JPH11275153A - 無線データ通信方法及び無線データ通信装置 - Google Patents

無線データ通信方法及び無線データ通信装置

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JPH11275153A
JPH11275153A JP10071885A JP7188598A JPH11275153A JP H11275153 A JPH11275153 A JP H11275153A JP 10071885 A JP10071885 A JP 10071885A JP 7188598 A JP7188598 A JP 7188598A JP H11275153 A JPH11275153 A JP H11275153A
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JP
Japan
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digital network
data
communication line
wireless
data communication
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JP10071885A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Ono
友義 大野
Osamu Nakamura
修 中村
Hideo Matsuki
英生 松木
Toshinori Tanaka
利憲 田中
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信端末がデジタル網と無線通信回線
を介して他のデータ通信端末とデータ通信を行う系にお
ける制御に関し、当該通信に用いられるデジタル網通信
回線の利用効率を向上させることを目的とする。 【解決手段】無線データ通信装置の無線インタフェース
側は、回線交換の呼接続手順で無線通信回線を確立して
データを送受信する機能を具備し、デジタル網インタフ
ェース側は、デジタル網パケット通信回線の呼接続手順
で通信回線を確立して、データの送受信を行う機能と、
回線交換の呼接続手順でデジタル網通信回線を確立し
て、データの送受信を行う機能とを具備し、呼接続要求
があった場合に、無線インタフェース側は、回線交換の
呼接続手順で無線通信回線の確立を行い、デジタル網イ
ンタフェース側は、デジタル網パケット通信回線の呼接
続手順でデジタル網パケット通信回線を確立し、データ
通信端末間で伝送される一定時間間隔のデータ量が、予
め設定されている閾値と異なった場合に、デジタル網イ
ンタフェース側のデジタル網パケット通信回線とデジタ
ル網通信回線とを自動的に切り替えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信端末が
デジタル網と無線通信回線を介して他のデータ通信端末
とデータ通信を行う系における制御に関し、特に、当該
通信に用いられるデジタル網通信回線の利用効率を向上
させることの可能な無線データ通信方法に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の無線データ通信のシステム構成の
例を図6に示す。また、従来の呼接続時の呼接続シーケ
ンスを図7に示す。従来の無線データ通信では、図7に
示すシーケンスのようにデータ通信装置2は、データ通
信端末1からのデータ通信開始要求を受け、子機または
移動局3へ呼接続要求を行う。
【0003】子機または移動局3は、無線データ通信装
置4′へ回線交換の無線通信回線の割当要求信号を送出
し、無線データ通信装置4′は、子機または移動局3
へ、無線通信回線品質を満足する無線通信回線の検索を
行い、割当を行う。このようにして、当該子機または移
動局3と当該無線データ通信装置4′の間で無線通信回
線の確立が行われる。
【0004】無線データ通信装置4′は、無線通信回線
の確立の後、デジタル網5に対して、回線交換のデジタ
ル網通信回線の割当要求を行う。デジタル網通信回線の
割当要求を受けたデジタル網5は、当該無線データ通信
装置4′に対してデジタル網通信回線の割当を行い当該
無線データ通信装置4′とデジタル網5の間でデジタル
網通信回線を確立する。
【0005】子機、または移動局3から送出される無線
通信回線の割当要求信号、及び無線データ通信装置4′
から送出されるデジタル網通信回線割当要求信号には、
データ通信端末1が通信を行いたい通信相手であるデー
タ通信端末7が接続されている所のデータ通信装置6が
つながっているデジタル網通信回線の回線番号が含まれ
ている。
【0006】デジタル網5は、この情報に基づいて、デ
ータ通信装置6が接続されているデジタル網通信回線の
回線番号を判読し、当該デジタル網通信回線へ着信呼出
を行うために、デジタル網通信回線割当信号を送出す
