JPH11272372A - 赤外線制御装置 - Google Patents

赤外線制御装置

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JPH11272372A
JPH11272372A JP10068981A JP6898198A JPH11272372A JP H11272372 A JPH11272372 A JP H11272372A JP 10068981 A JP10068981 A JP 10068981A JP 6898198 A JP6898198 A JP 6898198A JP H11272372 A JPH11272372 A JP H11272372A
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infrared
communication
user
notification
control device
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JP10068981A
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Hitoshi Mori
仁 毛利
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向赤外線通信を利用してリモートコント
ロールなどを行う際に、通信不可能な場合にユーザに告
知することを可能にする。 【解決手段】 マウスはコードレス化され、赤外線トラ
ンシーバ8の送信部8aからマウスに対するユーザの操
作に関する情報を被制御装置であるマイクロコンピュー
タなどに赤外線信号として送信する。赤外線トランシー
バ8の受信部8aは、被制御装置から一定周期で送信さ
れる送信許諾信号を受信してからフォトトランジスタ
1,7またはスイッチ5,6の出力に応じた情報を送信
する。送信許諾信号を受信することができない通信不可
能な場合、あるいは送信許諾信号を断続的にしか受信す
ることができない場合などに、マイクロコンピュータ1
0によって、スピーカ11が音を変えて駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線による双方
向通信システムを構成して、テレビジョン放送受信機や
パーソナルコンピュータなどの被制御装置に対して遠隔
的な制御を行うための赤外線制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、テレビジョン放送受信機、ビ
デオテープレコーダ(VTR)や空気調和装置などの遠
隔的な制御を行うリモートコントロール装置に、赤外線
制御機器が広く用いられている。また、パーソナルコン
ピュータなどの入力装置であるマウス、キーボード、ジ
ョイスティック、ゲームパッドなども、赤外線通信を利
用して無線化して用いられることもある。このような赤
外線制御装置では、被制御機器側から制御機器側へ一定
周期で送信許諾信号を送信し、これを受けた制御機器側
から被制御機器側へ制御信号を送信する交互送信によっ
て情報交換を繰返し、1対1もしくは1対多の通信信頼
性を確保する双方向赤外線通信システムを構成するよう
にしている。
【0003】図6は、赤外線制御機器の一例として、パ
ーソナルコンピュータなどの被制御機器と双方向赤外線
通信を介してデータの伝送を行うマウスの概略的な回路
構成を示す。ユーザの移動操作によるマウスの移動量
は、フォトトランジスタ31,32によって検出され
る。フォトトランジスタ31,32の光源としては、赤
外線を発光する発光ダイオード(以下「LED」と略称
する)33,34がそれぞれ設けられる。赤外LED3
3とフォトトランジスタ31との間、および赤外LED
34とフォトトランジスタ32との間では、それぞれフ
ォトインタラプタを形成し、ユーザのマウス移動操作に
対応して回転する2組の歯車による赤外線の通過/遮蔽
の繰返しで、移動量に対応するON/OFFの変化が行
われる。2組のフォトインタラプタは、直交した位置関
係で形成され、ユーザのマウス移動操作内容の速度およ
び方向を直交する2成分に分離する。各歯車は、操作面
でのマウスの移動に連動して、操作面との摩擦で自在に
回転する球体の表面に接触し、かつ2組の回転軸は直交
する位置関係をとっている。マウスはユーザによって自
在に移動され、マウスの移動は球体の回転運動に変換さ
れる。すなわち、球体の表面には2組の直交する歯車が
接触しているので、ユーザによるマウスの自在な移動は
直交する2成分に分離され、各歯車の回転運動となり、
2組のフォトインタラプタによって電気信号に変換され
る。
【0004】マウスには、ユーザによって操作される複
数のボタンも設けられる。各スイッチ35,36は、ユ
ーザによる特定のボタン操作に応じてON/OFFに変
化する。トランジスタ37は、双方向赤外線通信を行う
ための赤外線トランシーバ38に供給する動作電力を制
御するために設けられる。赤外線トランシーバ38は、
赤外線信号を送信するLEDなどの送信部38aと、赤
外線信号を受信するフォトトランジスタやフォトダイオ
ードなどの受信部38bを備える。マウスの動作では、
発振子39を含んで構成される発振回路が発生するクロ
ック信号を基準のタイミングとなる。マイクロコンピュ
ータ40は、発振子39を用いてクロック信号を発生す
る発振回路を内蔵し、クロック信号に同期して、予め設
定されるプログラムに従う処理を行う。
【0005】赤外線で無線化したマウスは、電源電圧V
DDの電源を電池として内蔵する。電池が消耗して電源
電圧が低下すると、マウスとしての動作が不能になるの
で、電源電圧が基準値よりも低下することを検出する集
積回路(以下「IC」と略称する)である電圧検出IC
41および電圧検出IC41の出力で発光するLED4
2から成る低電圧検出告知回路も備えられている。
【0006】図7は、図1のマイクロコンピュータ40
の概略的なプログラム動作の手順を示す。ステップa1
