JPH11272653A - 可変プリントシステム - Google Patents

可変プリントシステム

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JPH11272653A
JPH11272653A JP10070781A JP7078198A JPH11272653A JP H11272653 A JPH11272653 A JP H11272653A JP 10070781 A JP10070781 A JP 10070781A JP 7078198 A JP7078198 A JP 7078198A JP H11272653 A JPH11272653 A JP H11272653A
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JP
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data
variable
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management
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JP10070781A
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English (en)
Inventor
Koyo Ueno
幸洋 上野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数値データの出力をプログラムレス化する可
変プリントシステムを提供する。 【解決手段】 画像情報ファイル11、可変情報ファイ
ル15、可変情報ファイルのデータを印刷媒体にプリン
トするデータに変換する条件を指示するプリント条件情
報を記憶するプリント条件ファイル16を備えた記憶手
段と、可変情報ファイルのデータをプリント条件情報に
基づいて編集するデータ編集処理手段25と、プリント
内容のレイアウトを指示するレイアウト指示情報を生成
するレイアウト指示手段21と、レイアウト指示情報に
基づいて、データ編集処理手段で編集されたデータ及び
画像情報を流し込むことにより印刷可能な状態にする流
し込み手段26とを含む可変プリントシステムであっ
て、プリント条件情報が、可変情報ファイル中の数値デ
ータの出力書式を指示する情報を含むことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して、ダイレクトメール、請求書等の個々の顧客に適
した可変情報を印刷した帳票媒体を提供する可変プリン
トシステムに関し、更に詳しくは、数値データの出力を
プログラムレス化するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを利用して、個々の
顧客に適した可変情報を印刷した印刷媒体を提供する可
変プリントシステムが開発され、ダイレクトメール、請
求書等の印刷に盛んに利用されている。
【0003】従来より使用されてきた一般的な可変プリ
ントシステムでは、顧客の様々な属性情報を個々の顧客
に適した文字や画像に変換して出力する部分について
は、製品毎に個別にプログラムを作成しなければならな
かった。
【0004】上述した事情に鑑みて、本願出願人は、先
に、製品毎に個別にプログラムを作成することなく顧客
の様々な属性情報を個々の顧客に適したデータに変換し
て出力することができるようにした可変プリントシステ
ムを提案した(特願平9−6412号)。
【0005】このシステムは、印刷媒体にプリントすべ
き画像情報を記憶する画像情報ファイル、複数の個人に
関する可変情報を記憶する可変情報ファイル、可変情報
ファイルの個々のデータを印刷媒体にプリントするデー
タに変換する条件を指示するプリント条件情報を記憶す
るプリント条件ファイルを備えた記憶手段と、可変情報
ファイルの個々のデータをプリント条件情報に基づいて
プリント用に編集するデータ編集処理手段と、プリント
内容のレイアウトを指示するレイアウト指示情報を生成
するレイアウト指示手段と、レイアウト指示情報に基づ
いて、データ編集処理手段で編集された個々のデータ及
び前記画像情報を流し込み位置に流し込むことにより、
印刷可能な状態にする流し込み手段とを含んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
システムでは、可変情報の中に金額等の数値データが含
まれていて、数値データを個別に印字出力する際には、
数値データの様々な書式に対応するために個別にプログ
ラムを作成しなければならないという問題があった。
【0007】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであって、その目的は、数値データの出力
処理をプログラムレス化する可変プリントシステムを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1の可変プリントシステムは、印刷媒体
にプリントすべき画像情報を記憶する画像情報ファイ
ル、複数の個人に関する可変情報を記憶する可変情報フ
ァイル、前記可変情報ファイルの個々のデータを印刷媒
体にプリントするデータに変換する条件を指示するプリ
ント条件情報を記憶するプリント条件ファイルを備えた
記憶手段と、前記可変情報ファイルの個々のデータを前
記プリント条件情報に基づいてプリント用に編集するデ
ータ編集処理手段と、プリント内容のレイアウトを指示
するレイアウト指示情報を生成するレイアウト指示手段
と、前記レイアウト指示情報に基づいて、前記データ編
集処理手段で編集された個々のデータ及び前記画像情報
