JPH11272505A - コンピュータ監視装置 - Google Patents

コンピュータ監視装置

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JPH11272505A
JPH11272505A JP10072298A JP7229898A JPH11272505A JP H11272505 A JPH11272505 A JP H11272505A JP 10072298 A JP10072298 A JP 10072298A JP 7229898 A JP7229898 A JP 7229898A JP H11272505 A JPH11272505 A JP H11272505A
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JP
Japan
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power supply
microcomputer
circuit
computer
signal
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Application number
JP10072298A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Kawarasaki
好晴 河原崎
Taiji Nishibe
泰司 西部
Hitoshi Iwata
仁 岩田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコンへ供給される電源電圧が低下してマ
イコンが異常状態になった場合でも安全動作を確保でき
るコンピュータ監視装置を得る。 【解決手段】 マイコン電源18から供給される電源電
圧が低下した場合にマイコン監視回路14及び信号処理
回路16へ電力を供給するために、補助電源20を設け
る。マイコン電源18から供給される電源電圧が低下し
た場合には、マイコン電源18から出力される電圧低下
検出信号により補助電源20に切り換えられ、マイコン
監視回路14及び信号処理回路16にダイオード26を
介して電力が供給される。このため、マイコン監視回路
14、信号処理回路16が引き続き正常に動作すること
ができるので、安全動作を確保するための処理をするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のパワーウィ
ンドウシステムのウィンドウ上昇、下降並びに異物挟み
込み検出等の制御に適用されるコンピュータが正常に動
作しているか否かを監視するコンピュータ監視装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用のパワーウィンドウシ
ステム等の、マイクロコンピュータ(以下マイコン、と
いう)を用いたシステムでは、マイコンはバッテリーか
ら得た電圧を基に定電圧制御される安定化電源によって
動作している(約5V)。ここで、マイコンが異常状態
になった場合に誤動作(例えばアクティブ信号のラッチ
アップ等に起因して、スイッチ操作の意に反するパワー
ウィンドウの動作等)しないように、マイコン監視回路
(所謂ウォッチドッグタイマ回路)を用いて、マイコン
の動作状態を監視している。
【0003】具体的には、マイコンが正常動作している
場合には所定の周期でパルス信号をマイコン監視回路へ
出力し、マイコン監視回路ではこのパルス信号を検出し
ている間はマイコンが正常動作しているものと判断す
る。そして、所定時間以上パルス信号を検出できない場
合には、マイコンが異常状態であると判断してマイコン
との通信を禁止する信号をパワーウィンドウを動作させ
るための信号を出力する信号処理回路へ出力し、パワー
ウィンドウが誤動作しないようにするとともにリセット
信号をマイコンへ出力してマイコンを再起動させる。
【0004】このようにしてマイコン異常状態時の安全
動作を確保するが、このマイコン監視回路へ供給する電
源をマイコンへ供給する電源と共用した場合には、マイ
コンへ供給される電源電圧が低下するとマイコン監視回
路へ供給される電源電圧も低下してしまい、マイコン異
常におけるパワーウィンドウの誤作動等を防ぐための安
全動作を確保することができなくなってしまうという問
題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、マイコンへ供給される電源電圧が低下してマイコ
ンが異常状態になった場合でも安全動作を確保できるコ
ンピュータ監視装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、コンピュータに組み込まれ
たプログラムに従い、被制御装置を動作させるコントロ
ーラに設けられたコンピュータ監視装置であって、前記
コンピュータへ電力を供給する電源回路と、前記電源回
路から供給される電力で作動され、前記コンピュータの
