JPH11272993A - 仮設交通信号機 - Google Patents
仮設交通信号機Info
- Publication number
- JPH11272993A JPH11272993A JP9256198A JP9256198A JPH11272993A JP H11272993 A JPH11272993 A JP H11272993A JP 9256198 A JP9256198 A JP 9256198A JP 9256198 A JP9256198 A JP 9256198A JP H11272993 A JPH11272993 A JP H11272993A
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- JP
- Japan
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- signal
- unit
- traffic
- time
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 片側交互通行用の仮設交通信号機において、
同期ケーブルおよび電源ケーブルを不要にして設置作業
を容易にする。 【解決手段】 少なくとも二台を一組として使用される
片側交互通行用の仮設交通信号機１であって、該仮設交
通信号機１に、信号表示部の表示信号を内部タイマ２２
の時刻データに基づいて交互に切換える制御部１３と、
時刻情報を含む衛星電波をアンテナ１１を介して受信す
る受信部１２と、受信した時刻情報に基づいて内部タイ
マ２２の時刻データを補正する時刻データ補正手段と、
各部に電源を供給するバッテリ１０と、該バッテリ１０
を充電する太陽電池９とを設ける。
同期ケーブルおよび電源ケーブルを不要にして設置作業
を容易にする。 【解決手段】 少なくとも二台を一組として使用される
片側交互通行用の仮設交通信号機１であって、該仮設交
通信号機１に、信号表示部の表示信号を内部タイマ２２
の時刻データに基づいて交互に切換える制御部１３と、
時刻情報を含む衛星電波をアンテナ１１を介して受信す
る受信部１２と、受信した時刻情報に基づいて内部タイ
マ２２の時刻データを補正する時刻データ補正手段と、
各部に電源を供給するバッテリ１０と、該バッテリ１０
を充電する太陽電池９とを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも二台を
一組として使用される片側交互通行用の仮設交通信号機
の技術分野に属するものである。
一組として使用される片側交互通行用の仮設交通信号機
の技術分野に属するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種仮設交通信号機は、道路
工事現場等の片側交互通行区間において少なくとも二台
（親機・子機）を一組として使用されるが、各仮設交通
信号機は、交互に通行許可信号を表示すべく互いに同期
をとる必要があるため、従来では、各仮設交通信号機を
同期ケーブルで繋いでいた。しかるにこの場合には、片
側交互通行区間に応じた長いケーブルを用意し、該ケー
ブルを工事や通行の邪魔にならないように敷設する必要
があるため、仮設交通信号機の設置コストが高くなる許
りでなく、設置作業が煩雑になる不都合があった。
工事現場等の片側交互通行区間において少なくとも二台
（親機・子機）を一組として使用されるが、各仮設交通
信号機は、交互に通行許可信号を表示すべく互いに同期
をとる必要があるため、従来では、各仮設交通信号機を
同期ケーブルで繋いでいた。しかるにこの場合には、片
側交互通行区間に応じた長いケーブルを用意し、該ケー
ブルを工事や通行の邪魔にならないように敷設する必要
があるため、仮設交通信号機の設置コストが高くなる許
りでなく、設置作業が煩雑になる不都合があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、各仮設交通信
号に内部タイマを設け、該内部タイマの時刻データに基
づいて同期をとることが提案されているが、このもので
は、内部タイマの誤差で同期が乱れるため、定期的に内
部タイマの時刻データを手動補正する必要があった。
号に内部タイマを設け、該内部タイマの時刻データに基
づいて同期をとることが提案されているが、このもので
は、内部タイマの誤差で同期が乱れるため、定期的に内
部タイマの時刻データを手動補正する必要があった。
