JP2004220110A - 外部入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マウスの内蔵電池寿命を伸ばす。
【解決手段】マウス本体12の操作の有無を検出するタクトスイッチ24が設けられ、本体12を前に若干傾けてスイッチがオンすることで本体操作が検出され、本体操作が検出されたときには本体内の光学センサ手段を構成する発光素子18aに対し電源19からの励起電圧を供給し、本体操作が検出されないときは所定時間経過後この励起電圧の供給を停止する。これで、発光素子の発光が止まるので、マウスが使用されていないときの電池消費が防止されて電池の長寿命化が図れる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パソコンなどの情報処理装置に使用される外部入力装置に関する。詳しくは、この外部入力装置の操作の有無を検出する検出手段を設け、この検出手段からの出力に基づいて、内部に設けられた光学センサ手段に供給する動作電圧を制御することで、内蔵電源の長寿命化を図れるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
パソコンなどのコンピュータ機器を使用した情報処理装置には、この情報処理装置に対する操作の指示や情報の取得を行うための入力手段として、装置に付属しているキーボードの他に、外部入力装置が使用される場合がある。外部入力装置として一般的なのがいわゆるマウスである。
【0003】
マウスには、有線式と無線式があり、無線式の中でもローラボールを有するものや、ローラボールの代わりに光学センサ手段を使用した光学式のものなどが知られている(例えば、特許文献1および特許文献2)。
【0004】
また、無線式のマウスの中には、装置の内部駆動電源として使用される電池の寿命を長くするため、マウスを使用していないときには光学センサ手段を構成する発光素子を低照度状態に制御する、いわゆるスリープモードに遷移するようにしたものも知られている(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−224158号公報
【特許文献2】
特開平6−149697号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、無線式のマウスであって、マウスの移動を検知する手段を光学式に構成した場合には、上述したようにローラボールの代わりに光学センサ手段が使用される。光学センサ手段は、発光素子と受光素子を有し、発光素子からの光をマウス底面の水平面に照射し、その反射光である光学像が受光素子で検出され、検出された所定範囲の画像を逐次直前の画像と比較判別することで、マウス操作の有無およびマウスが操作されたときのマウスの移動方向と移動速度(移動距離)を算出して、その判別出力をマウスの操作情報として出力するようにしたものである。
【0007】
光学センサ手段である発光素子を駆動するための駆動電源としては電池が使用される。発光素子は常に点灯しているように制御されているので、マウスを使用していないときでも通常の照度で発光し続けている。そのため、電池の寿命が短い欠点があり、これを解決するため、最近ではマウスを使用していないときは低照度モード(いわゆるスリープモード)に切り替えて、電池の寿命ができるだけ長くなるように工夫している。
【0008】
しかし、このようなスリープモード機能を搭載する場合でも、発光素子は依然として発光し続けているので、マウスを使用していない間でも、電池は消耗しつづけることになるので、それだけ長寿命化を阻害していることになる。
【0009】
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特に外部入力装置が規定の時間以上に亘り使用されていないと判断したときには、光学センサ手段に対する電源の供給を停止して発光を停止することで、電池寿命のさらなる延長を確保できるようにした外部入力装置を提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係る外部入力装置では、外部機器を操作するための情報を伝送する外部入力装置であって、
装置本体には本体操作の有無を検出する検出手段が設けられ、
この検出手段によって本体操作が検出されたときには上記本体内に設けられた光学センサ手段に対し、その動作電圧を供給するようにしたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項9に記載したこの発明に係る外部入力装置では、発光素子と受光素子を有する光学センサ手段と、この光学センサ手段よりの出力に基づいて装置本体の移動方向と移動速度を判別する判別部と、本体操作の有無を検出する検出手段と、装置本体に設けられた操作ボタンの操作に応じた操作信号および受信機判別部の判別出力を含む操作情報を送信する送信部とを有し、
