JPH11272412A - 入力ペン - Google Patents

入力ペン

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Publication number
JPH11272412A
JPH11272412A JP7417298A JP7417298A JPH11272412A JP H11272412 A JPH11272412 A JP H11272412A JP 7417298 A JP7417298 A JP 7417298A JP 7417298 A JP7417298 A JP 7417298A JP H11272412 A JPH11272412 A JP H11272412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pen
region
housing
tip
plane
Prior art date
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Pending
Application number
JP7417298A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Amisaki
真哉 網崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7417298A priority Critical patent/JPH11272412A/ja
Publication of JPH11272412A publication Critical patent/JPH11272412A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者に筆圧が高いという注意を促す入力ペ
ンを提供する。 【解決手段】 入力ペンのペン軸2にコイルスプリング
4を挿通し、ペン内部にペン先3を係止可能にする溝を
溝構造部10上に形成し、又、前記溝構造部10上を移
動可能な爪部9を係止部8先端に係止することにより、
使用者が大きな筆圧でペンを使用するとペン先3が飛び
出し、使用者がペン先3を押し込むとペン先3が通常の
状態に戻ることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力ペンに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、データ入力装置としてタッチパネ
ルを使用し、しかもタッチパネルに付属ペンを用いて使
用者が文字を書く感覚でデータを入力出来る携帯端末等
の電子機器が数多くある(例えば、特開平5−1974
87号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の付属ペンではタ
ッチパネルに対する打点荷重の制約がないので、使用者
が高い筆圧で使用している内にタッチパネルの外観及び
機能性の劣化が進む。
【0004】仮に液晶パネルの損傷を抑える為にペン先
を球形状としかつこのボールを回転自在とした場合で
も、外観上のタッチパネル表面の損傷は低減できるが、
使用者がペンを強く押さえて使用している内にタッチパ
ネル表面のフィルム真下の機構部品が損傷し、機能性が
低下する問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ではペン内部にプ
ッシュアウト機構及び段差のある溝を設け、さらにペン
先の尾部に前記溝に沿って摺動可能な係止部を設けてい
る。
【0006】このような構造をペン内部に設けることに
より使用者の筆圧が高ければペン先が飛び出し、使用者
が飛び出したペン先を押すことによりペン先が元の状態
に戻る動作を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の一実施例を
示す図である。
【0008】図1は通常の入力ペンの状態を示す部分断
面斜視図であり、図2はペン先3に大きな打点荷重が加
わった後の入力ペンの状態を示す部分断面斜視図であ
る。
【0009】本実施例の入力ペンは、筒状のペン筐体1
の一端よりペン軸2が挿通されている。このペン軸2は
ペン先3が常に筐体1外方に突出するようにコイルスプ
リング4により付勢される。
【0010】具体的には、前記ペン軸2は軸径が大なる
円柱状の先端部21と該先端部21より軸径が細く、か
つ、前記先端部21と同軸上に一体的に形成された後端
部22とからなる。そして、前記後端部22はペン筐体
1中に形成された停止板5に穿設された孔6に挿通し、
その停止板5と先端部21との間に位置する後端部22
にコイルスプリング4を巻回することによりペン先3を
常時ペン筐体1の外方に付勢させる。又、停止板5より
筐体1内方に延在する後端部22には、筐体1の径方向
に突出する一対の突起7が形成され、これによりペン軸
2の筐体1からの抜けを防止している。
【0011】前記ペン軸2の先端部21と後端部22と
の境界近傍にはペン筐体1の内壁に向って延在する係止
部8が一体的に形成されている。又、その係止部8先端
には筐体1の側壁と略直交する爪部9が形成され、前記
爪部9はペン筐体1の側壁に形成された溝構造部10に
当接する。
【0012】図3は溝構造部10の上面図、図4は溝構
造部10の立体斜視図、図5は前記爪部9が溝構造部1
0に係止している状態を示す立体斜視図である。
【0013】前記溝構造部10はペン筐体内壁の凹部内
に多角柱、階段及び斜面を組み合わせて形成されてい
る。
【0014】即ち、前記凹部中央には矢じり型の変形六
角柱100が配され、前記六角柱100の中央線にほぼ
並行にペン軸2が延在し、かつ、前記六角柱100の矢
先方向にペン先3が位置する。これにより、前記凹部内
には矢じり型六角柱100を中心とする環状経路が形成
される。又、この経路は後で詳細に説明するように爪部
9の移動経路となる。
【0015】具体的には、六角柱100の矢じり先端に
凹部内で最も深い平面部である領域Aが存在し、ペン先
3方向から見て右手方向を順に領域A、該領域Aから最
も浅い平面部である領域Eへ続いて上り傾斜となる斜面
I、領域E、領域Eより1段深い平面部である領域Dが
続いている。
【0016】前記領域Dは、ペン先3方向から見て凹部
の右後端に位置し、前記領域Dと矢じり型六角柱100
の後端との間に位置する略菱形の平面部である領域Cへ
と続く。
【0017】前記領域Cは領域Dより一段深く形成さ
れ、且つ、ペン先3方向から見て前記領域Cの右後方辺
が前記領域Dとの境界段差Kをなし、一方、前記領域C
の左後方辺が領域Bとの境界段差Gを成す。
【0018】前記領域Bは領域Cより深く、かつ、領域
Aより浅い平面部であり、ペン先3方向から見て六角柱
100の左側面に沿って領域Aから領域Cまで延在す
る。
【0019】又、前記領域Dと領域Bとの境界には、三
角柱状の隔壁200が配されており、前記領域Bと対向
する隔壁200の壁面Fは領域C、Dの境界段差Kの延
長線上に位置する。
【0020】更に、前記領域Eと領域Dとの境界段差J
は、前記境界段差Kと鋭角を成す。
【0021】次に本実施例の動作を説明する。
【0022】まずペン先3が通常の状態(図1の状態)
では、図5に示す如く爪部9が矢じり型の変形六角柱1
00の後部に設けられた菱形の領域Cに位置し、前記六
角柱100の後端部に係止されている。
【0023】使用者が強い筆圧でペンを使用するとぺン
先3がペン筐体1内部に押し込まれ、これに伴い、爪部
9はペン軸2と平行な領域Cの対角線上をペン筐体2内
方に移動し、境界段差Kに当接する。
【0024】境界段差K及び壁面Fは共に、ペン先3方
向から見て凹部左後方に伸びている為、爪部9は前記ペ
ン筐体2内方への移動に伴って、境界段差K及び壁面F
に沿って移動し、領域Cより一段低い領域Bへ落ち込
む。
【0025】その後、筆圧を解除すると、領域Bの位置
に到達した爪部9はコイルスプリング4の付勢力により
領域Bの平面上を移動し、境界段差Hから領域Aに落ち
込む。
【0026】爪部9が領域Aに位置する時は図2に示す
様にペン先3が通常の状態より突出し、使用者がペンを
使用し難い状態となる。
【0027】ペン先を図2の状態より図1の通常使用状
態に戻す為には、使用者が再度ペン先3に筆圧を加えて
ペン先3をペン筐体1内部に押し込む。これにより、爪
部9は、領域Aから斜面Iを通って最も浅い平面である
領域Eに達し、さらに領域Eから一段深い位置に設けら
れた領域Dまで移動する。
【0028】尚、爪部9が領域Aに位置する状態でペン
先に圧力を加えても境界段差Hの存在により、直接領域
Bに移動することはない。
【0029】爪部9が領域Dに達すると、ペン先3が殆
ど全てペン筐体1内部に入り込んでいる為に使用者がペ
ン先3にこれ以上の圧力を加えることができない。
【0030】この状態でペン先3への加圧を解除する
と、コイルスプリング4の付勢力により爪部9は領域E
の方向に戻ろうとするが、領域Eが領域Dより浅い位置
にあり、しかも境界段差Jが爪部9を領域Cに導く方向
に延在している為に爪部9は領域Eへ移動できず、領域
Dより深い位置にある領域Cへと移動する。
【0031】領域Cへと到達した爪部9は最も高さのあ
る矢じり型の六角柱100により係止され、ペン先が図
1に示す様な通常状態に戻る。
【0032】以上の様に本実施例では入力ペンのペン軸
2にコイルスプリング4を挿通し、ペン内部に係止部8
を係止可能にする溝を溝構造部10上に形成し、又、前
記溝構造部10上を移動可能な爪部9を係止部8先端に
形成することにより、使用者が大きな筆圧でペンを使用
するとペン先3が飛び出し、使用者がペン先3を押し込
むとペン先が通常の状態に戻ることを可能にしている。
【0033】尚、タッチパネルの材質やペン先の材質を
考慮してコイルスプリング4の巻き数や硬質等を変える
ことにより、ペン先3に加わる打点荷重を変えることも
可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の入力ペンで
は、使用者が高い筆圧でペンを使用した時はペン先が飛
び出して筆圧が高いという注意を使用者に促すことが出
来る。さらに、使用者が飛び出したペン先をペン筐体内
部に押し込むだけで簡単にペン先が元の状態に戻り使用
者が再度ペンを使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の入力ペンの通常時における
ペン内部の状態を示す部分断面斜視図である。
【図2】本実施例である入力ペンのペン先に高い圧力が
加圧された後のペン内部の状態を示す部分断面斜視図で
ある。
【図3】本実施例の入力ペンの溝構造部10を説明する
為の上面図である。
【図4】本実施例の入力ペンの溝構造部10を説明する
為の立体斜視図である。
【図5】本実施例の入力ペンのペン先が通常状態である
時の溝構造部10を説明する為の立体斜視図である。
【符号の説明】
1 ペン筐体 2 ペン軸 3 ペン先 4 コイルスプリング 5 停止板 6 孔 7 突起 8 係止部 9 爪部 10 溝構造部 21 先端部 22 後端部 100 矢じり型六角柱 200 隔壁 A〜E 平面 F 壁面 G 境界段差 H 境界段差 I 斜面 J 境界段差 K 境界段差

