JP2608660B2 - 口腔x線規格撮影装置 - Google Patents

口腔x線規格撮影装置

Info

Publication number
JP2608660B2
JP2608660B2 JP4127407A JP12740792A JP2608660B2 JP 2608660 B2 JP2608660 B2 JP 2608660B2 JP 4127407 A JP4127407 A JP 4127407A JP 12740792 A JP12740792 A JP 12740792A JP 2608660 B2 JP2608660 B2 JP 2608660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
film
oral
fixing device
tooth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4127407A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05317307A (ja
Inventor
通夫 岡田
義郎 小久保
紀一 大岡
Original Assignee
通夫 岡田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 通夫 岡田 filed Critical 通夫 岡田
Priority to JP4127407A priority Critical patent/JP2608660B2/ja
Publication of JPH05317307A publication Critical patent/JPH05317307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2608660B2 publication Critical patent/JP2608660B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科診療時のX線撮影
において、X線照射角度および照射距離、特に照射角度
を、所望の一定に保って撮影することができるようにす
る口腔X線規格撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科診療において、所望の歯牙お
よび歯牙周辺組織部をX線撮影する場合、その部位の背
後(口腔内)にX線フィルム(歯科用フィルム)を配
し、患者の手前側のX線撮影装置によりX線を照射し、
撮影を行ってフィルム画像を得る。この場合、そのX線
フィルムは、患者自身に指先で保持させるようにし、そ
の一方、X線撮影装置のコーン部の向き(X線照射方
向)を定めたり、患者に対する間隔を調節したりする位
置決め等、装置の設定操作などは、その取扱者が行う。
【0003】図10は、上記のような口腔X線撮影にお
けるX線照射角度に関する撮影手法としての二等分法と
いわれる方法を模式的に示すものである。撮影部位が奥
歯側であったり、また同じ部位であっても個人差によっ
ては、図示のように、歯牙およびその周辺組織に対し実
線の如くX線フィルムfを背後でほぼ平行状態に位置さ
せられず、破線のように傾いた状態(図の場合は下顎側
を対称としている)となる場合があるわけであるが、こ
の二等分法は、口腔内のX線フィルムfによる面Ff
と、歯牙およびその周辺組織(歯牙支持組織)の長軸中
心垂直面F1との二等分線面F2を、X線フィルムfの傾斜
の大小にかかわらず撮影に際しての基準としようという
もので、図にaで示すようにX線の照射(照射中心線)
がその想定される基準面(F2)に対して垂直となるよう、
照射の向きを設定する方法である。
【0004】図のbで示すように、前記長軸中心垂直面
F1に対してX線照射中心が垂直となるように撮影する
と、対象となる歯牙および周辺組織と常に正対した状態
で撮影を行なえるものの、この場合に得られるフィルム
面上の画像は、X線フィルムfが大きく傾くにつれ、そ
の下部画像部分程伸びが大きい写真となってしまう(例
えば、特定部位点Pに着目すると、これは図示の如くフ
ィルム面上Pbに写ることとなる)。一方、フィルム面Ff
を基準としてこれに対し常に垂直となるよう図のCで示
す如くに撮影すると、X線フィルムfの傾斜が大きい
程、得られるフィルム画像は基本的に縮小する傾向を示
すことになる(点Pはフィルム面上Pcに写る)。このよ
うに、X線フィルムfが傾斜して口腔内に配置される場
合を考えると、X線照射の向きは重要であるが、二等分
法では、理論的に、常にそれらの中間的なフィルム画像
となる(例えば、P点はフィルム面上Paに写る)。即
ち、たとえX線フィルムfの傾きが大きくなる部位の場
合であっても、極端に伸びが生じたり、縮みが発生した
りすることがなく、いずれの傾向にも片寄らないものと
なるのがこの方法の特徴である(なお、この二等分法に
よる場合でも、X線フィルムfを平行かほぼ平行状態に
位置させることができる部位については、実質的に、二
等分線面F2は実際のフィルム面Ff、長軸中心垂直面F1
にも平行となる結果、図のbのようにして正対状態で撮
影したものと同じフィルム画像が得られることにな
る)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため歯科診療時の
X線撮影においては、特に、同一人に対し過去に撮影し
たのと同じ個所を再び撮影して前のフィルム画像におけ
る特定部分の大きさの変化等を比較対比して診断の用に
供しようとするような場合のX線撮影にあっては、この