を流し込み位置に流し込むことにより、印刷可能な状態
にする流し込み手段と、を含む可変プリントシステムで
あって、前記プリント条件情報が、前記可変情報ファイ
ル中の数値データの出力書式を指示する情報を含むこと
を特徴とするものである。
【0009】請求項2の可変プリントシステムは、請求
項1の可変プリントシステムにおいて、前記記憶手段
が、各ページに複数個の面付けが施される連続帳票の面
付け条件を指示する面付け条件情報と前記各面に付され
る管理連番の印刷条件を指示する印刷条件情報とを記憶
する面付け条件ファイルを備え、前記流し込み手段が、
前記面付け条件情報に基づいて前記管理連番を生成する
とともに、前記レイアウト指示情報、前記面付け条件情
報、及び前記印刷条件情報に基づいて、前記データ編集
処理手段で編集された個々のデータと前記画像情報と前
記管理連番とを流し込み位置に流し込むことにより、印
刷可能な状態にするものであり、前記各連続帳票毎に前
記管理連番の開始番号と終了番号とが記録されている管
理帳票を作成する管理帳票出力手段を含む、ことを特徴
とするものである。
【0010】また、請求項3の可変プリントシステム
は、請求項2の可変プリントシステムにおいて、前記記
憶手段が、前記連続帳票における納品管理単位の山のペ
ージ数と前記納品管理単位未満の山のページ数とを指示
する納品管理単位情報を記憶する納品単位情報ファイル
を備え、前記流し込み手段が、前記レイアウト指示情
報、前記面付け条件情報、前記印刷条件情報、及び前記
納品管理単位情報に基づいて、前記データ編集処理手段
で編集された個々のデータと前記画像情報と前記管理連
番とを流し込み位置に流し込むことにより、印刷可能な
状態にするものであり、前記管理帳票出力手段が、前記
各連続帳票毎に山単位で前記管理連番の開始番号と終了
番号とが記録されている管理帳票を作成するものであ
る、ことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項4の可変プリントシステム
は、請求項3の可変プリントシステムにおいて、前記記
憶手段が、前記面付け条件ファイルと前記納品単位情報
ファイルとの組を複数個備えたことを特徴とするもので
ある。
【0012】請求項5の可変プリントシステムは、請求
項1〜請求項4の可変プリントシステムにおいて、前記
流し込み手段が、前記管理連番をバーコードに変換して
流し込み位置に流し込むことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態で
ある可変プリントシステムの基本構成を示すブロック図
である。
【0014】本実施形態の可変プリントシステムは、画
像情報ファイル11、レイアウト指示ファイル12、面
付け条件ファイル13、納品単位情報ファイル14、可
変情報ファイル15、プリント条件ファイル16、バリ
アブルデータファイル17等を有する記憶手段を備えて
いる。面付け条件ファイル13と納品単位情報ファイル
14は各納品先に対してそれぞれ一つずつ設けられてい
る。なお、商品券の裏面に管理番号(管理バーコードで
も良い)のみを印字する場合は、画像情報ファイル1
1、可変情報ファイル12は無くても良い。また、プレ
印刷帳票もしくは白紙にプリンタで印刷するのみの場合
等、プリント時に画像を印刷する必要が無い場合は画像
情報ファイル11は無くても良い。
【0015】画像情報ファイル11は、個人属性に依存
しない固定画像と、個人属性に応じてプリントする必要
のある可変画像とが収録されるファイルである。
【0016】レイアウト指示ファイル12は、帳票サイ
ズはもとより、個人属性に依存しない固定部のデータを
印字する領域、個人属性に依存して変化する可変部のデ
ータを印字する領域を記録しており、文字を印刷する場
合は、印刷する文字の色、書体、文字サイズ、印刷書式
(中央揃え、左揃え、右揃え、両端揃え)等の情報が収
録されるファイルである。
【0017】面付け条件ファイル13は、連続帳票の1
ページあたりの天地/左右方向の各面付け数、基本とな
る最も左で最も上の論理ページから、天地方向に隣接す
る次の面までの移動量、左右方向に隣接する次の面まで
の移動量、管理連番の印字位置、管理連番の発番号、老
番号、ページ連番の印字位置、各連続帳票毎に付される
山番号の印字位置、各連続帳票のページ数等が収録され
るファイルである。
【0018】納品情報ファイル14は、納品管理単位と
なる一山のページ数、納品管理単位未満の最終の山のペ
ージ数、山番号の開始番号、ページ連番の開始番号等が
収録されるファイルである。
【0019】可変情報ファイル15は、郵便番号、住
所、氏名、年齢、商品選別フラグ、金額等の属性情報
が、各顧客や消費者毎に収録されるファイルである。た
だし、管理連番の発番号、老番号のみの指定で印刷する
場合は、本ファイルは必要としない。
【0020】プリント条件ファイル16は、各個人毎
に、可変情報ファイル中の何を、どういう条件の場合
に、どう変換して出力するか等のプリント条件情報が収
録されるファイルである。プリント条件情報には、可変
情報ファイル中の数値データを出力する書式を定義した
情報が含まれる。
【0021】また、この可変プリントシステムは、レイ
アウト指示部21、面付け指示部22、納品管理単位指
示部23、プリント条件指定部24、データ編集処理部
25、流し込み処理部26、管理帳票出力処理部27を
備えている。
【0022】レイアウト指示部21は、各個人の属性に
よらず固定で印刷する部分と、各個人の属性に応じて印
刷する内容が変わる可変部分の画像流し込み枠、テキス
ト流し込み枠の位置、大きさを指定し、テキストに関し
ては、印刷する文字の色、書体、文字サイズ、印刷書式
(中央揃え、左揃え、右揃え、両端揃え等)等を指定す
る部分である。
