JPH11271562A - 光学素子を光学集積回路に取付ける受動的方法と該方法を実施するためのテンプレ―ト - Google Patents

光学素子を光学集積回路に取付ける受動的方法と該方法を実施するためのテンプレ―ト

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JPH11271562A
JPH11271562A JP11019620A JP1962099A JPH11271562A JP H11271562 A JPH11271562 A JP H11271562A JP 11019620 A JP11019620 A JP 11019620A JP 1962099 A JP1962099 A JP 1962099A JP H11271562 A JPH11271562 A JP H11271562A
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JP11019620A
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Eric Ollier
オリエ エリック
Nicole Devoldere
デヴォデール ニコール
Dominique Pavy
パヴィ ドミニック
Sebastian Fontaine
フォンテーヌ セバスチャン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確で安価である、光学集積回路と共に光学
素子にコネクタを取付ける受動的方法とそのためのテン
プレートを提供する。 【解決手段】 出力端及び/又は入力端が同一の平面に
位置させられた光学集積回路の入力端及び/又は出力端
とほぼ同じ平面に位置させられるように該回路に光学素
子を接続する方法において、回路の入力端及び/又は出
力端と光学素子を精密整合させるパターンを持つテンプ
レート上に回路を位置させ、光学素子を収容するブロッ
クをテンプレート上に位置させて該回路に固定し、テン
プレートを取除き、光学素子を各ブロックに位置させ、
ブロックを回路の入力端及び/又は出力端に整合させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光学集積回路に
光学素子を取付ける受動的方法及び該方法を実施するた
めのテンプレートに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】パッケー
ジコンポーネントの分野では、各コンポーネントのコス
トに対する重要なファクターであるコネクタの製作費用
を低減するための技術的解決手段を見出す試みがなされ
ている。接続コストが高くなる原因は、接続の損失を最
少化するために、光学回路の(例えば光学ガイドにより
形成された)入力端及び/又は出力端に対向する例えば
光ファイバーのような光学素子を集合的かつ非常に精密
に位置決めする必要性があることである。
【0003】たとえ自動の能動的解決手段(回路におけ
る光学的伝送に関して最適化された位置決め法)が研究
されていても、コストの低減に決定的な利点を有する受
動的かつ集合的接続手段について多くの研究が現在なさ
れている。
【0004】しかして、現在の技術は次の3通りの範疇
に分類することができる: − マイクロガイドに対向する光ファイバーの個々の位
置決めに対応する能動コネクタで、位置決めは光学的伝
送測定により最適化されている; − マイクロガイドに対向する、前もって互いに受動的
に位置決めされたファイバーの組の集合的位置決めに対
応する半能動的コネクタで、組立て体の位置決めは光学
的伝送測定により最適化されている; − マイクロガイドの組に対向する光ファイバーの組の
受動的位置決めに対応し、換言すれば光学的測定のない
受動コネクタで、この位置決めは、光ファイバーを含め
るために、光学集積回路及び/又は場合によっては更な
るマザーボード上に付された機械的マークにより検査さ
れるもの。
【0005】本明細書の以降は、接続工程が容易である
ために、低コストの目的を達成する決定的な利点を有し
ている受動的コネクタに関する。受動的コネクタの現在
の主要な解決手段は次の通りである: A−「フリップチップ」型解決手段 これらの解決手段は、光学集積回路を、例えばシリコン
製のマザーボード(「シリコンマザーボード」)上に移
し、そこで、しばしば「V溝」であるパターンを形成
し、光ファーバーを収容する。これらの解決手段では、
精密なアラインメントパターンを光学集積回路と収容マ
ザーボードの双方に形成しなければならない。更に、光
学集積回路上に形成されたアラインメントパターンはマ
イクロガイドに対して完全に位置決めされなければなら
ない。