から手順が開始され、カウント値Tが0に初期化され
る。ステップa2では、ユーザのマウス操作によってフ
ォトトランジスタ31,32およびスイッチ35,36
の出力に変化が生じているか否かが判断される。変化が
生じていないときには、変化があるまで判断を繰返す。
変化があると、ステップa3に移り、フォトトランジス
タ31からの入力データの取込みを行う。次のステップ
a4では、フォトトランジスタ32からの入力データの
取込みを行う。ステップa5では、スイッチ35からの
入力データの取込みを行う。ステップa6では、スイッ
チ36からの入力データの取込みを行う。フォトトラン
ジスタ31,32は、たとえばマウスのX方向およびY
方向にそれぞれ対応し、スイッチ35,36は、マウス
の左ボタンおよび右ボタンの操作にそれぞれ対応する。
【0007】ステップa7では、トランジスタ37のベ
ース入力を制御し、赤外線トランシーバ38の受信部3
8bに供給する電源をONにする。ステップa8では、
被制御機器であるパーソナルコンピュータから当該制御
機器であるマウスに対する送信許諾信号を受信している
か否かを判断する。受信していると判断されるときに
は、ステップa9でフォトトランジスタ31,32およ
びスイッチ35,36から得た情報を、赤外線トランシ
ーバ38の送信部38aから赤外線信号として送信す
る。ステップa8で、送信許諾信号を受信していないと
判断されるときには、ステップa10に移り、カウンタ
のカウント値Tを1だけ増加させる。ステップa11で
は、タイマのカウント値Tが予め設定される基準値N以
上となっているか否かを判断する。基準値Nは、被制御
機器から送信される送信許諾信号の送信周期の2倍の時
間に相当する数値に設定する。ステップa11で、カウ
ント値TがN以上にはなっていないときには、ステップ
a8に戻る。ステップa11で、カウント値TがN以上
になっていると判断されるときには、ステップa13
で、カウント値を0に戻す。ステップa9またはステッ
プa12が終了すると、ステップa2に戻る。ステップ
a8からステップa12までの処理では、被制御機器か
ら送信される送信許諾信号が確実に受信可能なように、
送信周期の2倍の時間までは送信許諾信号の受信を試み
るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すようなマウ
スは、図7に示すような手順で、ユーザによるマウスの
移動操作に対応した情報を送信する。この際にマウス側
では、被制御機器であるパーソナルコンピュータ側から
の送信許諾信号を待つ必要があるけれども、マウスとパ
ーソナルコンピュータとの位置関係によっては、送信許
諾信号を受信することができない状態になる可能性があ
る。ユーザは、マウスを操作しても、パーソナルコンピ
ュータの表示画面上でマウスが所望のとおりに動かない
などの結果を見て、双方向通信が不可能な位置にある可
能性を悟るしかなく、良好な双方向通信条件を見い出す
のに長時間を要する。無線化したマウスは、有線のコー
ドで接続されるマウスに比較して操作性は向上している
けれども、適切な双方向通信条件を見い出すまでに長時
間を要することは、ワイヤレス通信機器には常駐する問
題である。特に、指向特性を広範囲とすることが困難な
赤外線通信を用いるワイヤレス通信機器では、良好な条
件を見い出しにくいことは一層顕著になる。
【0009】本発明の目的は、通信の可能性を判断し
て、判断結果をユーザに公知することができる赤外線制
御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、赤外線信号を
送信する送信部、および赤外線信号を受信する受信部の
双方が装備され、同様の装備を有する被制御装置に、双
方向赤外線通信による情報交換で制御信号を伝達する赤
外線制御装置において、被制御装置との間での情報交換
に基づいて、赤外線通信が可能であるか否かを判断する
判断手段と、判断手段からの出力に応答して、判断手段
によって通信不可能と判断されるとき、ユーザに対して
予め定める告知を行う告知手段と、ユーザからの選択入
力に応答して、告知手段の告知動作の有効または無効を
選択する選択手段とを含むことを特徴とする赤外線制御
装置である。
【0011】本発明に従えば、赤外線制御装置は、赤外
線信号を送信する送信部および赤外線信号を受信する受
信部の双方が装備され、同様の装備を有する被制御装置
との間で、双方向赤外線通信による情報交換で制御信号
を伝達する。赤外線制御装置には、被制御装置との間の
情報交換に基づいて、赤外線通信が可能であるか否かを
判断する判断手段が含まれ、判断手段の判断結果に応答
して、判断手段によって通信不可能と判断されるときに
は、告知手段がユーザに対して予め定める告知を行う。
選択手段は、ユーザからの選択入力に応答して、告知手
段の告知動作の有効または無効を選択する。赤外線通信
が不可能なときには告知手段による告知が行われるの
で、赤外線制御装置をいくら操作しても被制御装置側を
制御することができないようなときに、通信が不可能で
あるのか他の障害があるのかを容易に判断することがで
きる。さらに告知手段の告知動作の有効または無効を選
択する選択手段が含まれるので、告知動作の無効を選択
すれば、通信が不可能なときであっても従来と同様に告
知を行わないようにすることもできる。
【0012】また本発明で前記判断手段は、前記被制御
装置との間の赤外線通信が通信不可能とは判断されない
とき、通信信頼性に欠けるか否かを判断し、前記告知手
段は、通信信頼性に欠けると判断されるとき、通信不可
能と判断されるときと識別可能なように、告知を行うこ
とを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、判断手段は、赤外線通信
が通信不可能には至らなくても通信信頼性に欠けるか否
かを判断し、告知手段からは、通信不可能と判断される
ときと通信信頼性に欠けると判断されるときとが、識別
可能なように告知が行われるので、赤外線制御装置のユ
