JPH11275021A - 光増幅装置 - Google Patents

光増幅装置

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JPH11275021A
JPH11275021A JP10072434A JP7243498A JPH11275021A JP H11275021 A JPH11275021 A JP H11275021A JP 10072434 A JP10072434 A JP 10072434A JP 7243498 A JP7243498 A JP 7243498A JP H11275021 A JPH11275021 A JP H11275021A
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optical
signal light
optical amplifier
amplifying
optical amplifying
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JP10072434A
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Michikazu Shima
道和 島
Hiroshi Nishimoto
央 西本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
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Abstract

(57)【要約】 【課題】波長多重された信号光を一括して増幅する光増
幅装置において、広い入力ダイナミックレンジの入力信
号光に対して飽和することなく増幅動作し、利得の波長
依存性の影響を抑制した光増幅装置を提供する。 【解決手段】本光増幅装置は、縦続接続された3つの光
増幅部1,3,5と、光増幅部3に入力される信号光の
パワーレベルを調整して光増幅部5から出力される信号
光OUTのレベルを一定に制御する光減衰部7と、光増
幅部3,5の間に設けられた分散補償ファイバ8と、か
ら構成され、各光増幅部1,3,5はAGC回路19,
39,60によって利得が一定に制御される。光増幅部
を3段構成としたことで初段の光増幅部1の利得を小さ
く設定できるため、パワーレベルの高い信号光INが入
力されても光増幅部1が飽和することなく利得一定制御
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重された信
号光を一括して増幅する光増幅装置に関し、特に、利得
の波長依存性による影響を低減させた光増幅装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の光増幅装置としては、例えば、エ
ルビウム(Er)等の希土類元素をドープした光ファイ
バ等を用いて光の直接増幅を行なうものがある。この希
土類ドープファイバ等を用いた光増幅装置は、利得に波
長依存性があるため、複数の波長の信号光が多重化され
た波長多重信号光を一括して増幅するような場合に各波
長間の利得偏差が問題となる。光増幅装置における複数
の波長間の利得の傾き(ゲインチルト)は、光増幅装置
の利得に応じて変化することが知られている。このゲイ
ンチルトの変化を抑制するために、例えば、光増幅装置
の利得を一定に制御する自動利得制御(AGC)を行な
う方式等が提案されている。
【0003】このような従来の光増幅装置としては、例
えば、本出願人の先願である特開平8−248455号
公報に記載された波長多重用光増幅器がある。この波長
多重用光増幅器は、AGCを行なった2段の光増幅器を
縦続接続することで互いの光増幅器の利得の波長依存性
を相殺させたものである。また例えば、特開平9−21
9696号公報等でも、AGCを行なった2段構成の光
増幅装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光増幅装置では、入力光パワーが増加した場合、光
増幅装置に供給される励起パワーが限界となって光増幅
装置が飽和してしまうため、正常なAGC動作ができな
くなる。このような場合、光増幅装置の利得の波長依存
性により、出力光の波長間のゲインチルトが増大してし
まう。このため、光増幅装置としては十分な入力ダイナ
ミックレンジが確保できないという問題が発生する。
【0005】例えば、図8に示すようなAGC回路10
1,201の設けられた2段構成の光増幅器100,2
00を用いた光増幅装置を考える。ただし、ここでは前
段の光増幅器100及び後段の光増幅器200の間に、
可変光減衰器300及び分散補償ファイバ(DCF)4