【0023】面付け指示部22は、連続帳票の1ページ
あたりの天地/左右方向の各面付け数、基本となる最左
最上の論理ページから、天地方向に隣接する次の面まで
の移動量、左右方向に隣接する次の面までの移動量、管
理連番の印字位置、管理連番の発番号、老番号、ページ
連番の印字位置、山番号のページ位置、各連続帳票のペ
ージ数等を指定する部分である。
【0024】納品管理単位指示部23は、納品管理単位
である一山のページ数、納品管理単位未満の最終の山の
ページ数、山番号の開始番号、ページ連番の開始番号等
を指定する部分である。
【0025】プリント条件指定部24は、可変情報ファ
イルのデータ仕様を入力し、レコード内容のうちで、ど
のフィールドデータを印刷するかを指示する部分であ
る。可変情報ファイル中の数値データを出力する書式を
定義するのもここで行う。
【0026】データ編集処理部25は、プリント条件フ
ァイル16を参照して、条件に見合ったデータを可変情
報ファイル15から抽出し、プリント条件に従ってプリ
ント用に編集する部分である。数値データの出力書式が
プリント条件ファイル16に定義されている場合は、出
力書式に従って所定の出力書式に変換する。
【0027】流し込み処理部26は、レイアウト指示さ
れた箇所に、バリアブルデータファイル17に設定され
ている情報に基づいて、画像情報ファイル11から適し
た画像を抽出し、また、テキストの場合は、バリアブル
データファイル17に設定されている情報をもとにして
テキストデータを抽出し、各個人に応じた印刷内容を、
レイアウト指示された条件により、印刷できるデータへ
と変換する部分である。また、面付け条件ファイル13
に設定されている面付け数分のデータを1ページ上に配
置させ、管理連番を所定の位置に印字するように印刷デ
ータを作成し、納品単位情報ファイルのデータより、山
番号、ページ連番を所定の位置に印字するように印刷デ
ータを作成する。
【0028】管理帳票出力処理部27は、各連続帳票毎
に山単位で管理連番の開始番号と終了番号とが記録され
ている管理帳票を出力する部分である。
【0029】次に、本実施形態の可変プリントシステム
の動作を、細部の構成とともに説明する。得意先1との
間で、帳票媒体6の製造を行うために、通常、仕様書
(設計書)2を作成する。この仕様書2は、各個人毎に
印刷する内容として、郵便番号、住所、氏名等の可変情
報と、性別に応じてある商品を振り分けて画像印刷する
こと等が記載される他に、印刷物のレイアウト、提供さ
れる個人情報データのデータ仕様等が記載されている。
得意先1は、この仕様書2に基づいて、印刷会社に可変
情報データ15Dや、カラー原稿(不図示)を支給す
る。
【0030】図2は、本実施形態に係る可変情報データ
の一例を説明する図である。可変情報データ15Dは、
個人毎に郵便番号、住所、性別等が、通常1レコードず
つ記録されている。データ仕様書3は、この可変情報デ
ータに対して、郵便番号がどの位置に記録されており、
そのコード種類が何であるか等が記載されている。
【0031】一方、画像情報データ11Dに対しては、
前記カラー原稿が支給され、スキャナ31によって取り
込んで補正等を行い、画像情報ファイル11を得る場合
もあるし、得意先1から補正済みの画像情報ファイル1
1が支給される場合もある。
【0032】レイアウト指示書4は、どのように印刷紙
面をレイアウトするかを定義するためのものである。レ
イアウトは、固定部と可変部とに分かれている。固定部
のデータの作成は、DTPシステム等によって行われ
る。
【0033】レイアウト指示部21は、可変部(可変情
報を印刷する部分)に対して、画像の貼り込み位置/大
きさ/貼り込み書式(中央揃え、上下左右揃え等)を設
定する。また、レイアウト指示部21は、テキストにつ
いても同様に、テキストの貼り込み位置、流し込み枠の
大きさ、書体、文字サイズ、文字色、貼り込み角度等を
設定することによって、レイアウト指示ファイル12を
作成する。
【0034】プリント条件指定部24は、データ仕様書
3に基づいて、可変情報データ15Dの仕様を設定して
ゆく。
【0035】図3は、本実施形態に係る可変情報データ
の設定内容を示す図である。No.の項目には、可変情
報データ15Dのフィールド番号を設定する。フィール
ド番号は、図2の可変情報データの場合に、郵便番号が
「1」、住所1が「2」、住所2が「3」、住所3が
「4」、氏名が「5」、性別フラグが「6」、ポイント
数が「7」、請求金額が「8」となる。開始の項目は、
上記フィールドが開始するバイト位置を設定する。
【0036】属性の項目は、数値データであるのか、A
NKデータであるのか、日本語データであるのかを設定
する。Pの項目は、パック/アンパックのどちらである
のかを設定する。コード種類の項目は、各フィールドに
記録されているデータがASCII、EBCDIC等で
あったり、JIS、Shift−JIS等であるのかな
どを設定する。コメントの項目は、各フィールドの内容
が何であるのかを設定することによって、修正やプリン
ト条件を設定する際の目安となるものである。
【0037】可変情報データの仕様を設定したら、次
に、可変情報データのうち、どのデータを所定の流し込
み枠に印刷するかを設定する。
【0038】図4は、本実施形態に係る流し込み枠の設
定画面の一例を示す図である。この設定画面40は、テ
キスト/画像選択欄41と、流し込み枠番号欄42と、
フィールド欄43と、矢印欄44と、連結順序欄45
と、矢印欄46と、出力グループ欄47と、フィールド
選択欄48と、設定オプション欄49、数値編集メニュ
ー等を備えている。
【0039】仕様書2は、流し込み枠番号と、その流し
込み枠番号にどのフィールドをどういう条件の場合に印
刷するかを明記してある。本実施形態の仕様書2には、
「流し込み枠番号1に郵便番号、枠番号2に住所1と住