【0006】これらのシリコンV溝は、多くの文献、例
えば本明細書の最後に挙げた文献[1]に記載されてい
るような結晶シリコン面に既知の湿式エッチング法を使
用して製作することができる。これらの技法の一つは、
配向シリコン基体上にSi窒化物層を付着させる
ことからなる。ついで、フォトリソグラフィー工程によ
り、シリコン中の結晶面に沿ってパターンを整合させる
ことによりこの窒化物マスクをエッチングする。ついで
結晶面に沿ってシリコンを選択的にエッチングするKO
H浴にボードを浸すことによりV溝をエッチングする。
【0007】主たる製造上の困難性はシリコン中の結晶
面を使用して窒化物マスクを形成するためのフォトリソ
グラフィーレベルのアラインメントにある。V溝の品質
(片寄りがない滑らかな表面)と特にその幾何学的形状
(幅、深さ)はこのアラインメントの精度に依存する。
このアラインメントを最適化するための特定の方法が文
献、特に参考文献[2]及び[3]において既に提案さ
れている。
【0008】これらの「フリップチップ」型の解決手段
は幾つかの方法で改良することができる。参考文献
[4]には、マイクロガイドでセルフアラインされる光
学集積回路上に位置決めパターンを形成するために集中
光学技術を適応させることを示す第1の例が記載されて
いる。この文献には、また、異なるマイクロガイド構造
でxに沿う位置決めのために、光学集積回路上の導波管
ブッシュでセルフアラインされた機械的係止部を如何に
使用するかが記載されている。x方向は光学集積回路の
層の面にあり、導波管軸に直交する。しかし、層の面に
直交する良好なアラインメントを達成するにはシリコン
マザーボード上の各コンポーネントに対して精密なV溝
を形成しなければならない。
【0009】B-「モノシリック」型解決手段 これらの解決手段は、光学ガイドに対向する光学集積回
路自体の上に光ファイバー位置決めパターンを直接エッ
チングすることからなる。このようにして単一のボード
が製作される。これらの解決手段は集中光学チップの有
害な湾曲を防止する。これらの解決手段の主たる困難性
は、集中光学ボード上に精密パターンをエッチングする
点と、マイクロガイドを形成するために使用されるフォ
トリソグラフィーレベルとのアラインメントにある。
【0010】一般に2つの型のエッチングパターンがあ
る: − 光学ガイドに対向する光学集積回路上の直接的なエ
ッチングにより得られる「精密」V溝。NECコーポレ
ーションは、参考文献[5]に記載されているように、
ファイバー位置決めV溝の設計を改良して、フォトリソ
グラフィーマスクが結晶面に対して配向させられる精度
とより無関係になるようにすることにより、この解決手
段を開発した。しかし、各チップに精密V溝を形成する
困難性は変わらず、「V溝」レベルに対して「マイクロ
ガイド」レベルを位置合わせする困難性も変わらない。
更に、V溝のエッチング領域を決めるために使用されシ
リカ層の蒸着前に形成されるマスクの性質は、蒸着パラ
メータ及びあらゆる熱処理に条件を課す。 − 参考文献[6]に記載されているように、光学ガイ
ドに対向する光学集積回路上での直接のエッチング(例
えばSiO及びSiのエッチング)により得られるU
溝。接続を絶つことができるマルチファイバーコネクタ
にこの方法が適用される場合、光学ガイドに対してxの
基準平面を精確に位置決めする必要がある。しかし、こ
れは、フォトリソグラフィーレベルのアラインメントだ
けでなく、十分に制御されなければならないシリカの深
エッチングの品質にも依存する。最後に、シリコン中の
キャビティのエッチングはボードにわたって一様でなけ
ればならず、エッチング装置にインストールされた位置
システムにより制御されなければならない。
【0011】C−他の解決手段 他の解決手段が他の文献に提案されている。例えば、光
学集積回路に対してファイバー層アセンブリを案内する
ために中間部材を使用することが提案されている。その
場合、光学集積回路と中間部材の双方に精密パターンが
必要になる。NTT社は、参考文献[7]に記載されて
いるように、MTコネクタ規格を使用してファイバー層
に光学集積回路を接続するためにこの技術を使用してい
る。この刊行物の図1と図3aにはこの解決手段の原理
が明確に示されている。成形技術により製作されMTコ
ネクタ整合性のある中間部材が、光学集積回路上に形成
されたV溝と中間部材に形成されたV溝の間に捕捉され
た精密ピンにより、光学集積回路に対して位置決めされ
る。組立て体はついで接着される。コネクタプラグ内に
含まれるファイバー層はガイドピンにより中間部材上を
案内される。この方法は成形技術の完全な制御を必要と
し、次のパラメータについて非常に精確な管理を必要と
する: − 光学集積回路について:精密V溝のエッチングとマ
