JPH11273564A - 蛍光体パターンの形成方法 - Google Patents

蛍光体パターンの形成方法

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JPH11273564A
JPH11273564A JP9100698A JP9100698A JPH11273564A JP H11273564 A JPH11273564 A JP H11273564A JP 9100698 A JP9100698 A JP 9100698A JP 9100698 A JP9100698 A JP 9100698A JP H11273564 A JPH11273564 A JP H11273564A
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JP
Japan
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resin composition
layer
phosphor
phosphor pattern
forming
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Application number
JP9100698A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Sato
弘章 佐藤
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隔壁(セル)の側壁や底部に蛍光体を効率よ
く、均一に形成する方法を提供すること。 【解決手段】 蛍光表示体用基板の隔壁(セル)内に蛍
光体のパターンを形成するにあたり、該隔壁(セル)内
に、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上のアクリル系
ポリマー(a)、エチレン性不飽和化合物(b)、重合
禁止剤(c)及び蛍光体(d)からなる樹脂組成物
(A)層及び、感光性樹脂組成物(B)層を設けた後、
露光、現像、焼成を行う蛍光体パターンの形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)等の蛍光体表示装置の製造時にお
ける隔壁(セル)内への蛍光体パターンの形成方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、各種平板ディスプレイパネルの開
発が盛んに行われており、中でもPDPが注目を浴びて
おり、ラップトップ型パソコンの表示画面から、各種電
光掲示板、更には、いわゆる「壁掛けテレビ」へとその
用途は拡大しつつある。そして、このPDPの表示パネ
ルのセル内には、表示のための蛍光体が封入(固定)さ
れており、加電圧によりセル内の封入ガスで発生した紫
外線で該蛍光体が発色するのである。
【0003】かかる蛍光体パターンの形成方法として
は、従来より各色蛍光体を分散させた液状のフォトレジ
ストが用いられているが、かかる形成方法を改善すべ
く、本出願人はかかる液状のフォトレジストに代えて、
蛍光体入りのドライフィルムレジスト(フォトレジスト
フィルム)を提案し(特開平6−273925号公
報)、更には蛍光体の固定効率を向上すべく、アクリル
系樹脂層と蛍光体含有感光性樹脂組成物層の積層体を用
いたパターン形成法(特開平9−69339号公報)を
提案した。
【0004】又、高精度で均一な形状の蛍光体パターン
を得る目的で、蛍光体を含有する感光性樹脂組成物層の
上部に感光性の熱可塑性樹脂層を加熱圧着を行い、露
光、現像、焼成する方法(特開平9−199027号公
報)や、支持体フィルム上に、感光性の熱可塑性樹脂層
を有し、その上に蛍光体を含有する感光性樹脂組成物層
を有する感光性エレメント並びに、該感光性エレメント
をPDP基板上に蛍光体を含有する感光性樹脂組成物層
が接するように加熱圧着を行い、露光、現像、焼成を行
う方法(特開平9−199030号公報)が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平6−273925号公報に記載のフォトレジスト
フィルムについては、隔壁(セル)内への蛍光体の充填
性に関しては十分な検討はなされておらず、かかる点を
考慮した特開平9−69339号公報開示技術について
も、隔壁内への蛍光体の充填量は確保できるものの、蛍
光体を含有しないアクリル系樹脂層を設けてから蛍光体
含有の感光性樹脂組成物層をラミネートするため、隔壁
(セル)の側壁面や底面に均一に効率よく蛍光体を固定
させる(埋め込み性)という点ではまだまだ改善の余地