動作状態を監視するための監視回路と、前記電源回路か
ら供給される電力で作動され、前記コンピュータの動作
異常時の処理を行う異常処理回路と、少なくとも前記監
視回路及び前記異常処理回路へ電力を供給可能な補助電
源と、前記電源回路の電圧を検出する電圧検出手段と、
前記電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記電圧が所
定値よりも低下した場合に前記電源回路から前記補助電
源へ切り換える切換制御手段と、を有することを特徴と
する。
【0007】請求項1記載の発明では、電源回路から供
給される電源電圧が低下したときのために補助電源を備
え、電源回路から供給される電源電圧が低下してコンピ
ュータが異常状態になった場合には、電圧検出手段の出
力結果に基づいて切換制御手段により補助電源に切り換
えられ、この補助電源から監視回路及び異常処理回路に
電力が供給される。このため、監視回路、異常処理回路
が引き続き動作することができるので、安全動作を確保
するための処理をすることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、コンピュータに組
み込まれたプログラムに従い、被制御装置を動作させる
コントローラに設けられたコンピュータ監視装置であっ
て、電源から供給される電圧を定電圧制御して前記コン
ピュータへ電力を供給する電源回路と、前記電源回路か
ら供給される電力で作動され、前記コンピュータの動作
状態を監視するための監視回路と、前記電源回路から供
給される電力で作動され、前記コンピュータの動作異常
時の処理を行う異常処理回路と、少なくとも前記監視回
路及び前記異常処理回路へ電力を供給可能な補助電源
と、前記電源回路への過電流を検出する過電流検出回路
と、前記過電流検出回路の出力信号に基づいて前記補助
電源に切り換える切換制御手段と、を有することを特徴
とする。
【0009】請求項2記載の発明では、電源回路から供
給される電源電圧が低下したときのために補助電源を備
え、過電流検出回路により電源回路への過電流が検出さ
れた場合には、切換制御手段により補助電源に切り換え
られ、この補助電源から異常処理回路に電力が供給され
る。このため、異常処理回路が引き続き動作することが
でき、安全動作を確保するための処理をすることができ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、前記補助電源は、
所定の信号入力があった場合にのみ有効に動作すること
を特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明では、補助電源の動作
が、所定の信号入力がある場合、すなわち、安全動作を
確保しなければならない場合にのみ有効となるようにす
ることで、信号入力のない待機状態での消費電流の増加
を抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1には、コンピュータ監視装置10が示
されている。このコンピュータ監視装置10は、図示し
ないCPU、RAM、ROM、及び種々のインターフェ
イスがバスによって接続されて構成されているマイクロ
コンピュータ(以下、マイコンという)12、マイコン
監視回路14、信号処理回路16、マイコン電源18、
補助電源20を備えている。
【0014】信号処理回路16では、入力された信号
1、信号2に応じて処理をし、マイコン12へ信号Aと
して伝達する。マイコン12は、信号処理回路16から
出力された信号Aに基づいて処理を行い、信号Bを信号
処理回路16へ出力する。信号処理回路16ではマイコ
ン12から出力された信号Bを基に信号処理をして出力
信号Cを出力する。本実施の形態では、一例として、信
号1は車両のイグニッション信号、信号2は後述するド
アガラス100を昇降させるためのUP信号またはDO
WN信号、出力信号Cは後述するドアガラス100を昇
降させるためのモータ52を駆動するための信号とす
る。
【0015】図2には、車両の運転席側のドア12の内
部構造が示されている。図2に示すように、運転席ドア
の内部には、モータ52が備えられている。モータ52
には、ウィンドウレギュレータ部46が連結されてい
る。ウィンドウレギュレータ部46は、本実施の形態で
は所謂ワイヤ式とされており、モータ52の駆動軸に取
り付けられた回転板52Aにワイヤ(図示省略)の中間
部が巻き掛けられている。このワイヤの端部はそれぞ
れ、ドアガラス100の下端部を支持する保持チャンネ
ル54に連結されており、さらに、保持チャンネル54
は、メインガイド56へ上下移動可能に取り付けられて
いる。
【0016】これにより、モータ52が正逆方向に回転
すると、この回転駆動力がワイヤを介して伝達されて、
ドアガラス100がガラスガイド48に沿って上下移動
(昇降)する。なお、ウィンドウレギュレータ部46の
構成は、このようなワイヤ式に限らず、Xアーム式や、
モータ自体がラックに沿って移動する所謂モータ自走式
を用いるようにしてもよい。
