JPH11271400A - プリント配線板のテスト容易化構造 - Google Patents

プリント配線板のテスト容易化構造

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JPH11271400A
JPH11271400A JP10071522A JP7152298A JPH11271400A JP H11271400 A JPH11271400 A JP H11271400A JP 10071522 A JP10071522 A JP 10071522A JP 7152298 A JP7152298 A JP 7152298A JP H11271400 A JPH11271400 A JP H11271400A
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lsi
terminal
power supply
scan cell
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JP10071522A
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Hitoshi Nokimura
均 除村
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Fujitsu Ltd
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSI間の試験をソケット等を使用せずに、
故障箇所の特定等をするプリント配線板のテスト容易化
構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 第1制御端子に入力される第1制御信号
に従って、ハイインピーダンス状態又は非ハイインピー
ダンス状態にする第1LSIに設けられた第1トライス
テートバッファと、第1トライステートバッファの第1
制御端子に第1制御信号を出力する第1LSIに設けら
れた第1バウンダリスキャンセルと、第1トライステー
トバッファの第2入力端子に出力する第1LSIに設け
られた第2バウンダリスキャンセルと、第1出力端子の
電気信号を入力する第1LSIに設けられた第3バウン
ダリスキャンセルと、第1出力端子と第1電源電圧との
間に接続され、第1LSIに設けられた第1抵抗と、第
1配線と第1電源電圧と異なる第2電源電圧との間に接
続され、プリント配線板上に設けられた第2抵抗とを具
備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバウンダリスキャン
方式を使用したプリント配線板の配線の短絡及び開放の
試験を容易にするプリント配線板のテスト容易化構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日のプリント配線板は多端子、微細ピ
ッチSMDと微細な配線のPWBで構成されている。ま
た、プリント配線板に搭載されるLSIの論理は高集積
化により複雑化している。これにより、従来行われて来
た目視、ファンクション、インサーキット試験等による
プリント配線板に部品を実装した後に、配線の開放/短
絡試験が困難になってきている。
【0003】これを解決するために、LSIレベルから
多数のLSIを搭載したボードレベルまでカバーできる
テスト容易化設計と、その標準化への強い要求が起こっ
てきた。その結果、配線板試験のアーキテクチャの統一
のため、1985年コーロッパのメーカで結成されたJ
ETAG(Joint European TestA
ction Group)を発端とし、以後米国等のメ
ーカが加わりJTAG(Joint Test Act
ion Group)に発展した。最終的に1998年
JTAGRev.2.0提案として文章化された。
【0004】この後、この活動はIEEEに引き継が
れ、1990年、バウンダリスキャンデザインを中心と
した「IEEE Standard Test Act
ionPort and Boundary−Scan
Architecture(IEEE Std 11
49.1−1990)」として制定された。この後、1
993年及び1994年に改定が行われている。また、
現在はアナログ回路への適用等のエンハンスが計画され
ている。
【0005】図14は、バウンダリスキャン対応LSI
を搭載したプリント配線板の概略図である。バウンダリ
スキャンデザインとは、各LSI4a,4bのコアロジ
ック(論理機能)部22a,22bとI/Oバッファ8
a,8b,12a,12b間に信号観測及びデータ設定
用バウンダリスキャンセル10a,10bを入れる。プ
リント配線板2上の試験回路は、各LSI4a,4bの
TDI(テストデータ入力ピン)とTDO(テストデー
タ出力ピン)とを数珠つなぎに接続し、TMS(テスト
モード選択ピン)、TCK(テストクロック)及びTR
ST(パワーオン時のリセットピン)を並列に接続す
る。
【0006】TAPコントローラ18a,18bは、T
MSの入力シーケンスによってテスト回路全体の種々の
動作を制御する状態遷移に従い、TDIからの命令コー
ドやデータを入力して、バウンダリスキャンセル10
a,10bをコントロールする。該当する端子が出力端
子20a,20bの場合は、コアロジック22a,22
bの内部ロジックと関係なくこのセル10a,10bに
より出力をコントロールすることが可能となる。該当す
る端子が入力端子6a,6bの場合はこのセル10a,
10bで外部入力の論理を観測することが可能となる。
【0007】この入力用と出力用の2種類のセル10
a,10bをLSI4a,4b上の試験コントローラ
(TAPコントローラ)18a,18bにより操作する
ことにより接続されたバウンダリスキャン対応LSI又
はコネクタ等により接続されたバウンダリスキャン用テ
スタによりLSI間、LSI−テスタ間の接続を試験す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリント配線板のテスト容易化構造では、以下の問題点
があった。
【0009】図15は従来の問題点を示す図である。こ
の図に示す配線22の試験は、トライステートバッファ
26aからハイレベル(以下、“H”)、ローレベル
(以下、“L”)のテストパターンを出力する。バッフ
ァ28a.8bよりトライステートバッファ26aの出
力を入力し、バウンダリスキャンセル10a,10bを
通して、TDO端子より出力した信号の電圧レベルをテ
スタで測定して、期待値と比較する。
【0010】LSI24aのTDO端子の出力が期待値
と異なれば、配線22の短絡故障であると判断する。バ
ッファ28aからLSI24aのTDO端子を通して出
力される出力端子26aの論理レベルが、LSI4bの
TDO端子を通して出力される論理レベルと異なれば、
配線21がいずれかで開放していると判断する。しか
し、配線21のどこに開放故障があるかを特定すること
はできない。
【0011】図16は従来の他の問題点を示す図であ
る。この図に示すバウンダリスキャン対応LSI30a