が残るものである。
【0006】又、特開平9−199027号公報や特開
平9−199030号公報に記載の技術では、蛍光体含
有層が隔壁面側に設けられているため、埋め込み性は比
較的良好であるが、該蛍光体含有層には光重合性が付与
されているため焼成時にパターンの欠損を生じる可能性
が高いものであり、更なる改善が望まれている。本発明
ではこのような背景下において、隔壁(セル)内に充填
された蛍光体を効率よく発光させるために、上記の如く
隔壁(セル)の側壁面や底面に、焼成時にパターンの欠
損を生じさせることなく、均一に蛍光体パターンを形成
させることを目的とするものである。更にかかる蛍光体
パターンの形成が実現すれば、蛍光体の使用量も削減で
きるという経済的な副次的効果も期待できるものであ
る。
【0007】
【問題を解決するための手段】そこで、本発明者は、上
記の事情に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、蛍光表示体用
基板の隔壁(セル)内に蛍光体のパターンを形成するに
あたり、該隔壁(セル)内に、ガラス転移温度(Tg)
が30℃以上のアクリル系ポリマー(a)、エチレン性
不飽和化合物(b)、重合禁止剤(c)及び蛍光体
(d)からなる樹脂組成物(A)層及び、感光性樹脂組
成物(B)層を設けた後、露光、現像、焼成を行う蛍光
体パターンの形成方法が、隔壁(セル)側壁面及び底面
に十分に追従して(埋め込み性に優れ)、効率よく蛍光
体パターンの形成が行えることを見出し本発明を完成す
るに至った。本発明では、該隔壁(セル)内に樹脂組成
物(A)層を設けた後、次いで感光性樹脂組成物(B)
層を設けることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳細に述べる。
本発明に用いる樹脂組成物(A)層としては、アクリル
系ポリマー(a)、エチレン性不飽和化合物(b)、重
合禁止剤(c)及び蛍光体(d)からなる樹脂組成物
(A)よりなる層が用いられる。かかるアクリル系ポリ
マー(a)としては、ガラス転移温度(Tg)が30℃
以上、好ましくは40〜200℃、更に好ましくは45
〜175℃であれば特に限定されることなく、(メタ)
アクリレートを主成分とし、必要に応じてエチレン性不
飽和カルボン酸や他の共重合可能なモノマーを共重合し
たアクリル系共重合体が用いられる。又、アセトアセチ
ル基含有アクリル系共重合体を用いることもできる。該
ガラス転移温度(Tg)が30℃未満では流動性が増大
し、保存安定性が低下することとなる。
【0009】ここで(メタ)アクリレートとしては、メ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)ア
クリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート等
が例示される。
【0010】エチレン性不飽和カルボン酸としては、ア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等のモノカルボン
酸が好適に用いられ、その他、マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸等のジカルボン酸、あるいはそれらの無
水物やハーフエステルも用いることができる。これらの
中では、アクリル酸とメタクリル酸が特に好ましい。他
の共重合可能モノマーとしては、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビニル、アル
キルビニルエーテル等が例示できる。
【0011】上記アクリル系ポリマー(a)の中でも本
発明では、該アクリル系ポリマー(a)の重量平均分子
量が10000〜300000で、かつ、酸価が80〜
250mgKOH/gであることが好ましい。該アクリ
ル系ポリマー(a)の特に好ましい重量平均分子量は3
0000〜200000であり、特に好ましい酸価は9
5〜220mgKOH/gである。かかる重量平均分子
量が10000未満ではフィルムの保持性が不足し、3
00000を越えると現像性の低下による解像力の不足
となり好ましくない。又、酸価が80mgKOH/g未
満ではやはり現像性の低下による解像力不足となり、2
50mgKOH/gを越えると耐現像液性の低下を招く
こととなり好ましくない。
【0012】本発明で用いられるエチレン性不飽和化合
物(b)は特に制限されることなく、例えばポリエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイ
ド変性ビスフェノールA型ジ(メタ)アクリレート、グ