ーザは、赤外線通信の可能性や信頼性についての情報を
容易に区別して得ることができる。
【0014】また本発明は、電源電圧を監視する監視手
段をさらに含み、前記告知手段は、前記判断手段ととも
に監視手段からの出力に応答し、監視手段によって電源
電圧が予め定める基準電圧よりも低下することが検出さ
れるとき、判断手段の出力のみに従って告知を行うとき
と識別可能なように、告知を行うことを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、電源電圧を監視する監視
手段が、電源電圧が予め定める基準電圧よりも低下する
ことを検出すると、告知手段は他の告知を行うときとは
識別可能なように告知を行うので、告知の内容に応じて
ユーザは、電源電圧の低下を伴う通信不可能な状態か、
電源電圧の低下を伴う通信信頼性の低下している状態
か、あるいは通信が不可能な状態のみか、あるいは通信
の品質が低下しているだけの状態であるかを容易に知る
ことができる。
【0016】また本発明で前記判断手段は、前記被制御
装置との間の赤外線通信が安定に可能であるか否かも判
断し、前記告知手段は、判断手段によって赤外線通信が
安定に可能であると判断されるとき、他の判断結果と識
別可能なように、告知を行うことを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、判断手段は被制御装置と
の間の赤外線通信が安定に可能であるか否かも判断し、
告知手段は判断手段が判断した通信が安定なときにも、
他の状態と識別可能に告知手段によるユーザへの告知が
行われる。これによって、ユーザは通信が安定に可能な
状態も認識することができ、安心して赤外線制御装置を
使用することができる。
【0018】また本発明で前記告知手段は、音響出力に
よってユーザに対する告知を行う発音手段を備えること
を特徴とする。
【0019】本発明に従えば、告知手段は音響出力によ
ってユーザに対する告知を行う発音手段を備えるので、
ユーザは特定の音響と告知内容とを関連させて通信可能
性などを容易に把握することができる。
【0020】また本発明で前記告知手段は、可視光の発
光によってユーザに対する告知を行う発光手段を備える
ことを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、告知手段は、可視光の発
光によってユーザに対する告知を行う発光手段を備える
ので、発光手段が点滅する周期を変えたり、複数の発光
手段の発光する組合わせを変えたり、あるいは発光手段
が発光する可視光の色を変えたりして、告知内容をユー
ザに把握させることができる。
【0022】また本発明で前記告知手段は、振動の発生
によってユーザに対する告知を行う振動手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、告知手段は、振動の発生
によってユーザに対する告知を行う振動手段を備えるの
で、赤外線制御装置をユーザが手持ちの状態で、ユーザ
に対する告知を容易に行うことができる。振動は、告知
内容に従って識別可能なように変化するので、振動の状
態から通信不可能などの告知内容を容易に把握すること
ができる。
【0024】また本発明で前記告知手段は、液晶表示画
面によってユーザに対する告知を行う表示手段を備える
ことを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、告知手段は、液晶表示画
面によってユーザに対する告知を行う表示手段を備える
ので、赤外線制御装置のユーザは液晶表示画面を見るこ
とによって、告知内容を容易に把握することができる。
【0026】また本発明は、ユーザからの予め定める操
作に応答し、ユーザから予め定める解除操作が行われる
まで、電力消費を抑えて、前記被制御装置との間の情報
交換を停止する待機状態を継続する待機手段をさらに含
み、前記表示手段は、待機手段による待機状態が継続し
ているとき、他の告知と識別可能なように、告知を行う
ことを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、待機手段によって、ユー
ザから予め定める操作が行われると電力消費を抑えて被
制御装置との間の情報交換を停止する待機状態となっ
て、次にユーザからの予め定める解錠操作が行われるま
で待機状態を継続し、表示手段には待機状態が継続して
いるときに、他の告知と識別可能なように、告知が行わ
れるので、待機状態も容易に識別することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に実施の第1形態
として、図6と同様なマウスを例として電気的な回路構
成を示す。本実施形態のフォトトランジスタ1,2、L
ED3,4、スイッチ5,6、PNP型のトランジスタ
7、赤外線トランシーバ8、発振子9およびマイクロコ
ンピュータ10の機能や性能は、図6に示す従来のフォ
トトランジスタ31,32、LED33,34、スイッ
チ35,36、トランジスタ37、赤外線トランシーバ
38、発振子39およびマイクロコンピュータ40とそ
れぞれ同等である。マイクロコンピュータ10は、発振
回路、CPU、ROM、RAM、タイマ、カウンタなど
を内蔵する。
【0029】本実施形態では、新たにユーザへの告知手
段である発音手段として、スピーカ11を備える。スピ
ーカ11は、告知内容に応じた音響出力でユーザに対す
る告知を行う。マイクロコンピュータ10からスピーカ
11を駆動する信号は、選択手段であるスイッチ12で
ON/OFFの切換えが可能である。スイッチ12をO
FFにすると、スピーカ11による音響出力を用いる告
知が無効となり、スイッチ12をONにすると有効にな
る。電圧検出IC13は、電源電圧の低下を検出するた
めに設けられ、電圧検出IC13の出力はマイクロコン
ピュータ10に直接入力される。電圧検出IC13は、
検出電圧として当該制御装置であるマウスが正常に動作
可能な最小電圧、もしくはそれより僅か、たとえば0.
