JPH11272414A - 座標入力装置及びその制御方法 - Google Patents

座標入力装置及びその制御方法

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JPH11272414A
JPH11272414A JP7614598A JP7614598A JPH11272414A JP H11272414 A JPH11272414 A JP H11272414A JP 7614598 A JP7614598 A JP 7614598A JP 7614598 A JP7614598 A JP 7614598A JP H11272414 A JPH11272414 A JP H11272414A
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Hajime Sato
肇 佐藤
Atsushi Tanaka
淳 田中
Katsuyuki Kobayashi
克行 小林
Ryozo Yanagisawa
亮三 柳沢
Yuichiro Yoshimura
雄一郎 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】振動入力時の振動入力ペンの傾きに左右されず
に高精度な座標検出を行うことを可能とする。 【解決手段】振動伝達板と、該振動伝達板上に弾性波振
動を入力する振動入力ペンとを備えた座標入力装置にお
いて、まず、ステップS11で振動入力ペンからの弾性波
振動が振動検出手段まで到達するのに要した遅延時間と
して、群遅延時間tgと、位相遅延時間tpを検出す
る。次に、ステップS12で、振動入力ペンに内蔵された
センサにより振動入力時における振動入力ペンの傾き角
度を検出する。ステップS13では検出された振動入力ペ
ンの傾き角度に基づいて群遅延時間の補正量を得て、ス
テップS14で群遅延時間を補正する。ステップS15で、
ステップS11で得た位相遅延時間と、ステップS14で補
正された群遅延時間とを用いて振動入力ペンにより指示
された振動伝達板上の座標位置を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は座標入力装置及びそ
の制御方法に関する。特に振動ペンから入力された弾性
波振動を振動伝達板に複数設けられたセンサにより検出
し、前記振動ペンから振動伝達板に入力された弾性波振
動の伝達時間に基づき、振動ペンによる振動入力点の座
標を検出する座標入力装置とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波による座標入力装置として、例え
ば特公平5−60615に開示されているように、振動
入力ペンを振動伝達板に接触させ、入力された振動が振
動伝達板上を伝達し、振動伝達板上に設けられたセンサ
に到達するまでの遅延時間をもとに、振動入力ペンの接
触座標位置を算出するものがる。
【0003】この種の座標入力装置では、振動波形上の
特定の位置を検出することで波形の到達を検出してい
る。ところが、振動入力時の振動入力ペンの角度(傾
き)によって、何らかの影響で、センサが検出する点が
変化してしまうことが明らかになっている。すなわち、
同一入力点でも振動入力ペンが傾くと、センサによる振
動波形上の検出点が異なるため、出力する座標に誤差を
生じてしまい、精度低下の要因のひとつとなっていた。
そのため、ペンの傾きを検出して、その結果によっては
操作者に傾いている旨の警告音を報じて傾けないで入力
するよう注意を促したり、さらには傾いて入力された座
標は出力しない等の抑制動作をさせたりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペンで
入力する座標入力装置において、操作者が入力中にペン
を傾ける行動は一般的な動作であるにもかかわらず、上
記従来装置では警告音で傾けないように注意を促すとい
う、操作者にとっては非常にわずらわしい構成となって
いる。また、上記抑制動作では、傾いて入力された情報
を間引くという処理も行っており、実質的なサンプリン
グレートが低下してしまうという不具合もある。