二等分法によって、口腔内X線フィルムと歯牙および周
辺組織の長軸中心垂直面との二等分線面にX線の照射中
心線が垂直になるようにした状態で撮影するのがよいと
され、従って、一般にそのような状態で撮影することが
要求されている。ところが、口腔内二等分線面を把握す
ることが極めて煩わしいため、従来は撮影しようとする
部分に目測で位置決めしているのが殆んどである。特
に、撮影の場で、いちいち、その口腔内二等分線面を正
確に想定しそれを基準として二等分法による手法で図10
のaのように照射向きを定めたりすることは、時間も手
間もかかって甚だ面倒なのものである。しかし、目測で
の位置決めによる撮影の場合、従来では、専らその取扱
者の熟練に依存しており、その撮影の場で、個々の患者
に対しX線撮影装置の位置を決めるのに、格別の目安と
なる手段は何ら用いないわけであるから、たとえ二等分
法に従って撮影をしようと意図したとしても、正確にこ
の方法によって精度の高いフィルム画像を得ることは難
しいという問題がある。また、特に、同一人の同一部位
を時を異にして撮影する場合、目測による位置決めで
は、前の撮影時と同じX線照射角度や照射距離といった
条件を再現して撮影をすることは極めて困難であり、そ
の都度、位置が異なってしまうという問題もある。
【0006】本発明の目的は、上述のような問題を解消
し、歯科診療時のX線撮影において容易にX線照射角度
及び照射距離、特に、得られるフィルム画像の拡縮を左
右し易いX線照射の向きを常に一定に保つようにして撮
影することを可能とする口腔X線規格撮影装置を提供す
ることにある。更に、口腔内フィルム固定装置にチタン
片を取り付けて、そのチタン片によって、このチタン片
を透過して得られるフィルム画像の光輝度および黒化度
を利用し、健康な人の顎骨の骨塩量を示す値と比較対比
する場合に役立てるようにすることもできる口腔X線規
格撮影装置を提供しようというものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の口腔X線規格撮
影装置は、歯牙および歯牙周辺組織部をX線の照射によ
りX線撮影する装置において、口腔内に歯科用フィルム
を保持させるフィルム固定装置を歯形カバーに設け、こ
のフィルム固定装置と連結して口腔外に変位可能に配置
されるように板を取り付け、この口腔外板を、X線撮影
装置本体からのX線の照射方向と照射距離を設定するガ
イドとなるように構成し、このフィルム固定装置にチタ
ン片を取付け、その取り付けるチタン片は、これを透過
して得られるフィルム画像の光輝度および黒化度が、健
康な人の顎骨の骨塩量を示す値と同一のものとなるよう
に選定したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】歯科診療時のX線撮影において、本発明の口腔
X線規格撮影装置によれば、口腔内のフィルム固定装置
と連結して患者の口腔外に位置する口腔外板がガイド板
として存在するので、その口腔外板を照準にしてX線撮
影装置本体の位置を決めることができるため、同一個所
を再度撮影する場合でも容易にX線照射角度、照射距離
を一定に保つようにすることができ、目測による位置決
めの撮影に比べ精度の高い画像を得ることができる。し
かも、この口腔内のフィルム固定装置に取り付けるチタ
ン片によるフィルム画像の光輝度および黒化度が、健康
な人の顎骨の骨塩量を示す値と同一となるように、例え
ば、その厚さをあらかじめ設定しておくと、このチタン
片を透過して得られるフィルム画像の光輝度および黒化
度は、これを基準とし、その患者の撮影部位の顎骨の骨
塩量について健康な人の顎骨の骨塩量と対比する場合に
役立てることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す。まず、装置の全
体構成を説明すると、図中、1はX線撮影装置の本体、
2はX線撮影装置コーン部を示し、X線撮影装置本体1
内のX線発生部21からのX線をコーン部2を介して患
者の所定撮影部位に対し照射することによって歯科診療
時のX線撮影を行う。この撮影に際して、撮影補助装置
を用いる。この補助装置は、撮影しようとする患者の上
顎歯、下顎歯側に合わせて予め作成したその患者用の歯
形カバー50(図では、下顎歯用のカバー)と、撮影対象
となる歯牙および周辺組織部に対応する個所でこの歯形
カバー50上の該当位置に取り付けた口腔内に配置する口
腔内フィルム固定装置3と、U型アームアタッチメント
4と、U型アーム5と、口腔外平行板6とからなる。歯
形カバー50は、プラスチック製のもので、入れ歯の場合
のような精度は必要ではなく、例えばマウスピース様の
ものとして、患者の歯部に対し上側から安定した状態で
装着できる構成のものであればよい。この歯形カバー50
に口腔内フィルム固定装置3が接着剤で一体に固定され
ており、これは、個々の患者毎の補助具として用意され
る。一方、U型アームアタッチメント4、U型アームお
よび口腔外平行板6の部分は、上記補助具に対し組み付
けて使用できる共通な補助具である。
【0010】口腔内フィルム固定装置3はX線フィルム
fを固定するのに用い、この固定装置3の後端部には、
X線フィルムを収納した偏平袋状のフィルム収容体7
(例えば、大きさが2cm×3cm程度) を挿入して保持す
るホルダー31を有する。使用時には、そのフィルム収容
体7を挿入することでX線フィルムfは撮影部位の背後
(口腔内側)において上記ホルダー31によってその傾斜
状態などを規制された状態で位置することになる。口腔
内フィルム固定装置3の前端部に対し、前記の共通補助