2V高い電圧を基準電圧とし、その基準電圧以上を検出
するとハイレベルの出力を導出し、基準電圧より低い電
圧を検出するとローレベルの出力を導出する。
【0030】ユーザがマウスを操作すると、フォトトラ
ンジスタ1,2、あるいはスイッチ5,6の出力がマイ
クロコンピュータ10に入力され、これに対応した情報
を赤外線トランシーバ8の送信部8aから赤外線で送信
する。マウスなどの赤外線制御装置からパーソナルコン
ピュータなどの被制御装置へ赤外線で情報を伝達するた
めには、被制御装置からの送信許諾信号を赤外線トラン
シーバ8の受信部8bで受信する必要がある。被制御装
置からの送信許諾信号を待つ間、マウスなどの赤外線制
御装置が被制御装置からの送信許諾信号を受信すること
ができない状況が続く場合がある。このような場合、マ
イクロコンピュータ10は、スピーカ11を高音で連続
駆動するため、たとえば2400Hzのオーディオ出力
を一定時間連続的に出力する。また一定周期で受信すべ
き送信許諾信号が、ときどき受信できなくなる状況にあ
るような場合には、マイクロコンピュータ10はスピー
カ11を低音で駆動するため、たとえば600Hzのオ
ーディオ信号を一定時間連続出力する。ユーザは、スピ
ーカ11から音響化して出力される音の高さで、送信許
諾信号の受信状態を判別することができる。
【0031】さらにマウスが被制御装置からの送信許諾
信号を受信することができない状況が続き、かつ電圧検
出IC13の出力がローレベルとなること、すなわち電
源電圧が低くなっていることを認識した場合には、マイ
クロコンピュータ10はスピーカ11を高音で断続的に
駆動する。たとえば2400Hzのオーディオ信号を、
一定時間断続的に出力する。また一定周期で受信すべき
被制御装置からの送信許諾信号がときどき受信すること
ができない状況にあり、かつ電圧検出IC13の出力が
ローレベルであること、すなわち電源電圧が低くなって
いることを認識した場合には、マイクロコンピュータ1
0はスピーカ11を低音で断続駆動する。たとえば60
0Hzのオーディオ出力を一定時間断続的に出力する。
このように、スピーカ11の駆動による音響出力で、ユ
ーザはマウスが被制御装置と通信不可能、あるいは通信
信頼性の低い位置にあること、さらに電池が交換時期に
あることなどを、音響出力で直接認識することができ
る。前述のように、このような機能はスイッチ12をO
FFとなるように開状態にして無効にすることもでき
る。一旦音響出力でユーザが認識すれば、スイッチ12
を無効にすることによって、音響出力を停止させて静か
にさせることができる。
【0032】図2は、本発明の実施の第2形態として、
ユーザへの公知手段に可視光のLED14,15を用い
るマウスの電気的構成を示す。本実施形態で、図1に示
す実施形態と対応する部分には同一の参照符を付し、重
複した説明を省略する。LED14,15は、一体的に
パッケージ化されている赤および緑の2色LEDであ
り、マイクロコンピュータ16によって駆動される。マ
イクロコンピュータ16は、LED14,15をそれぞ
れ個別に駆動し、赤色表示および緑色表示を行うことが
できる。また2つのLED14,15を同時に駆動すれ
ば、橙色の表示を行うことができる。LED14,15
は、カソード側がマイクロコンピュータ16の出力端子
に接続されているので、マイクロコンピュータ16の出
力駆動用の端子がローレベル出力となる場合にのみ点灯
する。
【0033】ユーザによるマウス操作によって、フォト
トランジスタ1,2あるいはスイッチ5,6を通してマ
イクロコンピュータ16に入力があり、これに対応した
情報を送信するため、被制御装置からの送信許諾信号を
待つ際に、赤外線制御装置であるマウスが被制御装置か
らの送信許諾信号を受信することができない状況が続く
場合を想定する。マイクロコンピュータ16は、2色L
EDの赤色部であるLED14を連続点灯するように、
LED14のカソードに接続される出力端子を一定時間
連続的にローレベルに保つ。一定周期で受信すべき被制
御装置からの送信許諾信号を、ときどき受信することが
できない通信信頼性の低い状態であるときには、マイク
ロコンピュータ16は2色LEDの点灯色を橙色に見せ
るため、2色LEDの2つのLED14,15の双方を
連続点灯するように、LED14,15のカソードに接
続される2つの出力端子を一定時間連続的にローレベル
に保つ。
【0034】さらに、マウスが被制御装置からの送信許
諾信号を受信することができない状況が続き、かつ電圧
検出IC13の出力がローレベルとなること、すなわち
電源電圧が低くなっていることを認識する場合には、マ
イクロコンピュータ16は、2色LEDの赤色部である
LED14を点滅するように、LED14のカソードに
接続される出力端子を一定周期、たとえば2Hzで断続
的にローレベルにする。また一定周期で受信すべき被制
御装置からの送信許諾信号をときどき受信することがで
きない通信信頼性の低い状態となるときに、電圧検出I
C13の出力がローレベルとなり、電源電圧が低くなっ
ていることを認識すると、マイクロコンピュータ16
は、2色LEDが橙色で点滅しているように見せるた
め、2色LEDのLED14,15双方を同相で点滅す
るように、LED14,15のカソードにつながる2つ
の出力端子を一定時間、同相で、たとえば2Hzで断続
的にローレベルとなるように出力する。
【0035】また、マウスが被制御装置との間で正常な
交信を継続している場合には、マイクロコンピュータ1
6は、2色LEDの緑色部であるLED15を間欠的に
点灯するように、LED15に接続される出力端子を正