【0005】振動入力ペンが傾いて入力されることにっ
て、生じる不具合についてさらに詳細に述べる。音波の
伝達時間と波の音速を用いて距離を導出することを基本
原理とするこの種の座標入力装置に於いては、伝播体内
において音速が一定であることはもとより、センサで検
出される検出信号波形は常に同一形状で有ることが望ま
れる。つまり、図10、図11に示されるように、たと
え同一点で振動を入力したとしても、検出された信号波
形が異なれば、検出される伝播時間が異なってしまう。
例えば図11に示されるように、振動伝達時間1と振動
伝達時間2は同一点で振動を入力しているので、本来同
一の値を検出しなければならないが、何等かの要因によ
って波形変形が起こると、両者の値が異なる事になるの
で、あたかも異なる点で振動を入力したかのように装置
が誤検出してしまうことになる。これは、座標入力装置
の精度を低下させる事を意味する。従って、信頼性の高
い座標入力装置を実現するためには、常に同一の検出信
号波形を検出できるように構成しなければならない。
【0006】また、図10に示すように、振動入力ペン
を構成する材質によっては、検出波形は同一であるが、
傾きによって振動伝達時間1と振動伝達時間2の差のオ
フセット量を生じる場合もある。
【0007】以上のように、ペンの傾きは、この種の、
伝播された振動を検出して座標を算出する座標入力装置
の座標算出精度を低下させるものであり、高精度で信頼
性の高い座標入力装置を実現するためには、何等かの対
策が必要になる。
【0008】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、上記課題を解決し、入力時の振動入力ペンの傾
きに左右されずに高精度な座標検出を行える座標入力装
置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一態様による座標入力装置は例えば以下
の構成を備える。すなわち、振動伝達板と、前記振動伝
達板上に弾性波振動を入力する振動入力手段とを有し、
該振動入力手段からの弾性波振動が該振動検出手段まで
到達する遅延時間に基づいて該振動入力手段により指示
された該振動伝達板上の座標位置を算出する座標入力装
置であって、前記振動検出手段によって検出された信号
に基づいて前記振動の到達遅延時間を計測する計測手段
と、前記振動入力手段の傾きを検出する傾き検出手段と
前記補正手段により補正された到達遅延時間に基づいて
座標を算出する算出手段と前記傾き検出手段で検出され
た前記振動入力手段の傾きに基づいて、前記算出手段に
おける距離の算出に補正を加える補正手段とを備える。
また、本発明によれば、上記の目的を達成するための座
標入力装置の制御方法、コンピュータに該制御方法を実
現させるための制御プログラムを格納した記憶媒体が提
供される。
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の好適な実施形態を説明する。
【0010】[第1の実施形態]図1は、第1の実施形
態に於ける座標入力装置の構造を示している。図中1は
装置全体を制御すると共に、座標位置を算出する演算制
御回路である。2はペンコードであって、振動入力ペン
3内のペン内部回路4に各種の信号を伝達させるもので
ある。8はアクリルやガラス板等、透明部材からなる振
動伝達板である。振動伝達板8の上面には、振動伝達板
8が割れた場合に備えて、PET等からなる飛散防止フ
ィルム(ラミネート)が粘着層を介して配置されてい
る。振動入力ペン3による座標入力は、この振動伝達板
8上をタッチすることで行う。実際には、図示に実線で
示す符号Aの領域(以下有効エリア)内を振動入力ペン
3で指定することで座標入力を行う。また、この振動伝
達板8の外周には、反射した振動が中央部に戻るのを防
止(減少)させるための防振材7が設けられ、その境界
に圧電素子等、機械的振動を電気信号に変換する振動セ
ンサ6a〜6dが固定されている。
【0011】9は各振動センサ6a〜6dで振動振動を
検出した旨の信号を演算制御回路1に出力する信号波形
検出回路である。11は液晶表示器等のドット単位の表
