JPH11273340A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH11273340A
JPH11273340A JP10073627A JP7362798A JPH11273340A JP H11273340 A JPH11273340 A JP H11273340A JP 10073627 A JP10073627 A JP 10073627A JP 7362798 A JP7362798 A JP 7362798A JP H11273340 A JPH11273340 A JP H11273340A
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JP
Japan
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refresh
semiconductor device
self
cycle
signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10073627A
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English (en)
Inventor
Tomonori Fujimoto
知則 藤本
Kiyoto Ota
清人 大田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMとロジック回路とが1チップ化さ
れ、セルフリフレッシュ時のDRAMの消費電力が削減
された半導体装置を実現する。 【解決手段】 低電力モード命令LPMに応じクロック
CPとオートリフレッシュ制御信号RAUTOとセルフ
リフレッシュ制御信号RSELFとリフレッシュ周期設
定信号SLFPSとを供給するためのCPU1と、各々
分周クロックCLK4,CLK8を供給する2分周器2
1,22と、分周クロックCLK4,CLK8の一方と
同じ周期のセルフリフレッシュ信号SROを供給するセ
ットリセット回路33と、カウントクロックCNTCK
に従い行アドレスRADを供給するアドレスカウンタ7
0と、セルフリフレッシュ信号SROと保持オートリフ
レッシュ信号RAUTLとに基づく内部リフレッシュ制
御信号IRAS及び行アドレスRADに応じてセルフリ
フレッシュを行うDRAMコア2とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフレッシュが必
要なメモリ、つまりダイナミックランダムアクセスメモ
リ(以下、DRAMと略す)とロジック回路とが1チッ
プ化された半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリセルがコンデンサによって形成さ
れているDRAMにおいては、ある時間経つと、電荷と
してメモリセルに保持されているデータがリーク電流に
より失われてしまう。したがって、メモリセルが保持す
るデータを書き直して維持するために、リフレッシュ動
作を行う必要がある。DRAMにおけるリフレッシュ動
作は、メモリセルが有するそれぞれ複数の行と列とによ
り構成されたメモリマトリクスにおいて、1行分の行線
(ワード線)を選択した後にそのワード線上のすべての
メモリセルについて読み出し・増幅・再書き込みを行う
動作を、全ワード線に対して順次行うことにより実現さ
れる。
【0003】DRAMのリフレッシュ動作としては、メ
モリセルに対するデータの読み出し/書き込みといった
ランダムアクセス動作中に割り込んで行われるリフレッ
シュ動作と、DRAMがランダムアクセス動作中でなく
データ保持モードである期間、例えば電池によるバック
アップ期間中に行われるリフレッシュ動作とがある。
【0004】前者、つまりアクセス動作中に割り込んで
行われるリフレッシュ動作には2つの方式がある。1つ
は、リフレッシュ用の行アドレスを外部のリフレッシュ
アドレスカウンタから与え、行アドレスストローブ信号
/RASを立ち下げてから立ち上げるまでの期間にリフ
レッシュを行う、RASオンリリフレッシュ方式であ
る。もう1つは、外部からリフレッシュ要求信号を与
え、行アドレスを外部アドレスからDRAM内蔵のリフ
レッシュアドレスカウンタへ切り換えてリフレッシュを
行う、オートリフレッシュ方式である。現在、オートリ