所2と住所3を空白無しで連結、枠番号3に氏名、枠番
号4に男性でポイント数が50点以下の人にはAという
画像を、男性でポイント数が51点以上の人にはBとい
う画像を、女性でポイント数が50点以下の人にはCと
いう画像を、女性でポイント数が51点以上の人にはD
という画像を、枠番号5に金額をカンマ編集で印刷す
る」と記載されているものとする。
【0040】つぎに、図5から図9を参照しながら、流
し込み枠の設定の仕方について説明する。図4におい
て、テキスト/画像選択画欄41は、テキストが選択さ
れた場合には、下矢印ボタンはアクティブ状態となり、
画像が選択された場合には、下矢印ボタンは非アクティ
ブ状態となる。フィールド欄43は、エディター入力可
能とする。テキストが選択された場合には、レコードフ
ィールド番号の頭に「#」を付けて設定し、フィールド
中のバイト位置を指定する場合は、「(相対的なフィー
ルド開始位置:相対的なフィールド終了位置)」として
設定する。例えば、フィールド番号30の3バイト〜5
バイトの場合は、#30(3:5)と設定する。文字列
を条件式に設定する場合は、「’(シングルクォーテー
ション)」で文字列を囲む。
【0041】画像を選択した場合には、そのまま画像フ
ァイル名を入力する。画像を選択し、入力フィールドに
レコードフィールドが選択された場合には、インターフ
ェースデータ作成時に、データ値.epsとしてファイ
ル名を記憶する。チェックデジットを入力する場合に
は、<C>と入力する。まず、流し込み枠番号欄42に
は、「1」を設定する。テキストが選択された場合に、
下矢印ボタンをクリックすると(操作[1])、図5の
ような画面が表示される。フィールド選択欄43には、
先に設定した可変情報データの仕様設定のレコードレイ
アウトの内容(図3の内容)が表示される(操作
[2])ので、郵便番号に相当するものをマウスで選択
して(操作[3])、反転表示させる。そして、選択し
たフィールド番号と、相対バイト位置を表示させる(操
作[4])。
【0042】図6は、フィールド選択条件が存在しない
場合(連結無し)を示す説明図である。図6において、
フィールドの場合は、下矢印ボタンをクリックして所望
のフィールドを選択する(操作[1])。文字の場合
は、所望の文字列を入力する。下矢印ボタン44aをク
リックすると(操作[2])、連結順序欄45に、所望
のフィールド番号が表示される(操作[3])。連結順
序に登録し、郵便番号フィールド以外に連結するものが
無いので、さらに、下矢印ボタン46aをクリックする
(操作[4])。
【0043】そして、所望のフィールド番号#1が表示
されるので(操作[5])、設定ボタンをクリックする
ことによって、出力グループ欄47に、流し込み枠番号
1に印刷するデータが登録されたことになる。
【0044】図7は、フィールド選択条件が存在しない
場合(連結有り)を示す説明図である。流し込み枠番号
2は、図7に示すように、住所1、住所2、住所3のフ
ィールドを順次連結するように設定を行い、その後に、
連結オプションとして、空白無しで連結するように設定
する。
【0045】図7において、フィールドの場合は、下矢
印ボタンをクリックして所望のフィールドを選択する
(操作[1])。文字の場合は、所望の文字列を入力す
る。下矢印ボタン44aをクリックすると(操作
[2])、所望のフィールド番号#2が表示される(操
作[3])。
【0046】連結するものがフィールドの場合には、下
矢印ボタンをクリックして所望のフィールドを選択する
(操作[4])。下矢印ボタン44aをクリックすると
(操作[5])、連結するフィールド番号#3が表示さ
れる(操作[6])。全て連結したら、下矢印ボタン4
6aをクリックする。連結が終了していない場合には、
操作[4]から操作[6]を繰り返す。そして、連結順
にフィールド番号#2、#3、#4が表示されるので
(操作[8])、設定ボタン51をクリックすることに
よって、出力グループ欄47に、流し込み枠番号2に印
刷するデータが登録されたことになる。
【0047】流し込み枠番号3は、氏名を設定するが、
郵便番号と方法は同様である。流し込み枠番号4は、男
性でポイント数が50点以下の人にはAという画像を、
男性でポイント数が51点以上の人にはBという画像
を、女性でポイント数が50点以下の人にはCという画
像を、女性でポイント数が51点以上の人にはDという
画像を印刷するように設定する必要がある。
【0048】フィールドの値を使用して、条件設定する
には、図4におけるフィールド選択条件を設定すればよ
い。フィールド選択条件欄48は、編集対象となるテキ
ストデータ、もしくは、画像データをマスターデータ中
のデータ値によって選択する場合に、その条件を選定す
るためのものである。フィールド選択条件欄48は、水
平方向に「AND」の論理演算子の状態、垂直方向に
「OR」の論理演算子の状態をもつものとして設定を行
う。
【0049】ここで「AND」、「OR」の論理演算テ
ーブルの数は、仮に、最大50個としてある。各フィー
ルド内は、「=」、「≠」、「<」、「>」、「≦」、
「≧」の関係演算子で条件式を設定する。各符号ボタン
は、アクティブの設定フィールド内に入力表示し、エデ
ィタの使用を簡便にするものである。
【0050】レコードフィールドを条件式に設定する場
合には、「#」を頭につけて、レコードフィールド番号
を入力する。例えば、フィールド番号を30の場合に
は、#30と設定する。レコードフィールドにおいて、
フィールド中のバイト位置を指定する場合は、「(相対
的なフィールド開始位置:相対的なフィールド終了位
置)」として設定する。例えば、フィールド番号30の
3バイト〜5バイトの場合は、#30(3:5)と設定
する。文字列を条件式に設定する場合は、「’(シング