00が設けられていて、可変光減衰器300には出力信
号光OUTのレベルを一定にする自動レベル制御(AL
C)回路301が設けられているものとする。この光増
幅装置のレベルダイヤを図9に示す。
【0006】図9では、各光増幅器100,200の出
力光パワーの飽和レベルがS1,S2で示してある。こ
こでは、光増幅器200の出力光パワーが飽和レベルS
2付近で一定となるように可変光減衰器300の減衰量
がALC回路301により制御されている。AGC回路
101によって光増幅器100の利得が一定に制御され
るので、光増幅器100の入出力間の信号光レベルの傾
きは入力信号光INがレベルPi(MIN) 〜Pi(MAX) の
範囲で変化しても一定となる。したがって、図に点線で
示すように入力信号光INの最大レベルPi(MAX) が大
きくなると、光増幅器100の出力光が飽和してしま
う。このため、前述した波長間のゲインチルトの増大を
防ぐためには、図に実線で示すような狭い入力ダイナミ
ックレンジしか確保できなくなってしまう。
【0007】本発明は上記問題点に着目してなされたも
ので、広い入力ダイナミックレンジで多波長の信号光を
一括して増幅しても、出力信号光の各波長間のゲインチ
ルトの増大を抑制できる光増幅装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明の光増幅
装置の1つの態様は、波長多重された信号光を一括して
増幅する第1光増幅手段と、該第1光増幅手段に縦続接
続され、前記第1光増幅手段から出力される信号光を増
幅して出力する第2光増幅手段と、を備えた光増幅装置
において、前記第1光増幅手段が、信号光を増幅する縦
続接続された少なくとも2つの光増幅部を含み、該光増
幅部のうちの初段の光増幅部が、第1光増幅手段に設定
された所定の利得よりも小さな利得で信号光を増幅する
構成とする。
【0009】かかる構成では、波長多重された信号光
が、まず第1光増幅手段の各光増幅部によって増幅さ
れ、次に第2光増幅手段で増幅される。第1光増幅手段
に少なくとも2つの光増幅部を設けて3段以上の光増幅
構成としたことで、第1光増幅手段の初段の光増幅部の
利得が、第1光増幅手段全体として設定された所定の利
得よりも小さく設定されるため、より高いパワーレベル
の信号光が初段の光増幅部に入力されても、初段の光増
幅部が飽和することなく光増幅動作するようになる。
【0010】また、上記光増幅装置について、前記第1
光増幅手段の各光増幅部及び前記第2光増幅手段が、各
々の利得をそれぞれ略一定に制御する利得制御部をそれ
ぞれ備えるようにしてもよい。これにより、各増幅部及
び第2光増幅手段の利得が利得制御部により略一定に制
御されることで利得の波長依存性が抑制されるため、各
波長間の利得偏差の小さい出力信号光が得られるように
なる。
【0011】さらに、前記第1光増幅手段の2段目以降
の光増幅部に入力される信号光及び前記第2光増幅手段
に入力される信号光のうちの少なくとも1つの信号光を
減衰させる光減衰手段と、該光減衰手段の減衰量を調整
して、前記第2光増幅手段から出力される信号光のパワ
ーレベルを略一定に制御するレベル制御手段と、を備え
て構成してもよい。かかる構成によれば、本光増幅装置
から出力される信号光のパワーレベルが略一定に制御さ
れるようになる。
【0012】また、本発明の光増幅装置の他の態様は、
波長多重された信号光を一括して増幅する第1光増幅手
段と、該第1光増幅手段に縦続接続され、前記第1光増
幅手段から出力される信号光を増幅して出力する第2光
増幅手段と、を備えた光増幅装置において、前記第1光
増幅手段に入力される信号光を減衰させる光減衰手段
と、前記第2光増幅手段から出力される信号光のパワー
レベルを基に前記光減衰手段の減衰量を調整して、前記
第1光増幅手段に入力される信号光のパワーレベルが、
前記第1光増幅手段が飽和状態となるレベルより小さく
なるように制御するレベル制御手段と、を備えて構成さ
れる。
【0013】かかる構成では、波長多重された信号光
が、光減衰手段を通った後に第1光増幅手段によって増
幅され、さらに第2光増幅手段で増幅される。光減衰手
段の減衰量は、第1光増幅手段に入力される信号光のパ
ワーレベルが第1光増幅手段が飽和状態となるレベルよ
り小さくなるように、第2光増幅手段から出力される信
号光のパワーレベルを基にしてレベル制御手段によって
調整される。これにより、第1光増幅手段が飽和するよ
うな高いパワーレベルの信号光は、光減衰手段で減衰さ
れた後に第1光増幅手段に入力されるため、第1光増幅
手段が飽和することなく増幅動作するようになる。
【0014】また、前記レベル制御手段が、前記第2光
増幅手段から出力される信号光のパワーレベルを略一定