【0017】モータ52の駆動によってドアガラス10
0が上昇されると、ドアガラス100の周端部がドア4
2のフレーム42A内のゴム製のウェザーストリップ
(図示省略)に嵌合してドアフレーム42Aの開口が閉
じられる。また、モータ52の回転駆動によって、ドア
ガラス100が下降移動されるとドア42のフレーム4
2Aの開口が開かれる。
【0018】ドアガラス100を昇降させるために図示
しないスイッチを操作して、UP信号またはDOWN信
号が信号2として信号処理回路16に入力されると、信
号処理回路16ではこの信号2に基づいて処理を行い、
信号Aとしてマイコン12へ伝達する。マイコン12で
は信号Aに応じて処理を行って信号Bを信号処理回路1
6へ出力する。そして、信号処理回路16では信号Bに
応じて処理を行い、モータ52を駆動するための出力信
号Cを出力してモータ52を駆動させ、ドアガラス10
0を昇降させる。
【0019】マイコン12には、マイコン12が異常動
作を検出するためのマイコン監視回路14が接続されて
おり、所定の周期でキャンセルパルス信号をマイコン監
視回路14へ出力する。また、マイコン監視回路14か
ら出力されるリセット信号により、再起動される。
【0020】マイコン監視回路14は、マイコン12か
ら所定の周期で出力されるキャンセルパルス信号が入力
されている間は、マイコン12が正常に動作しているも
のと判断して、マイコン12にリセット信号を出力しな
いようにするとともに、信号処理回路16へ出力するマ
イコン状態判定信号を正常(例えばハイレベル)にす
る。
【0021】キャンセルパルス信号が所定時間以上検出
できなかった場合には、マイコン12が異常であると判
断してリセット信号をマイコン12に出力してマイコン
12を再起動させるとともに、信号処理回路16へ出力
するマイコン状態判定信号を異常(例えばローレベル)
にする。この場合、信号処理回路16では、出力信号C
が異常になってドアガラス100の昇降が異常動作にな
らないように、マイコン12との通信、すなわち、信号
Aの出力や信号Bの受信を禁止して、ドアガラス100
が異常動作しないための出力信号C(例えばモータ停止
信号)を出力する。
【0022】また、マイコン監視回路14は、マイコン
12へ供給される電圧が正常動作できる電圧以下になっ
たときもリセット信号をマイコン12へ出力し、マイコ
ン12を再起動させ、キャンセルパルス信号が所定時間
以上検出できなかった場合と同様の動作をする。
【0023】マイコン電源18は、マイコン監視回路1
4、マイコン12と接続されており、電源22から供給
される電圧を所定の電圧(本実施の形態では一例として
5Vとする)に変換し、マイコン監視回路18、マイコ
ン12へ供給する。また、ダイオード24のアノード側
がマイコン電源18に接続されており、カソード側がダ
イオード26のカソード側、マイコン監視回路14、信
号処理回路16に接続されている。さらに、電圧低下検
出信号を補助電源20に出力する。
【0024】補助電源20には、ダイオード26のアノ
ード側が接続されており、カソード側はダイオード24
のカソード側、マイコン監視回路14、信号処理回路1
6に接続されている。補助電源20は、所定の電圧(本
形態では一例として5Vとする)に変換して、ダイオー
ド26を介してマイコン監視回路14、信号処理回路1
6へ電力を供給する。
【0025】また、この補助電源20は、マイコン電源
18から出力される電圧低下検出信号をサンプリング
し、この電圧低下検出信号の電圧レベルが所定のレベル
(一例として3V)以下になった場合にのみ動作する。
【0026】マイコン電源18から供給される電源電圧
が、例えば電源−グランドのショート等により電圧低下
したような場合には、電圧低下検出信号の電圧レベルが
低下するので補助電源20が動作し、ダイオード26を
介してマイコン監視回路14及び信号処理回路16へ電
力が供給される。
【0027】このように、マイコン電源18が正常の場
合には、マイコン電源18からマイコン監視回路14及
び信号処理回路16へ電源が供給され、マイコン電源1
8が異常の場合には補助電源20からマイコン監視回路
14及び信号処理回路16へ電源が供給される。また、
ダイオード24、26によるダイオードOR回路28に
より互いの電源の干渉を防ぐことができるようになって
いる。
【0028】さらに、補助電源20には、イグニッショ
ン信号(信号1) が入力される。このイグニッション信
号がオンされているとき(パワーウィンドウが動作可能
なので、安全動作を確保する必要がある)にのみ動作す
るので、イグニッション信号がオフの待機状態のとき
(パワーウィンドウが動作不可能なので、安全動作を確
保する必要がない)には、消費電流が増加することがな
い。
【0029】また、イグニッション信号がオフのときに
補助電源20を有効に動作させるようにしてもよい。こ
のような場合には、盗難防止システムに適用することが
可能になる。