る。当該デジタル網通信回線割当信号を受信したデータ
通信装置6は、デジタル網5との間でデジタル網通信回
線を確立する。
【0007】以上の無線通信回線及びデジタル網通信回
線の確立により、呼接続動作は、完了し、データ通信装
置6は、データ通信端末7に対して呼接続完了通知を行
うと共に、デジタル網5に対しても呼接続完了信号を送
出する。以上の手順により、データ通信を行うための通
信回線が設定され、データ通信端末間でデータ通信が開
始されるが、従来のデータ通信では、一旦確立されたデ
ータ通信のための無線通信回線、及びデジタル網通信回
線は、ユーザからのデータ通信終了要求があるまで保持
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
データ通信では、一旦確立されたデータ通信のための無
線通信回線、及びデジタル網通信回線は、ユーザからの
データ通信終了要求があるまで保持される。WWWのよ
うなインターネットアクセスのデータ通信呼などでは、
ユーザが受信データの閲覧をしている間等、確立してい
る無線通信回線、及びデジタル網通信回線にてデータの
送受信がされない時間がある。
【0009】従来の無線データ通信方法では、このよう
にデータの送受信がされない場合でも、無線通信回線、
及びデジタル網通信回線が保持されるので、当該無線通
信回線及びデジタル網通信回線の利用効率が低いという
課題があった。本発明は、このような従来の通信回線の
利用効率が低いという課題を解決するためになされたも
ので、通信回線の利用効率を高めることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段によって解
決される。すなわち、請求項1の発明は、無線インタフ
ェースとデジタル網インタフェースを具備し、子機にデ
ータ通信装置を介して接続されるデータ通信端末との間
では無線インタフェースを介してデータの送受信を行
い、デジタル網側にデータ通信装置を介して接続される
データ通信端末との間では、デジタル網インタフェース
を介してデータの送受信を行う無線データ通信装置にお
いて、
【0011】無線インタフェース側は、回線交換の呼接
続手順で無線通信回線を確立し、当該無線通信回線にて
データを送受信する機能を具備し、デジタル網インタフ
ェース側は、デジタル網パケット通信回線の呼接続手順
でデジタル網パケット通信回線を確立し、
【0012】当該デジタル網パケット通信回線にてデー
タの送受信を行う機能と、回線交換の呼接続手順でデジ
タル網通信回線を確立し、当該デジタル網通信回線にて
データの送受信を行う機能とを具備し、呼接続要求があ
った場合に、無線インタフェース側は、回線交換の呼接
続手順で無線通信回線の確立を行い、デジタル網インタ
フェース側は、デジタル網パケット通信回線の呼接続手
順でデジタル網パケット通信回線を確立し、
【0013】子機または移動局にデータ通信装置を介し
て接続されているデータ通信端末とデジタル網にデータ
通信装置を介して接続されているデータ通信端末との間
で送受信される一定時間間隔のデータ量が、予め設定さ
れている閾値を上回ったか、または下回った場合に、デ
ジタル網インタフェース側のデジタル網パケット通信回
線でのデータ通信とデジタル網通信回線でのデータ通信
を自動的に切り替える無線データ通信方法である。
【0014】請求項2の発明は、前記請求項1記載の無
線データ通信方法において、無線通信回線は移動無線通
信回線であり、子機は移動局であるように構成したもの
である。
【0015】請求項3の発明は、子機、あるいは移動局
との間で無線信号を授受する送受信部と、該送受信部に
接続され、送受信信号の変復調に際してベースバンド信
号の処理を行うと共に、復調されたベースバンド信号を
デジタル信号に変換して制御信号とデータ信号に分離す
るベースバンド信号処理部と、回線交換の呼接続手順で
無線通信回線の確立を行い、該無線通信回線で送受信さ
れるデータ信号の抽出を行う無線通信回線制御部と、
【0016】上記無線通信回線制御部で抽出された無線
側のデータを送受信するためのデータ伝送制御プロトコ
ルを実行する無線データ通信制御部と、回線交換の呼接
続手順でデジタル網通信回線の確立を行い、該デジタル
網通信回線で送受信されるデータ信号の抽出を行うデジ
タル網通信回線制御部と、デジタル網パケット通信回線
の呼接続手順でデジタル網パケット通信回線の確立を行
い、該デジタル網パケット通信回線で送受信されるデー
タ信号の抽出を行うデジタル網パケット通信回線制御部
と、
【0017】上記デジタル網通信回線制御部、又はデジ
タル網パケット通信回線制御部で抽出されたデジタル網
側のデータを送受信するためのデータ伝送制御プロトコ
ルを実行するデジタル網データ通信制御部と、上記デジ
タル網パケット通信回線制御部と、上記デジタル網デー
タ通信制御部とデジタル網との間にあって、その間のイ
ンタフェースを調整するデジタル網インタフェース部と