に制御するようにしてもよい。さらに、前記光減衰手段
が、前記第1、2光増幅手段に入力される各信号光を減
衰させるようにすることもできる。このようにすれば、
本光増幅装置から出力される信号光のパワーレベルが略
一定に制御されるようになる。
【0015】さらに、本発明の光増幅装置の他の態様
は、波長多重された信号光を一括して増幅する第1光増
幅手段と、該第1光増幅手段に縦続接続され、前記第1
光増幅手段から出力される信号光を増幅して出力する第
2光増幅手段と、を備えた光増幅装置において、前記第
1光増幅手段に入力される信号光を減衰させる第1光減
衰手段と、該第1光減衰手段から出力される信号光のパ
ワーレベルを検出する光パワー検出手段と、該光パワー
検出手段の検出結果を基に前記第1光減衰手段の減衰量
を調整して、前記第1光増幅手段に入力される信号光の
パワーレベルが、前記第1光増幅手段が飽和状態となる
レベルより小さくなるように制御する第1レベル制御手
段と、を備えて構成される。
【0016】かかる構成によれば、第1光増幅手段に入
力される信号光のパワーレベルが光パワー検出手段で検
出され、その検出結果を基にして、第1光減衰手段の減
衰量が、第1光増幅手段に入力される信号光のパワーレ
ベルが第1光増幅手段が飽和状態となるレベルより小さ
くなるように第1レベル制御手段によって調整される。
これにより、第1光増幅手段が飽和するような高いパワ
ーレベルの信号光は、第1光減衰手段で減衰された後に
第1光増幅手段に入力されるため、第1光増幅手段が飽
和することなく増幅動作するようになる。
【0017】加えて、上記の光増幅装置は、前記第2光
増幅手段に入力される信号光を減衰させる第2光減衰手
段と、該第2光減衰手段の減衰量を調整して、前記第2
光増幅手段から出力される信号光のパワーレベルを略一
定に制御する第2レベル制御手段と、を備えて構成され
てもよい。このようにすることで、光増幅装置から出力
される信号光のパワーレベルが略一定に制御されるよう
になる。
【0018】また、上述した光増幅装置の他の態様それ
ぞれについて、前記第1、2光増幅手段が、各々の利得
をそれぞれ略一定に制御する利得制御部をそれぞれ備え
るようにしてもよい。これにより、各光増幅手段の利得
が利得制御部により略一定に制御されることで、利得の
波長依存性が抑制されるため、各波長間の利得偏差の小
さい出力信号光が得られるようになる。
【0019】さらに、上述した光増幅装置の他の態様そ
れぞれについて、前記第1、2光増幅手段の間に縦続接
続された少なくとも1つの中間光増幅手段を備えて構成
してもよい。第1、2光増幅手段及び中間光増幅手段の
3段以上の構成においても、第1光増幅手段が飽和する
ことなく増幅動作し、波長多重された信号光が各光増幅
手段で増幅されるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、第1の実施形態の光増幅装
置の構成を示すブロック図である。図1において、本光
増幅装置は、例えば、波長多重された入力信号光INを
利得一定で増幅して出力する光増幅部1と、光増幅部1
から出力される信号光を光減衰部7を介して入力し利得
一定で増幅して出力する光増幅部3と、光増幅部3から
出力される信号光を分散補償ファイバ(DCF)8を介
して入力し利得一定で増幅して出力する第2光増幅手段
としての光増幅部5と、を備えた3段構成とする。ここ
では、光増幅部1,3が第1光増幅手段として機能す
る。
【0021】光増幅部1では、例えば、入力信号光IN
が光カプラ10、光アイソレータ11及び光カプラ12
を介してErドープファイバ(EDF)13に送られ
る。光カプラ10は、入力信号光の一部を2分岐して、
その一方を光アイソレータ11に送り、他方を後述する
受光器(PD)17に送る。光アイソレータ11は、光
カプラ10から光カプラ12への方向に進む信号光を透
過し、逆方向の信号光の通過を阻止する。光カプラ12
は、光アイソレータ11からの信号光と後述する励起光
源(LD)20からの励起光を合波してEDF13に送
る。EDF13は、Erやアルミニウム(Al)等が添
加された光ファイバで、光カプラ12からの励起光によ
って反転分布状態となり誘導放出作用によって入力され
る信号光を増幅する。
【0022】EDF13から出力される信号光は、光ア
イソレータ14、光フィルタ15及び光カプラ16を介
して光減衰部7に出力される。光アイソレータ14は、
光アイソレータ11と同様にEDF13から光カプラ1
6に進む信号光のみを透過する。光フィルタ15は、E
DF13の波長依存性を補正するためのフィルタであ
る。光カプラ16は、光フィルタ15から出力された信
号光を2分岐して、その一方を光減衰部7に送り、他方