常な交信をしている間、たとえば5秒に一度、1/4秒
間ローレベルとなるような出力を断続的に導出する。2
色LEDを構成する2つのLED14,15の発光によ
って、ユーザはマウスが被制御装置と通信不可能あるい
は通信信頼性の低い相対的な位置関係にあることや、正
常な交信状態にあること、さらに電池が交換時期である
ことなどを、直接認識することができる。またこの機能
が有効なのは、スイッチ12がONであるときであり、
スイッチ12をOFFにすると、機能を無効にすること
ができる。
【0036】図3は、本発明の実施の第3形態として、
ユーザへの告知手段に振動ユニット17を用いるマウス
の概略的な回路構成を示す。本実施形態で、図1または
図2の実施形態と対応する部分には同一の参照符を付
し、重複した説明を省略する。本実施形態のマイクロコ
ンピュータ18は、振動ユニット17を駆動するための
出力端子を備える。振動ユニット17の駆動は、出力用
のトランジスタ19を介して行われる。トランジスタ1
9は、PNP型のトランジスタであり、マイクロコンピ
ュータ18の振動ユニット17駆動用の端子がローレベ
ルの出力の場合にのみ、トランジスタ19のベースに順
方向の制御電圧が与えられ、電源からの電力がトランジ
スタ19のエミッタ・コレクタ間を介して振動ユニット
17に与えられ、振動ユニット17が機械振動を発生さ
せる。振動ユニット17を駆動しないときには、マイク
ロコンピュータ18の振動ユニット駆動用の出力端子は
ハイレベルを出力する。
【0037】ユーザのマウス操作によって、フォトトラ
ンジスタ1,2あるいはスイッチ5,6を介してマイク
ロコンピュータ18に入力があると、これに対応した情
報を送信するため、被制御装置からの送信許諾信号を待
つ。この際に赤外線制御装置であるマウスが被制御装置
であるパーソナルコンピュータなどからの送信許諾信号
を受信することができない状況が続くと、マイクロコン
ピュータ18は振動ユニット17を連続的に駆動するた
め、トランジスタ19のベースに接続される出力端子
に、一定時間ローレベルを連続的に出力する。また一定
周期で受信すべき被制御装置からの送信許諾信号を時々
受信することができない状況にある場合には、マイクロ
コンピュータ18は振動ユニット17を間欠駆動するた
め、トランジスタ19のベースに接続される出力端子に
一定時間断続的に、たとえば1秒のうち1/4秒間のロ
ーレベル出力を導出する。
【0038】マウスを手で操作しているユーザは、振動
ユニット17が発生する機械振動によって、マウスが被
制御装置との間で通信不可能であるか、あるいは通信信
頼性の位置関係にあることを直接認識することができ
る。またその振動は、スイッチ12をOFFに操作する
ことによって無効にすることもできる。
【0039】図4は、本発明の実施の第4形態として、
ユーザへの告知手段に液晶表示素子(以下「LCD」と
略称する)20を備えるマウスの概略的な電気的構成を
示す。本実施形態で、図1、図2または図3の実施形態
と対応する部分には同一の参照符を付し、重複した説明
を省略する。マイクロコンピュータ21は、LCD20
を駆動するための液晶ドライブ回路も内蔵し、主発振子
22と補助発振子23がそれぞれ接続される発振回路を
有する。主発振子22の発振周波数よりも補助発振子2
3の発振周波数の方を低くしておき、LCD20の駆動
は、主発振子22の発振/停止にかかわらず、補助発振
子23の発振のみで可能にしておく。また、マイクロコ
ンピュータ21は、消費電力の低減を目的とし、一定時
間ユーザの操作が行われない場合は、LCD20を表示
させるためだけに補助発振子23を発振させる。主発振
子22の発振は停止させ、ユーザからの入力を待って待
機するスリープ状態に移行する機能を有する。
【0040】LCD20は、通信不可能/通信信頼性低
下/正常通信/電圧低下/スリープ状態にそれぞれ対応
し、少なくとも5つのセグメント表示が可能なように構
成される。たとえば、通信不可能は×印/通信信頼性低
下は△印/正常通信は○印/電圧低下は電池マーク/ス
リープ状態はSLEEP表示などをそれぞれ行うことが
可能なように形成される。これらの表示を行わない場合
には、マイクロコンピュータ21はLCD20のセグメ
ントを表示させない。
【0041】図5は、図4の実施形態のマイクロコンピ
ュータ21のプログラム動作の概要を示す。ステップb
1から動作を開始し、内蔵する2つのカウント値T1お
よびT2を0に初期化する。ステップb2では、マウス
操作によってフォトトランジスタ1,2またはスイッチ
5,6の出力に変化があったか否かが判断される。変化
があると、ステップb3からステップb6までで、フォ
トトランジスタ1,2およびスイッチ5,6からの入力
データの取込みが行われる。ステップb7では、トラン
ジスタ7を制御し、赤外線トランシーバ8の受信部8b
の電源をONにする。
【0042】本実施形態のマイクロコンピュータ21
は、マウス操作が一定時間行われないと、スリープ状態
に移行する。マウス操作が行われないと、ステップb2
ではフォトトランジスタ1,2またはスイッチ5,6の
出力には変化が表れないので、ステップb8に移る。ス
テップb8では、マイクロコンピュータ21に内蔵され
る第1のカウンタのカウント値T1を1だけ増加させ
る。ステップb9で、カウント値T1が、無入力状態の
継続でスリープ状態に移行するまでの時間に相当する数
値であるN1以上となっているか否かを判断する。カウ
ント値T1がN1に満たないときにはステップb2に戻
る。すなわち、N1の数値にステップb2、ステップb
8およびステップb9の処理に要する時間を乗算する