を備えて成る無線データ通信装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明を実施する系の構成
の例を示す図であって、数字符号1,7はデータ通信端
末、2,6はデータ通信装置、3は子機又は移動局、4
は無線データ通信装置、5はデジタル網を表わしてい
る。以下の説明においてもこれらの数字符号を引用して
いる。本発明は、同図におけるデータ通信端末1と、デ
ータ通信端末7との間でデータ通信を行う場合に適用さ
れるもので、主として無線データ通信装置4の制御に係
る。
【0019】図2は、無線データ通信装置の構成の例を
示す図である。図3は、本発明が実施される呼接続シー
ケンス例を示す図である。以下これらの図を用いて本発
明の実施の形態について説明する。ここで、データ通信
端末1からデータ通信端末7へ発信接続する場合をを考
える。データ通信を行うためにデータ通信端末1からデ
ータ通信装置2へデータ通信開始要求信号の送出を行
う。
【0020】この時、当該データ通信開始要求信号に
は、データ通信端末1が通信を行うデータ通信端末7に
接続されているデータ通信装置6がつながっているデジ
タル網5の回線番号の情報が含まれている。当該データ
通信装置2は、子機、または移動局3に呼接続要求を行
う。本呼接続要求信号にも、前記回線番号の情報が含ま
れる。
【0021】さらに、子機、または移動局3は、無線デ
ータ通信装置4に対して、無線通信回線の割当要求を無
線通信回線割当要求信号にて行う。無線データ通信装置
4は、これから行うデータ通信の無線品質を満足する無
線通信回線を選択し、子機lまたは移動局3に無線通信
回線割当信号にて、無線通信回線の割当を行う。
【0022】こうすることにより、子機、または移動局
3と無線データ通信装置4の間で無線通信回線が確立さ
れる。ここでの無線通信回線は、無線通信回線制御部1
4により、回線交換の手順で確立される。無線通信回線
割当要求信号にも、前記回線番号の情報が含まれてい
る。本回線番号の情報の解読は、制御部13により行わ
れる。
【0023】子機、または移動局3と、無線データ通信
装置4の間で無線通信回線が確立されると、無線データ
通信装置4は、デジタル網パケット通信回線の割当要求
をデジタル網5に対して、デジタル網パケット通信回線
割当要求信号にて行う。この制御は、制御部13からデ
ジタル網パケット通信回線制御部18に対する指令によ
り行われる。
【0024】デジタル網パケッ卜通信回線制御部18
は、デジタル網インタフェース部19を介してデジタル
網5と接続されている。デジタル網5は、着信呼出を行
うために、無線データ通信装置4にデジタル網パケット
通信回線割当信号にて、デジタル網パケット通信回線の
割り当てを行う。こうすることにより、無線データ通信
装置4とデジタル網5の間でデジタル網パケット通信回
線が確立される。
【0025】デジタル網5は、データ通信装置6との間
でデジタル網パケット通信回線の確立を行い、データ通
信装置6は、デジタル網パケット通信回線が確立したこ
とをデータ通信端末7へ呼接続完了通知信号で通知する
と共に、デジタル網5に呼接続完了を示す信号を送出す
る。本呼接続完了信号は、デジタル網5、無線データ通
信装置4、子機1または移動局3、データ通信装置2、
データ通信端末1と伝送される。
【0026】以上のように、無線通信回線、デジタル網
パケット通信回線の確立が終了すると、データ通信端末
1とデータ通信端末7の間でデータ通信が開始される。
データ通信端末1カ、ら送出されるデータは、データ通
信装置2を介して無線データ通信装置4の無線データ通
信制御部15へ送られる。当該データは、無線区間を経
由するため無線品質劣化に伴うエラーが生じるため、一
般に無線通信回線で発生した誤り回復の制御手順を備え
ている。
【0027】当該誤り回復の制御手順が、無線データ通
信装置2と無線データ通信装置4の無線データ通信制御
部15との間で行われることになる。誤り回復の制御が
行われたデータは、無線データ通信装置4のデジタル網
データ通信制御部16へ送られる。ここでも、同様にデ
ジタル網データ通信制御部16とデータ通信装置6との
間でデジタル網に最適な誤り回復の制御が行われる。
【0028】デジタル網データ通信制御部16に送られ
たデータは、無線データ通信装置4とデジタル網5との
間でデジタル網パケット通信回線が確立しているため、
さらにデジタル網パケット通信回線制御部18へ送られ
る。デジタル網データ通信制御部16からデジタル網パ
ケット通信回線制御部18へデータを送るかデジタル網
通信回線制御部17へデータを送るかの切替制御は、制
御部13により行われる。
【0029】デジタル網パケット通信回線制御部18
は、デジタル網データ通信制御部16から送られたデー
タをデジタル網のパケット信号に変換して、デジタル網
インタフェース部19を介して、デジタル網5へ送られ
る。デジタル網5へ送られたデータは、さらにデータ通
信装置6を経て、データ通信端末7へ送られる。制御部
13は、無線データ通信制御部15を経て送受信される