示が可能なディスプレイであり、振動伝達板8の背後に
配置している。そしてディスプレイ駆動回路10の駆動
により、振動入力ペン3によりなぞられた位置にドット
を表示し、それを振動伝達板8(透明部材からなる)を
透してみることが可能になっている。
【0012】<振動入力ペンの説明>図2は本実施形態
による振動入力ペンの構成を示すブロック図である。振
動入力ペン3に内蔵されたペン内部回路4は、ペン傾き
検出回路4−1、振動子駆動回路4−2、振動子4−3
によって構成される。振動子4−3の駆動信号は演算制
御回路1から低レベルのパルス信号として供給され振動
子駆動回路4−2によって所定のゲインで増幅された
後、振動子4−3に印加される。電気的な駆動信号は振
動子4−2によって機械的な超音波振動に変換され、ペ
ン先チップ5を介して振動伝達板8に伝達される。また
振動子駆動回路4−2は図示のように振動入力ペン3内
に内蔵されていても良いし、或いは本体側制御基板に実
装されていてもよい。また、ペン傾き検出回路4−1
は、ペンの傾きに応じた信号を傾き検出信号としてディ
レイ回路412(図4)に供給する。
【0013】ここで振動子4−3の振動周波数は、ガラ
スなどの振動伝達板8に板波を発生する事が出来る値に
選択されている。ただし、本発明は前述の板波に限定さ
れることなく、例えば振動伝達板8を伝播する表面波を
検出波として利用する場合、振動入力ペン3が発生する
振動の周波数を、振動伝達板の厚みに対して十分高い値
(振動伝達板8を伝播する波の波長λが板の厚みに対し
て十分小さくなるような状態)に設定すれば良く、その
場合であっても本願発明の振動入力ペンの構造が有効な
手段となり得る。
【0014】<演算制御回路の説明>上述した構成に於
いて、演算制御回路1は所定周期毎(例えば10ms
毎)に振動子駆動回路4−2に駆動指示のためのスター
ト信号を出力する。振動子駆動回路4−2はこの駆動指
示信号に応じて振動入力ペン3内の振動子4−3を駆動
させる信号を出力する。また、演算制御回路1は、この
駆動指示と共に、その内部タイマ(カウンタで構成され
ている)による計時を開始させる。
【0015】振動入力ペン3より発生した振動は振動セ
ンサ6a〜6d迄の距離に応じて遅延して到達する。信
号波形検出回路9は各振動センサ6a〜6dからの信号
を検出して、後述する波形検出処理により各振動センサ
への振動到達タイミングを示す信号を生成する。演算制
御回路1は各センサ毎のこの信号を入力し、各々の振動
センサ6a〜6dまでの振動到達時間の検出、そして振
動入力ペン3の座標位置を算出する。また、演算制御回
路1は、この算出された振動入力ペン3の位置情報を元
にディスプレイ駆動回路10を駆動して、ディスプレイ
11による表示を制御したり、あるいはシリアル、パラ
レル通信によって外部機器に座標出力を行なう(不図
示)。
【0016】図3は本実施形態の演算制御回路1の概略
構成を示すブロック図である。各構成要素及びその動作
概略を以下に説明する。
【0017】図中31は演算制御回路1及び本座標入力
装置全体を制御するマイクロコンピュータであり、内部
カウンタ、操作手順を記憶したROM、そして計算等に
使用するRAM、定数等を記憶する不揮発性メモリ等に
よって構成されている。
【0018】32a〜32dは不図示の基準クロックを
計時するカウンタであって、振動子駆動回路4−2に振
動入力ペン3内の振動子4−3の駆動を開始させるため
のスタート信号を入力すると、その計時を開始する。こ
れによって、計時開始とセンサによる振動検出の同期が
取られ、センサ(6a〜6d)により振動が検出される
までの遅延時間が測定できることになる。その他各構成
要素となる回路は順を追って説明する。
【0019】信号波形検出回路9より出力される各振動
センサ6a〜6dよりの振動到達タイミング信号は、検
出信号入力回路34を介してカウンタ32a〜32dに
入力される。カウンタ32a〜32dのそれぞれは、各
振動センサ6a〜6dに対応している。
【0020】判定回路33は、全ての検出信号の受信が
なされたことを判定すると、マイクロコンピュータ31
にその旨の信号を出力する。マイクロコンピュータ31