具のU型アームアタッチメント4が取り付けられる。従
って、使用時には、図示の如く、口腔外平行板6は、そ
のアタッチメント4およびU型アーム5を介して、フィ
ルム固定装置3と連結されることになる。また、図にお
いて、撮影装置本体1側には、光源装置8を設け、光源
装置8から複数の光ファイバーケーブル9を導出し、そ
れらの先端をコーン部2の周囲まで至らしめ、コーン部
周囲で所定円上に位置するよう配した夫々の先端固定部
22(図1では、1つのみ図示してある)に取り付ける。
【0011】上記歯形カバー50および口腔内フィルム固
定装置3、U型アームアタッチメント4およびU型アー
ム5部分、口腔外平行板6、光ファイバーケーブル9の
取り付けの状態等の夫々の詳細は、図2以下に示す如き
ものであって、以下「口腔外平行板の取り付け方法」、
「口腔内フィルム固定装置」、「U型アームの構造」、
「口腔外平行板の構造」、「光ファイバーケーブルによ
る可視光線の照射」、および「撮影位置の決め方」の各
事項について、並びに「フィルム画像の拡大率の把握」
その他について、図2以下も参照して説明する。
【0012】本装置は、歯形カバー50を歯から取外した
状態で、前記図10で説明したようなX線フィルム面Ffと
歯牙および周辺組織の長軸中心垂直面F1との二等分線面
F2に対しこれと全く平行となるように平行板6を口腔内
フィルム固定装置3に対して設定し、実際の撮影時には
歯形カバーを歯に嵌合し、口腔外平行板6に対して垂直
にX線が入射するようにX線撮影装置本体1の位置を決
めようとするものである。図1および図2並びにU型ア
ーム5等の部分を拡大して示す図3の如く、歯形カバー
50上に一体に設けた口腔内フィルム固定装置3にU型
アームアタッチメント4を差し込み、このアタッチメン
ト4に一方の片端が連結されて口腔外に導かれたアーム
5の他方の片端には、口腔外平行板6を取り付けておい
て、撮影時には、この口腔外平行板6を患者の口腔外に
位置させるようにする。従って、従来では、二等分法に
従った撮影をしようとする場合でも患者の口腔外には位
置決めのための目安となるものは全く存在しないのに対
し、上記のような構成の口腔外平行板6を設けることに
よって、これを位置決めのための目安として使用するこ
とができる。即ち、この口腔外平行板6は、患者の口腔
内に歯形カバー50およびフィルム固定装置3を介し固
定された歯科用フィルムfに対しX線の照射方向を常に
一定の角度とし、および距離もほぼ一定となるように決
定するためのガイドになる口腔外板である。なお、共通
補助具の一部であるこの口腔外平行板6は、撮影部位等
によって二等分線面F2(図10, 図6)が変わっても、そ
の二等分線面と平行維持できるように、後述の如く取り
付け角度の調整が可能となるよう構成するのがよい。
【0013】個々の患者用の補助具である歯形カバー50
および口腔内フィルム固定装置3と、U型アームアタッ
チメント4(アーム取り付けアタッチメント)との図1
のような組付けは、具体的には,図2および図3に示す
ような2本ピン41,41をアタッチメント4側に設け、一
方、図2に示す如くフィルム固定装置3の対向面には2
つピン差し込み孔33, 33を形成し、これらにより着脱自
在とすることができるようになっている。
【0014】ここに、図4は、歯形カバー50と口腔内フ
ィルム固定装置3からなる個々の患者用補助具全体の外
観構成を示してある。なお、図4は、図1の場合とは歯
形カバー50に対するフィルム固定装置3の取り付け位置
が異なる態様の状態をも示すが、この例のように、フィ
ルム固定装置3は、患者の撮影対象となる歯牙および周
辺組織に対応して該当する歯形カバー50上の位置に接着
固定するものである。従って、撮影対象部位が複数であ
る場合は、一つの歯形カバー50に対し、そのフィルム固
定装置3を複数(例えば、2〜5個所程度)取り付ける
こともできる。また、患者に合わせてあらかじめ作成し
た歯形カバー50に取り付け固定すべき上記の口腔内フィ
ルム固定装置3自体としては、図2に示すような後部の
フィルムホルダー31の角度αが異なる種類のものを用意
しておくと、取り付けるべき位置(従って、撮影部位)
に応じて、また患者の個人差による角度角度の違いに合
わせて、所望のホルダー角度ものを歯形カバー50に固定
できる。角度αについては、例えば、α=5°用のもの
(図10の如く、X線フィルムfを歯牙および周辺組織の
長軸中心垂直面F1とほぼ平行状態となるように配置でき
る部位用のもの) 、α=15°用のもの、α=30°用のも
のの3種類程度を予め準備しておけば実用上十分であ
る。口腔内フィルム固定装置3は、このようにあらかじ
め作成した患者の歯型カバー50の所定位置に固定され、
その患者の歯型カバー50と一体の状態で保管されるもの
である。そして、使用時(X線撮影時)には図1に示す
ような状態でU型アームアタッチメント4側と組合わせ
て使用する。
【0015】U型アーム5の構造は、図3に示すよう
に、例えば3本のアームA,B,Cの組合せからなり、
アタッチメント4に一端側を支持されたアームAは、中
間のアームBに連結し、アームBは、口腔外平行板6を
取り付けたアームCに連結してある。アームAに対して
アームBは図中左右方向にスライド調節可能(矢印h)
であり、また、アームCは、アームBに対し、図中上下
方向にスライド調節可能(矢印i)でかつ回動可能(矢
印j)でもある。更に、アームAは、アタッチメント4
に対して回動可能(矢印k)に取り付けられている。口
腔内フィルム固定装置3にアタッチメント4を取り付け
た状態において、アームAとアームB間のスライドによ