【０００４】また、従来の仮設交通信号機は、同期方式
に拘わらず、外部電源で作動するように構成されていた
ため、現場毎に電源を確保する必要がある許りでなく、
延長電源ケーブルを用意しなければならない不都合があ
った。
に拘わらず、外部電源で作動するように構成されていた
ため、現場毎に電源を確保する必要がある許りでなく、
延長電源ケーブルを用意しなければならない不都合があ
った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、少なくとも二台を一組として使用
される片側交互通行用の仮設交通信号機であって、該仮
設交通信号機に、通行許可信号および通行禁止信号を発
光表示する信号表示部と、該信号表示部の表示信号を内
部タイマの時刻データに基づいて交互に切換える表示制
御部と、表示切換パターンを反転させる親機・子機設定
手段と、時刻情報を含む衛星電波をアンテナを介して受
信する受信部と、該受信部を所定時間毎に作動させる受
信制御手段と、受信した時刻情報に基づいて内部タイマ
の時刻データを補正する時刻データ補正手段と、各部に
電源を供給するバッテリと、該バッテリを充電する太陽
電池とを設けたことを特徴とするものである。つまり、
各仮設交通信号機を内部タイマの時刻データに基づいて
同期させるものでありながら、時刻情報を含む衛星電波
を所定時間毎に受信して内部タイマの時刻データを補正
するため、定期的な内部タイマの手動補正を不要にする
ことができる。また、本発明の仮設交通信号機は、太陽
電池で充電されるバッテリを電源として作動するため、
設置時に外部電源を確保する必要がない許りでなく、延
長電源ケーブルも不要になる。従って、少なくとも二台
を一組として仮設交通信号機を設置するにあたり、各仮
設交通信号機を所定の場所に単に設置するだけで、正確
に同期した片側交互通行用の信号表示を行うことが可能
になる。また、パネル状に形成される衛星電波受信用ア
ンテナおよび太陽電池を予めパネルケースに組込み、該
パネルケースを仮設交通信号機の上面全体に取付けたこ
とを特徴とするものである。つまり、衛星電波受信用ア
ンテナや太陽電池を仮設交通信号機に直接取付ける場合
に比して取付作業を簡略化することができる許りでな
く、衛星電波受信用アンテナの受信面積や太陽電池の受
光面積を可及的に広く確保することができる。
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであって、少なくとも二台を一組として使用
される片側交互通行用の仮設交通信号機であって、該仮
設交通信号機に、通行許可信号および通行禁止信号を発
光表示する信号表示部と、該信号表示部の表示信号を内
部タイマの時刻データに基づいて交互に切換える表示制
御部と、表示切換パターンを反転させる親機・子機設定
手段と、時刻情報を含む衛星電波をアンテナを介して受
信する受信部と、該受信部を所定時間毎に作動させる受
信制御手段と、受信した時刻情報に基づいて内部タイマ
の時刻データを補正する時刻データ補正手段と、各部に
電源を供給するバッテリと、該バッテリを充電する太陽
電池とを設けたことを特徴とするものである。つまり、
各仮設交通信号機を内部タイマの時刻データに基づいて
同期させるものでありながら、時刻情報を含む衛星電波
を所定時間毎に受信して内部タイマの時刻データを補正
するため、定期的な内部タイマの手動補正を不要にする
ことができる。また、本発明の仮設交通信号機は、太陽
電池で充電されるバッテリを電源として作動するため、
設置時に外部電源を確保する必要がない許りでなく、延
長電源ケーブルも不要になる。従って、少なくとも二台
を一組として仮設交通信号機を設置するにあたり、各仮
設交通信号機を所定の場所に単に設置するだけで、正確
に同期した片側交互通行用の信号表示を行うことが可能
になる。また、パネル状に形成される衛星電波受信用ア
ンテナおよび太陽電池を予めパネルケースに組込み、該
パネルケースを仮設交通信号機の上面全体に取付けたこ
とを特徴とするものである。つまり、衛星電波受信用ア
ンテナや太陽電池を仮設交通信号機に直接取付ける場合
に比して取付作業を簡略化することができる許りでな
く、衛星電波受信用アンテナの受信面積や太陽電池の受
光面積を可及的に広く確保することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、１は片側交
互通行用の仮設交通信号機であって、該仮設交通信号機