ルクォーテーション)」で文字列を囲む。
【0051】図8は、本実施形態に係るフィールド条件
の設定例を示す説明図である。図8において、<1>に
示すように、フィールド番号1の3バイト目が「0」
で、かつ、フィールド番号2が「0」の場合に、フィー
ルド番号5を出力する。<2>に示すように、フィール
ド番号1の3バイト目が「1」または「2」で、かつ、
フィールド番号2が「1」の場合に、フィールド番号6
(N(10))を出力する。<3>に示すように、フィ
ールド番号1の3バイト目が「0」以外で、かつ、フィ
ールド番号1の3バイト目が「1」以外で、かつ、フィ
ールド番号3が「大日本印刷」の場合に、フィールド番
号7の10バイト目〜20バイト目を出力する。
【0052】図9は、本実施形態に係るフィールド選択
条件の設定例を示す説明図である。図9において、<1
>に示すように、性別フラグの「0」(男性)で、か
つ、ポイント数が50点以下の場合に、画像Aを出力す
る。<2>に示すように、性別フラグの「0」(男性)
で、かつ、ポイント数が51点以上の場合に、画像Bを
出力する。<3>に示すように、性別フラグの「1」
(女性)で、かつポイント数が50点以下の場合に、画
像Cを出力する。<4>に示すように、性別フラグの
「1」(女性)で、かつポイント数が51点以上の場合
に、画像Dを出力する。
【0053】流し込む枠番号5は、請求金額をカンマ編
集して出力するように設定する。数値編集を行う場合
は、図4の出力グループに登録されている項目を選択
し、編集ボタン53をクリックする。編集ボタン53を
クリックすると、図10のように編集リストが表示さ
れ、数値編集を選択すると、数値編集用のダイアログが
表示される。なお、数値編集は、次の状態では選択する
ことができないようになっている。数値以外の属性を
持つフィールド、文字列以外のフィールドが連結され
ている場合、すでに編集されている場合。
【0054】数値編集ダイアログの編集書式には選択し
た請求金額の桁数分の9999999が表示され、9編
集、Z編集、¥編集、カンマ編集、符号付加、*編集の
チェックボックスが選択されると見合った書式が表示さ
れる。流し込み枠番号5にはカンマ編集したものを設定
するため、この場合はカンマ編集のチェックボックスを
選択すると、9,999,999と表示される。カンマ
編集の選択後、OKボタンをクリックするとこの条件が
設定される。
【0055】なお、数値編集の各編集の組み合わせ方法
については、図11に示す条件に従うものとする。編集
書式の欄にて、表示に用いる記号は、9編集の場合が
「9」、Z編集の場合が「Z」、¥編集の場合が
「¥」、カンマ編集の場合が「,」、符号付加の場合が
「+」、*編集の場合が「*」である。数値編集メニュ
ーが表示された時点では、選択しているフィールドの桁
長に合わせて「9編集」の形式で表示する。図12は、
有効データ長が4桁の場合の編集の組み合わせと入力デ
ータ、データ出力結果の例を示している。
【0056】このようにして、プリント条件を指定する
と、プリント条件ファイルが生成される。図13は、プ
リント条件ファイルのファイルフォーマット及び実施例
を示す図である。図13のファイルフォーマットにおい
て、例えば、var_noは、流し込み枠を指定する識
別子である。d_typeは、データタイプを記録する
識別子であって、テキストの場合には「T」、画像の場
合には「I」を記録する。f_selectは、フィー
ルド選択条件を記録する識別子である。記録内容は、定
義画面と同様の方法をとり、横方向にAND条件、縦方
向にOR条件を設定する。AND条件が複数存在する場
合には、カンマで区切り、OR条件が複数存在する場合
には、f_select識別子を複数連続して記録す
る。o_dataは、出力グループの一つを、連結順に
記録する識別子であり、複数のデータを連結する場合に
は、カンマで区切る。c_optionは、連結オプシ
ョンを記録する識別子である。有効文字(空白付き)の
場合は、「1」を、有効文字(空白無し)の場合には
「2」を記録する。フィールドを連結して、連結オプシ
ョンが設定されていない場合には、「0」を記録する。
【0057】本実施形態では、請求金額をカンマ編集し
ているため、数値編集用の識別子commaが記録され
る。数値の3桁ごとにカンマを挿入して出力する場合に
は「1」、カンマ編集を行わない場合には「0」が記録
されるか、comma識別子自体が記録されない。
【0058】本実施形態以外に、数値編集に関する識別
子は以下のものが存在する。9識別子は、9編集を記録
する識別子である。9編集とは、数値をそのまま出力す
るものを指す。ZERO識別子は、Z編集を記録する識
別子である。Z編集とは、数値の前に存在するゼロを空
白(ブランク)に置換して出力するものを指す。yen
識別子は、¥編集を記録する識別子である。¥編集と
は、数値の前に¥を追加して出力するものを指す。si
n識別子は、符号付加編集を記録する識別子である。符
号付加編集とは、プラス記号を数値の前に付加して出力
するものを指す。*識別子は、*編集を記録する識別子
である。*編集とは数値の前に存在するゼロを*(アス
タリスク)に置換して出力するものを指す。上記の各編
集とも、実施する場合には「1」、実施しない場合は
「0」が記録されるか、各編集識別子自体が記録されな
い。また、各編集は組み合わせることができるが、その
組み合わせは図11に示す通りである。
【0059】データ編集処理部25では、可変情報ファ
イル15とプリント条件ファイル16を利用して、可変
情報ファイル15中の先頭から1レコードずつ処理して
ゆき、プリント条件ファイル16に応じて、必要なデー
タを抽出/変換して、各個人に応じて印字すべき情報を
作成してゆき、バリアブルデータファイル17を作成す