フレッシュ方式としては、列アドレスストローブ信号/
CAS、行アドレスストローブ信号/RASの順にLo
wレベル“L”にし、かつ、行アドレスストローブ信号
/RASを立ち下げてから立ち上げるまでの間にリフレ
ッシュを行う、CASビフォアRASリフレッシュ(以
下、CBRリフレッシュと略す)が標準仕様になってい
る。
【0005】後者、つまりデータ保持モードにおけるリ
フレッシュ動作には、内部のタイマーが自動的に生成し
たリフレッシュ要求信号に応じて、内蔵したリフレッシ
ュアドレスカウンタの出力を行アドレスとしてリフレッ
シュを行うことにより、外部から制御信号を与えなくて
も一定の周期でリフレッシュを継続して行うセルフリフ
レッシュ方式がある。現在、セルフリフレッシュ方式と
しては、CBRリフレッシュにおいて行アドレスストロ
ーブ信号/RAS及び列アドレスストローブ信号/CA
Sの双方を“L”のまま100μsec以上保つことに
よりセルフリフレッシュ動作に入る、CBRセルフリフ
レッシュが標準仕様になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によれば、DRAMをセルフリフレッシュ動作
させる場合には所定の1種類の周期しか使用できない。
したがって、DRAMとロジック回路とが1チップ化さ
れた半導体装置においても、半導体装置の外部からセル
フリフレッシュ動作時のリフレッシュ周期を切り替える
ことができない。このため、例えば、通常よりクロック
周波数を下げたシステムで使用する場合等、消費電力が
下がることによって半導体装置の内部温度が下がり、メ
モリセルのデータ保持時間が通常より長くなる場合にお
いても、半導体装置を再設計しなければリフレッシュ周
期を変えられない。したがって、消費電力を容易に削減
できない。
【0007】本発明は、上記従来の問題に鑑み、リフレ
ッシュが必要なメモリ、つまりDRAMとロジック回路
とが1チップ化された半導体装置であって、セルフリフ
レッシュ時のリフレッシュ周期を外部から容易に切り替
えられる半導体装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、リフレッシュが必要なメモリとロジッ
ク回路とが1チップ化された半導体装置において、該半
導体装置の外部から受け取った信号に基づいて、ロジッ
ク回路がメモリのセルフリフレッシュ動作時のリフレッ
シュ周期を切り替えることとしたものである。
【0009】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、1チップ化された半導体装置を、データを記憶する
ためのリフレッシュが必要なメモリと、複数のリフレッ
シュ周期のうち1つのリフレッシュ周期を指定する周期
設定信号とクロックとをメモリへ供給するためのロジッ
ク回路とを備えたこととしたものである。
【0010】これにより、ロジック回路から供給された
周期設定信号に応じて、複数のリフレッシュ周期のうち
1つのリフレッシュ周期によりメモリがリフレッシュさ
れる半導体装置が実現される。
【0011】請求項2の発明が講じた解決手段は、請求
項1の半導体装置において、ロジック回路は中央演算処
理装置からなることとしたものである。
【0012】これにより、リフレッシュ周期の設定と変
更とが容易に行える。
【0013】請求項3の発明が講じた解決手段は、請求
項1又は2の半導体装置において、ロジック回路は、半
導体装置の外部から受け取った低電力モード命令に応答
して第1の周期でメモリにセルフリフレッシュ動作を開
始させかつクロックの供給を停止し、セルフリフレッシ
ュ動作を開始してから所定の待機時間経過後にメモリの
リフレッシュ周期を第1の周期よりも長い第2の周期に
変更するために周期設定信号を変更して供給することと
したものである。
【0014】これにより、ロジック回路がクロックの供
給を停止したスタンバイモードにおいて、メモリがセル
フリフレッシュ動作を開始してから所定の時間経過後に
長いリフレッシュ周期に変更するので、半導体装置の内
部温度が十分に低下した時点においてリフレッシュ周期
を変更して、半導体装置が誤動作することなくセルフリ
フレッシュ動作時の消費電力を削減できる。
【0015】請求項4の発明が講じた解決手段は、請求
項3の半導体装置において、メモリは変更された周期設
定信号を受け取った後内部リフレッシュ制御信号に同期