上記検出手段の検出出力に基づいて上記発光素子の発光状態が制御されることを特徴とする。
【0012】
請求項1および9に記載したこの発明に係る外部入力装置では、装置本体に本体操作の有無を検出する検出手段を設ける。この検出手段からの検出出力によって光学センサ手段に対する電源の供給が制御される。装置本体を動かすことで本体操作が検出されたときは光学センサ手段に動作電圧が供給されて、光学センサ手段を構成する発光素子は正常照度で発光する。これで光学像の検出が可能になり、装置の移動方向と移動速度を算出できる。
【0013】
本体操作が検出されないときで、直前に本体操作を検出したときから所定時間(規定時間)が経過しているときには、発光素子への電圧供給を完全に止める。つまり消灯状態に制御する。これによって無駄な電池消耗を改善できる。本体操作の有無は別の検出手段によって検出される。この検出手段によって本体操作が検出されたときでも、所定時間操作がなされないときは、スリープモードに遷移させて通常よりもさらに低照度での発光モード(点灯モード)に制御して、電池消費をさらに抑える。これで電池寿命をさらに伸ばすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
続いて、この発明に係る外部入力装置の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。外部入力装置としてはいわゆるマウスに適用した場合である。
図1〜図4はこの発明の実施の形態を示すマウス10を示すもので、このマウス10は図1に示すようにその本体12はその全体が卵形若しくはネズミ形をなすと共に、本体12は上半部12Aと下半部12Bとで構成される。上半部12Aは握持部としても機能するもので、その前面側には図4に示すように、その中央に上方にその一部が突出した回転ホイール14が設けられると共に、この回転ホイール14を中心にしてその右側に右クリックボタン16Rが、その左側に左クリックボタン16Lがそれぞれ設けられている。
【0015】
周知のように、回転ホイール14はコンピュータなどの情報処理装置の表示部(液晶表示部など)に表示された画面を上下にスクロールするときに使用される操作ボタンであり、左右のクリックボタン16R、16Lは選択処理や操作処理を確定するときに使用される操作ボタンである。
【0016】
下半部12Bは図1に示すようにその底部中心部22aは水平面HLと接触するような形状となされ、後面部22bの後端部に行くにしたがって水平面HLから離れるような形状となされると共に、前面部22cは図2に示すように、この水平面HLから次第に遠ざかるように、船首部のような湾曲部として形成されている。底面中心部22aには図3に示すような所定の大きさの透過孔19が設けられると共に、下半部12Bの内部には、この透過孔19を挟むように光学センサ手段18が取り付け固定されている。
【0017】
光学センサ手段18は内蔵された電源19によって励起される。電源19としては一次電池あるいは充電可能な二次電池を使用することができるが、後述するように電池寿命が長寿命化されているので、一次電池の方が経済的である。
【0018】
光学センサ手段18は光源として機能する発光素子18aと受光素子18bとで構成される。発光素子18aはLEDのような小型軽量で、ある程度の照度で発光する素子を使用することができると共に、受光素子18bはホトダイオードやホトトランジスタなどの半導体素子を使用することができる。
【0019】
発光素子18aを励起するとこれより出射した光(赤外光など)は図5に示すように、透過孔19を経て、紙面、机面、布面などのマウス載置面(図では水平面HLを例示する)に当たり、その反射光が受光素子18bで受光される。このとき所定範囲に亘り面走査することで、ある範囲の走査画像が得られるから、直前の走査画像とを比較判別することで、マウス操作の有無およびマウスが操作されたときのマウスの移動方向と移動速度(移動距離)を算出することができる。
【0020】
算出したこの操作情報(判別情報)はマウスの位置情報として図1に示す送信手段40を介してパソコンなどの情報処理装置(外部機器)側に送信される。送信手段40としては、有線式、無線式の何れでも可能である。図では送信手段40として光送信手段が使用され、光信号(赤外線など)によって操作情報が情報処理装置側に送信されるように構成されている。
【0021】
