JPH11270892A - 空気調和機のドライ運転装置およびその制御方法 - Google Patents

空気調和機のドライ運転装置およびその制御方法

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JPH11270892A
JPH11270892A JP10355185A JP35518598A JPH11270892A JP H11270892 A JPH11270892 A JP H11270892A JP 10355185 A JP10355185 A JP 10355185A JP 35518598 A JP35518598 A JP 35518598A JP H11270892 A JPH11270892 A JP H11270892A
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air
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間および風向可変制御と風量可変制御で室
内温度の過冷を防止し、過冷時には暖房機能を追加して
室内温度を所定温度に保持しつつ除湿効率を向上させる
ため、室内空間を快適な状態に保持させる空気調和機の
ドライ運転装置およびその制御方法を提供すること。 【解決手段】 吸入口および吐出口と、室外熱交換器
と、室内熱交換器と、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の
流れの方向を制御して暖房および冷房モードに切換える
調整弁と、送風モード時に前記圧縮機が作動されない状
態で作動された前記吸入口から吐出口へ空気を循環させ
る速度可変型ファンと、風向調整部材と、その風向調整
部材の方向を調整して吐出空気の方向を変化させるよう
モータにつれて駆動される調整部と、選択された運転モ
ードおよび設定された室内温度を入力する入力装置と、
室内温度を感知する温度センサとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷暖房運転を行
う空気調和機に係り、より詳しくは、室内温度に伴って
冷暖房に切換えて快適な環境をつくるために室内の湿気
のみを除去するようになっている空気調和機のドライ運
転装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機は室内の冷たい空気
を暖めて室内に供給する暖房装置と、室内の熱い空気を
冷やして室内に供給する冷房装置がある。さらに、前記
冷房機能と暖房機能を兼ねた冷暖房装置もあり、汚染さ
れた室内空気を清浄させる清浄機能も含まれている状況
である。
【0003】図1には、前記空気調和機中の冷暖房機能
を行う冷暖房装置(通常、エアコンという)の室内ユニッ
トが図示されている。前記冷暖房装置は図示されない室
外ユニットを含む。図1に示すように、参照符号1は、空
気調和機の室内機本体(以下、室内機という)であり、前
記室内機(1)の前面上部には室内空気を吸入する吸入口
(3)が形成されており、前記室内機(1)の前面下部には後
述する室内熱交換器により熱交換された空気(冷風ある
いは温風)を室内に吐出する吐出口(5)が形成されてい
る。
【0004】さらに、前記吐出口(5)の右側には、リモ
ートコントロール(9)(以下、リモコンという)から送信
される遠隔制御信号を受信するリモコン信号受信部(7)
が備えられており、前記吐出口(5)には前記吐出口(5)を
通して室内に吐出される空気の方向を上下方へ調整する
上下風向羽根(11)と、左右に調整する左右風向羽根(13)
が設置されている。
【0005】一方で、前記リモコン(9)には、空気調和
機の運転/停止、運転選択(自動、冷房、除湿、送風、暖
房など)、風量選択(強風、弱風、微風など)、ターボ、
マイルド、温度調整等を入力する複数の運転モードキー
と、現在の時刻、簡便予約、開始/終了予約等を入力す
る複数のタイマモードキーが備えられている。
【0006】図2は、図1の室内機を壁面に設置した状態
の側断面図であって、室内機(1)内には前記吸入口(3)を
通して吸入される室内空気を冷媒の蒸発潜熱により冷風
または温風に熱交換するよう前記吸入口(3)の後側に一
字形状の室内熱交換器(15)が設置されており、前記室内
熱交換器(15)の後側下部には前記吸入口(3)を通して室
内空気を吸入するとともに、前記室内熱交換器(15)で熱
交換された空気を前記吐出口(5)を通して室内に吐出さ
せる室内ファン(17)が設置されている。
【0007】さらに、前記室内機(1)内には前記吸入口
(3)を通して吸入されて前記吐出口(5)に吐出される空気
の流れを案内するダクト部材(19)が設置され、凝縮水を
集める蒸発水皿(21)が備えられている。上記のように構
成された空気調和機が冷暖房兼用のバーターエアコンの
場合、暖房時には四方弁(31)がオンされて冷媒が図3の
点線で示すように、圧縮機(30)→ 四方弁(31)→
室内熱交換器(15)→ 毛細管(50)→ 室外熱交換器(40)→
四方弁(31)→ 圧縮機(30)の順に循環されるようにす
る。
【0008】反面、冷房時には四方弁(31)がオフされて
冷媒が図3の実線で示すように、圧縮機(30)→ 四方弁(3
1)→ 室外熱交換器(40)→ 毛細管(50)→ 室内熱交換器
(15)→ 四方弁(31)→ 圧縮機(30)の順に循環されるよう
にする。この際、四方弁(31)はオフ時に実線で冷媒が循
環するよう流路を調整し、オン時には点線で冷媒が循環
するよう流路を調整する。
【0009】上記のように構成された冷暖房兼用の空気