してセルフリフレッシュ動作を開始することとしたもの
である。
【0016】これにより、メモリがセルフリフレッシュ
動作を開始するのは、周期設定信号を受け取った後の最
初の内部リフレッシュ制御信号に同期したタイミングな
ので、リフレッシュ周期を切り替える際の誤動作を防止
できる。
【0017】請求項5の発明が講じた解決手段は、請求
項3の半導体装置において、ロジック回路は半導体装置
の外部からリフレッシュ周期を指示する信号を更に受け
取り、該受け取った信号と低電力モード命令とに基づい
て周期設定信号を供給することとしたものである。
【0018】これにより、ロジック回路は各々受け取っ
たリフレッシュ周期を指示する信号と低電力モード命令
とに基づいて周期設定信号を供給するので、2種類より
多いセルフリフレッシュ周期のうちからセルフリフレッ
シュ周期を設定できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は、DRA
Mとロジック回路である中央演算処理装置(以下、CP
Uと略す)とが混載された、つまり1チップ化された半
導体装置における、DRAMのリフレッシュ制御回路の
構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、CPU1は、半導体装置の
外部に対する制御を行い、かつ、外部から受け取った低
電力モード命令LPMに応じて、クロックCPと、オー
トリフレッシュ制御信号RAUTOと、セルフリフレッ
シュ制御信号RSELFと、リフレッシュ周期設定信号
SLFPSとをそれぞれ供給することにより、DRAM
コア2を制御するための制御手段である。DRAMコア
2は、半導体装置が有するDRAMの一部をなす記憶手
段である。発振回路10は、受け取ったセルフリフレッ
シュ制御信号RSELFが“H”の場合には、クロック
CLK1を供給するための発振手段である。2分周器2
0,21,22は、受け取ったクロックCLK1を順次
分周し、それぞれ分周クロックCLK2,CLK4,C
LK8を供給するための分周手段である。Dフリップフ
ロップ30は、データ端子に受け取ったリフレッシュ周
期設定信号SLFPSと、クロック端子に受け取ったセ
ルフリフレッシュ信号SROとに基づいて、周期選択信
号PSLを供給するためのラッチ手段である。セレクタ
31は、受け取った周期選択信号PSLのレベルに応じ
て、それぞれ受け取った分周クロックCLK4又は分周
クロックCLK8のいずれかを選択して、分周信号CK
Oを供給するための選択手段である。1ショットパルス
発生回路32は、受け取った分周信号CKOの立ち上が
りに応じて、所定のパルス幅を有するセットパルスSE
TPを生成するためのパルス生成手段である。セットリ
セット回路33は、それぞれ受け取ったセットパルスS
ETPとリセットパルスRSTPとに応じて、セルフリ
フレッシュ信号SROを供給するための信号生成手段で
ある。
【0021】遅延回路40は、受け取ったセルフリフレ
ッシュ信号SROを一定時間遅延させたリセットパルス
RSTPを、セットリセット回路33のリセット端子に
供給するための遅延手段である。Dフリップフロップ5
0は、それぞれ受け取ったオートリフレッシュ制御信号
RAUTOとクロックCPとに基づいて、保持オートリ
フレッシュ制御信号RAUTLを供給するためのラッチ
手段である。OR回路60は、それぞれ受け取ったセル
フリフレッシュ信号SROと保持オートリフレッシュ制
御信号RAUTLとの論理和からなる内部リフレッシュ
制御信号IRASを供給するための論理ゲートである。
遅延回路61は、受け取った保持オートリフレッシュ制
御信号RAUTLを一定時間遅延させた遅延オートリフ
レッシュ制御信号RAUTDを供給するための遅延手段
である。遅延回路62は、受け取ったセルフリフレッシ
ュ信号SROを一定時間遅延させた遅延セルフリフレッ
シュ信号SRODを供給するための遅延手段である。N
OR回路63は、それぞれ受け取った遅延オートリフレ
ッシュ制御信号RAUTDと遅延セルフリフレッシュ信
号SRODとのNOR論理からなるカウントクロックC
NTCKを供給するための論理ゲートである。アドレス
カウンタ70は、受け取ったカウントクロックCNTC
Kを計数して、行アドレスRADを供給するための計数
手段である。
【0022】図2は、本発明に係る半導体装置が有する