を受光器(PD)18に送る。前述の受光器17,18
は、各光カプラ10,16で分岐された信号光を電気信
号に変換して、利得制御部としての自動利得制御(AG
C)回路19に送る。AGC回路19は、各受光器1
7,18からの電気信号を基に光増幅部1の入出力光レ
ベルを監視して、光増幅部1における利得が一定となる
ように励起光源20の動作を制御する。励起光源20と
しては、例えば、波長980nm等の光源を使用して、低
雑音の光増幅部1とすることが望ましい。
【0023】光増幅部3は、光増幅部1と同様の構成で
ある。ただし、後述する光減衰部7により一定のパワー
の信号光が入力される。DCF8は、本光増幅装置に接
続される伝送路の分散特性を補償するために適宜設けら
れる。分散補償の必要がない場合には、固定光減衰器を
設けたり、または、光増幅部3の出力信号光を光増幅部
5に直接入力させることもできる。
【0024】光増幅部5では、DCF8からの信号光が
光カプラ50、光フィルタ51、光アイソレータ52及
び光カプラ53を介してEDF54に送られる。光カプ
ラ50は、光カプラ10と同様に、光増幅部5への入力
信号光の一部を受光器58を介してAGC回路60に送
るために設けられている。光フィルタ51は、EDF5
4の波長依存性を補正するためのフィルタであり、ここ
ではEDF54の前段側等に設けてある。光アイソレー
タ52は、光アイソレータ14と同様に、光フィルタ5
1から光カプラ53に進む信号光のみを透過する。光カ
プラ53は、励起光源61からの前方励起光を光アイソ
レータ52からの信号光に合波してEDF54に出力す
る。EDF54は、EDF13と同様であるが、ここで
は、高出力の信号光が得られるように光カプラ53で合
波された前方励起光及び光カプラ55で合波される励起
光源62からの後方励起光が入力される。前方励起光及
び後方励起光の波長は、例えば、1480nm等として高
出力な光増幅部5とすることが望ましい。
【0025】EDF54から出力される信号光は、光カ
プラ55、光アイソレータ56及び光カプラ57を介し
て外部に出力信号光OUTとして出力される。光アイソ
レータ56は、光アイソレータ52と同様に、光カプラ
55から光カプラ57に進む信号光のみを透過する。光
カプラ57は、光アイソレータ56からの信号光を2分
岐し、その一方を外部に出力し、他方を受光器59に送
る。受光器59は、光カプラ57で分岐された信号光を
電気信号に変換して、AGC回路60に出力するととも
に、光減衰部7にも送る。利得制御部としてのAGC回
路60は、AGC回路19と同様に、各受光器58,5
9からの電気信号を基に光増幅部5の入出力光レベルを
監視して、光増幅部5における利得が一定となるように
励起光源61,62から出力される各励起光のパワーを
制御する。
【0026】光減衰部7は、例えば、光減衰手段として
の可変光減衰器(ATT)71と、レベル制御手段とし
ての自動レベル制御(ALC)回路72とから構成され
る。可変光減衰器71には、光増幅部1から出力された
信号光が入力され、ALC回路72から送られるレベル
制御信号に応じて入力信号光を減衰させて光増幅部3に
送る。ALC回路72は、光増幅部5の受光器59から
の電気信号を基に出力信号光OUTのパワーを監視し
て、そのレベルが一定になるように可変光減衰器71の
減衰量を調整するレベル制御信号を生成する。このAL
C回路による制御は、従来の2段構成の光増幅装置等で
行なわれているALCと同様である。
【0027】次に、本実施形態の動作について説明す
る。図2は、本光増幅装置を通過する信号光のレベルダ
イヤを示す。図2において、入力信号光INのパワーレ
ベルPiは、ここではシステム設計段階で想定されるあ
る決まった範囲(Pi(MIN) 〜Pi(MAX) )を有するも
のとする。このような入力信号光INが本装置に送られ
ると、まず、入力信号光INは光増幅部1によって増幅
される。光増幅部1では、入力信号光INのパワーレベ
ルPiが変化しても利得が一定になるように、AGC回
路19によって励起光源20の動作が制御される。これ
により、光増幅部1の入出力間における信号光レベルの
傾きが、入力信号光INのパワーレベルPiに依らずに
一定となる。また、光増幅部1の利得は、光増幅部を3
段構成としたことによって、従来の2段構成の光増幅装
置における前段の光増幅部の利得と比べて小さく設定で
きる。即ち、従来では前段の光増幅部で稼いでいた利得
を、本装置では2つの光増幅部1、3によって得ればよ
いため、初段の光増幅部1の利得を小さくできる。これ
により、光増幅部1における信号光レベルの傾きが小さ
くなるため、光増幅部1の出力信号光が飽和レベルに達
するまでの最大入力信号光パワーPi(MAX) の許容範囲
が拡大する。