１は、通常、片側交互通行区間（道路工事現場等）の区
間始端位置および区間終端位置にそれぞれ設置台（図示
せず）を用いて設置し、二台を一組として片側交互通行
用の信号表示を行うものであるが、これらの基本構成は
従来通りである。
を図面に基づいて説明する。図面において、１は片側交
互通行用の仮設交通信号機であって、該仮設交通信号機
１は、通常、片側交互通行区間（道路工事現場等）の区
間始端位置および区間終端位置にそれぞれ設置台（図示
せず）を用いて設置し、二台を一組として片側交互通行
用の信号表示を行うものであるが、これらの基本構成は
従来通りである。
【０００７】２は仮設交通信号機１のケース体であっ
て、該ケース体２は、前面が開口した箱状の本体ケース
３と、該本体ケース３の開口を覆蓋する開閉自在な蓋ケ
ース４とで構成されている。そして、蓋ケース４には、
多数の発光ダイオードＬＥＤで構成される赤信号灯５お
よび青信号灯６（信号表示部）が上下に並ぶように取付
けられているが、さらに青信号灯６の下側には、待ち時
間（赤信号残時間）を表示する待ち時間表示部７が形成
されている。
て、該ケース体２は、前面が開口した箱状の本体ケース
３と、該本体ケース３の開口を覆蓋する開閉自在な蓋ケ
ース４とで構成されている。そして、蓋ケース４には、
多数の発光ダイオードＬＥＤで構成される赤信号灯５お
よび青信号灯６（信号表示部）が上下に並ぶように取付
けられているが、さらに青信号灯６の下側には、待ち時
間（赤信号残時間）を表示する待ち時間表示部７が形成
されている。
【０００８】８は本体ケース３の上面全体に取付けられ
るパネルケースであって、該パネルケース８には、パネ
ル状に形成された多数の太陽電池９が組込まれている。
つまり、仮設交通信号機１の電源を内部のバッテリ１０
とし、該バッテリ１０を太陽電池９の発電電流で充電す
るように構成されているが、さらに本実施形態のパネル
ケース８には、後述する衛星電波を受信するためのパネ
ル型アンテナ１１が太陽電池９と共に予め組込まれてい
る。
るパネルケースであって、該パネルケース８には、パネ
ル状に形成された多数の太陽電池９が組込まれている。
つまり、仮設交通信号機１の電源を内部のバッテリ１０
とし、該バッテリ１０を太陽電池９の発電電流で充電す
るように構成されているが、さらに本実施形態のパネル
ケース８には、後述する衛星電波を受信するためのパネ
ル型アンテナ１１が太陽電池９と共に予め組込まれてい
る。
【０００９】１２は前記アンテナ１１を介して衛星電波
を受信する受信部であって、該受信部１２は、受信した
衛星電波に含まれる時刻情報を抽出し、後述する制御部
１３に出力するように構成されている。尚、本実施形態
で利用する衛星電波は、時刻情報を含むＮＡＶＳＴＡＲ
／ＧＰＳ（Ｎａｖｉｇａｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍ ｗｉ
ｔｈ Ｔｉｍｅ Ａｎｄ Ｒａｎｇｉｎｇ：Ｇｌｏｂａ
ｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｎ）である。
を受信する受信部であって、該受信部１２は、受信した
衛星電波に含まれる時刻情報を抽出し、後述する制御部
１３に出力するように構成されている。尚、本実施形態
で利用する衛星電波は、時刻情報を含むＮＡＶＳＴＡＲ
／ＧＰＳ（Ｎａｖｉｇａｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍ ｗｉ
ｔｈ Ｔｉｍｅ Ａｎｄ Ｒａｎｇｉｎｇ：Ｇｌｏｂａ
ｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｎ）である。
【００１０】１４はケース体２の内部に設けられる設定
パネルであって、該設定パネル１４には、親機・子機の
設定を切換える親機・子機設定スイッチ１５、設定モー
ド（ノーマル／オート）を切換える設定モード切換スイ
ッチ１６、ノーマルモードにおいて、本機（自分）の青
点灯時間Ｔ１を設定する本機青時間設定スイッチ（サム
ロータリスイッチ）１７、他機（相手）の青点灯時間Ｔ
２を設定する他機青時間設定スイッチ（サムロータリス
イッチ）１８、両機（両方）の同時赤点灯時間Ｔ３を設
定する両機赤時間設定スイッチ（サムロータリスイッ
チ）１９、オートモードにおいて、片側交互通行区間
（工事区間）の距離を設定する区間距離設定スイッチ
（サムロータリスイッチ）２０、車両交通量を設定する