【0030】次に、本発明の実施の形態における作用に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】マイコン12は、マイコン電源18により
電源を供給されると起動開始する。マイコン監視回路1
4は、マイコン12が起動されると同時にマイコン12
が正常動作しているか否かを監視し始める。マイコン1
2から出力されるキャンセルパルス信号が検出されてい
る間は、マイコン12が正常な状態であると判断し、信
号処理回路16に出力するマイコン状態判定信号をハイ
レベル(正常)にする。
【0032】ドアガラス100を昇降させるための図示
しないスイッチが操作されて、UP信号またはDOWN
信号が信号2として信号処理回路16に入力されると、
信号処理回路16ではこの信号2に基づいて処理を行
い、信号Aとしてマイコン12へ伝達する。マイコン1
2では信号Aに応じて処理を行って信号Bを信号処理回
路16へ出力する。そして、信号処理回路16では信号
Bに応じて処理を行い、モータ52を駆動するための出
力信号Cを出力してモータ52を駆動させ、ドアガラス
100を昇降させる。
【0033】ここで、マイコン電源18から供給される
電源電圧が低下してマイコン12が異常状態になった場
合には、電圧低下検出信号の電圧レベルが低下するの
で、補助電源20が動作し、ダイオード26を介してマ
イコン監視回路14及び信号処理回路16へ電力が供給
される。このため、マイコン監視回路14及び信号処理
回路16は正常に動作を続けることができる。
【0034】マイコン監視回路14では、マイコン12
が異常状態となっているのでリセット信号をマイコン1
2へ出力して再起動させるとともに、信号処理回路16
へ出力するマイコン判定信号をローレベル(異常)にす
る。
【0035】信号処理回路16では、マイコン監視回路
14から出力されるマイコン判定信号が異常なので、マ
イコン12との通信、すなわち、信号A及び信号Bの送
受信を禁止して、ドアガラス100の昇降が異常動作と
ならないように出力信号Cとしてモータ停止信号を出力
する。このため、ドアガラス100が異常な動作をする
ことがない。
【0036】また、補助電源20は、イグニッション信
号(信号1)がオンのとき(パワーウィンドウが動作可
能なので、安全動作を確保する必要がある)にのみ動作
するので、イグニッション信号がオフの待機状態のとき
(パワーウィンドウが動作不可能なので、安全動作を確
保する必要がない)には余計な消費電流を抑えることが
できる。
【0037】次に、本発明に係るコンピュータ監視装置
の他の例を図3に示す。図1に示すコンピュータ監視装
置10と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明
は省略する。
【0038】次に、本発明に係るコンピュータ監視装置
の他の例を図3に示す。図1に示すコンピュータ監視装
置10と同一の部分には同一の符号を付し、詳細な説明
は省略する。
【0039】図3に示すコンピュータ監視装置30は、
過電流検出回路36を備えている。過電流検出回路36
の入力端は電源22に接続されており、一方の出力端は
マイコン電源18に接続され、他方の出力端は補助電源
20に接続されている。
【0040】過電流検出回路36が過電流を検出してい
ない場合(正常な場合)にはマイコン電源18が動作
し、過電流を検出した場合(異常な場合)には補助電源
20に切り換えられるようになっている。このため、過
電流によりマイコン電源18の電圧が低下した場合で
も、補助電源20よりマイコン監視回路14及び信号処
理回路16に電力が供給され、処理を続けることができ
る。この場合、マイコン状態判定信号がローレベル(異
常)となっているので、信号処理回路16では安全動作
確保のための処理を行う。
【0041】また、マイコン電源18から供給される電
源電圧が低下した場合に、確実にマイコン監視回路14
から出力されるマイコン状態判定信号が異常となるよう
にマイコン監視回路14を構成することができれば、図
中点線で示す補助電源供給ライン38は削除可能とな
る。
【0042】このように、マイコン電源18の出力する
電圧が低下した場合には補助電源20によりマイコン監
視回路14、信号処理回路16へ電力を供給するので、
安全動作を確実に行うことができる。
【0043】なお、本実施の形態では、パワーウィンド
ウシステムに本発明を適用する場合について説明した
が、これに限らず、エアバッグシステム等に本発明を適
用できることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
及び請求項2記載の発明によれば、電源回路から供給さ
れる電源電圧が低下したときのために補助電源を備え、
電源回路から供給される電源電圧が低下してコンピュー
タが異常状態になった場合には、補助電源によりコンピ
ュータの動作状態を監視するための監視回路やコンピュ
ータの動作異常時の処理を行う異常処理回路に電力を供
給するように構成したので、監視回路や異常処理回路が
引き続き動作することができ、安全動作を確保するため