リセリントリアクリレート、プロピレンオキサイド(P
O)変性グリセリントリアクリレート等が挙げられ、特
に好ましいのはポリプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノールA
型ジ(メタ)アクリレート、グリセリントリアクリレー
ト、プロピレンオキサイド(PO)変性グリセリントリ
アクリレートである。
【0013】本発明では特に、上記エチレン性不飽和化
合物(b)において、20℃での粘度が5〜15000
mPa・secであることが好ましく、更には20〜1
0000mPa・secであることが好ましい。かかる
粘度が5mPa・sec未満では保存中にマイグレーシ
ョンを起こして分離することがあり、15000mPa
・secを越えると蛍光体の均一な混練が困難となり好
ましくない。
【0014】上記エチレン性不飽和化合物(b)の配合
量については、アクリル系ポリマー(a)100重量部
に対して50〜300重量部、より好ましくは100〜
250重量部であることが望まれる。かかる配合量が5
0重量部未満では可撓性の低下を招き、300重量部を
越えるとコールドフローや蛍光体の凝集等、保存性の低
下を招き好ましくない。
【0015】又、本発明の重合禁止剤(c)としては、
特に制限されず、2,2′−メチレンビス(4−メチル
−6−tert−ブチルフェノール)、p−メトキシハ
イドロキノン等のキノン類、チウラムジスルフィド等が
挙げられる。該重合禁止剤(c)の配合量は、アクリル
系ポリマー(a)100重量部に対して0.1〜15重
量部であることが好ましく、特には0.2〜10重量部
であることが好ましい。かかる配合量が0.1重量部未
満では感光性樹脂組成物(B)層からの開始剤のマイグ
レーションが起こった際光硬化が起こり、焼成時に良好
な蛍光体パターンが得られなくなり、15重量部を越え
ると可塑性の増大や着色、焼成残余の危険が生じること
となり好ましくない。
【0016】更に本発明で用いられる蛍光体(d)とし
ては、特に限定されないが、希土類オキシハライド等を
母体とし、この母体を付活剤で付活したものが好まし
く、例えば紫外線励起型蛍光体としては、Y23:E
u、YVO4:Eu、(Y,Gd)BO3:Eu(以上赤
色)、BaAl1219:Mn、Zn2SiO4:Mn、L
aPO4:Tb(以上緑色)、BaMgAl1423:E
u、BaMgAl1627:Eu(以上青色)等が挙げら
れ、その他の蛍光体としては、Y23S:Eu、γ−Z
3(PO42:Mn、(ZnCd)S:Ag+In2
3(以上赤色)、ZnS:Cu,Al、ZnS:Au,
Cu,Al、(ZnCd)S:Cu,Al、Zn2Si
4:Mn,As,Y3Al512:Ce、Gd22S:
Tb、Y3Al512:Tb、ZnO:Zn(以上緑
色)、ZnS:Ag+赤色顔料、Y2SiO3:Ce(以
上青色)等を使用することもできる。
【0017】上記蛍光体(d)の配合量は、アクリル系
ポリマー(a)とエチレン性不飽和化合物(b)の合計
量100重量部に対して1〜1500重量部、より好ま
しくは10〜800重量部であることが望まれる。かか
る配合量が1重量部未満ではパターン形成後蛍光体量の
不足により輝度が不足することとなり、1500重量部
を越えると可撓性が不足することとなり好ましくない。
又、蛍光体(d)を配合する方法としては、特に制限さ
れず公知の方法、例えば上記のアクリル系ポリマー
(a)、エチレン性不飽和化合物(b)、重合禁止剤
(c)の混合物、あるいはアクリル系ポリマー(a)、
エチレン性不飽和化合物(b)、重合禁止剤(c)のい
ずれか又は任意の2種に所定量の蛍光体(d)を添加し
て、十分撹拌して蛍光体(d)を均一に分散させる方法
等がある。
【0018】感光性樹脂組成物(B)層は、感光性を有
する樹脂組成物であれば特に限定されないが、ベースポ
リマー(e)、エチレン性不飽和化合物(f)、光重合
開始剤(g)からなるものであることが好ましい。ベー
スポリマー(e)としては、ポリエステル系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂等の他、上記のアクリル系ポリマー
(a)と同様の(メタ)アクリレート成分や必要に応じ
てエチレン性不飽和カルボン酸や他の共重合可能なモノ
マーを共重合したアクリル系共重合体が適宜用いられ
る。尚、ベースポリマー(e)とアクリル系ポリマー
(a)とは同じものであっても、異なるものであっても
よい。中でもガラス転移温度(Tg)が30℃以上、よ
り好ましくは45〜175℃、重量平均分子量が100
00〜300000、好ましくは30000〜2000