り口腔外平行板6の位置が前後調整でき、その場合の調
整の用に供する間隔調整目盛11がアームAに付されてい
る。また、アームBとアームC間のスライドによって
は、口腔外平行板6を取り付けたアームCが伸縮する結
果、その方向(近遠心方向)に沿って口腔外平行板6の
位置を調整でき、この場合のためにアームCには口腔外
平行板伸縮目盛12が付されている。
【0016】更に、アームCをアームBに対し回動させ
ることで、口腔外平行板6の板面の角度調整ができる。
この場合の口腔外平行板取付角度目盛13がアームBに付
されている。また、アタッチメント4に対してアームA
を回動させると、U型アーム5全体を回動させることが
できる。この場合の全体回動のための角度目盛14がアー
ムAに支持側に付されている。角度調整は、X線フィル
ム面の傾斜角(α)が少ない範囲では、アームCの回動
による口腔外平行板6の角度調整だけでも実用上十分で
ある。ところが、X線フィルムfの設置状態を規制する
フィルムホルダー31の角度αが大きくなるにつれ、図6
に示すように、それに伴って二等分法による二等分線面
F2も傾斜するため、その二等分線面F2と平行になるよ
う、単にアームCの回動だけで口腔外平行板6を6b(一
点鎖線)の状態へと角度調整して撮影を行なうと、その
場合の口腔外平行板6bに垂直なX線の照射中心線はa2と
なり、X線照射中心線がa1の場合に比べ、ずれが生ずる
ことになる。これに対し、アームAの回動調整で、口腔
外平行板6を含めU型アーム5全体の上下方向への移動
も可能な構成としてあるので、口腔外平行板6を破線の
6aで示す如く下方へ移動させた状態として二等分線面F2
に平行とすることができる。従って、その場合の口腔外
平行板6aを照準としてこれに垂直な照射中心線a1(即
ち、二等分線面F2に対しても垂直) をもってX線照射を
行なえば、上記のようなずれも緩和することができ、よ
りきめ細かく調整が行なえ、共通補助具としての汎用性
もより高めることが可能である。上述の調整要素の目盛
り11,12,13,14は、或る特定の調整位置を基準(例え
ば0目盛り)として必要な読みを付しておけば、所望の
調整状態としたときに、その患者のカルテにその読みを
記録しておくことにより、後日、同一個所を繰返し撮影
する場合でもその記録に基づき、簡単に同一条件を再現
させることができる。
【0017】このようにして、U型アーム5は、口腔外
平行板6と二等分線面F2との距離および方向を臨床の場
で容易に変えることが可能となっており、口腔内形状に
は個人差があるが、そのような患者の個人差に対しても
この共通の補助具は十分に必要な調整が実現でき、しか
も、角度および距離等の目盛りがついており、あらゆる
口腔内形状にも対応可能である。従って、患者の歯形カ
バー50を介して装着される口腔内フィルム固定装置3と
の関係では、そのフィルム固定装置3に対し、上記U型
アーム5で連結された口腔外平行板6が臨床の場で必要
に応じて自由に角度、前後、上下、左右(近遠心方向)
の各要素にわたって三次元的に可変できるものであり、
そのフィルム固定装置3と口腔外平行板6との相対的な
調整度合いが目盛りによって確認できる。
【0018】また、口腔外平行板6の構造は、図1に一
点鎖線で示すようにX線が照射されるので、X線に対し
透過し易い素材による薄板状のものとして撮影に支障な
いようになっている。同様に、X線の照射範囲に入るこ
ととなる、アーム5、アタッチメント4、フィルム固定
装置3、ホルダー31部分も、X線の透過し易い素材で形
成する。更に、口腔外平行板6のX線撮影装置側対向板
面には、図7に示すように、その表面中央部に所定径の
円61が描かれており、これに関連して、X線撮影装置本
体1側の光ファイバーケーブル9による可視光線が照射
されるようになっている。
【0019】図8A,Bに示すものは、光ファイバーケ
ーブル9の取り付けの一例を示す図で、コーン部2は、
X線撮影装置コーン23とX線撮影装置外側コーン24とか
らなり、それらコーン間において、光源装置8からの4
つに分岐された光ファイバーケーブル9の先端を固定す
る夫々の先端固定部22a 〜22d が、コーン中心軸を中心
とする所定径の円周上に90°間隔で配設されている(同
図A)。なお、各先端固定部22a〜22dには、望ましく
は夫々レンズ25a〜25dを設ける。このようにして、光
源装置8から4本の光ファイバーケーブル9を介して可
視光線をコーン部2まで導き、その先端をX線撮影装置
1のコーン22外周に4条並列に取り付けてあり、この光
ファイバーケーブル先端からは直径3乃至5ミリメート
ルのスポット可視光線をX線照射中心線と平行な状態で
口腔外平行板6へ向って照射する。これにより、撮影
時、口腔外平行板6に対しX線の照射中心線が垂直で、
かつX線撮影装置本体1の口腔外平行板6までの距離は
常に等距離であることを光ファイバーケーブル9によっ
て誘導された可視光線のスポットSを口腔外平行板6の
板面(図7)に当てることにより確認することができ
る。
【0020】今、実際の撮影の場で、図1のように各側
の補助具を組付けた撮影補助装置を患者へ装着し、かつ
その口腔外平行板6についての前述のような調整もあら
かじめ行なった状態で目標の撮影部位のX線撮影を実施
しようとする場合(なお、図6のように二等分線面F2に
対し口腔外平行板6aを最適な位置で平行状態とする調整
作業も、一度正確に行なえばよく、次からはその調整時
の記録に従えば済む)、X線照射の向きを含めた装置本
体側の撮影位置の決め方は、次のようにして行うことが
できる。即ち、撮影の位置決めにあたっては、口腔外平
