影を
行わない時は治療用照明装置18から取り外しておくこ
とにより、治療に邪魔になることもない。また、これに
より、メンテナンス性も良くなる。
【0023】なお、本実施の形態ではカメラ20を着脱
自在としているが、治療用照明装置18に固定しておい
てもよい。また、本実施の形態では、撮影の違和感を無
くすためにフットスイッチ84により撮影を行うように
しているが、例えば、治療用照明装置18のグリップ部
40Aに設け、このシャッターボタンを押すことにより
撮影を行うようにしてもよい。
【0024】さらに、本実施の形態では、モニタ78を
歯科用治療椅子12の架台24に設置しているが、モニ
タ78の設置位置はこの位置に限定されるものではな
い。例えば、図5に示すように、照明用アーム36にモ
ニタ78を設置してもよい。なお、前述しているよう
に、患者に不安感を与えずに撮影を行うことを考慮する
と、モニタ78の設置位置は患者の死角になる位置、特
に、治療椅子本体22のシート22Cよりも低い位置に
設置するのが好ましい。
【0025】また、本実施の形態では、固体撮像素子6
8から出力された画像信号を架台24内に設けられた画
像処理回路76に加えてホワイトバランス調整やガンマ
補正等を行うようにしているが、この画像処理回路76
はカメラ20側に設けてもよいし、また、別体の画像処
理ユニットに設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るを歯
科治療用のカメラによれば、カメラを治療用照明装置に
取り付けたことにより、患者に不安感を与えずに撮影を
行うことができる。また、カメラをランプの前面に配置
することにより、カメラ用の特別な照明装置を用意しな
くても無影撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の歯科用診療装置の斜視図
【図2】治療用照明装置とカメラの分解斜視図
【図3】カメラを取り付けた治療用照明装置の要部の構
成を示す側面断面図
【図4】カメラ本体の内部構成を示すブロック図
【図5】歯科治療用のカメラの他の実施の形態の要部の
構成を示す斜視図
【符号の説明】
10…歯科診療装置 12…歯科用治療椅子 18…治療用照明装置 20…カメラ 36…照明用アーム 38…支柱 40…本体フレーム 44…反射鏡 48…ランプ 52…ガラスカバー 58…遮光筒 60…取付プレート 66…撮影レンズ 68…固体撮像素子(CCD) 70…ロックレバー 78…モニタ 84…フットスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科診療装置に備えられた治療用照明装
    置のランプ前面にカメラを取り付け、前記ランプの光を
    撮影用照明としたことを特徴とする歯科治療用のカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記カメラは前記治療用照明装置に着脱
    自在に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の
    歯科治療用のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記カメラは撮影レンズと撮像素子とを
    備えた電子カメラであることを特徴とする請求項1又は
    2記載の歯科治療用のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記カメラからの画像出力は、前記治療
    用照明装置を支持するアーム内部を通って歯科用治療椅
    子につながる出力コードを通じて出力されることを特徴
    とする請求項3記載の歯科治療用のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記カメラの電源は、前記治療用照明装
    置を支持するアームの内部を通って前記歯科治療椅子に
    つながる電源コードにより供給されることを特徴とする
    請求項3記載の歯科治療用のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記歯科用治療椅子に座った患者の死角
    になる位置に前記撮像素子の画像信号に基づく画像を表
    示するモニタを設けたことを特徴とする請求項3記載の
    歯科治療用のカメラ。
  7. 【請求項7】 前記カメラによる撮影を足操作で行うフ
    ットスイッチを有することを特徴とする請求項1記載の
    歯科治療用のカメラ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1120081A3 (en) * 2000-01-27 2002-05-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Oral cavity image pickup apparatus
US20130295518A1 (en) * 2012-03-29 2013-11-07 William S. Parker Apparatus and Method for Achieving a Head Up Posture for a 3-D Video Image for Operative Procedures in Dentistry
WO2016108276A1 (ja) * 2014-12-29 2016-07-07 タカラテレシステムズ株式会社 歯科用光学撮影装置

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