00であり、又、感光性樹脂組成物(B)は、稀アルカ
リ現像型とすることも好ましく、稀アルカリ現像型とす
るときは、エチレン性不飽和カルボン酸を10〜40重
量%程度共重合することが必要であり、酸価として65
〜260mgKOH/g、好ましくは95〜220mg
KOH/gであるベースポリマーが好適に用いられる。
【0019】エチレン性不飽和化合物(f)としては、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサングリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールペンタ(メタ)アクリレート、2,2−ビス
(4−(メタ)アクリロキシジエトキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス−(4−(メタ)アクリロキシポリ
エトキシフェニル)プロパン、2−ヒドロキシ−3−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコールジグリシジルエーテルジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジグリシジル
エーテルジ(メタ)アクリレート、フタル酸ジグリシジ
ルエステルジ(メタ)アクリレート、グリセリントリア
クリレート、グリセリンポリグリシジルエーテルポリ
(メタ)アクリレート等の多官能モノマーが挙げられ
る。
【0020】これらの多官能モノマーとともに、単官能
モノマーを適当量併用することもでき、かかる単官能モ
ノマーの例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2
−フェノキシ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、2−(メタ)アクリロイルオキシ−2−ヒドロ
キシプロピルフタレート、3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、グリセリンモノ(メ
タ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエ
チルアシッドホスフェート、フタル酸誘導体のハーフ
(メタ)アクリレート、N−メチロール(メタ)アクリ
ルアミド等が挙げられる。
【0021】上記エチレン性不飽和化合物(f)の配合
量は、ベースポリマー(e)100重量部に対して、2
0〜100重量部、好ましくは30〜100重量部の範
囲から選ぶことが好ましい。エチレン性不飽和化合物
(f)の過少は感光性樹脂組成物(B)とした場合の硬
化不良や現像速度の遅延を招き、又、層とした場合の可
撓性の低下を招くことになり、エチレン性不飽和化合物
(f)の過多はコールドフローを招き、又感光性樹脂組
成物(B)とした場合の硬化レジストの剥離速度の低下
を招き好ましくない。
【0022】光重合開始剤(g)としては、例えばベン
ゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチル
エーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイ
ンn−ブチルエーテル、ベンゾインフェニルエーテル、
ベンジルジフェニルジスルフィド、ベンジルジメチルケ
タール、ジベンジル、ジアセチル、アントラキノン、ナ
フトキノン、3,3′−ジメチル−4−メトキシベンゾ
フェノン、ベンゾフェノン、4,4′−ビス(ジメチル
アミノ)ベンゾフェノン、4,4′−ビス(ジエチルア
ミノ)ベンゾフェノン、4,4′−ジエチルアミノベン
ゾフェノン、ピバロインエチルエーテル、1,1−ジク
ロロアセトフェノン、p−t−ブチルジクロロアセトフ
ェノン、2,2′−ビス(o−クロロフェニル)4,
5,4′,5′−テトラフェニル−1,2′−ビイミダ
ゾール、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキ
サントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,2′
−ジエトキシアセトフェノン、2,2′−ジクロロ−4
−フェノキシアセトフェノン、フェニルグリオキシレー
ト、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、ジベンゾスパ
ロン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロ
キシ−2−メチル−1−プロパノン、2−メチル−[4