イクロガイドに対するV溝の位置決め; − 中間部材について:成形技術による精密V溝の製造
とガイド穴に対するV溝の位置決め; − MTプラグについて:ガイド穴に対するファイバー
の位置決め; − MTプラグと中間部材の間で:ガイド穴とピンの幾
何学; − 異なった材料から製作された様々な部材の異なった
膨張率。
【0012】上述の解決手段の各々について説明した個
々の困難性に加えて、これらの様々な解決手段には多く
の共通の重要な点がある。上に掲げた解決手段の殆ど
は、機械的マークを集中光学チップ上にエッチングによ
り形成しなければならず、このマークは光学ガイドに対
して非常に精確に位置決されていなければならない。従
って、この精度は、2つのフォトリソグラフィーレベル
(マイクロガイドのエッチングとマークのエッチング)
のアラインメントとエッチングの間の寸法の管理に依存
し、不確実さの大きな原因である。故に、光学ガイドで
セルフアラインメントされた機械的マークを得るために
使用できる方法を見出すことが必要とされている。
【0013】現在の技術の現状では、全ての「フリップ
チップ」型の解決手段は、コネクタが形成されなければ
ならない各光学集積回路に対して非常に精密なマザーボ
ード(例えばV溝を有するシリコンチップ)を必要とす
る。これは、これらの精密マザーボードを製作する際に
遭遇する技術的困難性のために、コネクタを形成するコ
ンポーネントを製造するコストに非常にマイナスの効果
を有している。例えばシリコンV溝の場合、(エッチン
グの均一性に依存する)V溝間の与えられたピッチと正
確な相対高さについては十分に管理することができる。
しかし、V溝の深さはシリコンの結晶平面とのフォトリ
ソグラフィーレベルのアラインメントに依存するので、
その絶対値を制御することは一層困難である。このため
に、精密V溝を製作することが困難になり、よって費用
が嵩むことになる。従って、最終コンポーネントのコス
トを低減するために、コネクタを形成する各コンポーネ
ントに対して高精度のマザーボードを系統的に使用する
必要がない接続方法を見出すことが必要である。
【0014】光学集積回路(シリコン基体)上のV溝の
エッチングは、モノリシックな解決手段の利点(単一の
ボードのみが製作され、チップの有害な湾曲の問題が無
く、組立中の操作が最も少ない)と光ファイバーの位置
決めのためのV溝の利点を併せ持つ点で優れている。し
かし、不幸にも、この解決手段は過去の解決手段の典型
的な不具合を有している:各チップ上に精密V溝を形成
する必要性(技術的な困難性に伴うコスト)とシリコン
の結晶面に対して2つのレベルを正確に位置合わせする
困難性(「マイクロガイド」と「V溝」)である。更
に、技術的スタッキングは相対的に困難であり、光学的
な出力端の品質を考えると、シリコン層全体をエッチン
グすることを必要とする。
【0015】本発明の目的は、正確でかつ安価である、
光学集積回路と共に光学素子にコネクタを取付ける受動
的方法と該方法の実施のためのテンプレートを提案する
ことにより、これらの様々な問題を解決することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る方法は、同
一の平面(xoz)に位置させられた光学集積回路の入
力端及び/又は出力端とほぼ同じ平面(xoz)に各素
子の出力端及び/又は入力端が位置するように光学集積
回路に一又は数個の光学素子を接続することからなり、 − 回路の入力端及び/又は出力端との光学素子の精密
アラインメントを可能にするパターンを有するテンプレ
ート上に上記回路(場合によっては機械的マークを持つ
もの)を位置させる工程; − 光学素子を収容可能な少なくとも一つのブロック
を、上記回路の入力端及び/又は出力端に対向するテン
プレート上に位置させ、該回路に固定する工程; − 可能ならば引き続いての再使用のためにテンプレー
トを取り除き、光学素子を各ブロックに位置させ、つい
でブロックを上記回路の入力端及び/又は出力端に位置
合わせする工程;を含む。
【0017】上記精密アラインメントは、好ましくは3
方向、例えば直交する方向(Ox、y、z座標系)に沿
ってなされる。光学素子はどのような受動的あるいは能
動的光学(オプトエレクトロニック)コンポーネント又
は回路であってもよく、例えば光ファイバー、レーザダ
イオード、フォトダイオード、光学アンプリファイヤ、
光学変調器等々でありうる。
【0018】光ファイバーの場合、テンプレートは、好
ましくは、光学回路を含み得る部位と較正光ファイバー
の組が配置される少なくとも1列の平行な精密V溝とを
備えたボードを具備してなる「精密」テンプレート(ピ
ッチ、相対高さ及び絶対高さが十分に管理されているV
溝)である。「較正光ファイバー」は接続される光ファ