と非バウンダリスキャン対応LSI30b間の配線22
の試験では、トライステートバッファ26aから
“H”、“L”のテストパターンを出力する。バッファ
28aよりトライステートバッファ26の出力を入力し
て、バウンダリスキャンセル10aを通して、TDO端
子より出力した信号をテスタで測定して、期待値と比較
する。
【0012】LSI24aのTDO端子の出力が期待値
と異なれば、端子20a,6b間を接続する配線の短絡
故障であると判断する。しかし、一般的には、LSI3
4bの入力端子6bの論理レベルを測定することが困難
であるため、該当のバウンダリスキャン対応LSI34
aとバウンダリスキャン対応をしていないLSI34b
間の配線22の開放故障の検出は一般的にはできない。
【0013】このように、従来のバウンダリスキャン試
験回路では、故障箇所の特定やバウンダリスキャン対応
してしないLSI等の接続において試験ができない等の
問題があった。
【0014】バウンダリスキャン試験技術は、LSI間
の接続試験として優れているが、バウンダリスキャンに
対応していないLSIとの間では試験できないことは公
知の事実である。
【0015】これを避ける手法として、特開平6−14
8269号公報には、バウンダリスキャンを持たないL
SIを試験対象とするために専用のソケットと試験時に
その入出力を監視する試験機または入出力監視用のバウ
ンダリスキャン対応LSIをそのソケットの試験専用端
子に接続することによりこの問題を回避する手法が記載
されている。
【0016】しかし、この方法の難点は、専用のソケッ
トが必要でかつ試験時にそのソケットにLSI又は試験
機より配線を接続しなければならない。バウンダリスキ
ャンを適用するプリント配線板は、一般に多ピン、微細
ピッチのLSIが多数配線板上に実装されている。
【0017】このような配線板の接続試験は、この公報
に記載の構成によりLSI間の接続試験は完全に実施す
ることができる反面、端子を観測するための専用ソケッ
トがプリント配線板上多くの面積をとるので、実装設計
上不利となる。
【0018】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、バウンダリスキャン対応しているLSI間
及びバウンダリスキャン対応しているLSIと対応して
いないLSI間の試験をソケット等を使用せずに、故障
箇所の特定等をするプリント配線板のテスト容易化構造
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。この図に示すように、本発明は、ロジック回路に
より構成された複数の第1バウンダリスキャンセル群3
2が数珠つなぎされ、第1試験コントローラ34によっ
て制御されるバウンダリスキャン対応の第1LSI36
と、第2LSI38とを搭載し、第1LSI36の第1
出力端子と第2LSI38の第1入力端子との間を第1
配線40により接続したプリント配線板42のテスト容
易化構造において、第1制御端子に入力される第1制御
信号に従って、ハイインピーダンス状態又は非ハイイン
ピーダンス状態にする第1LSI36に設けられた第1
トライステートバッファ44、第1トライステートバッ
ファ44の第1制御端子に第1制御信号を出力する第1
バウンダリスキャンセル群32の1つとして第1LSI
36に設けられた第1バウンダリスキャンセル46A
と、第1トライステートバッファ44の第2入力端子に
出力する第1バウンダリスキャンセル群32の1つとし
て第1LSI36に設けられた第2バウンダリスキャン
セル46Bと、第1出力端子の電気信号を入力する第1
バウンダリスキャンセル群32の1つとして第1LSI
36に設けられた第3バウンダリスキャンセル46C
と、第1出力端子と第1電源電圧との間に接続され、第
1LSIに設けられた第1抵抗48と、第1配線40と
第1電源電圧と異なる第2電源電圧との間に接続され、
プリント配線板42上に設けられた第2抵抗50とを具
備し、第1配線40が第1出力端子と、第1配線40と
第2抵抗50の接続点との間を正常に接続している時、
第1出力端子の電圧が第3バウンダリスキャンセル46
Cの閾値電圧よりも第2電源電圧側の電圧となることを
特徴とするプリント配線板のテスト容易化構造が提供さ
れる。
【0020】以上のような構成によれば、第1バウンダ
リスキャンセル46Aは、第1トライステートバッファ
44の第1制御端子に非ハイインピーダンスとなる第1
制御信号を出力する。第2バウンダリスキャンセル46
Bは、“H”、“L”のテストパターンを第1トライス
テートバッファ44に出力する。
【0021】第3バウンダリスキャンセル46Cより、
第1トライステートバッファ44の出力を入力して、そ
の電圧レベルを測定して、期待値と比較する。期待値と
一致しなければ、配線40は短絡していると判断する。
【0022】配線40が短絡していないことを確認した
後、第1トライステートバッファ44をハイインピーダ
ンスにする。配線44が開放されていれば、第1出力端
子の電圧レベルは、第1電源電圧に等しくなり、開放さ
れていれば、第2電源電圧側になる。これにより、第2
LSI38が非バウンダリスキャン対応であっても、配
線40の正常/開放試験を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1実施形態 図2は、本発明の第1実施形態によるプリント配線板の
テスト容易化構造を示す図であり、図15中の構成要素
と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。
【0024】この図に示すプリント配線板のテスト容易
化構造は、プリント配線板60上にバウンダリスキャン
対応のLSI62a及びバウンダリスキャン非対応のL
SI62bが搭載されている。
【0025】バウンダリスキャン対応のLSI62a
は、入力端子6a、入力バッファ8a、バウンダリスキ
ャンセル10a、10aA〜10aC、バイパスレジス
タ14a、命令レジスタ16a、TAPコントローラ1
8a、トライステートバッファ64a、バッファ66
a、抵抗68a及び出力端子20aを有する。
【0026】複数のバウンダリスキャンセル10a,1
0aA〜10aCは、TDIとTDOとの間で数珠つな
ぎに接続されており、2個のフリップフロップと2個の
セレクタから構成される。
【0027】バウンダリスキャンセル10aAは、トラ
イステートバッファ64aの出力をハイインピーダンス
状態又は非ハイインピーダンス状態にするための制御信
号をトライステートバッファ64aの制御端子に出力す
るものである。
【0028】バウンダリスキャンセル10aBは、トラ
イステートバッファ64aの入力端子にテストパターン
又はコアロジック22aの出力信号を出力するためのも
のである。バウンダリスキャンセル10aCは、トライ
ステートバッファ64aのバッファ66aの出力を入力
して、出力端子20aの電圧レベルを測定するためのも
のである。
【0029】コアロジック22aは、LSI62aのロ
ジック回路であり、バウンダリスキャンセル10a,1
0aA〜10aCに接続されている。バイパスレジスタ