−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−
プロパノン、トリブロモフェニルスルホン、トリブロモ
メチルフェニルスルホン等が挙げられる。
【0023】かかる光重合開始剤(g)の配合量は上記
ベースポリマー(e)とエチレン性不飽和化合物(f)
の合計量100重量部に対して0.1〜20重量部、好
ましくは0.2〜10重量部であることが望まれる。該
配合量が0.1重量部未満では感度が著しく低くなり、
20重量部を越えると可塑性の増大や保存安定性の低下
となり好ましくない。
【0024】更に、上記蛍光体を含有した樹脂組成物
(A)及び感光性樹脂組成物(B)には、その他、染料
(着色、発色)、密着性付与剤、可塑剤、酸化防止剤、
熱重合禁止剤、溶剤、表面張力改質材、安定剤、連鎖移
動剤、消泡剤、難燃剤等の添加剤も適宜添加することが
できる。
【0025】又、樹脂組成物(A)層の厚み(ha
は、蛍光体(d)の含有量やPDPの構造によっても異
なり一概に言えないが、通常は隔壁側面高さ(h0)よ
りも薄いことが好ましく、更にはかかるha(μm)と
0(μm)がha/h0=1/20〜15/20である
ことが好ましく、特にha/h0=1/20〜10/20
であることが好ましく、かかるha/h0が1/20未満
では焼成後の蛍光体の厚み不足となり、逆に15/20
を越えるとセルの放電時の空間が少なくなり好ましくな
い。
【0026】感光性樹脂組成物(B)層の厚み(hb
も、PDPの構造によっても異なり一概に言えないが、
通常は上記のhaと同様、隔壁側面高さ(h0)よりも薄
いことが好ましく、更にはかかるhb(μm)とh0(μ
m)がhb/h0=1/20〜15/20であることが好
ましく、特にhb/h0=1/20〜10/20であるこ
とが好ましく、かかるhb/h0が1/20未満では上記
の樹脂組成物(A)層を隔壁(セル)内に十分に押し込
むことが困難となり、逆に15/20を越えるとパター
ニング性が低下して好ましくない。
【0027】又、蛍光体を含有する樹脂組成物(A)及
び感光性樹脂組成物(B)を用いて層を形成するに当た
っては、液状として用いることも可能であるが、添加剤
の分散安定性、塗布厚の均一性、貯蔵安定性、隔壁への
追従性、作業性等を考慮すれば、予めフィルム化してお
くことが好ましく、具体的には、上記の樹脂組成物
(A)、感光性樹脂組成物(B)をポリエステルフイル
ム、ポリプロピレンフイルム、ポリスチレンフイルム等
のベースフイルム面に塗工した後、その塗工面の上から
ポリエチレンフイルム、ポリビニルアルコール系フイル
ム等の保護フイルムを被覆して積層体として用いること
が好ましい。次いで、蛍光体パターンの形成方法につい
て具体的に説明する。
【0028】(樹脂組成物(A)層の形成)上記の蛍光
体含有の樹脂組成物(A)層を中間層とした積層体のベ
ースフイルム(ポリエステルフィルム、ポリビニルアル
コールフィルム、ナイロンフィルム、セルロースフィル
ム等)と樹脂組成物(A)層との接着力及び保護フィル
ムと樹脂組成物(A)層との接着力を比較し、接着力の
低い方のフィルムを剥離してから樹脂組成物(A)層の
側を、隔壁(セル)が予め形成されたPDP用基板にホ
ットラミネーター等を用いて樹脂組成物(A)層を隔壁
(セル)中へ押し込むようにして、樹脂組成物(A)層
を形成する。
【0029】(感光性樹脂組成物(B)層の形成)樹脂
組成物(A)層表面に残されたフィルムを剥がし、その
上から感光性樹脂組成物(B)層を中間層とした積層体
を上記の(A)層と同様にホットラミネーター等を用い
てセル中へ押し込むようにして、感光性樹脂組成物
(B)層を形成する。ここで、PDP用基板の隔壁(セ
ル)内に樹脂組成物(A)層/感光性樹脂組成物(B)
層の2層が積層・充填される訳であるが、このときに用
いる(A)層の厚み(ha)と(B)層の厚み(hb)と
の比ha/hbは、10/90〜75/25にすることが
好ましい。又、上記の方法以外に、樹脂組成物(A)層
及び感光性樹脂組成物(B)層を予め積層して積層体と
しておき、該積層体((A)層/(B)層/ベースフィ
ルム)の(A)層側を隔壁(セル)が予め形成されたP
DP用基板につけ、ホットラミネーター等を用いて、該
積層体を隔壁(セル)中へ押し込むようにすることもで
きる。
【0030】(露光)感光性樹脂組成物(B)層の上に
パターンマスクを密着させて露光する。この時必要に応
じて、また、感光性樹脂組成物(B)層が粘着性を有し
ないときは、感光性樹脂組成物(B)層表面のフイルム
を剥離してからパターンマスクを感光性樹脂組成物
(B)層に直接接触させて露光することもできる。露光
は、通常紫外線照射により行い、その際の光源として