の処理をすることができる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、補助電源の
動作を、所定の信号入力がある場合、すなわち、安全動
作を確保しなければならない場合にのみ動作させること
により、信号入力のない待機状態での消費電流の増加を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコンピュータ監視装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車両の運転席側ドア
の内部構造を示す概略斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るコンピュータ監視装
置の他の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ監視装置 12 マイコン 14 マイコン監視回路 16 信号処理回路 18 マイコン電源 20 補助電源 24、26 ダイオード 36 過電流検出回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに組み込まれたプログラム
    に従い、被制御装置を動作させるコントローラに設けら
    れたコンピュータ監視装置であって、 前記コンピュータへ電力を供給する電源回路と、 前記電源回路から供給される電力で作動され、前記コン
    ピュータの動作状態を監視するための監視回路と、 前記電源回路から供給される電力で作動され、前記コン
    ピュータの動作異常時の処理を行う異常処理回路と、 少なくとも前記監視回路及び前記異常処理回路へ電力を
    供給可能な補助電源と、 前記電源回路の電圧を検出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段の検出結果に基づいて、前記電圧が所
    定値よりも低下した場合に前記電源回路から前記補助電
    源へ切り換える切換制御手段と、 を有するコンピュータ監視装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータに組み込まれたプログラム
    に従い、被制御装置を動作させるコントローラに設けら
    れたコンピュータ監視装置であって、 電源から供給される電圧を定電圧制御して前記コンピュ
    ータへ電力を供給する電源回路と、 前記電源回路から供給される電力で作動され、前記コン
    ピュータの動作状態を監視するための監視回路と、 前記電源回路から供給される電力で作動され、前記コン
    ピュータの動作異常時の処理を行う異常処理回路と、 少なくとも前記監視回路及び前記異常処理回路へ電力を
    供給可能な補助電源と、 前記電源回路への過電流を検出する過電流検出回路と、 前記過電流検出回路の出力信号に基づいて前記補助電源
    に切り換える切換制御手段と、 を有するコンピュータ監視装置。
  3. 【請求項3】 前記補助電源は、所定の信号入力があっ
    た場合にのみ有効に動作することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のコンピュータ監視装置。
JP10072298A 1998-03-20 1998-03-20 コンピュータ監視装置 Pending JPH11272505A (ja)

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JP10072298A JPH11272505A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 コンピュータ監視装置
US09/267,668 US6269450B1 (en) 1998-03-20 1999-03-15 Computer monitoring device
EP99105387A EP0943980A3 (en) 1998-03-20 1999-03-16 Computer monitoring device

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JP10072298A JPH11272505A (ja) 1998-03-20 1998-03-20 コンピュータ監視装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323602A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Canon Inc 電子機器装置及びその処理方法
JP2007172243A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Nec Computertechno Ltd マネジメントボード及びそれを用いた障害情報取得方法

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