と、スリープ状態に移行するまでに要する時間となる。
ステップb9で、カウント値T1がN1以上となってい
るときには、ステップb9でマイクロコンピュータ21
がスリープ状態となっていることをLCD20に表示
し、他の表示は消す。ステップb11では、マイクロコ
ンピュータ21はスリープ状態となり、フォトトランジ
スタ1,2またはスイッチ5,6から入力が行われるの
を待つ。入力があれば、マイクロコンピュータ21内部
での割込み処理でスリープ状態が解除され、ステップb
12でカウント値T1が0にされ、ステップb3に移
る。
【0043】ステップb7で、赤外線トランシーバ8の
受信部8bの電源がONになると、ステップb13に移
る。ステップb13では、被制御装置であるパーソナル
コンピュータから、当該の制御装置であるマウスに対す
る送信許諾信号を受信しているか否かを判断する。受信
しているときには、ステップb14に移り、フォトトラ
ンジスタ1,2およびスイッチ5,6から得た情報を赤
外線トランシーバ8の送信部8aから送信する。
【0044】次にステップb15で、マイクロコンピュ
ータ21内に内蔵される第2のカウンタのカウント値T
2の値が、被制御装置から制御装置への送信許諾信号の
送信周期の2倍の時間に相当する数値であるN2以下で
あるか否かを判断する。T2≦N2であるときには、ス
テップb16で、正常な通信状態であることをLCD2
0で表示する。このとき他の表示は消す。ステップb1
5で、T2≦N2ではないときには、ステップb17
で、電圧検出IC13の出力がハイレベルであるか否か
を判断する。ハイレベルになっているときには、ステッ
プb18で、通信信頼性の低下をLCD20で表示す
る。このとき他の表示は消す。ステップb17で、電圧
検出IC13の出力がハイレベルでないと判断されると
きには、ステップb19で、通信信頼性が低下し、電池
も消耗していることをLCD20で表示する。このとき
他の表示は消す。
【0045】ステップb13で、被制御装置から当該制
御装置に対する送信許諾信号を受信していないと判断さ
れるときには、ステップb20で、第2のカウント値T
2を1だけ増加させる。ステップb21では、カウント
値T2の値が被制御装置から制御装置への送信許諾時間
の5倍の時間に相当する数値であるN3より大きいか否
かを判断する。T2>N3ではないと判断されるときに
は、ステップb13に戻り、送信許諾信号の受信を続け
る。ステップb21で、T2>N3と判断されるときに
は、ステップb22で、電圧検出IC13の出力がハイ
レベルになっているか否かを判断する。ハイレベルにな
っていると判断されるときには、通信不可能な状態であ
ることをLCD20で表示し、他の表示は消す。ステッ
プb22で、電圧検出IC13の出力がハイレベルでな
いと判断されるときには、ステップb24で、通信不可
能な状態であり、電池も消耗していることをLCD20
で表示する。このとき他の表示は消す。第2カウント値
T2は、ステップb13、ステップb20およびステッ
プb21の処理に要する時間が、単位時間となる。
【0046】ステップb16、ステップb18、ステッ
プb19、ステップb23またはステップb24による
LCD20の表示が終了すると、ステップb25で第1
および第2のカウント値T1,T2を0に初期化し、ス
テップb2に戻る。
【0047】図5の動作に従うと、ユーザのマウス操作
によって、フォトトランジスタ1,2あるいはスイッチ
5,6を通してマイクロコンピュータ21に入力がある
と、これに対応した情報を送信するため、被制御装置で
あるパーソナルコンピュータからの送信許諾信号を待
つ。この際に、制御装置であるマウスが被制御装置から
の送信許諾信号を受信することができない状況が続いた
場合には、マイクロコンピュータ21はLCD20の通
信不可能を表示するためのセグメントを表示するよう
に、LCDドライブ回路を駆動する。また一定周期で受
信すべき被制御装置からの送信許諾信号を時々受信する
ことができない状況にある場合は、マイクロコンピュー
タ21はLCD20の通信信頼性低下に対応するセグメ
ントを表示するために、LCDドライブ回路を駆動す
る。さらに、マウスが被制御装置からの送信許諾信号を
受信することができない状況が続き、かつ電圧検出IC
13の出力がローレベルであること、すなわち電源電圧
が低くなっていることを検出する場合は、マイクロコン
ピュータ21はLCD20の通信不可能に対応したセグ
メントと、電圧低下に対応したセグメントとを表示する
ためにLCDドライブ回路を駆動する。また一定周期で
受信すべき被制御装置からの送信許諾信号を時々受信す
ることができない状況にあり、かつ電圧検出IC13の
出力がローレベルであること、すなわち電源電圧が低く
なっていることを認識する場合は、マイクロコンピュー
タ21はLCD20の通信信頼性低下に対応したセグメ
ントと電圧低下に対応したセグメントとを表示するよう
に、LCDドライブ回路を駆動する。
【0048】また、被制御装置との間で安定した通信を
継続している場合は、マイクロコンピュータ21はLC
D20の正常通信に対応したセグメントを表示するよう
に、LCDドライブ回路を駆動する。またマイクロコン
ピュータ21がスリープ状態に入った場合は、マイクロ
コンピュータ21はLCD20のスリープ状態に対応す
るセグメントを表示するように、LCDドライブ回路を
駆動する。それぞれの表示は制御装置であるマウスが、
その状態から抜出すまで表示し続ける。このようなLC
D20の表示によって、ユーザはマウスが被制御装置と