マウス10の上半部12Aのほぼ中央上面部には図4に示すような表示ボタン28が設けられている。この表示ボタン28はパソコンなどの情報処理装置の画面上にソフトキーを表示させるための操作ボタンであって、これをクリックすることで、画面上に主要な複数のキーが配列されたソフトキーボードが表示される。このソフトキーボード上のキーをマウス10で指定することで、キー操作が可能になる。
【0022】
この発明ではさらに図1に示すように、下半部12Bの底面側であって、この例では前面部22c側の所定位置に本体操作の有無を検知する検出手段24が設けられる。
【0023】
実施の形態では、前面部22cであって、水平面HLに載置した状態ではこの水平面HLには接触しない位置に検出手段24が配される。この例では検出手段24としてタクトスイッチを使用した場合で、その操作子24aが水平面HL側に突出した状態で取り付け固定される。
【0024】
このような位置に配置することで、マウス10を使用しない状態では図1のようにタクトスイッチ24は水平面HLとは非接触状態を保持する。したがってタクトスイッチ24はオフ状態を保持する。このオフ状態はマウス10の本体操作がなされていない状態である。
【0025】
これに対して、マウス10を動かして、例えば図6のようにマウス10の先端部側が水平面HL側に接触するように多少傾けると、タクトスイッチ24の操作子24aが水平面HLを押すことになるので、その瞬間にタクトスイッチ24はオン状態となる。このオン状態は本体操作がなされた状態である。
【0026】
タクトスイッチ24のオンオフ状態を示す検出出力に基づいて、光学センサ手段18に対する動作電圧の制御がなされる。タクトスイッチ24がオンされたときはマウス10が使用状態となっていることであるから、このときは発光素子18aに対して励起電圧(駆動電圧)を与え、所定の照度で発光させる。所定の照度とは面走査して走査画像が得られるに十分な明るさのことである。
【0027】
タクトスイッチ24のオンオフに完全に連動して励起電圧を制御することも可能であるが、そうすると発光素子18aの発光(点灯)および消灯が頻繁に繰り返されることとなるから、これはあまり好ましくない。
【0028】
そこで、第1に考えられるのは、タクトスイッチ24が一旦オンしたなら、所定の時間(規定時間)は発光素子18aに励起電圧が連続して供給される構成を採る。所定の時間内に繰り返されるタクトスイッチ24のオンオフには依存しないようにする。
【0029】
第2には、タクトスイッチ24がオンするたびに、所定の時間をカウントする時点を更新する。例えば図7に示すように最初の時点taでタクトスイッチ24がオンしたときには、それより所定時間T(例えば30分あるいは1時間のように予め定められた規定時間)は励起電圧の供給状態を継続する。その後、時点tbで再びタクトスイッチ24がオンしたときには、この時点tbで所定時間Tが更新され、時点tbより所定時間Tのカウントが再スタートするので、点灯時間はT1だけ伸びる。したがって次の時点tcで再度タクトスイッチ24がオンすると、規定時間Tのカウントが再スタートするので、規定時間はさらにT2だけ伸びることになる。
【0030】
第1の方法、第2の方法の何れでも採用できる。実施の形態は第2の方法を採用して発光素子18aの点灯状態を制御した場合である。何れの方法を採用する場合でも、規定時間Tが経過すると、発光素子18aへの励起電圧の供給が停止し、発光素子18aは完全に消灯状態となるから、この時点から光学センサ手段18の電力消費はゼロになる。
【0031】
このようにして規定時間Tを決定したときでも、その間は全てマウス10が使用状態にあるとは限らない。使用していないときでも発光素子18aを通常状態で励起するのは無駄である。そこで、この規定時間Tのカウントが開始されている間で、マウス10が使用されていないときは上述したスリープモードに遷移させて、発光素子18aが低照度で励起されるように励起電圧を通常よりも落とす。マウス10の不使用状態を検知するには例えば本体12内に振動検知センサ29(図8参照)を使用する。マウス10を握持するときの本体12に伝わる振動をこの振動検知センサ29によって検知することで、マウス10の使用状態の有無を検知できるからである。振動検知センサ29の代わりに、走査画像を検出し得る最小の照度を低照度に選んでもよい。こうすれば、低消費電力モードでマウス10の操作状態を検出できることになる。
【0032】
このようにスリープ機能を併用することで消費電力の削減効果が一層発揮され、電池の長寿命化に貢献できる。因みに、1.5ボルトの電池を駆動電池として使用すると共に、1日8時間仕様で、スリープモードを併用する、常時点灯形の光学センサ手段を採用したとき、3ヶ月程度の電池寿命があるときには、この発明の技術を搭載することで、その電池寿命を1年以上伸ばすことが可能になった。マウス10を全く使用しないときには、電池寿命が1年程度のところを、理論上は5年程度まで伸ばすことが可能である。