14aは、バウンダリスキャンセル10a,10aA〜
10aCを数珠状に一巡させずに、TDO端子に直接、
信号を出力するための1ビットのレジスタである。
【0030】命令レジスタ16aは、TDIから入力し
た命令コードを保持するためのレジスタである。TAP
コントローラ18aは、TMSの入力シーケンスによっ
てテスト回路全体の種々の動作を制御する状態遷移に従
い、TDIから命令コードやデータを入力し、バウンダ
リスキャンセル10a,10aA〜10aCをコントロ
ールするものである。
【0031】トライステートバッファ64aは、制御端
子に入力される制御信号に従い、出力をハイインピーダ
ンス状態又はバウンダリスキャンセル10aBの出力信
号を出力端子20aに出力するものである。
【0032】トライステートバッファ64aの制御端子
は、バウンダリスキャンセル10aAの出力端子に接続
され、入力端子は、バウンダリスキャンセル10aBの
出力端子に接続されている。バッファ66aは、出力端
子20aの電気信号を入力して、バウンダリスキャンセ
ル10aCに出力するものである。尚、ハッファ66a
を無くし、出力端子20aとバウンダリスキャンセル1
0aCとを直接接続してもよい。
【0033】抵抗68aは、出力端子20aと第1電源
電圧(例えば、接地電位)との間に設けられている。
尚、抵抗68aの接続テスト(出力端子20aと第1電
源電圧の間の接続)は、LSI62aの単体の試験(ト
ライステートバッファ64aの出力をハイインヒーダン
ス状態にして、出力端子20aの電位が第1電源電位に
等しいことを確認する)により終了しており、接続が保
証されている。
【0034】抵抗71は、LSI62aの出力端子20
aとLSI62bの入力端子6bとを接続するための配
線71上の点O(例えば、出力端子20aが位置する点
Mと入力端子6bが位置する点Nとの中央の点)と第2
電源電圧との間に設けられている。
【0035】抵抗68a,70の抵抗値R68a 、R
70は、点Mと配線71上の点Oとの間で配線71が開放
された時の出力端子20aの電圧V1 (第1電源電圧)
と、配線71が正常な場合の出力端子20aの電圧V2
が式(1)又は(2)を満足することが必要である。
【0036】第1電源電圧V1 <第2電源電圧の場合
は、 V1 <Vth<V2 ・・・(1) 第1電源電圧V>第2電源電圧の場合は、 V2 <Vth<V1 ・・・(2) 但し、Vthは、バッファ66aの閾値電圧である。
【0037】抵抗68aを接地し、抵抗70を正電源に
接続した場合は、例えば、R68a >>R70の時、V2
電源電圧(第2電源電圧)、V1 =0Vとなり、式
(1)を満足する。本実施形態では、第1電源電圧を0
V、第2電源電圧が正、R68a >>R70とする。
【0038】LSI62bは、バウンダリスキャン非対
応のLSIである。コアロジック22bは、LSI62
bのロジック回路である。入力バッファ8bは、バッフ
ァ回路であり、その入力端子は入力端子6bに接続さ
れ、その出力端子は出力バッファ12bに接続されてい
る。出力バッファ20bは、バッファ回路であり、出力
端子20bに接続されている。出力端子20bは、他の
LSIやコネクタピン等に接続される。
【0039】以下、図2のプリント配線板の配線の接続
試験の説明をする。 (A) 配線71の短絡試験 LSI62a,62bの単独の試験を終了し、良品であ
ると判別されたLSI62a,62bを搭載したプリン
ト配線板60のTDI、TMS、TCK、TRST及び
TDOに図示しないテスタを接続する。
【0040】TMSとTCKによりTAPコントローラ
18aを命令コードを入力するモードに設定して、TD
Iから試験命令を命令レジスタ14に入力する。TMS
入力して、状態を遷移させることにより、TAPコント
ローラ18aは、命令レジスタ14から試験命令を解読
し、トライステートバッファ64aが“H”、“L”の
テストパターンを出力するようにテストパターンをTD
Iから入力する。
【0041】TAPコントローラ18aは、テストパタ
ーンをTCKに同期して、入力端子6aから入力する。
TAPコントローラ18aは、バウンダリスキャンセル
10a,10aA〜10aCを制御して、テストパター
ンを巡回させる。
【0042】バウンダリスキャンセル10aAは、トラ
イステートバッファ64aの出力を非インピーダンス状
態になるよう制御信号を制御端子に出力する。バウンダ
リスキャンセル10aBは、“H”、“L”のテストパ
ターンをトライステートバッファ64aの入力端子に出
力する。
【0043】トライステートバッファ64aの出力は、
出力端子20a、配線71に主力されると共に、バッフ
ァ66aに入力される。バッファ66aは、バウンダリ
スキャンセル10aに出力端子20aの電気信号(論理
レベル)を出力する。TAPコントローラ18aは、バ
ウンダリスキャンセル10a,10aA〜10aCを制
御して、バッファ66aの出力を巡回させて、TDOか
ら出力する。TDO出力は、テスタに入力され、その論
理レベルが測定される。
【0044】配線71の故障原因には、以下のものが考
えられる。 M−N間が正常 M−N間が短絡 O−N間が正常、O−M間が開放 O−N間が開放、O−M間が正常 O−N間が短絡、O−M間が開放 O−N間が開放、O−M間が短絡 O−N間が開放、O−M間が開放 これらの故障原因により、トライステートバッファ64
aの出力の論理レベルと出力端子20aの論理レベルが
との関係が図3に示すようになる。図3中の“Z”は、
トライステートバッファ64aの出力がハイインピーダ
ンス状態の時を示す。この図から、上記故障原因によ
り、以下の場合に分けられる。
【0045】(a) トライステートバッファ64aの
出力が“H”の時、出力端子20aが“H”、且つ、ト
ライステートバッファ64aの出力が“L”の時、出力
端子20aが“L”の場合は、図3より、配線71が
,,,,の時である。
【0046】(b) トライステートバッファ64aの
出力が“H”の時、出力端子20aが“H”、且つ、ト
ライステートバッファ64aの出力が“L”、出力端子
20aが“H”の場合は、図3より、配線71が,
の場合であって、“H”で短絡している時である。
【0047】(c) トライステートバッファ64aの
出力が“H”の時、出力端子20aが“L”、且つ、ト
ライステートバッファ64aの出力が“L”、出力端子
20aが“L”の場合は、図3より、配線71が,
の場合であって、“L”で短絡している場合である。
【0048】即ち、出力端子20aの論理レベルが期待
値と異なる場合は、、の場合であるとして、配線7
1が短絡していると判別でき、配線71が短絡していな
い場合は、配線71が開放しているか否かの試験を行
う。
【0049】(B) 配線71の開放試験上述したと同
様にして、TAPコントローラ18aによりバウンダリ
スキャンセル10a,10aA〜10aCを制御して、
トライステートバッファ64aの出力をハイインピーダ
ンス状態(“Z”)にして、出力端子20aの電圧レベ
ルをバッファ64a、バウンダリスキャンセル10a及
びTDOを通して、テスタにより測定する。
【0050】配線71がO−M間で正常(,)であ