通信不可能、あるいは通信信頼性の低い位置にあるこ
と、正常な交信状態にあること、さらに電池が交換時期
にあること、マイクロコンピュータ21がスリープ状態
にあることを、マウスから直接告知を受けて認識するこ
とができる。
【0049】以上の各実施形態で、制御装置は、一連の
動作処理をマイクロコンピュータ10,16,18,2
1によって制御しているけれども、ユーザへの告知手段
となる発音回路、発光回路、LCDドライブ回路あるい
は振動発生回路と、低電圧検出回路を設ける。マイクロ
コンピュータ10,16,18,21には、 被制御装置から一定周期で送信されるべき送信許諾信
号が受信できない状態が続いた場合 被制御装置から一定周期で送信されるべき送信許諾信
号が断続的にしか受信できにい場合 被制御装置から一定周期で送信されている送信許諾信
号を安定して受信し続けている場合 の状況で、かつ電源電圧の低下を検出した信号を、
同じ制御装置内の別の回路から入力する場合 の状況で、かつ電源電圧の低下を検出した信号を、
同じ制御装置内の別の回路から入力する場合 制御装置が被制御装置との交信を一旦中止し、マイク
ロコンピュータがスリープ状態に移行した場合 の各場合を区別して認識し、ユーザが〜の場合を識
別可能な方法で告知することができる。マイクロコンピ
ュータ10,16,18,21内には、判断手段として
〜を区別して認識するCPUや、告知を行うための
プログラムが記憶されるROMや、プログラム動作のた
めのワークエリアなどとして使用されるRAMや、カウ
ント値T1,T2などのカウントを行うカウンタや、タ
イマなども内蔵される。さらに図4に示すマイクロコン
ピュータ21には、スリープ機能が備えられ、の場合
の判断も行う。
【0050】なお、以上の実施形態では、マウスに赤外
通信機能を設けてワイヤレス制御を行う場合について説
明しているけれども、パーソナルコンピュータなどの外
部入力装置として赤外線による無線化を図るキーボー
ド、ジョイスティック、ゲームパッドなどについても同
様に本発明を適用することができる。
【0051】また、テレビジョン放送受信機のリモート
コントロール装置などでも、本発明を適用することがで
きる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、双方向赤
外線通信を行って被制御装置に対する制御信号を伝達す
る赤外線制御装置に、判断手段を設け赤外線通信の可能
性を判断し、赤外線通信が不可能なときには告知手段で
告知を行うので、赤外線通信が不可能なことをユーザは
直接知ることができ、赤外線制御装置の操作性を向上す
ることができる。赤外線通信はたとえば双方の相対的位
置的な条件、すなわち双方の距離、角度、双方の間の障
害物によって影響を受け、通信が不可能になる事態が生
じ得る。そのような事態で、ユーザは直接通信が不可能
なことを知ることができるので、双方向通信の可能なよ
うに双方の位置関係を修正するなどの適切な対策をとる
ことができる。
【0053】また本発明によれば、通信が不可能ではな
いけれども、通信信頼性に乏しい状態にあるときも、ユ
ーザに対して通信が不可能なときとは識別可能に告知が
行われるので、ユーザは双方の位置関係を修正するべき
ことを知ることができ、修正した結果、通信が不可能な
方向へ、より通信条件が劣化するのか、通信条件が好ま
しい方向に変化するのかも知ることができる。
【0054】また本発明に従えば、赤外線制御装置の電
源電圧が低下するときにも、通信の可能性などとは識別
可能に告知が行われるので、使用上障害の発生し始める
時期で、実質的な電池交換時期を、高い精度で知ること
ができる。
【0055】また本発明によれば、通信が安定に可能で
あるときにも他の状態と識別可能な告知が行われるの
で、ユーザは双方向通信による情報交換が正常に行われ
ていることを知ることができる。
【0056】また本発明によれば、告知が音響出力で行
われるので、赤外線制御装置をユーザは見ないでも、あ
るいは触らないでも通信の可能性についての告知を受け
ることができる。
【0057】また本発明によれば、振動の発生によって
ユーザに対する告知を行うので、ユーザは赤外線制御装
置に触れるときに通信可能性などについての情報を得る
ことができる。
【0058】また本発明によれば、通信可能性などの告
知内容は液晶表示画面で詳細に表示することができる。
【0059】また本発明によれば、ユーザからの予め定
める解除操作が行われるまで待機状態を継続するときに
も、液晶表示画面を用いて待機状態であることを表示す
るので、ユーザは容易に待機状態であることを認識する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態の概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第2形態の概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の第3形態の概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の第4形態の概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【図5】図4の実施形態でのマイクロコンピュータ21
の概略的な手順を示すフローチャートである。