【0028】光増幅部1において一定の利得で飽和する
ことなく増幅された信号光は、光減衰部7の可変光減衰
器71によって減衰された後に光増幅部3に送られる。
光減衰部7では、最終段の光増幅部5からの出力信号光
OUTのパワーレベルPoが一定となるように可変光減
衰器71の減衰量が制御されるため、光増幅部3への入
力信号光のパワーも一定レベルに制御される。この光増
幅部3へ入力される信号光のパワーレベルは、光増幅部
3の出力光が飽和レベルに達することなく、かつ、雑音
指数を考慮して低すぎることのないレベルとなるように
設定される。
【0029】光増幅部3では、光増幅部1の動作と同様
にして、入力された信号光が一定の利得で飽和すること
なく増幅されてDCF8に送られる。ただし、光増幅部
3の利得は、DCF8で非線形効果の影響が生じないよ
うな出力光レベルとなるように設定されている。光増幅
部3から出力された信号光は、DCF8を通過すること
で分散補償が行なわれた後に光増幅部5に送られる。な
お、DCF8は一定の挿入損失を有するため、DCF8
を通過した信号光のパワーレベルは一定量低下する。
【0030】光増幅部5に送られた信号光は、従来の2
段構成の光増幅装置の後段光増幅部の動作と同様に、光
増幅部5の飽和レベルに達する直前まで一定の利得で増
幅された後に出力信号光OUTとして出力される。この
出力信号光OUTの一部が光カプラ57で分岐され受光
器59で電気信号に変換されてAGC回路60及びAL
C回路72に送られる。
【0031】ここで、本光増幅装置のALC動作につい
て具体的に説明する。パワーレベルPi(Pi(MIN) ≦
Pi≦Pi(MAX) )[dBm] の入力信号光INが本装置に
入力され、各部を通って増幅された出力信号光OUTが
出力されると、その出力信号光OUTの一部が光カプラ
57及び受光器59を介してALC回路71に送られ
る。ALC回路71では、受光器59からの電気信号を
基に出力信号光OUTのパワーレベルPo[dBm] を検出
する。ここで、各光増幅部1,3,5の一定に制御され
た利得をG1,G3,G5[dB]とし、DCF8の挿入損
失をLc[dB]とすると、可変光減衰器71の減衰量La
[dB]と出力信号光Poとの間には次の関係が成り立つ。
【0032】 La=Po−(Pi+G1+G3+G5−Lc) …(1) そして、入力信号光INのレベルが変化して出力信号光
OUTのレベルがPo’となった場合には、可変光減衰
器71の減衰量Laが次の減衰量La’になるように制
御される。 La’=Po’−(Pi+G1+G3+G5−Lc) …(2) 即ち、可変光減衰器71の減衰量の変化ΔLaは式(1)
(2)より、 ΔLa=La’−La=Po’−Po …(3) となって、可変光減衰器71の減衰量を出力信号光OU
Tのレベル変化量と同じだけ変えてやることで、出力信
号光レベルを一定にするALC動作が行なわれる。
【0033】このように第1の実施形態によれば、光増
幅部を3段構成として1段目の光増幅部1の利得を低く
設定し、従来の2段構成の光増幅装置において前段の光
増幅部で稼いでいた利得を光増幅部1,3の両方によっ
て得るようにしたことで、従来の光増幅装置よりも高い
パワーレベルの入力信号光INに対しても光増幅部1が
飽和することなくAGC動作することが可能となる。そ
の結果、本光増幅装置の入力ダイナミックレンジをより
広くすることができる。
【0034】なお、第1の実施形態では、光増幅部1,
3の間に光減衰部7を設け、光増幅部3,5の間にDC
F8を設ける構成としたが、本発明はこれに限らず、例
えば図3に示すように、光増幅部1,3の間にDCF8
を設け、光増幅部3,5の間に光減衰部7を設けるよう
にしても構わない。ただし、この場合には、入力信号光
INのパワーレベル範囲内で光増幅部3が飽和しないよ
うに各光増幅部1,3の利得を設定する必要がある。こ
のような構成とすることで、光増幅装置全体の雑音指数
は大きくなるものの、出力信号光レベルをより高くする
ことが可能となる。
【0035】また、例えば図4に示すように、各光増幅
部の間に光減衰部7をそれぞれ設け、2つの光減衰部7
で出力信号光のレベル一定制御を行なう構成としてもよ
い。この場合のALC動作は基本的には上述したALC
動作と同様であるが、各光減衰部7での減衰量の配分を
設定する際、各光増幅部3,5が飽和レベルに達しない
こと及び後段の光減衰部7の減衰量を優先的に増加さ
せ、後段で不足した分を前段の光減衰部7で補うように
することに考慮する。このように後段の光減衰部の減衰
量を優先的に増加させることにより雑音指数がより小さ
くなる等の利点がある。
【0036】さらに、従来の2段構成の光増幅装置を3
段構成とした場合について説明したが、本発明は3段構