行板6表面に画いた円61近傍に4本のスポット可視光
線を当て、図7のように全てその4つのスポットSが同
一円周上に集まるようX線撮影装置本体1の位置を合わ
せることにより、X線照射中心線は円61の中心を通って
図1の使用状態の口腔外平行板6に対し垂直になる。そ
の結果、二等分線面F2に対しても垂直となる。このよう
にして口腔外平行板6を照準にして、X線照射の向きに
関してX線撮影装置本体1の位置を決めることができ
る。
【0021】また、コーン部2先端と口腔外平行板6間
の距離については、その口腔外平行板6面上のスポット
Sの径の大きさに基づいて判断するものとする。あらか
じめその距離が所定の大きさ(例えば、7cm) となる場
合のスポット径を目標スポット径として設定しておき、
X線撮影装置本体1を口腔外平行板6に対し進退させ
(図1上、一点鎖線方向上において前後に位置を調節
し)、スポット径がその目標の大きさとなるようにすれ
ば、X線撮影装置コーン部2先端から口腔外平行板6ま
での間隔を、ほぼ、常にあらかじめ設定した規定値とす
ることができる。一方、口腔外平行板6から、患者の口
腔内にフィルム固定装置3のホルダー31によって固定さ
れたX線フィルムfまでの距離は、この撮影補助装置側
のU型アーム5部分の調整によって所望の値に設定され
ており、その結果、図1中のX線発生源を基点とする距
離Lは、実質的に、常に、所定の一定値に設定すること
ができることになる。このようにして、口腔外平行板6
を照準にして、X線照射距離に関しても、X線撮影装置
本体1の位置を決めることができる。上記の如くに位置
決めをした後は、通常のようにX線撮影を行なってフィ
ルム画像を得ればよく、このようにして、本発明の口腔
X線規格撮影装置によれば二等分法に従うX線撮影を適
切に実施できる。
【0022】更に、本装置によれば、撮影補助装置中の
例えばフィルム固定装置3に定型の金属片を取り付け、
フィルム画像の拡大率が把握できるようにすることもで
きる。ここに、フィルム画像の拡大率の把握は、次のよ
うな観点からのものである。即ち、図10のようにX線フ
ィルム面Ffと歯牙および周辺組織の長軸中心垂直面F1と
の間には、間隔があるため撮影によりX線フィルムfで
得られるフィルム画像は現物より少し拡大された画像に
なる。そこで、このため、本発明ではフィルム固定装置
3に例えば図1,図2,図4に参照符号32で示すような
定型のチタン片を取り付けて拡大率の把握を容易にして
いる。定型のチタン片32については、図5にその一例を
示すように、L字形状のものとし、フィルム固定装置3
の長面(上面)および短面(側面)に配される夫々の脚
の寸法L1, L2をあらかじめ所定値に設定しておく。この
ようにして、予めその寸法を定めておき、このチタン片
32がフィルムfに投射されるL字形画像の横方向(L1)成
分および縦方向(L2)成分を、その撮影で得られる基準の
画像として用いれば、拡大率の把握が適切に行える。更
に、当該チタン片32によるフィルム画像の光輝度および
黒化度が、健康な人の顎骨の骨塩量を示す値と同一とな
るように、例えば、その厚さt(図5参照)をあらかじ
め設定しておくと、このチタン片32を透過して得られる
フィルム画像の光輝度および黒化度は、これを基準と
し、その患者の撮影部位の顎骨の骨塩量について健康な
人の顎骨の骨塩量と対比する場合にも役立てることがで
きる。
【0023】以上の装置により、同一個所を再度撮影す
る場合でも、経年的に同一条件(方向と距離)が保証さ
れる。目測による位置決めにあっては、相当の熟練が要
求されたり、あるいはその都度位置が区々になりがちに
なったりするが、そのようなことが避られ、安定して容
易に従来の目測による撮影に比べ精度の高い画像が得ら
れると同時に、生態の経年的変化を正確に比較追跡する
こともできる。従ってまた、病態の変化を適切に把握
し、早期対処も可能となる。
【0024】更に、X線被爆量の減少や、ばい菌予防に
も有利である。即ち、従来では患者の口腔外には何ら目
安となる手段がないので、X線照射の範囲を広目に設定
する傾向となるが、これに対し口腔外に口腔外平行板6
がガイドとして存在するのでそのような傾向を抑えら
れ、X線を必要最小源の区域に焦点を合わせて撮影する
ことができるため、従来の放射線による被爆の量を1/
10以下に減少できる。また、完全消毒済みの手術部に患
者の指先でフィルムを保持させる従来の方法と異なり、
患者の指先が触れることがないため衛生的に、しかも安
定した状態での撮影が可能である。
【0025】図9は本発明の他の実施例におけるX線撮
影装置本体側のコーン部2の構成を示す。本実施例で
は、前記実施例のような光ファイバーケーブルを用いて
光源装置から可視光線を導く構成に代えて、口腔外平行
板6に対するスポット可視光線照射部26をコーン部2の
先端部分に90°間隔で直接4個組み込む構造とする。各
スポット可視光線照射部26は、夫々内蔵電池を電源とす
る発光ダイオード27を有し、先端には同様に夫々レンズ
25を設けてある。この構成の場合は、図1のような光源
装置8や光ファイバーケーブル9を用いないで済み、構
成が簡単となる。
【0026】また、本実施例では、コーン部2内部のX
線発生源寄りに、鉛板28を有するフィルター29を配置
し、その開口度を小さく設定してX線の照射を規制する
ように構成してある。これにより、X線照射の範囲をよ
り限定できると共に、上記の各スポット可視光線照射部
26にX線が当たらないようにすることができるので、そ
のスポット可視光線照射部26のレンズ25のX線照射が原