データ量を一定時間間隔で監視しており、当該データ量
が記憶部20に蓄積されている設定値を越えているが)
どうかを監視する。
【0030】例えば、当該設定値がl0kbit/sであった
場合、監視の時間間隔を1秒とすれば、当該監視時間内
に送受信されるデータ量がlOkbit以上であった場合に
設定値を越えたと判断する。制御部13が設定値を越え
たと判断した場合、デジタル網データ通信回線制御部1
6に対して、回線交換の手順で、無線データ通信装置4
とデジタル網パケット通信回線が既に確立しているデー
タ通信装置6との間にデジタル網通信回線の確立を指示
する。
【0031】この時の接続シーケンス例を図4に示す。
つまり、無線データ通信装置4は、デジタル網通信回線
の割当要求をデジタル網5に対して、デジタル網通信回
線割当要求信号にて通知する。この制御は、制御部13
からデジタル網通信回線制御部17に対する指令により
行われる。デジタル網通信回線制御部17は、デジタル
網インタフェース部19を介してデジタル網5と接続さ
れている。
【0032】デジタル網5は、無線データ通信装置4に
デジタル網通信回線割当信号にて、デジタル網通信回線
の割当を行う。こうすることにより、無線データ通信装
置4とデジタル網5の間でデジタル網通信回線が確立さ
れる。デジタル網5は、データ通信装置6との間でデジ
タル網通信回線の確立を行いデータ通信装置6は、デジ
タル網通信回線が確立したことをデジタル網5に回線交
換接続完了を示す信号を送出する。
【0033】本回線交換接続完了の信号は、デジタル網
5を介して無線デ一タ通信装置4へ伝送される。無線デ
ータ通信装置4は、当該回線交換接続完了信号を受信す
ることで、デジタル網通信回線が、無線データ通信装置
4とデータ通信装置6との間に確立できたことを知るこ
とができる。
【0034】制御部13は、デジタル網データ通信制御
部16とデジタル網パケット通信回線制御部18の間で
送受信されているデータを、デジタル網データ通信制御
部16とデジタル網通信回線制御部17へ切り替える。
以後、デジタル網インタフェース部19を介して送受信
されるデータは、デジタル網通信回線制御部17を通し
てデジタル網データ通信制御部16とやりとりされる。
【0035】さらに、制御部13は、無線データ通信制
御部15を経て送受信されるデータ量をー定時間間隔で
監視しており、当該データ量が記憶部20に蓄積されて
いる設定値を下回ったと判断した場合、制御部13は、
デジタル網通信回線制御部17に対して、デジタル網通
信回線の解放を指示する。指示を受けたデジタル網通信
回線制御部17は、デジタル網インタフェース部19を
介してデジタル網5に対して、回線交換の手順で、デジ
タル網通信回線解放要求信号を送出する。
【0036】この時の解放シーケンス例を図5に示す。
デジタル網5は、無線データ通信装置4にデジタル網通
信回線解放完了信号を送って、デジタル網通信回線の解
放を行う。さらに、デジタル網5は、データ通信装置6
との間でデジタル網通信回線の解放を行い、データ通信
装置6は、デジタル網通信回線を解放したことを通知す
るために、デジタル網5に回線交換解放完了信号を送出
する。
【0037】この回線交換解放完了の信号は、デジタル
網5を介して無線データ通信装置4へ伝送される。こう
することにより、無線データ通信装置4とデジタル網
5、データ通信装置6の間のデジタル網通信回線は解放
される。制御部13は、デジタル網データ通信制御部1
6とデジタル網通信回線制御部17の間で送受信されて
いるデータをデジタル網データ通信制御部16とデジタ
ル網パケット通信回線制御部18へ切り替える。
【0038】以後、デジタル網インタフェース部19を
介して送受信されるデータは、デジタル網パケット通信
回線制御部18を通してデジタル網データ通信制御部1
6とやりとりされる。この場合、呼接続時にデジタル網
パケット通信回線が既に確立されているので、再度、デ
ジタル網パケット通信回線の確立を行う必要はない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ通信端末間で送受信されるデータ量により、デジ
タル網パケット通信回線を用いるか、デジタル網通信回
線を用いるかを切り替えるので、特に、WWWのような
インターネットアクセスのデータ通信呼のように、ユー
ザが受信データの閲覧をしている間等、確立しているデ
ジタル網通信回線にてデータの送受信されていない時間
があるときには、デジタル網パケット通信回線を用いる
ように制御されるため、デジタル網の回線利用効率を向
上させることができる。
【0040】また、これによって、デジタル網全体での
呼損を減らすことが可能となる。更に、ユーザから発呼
してデジタル網通信回線を用いると時間課金されるが、
データの送受信が行われていないか、または、非常に少
ないデータ量の送受信しか行われていない間は、デジタ
ル網パケット通信回線へ自動的に切り替わるので、回線