は、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、カーボンアーク灯、キ
セノン灯、メタルハライドランプ、ケミカルランプ等が
用いられる。紫外線照射後は、必要に応じ加熱を行っ
て、硬化の完全を図ることもできる。
【0031】(現像)露光後は、感光性樹脂組成物
(B)層上のフィルムを剥離除去してから現像を行う。
かかる感光性樹脂組成物(B)層は稀アルカリ現像型の
感光性樹脂組成物であるので、露光後の現像は、炭酸ソ
ーダ、炭酸カリウム等のアルカリ1〜2重量%程度の稀
薄水溶液を用いて行う。この際有機アルカリ等の現像液
を使用することも可能である。
【0032】(焼成)上記処理後の隔壁(セル)形成基
板を450〜550℃で焼成を行い、隔壁(セル)内部
に蛍光体を固定し、蛍光体パターンを形成する。かくし
て本発明の方法により、隔壁(セル)内に、焼成時のパ
ターン欠損を生じさせることなく、均一に蛍光体パター
ンを形成することができるのであるが、フルカラーのP
DPを形成するために、赤色、緑色、青色のそれぞれの
蛍光体を含有する樹脂組成物(A)層及び感光性樹脂組
成物(B)層を用いて上記の(蛍光体含有の樹脂組成物
(A)層の形成)〜(現像)を繰り返して、上記の3色
(R(赤)、G(緑)、B(青))の蛍光体をセル内に
充填した後、(焼成)を行うことで作製することができ
るのである。
【0033】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。尚、例中「部」とあるのは、断りのない限り重量
基準を意味する。
【0034】実施例1 下記のアクリル系ポリマー(a)50部、エチレン性不
飽和化合物(b)75部、重合禁止剤(c)2部、蛍光
体(d)(赤、緑、青を別々に使用)65部を用いて樹
脂組成物(A)を調整した。 [樹脂組成物(A)]・アクリル系ポリマー(a) メチルメタクリレート/n−ブチルメタクリレート/メ
タクリル酸の共重合割合が重量基準で30/49/21
である共重合体(ガラス転移温度69℃、重量平均分子
量60000、酸価137mgKOH/g)・エチレン性不飽和化合物(b) ポリエチレングリコールジアクリレート(20℃での粘
度60mPa・sec、重量平均分子量522)・重合禁止剤(c) 2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−tert−
ブチルフェノール)・蛍光体(d) (Y,Gd,Eu)BO3(赤色) (発光波長593nm,610nm,626nm,粒
径;2〜4μm,比重;5.1) (Zn,Mn)2SiO4(緑色) (発光波長529nm,粒径;2〜6μm,比重;4.
2) (Ba,Eu)MgAl1017(青色) (発光波長451nm,粒径;2〜6μm,比重;3.
8)
【0035】又、下記のベースポリマー(e)60部、
エチレン性不飽和化合物(f)40部、光重合開始剤
(g)10部を用いて感光性樹脂組成物(B)を調整し
た。 [感光性樹脂組成物(B)]・ベースポリマー(e) メチルメタクリレート/n−ブチルメタクリレート/2
−エチルヘキシルアクリレート/メタクリル酸の共重合
割合が重量基準で50/15/10/25である共重合
体(ガラス転移温度75℃、重量平均分子量6000
0、酸価163mgKOH/g)・エチレン性不飽和化合物(f) テトラエチレングリコールジメタクリレート 25部 トリメチロールプロパントリアクリレート 15部・光重合開始剤(g) ベンジルジメチルケタール
【0036】次いで、得られた樹脂組成物(A)をギャ
ップ10ミリのアプリケーターを用いて厚さ20μmの
ポリエステルフィルム上に塗工し、室温で1分30秒放
置した後、60℃、90℃、110℃のオーブンでそれ
ぞれ3分間ずつ乾燥して、厚さ(ha)50μmの樹脂
組成物(A)層を作製した。(但し保護フィルムは設け
ていない。) 尚、樹脂組成物(A)層においては赤色、緑色、青色の
各々を1種含有したものを作製した。又、上記感光性樹
脂組成物(B)を用いて、上記と同様に厚さ(hb)7
0μmの感光性樹脂組成物(B)層を作製した。(但し
保護フィルムは設けていない。) 得られた(A)層及び(B)層の積層体を用いて、以下
の要領で蛍光体のパターン形成を行った。
【0037】(樹脂組成物(A)層及び感光性樹脂組成
物(B)層の形成)オーブン60℃に予熱した隔壁(高
さ(h0)120μm、幅45μm、スリット180μ
mのストライプパターン)が形成されたPDP基板(2
00mm×200mm×2mm)に、上記樹脂組成物
(A)層(積層フィルム)をラミネートロール温度12
0℃、ロール圧3kg/cm2、ラミネート速度0.5