れば、式(1)により、出力端子20aが“H”とな
る。配線71がO−M間で開放(,,)であれ
ば、“L”となる。よって、出力端子20aが“H”の
時は、配線71がO−M間で正常(,)であり、出
力端子20aが“L”の時は、配線71がO−M間で開
放(,,)であることが判明する。
【0051】以上説明したように、第1実施形態によれ
ば、バウンダリスキャン対応のLSIとバウンダリスキ
ャン非対応のLSI間の配線の短絡/開放/正常の試験
を行うことが可能となる。
【0052】第2実施形態 図4は、本発明の第2実施形態によるプリント配線板の
テスト容易化構造を示す図であり、図2中の構成要素と
実質的に同一の要素には同一の符号を付している。
【0053】第2実施形態のLSI72bは、バウンダ
リスキャン非対応のLSIであることは、第1実施形態
のLSI62bと同じであるが、トライステートバッフ
ァ64bを有すること、LSI72bの外部端子74b
によりトライステートバッファ64bの出力をハイイン
ピーダンス状態にすることできること、LSI62aは
LSI72bとの間で双方向に接続するためのトライス
テートバッファ64bを有することが第1実施形態と異
なる。
【0054】このように、LSI64aの端子6aとL
SI72bの端子20bとが双方向に接続されている場
合は、LSI62aに抵抗68a、プリント配線板71
に抵抗70を設けるだけで良い。
【0055】以下、図4のプリント配線板60の配線の
接続試験の説明をする。プリント配線板60を試験する
場合は、図示しないテスタ等により端子74bに制御信
号を入力して、トライステートバッファ64bの出力を
ハイインピーダンス状態にして、第1実施形態と同様に
して、接続試験を行う。その後の接続試験は、第1実施
形態と同様であり説明を省略する。
【0056】以上説明したように、第2実施形態によれ
ば、第1実施形態と同様の効果がある上に、LSI間で
双方向に接続する場合には、バウンダリスキャン対応の
LSIに抵抗68a、プリント配線板60に抵抗70を
設けるだけで良い。
【0057】第3実施形態 図5は、本発明の第3実施形態によるプリント配線板の
テスト容易化構造を示す図であり、図2中の構成要素と
実質的に同一の要素には同一の符号を付している。
【0058】第3実施形態のLSI80bは、バウンダ
リスキャン対応のLSIであること、LSI62aと同
様に、トライステートバッファ64b、抵抗68b、バ
ウンダリスキャンセル10bA,10bB,10bCを
設けたことが第1実施形態のLSI62bと異なる。
【0059】トライステートバッファ64bは、トライ
ステートバッファ64aと同じ目的のバッファ回路であ
り、その制御端子はバウンダリスキャンセル10bAの
出力端子に接続され、その入力端子はバウンダリスキャ
ンセル10bBの出力端子に接続され、その出力端子は
入力バッファ8bの入力端子に接続されている。
【0060】抵抗68bは、抵抗68aと同じ目的のも
のであり、端子6bと第1電源電圧との間に接続されて
いる。抵抗68a、70は、式(1)又は(2)を満足
すると共に、抵抗68bは、配線71がM−O間で開放
状態の時の端子20aの電圧V1 (第1電源電圧)と、
配線71がN−O間で開放状態の時の端子6bの電圧V
1 、配線71が正常な場合の配線71の電圧V3 が式
(3)又は(4)を満足することが必要である。
【0061】第1電源電圧V1 <第2電源電圧の場合
は、 V1 <Vth<V3 ・・・(3) 第1電源電圧V>第2電源電圧の場合は、 V3 <Vth<V1 ・・・(4) 但し、Vthは、バッファ66bの閾値電圧である。
【0062】抵抗68a,68bを接地し、抵抗70を
電源に接続して、R68a >>R70,R68b >>R70
時、V3 =電源電圧、V1 =0Vとなり、式(2),
(3)を満足する。本実施形態では、R68a >>R70
68b >>R70とする。
【0063】以下、図5のプリント配線板60の配線7
1の接続試験の説明をする。LSI62a,62bの単
独の試験を終了し、良品であると判別されたLSI62
a,62bが搭載されたプリント配線板60のTDI、
TMS、TCK、TRST及びTDOに図示しないテス
タを接続する。
【0064】TMSとTCKによりTAPコントローラ
18aのモードを制御し、TMS入力して、状態を遷移
させることにより、トライステートバッファ64aの制
御端子に非ハイインピーダンス状態となる制御信号をバ
ウンダリスキャンセル10aAより出力し、トライステ
ートバッファ64bの制御端子にハイインピーダンス状
態となる制御信号をバウンダリスキャンセル10bAよ
り、トライステートバッファ64aの入力端子に
“H”、“L”のテストパターンをバウンダリスキャン
セル10aBより出力する。
【0065】端子20aの論理レベル及び端子6bの論
理レベルをバッファ66a,66b、バウンダリスキャ
ンセル10aC,10bC、10a,10bを通してT
DOよりテスタ等により測定する。
【0066】同様に、トライステートバッファ64aの
出力をハイインピーダンス状態、トライステートバッフ
ァ64bの出力を“H”、“L”となるように、テスト
パターンをTDIより入力して、テスタ等により、端子
20a及び端子6bの電圧を測定する。
【0067】配線71の故障原因には、上述したと同様
に、〜の場合が考えられる。図6〜図8は、トライ
ステートバッファ64a,64bの出力の論理レベルと
端子20a,6bの論理レベルと故障原因との関係を示
す図である。この図により、配線71の故障に応じて、
以下の場合に分けられる。
【0068】(a) の場合 トライステートバッファ64bがハイインピーダンス状
態の場合は、トライステートバッファ64aの出力が
“H”の時、端子20aが“H”,端子6bが“H”、
且つ、トライステートバッファ64aの出力が“L”の
時、端子20aが“L”、端子6bが“L”となる。
【0069】トライステートバッファ64aがハイイン
ピーダンス状態の場合は、トライステートバッファ64
bの出力が“H”の時、端子10bが“H”,端子20
aが“H”、且つ、トライステートバッファ64bの出
力が“L”の時、端子10bが“L”、端子20aが
“L”となる。
【0070】(b) の場合 トライステートバッファ64bがハイインピーダンス状
態の場合は、トライステートバッファ64aの出力が
“H”の時、端子20aが“H”(又は“L”),端子
6bが“H”(又は“L”)、且つ、トライステートバ
ッファ64aの出力が“L”の時、端子20aが“H”
(又は“L”)、端子6bが“H”(又は“L”)とな
る。
【0071】トライステートバッファ64aがハイイン
ピーダンス状態の場合は、トライステートバッファ64
bの出力が“H”の時、端子bが“H”(又は
“L”),端子620aが“H”(“L”)、且つ、ト
ライステートバッファ64bの出力が“L”の時、端子
6bが“H”(又は“L”)、端子20aが“H”(又
は“L”)となる。
【0072】(c) の場合 トライステートバッファ64bがハイインピーダンス状
態の場合は、トライステートバッファ64aの出力が