因の黄変色現象などの劣化防止も確実に行なうことがで
きる。
【0027】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、幾多の変更や変形が可能である。例えば、フ
ィルム固定装置に口腔外平行板を可動に連結する場合に
おいて、図3のようなU型アーム5を用いるとき、アー
ムBをアームAに対し回動可能にもなるよう構成しても
よく、また、アームAをアタッチメント4に対しスライ
ド調節可能にもなるよう取り付けるようにしてもよい。
このような調整要素も加えると、更に自在性を高めるこ
とができる。また、スライド調節や回動調節は、所定量
ずつクリック感をもって行なえるようすると、よりよ
い。また、調整後にその調整状態が使用中に変化しない
ようにその移動を確実に防止するための固定具を設ける
構成とするのは望ましい。また、フィルム固定装置に取
り付ける定型の金属片はチタンとしたが、他の金属例え
ばアルミニウムでもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明の口腔X線撮影装置によれば、X
線撮影装置本体の位置決めを目測による位置決めに依存
せず、その口腔外板を直に目視できるガイドとして適切
に行えるので、同一個所を再度撮影する場合も、経年的
に同一条件が保証され再現性がよく、従来の目測による
撮影に比べ精度の高い画像が得られ、経年的変化を正確
に比較追跡することができる。従って病態の変化を適切
に把握し、早期対処が可能ともなり、歯科診療時のX線
撮影においてその効果は大であると共に、しかも、この
場合に、同時に、口腔内のフィルム固定装置に取り付け
たそのチタン片によって、このチタン片を透過して得ら
れるフィルム画像の光輝度および黒化度を利用し、健康
な人の顎骨の骨塩量を示す値と比較対比する場合に役立
てるようにすることができる。フィルム固定装置に取り
付けるチタン片は、例えば、その厚みをあらかじめ設定
しておくと、撮影部位の顎骨の骨塩量について健康な人
の顎骨の骨塩量と対比するようにすることができる。ま
た、以下の本願発明の口腔X線撮影装置によれば、上記
効果に加えて、更に次のような効果が得られる。即ち、
その口腔外板をいわゆる二等分法における二等分線面と
平行な口腔外平行板とすれば、従来その把握が煩わしい
とされているその口腔内二等分線面が、この口腔外平行
板によって、患者の口腔外において顕在化することとな
るので、この二等分法に従うX線撮影も従来に比較して
はるかに容易に撮影の場で実施できる。即ち、歯形カバ
ーを歯部から取外した状態で上記二等分線面と平行とな
るように口腔外板をフィルム固定装置に対して設定する
ことができ、実際の撮影時には歯形カバーを歯部に装着
しその口腔外平行板に対して垂直にX線が入射するよう
に位置決めをすればよい。また、可視光線のスポットを
口腔外板に当てることによりX線照射の状態を確認する
ようにすれば、より適切な位置決めができ、また、フィ
ルム固定装置に対し、口腔外板が臨床の場で必要に応じ
て自由にその角度、前後位置等を可変できるようにし、
かつ口腔外板の調整度合いが目盛りによって確認できる
ようにすると、口腔内形状の個人差にも広く対応でき
る。また、フィルム固定装置に定型のチタン片を取り付
けて拡大率の把握を容易にするようにすることもでき
る。定型のチタン片については、例えばL字形状のもの
とし、夫々の脚の寸法をあらかじめ所定値に設定してお
き、このようにして、予めその寸法を定めておいて、こ
のチタン片がフィルムに投射されるL字形画像の横方向
成分および縦方向成分を、その撮影で得られる基準の画
像として用いれば、拡大率の把握が適切に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による口腔X線規格撮影装置の一実施例
の全体構成を示す図である。
【図2】口腔内フィルム固定装置部分に対する口腔外平
行板の組み付け説明図である。
【図3】アタッチメント、U型アーム、および口腔外平
行板部分の平面図である。
【図4】歯形カバー及び口腔内フィルム固定装置からな
る患者用補助具を示す斜視図である。
【図5】金属片の一例を示す図である。
【図6】U形アームによる調整の一例を示す図である。
【図7】口腔外平行板の具体例を示す図である。
【図8】X線撮影装置コーン部の端面図(A) 、及び側面
図(B) である。
【図9】本発明による口腔X線規格撮影装置の他の実施
例におけるX線撮影装置本体側のコーン部の構成を示す
図である。
【図10】二等分法の模式的説明図である。
【符号の説明】
1 X線撮影装置 2 X線撮影装置コーン部 3 口腔内フィルム固定装置 4 U型アームアタッチメント 5 U型アーム 6 口腔外平行板 8 光源装置 9 光ファイバーケーブル 11 間隔調整目盛り 12 口腔外平行板伸縮目盛り 13 口腔外平行板取り付け角度目盛り 14 U型アーム全体回動目盛り 22, 22a 〜22d 光ファイバーケーブル先端固定部 23 X線撮影装置コーン 24 X線撮影装置外側コーン 26 スポット可視光線照射部 27 発光ダイオード 31 フィルムホルダー 32 定型チタン片 33 ピン差込み孔 41 ピン 50 歯形カバー 61 円 A 〜C アーム S スポット f X線フィルム F1 歯牙および周辺組織の長軸中心垂直面 F2 二等分線面 a, a1, a2 X線照射中心線

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯牙および歯牙周辺組織部をX線の照射
    によりX線撮影する装置において、口腔内に歯科用フィ