成に限られるものではない。従来、飽和を防ぐために入
力ダイナミックレンジを狭くせざるを得なかった光増幅
部を複数の光増幅部に分割して、初段の光増幅部の設定
利得を低くすることで入力ダイナミックレンジを拡大さ
せるものであれば、光増幅部を4段以上とした構成であ
っても構わない。
【0037】次に、第2の実施形態について説明する。
図5は、第2の実施形態の光増幅装置の構成を示すブロ
ック図である。ただし、第1の実施形態の構成と同一の
部分には同じ符号が付してある。図5において、本光増
幅装置は、例えば、DCF8を介して接続された2段構
成の光増幅部1,5について、光増幅部1の前段に光減
衰部7’を備えた構成とする。光減衰部7’は、第1の
実施形態の光減衰部7と同様に、光減衰手段としての可
変光減衰器(ATT)71’と、レベル制御手段として
のALC御回路72’とから構成される。この光減衰部
7’で行なわれるALC動作も基本的に光減衰部7で行
なわれるALC動作と同様である。本実施形態の特徴
は、パワーの大きな信号光の入力があった場合にも光増
幅部1が飽和しないように、光減衰部7’を光増幅部1
の前段に配置した点である。
【0038】上述したように、光増幅部1に入力される
信号光のパワーが増加してあるレベルを超えると光増幅
部1から出力される信号光レベルが飽和する。光増幅部
1の出力光が飽和レベルに達したとき、その出力光はD
CF8及び光増幅部5を通って本装置の出力信号光OU
Tとして出力されるわけであるが、そのパワーレベルP
oは、DCF8の挿入損失及び光増幅部5の利得が一定
であるため、ある決まったレベルとなる。ここでは、こ
の出力信号光OUTのパワーレベルを飽和出力光レベル
とする。
【0039】上記のように光減衰部7’を光増幅部1の
前段に配置し、第1の実施形態の場合と同様にして光減
衰部7’でALC動作を行なうとき、ALC御回路7
2’で一定に制御する出力信号光OUTのパワーレベル
Poを上記飽和出力光レベルよりも小さく設定すること
で、光増幅部1の飽和を防止できる。即ち、入力信号光
INのパワーレベルPiが増大した場合でも、出力信号
光OUTのパワーレベルPoが飽和出力光レベルより小
さくなるように、可変光減衰器71’の減衰量が大きく
されるため、光増幅部1の出力光が飽和レベルに達する
ような信号光が光増幅部1に入力されることはない。
【0040】このように第2の実施形態によれば、光減
衰部7’を光増幅部1の前段に配置したことによって、
2段構成の光増幅部を用いた光増幅装置においても、入
力ダイナミックレンジをより広くすることが可能であ
る。ただし、このような構成では、第1の実施形態の場
合と比較して、後段の光増幅部5に入力される信号光の
レベルが低くなるため、光増幅装置全体としての雑音指
数は悪くなる。したがって、雑音特性に関して比較的余
裕のあるシステム等に用いる光増幅装置として第2の実
施形態の構成を適用することは、光増幅部の段数を増や
すことなく入力ダイナミックレンジを拡大できるため、
コスト面等において有利である。
【0041】なお、第2の実施形態では、光増幅部1,
5の間にDCF8を設ける構成としたが、このDCF8
は分散補償を行なう必要性がある場合に設ければよく、
特に分散補償の必要がない場合には、DCF8に代えて
固定光減衰器を設けたり、または、光増幅部1の出力信
号光を光増幅部5に直接入力させるようにしても構わな
い。さらに例えば、図6に示すように、光増幅部1,5
の間にも光減衰部7’を設け、2つの光減衰部7’で出
力信号光のレベル一定制御を行なう構成としてもよい。
この場合のALC動作は、上述の図4に関して説明した
場合と同様にである。
【0042】次に、第3の実施形態について説明する。
図7は、第3の実施形態の光増幅装置の構成を示すブロ
ック図である。ただし、第1の実施形態の構成と同一の
部分には同じ符号が付してある。図7において、本光増
幅装置は、例えば、2段構成の光増幅部1,5につい
て、光増幅部1の前段に、可変光減衰器(ATT)91
及び光パワー検出手段としての光パワーモニタ92を設
け、光増幅部1,5の間に、第1の実施形態の場合と同
様な光減衰部7を備えた構成とする。可変光減衰器91
は、光パワーモニタ92で検出された光パワーレベルに
応じて、光増幅部1に入力される信号光パワーが光増幅
部1の飽和レベルに達しないように、入力信号光INを
減衰させるものである。ここでは、可変光減衰器91
が、第1光減衰手段及び第1レベル制御手段として機能
する。また、光減衰部7の可変光減衰器71及びALC
回路72が、第2光減衰手段及び第2レベル制御手段と
して機能する。
【0043】このような構成の光増幅装置では、可変光
減衰器91を介して光増幅部1に入力される信号光のパ