る。プリント条件ファイル16中に数値編集を指定して
いる場合は、図12に記載の通りに変換し、バリアブル
データファイル17中に記録する。
【0060】図14は、バリアブルデータファイル17
のフォーマットと実施例を示す図である。データ編集処
理部25で作成するバリアブルデータは、流し込み枠に
入る必要最小源のデータで構成されるものとし、各流し
込み枠どうしの識別を行うキャラクタはカンマを使用す
る。このカンマセパレートの第1フィールドは、レコー
ドシーケンス番号となる。カンマセパレートの第2フィ
ールド以降は、印刷するバリアブルデータを意味し、テ
キストデータか画像データかの識別は、枠の属性設定側
で指定する。画像データは画像ファイル名をそのまま使
用する。
【0061】「V0001」、「V0002」等は、流
し込み枠番号を意味する。ある編集フィールドに対し
て、印刷するデータが無い場合は、カンマを続ける必要
は無く、印刷するデータが存在する流し込み枠番号を飛
び飛びに記録しても構わない。ファイル構造における改
行コードは0X0d0aとする。流し込み枠番号5につい
ては、可変情報ファイル15中の請求金額のデータが、
図12に基づいて変換されているのが判る。
【0062】次に、図1に戻って流し込み処理に入る。
流し込み処理部26は、レイアウト指示ファイル12、
画像情報ファイル11、面付け条件ファイル13、納品
単位情報ファイル14、及びバリアブルデータファイル
17を使用して、各面の論理ページにおけるそれぞれの
流し込み位置に、画像もしくはテキストデータを所定の
書式で流し込むとともに、面構成に応じて印刷する順番
に並び替え、管理連番、ページ連番、山番号を生成して
面付け条件ファイルに従って所定の位置に流し込むデー
タを作成する。
【0063】まず、可変情報ファイル15が存在する場
合は、レコード件数を求め、これを出力件数とし、可変
情報ファイル15が存在せず、管理連番のみを印刷する
場合は、面付け条件ファイル13より開始番号と終了番
号を読み込み、次式から出力件数を求める。 出力件数=終了番号−開始番号+1 (数式1)
【0064】次に、得られた出力件数を、次式に示す如
く、連続帳票1山のページ数(納品単位情報ファイルか
ら得られる)×1ページの面付け数で割り、商と余りを
求める。 出力件数÷(1山のページ数×1ページの面付け数)=
商・・・余り (数式2)。
【0065】余りが0の場合はその時の商の値が山数と
なる。余りが0以外の場合は商+1の値が山数となる。
山数は、納品先別に帳票を梱包する場合に、各納品先に
納入する納品管理単位の山と納品管理単位未満の山との
合計数を指している。出力件数が、(1山のページ数×
1ページの面付け数)件となるごとに、山番号が開始番
号(納品単位情報ファイル14から得られる)から1ず
つカウントアップされる。山番号は、1ページ上に一つ
出力し、出力位置は面付け条件ファイル13から読み込
む。また、出力件数が面付け数となるごとに、ページ連
番が開始番号(納品単位情報ファイル14から得られ
る)から1ずつカウントアップされる。ページ連番は1
ページ上に一つ出力し、出力位置は面付け条件ファイル
13から読み込む。
【0066】管理連番については、1ページ上に面付け
数分出力する。管理連番は、連続帳票の最も上のページ
の左上の面が開始番号(図15(a)の例では0000
001)となり、その下のページの同じ面が開始番号+
1となり、その下に位置する各ページの同じ面が下に向
かって順次1ずつカウントアップされた番号となる。番
号が最も下のページに達すると、最も上のページに戻
り、左上の面と天地方向に隣接する面が開始番号+1山
のページ数の番号(図15(a)の例では000100
1)となり、再び番号が下のページに進んでゆき、最も
下のページに達すると、また最も上のページに戻り、天
地方向の次の面が開始番号+1山のページ数×2の番号
(図15(a)の例では0002001)となり、再び
番号が下に進んでゆく。そして、最も下のページの左下
の面に達すると、次に、最も上のページの左上の面の左
右方向に隣接する面に移動して、同様に下方向と天地方
向に進んでゆく。このようにして、全ての面の管理連番
が決定される。
【0067】左上の面の管理連番の印字位置は、面付け
条件ファイル13中の座標値より求める。その他の面の
管理連番の印字位置は、左上の面の印字位置に天地方向
の移動量、左右方向の移動量を加算して求める。面付け
の数は面付け条件ファイル13より読み込む。山番号が
数式2で求めた商の値以下の山では、管理連番は、上記
と同様にして付される。また、これらの山の開始番号
は、前の山の開始番号に1山のページ数×1ページの面
付け数を加えた番号となる。
【0068】数式2で余りが生じている場合には、最終
の山のページ数は他の山のページ数より少なくなる。最
終の山のページ数は納品単位情報ファイル14から得ら
れる。例えば、管理連番の開始番号が1、終了番号が7
000の場合、出力件数は、数式1より7000とな
る。1山のページ数が1000、面付け数が6の場合、
山数は、数式2より、7000÷6000=1・・・1
000であるため、2となる。最初の山を出力すると、
図12(a)に示すようになる。最終の山のページ数が
200の場合、最終の山の管理連番の開始番号は600
0+1=6001から始まり、200進むごとに最も上
のページに折り返すので、最終の山を出力すると、図1
5(b)に示すようになる。なお、この例では、各ペー
ジの右下の面に余丁が発生し、この箇所の管理連番は出
力していない。
【0069】このように、最終山のページ数を区切りの
良い数に指定することにより、小切れに断裁後、並び替
える必要がなく、帯かけ(結束)単位で管理することが
できる。
【0070】次に、一つの製品に対して納品先が複数存
在し、納品先毎に山のページ数が異なる場合の例を説明