使用料金の低減も期待できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する無線データ通信システムの構
成の例を示す図である。
【図2】本発明を実施する無線データ通信装置の構成の
例を示す図である。
【図3】本発明の呼接続シーケンスを説明する図であ
る。
【図4】本発明のデジタル網通信回線確立のシーケンス
を示す図である。
【図5】本発明のデジタル網通信回線解放のシーケンス
を示す図である。
【図6】従来の無線データ通信システムの構成の例を示
す図である。
【図7】従来の呼接続シーケンスを説明する図である。
【符号の説明】
1、7 データ通信端末 2、6 データ通信装置 3 子機または移動局 4 無線データ通信装置 5 デジタル網 10 アンデナ 11 送受信部 12 ベースバンド信号処理部 13 制御部 14 無線通信回線制御部 15 無線データ通信制御部 16 デジタル網データ通信制御部 17 デジタル網通信回線制御部 18 デジタル網パケット通信回線制御部 19 デジタル網インタフェース部 20 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 利憲 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線インタフェースとデジタル網インタ
    フェースを具備し、子機にデータ通信装置を介して接続
    されるデータ通信端末との間では無線インタフェースを
    介してデータの送受信を行い、デジタル網側にデータ通
    信装置を介して接続されるデータ通信端末との間では、
    デジタル網インタフェースを介してデータの送受信を行
    う無線データ通信システムにおいて、 無線インタフェース側は、回線交換の呼接続手順で無線
    通信回線を確立し、当該無線通信回線にてデータを送受
    信する機能を具備し、 デジタル網インタフェース側は、デジタル網パケット通
    信回線の呼接続手順でデジタル網パケット通信回線を確
    立し、当該デジタル網パケット通信回線にてデータの送
    受信を行う機能と、 回線交換の呼接続手順でデジタル網通信回線を確立し、
    当該デジタル網通信回線にてデータの送受信を行う機能
    とを具備し、 呼接続要求があった場合に、無線インタフェース側は、
    回線交換の呼接続手順で無線通信回線の確立を行い、デ
    ジタル網インタフェース側は、デジタル網パケット通信
    回線の呼接続手順でデジタル網パケット通信回線を確立
    し、 子機にデータ通信装置を介して接続されているデータ通
    信端末とデジタル網にデータ通信装置を介して接続され
    ているデータ通信端末との間で送受信される一定時間間
    隔のデータ量が、予め設定されている閾値を上回った
    か、または下回った場合に、 デジタル網インタフェース側のデジタル網パケット通信
    回線でのデータ通信とデジタル網通信回線でのデータ通
    信を自動的に切り替えることを特徴とする無線データ通
    信方法。
  2. 【請求項2】 無線通信回線は移動無線通信回線であ
    り、子機は移動局である請求項1に記載の無線データ通
    信方法。
  3. 【請求項3】 子機、あるいは移動局との間で無線信号
    を授受する送受信部と、 該送受信部に接続され、送受信信号の変復調に際してベ
    ースバンド信号の処理を行うと共に、復調されたベース
    バンド信号をデジタル信号に変換して制御信号とデータ
    信号に分離するベースバンド信号処理部と、 回線交換の呼接続手順で無線通信回線の確立を行い、該
    無線通信回線で送受信されるデータ信号の抽出を行う無
    線通信回線制御部と、 上記無線通信回線制御部で抽出された無線側のデータを
    送受信するためのデータ伝送制御プロトコルを実行する
    無線データ通信制御部と、 回線交換の呼接続手順でデジタル網通信回線の確立を行
    い、該デジタル網通信回線で送受信されるデータ信号の
    抽出を行うデジタル網通信回線制御部と、 デジタル網パケット通信回線の呼接続手順でデジタル網
    パケット通信回線の確立を行い、該デジタル網パケット
    通信回線で送受信されるデータ信号の抽出を行うデジタ
    ル網パケット通信回線制御部と、 上記デジタル網通信回線制御部、又はデジタル網パケッ
    ト通信回線制御部で抽出されたデジタル網側のデータを
    送受信するためのデータ伝送制御プロトコルを実行する
    デジタル網データ通信制御部と、 上記デジタル網パケット通信回線制御部と、上記デジタ
    ル網データ通信制御部とデジタル網との間にあって、そ
    の間のインタフェースを調整するデジタル網インタフェ
    ース部とを備えて成ることを特徴とする無線データ通信
    装置。
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