がこの判定回路33からの信号を受信すると、カウンタ
32a〜32dから各々の振動センサまでの振動到達時
間をラッチ回路より読み取り、所定の計算を行なって、
振動伝達板8上の振動入力ペン3の座標位置を算出す
る。
【0021】そして、I/Oポート35を介してディス
プレイ駆動回路10に算出した座標位置情報を出力する
ことにより、例えばディスプレイ11の対応する位置に
ドット等を表示することができる。あるいはI/Oポー
ト35を介しインターフェース回路に、座標位置情報を
出力することによって、外部機器に座標値を出力するこ
とができる。
【0022】<振動伝搬時間検出の説明(図4、図5)
>以下、振動センサ6a〜6dまでの振動到達時間を計
測する原理について説明する。
【0023】図4は、信号波形検出回路9の構成を示す
ブロック図である。図5は信号波形検出回路9に入力さ
れる検出波形と、それに基づく振動伝達時間の計測処理
を説明するための図である。尚、以下、振動センサ6a
の場合に付いて説明するが、その他の振動センサ6a〜
6dについても全く同様である。
【0024】振動センサ6aへの振動伝達時間の計測
は、振動子駆動回路4−2へのスタート信号の出力と同
時に開始することは既に説明した。この時、振動子駆動
回路4−2から振動子4へは駆動信号51が印加されて
いる。駆動信号51は、短い(例えば2発の)矩形パル
スである。この信号51によって、振動入力ペン3から
振動伝達板8に伝達された超音波振動は、振動センサ6
aまでの距離に応じた時間をかけて進行した後、短い検
出波形として振動センサ6aで検出される。駆動信号5
1を短いパルスとする理由は、振動伝達板8の主に端面
での不要反射成分と検出すべき振動との干渉(重畳)に
よる誤検出を防ぎ、装置全体の小型化を図るためであ
る。図5の52で示す信号は振動センサ6aが検出し、
前置増幅回路401で増幅された信号波形を示してい
る。
【0025】振動センサ6aが検出した信号波形52
は、521で示される群信号と522で示される位相信
号についてそれぞれの信号が後述する手順によって処理
される。
【0026】まず、群信号521については、不要振動
を除去するためのハイパスフィルタ402を通過後の信
号を処理する。反射波の影響を受けやすいのは群信号5
21の処理であるので、エンベロープ検出のみに、ハイ
パスフィルタ402通過後の短いままの検出信号を利用
する。
【0027】ハイパスフィルタ402通過後の検出信号
は、エンベロープ検出回路403によりエンベロープ5
3が取り出される。取り出されたエンベロープ信号53
は、ゲート信号生成回路406に入力される。ゲート信
号生成回路406は入力されたエンベロープ信号53を
適当な振幅に減衰した上で、一定のオフセットを加えた
参照レベル信号541を生成する。ゲート信号生成回路
406には、エンベロープ変曲点検出回路404により
2階微分出力波形54も入力され、それと参照レベル信
号541とを比較することでゲート生成信号542を出
力する。単安定マルチバイブレータ407は入力された
ゲート生成信号542の立ち上がりタイミングから所定
のパルス幅のゲート信号55をtgコンパレータ405
とtpコンパレータ411に出力する。
【0028】tgコンパレータ405は、ゲート信号5
5と2階微分波形54とを入力とし、ゲート信号55が
開いている間のゼロクロス点をエンベロープの変曲点と
してtg信号を生成する。得られたtg信号は、ディレ
イ回路412に入力され、所定の時間(後述)ディレイ
された後、演算制御回路1に供給される。
【0029】一方、位相信号についてはつぎのように処
理される。波形552は、狭帯域な帯域通過フィルタ4
09によって所定幅の周波数成分の信号にされ、さらに
スライス回路410によって、所定の振幅レベル以下に
波形がスライス(波形のレベル圧縮)される。その出力
である位相信号58とゲート信号55とがtpコンパレ
ータ411に入力されると、tpコンパレータ411
は、ゲート信号55の開いている間の位相信号(スライ
ス回路の出力信号58)の所定の順番にあたる立ち上が
りのゼロクロス点を検出し、位相遅延時間信号tpが演
算制御回路1に供給されることになる。図5の例では、