【0033】
図8は本体12内に搭載されている処理装置の実施の形態を示す。この処理装置には装置全体の制御を司る制御部(CPU)30を始めとして、取り込んだ走査画像を比較してマウス10の移動方向などを参照するための処理プログラムやデータを、情報処理装置である例えばパソコン側(図示はしない)に送信するための処理プログラムなどが格納されたメモリ手段(ROM)32、さらには走査画像を処理するためなどに使用されるワーキング用のメモリ手段(RAM)34などがバス42に接続されている。さらに必要に応じてタイマー回路36が設けられ、タクトスイッチ24による検出出力に基づいて規定時間Tのカウントなどを行うために使用される。
【0034】
さらに、回転ホイール14,左右のクリックボタン16L、16R、ソフトキー表示ボタン28、振動検知センサ29などがバス42に接続される他、光学センサ手段18や、その電源19が接続される。そして光学センサ手段18を構成する発光素子18aに対する電源19からの励起電圧の制御を始めとして、受光素子18bで取り込んだ走査画像をワーキング用のメモリ手段34とマウス移動の判別処理部38とを使用してマウス操作の有無、マウス10が操作されたときの走査画像の移動の有無や、マウス10の移動方向、移動速度などが算出され、このようにして算出されたマウスの位置情報(操作情報)は送信部40を介してパソコン側に送信される。
【0035】
図9は発光素子18aに対する励起状態の制御例を示す。この処理プログラムが起動されると、まずタクトスイッチ24の状態がチェックされ、オフ状態であるときには発光素子18aに対する電源(励起電圧の供給源であって、この例では電池。図示はしない)をオフして発光素子18aを消灯状態にする(ステップ52,54)。図示はしないが、これと同時に受光素子18bへの動作電圧の供給を停止することは明らかである。
【0036】
タクトスイッチ24がオンされたときには、直ちに予め定められた発光素子18aの連続点灯時間Tを設定した後(ステップ56)、電源をオンにして発光素子18aを点灯させ、光学走査モードに移行する(ステップ58)。この光学走査モードにあって、本体12そのものが所定時間静止していると判断されたとき(ステップ60)、つまりマウス10が使用されていない状態が所定時間継続したと判断されたときには発光素子18aに対する電源をスリープモードに遷移させて、定電圧による励起状態に切り替える(ステップ64)。例えば、通常の励起電圧に対してその1/2〜1/3程度に励起電圧を落として、低照度発光モードに遷移させる。ここでの所定時間とは、例えば1分から5〜10分の間の任意の時間に設定できる。
【0037】
ステップ60で本体12が使用状態が維持されているか、あるいはスリープモードの状態のときに、タクトスイッチ24がオンしたようなときには(ステップ62)、発光素子18aに対する連続点灯時間Tを規定時間となるように再設定する(ステップ62,56)。これによって図7に示すように連続点灯時間Tがさらに延長されることになる。
【0038】
一方、本体12の使用中で、タクトスイッチ24が再度オンされることなく、連続点灯時間Tが規定時間を超えたときには(ステップ62,64)、再度マウスの使用中かどうかをチェックし、使用中であるときには、連続点灯時間Tを更新するため再設定を行う(ステップ68,56)。この処理で、連続したマウスの使用が確保される。
【0039】
本体12の使用中で、タクトスイッチ24が再度オンされることなく、連続点灯時間Tであるときには(ステップ62,64)、ステップ60に戻って再度マウス10が使用中かどうかをチェックすることになる。そして、使用中でないときはスリープモードが維持される(ステップ60,64)。
【0040】
これに対してマウス本体12が使用中で、タクトスイッチ24が再度オンされることなく、連続点灯時間Tが経過したときには(ステップ62,66)、再度マウス10が使用中かどうかをチェックすると共に(ステップ68)、ステップ68でマウス10が使用されていないと判断されたときには最初の判断処理ステップ52に戻って、同じ制御処理が実行される。
【0041】
上述した実施の形態では、検出手段24としてタクトスイッチを使用したが、前面部22cの取り付け位置によっては、光スイッチなどを使用することもできる。検出手段24の取り付け位置は前面部22cの他に、後面部22bでもよいし、本体側面部でも可能である。本体側面部に取り付ける場合には、操作者の手によってオンオフ制御されることになる。マウス10からの操作情報の送信対象はパソコンに限らず、その他の情報処理装置にも適用できる。連続点灯時間Tの設定なども一例である。
【0042】