    ルムを保持させるフィルム固定装置を歯形カバーに設
    け、このフィルム固定装置と連結して口腔外に変位可能
    に配置されるように板を取り付け、この口腔外板を、X
    線撮影装置本体からのX線の照射方向と照射距離を設定
    するガイドとなるように構成し、このフィルム固定装置
    にチタン片を取付け、その取り付けるチタン片は、これ
    を透過して得られるフィルム画像の光輝度および黒化度
    が、健康な人の顎骨の骨塩量を示す値と同一のものとな
    るように選定したことを特徴とする口腔X線規格撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 前記口腔外板が、前記フィルム固定装置
    により口腔内に固定された歯科用フィルムのフィルム面
    と撮影部位の歯牙および周辺組織の長軸中心垂直面との
    二等分線面と平行であることを特徴とする請求項1記載
    の口腔X線規格撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記X線撮影装置本体側に可視光線照射
    部を設け、この可視光線部から前記口腔外板の板面に複
    数の可視光線のスポットを当てることより、その口腔外
    板に対しX線の照射が垂直で、かつその口腔外板とX線
    撮影装置本体との間隔が所定距離であることを視認でき
    るようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の口腔X線規格撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルム固定装置に対し、前記口腔
    外板を可動すると共に、そのフィルム固定装置に対する
    口腔外における板面の角度および位置調整の度合いが目
    盛りによって認識できるようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載の口腔X線規格撮
    影装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルム固定装置に取り付けるチタ
    ン片を定型のチタン片とし、このチタン片による撮影像
    に基づきフィルム画像の拡大率が把握できるようにした
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の口腔X線規格
    撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルム固定装置に取り付けるチタ
    ン片は、その厚みをあらかじめ設定して、撮影部位の顎
    骨の骨塩量について健康な人の顎骨の骨塩量と対比する
    ようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のい
    ずれかに記載の口腔X線規格撮影装置。
JP4127407A 1992-05-20 1992-05-20 口腔x線規格撮影装置 Expired - Fee Related JP2608660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4127407A JP2608660B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 口腔x線規格撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4127407A JP2608660B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 口腔x線規格撮影装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05317307A JPH05317307A (ja) 1993-12-03
JP2608660B2 true JP2608660B2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=14959222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4127407A Expired - Fee Related JP2608660B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 口腔x線規格撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2608660B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010122923A1 (ja) * 2009-04-21 2010-10-28 株式会社ニックス 口腔内x線撮影補助装具および口腔内x線撮影システム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2581076Y2 (ja) * 1993-06-16 1998-09-17 株式会社モリタ製作所 医療用x線装置、照射筒および医療用位置表示装置
JP4607516B2 (ja) * 2004-07-30 2011-01-05 株式会社吉田製作所 X線撮影用補助具、x線撮影方法及びx線撮影像の処理方法
JP5046284B2 (ja) * 2007-08-23 2012-10-10 株式会社吉田製作所 歯科用x線撮影素子保持具