交通量設定スイッチ（サムロータリスイッチ）２１等が
設けられている。
パネルであって、該設定パネル１４には、親機・子機の
設定を切換える親機・子機設定スイッチ１５、設定モー
ド（ノーマル／オート）を切換える設定モード切換スイ
ッチ１６、ノーマルモードにおいて、本機（自分）の青
点灯時間Ｔ１を設定する本機青時間設定スイッチ（サム
ロータリスイッチ）１７、他機（相手）の青点灯時間Ｔ
２を設定する他機青時間設定スイッチ（サムロータリス
イッチ）１８、両機（両方）の同時赤点灯時間Ｔ３を設
定する両機赤時間設定スイッチ（サムロータリスイッ
チ）１９、オートモードにおいて、片側交互通行区間
（工事区間）の距離を設定する区間距離設定スイッチ
（サムロータリスイッチ）２０、車両交通量を設定する
交通量設定スイッチ（サムロータリスイッチ）２１等が
設けられている。
【００１１】前記制御部１３は、マイクロコンピュータ
（ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ、Ｉ／Ｏ等を含む）を用いて
構成されるが、その入出力部には、時刻データをカウン
トアップするための内部タイマ２２、表示部の発光ダイ
オードＬＥＤを発光させるＬＥＤ駆動回路２３、前述し
た受信部１２、親機・子機設定スイッチ１５、設定モー
ド切換スイッチ１６、本機青時間設定スイッチ１７、他
機青時間設定スイッチ１８、両機赤時間設定スイッチ１
９、区間距離設定スイッチ２０、交通量設定スイッチ２
１等が接続されている。即ち、制御部１３は、時刻デー
タに基づいて赤信号灯５および青信号灯６の点灯状態を
切換える信号表示制御ルーチン、待ち時間表示部７を表
示制御する待ち時間表示制御ルーチン、受信した衛星電
波の時刻情報に基づいて時刻データを補正する時刻補正
制御ルーチン等の制御ルーチンを繰返し実行すべく構成
されており、以下、各制御ルーチンの内容を説明する。
尚、オートモードは、工事区間距離および車両交通量に
基づいて前記各設定時間Ｔ１〜Ｔ３を自動的に設定する
モードであり、それ以外の制御手順はノーマルモード時
と同じである。
（ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ、Ｉ／Ｏ等を含む）を用いて
構成されるが、その入出力部には、時刻データをカウン
トアップするための内部タイマ２２、表示部の発光ダイ
オードＬＥＤを発光させるＬＥＤ駆動回路２３、前述し
た受信部１２、親機・子機設定スイッチ１５、設定モー
ド切換スイッチ１６、本機青時間設定スイッチ１７、他
機青時間設定スイッチ１８、両機赤時間設定スイッチ１
９、区間距離設定スイッチ２０、交通量設定スイッチ２
１等が接続されている。即ち、制御部１３は、時刻デー
タに基づいて赤信号灯５および青信号灯６の点灯状態を
切換える信号表示制御ルーチン、待ち時間表示部７を表
示制御する待ち時間表示制御ルーチン、受信した衛星電
波の時刻情報に基づいて時刻データを補正する時刻補正
制御ルーチン等の制御ルーチンを繰返し実行すべく構成
されており、以下、各制御ルーチンの内容を説明する。
尚、オートモードは、工事区間距離および車両交通量に
基づいて前記各設定時間Ｔ１〜Ｔ３を自動的に設定する
モードであり、それ以外の制御手順はノーマルモード時
と同じである。
【００１２】前記信号表示制御ルーチンは、前記親機・
子機設定データおよび設定時間Ｔ１〜Ｔ３に基づいて赤
信号灯５および青信号灯６の点灯切換時刻を決定し、該
点灯切換を時刻データを参照しながら実行するように記
述されている。つまり、親機に設定した本機において
は、基準時刻からＴ３時間だけ赤信号灯５を点灯させた
後、青信号灯６のＴ１時間の点灯と、赤信号灯５の（Ｔ
３＋Ｔ２＋Ｔ３）時間の点灯を交互に繰り返す一方、子
機に設定した他機においては、赤信号灯５の（Ｔ３＋Ｔ
１＋Ｔ３）時間の点灯と、青信号灯６のＴ２時間の点灯
を交互に繰り返すようになっている。尚、他機側の設定
時間をＴ１´、Ｔ２´、Ｔ３´とすると、Ｔ１＝Ｔ２
´、Ｔ２＝Ｔ１´、Ｔ３＝Ｔ３´であり、従って、他機
側を基準にすると、他機の赤点灯時間はＴ３´＋Ｔ２´
＋Ｔ３´（＝Ｔ３＋Ｔ１＋Ｔ３）、青点灯時間はＴ１´
（＝Ｔ２）である。
子機設定データおよび設定時間Ｔ１〜Ｔ３に基づいて赤
信号灯５および青信号灯６の点灯切換時刻を決定し、該
点灯切換を時刻データを参照しながら実行するように記
述されている。つまり、親機に設定した本機において
は、基準時刻からＴ３時間だけ赤信号灯５を点灯させた