“H”の時、端子20aが“H”(又は“L”),端子
6bが“H”、且つ、トライステートバッファ64aの
出力が“L”の時、端子20aが“H”(又は
“L”)、端子6bが“H”となる。
【0073】トライステートバッファ64aがハイイン
ピーダンス状態の場合は、トライステートバッファ64
bの出力が“H”の時、端子6bが“H”,端子20a
が“H”(又は“L”)、且つ、トライステートバッフ
ァ64bの出力が“L”の時、端子6bが“L”、端子
20aが“H”(又は“L”)となる。
【0074】(d) の場合 トライステートバッファ64bがハイインピーダンス状
態の場合は、トライステートバッファ64aの出力が
“H”の時、端子20aが“H”,端子6bが“L”、
且つ、トライステートバッファ64aの出力が“L”の
時、端子20aが“L”、端子6bが“L”となる。
【0075】トライステートバッファ64aがハイイン
ピーダンス状態の場合は、トライステートバッファ64
bの出力が“H”の時、端子6bが“H”,端子20a
が“H”、且つ、トライステートバッファ64bの出力
が“L”の時、端子6bが“L”、端子20aが“H”
となる。
【0076】(e) の場合 トライステートバッファ64bがハイインピーダンス状
態の場合は、トライステートバッファ64aの出力が
“H”の時、端子20aが“H”,端子6bが“L”
(又は“H”)、且つ、トライステートバッファ64a
の出力が“L”の時、端子20aが“L”、端子6bが
“L”(又は“H”)となる。
【0077】トライステートバッファ64aがハイイン
ピーダンス状態の場合は、トライステートバッファ64
bの出力が“H”の時、端子6bが“H”(又は
“L”),端子20aが“L”、且つ、トライステート
バッファ64bの出力が“L”の時、端子6bが“H”
(又は“L”)、端子20aが“L”となる。
【0078】(f) の場合 トライステートバッファ64bがハイインピーダンス状
態の場合は、トライステートバッファ64aの出力が
“H”の時、端子20aが“H”(又は“L”),端子
6bが“L”、且つ、トライステートバッファ64aの
出力が“L”の時、端子20aが“H”(又は
“L”)、端子6bが“L”となる。
【0079】トライステートバッファ64aがハイイン
ピーダンス状態の場合は、トライステートバッファ64
bの出力が“H”の時、端子6bが“H”,端子20a
が“H”(又は“L”)、且つ、トライステートバッフ
ァ64bの出力が“L”の時、端子6bが“L”、端子
20aが“H”(又は“L”)となる。
【0080】(g) の場合 トライステートバッファ64bがハイインピーダンス状
態の場合は、トライステートバッファ64aの出力が
“H”の時、端子20aが“H”,端子6bが“L”、
且つ、トライステートバッファ64aの出力が“L”の
時、端子20aが“L”、端子6bが“L”となる。
【0081】トライステートバッファ64aがハイイン
ピーダンス状態の場合は、トライステートバッファ64
bの出力が“H”の時、端子6bが“H”,端子20a
が“L”、且つ、トライステートバッファ64bの出力
が“L”の時、端子6bが“L”、端子20aが“L”
となる。
【0082】以上説明したように、第3実施形態によれ
ば、配線71がO−M間、O−N間でそれぞれ短絡/開
放をしているかの試験することができる。尚、第3実施
形態では、トライステートバッファ64b(64a)を
ハイインピーダンス状態にした時に、端子20a,6b
の電圧を共に測定するようにしたが、トライステートバ
ッファ64aをハイインピーダンス状態にした時は、端
子20aの電圧のみ測定して、第1実施形態と同様にし
て、配線71のO−M間が正常/短絡/M点以降の開放
の試験を行う。そして、トライステートバッファ64b
をハイインピーダンス状態にした時は、端子6bの電圧
のみ測定して、配線71のO−N間が正常/短絡/N点
以降の開放の試験を行って、総合的に配線71の不具合
を特定するようにしてもよい。
【0083】第4実施形態 図9は、本発明の第4実施形態によるプリント配線板の
テスト容易化構造を示す図であり、図5中の構成要素と
実質的に同一の要素には同一の符号を付している。
【0084】第4実施形態のLSI82a,82bは、
スイッチ素子84a,84bを設けたこと、スイッチ素
子84a,84bのオン/オフを制御する制御信号を出
力するバウンダリスキャンセル10aD,10bDを設
けたことが第3実施形態のLSI62a,80bと異な
る。
【0085】スイッチ素子84a,84bは、消費電流
を抑制するためのものであり、運用時には、オフして、
プリント配線板60の接続試験時にみオンさせる。スイ
ッチ素子84a,84bは、端子20a,6bと抵抗6
8a,68bとの間に設けられ、FET等で構成する。
抵抗68a,68b及び抵抗70は、運用時の消費電流
を抑制するという観点から、抵抗R70を十分大きくする
ことが望ましい。
【0086】図9のプリント配線板60の配線71の試
験は、バウンダリスキャンセル10aD,10bDから
スイッチ素子84a,84bの制御端子(例えば、ゲー
ト電極)に制御信号を出力して、スイッチ素子84a,
84bをオンさせてから、第3実施形態と同様にして試
験をする。運用時には、スイッチ素子84a,84bを
オフする。これにより、運用時に抵抗70,68a,6
8bを通して電流が流れることを阻止することができ
る。
【0087】以上説明したように、第4実施形態によれ
ば、第3実施形態と同様の効果がある上に、消費電流を
抑制することができる。尚、本実施形態では、スイッチ
素子84a,84bをオン/オフさせる制御信号をバウ
ンダリスキャンセル10aD,10bDから入力する構
成としたが、LSI82a,82bに入力端子6a,6
bを設け、これらとスイッチ素子84a,84bの制御
端子とを接続して、テスタ等により入力端子6a,6b
に制御信号を入力するようにしても良い。
【0088】第5実施形態 図10は、本発明の第5実施形態によるプリント配線板
のテスト容易化構造を示す図であり、図2中の構成要素
と実質的に同一の要素には同一の符号を付している。
【0089】第5実施形態のLSI90a,90bは、
配線71,99にて、平衡伝送を行う機能を有し、トラ
イステートバッファ92a、抵抗96a、抵抗98及び
増幅回路100bを設けたことが第1実施形態のLSI
64a,64bと異なる。
【0090】トライステートバッファ92aは、正相信
号を出力する第1端子と逆相信号を出力する第2端子と
を有する。バッファ94aは、トライステートバッファ
92aの第2端子の出力を入力するバッファであり、そ
の出力端子は、バウンダリスキャンセル10aDに接続
されている。抵抗96aは、第2端子と第3電源電圧と
の間に接続されている。
【0091】抵抗98は、第4電源電圧と配線99との
間に接続されている。抵抗96a,98の抵抗値は、第
1実施形態と同様に、第2端子の電圧がP−Q間が正常
な場合と開放されている場合で、出力端子20aの論理
レベルが異なれば良く、式(1)又は(2)と同様の関
係を満足する。
【0092】差動増幅回路100bは、配線70,98