DRAMの構成を示すブロック図である。図2におい
て、2は半導体装置が有するDRAMの一部をなすDR
AMコアである。メモリセル80は、容量に1ビット分
のデータを記憶するための記憶素子である。メモリセル
アレー81は、n行×m列のメモリセル80を有する記
憶手段である。そして、メモリセルアレー81は、n本
の行選択線であるワード線WLと、1ペアの列選択線で
あるデータ線BL,/BLからなるデータ対線であって
mペアのデータ対線とによってメモリセル80が選択さ
れ、選択されたメモリセル80に対してデータの読み書
きが実行される構成を有する。行選択回路82は、内部
リフレッシュ制御信号IRASを受け取り、かつ、受け
取った行アドレスRADに基づいてワード線WLを選択
して、選択されたワード線WLにパルスを印可するため
の行選択手段である。センスアンプ83は、データ線B
L,/BL間の微小な電圧差を増幅するための増幅手
段、センスアンプブロック84は、m個のセンスアンプ
83からなる増幅ブロックである。Pchトランジスタ
Q1,Q2は、それぞれ受け取った内部リフレッシュ制
御信号IRASに応じてそれぞれデータ線BL,/BL
へプリチャージ電圧Vpcを印加して、各データ線B
L,/BLをプリチャージするためのスイッチング手段
である。
【0023】以下、図2のDRAMをリフレッシュする
ための図1のリフレッシュ制御回路について、図3を参
照して説明する。図3は、図1のリフレッシュ制御回路
のオートリフレッシュ動作を示すタイミングチャート図
である。この場合には、セルフリフレッシュ制御信号R
SELFは“L”なので発振回路10は動作せず、セル
フリフレッシュ信号SROは“L”である。
【0024】まず、図1のDフリップフロップ50は、
CPU1からそれぞれオートリフレッシュ制御信号RA
UTOとクロックCPとを受け取り、クロックCPの立
ち上がりでオートリフレッシュ制御信号RAUTOをラ
ッチして保持オートリフレッシュ制御信号RAUTLを
供給する。OR回路60は、受け取ったセルフリフレッ
シュ信号SROが“L”なので、受け取った保持オート
リフレッシュ制御信号RAUTLをそのまま内部リフレ
ッシュ制御信号IRASとして供給する。
【0025】内部リフレッシュ制御信号IRASが
“H”である期間において、図2のDRAMコア2は次
のように動作する。すなわち、アドレスカウンタ70の
出力である行アドレスRADにより選択されたワード線
WLに“H”が印可され、そのワード線WL上のすべて
のメモリセル80が選択され、mペアのデータ線BL,
/BLに各メモリセル80のデータが微小信号として読
み出される。そして、その微小信号がm個のセンスアン
プ83によってそれぞれ差動増幅され、増幅された信号
によって各メモリセル80にデータが再書き込みされ
る。このことによって、1本のワード線WLに対してリ
フレッシュ動作が行われる。
【0026】図3において、オートリフレッシュ制御信
号RAUTOが“L”になると、それに応じて保持オー
トリフレッシュ制御信号RAUTLが“L”になるの
で、OR回路60からは内部リフレッシュ制御信号IR
ASとして“L”が供給される。したがって、図2の行
選択回路82は全ワード線WLを非選択にし、センスア
ンプブロック84は動作を停止し、かつ、Pchトラン
ジスタQ1,Q2がそれぞれONして、各データ線B
L,/BLはプリチャージされて所定の電圧に初期化さ
れる。
【0027】一方、図1において、保持オートリフレッ
シュ制御信号RAUTLは遅延回路61によって遅延さ
れ、遅延回路61から遅延オートリフレッシュ制御信号
RAUTDが供給される。NOR回路63は、入力の一
方であってセルフリフレッシュ信号SROが遅延された
信号である遅延セルフリフレッシュ信号SRODが
“L”なので、他方の入力である遅延オートリフレッシ
ュ制御信号RAUTDを反転して供給する。したがっ
て、アドレスカウンタ70は、図3における遅延オート
リフレッシュ制御信号RAUTDの立下り、すなわちN
OR回路63から受け取ったカウントクロックCNTC
Kの立ち上がりで行アドレスRADのカウントアップを
行う。CPU1はそれぞれ所定の周期でクロックCPと
オートリフレッシュ制御信号RAUTOとを供給し、こ
れによって行アドレスRADがA,A+1,A+2,…
と順次カウントアップされてオートリフレッシュが行わ
れる。