CN104080406A (zh) * 2012-01-26 2014-10-01 彼得·梅尔 传感器定位和稳定装置
DE102017125671B4 (de) * 2017-11-03 2021-07-01 Sicat Gmbh & Co. Kg Haltevorrichtung für Röntgenfilme
CN110313932A (zh) * 2019-07-29 2019-10-11 上海东方肝胆外科医院 一种用于齿科摄片的固定支架和方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0451777Y2 (ja) * 1987-09-16 1992-12-07
JPH0229928U (ja) * 1988-08-15 1990-02-26
JPH02104174A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Toshiba Corp X線診断装置
JPH08192Y2 (ja) * 1990-05-01 1996-01-10 豊田合成株式会社 収納ケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010122923A1 (ja) * 2009-04-21 2010-10-28 株式会社ニックス 口腔内x線撮影補助装具および口腔内x線撮影システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05317307A (ja) 1993-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7785007B2 (en) Bite device used with a panorama X-ray device
US8366442B2 (en) Dental apparatus for radiographic and non-radiographic imaging
DK3062726T3 (en) NAVIGATION SYSTEM AND PROCEDURE FOR DENTAL SURGERY AND CRANIO-MAXILLO-FACIAL SURGERY
US7424091B2 (en) Combined panoramic, CT (computed tomography) and cephalometric photographing apparatus
US5921927A (en) Positioning method and apparatus for X-ray tomography
US4866750A (en) Image receptor holder and bite block device
US5416822A (en) Device for registering a dental radiograph having distortion measuring capability and method for using the same
JP7078210B2 (ja) 3次元歯科用イメージングのための固定式口腔内トモシンセシスイメージングシステム、方法、およびコンピュータ可読媒体
US9386958B2 (en) Intra-oral X-ray imaging device equipped with camera
JP2022504815A (ja) 歯の色を決定するためのシステム及び方法、並びにシステムにおいて使用するためのアタッチメント
JP2608660B2 (ja) 口腔x線規格撮影装置
US4144460A (en) Method and device for radiographing human jaw joints
US9579074B2 (en) Intra-oral X-ray imaging device for detecting X-rays from outside the oral cavity
US20230263486A1 (en) Visible light projection indicator for dental x-ray imaging apparatus and method of using same
FI87135B (fi) Anordning foer aostadkommande av panorama-roentgenbildsprojektioner.
JPH09313482A (ja) レーザーを利用した歯科x線規格撮影装置
JP2719089B2 (ja) X線フィルム体並びに基準用金属片付きシート体、及びx線撮影装置
Windhorn Fabrication and use of a simple implant placement guide
JPH10314165A (ja) 歯科用x線断層撮影装置の歯列位置決め装置及び歯列 位置決め方法
JP5647043B2 (ja) X線照射方向明示器、x線照射方向明示器を備えた照射筒、及びx線照射方向明示器を備えたx線発生装置
JPH0745205Y2 (ja) 顎関節撮影用アダプタ
JP2581076Y2 (ja) 医療用x線装置、照射筒および医療用位置表示装置
KR20090120909A (ko) 구강외 촬영방식 엑스레이 구강촬영장치
CN215839141U (zh) 一种用于口腔牙片机摆位的激光定位机构
JPH0316558A (ja) イメージリセプター保持器及びバイトブロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees