JPH11272916A - 現金処理装置、現金処理方法、及び現金処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】計数済み一時庫現金をオペレータ指示で、所望
とするときに適宜金庫に収納可能とすることでシステム
の運用の効率化を図ること。 【解決手段】本発明は、貨幣を識別して計数し所定処理
を行う現金処理装置において、ＣＲＴ表示部２５に一時
集積庫に集積された貨幣を収納庫に収納指示するための
釦を常時表示し、上記キーボード２４による収納指示に
基づいて、上記一時集積庫に集積された貨幣を上記収納
庫に適宜収納するよう制御するＭＰＵ２０を有するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、銀行或いは流通機
関等で発生する大量の紙幣等の貨幣を識別して計数する
現金処理装置、方法、及び現金処理システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、銀行等に配置され、大量の紙幣等
の貨幣を識別して計数し集積するための現金処理システ
ムは、主として現金処理装置（以下、テラーと称する）
とパーソナルコンピュータ等の上位集計機（以下、ＰＣ
と略記する）とで構成されている。かかる現金処理シス
テムでは、入金取り扱い中の「計数済み一時庫現金」に
ついての金庫への収納は、ユニット判断による「一時庫
満杯」発生で有効となっている。さらに、現金の取り込
み障害等の発生時においては、オペレータの判断により
所定の回復処理を行っている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術に係る現金処理システムでは、前述したよう
に、取引中の「計数済み一時庫現金」の金庫への収納
が、ユニット判断による「一時庫満杯」発生時のみ有効
となっている為、現金の取り込み障害等発生後、障害の
原因となる現金の特定ができるまで、オペレータにより
回復処理を繰り返す必要がある。これにより、オペレー
タの負担は大きく、システム運用の効率を低下される要
因となっており問題となっていた。

【０００４】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、計数済み一時庫現金をオ
ペレータ指示で、所望とするときに適宜金庫に収納可能
とすることでシステムの運用の効率化を図ることにあ
る。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第１の態様では、貨幣を識別して計数し所
定処理を行う現金処理装置において、所定の操作画面を
表示する表示手段と、上記表示手段による表示に基づい
て各種操作を指示する操作指示手段と、上記計数手段に
より計数された貨幣を一時的に集積する一時集積手段
と、上記一時集積手段に集積された貨幣を収納する収納
手段と、上記表示手段に上記一時集積手段に集積された
貨幣を上記収納手段に収納指示するための釦を常時表示
し、上記操作指示手段による収納指示に基づいて、上記
一時集積手段に集積された貨幣を上記収納手段に適宜収
納するよう制御する制御手段とを具備することを特徴と
する現金処理装置が提供される。

【０００６】第２の態様では、貨幣を識別して計数し所
定処理を行う現金処理装置において、所定の操作画面を
表示する表示手段と、上記表示手段による表示に基づい
て各種操作を指示する操作指示手段と、上記貨幣の入力
を受ける貨幣入力手段と、上記貨幣入力手段より入力さ
れた貨幣を計数する計数手段と、上記計数手段により計
数された貨幣を一時的に集積する一時集積手段と、上記
一時集積手段に集積された貨幣を収納する収納手段と、
上記表示手段に上記一時集積手段に集積された貨幣を上
記収納手段に収納指示するための釦を常時表示し、上記
操作指示手段による収納指示に基づいて、上記一時集積
手段に集積された貨幣を上記収納手段に適宜収納するよ
う制御する制御手段とを具備することを特徴とする現金
処理装置が提供される。

【０００７】第３の態様では、貨幣を識別して計数し所
定処理を行う現金処理装置において、所定の操作画面を
表示する表示手段と、上記表示手段による表示に基づい
て各種操作を指示する操作指示手段と、上記貨幣の入力
を受ける貨幣入力手段と、上記入力手段より入力された
貨幣を計数する計数手段と、上記計数手段により計数さ
れた貨幣を一時的に集積する一時集積手段と、上記一時
集積手段に集積された貨幣を収納する収納手段と、上記
入力手段より入力された貨幣を、上記計数手段で計数
し、上記一時集積手段に一時的に集積し、上記操作指示
手段による収納指示に基づいて、上記一時集積手段に集
積された貨幣を上記収納手段に収納するよう制御する制
御手段とを具備することを特徴とする現金処理装置が提
供される。

【０００８】第４の態様では、貨幣を識別して計数し所
定処理を行う現金処理方法において、所定の操作画面を
表示するステップと、上記表示に基づいて各種操作を指
示するステップと、上記貨幣を一時的に集積するステッ
プと、上記表示に一時的に集積された貨幣を収納する指
示をするための釦を常時表示するステップと、上記釦に
よる収納指示に基づいて、上記一時的に集積された貨幣
を適宜収納するステップとを有することを特徴とする現
金処理方法が提供される。

【０００９】第５の態様では、貨幣を識別して計数し所
定処理を行う現金処理方法において、所定の操作画面を
表示するステップと、上記表示に基づいて各種操作を指
示するステップと、上記貨幣の入力を受けるステップ
と、上記入力された貨幣を計数するステップと、上記計
数された貨幣を一時的に集積するステップと、上記表示
に一時的に集積された貨幣を収納指示するための釦を常
時表示するステップと、上記釦による収納指示に基づい
て、上記一時的に集積された貨幣を適宜収納するステッ
プと有することを特徴とする現金処理方法が提供され
る。

【００１０】第６の態様では、貨幣を識別して計数し所
定処理を行う現金処理方法において、所定の操作画面を
表示するステップと、上記表示に基づいて各種操作を指
示するステップと、上記貨幣の入力を受けるステップ
と、上記入力された貨幣を計数するステップと、上記計
数された貨幣を一時的に集積するステップと、収納指示
に基づいて、上記一時的に集積された貨幣を適宜収納す
るステップとを有することを特徴とする現金処理方法が
提供される。

【００１１】第７の態様では、貨幣を識別して計数し所
定処理を行う現金処理装置と、当該現金処理装置と通信
回線を介して通信自在に接続されたパーソナルコンピュ
ータとを有する現金処理システムにおいて、上記現金処
理装置が、所定の操作画面を表示する表示手段と、上記
表示手段による表示に基づいて各種操作を指示する操作
指示手段と、上記貨幣の入力を受ける貨幣入力手段と、
上記貨幣入力手段より入力された貨幣を計数する計数手
段と、上記計数手段により計数された貨幣を一時的に集
積する一時集積手段と、上記一時集積手段に集積された
貨幣を収納する収納手段と、上記入力手段より入力され
た貨幣を、上記計数手段で計数し、上記一時集積手段に
一時的に集積し、上記操作指示手段による収納指示に基
づいて、上記一時集積手段に集積された貨幣を上記収納
手段に収納するよう制御する制御手段とを具備すること
を特徴とする現金処理システムが提供される。

【００１２】第８の態様では、上記計数手段による計数
情報と、上記収納手段への収納回数に係る情報とを、上
記パーソナルコンピュータ側で出力することを特徴とす
る。第９の態様では、上記計数手段による計数情報と、
上記収納手段への収納回数に係る情報とを、上記パーソ
ナルコンピュータ側で集計し、障害予防、障害予測保守
することを特徴とする。

【００１３】第１０の態様では、上記収納手段に収納さ
れた現金情報を上記パーソナルコンピュータ側で一括管
理し、現金在高を適宜状況把握することを特徴とする。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。

【００１５】図１は本発明の実施の形態に係る現金処理
システムの概略図である。

【００１６】この図１に示されるように、本システム
は、紙幣入出金機２，硬貨入出金機３が接続されたテラ
ー１と、当該テラー１にオンラインで接続されたパーソ
ナルコンピュータ４、メモリ７、上記パーソナルコンピ
ュータ４と接続されたデータベース６，プリンタ５によ
り構成されている。尚、上記ＰＣ４には、上記テラー１
の他、テラー１’等、複数のテラーが接続されている。

【００１７】ここで、上記テラー１の外観構成は、図２
に示される通りである。

【００１８】即ち、図２に示すように、各テラー１に
は、棒金支払部１１、施封・小束支払部１２、紙幣入出
金機１３、硬貨入金機１４が併設され、施封・小束支払
部１２の上部に硬貨支払部１５が設置され、硬貨入金機
１４の後方のテラー置台１６の上にテラーズマシン１
７、棒金支払部１１の後方の不図示のテラー置台の上に
テラーズマシン１８が設置されている。

【００１９】棒金支払部１１は、棒金の出金を行うもの
である。施封・小束支払部１２は、紙幣入出金機１３か
ら施封すべき紙幣を受取り小束を作成し、金種別に収納
庫へ収納するものであり、また、小束での出金指示があ
れば収納庫から小束を払い出すものである。さらに、施
封・小束支払部１２は、紙幣入出金機１３への小束の移
動が指示された際、収納庫から小束を取出し、紙幣入出
金機１３へ移動させるものである。紙幣入金金機１３
は、ばら紙幣の入金計数・金庫への収納を行い、出金庫
は金庫からばら紙幣を取り出すものである。

【００２０】また、金庫内に所定枚数以上の紙幣が貯っ
た時は、自動的に施封すべき紙幣を施封・小束支払部１
２へ資金移動を行うものである。また、紙幣入出金機１
３は、ばら紙幣の不足時に施封・小束支払部１２から移
動される小束を受取り、小束の施封をカットし、ばら紙
幣として入金して金庫への収納を行うものである。硬貨
入金機１４は、ばら硬貨を計数し、金庫へ収納するもの
である。硬貨支払部１５は、ばら硬貨の出金を行うもの
である。

【００２１】更に上記テラー部１の詳細な構成は、図３
に示される通りである。

【００２２】図３に示されるように、マイクロ・プロセ
ッサ・ユニット（MPU ；Micro Processor Unit）２
０、プログラマブル・リード・オンリ・メモリ（PROM；
Programable Read Only Memory）２１、プログラム
メモリ２２、集計データメモリ２３、キーボード２４、
ＣＲＴディスプレイ装置２５、ユニットインターフェー
ス２７、ハードディスク装置（HDD ；Hard Disc Driv
e ）２８、及び種々の処理結果を印刷するプリンタ２
９、伝送制御部３０で構成される。

【００２３】かかる構成において、上記プログラムメモ
リ２２には、各種制御プログラムが予め格納されてい
る。ＭＰＵ２Ｏは、このプログラムメモリ２２内のプロ
グラムを解読して処理を実行する。集計データメモリ２
３には、集計されたデータが格納される。更に集計デー
タメモリ２３には、入金取引と出金取引と回金取引に対
する各取扱件数、金種別枚数、現金外（小切手）金額及
び封筒に入れて鍵が掛かる金庫で管理されている現金
（ポスト）の金額が記憶される。

【００２４】更に、集計データメモリ２３には、紙幣入
金機２の収納庫の各金種毎の収納枚数を集計する集計部
２３ａ、施封・小束支払部の小束収納庫、端数収納庫毎
の各収納小束数を集計する集計部２３ｂが設けられてい
る。

【００２５】上記キーボード２４は、各種操作の指示
や、手入力の金額を入力したり、封筒にいれて鍵が掛か
る金庫で管理されている現金（ポスト）の金額の入力を
行うものである。ＣＲＴディスプレイ装置２５は、各種
表示を行う。ユニットインターフェース２７は、現金処
理装置のＭＰＵ２０と、不図示の棒金支払部、施封・小
束支払部、硬貨支払部、及び紙幣入金機２、硬貨入金機
３とを相互に接続するものである。上記したプログラム
は、ＰＲＯＭ２１の制御プログラムの内容に従って、Ｍ
ＰＵ２Ｏの制御の下、ＨＤＤ２８に集積されるハードデ
ィスクから読込まれ、プログラムメモリ２２に格納さ
れ、実行される。

【００２６】上記プリンタ２９は、種々の処理結果を印
刷するものであり、例えば新規搬入やアプリケーション
の交換時に、処理結果の履歴を印刷する。この印刷とし
ては、ジャーナルヘの印刷であっても、認証の印刷であ
っても良い。

【００２７】ＭＰＵ２Ｏ内の内部メモリ２０ａには、紙
幣入金機５の収納庫の各金種毎の最低必要枚数（ばら紙
幣の不足判別用）と設定収納枚数（ばら紙幣の施封判別
用）、施封・小束支払部の小束収納庫、端数収納庫毎の
最低必要小束数と、ばら紙幣不足時の各金種ごとの集積
（移動、補充）する小束数等が記憶されている。上記各
値は、ＨＤＤ２８からのプログラムのロード時に一緒に
設定されるものであっても、或いは現金処理装置により
設定されるものであっても良い。

【００２８】次に図５のフローチャートを参照して、本
実施の形態に係る現金処理システムの現金処理の一連の
動作を説明する。

【００２９】先ず、少なくとも操作者の個人情報を記憶
したカードの入力を受ける（ステップＳ１１）。これに
より、所定のメニュー画面が表示されるので（ステップ
Ｓ１２）、この画面に従って入金を行うか否かを指示す
る（ステップＳ１３）。こうして入金が指示され実際に
入金が紙幣入金機５よりなされると、再び別のメニュー
画面が表示される（ステップＳ１４）。

【００３０】上記メニュー画面に従って操作者により所
定の指示がなされると、上記入金された紙幣の計数動作
を開始し（ステップＳ１５）、顧客に係る伝票の入力を
受け（ステップＳ１６）、所定のキー入力を受ける（ス
テップＳ１７）。こうして計数処理を終了するまで上記
動作を繰り返し、計数処理の最中に収納処理の指示がな
されると、サブルーチン「収納処理」が実行される（ス
テップＳ２３）。このサブルーチンの詳細については後
述する。