【図6】従来からの赤外線マウスの概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【図7】図6のマウスが動作するプログラムの概要を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1,2 フォトトランジスタ 3,4,14,15 LED 5,6,12 スイッチ 7,19 トランジスタ 8 赤外線トランシーバ 9 発振子 10,16,18,21 マイクロコンピュータ 11 スピーカ 13 電圧検出IC 17 振動ユニット 20 LCD 22 主発振子 23 補助発振子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/00 H04B 9/00 P 17/00 H04Q 9/00 301

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線信号を送信する送信部、および赤
    外線信号を受信する受信部の双方が装備され、同様の装
    備を有する被制御装置に、双方向赤外線通信による情報
    交換で制御信号を伝達する赤外線制御装置において、 被制御装置との間での情報交換に基づいて、赤外線通信
    が可能であるか否かを判断する判断手段と、 判断手段からの出力に応答して、判断手段によって通信
    不可能と判断されるとき、ユーザに対して予め定める告
    知を行う告知手段と、 ユーザからの選択入力に応答して、告知手段の告知動作
    の有効または無効を選択する選択手段とを含むことを特
    徴とする赤外線制御装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記被制御装置との間
    の赤外線通信が通信不可能とは判断されないとき、通信
    信頼性に欠けるか否かを判断し、 前記告知手段は、通信信頼性に欠けると判断されると
    き、通信不可能と判断されるときと識別可能なように、
    告知を行うことを特徴とする請求項1記載の赤外線制御
    装置。
  3. 【請求項3】 電源電圧を監視する監視手段をさらに含
    み、 前記告知手段は、前記判断手段とともに監視手段からの
    出力に応答し、監視手段によって電源電圧が予め定める
    基準電圧よりも低下することが検出されるとき、判断手
    段の出力のみに従って告知を行うときと識別可能なよう
    に、告知を行うことを特徴とする請求項1または2記載
    の赤外線制御装置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、前記被制御装置との間
    の赤外線通信が安定に可能であるか否かも判断し、 前記告知手段は、判断手段によって赤外線通信が安定に
    可能であると判断されるとき、他の判断結果と識別可能
    なように、告知を行うことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の赤外線制御装置。
  5. 【請求項5】 前記告知手段は、音響出力によってユー
    ザに対する告知を行う発音手段を備えることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線制御装置。
  6. 【請求項6】 前記告知手段は、可視光の発光によって
    ユーザに対する告知を行う発光手段を備えることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記告知手段は、振動の発生によってユ
    ーザに対する告知を行う振動手段を備えることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線制御装置。
  8. 【請求項8】 前記告知手段は、液晶表示画面によって
    ユーザに対する告知を行う表示手段を備えることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の赤外線制御装
    置。
  9. 【請求項9】 ユーザからの予め定める操作に応答し、
    ユーザから予め定める解除操作が行われるまで、電力消
    費を抑えて、前記被制御装置との間の情報交換を停止す
    る待機状態を継続する待機手段をさらに含み、 前記表示手段は、待機手段による待機状態が継続してい
    るとき、他の告知と識別可能なように、告知を行うこと
    を特徴とする請求項8記載の赤外線制御装置。
JP10068981A 1998-03-18 1998-03-18 赤外線制御装置 Pending JPH11272372A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10348204A1 (de) * 2003-10-16 2005-05-25 Infineon Technologies Ag Verfahren und Anordnung zum Erzeugen eines Warnsignals bei zwei miteinander kommunizierfähigen Geräten
JP2006246085A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Sharp Corp 光通信デバイスおよび光通信システム
JP2010079824A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Nec Personal Products Co Ltd ワイヤレスシステム、ワイヤレスマウス、その制御方法及びプログラム

Cited By (4)

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