する。この例では、一つの製品がA支社とB支社に納品
され、A支社の納品単位が7000、B支社の納品単位
が3500となっており、A支社の納品管理単位の山の
ページ数が1000、最終の山のページ数が200、B
支社の納品管理単位の山のページ数が500、最終の山
のページ数が100となっている。
【0071】A支社の管理連番を1〜7000、B支社
の管理連番を7001〜10500とする。A支社用の
面付け指示では、管理連番の発番号を1、老番号を70
00として、他の情報とともに指定し、A支社用の納品
管理単位指示では、納品管理単位の山のページ数を10
00、最終の山のページ数を200、山番号の開始番号
を1、ページ連番の開始番号を1と指定する。B支社用
の面付け指示では、管理連番の発番号を7001、老番
号を10500として、他の情報とともに指定し、B支
社用の納品管理単位指示では、納品管理単位の山のペー
ジ数を500、最終の山のページ数を100、山番号の
開始番号を3、ページ連番の開始番号を1201と指定
する。A支社用の山を出力すると図15に示すようにな
り、B支社用の山を出力すると図16に示すようにな
る。
【0072】本実施形態では、面付け情報ファイル13
と納品単位情報ファイル14との組が複数組設けられて
いるため、この例のように、納品先が複数存在する場合
で、納品管理単位となる山のページ数が納品先毎に異な
る場合でも、連続して印字処理を行うことができる。
【0073】流し込み処理部26は、流し込み枠の属性
を参照して、テキストの場合は、バリアブルデータファ
イル17中のテキストデータを読み、レイアウト指示フ
ァイル12に設定されている書体、文字サイズ、文字
色、貼り込み角度に基づいて流し込む。また、画像の場
合は、バリアブルデータファイル17中に指定されてい
る画像ファイル名の画像をレイアウト指示ファイル12
に設定されている揃え位置に従って流し込み処理を行
う。
【0074】それぞれバリアブルデータファイル17の
データを1レコードずつ処理し、各個人に応じた紙面デ
ータを作成してゆく。フルカラープリンタ29に対する
インターフェイスがポストスクリプト言語であれば、流
し込み処理は、各個人に応じた紙面データをポストスク
リプトによって生成する。
【0075】流し込み処理部26からの各個人の紙面デ
ータは、印刷用データハンドリング部28に出力され、
印刷用データハンドリング部28は、各個人に応じた印
刷紙面データをフルカラープリンタ29に送信し、フル
カラープリンタ29は、個人属性に応じた印刷媒体を出
力することになる。この印刷媒体は、出力後に、加工製
本機30を通すことによって、パーソナルカタログやパ
ーソナルメール等の媒体に加工される。
【0076】管理帳票出力部27は、図17に示すよう
な管理帳票5を出力する。同図に示すように、この帳票
の各ページの右上には日付とページ数が印字されてお
り、ページ数はページを更新する毎に1ずつカウントア
ップされる。各ページの上部中央には製品名が印字され
ている。各ブロックには、それぞれ一つの山の各面の管
理連番の開始番号と終了番号とが印字されている。面番
号は、左上を001とし、天地方向に1ずつ増加し、天
地面付け数分カウントしたら右上の面に行き、再び天地
方向に1ずつ増加するように決められている。例えば、
6面の場合には、図15に示すように、の面が00
1、が002、が003、が004、が00
5、が006となる。なお、各ブロックの左上には山
番号(納品単位情報ファイル14から得られる)が印字
されている。
【0077】印刷が終了した連続帳票は断裁されて各面
毎に分離され、製品となる。各製品には管理連番が付さ
れており、これと図17の管理帳票5とから員数のチェ
ックを行うことができる。
【0078】また、印刷時のジャムや断裁時のずれ等に
より不良が発生した場合には、その不良となった部分の
みを再出力しなければならないが、不良部分の管理連番
と、管理帳票5に印刷されたデータと突き合わせること
により、どの山のどのページのどの部分を再出力しなけ
ればならないかを容易に知ることができるため、再出力
に手間がかからない。なお、管理連番をバーコードで印
刷しておき、これをバーコードリーダで読み込んだり、
あるいは、管理連番をOCR処理で読み込むようにして
もよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の可変プリ
ントシステムによれば、可変情報ファイルの個々のデー
タを印刷媒体にプリントするデータに変換する条件を指
示するプリント条件情報に、前記可変情ファイル中の数
値データの出力書式を指示する情報が含まれており、数
値データを様々な書式に対応して個別に印字処理するこ
とができるため、プログラムを作成する必要が無い。
【0080】また、請求項2の可変プリントシステムよ
れば、一つのページに複数の面付けが施された帳票媒体
を提供する上で、製品毎に個別にプログラムを作成する
ことなく、員数管理に必要な印字項目と員数管理用の帳
票とを作成することができる。
【0081】また、請求項3の可変プリントシステムよ
れば、連続帳票における納品管理単位の山のページ数及
び納品管理単位未満の山のページ数を指示する納品単位
情報ファイルを備えたことにより、納品管理単位未満の
山を帯かけ(結束)単位の区切りの良いページ数にする
ことができ、断裁後の並べ変えを不要にすることができ
る。
【0082】また、請求項4の可変プリントシステムに
よれば、面付け条件ファイルと納品単位情報ファイルと
の組を複数組備えたことにより、納品先が複数存在する
場合にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である可変プリントシス
テムの基本構成を示すブロック図。