イバーと同じタイプの光ファイバーである。各ブロック
はテンプレートのV溝上に位置させられる較正光ファイ
バー上に位置させられた1列の平行なV溝をその下面に
備えたボードからなるV溝の「非精密」ブロックであ
る。
【0019】有利には、回路は、光学集積回路上の少な
くとも一つの機械的マークとテンプレート上の少なくと
も一つの相補的な機械的マークを使用して、テンプレー
ト上に配置される。回路上の機械的マークは、有利に
は、該回路上の導波管とセルフアラインメントしたブッ
シュからなる。これは、光学回路上に他の導波管と同時
に製作された非機能的導波管を使用してなされ、この導
波管が光学ガイドに完全に位置合わせされた優れた機械
的マークを形成する。有利には、テンプレート上の相補
的な機械的マークは「V溝」により形成される。
【0020】一つの実施態様においては、上記方法は: − 光学回路を保持し得る部位と少なくとも1列の平行
な精密V溝を備えたボードのV溝に少なくとも1組の較
正光ファイバーを配置し、場合によっては例えば接着に
より固定して、テンプレートを形成する工程; − 光ファイバーの組及び回路が取付けられるテンプレ
ートの部位上の少なくとも一つの機械的マークに位置合
わせされる入力端及び/又は出力端をその下面に備えた
光学集積回路を位置決めする工程; − その下面に平行なV溝列を備え、このテンプレート
のV溝列に対応して、回路の入力端及び出力端に対向し
て位置するテンプレートの較正光ファイバー上に位置さ
れるように設計された少なくとも一つのブロックを所定
位置に位置させ、例えば接着により回路に取付ける工
程; − テンプレートを取除き、場合によっては後で再使用
する工程; − 光学集積回路と該回路に固定されたV溝のブロック
からなる製品を、ブロックのV溝に光ファイバーを含
め、場合によっては押圧するように設計されたコネクタ
中に、その入力端及び/又はその出力端と同一線上で配
置する工程;を含む。
【0021】有利には、上記回路は次の二つの工程でテ
ンプレート上に位置させられる: − 回路をテンプレート上に概略位置させる;そして − 回路をテンプレート上を機械的に並進させて、相補
的な機械的マークに接触させ、テンプレートに対して回
路を位置決めする。この発明はまたこの方法を実施する
ためのテンプレートにも関する。
【0022】このテンプレートは、考えられる用途に応
じて非常に異なったパターンを有し得る。光ファイバー
を接続する特別な場合には、テンプレートパターンは好
ましくは精密製作された「V溝」である。較正ファイバ
ーはこれらのV溝内に位置させられる。そして、このテ
ンプレートは: − これらの精密V溝が形成されたボード; − 光学集積回路の入力端及び/又は出力端に対応して
精密V溝に位置させられた少なくとも1組の較正光ファ
イバー;を具備する。
【0023】例えば、ボードはシリコン、石英又はセラ
ミック材料製とすることができる。一般に、「V溝」と
いう用語の定義は、必ずしもそうではないが場合によっ
ては垂直な壁面を有する、凹形状に相当する。
【0024】本発明に係る方法に対する配置は二つの方
法によりのみ得ることができる:能動的アラインメント
か、「テンプレート」として作用する組立て体の使用を
必ず必要とする受動的にかである。この配置は、最終製
品では光学集積回路がV溝ブロックの上面に接触しない
ので、「フリップチップ」型解決手段とは非常に異な
る。3つの部材(V溝ブロック、光学集積回路、V溝ブ
ロック)が全て相互に位置合わせされる。
【0025】上記した本発明に係る方法は次の効果を奏
する。側方及び角度方向の機械的基準として光学集積回
路の導波管上に位置させられる上層ブッシュを使用する
アラインメントは、これらのブッシュがこれらの導波管
の存在の結果直接形成されるものであるため、完璧であ
る。位置決めは過剰エッチング又はフォトリソグラフィ
ーレベルのアラインメントとは独立している。従って、
本発明に係る方法は、光学ガイドに対応する技術的工程
を実施した後にシリカに機械的基準部をエッチングする
ことからなる既知の解決手段と比較すると非常に有利で
ある。本発明に係る方法で、充分に管理されなければな
らないものは被覆蒸着部の品質のみ(被覆厚みとファク
ター)である。
【0026】本発明に係る方法は、ブッシュを製作した
り、あるいは回路上に更なる基準面を形成する更なる工
程が必要ではないので、コストの低減を図ることができ
る。この機械的な基準部はマイクロガイドの製作と同時
に得られる。精密トランスファー原理(テンプレート)
により、コネクタが形成される各集中光学コンポーネン
トに対する精密(従って高価な)V溝を持つブロックを
使用する必要がなくなる。高精度テンプレートの使用