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のペン筐体と、該筐体の一端よりこ
    の筐体内に挿通されるペン軸と、該ペン軸を前記筐体外
    方へ付勢する手段と、ペン軸より前記筐体内壁に向かっ
    て延在する係止部と、前記筐体内壁に形成され、前記係
    止部との係止位置が複数形成され、更に前記係止位置は
    一連の経路で接続されている溝構造部とからなることを
    特徴とする入力ペン。
  2. 【請求項2】 請求項1の溝構造部は、中央に矢じり型
    変形六角柱が配され、ペン先方向から見て前記六角柱の
    右手側から反時計回りに、最も深い第1の平面、上り傾
    斜である斜面、最も浅い第2の平面、該第2の平面から
    第1の平面まで降下階段状に第3、第4、第5の平面が
    前記六角柱を囲む様に配されていることを特徴とする入
    力ペン。
JP7417298A 1998-03-23 1998-03-23 入力ペン Pending JPH11272412A (ja)

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JP7417298A JPH11272412A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 入力ペン

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JP7417298A JPH11272412A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 入力ペン

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ID=13539485

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JP7417298A Pending JPH11272412A (ja) 1998-03-23 1998-03-23 入力ペン

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JP (1) JPH11272412A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519635A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 医学的画像形成のためのポインティングデバイス
JP2011233132A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Shenzhen Futaihong Precision Industrial Co Ltd タッチペン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010519635A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 医学的画像形成のためのポインティングデバイス
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