上述した実施の形態では、この発明を無線通信(赤外線通信若しくはRF(Radio Frequency)通信)による外部入力装置に適用したが、有線通信式の外部入力装置に適用できるのは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明では、本体操作の有無を検出する検出手段が設けられ、この検出手段によって本体操作が検出されたときには本体内に設けられた光学センサ手段に対し、その動作電圧を供給するようにしたものである。
【0044】
これによれば、装置が使用されていないときは光学センサ手段に対する動作電圧が供給されないようにしたので、無駄な電池消耗がなくなり、電池寿命を伸ばすことができる。特に、光学センサ手段を構成する発光素子に対する励起電圧(動作電圧)を下げて低照度モードで点灯させるスリープモードと併用する場合には、より一層の節電効果が得られ、電池の長寿命化を達成できる。また、本体操作が検出されるたびに、光学センサ手段に対する動作電圧の連続供給時間を更新するようにしたので、本体は使用中であるにも拘わらず、本体操作が検出されないがために連続使用時間が短くなってしまうような事態は発生しない。
したがってこの発明はパソコンの外部入力装置などに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る外部入力装置の実施の形態を示す側面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その底面図である。
【図4】その平面図である。
【図5】光学センサ手段の説明に供する図1と同様な側面図である。
【図6】使用開始状態の一例を示す図1と同様な側面図である。
【図7】連続点灯時間の説明図である。
【図8】外部入力装置の処理系の実施の形態を示す要部の系統図である。
【図9】その動作処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・外部入力装置(マウス)、12・・・本体、12A・・・上半部、12B・・・下半部、14・・・回転ホイール、16L、16R・・・クリックボタン、18・・・光学センサ手段、18a・・・発光素子、18b・・・受光素子、22a・・・底面中央部、22b・・・後面部、22c・・・前面部、24・・・検出手段(タクトスイッチ)、30・・・制御部、40・・・送信部

Claims (10)

  1. 外部機器を操作するための情報を伝送する外部入力装置であって、
    装置本体には本体操作の有無を検出する検出手段が設けられ、
    この検出手段によって本体操作が検出されたときには上記本体内に設けられた光学センサ手段に対し、その動作電圧を供給するようにしたことを特徴とする外部入力装置。
  2. 上記検出手段は、タクトスイッチであることを特徴とする請求項1記載の外部入力装置。
  3. 上記タクトスイッチは、本体底部側に設けられることを特徴とする請求項2記載の外部入力装置。
  4. 上記本体の底部先端側が湾曲され、湾曲部の一部であって、水平面とは接触しない位置に上記タクトスイッチが設けられたことを特徴とする請求項3記載の外部入力装置。
  5. 上記光学センサ手段は、上記本体底部側に設けられると共に、
    この光学センサ手段は発光素子と、上記本体底部に設けられた透過孔を通過して水平面より反射した光を受光する受光素子とで構成されたことを特徴とする請求項1記載の外部入力装置。
  6. 上記検出手段によって上記本体の操作が検出されたときには、規定の時間だけ、上記発光素子が正常発光するようになされたことを特徴とする請求項1記載の外部入力装置。
  7. 上記規定時間内であっても、上記本体操作がなされないときには、上記発光素子は低照度発光するように制御されることを特徴とする請求項6記載の外部入力装置。
  8. 上記規定時間は、上記検出手段の検出出力によって更新されることを特徴とする請求項6記載の外部入力装置。
  9. 発光素子と受光素子を有する光学センサ手段と、この光学センサ手段よりの出力に基づいて装置本体の移動方向と移動速度を判別する判別部と、本体操作の有無を検出する検出手段と、装置本体に設けられた操作ボタンの操作に応じた操作信号および受信機判別部の判別出力を含む操作情報を送信する送信部とを有し、
    上記検出手段の検出出力に基づいて上記発光素子の発光状態が制御されることを特徴とする外部入力装置。
  10. 上記装置本体の操作状態が検出されなかったときで、規定時間が経過したときには、上記発光素子の発光が停止状態に制御されることを特徴とする請求項9記載の外部入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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