tpは2番目の立ち上がりゼロクロス点までの時間あ
る。
【0030】ここで、ゲート生成信号55を出力するた
めの参照レベル信号は、振動入力ペン3と振動センサ6
aの距離に応じて駆動パルス51に同期した可変レベル
としてもよい。距離により検出レベルの変動幅が大きい
場合は、参照レベル信号を可変レベルとすることで検出
点が安定するのでさらに有効である。
【0031】本実施形態の装置で用いられている振動は
板波であるため、振動伝達板8内での伝達距離に対して
検出波形のエンベロープ521と位相522の関係は振
動伝達中に、その伝達距離に応じて変化する。ここでエ
ンベロープ521の進む速度、即ち、群速度をVg、そ
して位相522の進む速度、即ち、位相速度Vpとす
る。この群速度Vg及び位相速度Vpから振動入力ペン
3と振動センサ6a間の距離を検出することができる。
【0032】まず、エンベロープ521にのみ着目する
と、その速度はVgであり、ある特定の波形上の点(例
えば変曲点)を検出すると、振動入力ペン3及び振動セ
ンサ6aの間の距離は、その振動伝達時間をtgとし
て、 d=Vg・tg (1) で与えられる。この式は振動センサ6aの一つに関する
ものであるが、同じ式により他の3つの振動センサ6b
〜6dと振動入力ペン3の距離も同様にして表すことが
できる。
【0033】更に、より高精度な座標決定をするため
に、位相信号の検出に基ずく処理を行なう。位相波形信
号522から先述のように検出したtpより、振動セン
サと振動ペンの距離は、 d=n・λp+Vp・tp (2) となる。ここでλpは弾性波の波長、nは整数である。
【0034】前記(1)式と(2)式から上記の整数n
は、以下の(3)式、 n=int[(Vg・tg−Vp・tp)/λp+1/2] (3) により求めることができる。
【0035】先にも述べた様に、検出波として板波を用
いているので、群遅延時間tgの距離に対する線形性が
良いとは言えず、式(3)において整数化を実行してい
るのはこのためである。正確な整数nを求めるための必
要十分条件は式(4)から導出される式(5)に示さ
れ、 n*=(Vg・tg−Vp・tp)/λp (4) ΔN=n*−n≦0.5 (5) となる。これは、発生する誤差量が±1/2波長以内で
あれば、群遅延時間tgの線形性が良くなくても、整数
nを正確に決定することができる事を示すものである。
上記のようにして求めたnを上記の(2)式に代入する
ことで、振動入力ペン3及び振動センサ6a間の距離d
を精度良く測定することができる。
【0036】尚、以上説明した回路は振動センサ6aに
対するものであり、他の振動センサにも同じ回路が設け
られている。
【0037】<群遅延時間tg補正の説明>振動入力ペ
ン3が、振動伝達板8に対して傾いて入力されたとき、
振動センサ6で検出される振動伝達時間は、振動伝達板
8に対して垂直に入力されたときと比較して所定のオフ
セット量が発生することは既に述べた。
【0038】このオフセット量は、図6に示すように、
群遅延時間tgに関して、振動入力ペン3の振動伝達板
8に対する入力角度(傾き角度)が大きくなると垂直入
力時の群遅延時間tgと傾けて入力したときの群遅延時
間tgの差(Δtg)も大きくなるという特性を有して
いる。このΔtgについて、図6で示したような関係を
用いて、振動入力ペン3を傾けて入力した場合にも垂直
に入力されたように補正することで、精度よく座標を算
出することが可能となる。
【0039】なお、本実施形態における傾き検出回路4
−1は、例えば、特開平6−332609に示されてい
るような構成をとってもよいし、また水銀スイッチによ
り実現してもかまわない。また、圧電性素子を利用した
センサであったり、傾きによって所定の出力が得られる
構成のものであれば何でもよく、上記にとらわれるもの
ではない。
【0040】傾き検出回路4−1の出力は、図4に示す
ようにディレイ回路412に入力される。ディレイ回路
412では、傾き検出回路4−1の出力値にしたがっ
て、先に述べたΔtgを相殺するように群遅延時間tg
を補正する。補正後のデータ(tg)は、演算制御回路
1に入力され、既に述べたように座標演算に使用され