【図2】 本実施形態の可変情報データの一例を示す説
明図。
【図3】 本実施形態の可変情報データの設定内容を示
す図。
【図4】 本実施形態の流し込み枠の設定画面の一例を
示す図。
【図5】 本実施形態のフィールド選択欄の設定画面の
一例を示す図。
【図6】 フィールド選択条件が存在しない場合(連結
無し)を示す説明図。
【図7】 フィールド選択条件が存在しない場合(連結
有り)を示す説明図。
【図8】 本実施形態のフィールド条件の設定例を示す
説明図。
【図9】 本実施形態のフィールド選択条件の設定例を
示す説明図。
【図10】 本実施形態の数値編集画面の一例を示す
図。
【図11】 数値編集の各編集の組み合わせ方法を示す
図。
【図12】 有効データ長が4桁の場合の編集の組み合
わせと入力データ、データ出力結果の一例を示す図。
【図13】 プリント条件ファイルのファイルフォーマ
ット及び実施例を示す図。
【図14】 バリアブルデータファイルのデータフォー
マットと実施例を示す図。
【図15】 本実施形態で出力された連続帳票の斜視
図。
【図16】 本実施形態で出力された連続帳票の斜視
図。
【図17】 本実施形態で出力された管理帳票の平面
図。
【図18】 面番号の設定方法を示す説明図。
【符号の説明】
5 管理帳票 11 画像情報ファイル 13 面付け条件ファイル 14 納品単位情報ファイル 15 可変情報ファイル 16 プリント条件ファイル 21 レイアウト指示部(レイアウト指示手段) 25 データ編集処理部(データ編集処理手段) 26 流し込み処理部(流し込み手段) 27 管理帳票出力処理部(管理帳票出力手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷媒体にプリントすべき画像情報を記
    憶する画像情報ファイル、複数の個人に関する可変情報
    を記憶する可変情報ファイル、前記可変情報ファイルの
    個々のデータを印刷媒体にプリントするデータに変換す
    る条件を指示するプリント条件情報を記憶するプリント
    条件ファイルを備えた記憶手段と、 前記可変情報ファイルの個々のデータを前記プリント条
    件情報に基づいてプリント用に編集するデータ編集処理
    手段と、 プリント内容のレイアウトを指示するレイアウト指示情
    報を生成するレイアウト指示手段と、 前記レイアウト指示情報に基づいて、前記データ編集処
    理手段で編集された個々のデータ及び前記画像情報を流
    し込み位置に流し込むことにより、印刷可能な状態にす
    る流し込み手段と、を含む可変プリントシステムであっ
    て、 前記プリント条件情報が、前記可変情報ファイル中の数
    値データの出力書式を指示する情報を含むことを特徴と
    する可変プリントシステム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段が、各ページに複数個の面
    付けが施される連続帳票の面付け条件を指示する面付け
    条件情報と前記各面に付される管理連番の印刷条件を指
    示する印刷条件情報とを記憶する面付け条件ファイルを
    備え、 前記流し込み手段が、前記面付け条件情報に基づいて前
    記管理連番を生成するとともに、前記レイアウト指示情
    報、前記面付け条件情報、及び前記印刷条件情報に基づ
    いて、前記データ編集処理手段で編集された個々のデー
    タと前記画像情報と前記管理連番とを流し込み位置に流
    し込むことにより、印刷可能な状態にするものであり、 前記各連続帳票毎に前記管理連番の開始番号と終了番号
    とが記録されている管理帳票を作成する管理帳票出力手
    段を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の可変プリ
    ントシステム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段が、前記連続帳票における
    納品管理単位の山のページ数と前記納品管理単位未満の
    山のページ数とを指示する納品管理単位情報を記憶する
    納品単位情報ファイルを備え、 前記流し込み手段が、前記レイアウト指示情報、前記面
    付け条件情報、前記印刷条件情報、及び前記納品管理単
    位情報に基づいて、前記データ編集処理手段で編集され
    た個々のデータと前記画像情報と前記管理連番とを流し
    込み位置に流し込むことにより、印刷可能な状態にする
    ものであり、 前記管理帳票出力手段が、前記各連続帳票毎に山単位で
    前記管理連番の開始番号と終了番号とが記録されている
    管理帳票を作成するものである、ことを特徴とする請求
    項2に記載の可変プリントシステム。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段が、前記面付け条件ファイ
    ルと前記納品単位情報ファイルとの組を複数個備えたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の可変プリントシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記流し込み手段が、前記管理連番をバ
    ーコードに変換して流し込み位置に流し込むことを特徴
    とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の可変
    プリントシステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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