m/minの条件でラミネートした後、ポリエステルフ
ィルムを剥がし、その上に感光性樹脂組成物(B)層
(積層フィルム)を同様にラミネートして、樹脂組成物
(A)層及び感光性樹脂組成物(B)層を形成した。
【0038】(露光、現像)次いで、感光性樹脂組成物
(B)層表面のポリエステルフィルムの上に、隔壁(セ
ル)の内側(隔壁上部以外)が露光されるように、全面
にパターンを乗せて、オーク製作所製の露光機HMW−
532Dにて3kw超高圧水銀灯で露光した。尚、露光
量についてはストーファー21段ステップタブレットを
用いて、ステップ7を与える露光量で行った。露光後1
5分間のホールドタイムを取った後、1%炭酸ナトリウ
ム水溶液、30℃で、最小現像時間の2倍の時間で現像
を行い、赤色のラインを形成した。更に、同様の操作を
行い、緑色のライン、青色のラインを形成した。
【0039】(焼成)現像後に焼成炉に入れて、約55
0℃に昇温させて、樹脂組成物(A)層及び感光性樹脂
組成物(B)層中の樹脂分を焼失させ、赤、緑、青の蛍
光体パターンを形成させた。
【0040】得られた蛍光体パターンが形成された隔壁
基板は、焼成によるパターンの欠損もなく、又、蛍光体
パターンの断面をSEM(走査型電子顕微鏡)で観察す
るとセルの壁面上部より底に至るまで蛍光体が効率よ
く、均一に形成されていた。
【0041】実施例2 実施例1において、樹脂組成物(A)中のアクリル系ポ
リマーの組成を下記の如く変更した以外は同様に行い、
蛍光体パターンを形成した。得られた蛍光体パターンが
形成された隔壁基板は、実施例1と同様、焼成によるパ
ターンの欠損もなく、又、セルの壁面上部より底に至る
まで蛍光体が効率よく、均一に形成されていた。アクリル系ポリマー(a) メチルメタクリレート/n−ブチルメタクリレート/メ
タクリル酸の共重合割合が重量基準で50/20/30
である共重合体(ガラス転移温度79.6℃、重量平均
分子量120000、酸価195.3mgKOH/g)
【0042】実施例3 実施例1において、樹脂組成物(A)中のエチレン性不
飽和化合物(b)を下記化1の如き化合物に変更した以
外は同様に行い、蛍光体パターンを形成した。得られた
蛍光体パターンが形成された隔壁基板は、実施例1と同
様、焼成によるパターンの欠損もなく、又、セルの壁面
上部より底に至るまで蛍光体が効率よく、均一に形成さ
れていた。エチレン性不飽和化合物(b)
【0043】
【化1】 (ここで、l、m、nは正数で、l+m+n≒3.9で
あり、20℃での粘度150mPa・sec、重量平均
分子量480である。) (ダイセルユーシービー(株)製、OTA−480)
【0044】比較例1 実施例1において、樹脂組成物(A)中のエチレン性不
飽和化合物(b)を配合しなかった以外は同様に行い、
蛍光体パターンを形成した。得られた蛍光体パターンが
形成された隔壁基板は、充分な追従性が得られず、パタ
ーンに欠陥が生じた。
【0045】比較例2 実施例1において、樹脂組成物(A)中の重合禁止剤
(c)を配合しなかった以外は同様に行い、蛍光体パタ
ーンを形成した。得られた蛍光体パターンが形成された
隔壁基板は、焼成後蛍光体がムラになり良好な結果が得
られなかった。
【0046】
【発明の効果】本発明の蛍光体パターンの形成方法は、
蛍光体を含有する樹脂組成物(A)層と蛍光体を含有し
ない感光性樹脂組成物(B)層を隔壁(セル)内に充填
されるように形成しているため、隔壁(セル)内への埋
め込み性に優れ、又、焼成時のパターン欠損がなく、隔
壁(セル)の側壁や底部に蛍光体を効率よく、均一に形
成することができ、PDP等の蛍光体形成用途に大変有
用である。
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】光重合開始剤(g)としては、例えばベン
ゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチル
エーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイ
ンn−ブチルエーテル、ベンゾインフェニルエーテル、
ベンジルジフェニルジスルフィド、ベンジルジメチルケ
タール、ジベンジル、ジアセチル、アントラキノン、ナ
フトキノン、3,3′−ジメチル−4−メトキシベンゾ
フェノン、ベンゾフェノン、4,4′−ビス(ジメチル
アミノ)ベンゾフェノン、4,4′−ビス(ジエチルア
ミノ)ベンゾフェノン、ピバロインエチルエーテル、
1,1−ジクロロアセトフェノン、p−t−ブチルジク
ロロアセトフェノン、2,2′−ビス(o−クロロフェ
ニル)4,5,4′,5′−テトラフェニル−1,2′