る。
【0041】図6に示した特性を補正するようにディレ
イ回路412を設定するには、ペンが垂直時の傾き検出
回路の出力値に対してディレイ量を最大に設定しておい
て、傾きが大きくなったときの傾き検出回路の出力値に
対してディレイ量を小さくするように設定する。この結
果、全てのペンの傾きにおいて常にほぼ一定のディレイ
量を得ることができる。
【0042】なお、上記では、検出される群遅延時間t
gに対して所定のディレイ時間を制御することによって
補正していたが、ディレイ回路を用いないで、演算制御
回路1にて、得られた群遅延時間tgに対し、あらかじ
め不揮発性メモリに記憶しておいた傾き検出回路4−1
の出力値に対する補正時間のテーブルを参照して補正し
ても構わない。
【0043】図7は、ペンの傾斜による補正を演算制御
回路で行う場合の手順を説明するフローチャートであ
る。まず、ステップS11において、検出された振動の
群遅延時間tg、位相遅延時間tpを獲得する。また、
ステップS12では、当該振動を入力した時の振動入力
ペン3の傾き角度を、傾き検出回路4−1よりの信号に
基づいて決定する。そして、ステップS13において、
予めEPROM等に格納してある、図6の如くペン傾き
角度とΔtgを表すテーブルを参照して当該傾きに対応
するΔtgを求め、ステップS14で補正後のtg(以
下、tg’)を求める。そして、ステップS15では、
ステップS11で得られたtpとステップS14で得ら
れたtg’を用いて座標を算出し、出力する。なお、本
実施形態では、傾きによる波形の変形が生じても位相遅
延時間はペンの傾斜に関らず一定であるものと仮定して
いる。位相遅延時間に対しても補正が必要であれば、上
記と同様に位相遅延時間補正用のテーブルを用いて補正
を行ってもよい。
【0044】<座標位置算出の説明(図8)>上述のス
テップS15における座標位置算出について詳細に説明
する。今、振動伝達板8上の4辺の頂点近傍に3つの振
動センサ6a〜6dを符号Sa〜Sdの位置に設ける
と、先に説明した原理に基づいて、振動入力ペン3の位
置Pから各々の振動センサ6a〜6dの位置までの直線
距離da〜ddを求めることができる。更に演算制御回
路1でこの直線距離da〜ddに基づき、振動入力ペン
3の位置Pの座標(x、y)を3平方の定理から次式の
ようにして求めることができる。
【0045】 x=(da+dd)・(da−dd)/2X (6) y=(da+db)・(da−db)/2Y (7) ここでX、Yはそれぞれ振動センサ6a,6d間の距
離、振動センサ6a,6b間の距離であり、以上のよう
にして振動入力ペン3の位置座標をリアルタイムで検出
することができる。
【0046】また、上記計算では3つのセンサまでの距
離情報を用いて計算しているが、本実施形態では4個の
センサが設置されており、残りのセンサ1個の距離情報
を用いて出力座標の確からしさの検証に用いている。も
ちろん、例えばもっともペン−センサ間距離Lが大きく
なったセンサの距離情報(距離Lが大きくなるので検出
信号レベルが低下しノイズの影響を受ける確率が大きく
なる)を用いず残りのセンサ3個で座標を算出しても良
い。また本実施形態では4個のセンサを配置し、3個の
センサで座標を算出しているが、幾何学的には2個以上
のセンサで座標算出が可能であり、製品スペックに応じ
てセンサの個数を設定することも可能であることは言う
までもない。
【0047】[第2の実施形態]本実施形態の座標入力
装置は先に述べたように板波を検出波として用い、群速
度Vgに関わる群遅延時間tg、位相速度Vpに関わる
位相遅延時間tpを計測することで、振動発生源と各セ
ンサまでの距離をまず導出することを基本原理としてい
る。そして、その距離算出式として式(1)〜(3)を
用いること、そしてそれを用いる際の必要条件として式
(5)が示された。上述した第1の実施形態では、群遅
延時間をペン傾き角度に応じて補正し、ペンの傾きに関
らず正確な座標検出を行う。第2の実施形態では、振動
入力ペンの傾きによって、式(5)に示した整数化誤差
ΔNを補正することでペンの傾きに関らず正確な座標検
出を行う。
【0048】先に述べた整数化誤差ΔN(許容値0.