【００３１】以上の処理を完了すると（ステップＳ１
８）、ＰＣ２へ所定の電文送信と、集積庫への紙幣等の
貨幣の収納とに係る並列処理を行う（ステップＳ１９
Ａ、Ｓ１９Ｂ）。次いで、認証を行うか否かを判断し
（ステップＳ２０）、認証を行わない場合には所定のジ
ャーナル印字のみを行い（ステップＳ２２）、動作を終
了する（ステップＳ２２）。これに対して、認証を行う
場合には、後述するサブルーチン「認証出力」を実行
し、所定の認証印字出力を行った後（ステップＳ２
１）、ジャーナル印字を行い（ステップＳ２２）、処理
を終了する。

【００３２】以下、図６（ａ）のフローチャートを参照
して、実施の形態に係る現金処理システムの運用におけ
る入金取引での汎用表示処理を説明する。

【００３３】先ず、入金機の計数変化の有無を判断し
（ステップＳ１）、計数済み一時庫に現金が有れば、汎
用釦（「収納」、「硬貨収納」、「紙幣収納」）を表示
し（ステップＳ２）、オペレータ指示による現金収納処
理可能な状態とし、汎用釦表示を完了する。この汎用釦
表示は上記図５の一連の処理において表示されるメニュ
ー画面において適宜表示されることになる（図４の「ヘ
ルプ」釦に相当）。

【００３４】次に、図６（ｂ）のフローチャートを参照
して、実施の形態に係る現金処理システムにおいて実行
されるサブルーチン「収納処理」の動作を説明する。

【００３５】オペレータによるキー入力待ちとなり、収
納指示有りを判断した場合（ステップＳ３１）、指示キ
ーをメモリ７に記憶した後、「実行釦の押下でＸＸＸＸ
ＸＸを金庫へ収納します」旨のガイダンス表示を行い
（ステップＳ３２）、「実行」釦の入力待ちとなる（ス
テップＳ３３）。

【００３６】「実行」釦が押下されると（ステップＳ３
４）、メモリ７の指示キーを判断し、「収納」釦が押下
された場合には（ステップＳ３５）、硬貨／紙幣収納を
行い（ステップＳ３６）、「硬貨収納」釦が押下された
場合は硬貨収納を行い（ステップＳ３７、Ｓ３８）、
「紙幣収納」釦が押下された場合は紙幣収納を行い（ス
テップＳ３７、Ｓ３９）、こうして収納現金データを記
録し（ステップＳ４０）、収納処理を完了しメインルー
チンにリターンする。

【００３７】

【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
計数済み一時庫現金をオペレータ指示で、所望とすると
きに適宜金庫に収納可能とすることでシステムの運用の
効率化を図ることにある現金処理装置、現金処理方法、
及び現金処理システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係る現金処理システムの
構成を示す概略図である。