等へのノイズ等の影響により変動した信号の電圧の差分
を取って、ノイズの影響を除去するためのものであり、
入力端子6bに接続されている。
【0093】配線71,99の接続試験・開放試験は、
第1実施形態と同様なので説明を省略する。これによ
り、平衡伝送の場合においても、配線71,99の接続
・開放試験を行うことができる。
【0094】第6実施形態 図11は、本発明の第6実施形態によるプリント配線板
のテスト容易化構造を示す図であり、図2中の構成要素
と実質的に同一の要素には同一の符号を付している。
【0095】第6実施形態のプリント配線板60は、L
SI102bが外部端子6bから非ハイインピーダンス
/ハイインピーダンス状態が制御されるトライステート
バッファ104を有すること、抵抗106を設けたこと
が第1実施形態と異なる。
【0096】トライステートバッファ104は、テスタ
108から入力端子6bに入力される制御信号によりハ
イインピーダンス状態と非ハイインピーダンス状態とが
制御可能であり、入力端子6bの論理レベルにより出力
端子20bの論理レベルが一意的に確定するものであ
る。
【0097】抵抗106は、配線71の開放試験を行う
ための抵抗70と同様の配線105の開放試験を行うた
めのものであり、配線105と電源(又はグラウンド)
との間に設けられている。
【0098】テスタ108は、配線71,105の接続
試験・開放試験を行うための試験装置であって、配線1
05にコネクタ等により接続される出力端子107に接
続される入力端子109とグラウンド(又は電源)との
間に抵抗110を有する。
【0099】抵抗106と抵抗110の抵抗値R106
110 は、式(1)又は(2)と同様の関係式を満足す
る。入力端子109には、ハッファ112及びトライス
テートバッファ114が接続されている。
【0100】以下、図11のプリント配線板60の接続
試験の説明をする。配線71の接続試験は、第1実施形
態と同様なので説明を省略する。 (A) 配線105の短絡試験 トライステートバッファ104bをハイインピーダンス
状態にする。テスタ108のトライステートバッファ1
14から“H”、“L”を出力して、バッファ112よ
り入力端子109の論理レベルを測定して、配線71と
同様の方法により、配線105が正常・開放/短絡を確
認する。
【0101】(B) 配線105の開放試験 配線105の短絡試験により、配線71の正常、且つ、
配線105が正常・開放である時、トライステートバッ
ファ104bを非ハイインピーダンス状態にすると共
に、LSI62aから配線71を通して、入力端子6b
に“H”、“L”のテストパターンを入力する。トライ
ステートバッファ104bは、入力端子6bからテスト
パターンを入力して、コアロジック等を通して、出力端
子20bに出力する。
【0102】出力端子20bの論理レベルは、入力端子
6bの論理レベルにより一意的に決まるので、テスタ1
08の入力端子109を出力端子107に接続し、テス
タ108のトライステートバッファ114をハイインピ
ーダンス状態にして、バッファ112の出力レベルをテ
スタ108より測定する。
【0103】バッファ112の出力レベルが期待値と一
致すれば、配線105が正常であると判断し、期待値と
一致しなければ、配線105がLSI102bの出力端
子20bのS(LSI102bの出力端子20bの点)
以降で開放していると判断する。
【0104】配線105がS以降で開放している場合、
トライステートバッファ104b及びトライステートバ
ッファ114をハイインピーダンス状態にして、バッフ
ァ112の出力レベルをテスタ108により測定する。
【0105】バッファ112の出力レベルが“H”であ
れば、Q(抵抗106と配線105との接続点)−T
(出力端子107の点)が正常、S−Q間で開放してい
ると判断する。バッファ112の出力レベルが“L”で
あれば、Q−T間で開放していると判断する。
【0106】以上説明したように、第6実施形態によれ
ば、LSIの出力端子とコネクタ等で接続される出力端
子との間の配線の開放を特定することができる。第7実施形態 図12は、本発明の第7実施形態によるプリント配線板
のテスト容易化構造を示す図であり、図2中の構成要素
と実質的に同一の要素には同一の符号を付している。
【0107】プリント配線板60には、スイッチ回路1
18、抵抗124及びLSI110aが搭載されてい
る。スイッチ回路118は、電源とグラウンド間でスイ
ッチングする切替開閉スイッチであり、DIPスイッチ
等である。
【0108】スイッチ回路118は、抵抗120及び1
22を通して、電源及びグラウンドに接続されている。
抵抗124は、スイッチ回路118とLSI110aの
入力端子6aとの間に接続されている。
【0109】LSI110aは、バウンダリスキャン対
応のLSIであり、バウンダリスキャンセル10a等に
加えて、トライステートバッファ114a、トライステ
ートバッファバッファ114aの制御端子に制御信号を
出力するバウンダリスキャンセル10aF、トライステ
ートバッファバッファ114aの入力端子に出力するバ
ウンダリスキャンセル10aG、バッファ8aの出力を
入力するバウンダリスキャンセル10aH及び抵抗11
6aを有する。
【0110】抵抗116a,124は、スイッチ回路1
18と入力端子6aとを接続する配線125が正常の場
合の入力端子6aの論理レベルと配線125が開放の場
合の入力端子6aの論理レベルとが異なるように式
(1)又は(2)と同様にその抵抗値R116aとR124
設定する。例えば、電源を正電圧、抵抗116aを接地
して、R124 +R120 <<R116aとする。
【0111】以下、図12のプリント配線板60の接続
試験の説明をする。 (A) 配線125の短絡試験 トライステートバッファ114aより“H”、“L”の
テストパターンを出力して、バッファ8aの出力レベル
をバウンダリスキャンセル10aH,10a等を通し
て、テスタ等により測定して、期待値と比較する。期待
値と一致しなければ、配線125が電源/グラウンドと
短絡していると判断する。
【0112】(B) 配線125の開放試験 スイッチ回路118を電源側に接続し、トライステート
バッファ114aをハイインピーダンス状態にして、入
力端子6aの論理レベルをバウンダリスキャンセル10
aH,10a等を通して、テスタ等により測定する。入
力端子6aが“H”ならば、配線125が正常、入力端
子6aが“L”ならば、M−N間で開放していると判断
する。
【0113】以上説明したように、第7実施形態によれ
ば、スイッチ回路とバウンダリスキャン対応のLSI間
の配線の開放試験を行うことができる。第8実施形態 図13は、本発明の第8実施形態によるプリント配線板
のテスト容易化構造を示す図であり、図13中の構成要
素と実質的に同一の要素には同一の符号を付している。
【0114】第8実施形態と第7実施形態とは、スイッ
チ回路126を開閉スイッチとして、電源とグラウンド
間に設けたこと、スイッチ回路126と電源間に抵抗1
28を設けたことが異なる。抵抗124は、スイッチ回
路126と配線125との間に接続されている。抵抗1