5)は、本願が課題としているこのペン傾きで発生する
他、前述した群遅延時間tgの距離に対する比線形性、
あるいはノイズ等等によりも発生する。したがって、ペ
ン傾きによるΔNはできるだけ小さくすることが装置の
信頼性を向上させることになる。
【0049】図9に示すように、この整数化誤差ΔN
は、振動入力ペンとセンサ間の距離に対して入力角度に
よって、図のような特性(入力角度90°の整数化誤差
ΔNを基準とする)を有している。整数化誤差ΔNの許
容値0.5に対して装置全体における各種の発生要因を
検討し、ΔNの補正幅が決定される。実験によると、先
に述べたペン傾き以外の要因で発生するΔNは許容値
0.5に対して支配的でないので、角度によって数段階
程度の補正値を用意するだけで十分である。
【0050】これは、整数化誤差ΔNの許容値0.5
(許容値0.5を超えると、誤検出する)に対し、十分
なマージンを保証することができる優れた効果が得られ
るようになったことを示している。無論、検査等の工程
を大幅に削除できる優れた効果も得ることができること
は言うまでもない。
【0051】[第3の実施形態]図10、図11に示し
た振動伝達時間の差は、垂直時の群速度Vgに対して、
傾けたときの音速が変化することで生じることもある。
この現象は、ペン先の材質、形状によって生じること
が、実験で明らかになっていて、このような場合でも、
傾きに対して、複数の音速定数を用いて座標を算出する
ことで上記と同様の効果が得られる。
【0052】以上のように、上記各実施形態によれば、
入力ペンの傾きを検出し、その検出結果に基づいて群遅
延時間信号を補正して座標を算出するので、振動入力ペ
ンのよる振動入時の傾きによらず、高精度な座標検出を
行うことができる。
【0053】なお、上記各実施形態における入力ペンの
傾きは振動伝達板に対する傾きである。したがって、予
め使用時における振動伝達板の角度が決まっているので
あれば、その角度分を補正した補正用のテーブルを用意
しておけばよい。
【0054】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。また、本発明の目的は、前述
した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。
【0055】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0056】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0057】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0058】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力時の振動入力ペンの傾きに左右されずに高精度な座
標検出を行うことが可能となる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座標入力装置の実施形態の一例を
示す図である。
【図2】振動入力ペンの概略構成を示す図である。
【図3】演算制御回路の詳細な構成を示す図である。
【図4】信号波形検出回路の詳細な構成を示す図であ
る。
【図5】信号波形検出回路に供給される検出波形と、そ
れに基づく振動伝達時間の計測処理を説明する図であ
る。
【図6】実施形態1を説明するための図である。
【図7】ペンの傾斜による補正を演算制御回路で行う場
合の手順を説明するフローチャートである。
【図8】座標位置の算出例を説明するための図である。
【図9】実施形態2を説明するための図である。
【図10】従来技術の課題を説明するための図である。
【図11】従来技術の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 演算制御回路 2 ペンコード 3 振動入力ペン 4 ペン内部回路 5 ペン先 6a〜6d 振動センサ 7 防振材 8 振動伝達板 9 信号波形検出回路 10 ディスプレイ駆動回路 11 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳沢 亮三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉村 雄一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動伝達板と、前記振動伝達板上に弾性
    波振動を入力する振動入力手段とを有し、該振動入力手
    段からの弾性波振動が該振動検出手段まで到達する遅延
    時間に基づいて該振動入力手段により指示された該振動
    伝達板上の座標位置を算出する座標入力装置であって、
    前記振動検出手段によって検出された信号に基づいて前
    記振動の到達遅延時間を計測する計測手段と、前記振動
    入力手段の傾きを検出する傾き検出手段と前記傾き検出
    手段で検出された前記振動入力手段の傾きに基づいて、
    前記算出手段における距離の算出に補正を加える補正手
    段と、前記補正手段により補正された到達遅延時間に基
    づいて座標を算出する算出手段とを備えることを特徴と
    する座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記計測手段は、前記振動検出手段によ
    って検出された信号に基づいて、位相遅延に関る位相遅
    延時間、及び群遅延に関る群遅延時間を計測し、前記補
    正手段は、前記傾き検出手段で検出された前記振動入力