【0028】図4は、図1のリフレッシュ制御回路のセ
ルフリフレッシュ動作を示すタイミングチャート図であ
る。図4において、CPU1は、リフレッシュ周期設定
信号SLFPSを“L”に初期設定する。このことによ
り、後述するように、セルフリフレッシュ時のリフレッ
シュ周期が短い方に初期設定される。また、CPU1
は、セルフリフレッシュ制御信号RSELFを“L”に
初期設定するので、Dフリップフロップ30がクロック
端子に受け取るセルフリフレッシュ信号SROは“L”
になる。この場合には、Dフリップフロップ30は以前
の状態である“L”をそのまま周期選択信号PSLとし
て供給するものとする。また、CPU1が、オートリフ
レッシュ制御信号RAUTOを“L”に設定するので、
Dフリップフロップ50によって保持オートリフレッシ
ュ制御信号RAUTLが“L”になる。
【0029】セルフリフレッシュ動作を開始する場合に
は、CPU1が時刻t0においてセルフリフレッシュ制
御信号RSELFを“H”にして、発振回路10を動作
させてクロックCLK1を供給し、分周回路21,22
がそれぞれ周期T,2Tを有する分周クロックCLK
4,CLK8を供給する。Dフリップフロップ30は、
受け取ったセルフリフレッシュ信号SROが“L”であ
ることから、引き続き周期選択信号PSLとして“L”
を供給する。セレクタ31は、分周クロックCLK4,
CLK8のうち、受け取った周期選択信号PSLに応じ
て選択した、周期が短い方の分周クロックCLK4を分
周信号CKOとして供給する。1ショットパルス発生回
路32は受け取った分周信号CKOの立ち上がりに応じ
てセットパルスSETPを生成し、セットリセット回路
33は受け取ったセットパルスSETPに応じてセルフ
リフレッシュ信号SROを“H”にして生成する。遅延
回路40は、セルフリフレッシュ信号SROを遅延させ
たリセットパルスRSTPをセットリセット回路33の
リセット端子に供給し、これによってセルフリフレッシ
ュ信号SROは立ち下がる。以下、図4に示すように、
分周クロックCLK4からなる、周期Tを有する分周信
号CKOの立ち上がりに応じて、所定のパルス幅を持つ
セルフリフレッシュ信号SROが生成される。そして、
OR回路60は、一方の入力である保持オートリフレッ
シュ制御信号RAUTLが“L”なので、他方の入力で
あるセルフリフレッシュ信号SROをそのまま内部リフ
レッシュ制御信号IRASとして供給する。したがっ
て、DRAMは、周期Tを有する内部リフレッシュ制御
信号IRASによってリフレッシュされる。
【0030】図1のCPU1とDRAMコア2とが1チ
ップ化された半導体装置が、スタンバイモードになった
場合を考える。この場合には、半導体装置の外部からC
PU1へ供給された低電力モード命令LPMに応じて、
CPU1は、時刻t0でセルフリフレッシュ制御信号R
SELFを“L”から“H”にして供給し、DRAMを
セルフリフレッシュモードに設定する。また、CPU1
は低電力モードになって、DRAM用のクロックCPの
供給を停止する。セルフリフレッシュモードにおいては
リフレッシュ周期設定信号SLFPSが“L”に初期設
定されているので、周期Tを有する分周クロックCLK
4が選択され、分周信号CKOとして供給される。した
がって、図4に示すように、DRAMは周期Tを有する
内部リフレッシュ制御信号IRASよってリフレッシュ
される。
【0031】DRAMがセルフリフレッシュモードに設
定された後に、CPU1は内臓のタイマーによって時間
の計測を開始する。図4の時刻t1になると、CPU1
は、スタンバイモードになった後の半導体装置の内部温
度が充分低下するまでに最低限必要であるとして設定さ
れた待機時間が経過したと判断する。内部温度が充分低
下すればメモリセルがデータを保持できる時間が長くな
るので、CPU1は、リフレッシュ周期を長くしてもデ
ータの破壊が起きなくなると判断して、時刻t1でリフ
レッシュ周期設定信号SLFPSを“H”にする。この
ことによって、図1のDフリップフロップ30は、クロ
ック端子に受け取るセルフリフレッシュ信号SROがt
1より後に最初に立ち上がるタイミング、つまり時刻t
2で、周期選択信号PSLを“L”から“H”にして供
給する。セレクタ31は、受け取った周期選択信号PS
Lに応じて周期2Tを有する分周クロックCLK8を選
択して、分周信号CKOとして供給する。1ショットパ