は、多数の集中光学コンポーネントをインストールする
ために使用されるので非常に費用が嵩むが、非精密(従
って安価な)V溝ブロックを各集中光学コンポーネント
をインストールするために使用することができることを
意味する。
【0027】更に、本発明に係る方法を使用して得られ
た製品は、必要に応じて光学素子を接続したり切り離し
たりするために使用することができる。最後に、本発明
に係る方法を使用して得られた製品が組み立てたり分解
することができるという事実は、光学素子との接続を工
業的現場で直接行うことができ、よって製品を必要なら
ば現場で直接置き換えることができることを意味する。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、ボード12に形成された
V溝11内への光ファイバー10の位置決め状態を示
す。以降、本明細書において、 − 「精密V溝」とは、ピッチp(隣合うV溝間の距
離)、相対高さΔh(隣合うV溝間の高さの差)及び絶
対高さhoが十分に調節されたV溝の集合を意味し、こ
こで、絶対高さはボード12の上面とV溝11に配置さ
れた既知の直径の参照番号10のファイバーの中心線と
の間の距離である。 − 「非精密V溝」とは、ピッチpと相対高さΔhのみ
がよく調節され、技術的に得るのが難しい点である絶対
高さhoが必ずしもよく調節されていないV溝の集合で
あり、よってこれらの「非精密」な部材は低コストで製
作することができる。
【0029】本発明に係る方法の目的は、一又は数組の
光学部材、例えば1又は2の光ファイバーフラットケー
ブル(この用途が明細書の以降において例として使用さ
れる)を、光学集積回路の入力端及び/又は出力端に接
続することであり、次の幾つかの有利な特徴を有してい
る。 ・ 例えばシリコン製のブロックが、光学集積回路の入
力及び出力光学ガイドに対向する位置に光ファイバーフ
ラットケーブルを保持するために使用される。 ・ ファイバー支持ブロックに対する光学集積回路の位
置が機械的に決まり、従って光学的な観点では受動的で
ある精密トランスファー(テンプレート)が使用され
る。この原理は、集中光学コネクタが製作されなければ
ならない各コンポーネントに対して精密V溝を含むブロ
ックを使用する必要性を排除する。精密テンプレートの
使用は、非精密(従って安価な)ファイバー支持ブロッ
クを各集中光学コンポーネントをインストールするため
に使用することができることを意味する。 ・ 光学集積回路をテンプレート上に位置させるため
に、その回路上の機械的マークが使用される。例えば、
このマークは、図2に示すように、この回路の導波管1
7上に位置させられた上層16上のブッシュ15からな
る。これらのマークは、光学ガイドが存在している結果
であるために(段部の被覆)光学ガイドと完全に位置合
わせされる。例えば、図2は、基板19(例えばシリコ
ン製)、第1層18(例えばシリカ製)、及びエッチン
グされたガイド層17、ブッシュ15を有する被覆層又
は上層16を示している。この導波管の他の実施態様で
は、ガイド層の代わりに上層をエッチングすることがで
きる。本発明に係る方法では、有利には非機能導波管が
光学回路に対する導波管と同時に製作できる(同じフォ
トリソグラフィーレベル)。ついで、このガイドは光学
ガイドに完全に位置合わせされた優れた機械的マークを
形成する。
【0030】本発明に係る方法の一実施態様では、図3
及び図4に示されているように、 − 光学回路を保持し、この例では平坦な中央部分を有
し又は「皿」21状の形状である部分と、その2つの端
部に2列の平行なV溝22及び23を備え、もってテン
プレート35(図3中では、テンプレートは、ブロック
29及び30を位置決めするように設計された2列22
及び23の各側方のV溝である、光学回路を位置決めす
る2つの機械的マークR1、R2を有する)を形成する
ボード20のV溝に、接続されるものと場合によっては
同じ型で必ずしもその必要はない2組の較正光ファイバ
ー24及び25が位置決めされかつ場合によっては固定
される; − その下面に2組の光ファイバーに位置合わせされた
入力端及び/又は出力端27を備え、R1に配されるア
ラインメントガイド28を場合によっては備えている光
学集積回路26をテンプレート35上に配置する; − 光学回路を、必要な基準部、つまりR1の壁面上の
28に接触するまでテンプレート上を機械的に並進さ
せ、テンプレートに対して回路を位置決めする; − テンプレート上のV溝列22及び23に対応して、
回路入力端及び出力端に対向するテンプレートに固定さ
れた較正光ファイバー上に嵌る平行なV溝列31(3
2)が下面に設けられた、2つのブロック29及び30