ワーレベルが光パワーモニタ92でモニタされ、光増幅
部1が飽和するような高い光パワーレベルの入力があっ
た場合に、可変光減衰器91の減衰量が制御されて、光
増幅部1には飽和レベル以下の信号光が入力されるよう
になる。また、光増幅部2からの光出力レベルに基づい
て光減衰部7が動作することにより、本光増幅装置の光
出力レベルが一定に保たれる。
【0044】上記のように第3の実施形態によれば、第
1の実施形態と比較して雑音特性は劣化するものの、第
2の実施形態の場合と同様に、想定されたレベルを超え
る信号光が本光増幅装置に入力された場合でも、ゲイン
チルトの発生を抑制できるため、入力ダイナミックレン
ジの拡大が可能となる。なお、上記第3の実施形態で
は、光増幅部1,5の間に光減衰部7を設けてALCを
行なう構成としたが、ALC回路による制御は必ずしも
必要ではない。それは、光増幅部1,5が利得一定動作
をしているため、入力側でレベル調整を行なうこうとに
より、光増幅部5からの光出力レベルが略一定になるた
めである。もちろん、ALC回路を設けた方が光出力レ
ベル制御の精度は高くなる。
【0045】また、上述した第2、3の実施形態では、
光増幅部を2段構成とする場合を説明したが、光増幅部
を3段以上で構成する場合であっても、光減衰部7’ま
たは可変光減衰器91及び光パワーモニタ92を初段の
光増幅部の前段に配置することで、上記と同様に入力ダ
イナミックレンジの拡大を図ることが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の1つの態
様では、第1光増幅手段に少なくとも2つの光増幅部を
設けて3段以上の光増幅構成としたことによって、第1
光増幅手段の初段の光増幅部の利得を低く設定できるよ
うになるため、より高いパワーレベルの入力信号光に対
しても、初段の光増幅部が飽和することなく増幅動作可
能となる。したがって、入力ダイナミックレンジの広い
光増幅装置を提供することができる。
【0047】また、各光増幅部及び第2光増幅手段に利
得制御部を設けたことにより、それぞれにおける利得が
略一定に制御されて利得の波長依存性が抑制されるた
め、各波長間の利得偏差の小さい出力信号光を得ること
ができる。さらに、光減衰手段及びレベル制御手段を設
けて、第2光増幅手段から出力される信号光のパワーレ
ベルを略一定に制御するようにしたことで、増幅動作の
より安定した光増幅装置とすることができる。
【0048】本発明の他の態様では、第1光増幅手段の
前段に光減衰手段(または第1光減衰手段)を設け、そ
の減衰量をレベル制御手段(または第1レベル制御手
段)で調整して、第1光増幅手段に入力される信号光の
パワーレベルが、第1光増幅手段が飽和状態となるレベ
ルより小さくなるように制御するようにしたことで、第
1光増幅手段を飽和させるような高いパワーレベルの信
号光は、減衰されて第1光増幅手段に入力されるため、
入力ダイナミックレンジの広い光増幅装置を提供するこ
とができる。このことは、第1、2光増幅手段の間に中
間光増幅手段を設けて光増幅手段を3段以上の構成とし
た場合でも同様である。
【0049】また、レベル制御手段あるいは第2レベル
制御手段が、第2光増幅手段から出力される信号光のパ
ワーレベルを略一定に制御するようにしたことで、増幅
動作のより安定した光増幅装置を提供できる。さらに、
第1、2光増幅手段に利得制御部を設けたことにより、
それぞれの光増幅手段の利得が略一定に制御されて利得
の波長依存性が抑制されるため、各波長間の利得偏差の
小さい出力信号光を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】同上第1の実施形態の光増幅装置を通過する信
号光のレベルダイヤである。
【図3】同上第1の実施形態に関し、光減衰部の配置を
変えた他の構成例を示すブロック図である。
【図4】同上第1の実施形態に関し、光減衰部を各光増
幅部の間に配置した他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図6】同上第2の実施形態に関し、光減衰部を各光増
幅部の間にも配置した他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図8】従来の光増幅装置の構成の一例を示すブロック
図である。
【図9】従来の光増幅装置を通過する信号光のレベルダ
イヤである。
【符号の説明】