ルス発生回路32は受け取った分周信号CKOの立ち上
がりに応じてセットパルスSETPを生成し、セットリ
セット回路33は受け取ったセットパルスSETPに応
じてセルフリフレッシュ信号SROを“H”にして生成
する。遅延回路40は、セルフリフレッシュ信号SRO
を遅延させたリセットパルスRSTPをセットリセット
回路33のリセット端子に供給し、これによってセルフ
リフレッシュ信号SROは立ち下がる。以下、図4に示
すように、分周クロックCLK8からなる、周期2Tを
有する分周信号CKOの立ち上がりに応じて、所定のパ
ルス幅を持つセルフリフレッシュ信号SROが生成され
る。そして、OR回路60は、一方の入力である保持オ
ートリフレッシュ制御信号RAUTLが“L”なので、
他方の入力であるセルフリフレッシュ信号SROをその
まま内部リフレッシュ制御信号IRASとして供給す
る。したがって、DRAMは、周期2Tを有する内部リ
フレッシュ制御信号IRASによってリフレッシュされ
る。
【0032】以上説明したように、本発明によれば、C
PU1とDRAMとが混載され1チップ化された半導体
装置において、DRAMコア2のセルフリフレッシュ時
に、半導体装置の外部から受け取った低電力モード命令
LPMに応じてCPU1が生成したリフレッシュ周期設
定信号SLFPSによって、リフレッシュ周期が切り替
えられる。したがって、半導体装置がスタンバイモード
になるとCPU1がDRAMコア2をセルフリフレッシ
ュモードにし、かつ、CPU1が低電力モードになると
半導体装置の内部温度が充分低下したタイミングでCP
U1がDRAMコア2のリフレッシュ周期を長くする。
このことによって、スタンバイモードにおいて消費電力
が削減された半導体装置が実現される。
【0033】また、受け取った低電力モード命令LPM
に応じてセルフリフレッシュ動作の開始とリフレッシュ
周期の切り替えとを決定する。そして、セルフリフレッ
シュ動作開始から必要最低限の所定の待機時間だけ経過
した後リフレッシュ動作中にリフレッシュ周期を切り替
えられたとしても、DRAMのリフレッシュ周期の設定
は、内部リフレッシュ制御信号IRASに同期して行わ
れるため、リフレッシュの誤動作を起こすことなく、リ
フレッシュ周期の切り替えを行うことができる。
【0034】なお、以上の説明においては、半導体装置
の外部から供給されスタンバイモードかどうかを指示す
る低電力モード命令LPMに基づき、1本のリフレッシ
ュ周期設定信号SLFPSを用いて2種類の周期、つま
り周期T及び2TによってDRAMコア2がセルフリフ
レッシュ動作を行った。これに代えて、半導体装置の外
部から、低電力モード命令LPMとリフレッシュ周期を
指示する周期指示信号とを供給してもよい。例えば、低
電力モード命令LPMと1本の周期指示信号とをCPU
1が受け取り、CPU1がこれらの信号に基づいて異な
る2本のリフレッシュ周期設定信号SLFPSを供給す
る。そして、2本のリフレッシュ周期設定信号SLFP
Sに基づいて、4種類の周期を有する信号、例えば図1
のクロックCLK1,CLK2,CLK4,CLK8の
うちから分周信号CKOを選択できる。もちろん、周期
指示信号が2本より多くてもよいことはいうまでもな
い。したがって、CPU1が、2種類よりも多い周期の
うちからDRAMコア2が誤動作しない範囲における最
長の周期を選択して、その最長の周期でDRAMコア2
がセルフリフレッシュ動作を行うことによって、スタン
バイモードにおいて更に消費電力が削減された半導体装
置が実現される。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、メモリとロジ
ック回路とが1チップ化された半導体装置であって、複
数のリフレッシュ周期のうち1つのリフレッシュ周期に
よりメモリがリフレッシュされる半導体装置が実現され
る。
【0036】請求項2の発明によれば、ロジック回路と
して中央演算処理装置を用いることにより、リフレッシ
ュ周期の設定と変更とを容易に行うことができる。
【0037】請求項3の発明によれば、半導体装置の外
部から受け取った低電力モード命令に応じてメモリのリ
フレッシュ周期が変更され、セルフリフレッシュ時にお
いて長い周期でメモリがリフレッシュされるので、スタ
ンバイモードにおいて消費電力が削減された半導体装置
が実現される。