28、124、116aは、図13中の抵抗120,1
24,1116aと役割は同じである。図13のプリン
ト配線板60の接続試験は、スイッチ回路126を開い
て、スイッチ回路126を電源と接続した状態で、第7
実施形態と同様にして行う。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バウンダリスキャン対応のLSIに抵抗と、プリント配
線板上の配線に抵抗とを設けたので、配線の開放障害を
判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるプリント配線板の
テスト容易化構造を示す図である。
【図3】図2のプリント配線板の試験方法を示す図であ
る。
【図4】本発明の第2実施形態によるプリント配線板の
テスト容易化構造を示す図である。
【図5】本発明の第3実施形態によるプリント配線板の
テスト容易化構造を示す図である。
【図6】図5のプリント配線板の試験方法を示す図であ
る。
【図7】図5のプリント配線板の試験方法を示す図であ
る。
【図8】図5のプリント配線板の試験方法を示す図であ
る。
【図9】本発明の第4実施形態によるプリント配線板の
テスト容易化構造を示す図である。
【図10】本発明の第5実施形態によるプリント配線板
のテスト容易化構造を示す図である。
【図11】本発明の第6実施形態によるプリント配線板
のテスト容易化構造を示す図である。
【図12】本発明の第7実施形態によるプリント配線板
のテスト容易化構造を示す図である。
【図13】本発明の第8実施形態によるプリント配線板
のテスト容易化構造を示す図である。
【図14】バウンダリスキャン対応LSIを搭載したプ
リント配線板を示す図である。
【図15】従来の問題点を示す図である。
【図16】従来の問題点を示す図である。
【符号の説明】 36 第1LSI 38 第2LSI 40 第1配線 42 プリント配線板 44 第1トライステートバッファ 46A 第1バウンダリスキャンセル 46B 第2バウンダリスキャンセル 46C 第3バウンダリスキャンセル 48 第1抵抗 50 第2抵抗

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロジック回路により構成された複数の第
    1バウンダリスキャンセル群が数珠つなぎされ、第1試
    験コントローラによって制御されるバウンダリスキャン
    対応の第1LSIと、第2LSIとを搭載し、前記第1
    LSIの第1出力端子と前記第2LSIの第1入力端子
    との間を第1配線により接続したプリント配線板のテス
    ト容易化構造において、 第1制御端子に入力される第1制御信号に従って、ハイ
    インピーダンス状態又は非ハイインピーダンス状態にす
    る前記第1LSIに設けられた第1トライステートバッ
    ファと、 前記第1トライステートバッファの前記第1制御端子に
    前記第1制御信号を出力する前記第1バウンダリスキャ
    ンセル群の1つとして前記第1LSIに設けられた第1
    バウンダリスキャンセルと、 前記第1トライステートバッファの第2入力端子に出力
    する前記第1バウンダリスキャンセル群の1つとして前
    記第1LSIに設けられた第2バウンダリスキャンセル
    と、 前記第1出力端子の電気信号を入力する前記第1バウン
    ダリスキャンセル群の1つとして前記第1LSIに設け
    られた第3バウンダリスキャンセルと、 前記第1出力端子と第1電源電圧との間に接続され、前
    記第1LSIに設けられた第1抵抗と、 前記第1配線と前記第1電源電圧と異なる第2電源電圧
    との間に接続され、前記プリント配線板上に設けられた
    第2抵抗とを具備し、 前記第1配線が前記第1出力端子と、前記第1配線と前
    記第2抵抗の接続点との間を正常に接続している時、前
    記第1出力端子の電圧が前記第1LSIの前記第3バウ
    ンダリスキャンセルの閾値電圧よりも前記第2電源電圧
    側の電圧となることを特徴とするプリント配線板のテス
    ト容易化構造。
  2. 【請求項2】 前記第2LSIは、第2出力端子が前記
    第1入力端子に接続され、第2制御端子に入力される第
    2制御信号に従って、ハイインピーダンス状態又は非ハ
    イインピーダンス状態にする第2トライステートバッフ
    ァを更に具備したことを特徴とする請求項1記載のプリ
    ント配線板のテスト容易化構造。
  3. 【請求項3】 前記第2LSIは、 ロジック回路により構成された複数の第2バウンダリス
    キャンセル群が数珠つなぎされ、第2試験コントローラ
    によって制御されるバウンダリスキャン対応のLSIで
    あって、 第3制御端子に入力される第3制御信号に従って、ハイ
    インピーダンス状態又は非ハイインピーダンス状態にす
    る第3トライステートバッファと、 前記第3トライステートバッファの前記第3制御端子に
    前記第3制御信号を出力する前記第2バウンダリスキャ
    ンセル群の1つとして第4バウンダリスキャンセルと、 前記第3トライステートバッファの第3入力端子に出力
    する前記第2バウンダリスキャンセル群の1つとして第
    5バウンダリスキャンセルと、 前記第1入力端子の電気信号を入力する前記第2バウン
    ダリスキャンセル群の1つとして第6バウンダリスキャ
    ンセルと、 前記第1入力端子と前記第1電源電圧との間に接続さ
    れ、前記第2LSIに設けられた第3抵抗とを具備し、 前記第1配線が前記第1入力端子と、前記第1配線と前
    記第3抵抗の接続点との間を正常に接続している時、前
    記第1入力端子の電圧が前記第2LSIの前記第6バウ
    ンダリスキャンセルの閾値電圧よりも前記第2電源電圧
    側の電圧となる請求項1記載のプリント配線板のテスト
    容易化構造。
  4. 【請求項4】 第4入力端子に入力された電気信号を入
    力し、第4制御端子に入力される第4制御信号に従っ
    て、ハイインピーダンス状態又は非ハイインピーダンス
    状態にする前記第2LSIに設けられた第4トライステ
    ートバッファと、 前記第4トライステートバッファの出力に基づく電気信
    号を出力する前記第2LSIに設けられた第2出力端子
    と、 前記第4制御端子に前記第4制御信号を出力する前記第
    2LSIに設けられた外部端子と、 前記第2出力端子と前記プリント配線板上の第4出力端
    子とを接続する前記プリント配線板に形成された第2配
    線と、 前記第2配線と第3電源電圧との間に接続され、前記プ
    リント配線板に設けられた第5抵抗と、 を更に具備したことを特徴とする請求項1、2、3又は
    4記載のプリント配線板のテスト容易化構造。
  5. 【請求項5】 第5制御端子に入力される第5制御信号
    に従って、前記第1出力端子と前記第1抵抗との間の接
    続をオン/オフする前記第1LSIに設けられた第1ス
    イッチ手段と、 前記第1スイッチ手段の前記第5制御端子に前記第5制