1, 3, 5…光増幅部 7, 7’…光減衰部 8…分散補償ファイバ(DCF) 10,12,16,30,32,36,50,53,55,57 …光カプラ 11,14,31,34,52,56 …光アイソレータ 13,33,54…Erドープファイバ(EDF) 15,35,51…光フィルタ(FIL) 17,18,37,38,58,59 …受光器(PD) 19,39,60…自動利得制御(AGC)回路 20,40,61,62 …励起光源(LD) 71,71',91 …可変光減衰器(ATT) 72,72'…自動レベル制御(ALC)回路 92…光パワーモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/17 10/16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波長多重された信号光を一括して増幅する
    第1光増幅手段と、該第1光増幅手段に縦続接続され、
    前記第1光増幅手段から出力される信号光を増幅して出
    力する第2光増幅手段と、を備えた光増幅装置におい
    て、 前記第1光増幅手段が、信号光を増幅する縦続接続され
    た少なくとも2つの光増幅部を含み、該光増幅部のうち
    の初段の光増幅部が、第1光増幅手段に設定された所定
    の利得よりも小さな利得で信号光を増幅する構成とした
    ことを特徴とする光増幅装置。
  2. 【請求項2】前記第1光増幅手段の各光増幅部及び前記
    第2光増幅手段が、各々の利得をそれぞれ略一定に制御
    する利得制御部をそれぞれ備えたことを特徴とする請求
    項1記載の光増幅装置。
  3. 【請求項3】前記第1光増幅手段の2段目以降の光増幅
    部に入力される信号光及び前記第2光増幅手段に入力さ
    れる信号光のうちの少なくとも1つの信号光を減衰させ
    る光減衰手段と、 該光減衰手段の減衰量を調整して、前記第2光増幅手段
    から出力される信号光のパワーレベルを略一定に制御す
    るレベル制御手段と、 を備えて構成されたことを特徴とする請求項1または2
    記載の光増幅装置。
  4. 【請求項4】波長多重された信号光を一括して増幅する
    第1光増幅手段と、該第1光増幅手段に縦続接続され、
    前記第1光増幅手段から出力される信号光を増幅して出
    力する第2光増幅手段と、を備えた光増幅装置におい
    て、 前記第1光増幅手段に入力される信号光を減衰させる光
    減衰手段と、 前記第2光増幅手段から出力される信号光のパワーレベ
    ルを基に前記光減衰手段の減衰量を調整して、前記第1
    光増幅手段に入力される信号光のパワーレベルが、前記
    第1光増幅手段が飽和状態となるレベルより小さくなる
    ように制御するレベル制御手段と、 を備えて構成されたことを特徴とする光増幅装置。
  5. 【請求項5】前記レベル制御手段が、前記第2光増幅手
    段から出力される信号光のパワーレベルを略一定に制御
    することを特徴とする請求項4記載の光増幅装置。
  6. 【請求項6】前記光減衰手段が、前記第1、2光増幅手
    段に入力される各信号光を減衰させることを特徴とする
    請求項5記載の光増幅装置。
  7. 【請求項7】波長多重された信号光を一括して増幅する
    第1光増幅手段と、該第1光増幅手段に縦続接続され、
    前記第1光増幅手段から出力される信号光を増幅して出
    力する第2光増幅手段と、を備えた光増幅装置におい
    て、 前記第1光増幅手段に入力される信号光を減衰させる第
    1光減衰手段と、 該第1光減衰手段から出力される信号光のパワーレベル
    を検出する光パワー検出手段と、 該光パワー検出手段の検出結果を基に前記第1光減衰手
    段の減衰量を調整して、前記第1光増幅手段に入力され
    る信号光のパワーレベルが、前記第1光増幅手段が飽和
    状態となるレベルより小さくなるように制御する第1レ
    ベル制御手段と、 を備えて構成されたことを特徴とする光増幅装置。
  8. 【請求項8】前記第2光増幅手段に入力される信号光を
    減衰させる第2光減衰手段と、 該第2光減衰手段の減衰量を調整して、前記第2光増幅
    手段から出力される信号光のパワーレベルを略一定に制
    御する第2レベル制御手段と、 を備えて構成されたことを特徴とする請求項7記載の光
    増幅装置。
  9. 【請求項9】前記第1、2光増幅手段が、各々の利得を
    それぞれ略一定に制御する利得制御部をそれぞれ備えた
    ことを特徴とする請求項4〜8のいずれか1つに記載の
    光増幅装置。
  10. 【請求項10】前記第1、2光増幅手段の間に縦続接続
    された少なくとも1つの中間光増幅手段を備えて構成さ
    れたことを特徴とする請求項4〜9のいずれか1つに記
    載の光増幅装置。
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