【0038】請求項4の発明によれば、リフレッシュ周
期を切り替える場合に誤動作が発生しない半導体装置が
実現される。
【0039】請求項5の発明によれば、2種類よりも多
い周期のうちからメモリが誤動作しない範囲における最
長の周期を選択し、その最長の周期でメモリがセルフリ
フレッシュ動作を行うので、スタンバイモードにおいて
更に消費電力が削減された半導体装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置におけるリフレッシュ
制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る半導体装置が有するDRAMの構
成を示すブロック図である。
【図3】図1のリフレッシュ制御回路のオートリフレッ
シュ動作を示すタイミングチャート図である。
【図4】図1のリフレッシュ制御回路のセルフリフレッ
シュ動作を示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 CPU(ロジック回路) 2 DRAMコア 10 発振回路 20,21,22 2分周器 30,50 Dフリップフロップ 31 セレクタ 32 1ショットパルス発生回路 33 セットリセット回路 40,61,62 遅延回路 60 OR回路 63 NOR回路 70 アドレスカウンタ CKO 分周信号 CLK1,CP クロック CLK2,CLK4,CLK8 分周クロック CNTCK カウントクロック IRAS 内部リフレッシュ制御信号 LPM 低電力モード命令 PSL 周期選択信号 RAD 行アドレス RAUTD 遅延オートリフレッシュ制御信号 RAUTL 保持オートリフレッシュ制御信号 RAUTO オートリフレッシュ制御信号 RSELF セルフリフレッシュ制御信号 RSTP リセットパルス SETP セットパルス SLFPS リフレッシュ周期設定信号(周期設定信
号) SRO セルフリフレッシュ信号 SROD 遅延セルフリフレッシュ信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1チップ化された半導体装置であって、 データを記憶するためのリフレッシュが必要なメモリ
    と、 複数のリフレッシュ周期のうち1つのリフレッシュ周期
    を指定する周期設定信号とクロックとを前記メモリへ供
    給するためのロジック回路とを備えたことを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記ロジック回路は中央演算処理装置からなることを特
    徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、 前記ロジック回路は、前記半導体装置の外部から受け取
    った低電力モード命令に応答して第1の周期で前記メモ
    リにセルフリフレッシュ動作を開始させかつ前記クロッ
    クの供給を停止し、前記セルフリフレッシュ動作を開始
    してから所定の待機時間経過後に前記メモリのリフレッ
    シュ周期を前記第1の周期よりも長い第2の周期に変更
    するために前記周期設定信号を変更して供給することを
    特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置において、 前記メモリは前記変更された周期設定信号を受け取った
    後内部リフレッシュ制御信号に同期して前記セルフリフ
    レッシュ動作を開始することを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体装置において、 前記ロジック回路は前記半導体装置の外部からリフレッ
    シュ周期を指示する信号を更に受け取り、該受け取った
    信号と前記低電力モード命令とに基づいて前記周期設定
    信号を供給することを特徴とする半導体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8355290B2 (en) 2009-06-01 2013-01-15 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor memory and system

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