後、青信号灯６のＴ１時間の点灯と、赤信号灯５の（Ｔ
３＋Ｔ２＋Ｔ３）時間の点灯を交互に繰り返す一方、子
機に設定した他機においては、赤信号灯５の（Ｔ３＋Ｔ
１＋Ｔ３）時間の点灯と、青信号灯６のＴ２時間の点灯
を交互に繰り返すようになっている。尚、他機側の設定
時間をＴ１´、Ｔ２´、Ｔ３´とすると、Ｔ１＝Ｔ２
´、Ｔ２＝Ｔ１´、Ｔ３＝Ｔ３´であり、従って、他機
側を基準にすると、他機の赤点灯時間はＴ３´＋Ｔ２´
＋Ｔ３´（＝Ｔ３＋Ｔ１＋Ｔ３）、青点灯時間はＴ１´
（＝Ｔ２）である。
【００１３】また、前記待ち時間表示制御ルーチンは、
赤信号灯５の点灯と同時に待ち時間表示部７に（Ｔ３＋
Ｔ２＋Ｔ３）時間を表示すると共に、該表示時間をカウ
ントダウンすべく記述されており、従って、赤信号で停
止した車両の運転者は、通行許可までの待ち時間を容易
に認識することができるようになっている。
赤信号灯５の点灯と同時に待ち時間表示部７に（Ｔ３＋
Ｔ２＋Ｔ３）時間を表示すると共に、該表示時間をカウ
ントダウンすべく記述されており、従って、赤信号で停
止した車両の運転者は、通行許可までの待ち時間を容易
に認識することができるようになっている。
【００１４】またさらに、前記時刻補正制御ルーチン
は、所定時間毎に受信部１２を作動させると共に、受信
した衛星電波の時刻情報を取得し、該時刻情報に基づい
て前記時刻データを補正するように記述されている。
は、所定時間毎に受信部１２を作動させると共に、受信
した衛星電波の時刻情報を取得し、該時刻情報に基づい
て前記時刻データを補正するように記述されている。
【００１５】叙述の如く構成されたものにおいて、片側
交互通行区間の区間始端位置および区間終端位置にそれ
ぞれ仮設交通信号機１を設置するにあたり、両仮設交通
信号機１を、内部タイマ２２の時刻データに基づいて点
灯制御するため、同期ケーブルを介設しなくても同期さ
せることができ、しかも、前記時刻データは、所定時間
毎に受信部１２が受信する衛星電波の時刻情報に基づい
て補正されるため、手動の時刻補正作業を行うことなく
正確な同期状態を維持することができる。さらに、仮設
交通信号機１は、太陽電池９で充電されるバッテリ１０
を電源として作動するため、設置時に外部電源を確保す
る必要がない許りでなく、延長電源ケーブルも不要にな
り、その結果、仮設交通信号機１を所定の場所に設置す
るだけで設置作業が完了し、以降、正確に同期した片側
交互通行用の信号表示を行うことが可能になる。
交互通行区間の区間始端位置および区間終端位置にそれ
ぞれ仮設交通信号機１を設置するにあたり、両仮設交通
信号機１を、内部タイマ２２の時刻データに基づいて点
灯制御するため、同期ケーブルを介設しなくても同期さ
せることができ、しかも、前記時刻データは、所定時間
毎に受信部１２が受信する衛星電波の時刻情報に基づい
て補正されるため、手動の時刻補正作業を行うことなく
正確な同期状態を維持することができる。さらに、仮設
交通信号機１は、太陽電池９で充電されるバッテリ１０
を電源として作動するため、設置時に外部電源を確保す
る必要がない許りでなく、延長電源ケーブルも不要にな
り、その結果、仮設交通信号機１を所定の場所に設置す
るだけで設置作業が完了し、以降、正確に同期した片側
交互通行用の信号表示を行うことが可能になる。
【００１６】また、パネル状に形成される衛星電波受信
用のアンテナ１１および太陽電池９を予めパネルケース
８に組込み、該パネルケース８を仮設交通信号機１の上
面全体に取付けるため、アンテナ１１や太陽電池９を仮
設交通信号機１に直接取付ける場合に比して取付作業を
簡略化することができる許りでなく、アンテナ１１の受
信面積や太陽電池９の受光面積を可及的に広く確保する
ことができる。
用のアンテナ１１および太陽電池９を予めパネルケース
８に組込み、該パネルケース８を仮設交通信号機１の上
面全体に取付けるため、アンテナ１１や太陽電池９を仮
設交通信号機１に直接取付ける場合に比して取付作業を
簡略化することができる許りでなく、アンテナ１１の受
信面積や太陽電池９の受光面積を可及的に広く確保する
ことができる。
【図１】仮設交通信号機の正面図である。
【図２】同上側面図である。
【図３】同上平面図である。
【図４】仮設交通信号機の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図５】信号表示パターンを示すタイミングチャートで
ある。
ある。