を位置決めし、これらを上記回路に固定する; − テンプレート35を取除き、後で再使用する; − 光学集積回路26と入力及び出力光学ガイドと位置
合わせされた光学集積回路の2つの端部に固定された2
つの非精密V溝ブロック29及び30からなる最終製品
34を、接続される光ファイバーを2つのブロックのV
溝に収容し場合によっては押圧するコネクタ中に配置す
る。
【0031】しかして、2つのV溝ブロック29及び3
0は、ひとたびその組立て体がコネクタに位置させられ
たら、接続される光ファイバーを保持するように設計さ
れ、これらファイバーはついで回路の入力端及び/又は
出力端に位置合わせされる。テンプレートは前には3つ
の部分26、29及び30であったものを精確に併せて
嵌合させるために使用されるのみである。
【0032】組立ての際に使用されるテンプレート35
は、従って、3つの主要な部材から構成される: − 精密V溝22及び23と回路を位置決めするための
機械的マークが形成された、例えばシリコン製のボード
20; − 精密V溝に固定され光学集積回路26の入力端及び
/又は出力端に対応する第1組の較正光ファイバー25
(例えば125μmの直径を持つもの); − 精密V溝に固定され光学集積回路26の入力端及び
/又は出力端に対応する第2組の較正光ファイバー24
(例えば125μmの直径を持つもの)。
【0033】これらの様々な部材について次の特定の点
を調節する必要がある: − 光学集積回路26については、上層の厚みとエッチ
ング工程の被覆の再現性のみ; − 各ブロック29及び30に対して、V溝のピッチと
相対高さ; − ボード20に対して、V溝(22、23、R1、R
2)のピッチ、相対高さ及び絶対高さ。
【0034】V溝ブロック29及び30上の機械的マー
クはV溝の側面である。光学集積回路26上では、機械
的マークは上層13(図2)の上面と先にエッチングが
なされた導波管の被覆部(上層)により上層の表面上に
形成されるブッシュ27及び28である。これらの機械
的マークは、図5ないし7に示されるように、V溝ブロ
ック29及び30と光学集積回路26の垂直及び側方の
位置決めを調節する。図6は、側方の位置決め(x)が
「V溝」R1の側面に沿う係止部28により調節される
ことを示している。図7は、機械的基準部がファイバー
であるので、ブロック29がテンプレートの表面に接触
しないことを示している。長手方向の位置決め(ファイ
バー又はガイドの軸)は、例えば接着により次に相互に
固定される部材29、30及び26の間の接触により達
成される。
【0035】本発明の枠内において、「非精密」V溝ブ
ロック29及び30は、V溝の絶対深さを調節する必要
がないので、通常の方法で製作される。テンプレート
は、明確に定められた絶対深さを持つ二三のコンポーネ
ントが製作され得るように製作されなければならない。
歩留まりを改善するために精密アラインメント技術を使
用できる。しかし、結晶学的面に対するアラインメント
誤差を補償するためにマスク(V溝開口の異なる幅)を
変形すれば、通常の技術を使用することもできる。その
とき、歩留まりはより低くなるが、目的は、これらのテ
ンプレートを何度も再使用してコネクタをもつ多数のコ
ンポーネントを製作するので、たとえこれが多数を製作
しなければならないことを意味しても、必要とされる特
性を持つほんの僅かなテンプレートを得ることであるこ
とに留意すべきである。
【0036】多数の他の実施態様が本発明の範囲内にお
いて可能である。したがって、機械的マークの次の幾つ
かのタイプをテンプレートに使用することができる: − 精密V溝(上述のもの); − シリカエッチング、シリコンエッチング、レーザー
加工等々のような異なる方法により形成することができ
るU溝; − 精密段部; − 光学集積回路の上層の表面のくぼみ; − V溝又はU溝に接触させられ固定される、光ファイ
バー又は他の型の較正ピン; − V溝又はU溝に接触させられ固定される、精密ボー
ル。 回路上の機械的マークは: − 機能的ガイドのブッシュ; − 光学機能のない更なる位置決めガイドのブッシュ; − 上層の上面(ガイドの上面又は底面); − その上層から除去されたガイド; − 又は任意の他の種類の係止手段;であり得る。
【0037】シリコン以外の材料、例えばプラスチック
(成形)、セラミック、ガラス又は他のもの等々をテン
プレートに使用することができる。光学ガイドの存在の
ブッシュ特性は、場合によってはシリコン技術以外の集
中光学技術により得ることもできる。
【0038】本発明に係る方法は、また、他の光学コン
ポーネント、例えば光ファイバー、レーザーダイオー
ド、フォトダイオード、光学アンプリファイヤ、光学変
調器等々を含む、任意の受動的又は能動的光学(光電
子)コンポーネント又は回路を位置合わせするために利
用することができる。