    御信号を出力する前記第1バウンダリスキャンセル群の
    1つとして前記第7バウンダリスキャンセルと、 を更に具備したことを特徴とする請求項1記載のプリン
    ト配線板のテスト容易構造。
  6. 【請求項6】 第1電極と第4電源電圧に接続された第
    2電極との間の接続又は前記第1電極と第5電源電圧に
    接続された第3電極との接続のオン/オフをする第2ス
    イッチ手段と、ロジック回路により構成された複数の第
    3バウンダリスキャンセル群が数珠つなぎされ、第3試
    験コントローラによって制御されるバウンダリスキャン
    対応の第3LSIとを搭載し、前記第1電極と前記第3
    LSIの第5入力端子との間を第3配線により接続した
    プリント配線板のテスト容易化構造において、 第6制御端子に入力される第6制御信号に従って、ハイ
    インピーダンス状態又は非ハイインピーダンス状態にす
    る前記第3LSIに設けられた第5トライステートバッ
    ファと、 前記第5トライステートバッファの前記第6制御端子に
    前記第6制御信号を出力する前記第3バウンダリスキャ
    ンセル群の1つとして前記第3LSIに設けられた第8
    バウンダリスキャンセルと、 前記第5トライステートバッファの第6入力端子に出力
    する前記第3バウンダリスキャンセル群の1つとして前
    記第3LSIに設けられた第9バウンダリスキャンセル
    と、 前記第5入力端子の電気信号を入力する前記第3バウン
    ダリスキャンセル群の1つとして前記第3LSIに設け
    られた第10バウンダリスキャンセルと、 前記第5入力端子と前記第4電源電圧と異なる第6電源
    電圧との間に接続され、前記第1LSIに設けられた第
    5抵抗と、 前記第4電源電圧と前記第2電極とに接続された第6抵
    抗と、 前記第5電源電圧と前記第3電極とに接続された第7抵
    抗と、 前記第1電極と前記第3配線とに接続された第8抵抗と
    を具備し、 前記第3配線が前記第1電極と前記第5入力端子との間
    を正常に接続している時、前記第5入力端子の電圧が前
    記第4LSIの前記第13バウンダリスキャンセルの閾
    値電圧よりも前記第4又は第5電源電圧側の電圧となる
    ことを特徴とするプリント配線板のテスト容易化構造。
  7. 【請求項7】 第4電極と第7電源電圧に接続された第
    5電極との間をオン/オフする第2スイッチ手段と、ロ
    ジック回路により構成された複数の第4バウンダリスキ
    ャンセル群が数珠つなぎされ、第4試験コントローラに
    よって制御されるバウンダリスキャン対応の第4LSI
    とを搭載し、前記第4電極と前記第4LSIの第7入力
    端子との間を第4配線により接続したプリント配線板の
    テスト容易化構造において、 第7制御端子に入力される第7制御信号に従って、ハイ
    インピーダンス状態又は非ハイインピーダンス状態にす
    る前記第4LSIに設けられた第6トライステートバッ
    ファと、 前記第6トライステートバッファの前記第7制御端子に
    前記第7制御信号を出力する前記第4バウンダリスキャ
    ンセル群の1つとして前記第4LSIに設けられた第1
    1バウンダリスキャンセルと、 前記第6トライステートバッファの第8入力端子に出力
    する前記第4バウンダリスキャンセル群の1つとして前
    記第4LSIに設けられた第12バウンダリスキャンセ
    ルと、 前記第7入力端子の電気信号を入力する前記第4バウン
    ダリスキャンセル群の1つとして前記第4LSIに設け
    られた第13バウンダリスキャンセルと、 前記第7入力端子と前記第7電源電圧とは異なる第8電
    源電圧に接続され、前記第4LSIに設けられた第9抵
    抗と、 前記第4電極と前記第7電源電圧とは異なる第9電源電
    圧とに接続された第10抵抗と、 前記第4電極と前記第4配線とに接続され、前記プリン
    ト配線板に設けられた第11抵抗とを具備し、 前記第4配線が前記第4電極と前記第7入力端子との間
    を正常に接続している時、前記第7入力端子の電圧が前
    記第4LSIの前記第13バウンダリスキャンセルの閾
    値電圧よりも前記第7電源電圧側の電圧となることを特
    徴とするプリント配線板のテスト容易化構造。
  8. 【請求項8】 第6電極と第10電源電圧に接続された
    第7電極との間をオン/オフする第4スイッチ手段と、
    ロジック回路により構成された複数の第5バウンダリス
    キャンセル群が数珠つなぎされ、第5試験コントローラ
    によって制御されるバウンダリスキャン対応の第5LS
    Iとを搭載し、前記第6電極と前記第5LSIの第9入
    力端子との間を第5配線により接続したプリント配線板
    のテスト容易化構造において、 第8制御端子に入力される第8制御信号に従って、ハイ
    インピーダンス状態又は非ハイインピーダンス状態にす
    る前記第5LSIに設けられた第7トライステートバッ
    ファと、 前記第7トライステートバッファの前記第8制御端子に
    前記第8制御信号を出力する前記第5バウンダリスキャ
    ンセル群の1つとして前記第6LSIに設けられた第1
    4バウンダリスキャンセルと、 前記第14トライステートバッファの第10入力端子に
    出力する前記第5バウンダリスキャンセル群の1つとし
    て前記第5LSIに設けられた第15バウンダリスキャ
    ンセルと、 前記第9入力端子の電気信号を入力する前記第5バウン
    ダリスキャンセル群の1つとして前記第5LSIに設け
    られた第16バウンダリスキャンセルと、 前記第5入力端子と第11電源電圧に接続され、前記第
    5LSIに設けられた第12抵抗と、 前記第6電極と前記第10電源電圧及び前記第11電源
    電圧とは異なる第12電源電圧に接続された第13抵抗
    と、 前記第6電極と前記第5配線とに接続され、前記プリン
    ト配線板に設けられた第14抵抗とを具備し、 前記第5配線が前記第6電極と前記第9入力端子との間
    を正常に接続している時、前記第9入力端子の電圧が前
    記第5LSIの前記第16バウンダリスキャンセルの閾
    値電圧よりも前記第12電源電圧側の電圧となることを
    特徴とするプリント配線板のテスト容易化構造。
JP10071522A 1998-03-20 1998-03-20 プリント配線板のテスト容易化構造 Withdrawn JPH11271400A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7613968B2 (en) 2005-02-09 2009-11-03 Fujitsu Microelectronics Limited Device and method for JTAG test

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