    手段の傾きに基づいて、前記群遅延時間を補正すること
    を特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記振動入力手段の傾
    きと前記群遅延時間の補正量を対として登録した補正テ
    ーブルを有し、前記傾き検出手段で検出された前記振動
    入力手段の傾きに応じた補正値を前記補正テーブルより
    得て、前記群遅延時間を補正することを特徴とする請求
    項2に記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記計測手段は、前記振動検出手段によ
    って検出された信号に基づいて、位相遅延に関る位相遅
    延時間、及び群遅延に関る群遅延時間を計測し、前記算
    出手段は、前記位相遅延時間より得られる距離に、該位
    相遅延時間と前記群遅延時間とから得られる、当該振動
    の波長のn倍で表される補正値を加えることで距離を算
    出し、 前記補正手段は、前記傾き検出手段で検出された前記振
    動入力手段の傾きに基づいて、前記nの整数化誤差を補
    正することを特徴とする請求項1に記載の座標入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、前記傾き検出手段で検
    出された前記振動入力手段の傾きに基づいて、前記算出
    手段で用いる振動の伝播速度を補正することを特徴とす
    る請求項1に記載の座標入力装置。
  6. 【請求項6】 振動伝達板と、前記振動伝達板上に弾性
    波振動を入力する振動入力手段とを有し、該振動入力手
    段からの弾性波振動が該振動検出手段まで到達する遅延
    時間に基づいて該振動入力手段により指示された該振動
    伝達板上の座標位置を算出する座標入力装置であって、 前記振動検出手段によって検出された信号に基づいて前
    記振動の到達遅延時間を計測する計測工程と、 前記振動入力手段の傾きを検出する傾き検出工程と前記
    補正工程により補正された到達遅延時間に基づいて座標
    を算出する算出工程と、 前記傾き検出工程で検出された前記振動入力手段の傾き
    に基づいて、前記算出工程における距離の算出に補正を
    加える補正工程と、 を備えることを特徴とする座標入力装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記計測工程は、前記振動検出手段によ
    って検出された信号に基づいて、位相遅延に関る位相遅
    延時間、及び群遅延に関る群遅延時間を計測し、 前記補正工程は、前記傾き検出工程で検出された前記振
    動入力手段の傾きに基づいて、前記群遅延時間を補正す
    ることを特徴とする請求項6に記載の座標入力装置の制
    御方法。
  8. 【請求項8】 前記補正工程は、前記振動入力手段の傾
    きと前記群遅延時間の補正量を対として登録した補正テ
    ーブルを参照して、前記傾き検出工程で検出された前記
    振動入力手段の傾きに応じた補正値を得て、前記群遅延
    時間を補正することを特徴とする請求項7に記載の座標
    入力装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記計測工程は、前記振動検出手段によ
    って検出された信号に基づいて、位相遅延に関る位相遅
    延時間、及び群遅延に関る群遅延時間を計測し、 前記算出工程は、前記位相遅延時間より得られる距離
    に、該位相遅延時間と前記群遅延時間とから得られる、
    当該振動の波長のn倍で表される補正値を加えることで
    距離を算出し、、 前記補正工程は、前記傾き検出工程で検出された前記振
    動入力手段の傾きに基づいて、前記nの整数化誤差を補
    正することを特徴とする請求項6に記載の座標入力装置
    の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記補正工程は、前記傾き検出工程で
    検出された前記振動入力手段の傾きに基づいて、前記算
    出工程で用いる振動の伝播速度を補正することを特徴と
    する請求項6に記載の座標入力装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 振動伝達板と、前記振動伝達板上に弾
    性波振動を入力する振動入力手段とを有し、該振動入力
    手段からの弾性波振動が該振動検出手段まで到達する遅
    延時間に基づいて該振動入力手段により指示された該振
    動伝達板上の座標位置を算出する座標入力装置を制御す
    るための制御プログラムを格納した記憶媒体であって、 前記振動検出手段によって検出された信号に基づいて前
    記振動の到達遅延時間を計測する計測工程のコードと、 前記振動入力手段の傾きを検出する傾き検出工程のコー
    ドと前記補正工程により補正された到達遅延時間に基づ
    いて座標を算出する算出工程のコードと、 前記傾き検出工程で検出された前記振動入力手段の傾き
    に基づいて、前記算出工程における距離の算出に補正を
    加える補正工程のコードとを備えることを特徴とする記
    憶媒体。
JP7614598A 1998-03-24 1998-03-24 座標入力装置及びその制御方法 Withdrawn JPH11272414A (ja)

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