【0039】一つの実施態様において、光学集積回路は
250μmの間隔の8チャンネルの1→8ディバイダー
である。これは、テンプレート上のV溝の一側に更なる
ガイド(右側ガイド)のブッシュの機械的係止部を接触
させてテンプレート上に付着させられる。この係止部は
2.5μmに等しいブッシュ高さに対して形成された。
【0040】V溝ブロック(250μmの間隔の8条の
V溝)を、側方及び垂直アラインメントを制御する機械
的マークを使用してテンプレート上に付着した。つい
で、ブロックを、接触がなされるまで光学集積回路に接
近させ、ついで、例えば接着により該回路に固定する。
1→8ディバイダーと2つのV溝ブロックからなる組立
て体を、ついで入力と出力で8本の光ファイバーを持つ
フラットケーブルを支持するプラグを収容するように設
計されたコネクタ内に配置する。
【0041】例えば、本発明はV溝を形成する過去に開
示されたエッチング方法を使用することができる:特に
必要とされる精度に応じて、参考文献[1]、[2]及
び[3]を参照のこと。
【0042】参考文献 [1] K.E.Petersen "Silicon As A Mechnical Materi
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chnical DigestSeries, Volume 6, pages 561-564)
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボードのV溝への光ファイバーの位置決め状
態を例示し、V溝の幾何学的特性: p=ピッチ ho=絶対高さ Δh=V溝間の相対高さ を定義する。
【図2】 機械的ブッシュを具備する光学ガイドの配置
を示す。
【図3】 本発明に係る方法の工程を示す。
【図4】 本発明に係る方法を使用した、テンプレート
でのアラインメントの詳細な図を示す。
【図5】 本発明の方法を使用した、光学集積回路の入
力及び/又は出力導波管のアラインメントと、テンプレ
ートのV溝に配置された較正光ファイバーのアラインメ
ントを示す縦断面である。
【図6】 本発明の方法を使用した、光学集積回路の入
力及び/又は出力導波管のアラインメントと、テンプレ
ートのV溝に配置された較正光ファイバーのアラインメ
ントを示す横断面である。
【図7】 本発明の方法を使用した、光学集積回路の入
力及び/又は出力導波管のアラインメントと、テンプレ
ートのV溝に配置された較正光ファイバーのアラインメ
ントを示す他の横断面である。
【符号の説明】
17 導波管 20 ボード 22、23 V溝 24、25 較正光ファイバー 26 光学集積回路 29、30 ブロック 35 テンプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドミニック パヴィ フランス国 22300 ラニオン,アンパー ス マルセラン ベルテロ (72)発明者 セバスチャン フォンテーヌ フランス国 38430 モワラン,アヴニュ ー ジョセフ トラビア,2

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子を光学集積回路(26)に取付
    ける方法であって、同一の平面(xoz)に位置する上
    記回路の入力端及び/又は出力端とほぼ同じ平面(xo
    z)に各素子の出力端及び/又は入力端が位置するよう
    に上記回路に少なくとも一つの光学素子を接続する方法
    において、 − 上記回路(26)の入力端及び/又は出力端との光
    学素子の精密アラインメントを可能にするパターンを有
    するテンプレート(35)上に上記回路(26)を位置
    させ、 − 光学素子を収容可能な少なくとも一つのブロック
    (29、30)を、上記回路(26)の入力端及び/又
    は出力端に対向するテンプレート(35)上に位置さ
    せ、該回路(26)に固定し、 − 上記テンプレート(35)を取除き、光学素子を各
    ブロック(29、30)に位置させ、ついでブロックを
    上記回路の入力端及び/又は出力端に位置合わせするこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上記精密アラインメントが3方向に沿っ
    てなされる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記光学素子が光ファイバーである請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記光学素子が能動コンポーネントであ