−ビイミダゾール、2−クロロチオキサントン、2−メ
チルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、2,2′−ジエトキシアセトフェノン、2,2′−
ジクロロ−4−フェノキシアセトフェノン、フェニルグ
リオキシレート、α−ヒドロキシイソブチルフェノン、
ジベンゾスパロン、1−(4−イソプロピルフェニル)
−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパノン、2−
メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフ
ォリノ−1−プロパノン、トリブロモフェニルスルホ
ン、トリブロモメチルフェニルスルホン等が挙げられ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】次いで、得られた樹脂組成物(A)をギャ
ップ10ミルのアプリケーターを用いて厚さ20μmの
ポリエステルフィルム上に塗工し、室温で1分30秒放
置した後、60℃、90℃、110℃のオーブンでそれ
ぞれ3分間ずつ乾燥して、厚さ(ha)50μmの樹脂
組成物(A)層を作製した。(但し保護フィルムは設け
ていない。) 尚、樹脂組成物(A)層においては赤色、緑色、青色の
各々を1種含有したものを作製した。又、上記感光性樹
脂組成物(B)を用いて、上記と同様に厚さ(hb)7
0μmの感光性樹脂組成物(B)層を作製した。(但し
保護フィルムは設けていない。) 得られた(A)層及び(B)層の積層体を用いて、以下
の要領で蛍光体のパターン形成を行った。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光表示体用基板の隔壁(セル)内に蛍
    光体のパターンを形成するにあたり、該隔壁(セル)内
    に、ガラス転移温度(Tg)が30℃以上のアクリル系
    ポリマー(a)、エチレン性不飽和化合物(b)、重合
    禁止剤(c)及び蛍光体(d)からなる樹脂組成物
    (A)層及び、感光性樹脂組成物(B)層を設けた後、
    露光、現像、焼成を行うことを特徴とする蛍光体パター
    ンの形成方法。
  2. 【請求項2】 ガラス転移温度(Tg)が30℃以上の
    アクリル系ポリマー(a)の重量平均分子量が1000
    0〜300000で、かつ、酸価が80〜250mgK
    OH/gであることを特徴とする請求項1記載の蛍光体
    パターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 エチレン性不飽和化合物(b)の20℃
    での粘度が5〜15000mPa・secであることを
    特徴とする請求項1又は2記載の蛍光体パターンの形成
    方法。
  4. 【請求項4】 樹脂組成物(A)における重合禁止剤
    (c)の含有量がガラス転移温度(Tg)が30℃以上
    のアクリル系ポリマー(a)100重量部に対して0.
    1〜15重量部であることを特徴とする請求項1〜3い
    ずれか記載の蛍光体パターンの形成方法。
  5. 【請求項5】 樹脂組成物(A)における蛍光体(c)
    の含有量がガラス転移温度(Tg)が30℃以上のアク
    リル系ポリマー(a)とエチレン性不飽和化合物(b)
    の合計量100重量部に対して1〜1500重量部であ
    ることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の蛍光体
    パターンの形成方法。
  6. 【請求項6】 感光性樹脂組成物(B)層がベースポリ
    マー(e)、エチレン性不飽和化合物(f)、光重合開
    始剤(g)からなる感光性樹脂組成物層であることを特
    徴とする請求項1〜5いずれか記載の蛍光体パターンの
    形成方法。
  7. 【請求項7】 該隔壁(セル)内に樹脂組成物(A)層
    を設けた後、次いで感光性樹脂組成物(B)層を設ける
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の蛍光体パ
    ターンの形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7に記載のいずれかの方法を
    3回繰り返し、R(赤)、G(緑)、B(青)3色の蛍
    光体パターンを形成することを特徴とする蛍光体パター
    ンの形成方法。
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