【図２】本発明の実施の形態に係る現金処理装置の構成
を示す概略図である。

【図３】本発明の実施の形態に係る現金処理装置の構成
を示すブロック図である。

【図４】汎用釦たる収納指示釦の表示を示す図である。

【図５】本発明の実施の形態に係る現金処理システムの
一連の動作を示すフローチャートである。

【図６】（ａ）は汎用釦表示のシーケンスを示すフロー
チャートであり、（ｂ）は収納処理のシーケンスを示す
フローチャートである。

【符号の説明】

１ テラー １’テラー ２ 紙幣入出金機 ３ 硬貨入出金機 ４ パーソナルコンピュータ ５ プリンタ ６ データベース ７ メモリ

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 貨幣を識別して計数し所定処理を行う現
   金処理装置において、所定の操作画面を表示する表示手
   段と、 上記表示手段による表示に基づいて各種操作を指示する
   操作指示手段と、 上記計数手段により計数された貨幣を一時的に集積する
   一時集積手段と、 上記一時集積手段に集積された貨幣を収納する収納手段
   と、 上記表示手段に上記一時集積手段に集積された貨幣を上
   記収納手段に収納指示するための釦を常時表示し、上記
   操作指示手段による収納指示に基づいて、上記一時集積
   手段に集積された貨幣を上記収納手段に適宜収納するよ
   う制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする現金処理装置。
2. 【請求項２】 貨幣を識別して計数し所定処理を行う現
   金処理装置において、 所定の操作画面を表示する表示手段と、 上記表示手段による表示に基づいて各種操作を指示する
   操作指示手段と、 上記貨幣の入力を受ける貨幣入力手段と、 上記貨幣入力手段より入力された貨幣を計数する計数手
   段と、 上記計数手段により計数された貨幣を一時的に集積する
   一時集積手段と、 上記一時集積手段に集積された貨幣を収納する収納手段
   と、 上記表示手段に上記一時集積手段に集積された貨幣を上
   記収納手段に収納指示するための釦を常時表示し、上記
   操作指示手段による収納指示に基づいて、上記一時集積
   手段に集積された貨幣を上記収納手段に適宜収納するよ
   う制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする現金処理装置。
3. 【請求項３】 貨幣を識別して計数し所定処理を行う現
   金処理装置において、所定の操作画面を表示する表示手
   段と、 上記表示手段による表示に基づいて各種操作を指示する
   操作指示手段と、 上記貨幣の入力を受ける貨幣入力手段と、 上記入力手段より入力された貨幣を計数する計数手段
   と、 上記計数手段により計数された貨幣を一時的に集積する
   一時集積手段と、 上記一時集積手段に集積された貨幣を収納する収納手段
   と、 上記入力手段より入力された貨幣を、上記計数手段で計
   数し、上記一時集積手段に一時的に集積し、上記操作指
   示手段による収納指示に基づいて、上記一時集積手段に
   集積された貨幣を上記収納手段に収納するよう制御する
   制御手段と、を具備することを特徴とする現金処理装
   置。
4. 【請求項４】 貨幣を識別して計数し所定処理を行う現
   金処理方法において、 所定の操作画面を表示するステップと、 上記表示に基づいて各種操作を指示するステップと、 上記貨幣を一時的に集積するステップと、 上記表示に一時的に集積された貨幣を収納する指示をす
   るための釦を常時表示するステップと、 上記釦による収納指示に基づいて、上記一時的に集積さ
   れた貨幣を適宜収納するステップと、 を有することを特徴とする現金処理方法。
5. 【請求項５】 貨幣を識別して計数し所定処理を行う現
   金処理方法において、 所定の操作画面を表示するステップと、 上記表示に基づいて各種操作を指示するステップと、 上記貨幣の入力を受けるステップと、 上記入力された貨幣を計数するステップと、 上記計数された貨幣を一時的に集積するステップと、 上記表示に一時的に集積された貨幣を収納指示するため
   の釦を常時表示するステップと、 上記釦による収納指示に基づいて、上記一時的に集積さ
   れた貨幣を適宜収納するステップと、 有することを特徴とする現金処理方法。
6. 【請求項６】 貨幣を識別して計数し所定処理を行う現
   金処理方法において、 所定の操作画面を表示するステ
   ップと、 上記表示に基づいて各種操作を指示するステップと、 上記貨幣の入力を受けるステップと、 上記入力された貨幣を計数するステップと、 上記計数された貨幣を一時的に集積するステップと、 収納指示に基づいて、上記一時的に集積された貨幣を適
   宜収納するステップと、を有することを特徴とする現金
   処理方法。
7. 【請求項７】 貨幣を識別して計数し所定処理を行う現
   金処理装置と、当該現金処理装置と通信回線を介して通
   信自在に接続されたパーソナルコンピュータとを有する
   現金処理システムにおいて、 上記現金処理装置が、 所定の操作画面を表示する表示手段と、 上記表示手段による表示に基づいて各種操作を指示する
   操作指示手段と、 上記貨幣の入力を受ける貨幣入力手段と、 上記貨幣入力手段より入力された貨幣を計数する計数手
   段と、 上記計数手段により計数された貨幣を一時的に集積する
   一時集積手段と、 上記一時集積手段に集積された貨幣を収納する収納手段
   と、 上記入力手段より入力された貨幣を、上記計数手段で計
   数し、上記一時集積手段に一時的に集積し、上記操作指
   示手段による収納指示に基づいて、上記一時集積手段に
   集積された貨幣を上記収納手段に収納するよう制御する
   制御手段と、を具備することを特徴とする現金処理シス
   テム。
8. 【請求項８】 上記計数手段による計数情報と、上記収
   納手段への収納回数に係る情報とを、上記パーソナルコ
   ンピュータ側で出力することを特徴とする請求項７に記
   載の現金処理システム。
9. 【請求項９】 上記計数手段による計数情報と、上記収
   納手段への収納回数に係る情報とを、上記パーソナルコ
   ンピュータ側で集計し、障害予防、障害予測保守するこ
   とを特徴とする請求項７に記載の現金処理システム。
10. 【請求項１０】 上記収納手段に収納された現金情報を
    上記パーソナルコンピュータ側で一括管理し、現金在高
    を適宜状況把握することを特徴とする請求項７に記載の
    現金処理システム。