    る請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記光学素子が光学集積回路である請求
    項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 テンプレートは、光学回路を保持可能な
    部位(21)と、較正光ファイバー(24、25)の組
    が配置される少なくとも1列の平行な精密V溝(22、
    23)とを備えたボード(20)からなる精密テンプレ
    ートである請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 各ブロックは、上記テンプレート(3
    5)のV溝(22、23)に位置させられる較正光ファ
    イバー(24、25)上に配置可能な平行なV溝列(3
    1又は32)をその下面に備えたボードからなる非精密
    V溝ブロック(29、30)である請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 光学集積回路上の少なくとも一つの機械
    的マークとテンプレート上の少なくとも一つの相補的な
    機械的マークを使用して、上記回路(26)をテンプレ
    ート(35)上に配置する請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記回路上の機械的マークは、該回路上
    の導波管(17)とセルフアラインメントしたブッシュ
    (15)からなる請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 テンプレート上の相補的な機械的マー
    クはV溝からなる請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記回路(26)上に他の導波管と同
    時に形成された非機能導波管が使用され、該導波管が光
    学ガイドに完全に位置合わせされた機械的マークを具備
    する請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 − 光学回路を保持する部位(21)
    と少なくとも1列の平行な精密V溝(22、23)を備
    えたボード(20)のV溝に少なくとも1組の較正光フ
    ァイバー(24及び25)を配置して、テンプレート
    (35)を形成する工程; − 光ファイバーの組及び光学集積回路を保持するテン
    プレート(35)の部位(21)上の少なくとも一つの
    機械的マークに位置合わせされる入力端及び/又は出力
    端をその下面に具備した光学集積回路(26)を位置決
    めする工程;− 上記テンプレートのV溝(22、2
    3)列に対応して、回路の入力端及び出力端に対向する
    テンプレート(35)の較正光ファイバー(24、2
    5)上に嵌合する平行なV溝(31、32)列をその下
    面に備えた少なくとも一つのブロック(29及び30)
    を位置決めし、上記回路(26)に取付ける工程; − テンプレート(35)を取除く工程; − 光学集積回路(26)と該回路に取付けられたV溝
    ブロック(29、30)からなる製品を、接続される光
    ファイバーを該ブロックのV溝に収容するように設計さ
    れたコネクタ中に、該回路の入力端及び/又はその出力
    端と位置合わせをして配置する工程;を含んでなる請求
    項3に記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記回路を、次の二つの工程: − 回路をテンプレート上の所定位置に概略配する工
    程;及び − 回路をテンプレート上を機械的に並進させて、相補
    的な機械的マークに接触させて、テンプレートに対して
    回路を位置決めする工程;によりテンプレート上に位置
    させる請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13の何れか1項に記
    載の方法に使用するためのテンプレートであって、 − 精密V溝(22、23)が形成されたボード(2
    0); − 精密V溝に位置させられ、光学集積回路(26)の
    入力端及び/又は出力端に対応する少なくとも1組の較
    正光ファイバー(24);を具備するテンプレート。
JP11019620A 1998-01-28 1999-01-28 光学素子を光学集積回路に取付ける受動的方法と該方法を実施するためのテンプレ―ト Pending JPH11271562A (ja)

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