１ 仮設交通信号機 ２ ケース体 ５ 赤信号灯 ６ 青信号灯 ７ 待ち時間表示部 ８ パネルケース ９ 太陽電池 １０ バッテリ １１ アンテナ １２ 受信部 １３ 制御部 １５ 親機・子機設定スイッチ ２２ 内部タイマ
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも二台を一組として使用される
片側交互通行用の仮設交通信号機であって、該仮設交通
信号機に、通行許可信号および通行禁止信号を発光表示
する信号表示部と、該信号表示部の表示信号を内部タイ
マの時刻データに基づいて交互に切換える表示制御部
と、表示切換パターンを反転させる親機・子機設定手段
と、時刻情報を含む衛星電波をアンテナを介して受信す
る受信部と、該受信部を所定時間毎に作動させる受信制
御手段と、受信した時刻情報に基づいて内部タイマの時
刻データを補正する時刻データ補正手段と、各部に電源
を供給するバッテリと、該バッテリを充電する太陽電池
とを設けたことを特徴とする仮設交通信号機。 - 【請求項２】 請求項１において、パネル状に形成され
る衛星電波受信用アンテナおよび太陽電池を予めパネル
ケースに組込み、該パネルケースを仮設交通信号機の上
面全体に取付けたことを特徴とする仮設交通信号機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9256198A JPH11272993A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 仮設交通信号機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9256198A JPH11272993A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 仮設交通信号機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11272993A true JPH11272993A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=14057849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9256198A Pending JPH11272993A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 仮設交通信号機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11272993A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007148793A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通信号制御システムおよび交通信号制御装置 |
| CN105825694A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-08-03 | 张小林 | 一种感光式太阳能移动信号灯 |
| CN109712991A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-05-03 | 昆山国显光电有限公司 | 显示面板及显示面板的制作方法 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP9256198A patent/JPH11272993A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007148793A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 交通信号制御システムおよび交通信号制御装置 |
| CN105825694A (zh) * | 2016-04-22 | 2016-08-03 | 张小林 | 一种感光式太阳能移动信号灯 |
| CN109712991A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-05-03 | 昆山国显光电有限公司 | 显示面板及显示面板的制作方法 |
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