調和機において、ユーザーがリモコン(9)を操作して運
転/停止キー(以下、運転キーという)を押圧した後に、
所望の運転モード(たとえば、冷房)と設定温度(Ts)、設
定風量を入力すると、キー入力に該当する遠隔制御信号
を所定のプロトコルにより符号化し、かように符号化さ
れた信号を変調して赤外線信号を送信する。
【0010】前記リモコン(9)から赤外線信号が送信さ
れると、室内機(1)のリモコン信号受信部(7)ではこれを
受信して電気信号に変換し、その変換された電気信号を
復調して室内機(1)の運転を開始するのであるが、まず
室内ファン(17)が設定風量に伴って回転して吸入口(3)
を通して室内空気が室内機(1)内に吸入を開始する。
【0011】この際、前記吸入口(3)を通して吸入され
る室内空気の温度を室内機(1)内の図示されない温度セ
ンサで感知すると、室内機(1)ではリモコン(9)から伝送
された設定温度(Ts)と室内温度(Tr)とを比較して室内温
度(Tr)が設定温度(Ts)より高い場合には、室内温度(Tr)
と設定温度(Ts)との差に伴って圧縮機(30)の運転周波数
を決定して圧縮機(30)を駆動させる。
【0012】前記圧縮機(30)が駆動されると、四方弁(3
1)のオフに伴って図3の実線矢印方向へ冷媒サイクルが
なされるが、室外機の圧縮機(30)から吐出された高温高
圧の気体冷媒が四方弁(31)を通じて室外熱交換器(40)に
流入されると、前記室外熱交換器(40)では高温高圧に圧
縮された気体冷媒を室外ファン(41)により送風される空
気に熱交換して強制冷却させて凝縮させ、前記室外熱交
換器(40)で凝縮された低温高圧の液相冷媒は毛細管(50)
に流入される。
【0013】前記毛細管(50)に流入された低温高圧の液
相冷媒は、蒸発しやすい低温低圧の霧状冷媒に膨脹され
て室内機(1)内に設置された室内熱交換器(15)に流入さ
れ、前記室内熱交換器(15)では冷媒が蒸発して気化する
際に室内ファン(17)により送風される空気から熱をうば
って室内空気を冷却させる。
【0014】前記室内熱交換器(15)で熱交換された冷風
は、吐出口(5)に設置された上下風向羽根(11)および左
右風向羽根(13)の風向角度に伴って上下または左右方向
へ風向が調整され、前記室内熱交換器(15)で冷却された
低温低圧の気体冷媒は四方弁(31)を通じて再度圧縮機(3
0)に流入されて圧縮機(30)の断熱圧縮作用により高温高
圧の冷媒ガスに変換されて上述の冷媒サイクルを操返
す。
【0015】反面、暖房運転時には、設定温度(Ts)と室
内温度(Tr)とを比較して設定温度(Ts)が室内温度(Tr)よ
り高い場合には、室内温度(Tr)と設定温度(Ts)との差に
伴って圧縮機(30)の運転周波数を決定して圧縮機(30)を
駆動させる。
【0016】前記圧縮機(30)が駆動されると、四方弁(3
1)のオンに伴って図3の点線矢印方向へ冷媒サイクルが
なされるが、室外機の圧縮機(30)から吐出された高温高
圧の気体冷媒が四方弁(31)を通じて室内熱交換器(15)に
流入されると、前記室内熱交換器(15)では室内ファン(1
7)により送風される空気を常温の冷却水または空気によ
り熱交換して常温高圧の冷媒に冷却させることに伴って
暖められた空気(温風)を吐出口(5)を通して室内に吐出
して暖房運転を行う。
【0017】前記室内熱交換器(15)で液化された冷媒
は、毛細管(50)を通して蒸発しやすい低温低圧の霧状冷
媒に減圧膨脹されて室外熱交換器(40)に流入され、前記
室外熱交換器(40)では低温低圧の霧状冷媒を室外ファン
(41)により送風される空気に熱交換して冷却し、前記室
外熱交換器(40)で冷却された低温低圧の気体冷媒は四方
弁(31)を通じて再度圧縮機(30)に流入されて圧縮機(30)
の断熱圧縮作用により高温高圧の冷媒ガスに変換されて
上述した冷媒サイクルを操返す。
【0018】前記冷媒サイクルにより冷暖房機能を行う
空気調和機は、設定温度に到達する時までは冷房、除湿
運転(冷房運転の冷媒サイクルと同一の室内ファンの風
量のみを低下させる運転モード)を行い、設定温度に到
達すると、図4に示すように、室内ファン(17)、室外フ
ァン(41)、四方弁(31)および圧縮機(30)が53分周期(1サ
イクル)に暖房H、冷房C、送風B(すなわち、圧縮機のオ
フされた状態での送風)の所定のパタ-ンにしたがって運
転をする暖房除湿運転を行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のごと
く構成された従来の除湿制御においては、内部空間の負
荷の大小のいかんに伴って図4に示すように、室内温度
が過熱および過冷制御されてユーザーの感じる快適度を
常数で表現したPPD (Predicted Percentage Of Dissati
sfied;予想不満足度)指数がかなり高く表されてユーザ
ーに不快感を誘発させうるという問題点があった。
【0020】そこで、本発明は上記種々の問題点を解決
するためになされたものであつて、本発明の目的は、ド
ライ運転時に所定時間内に1サイクルが終了するように
する時間および風向可変制御と室内温度による風量可変
制御で室内温度の過冷を防止し、過冷時には暖房機能を
追加して室内温度を所定温度まで上昇させて室内温度を
所定温度(23〜5℃)に保持しつつ除湿効率を向上させる
ため、室内空間を快適な状態に保持させる空気調和機の
ドライ運転装置およびその制御方法を提供することにあ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するためになされた本発明による空気調和機のドライ運
転装置は、吸入口および吐出口と、室外熱交換器と、前
記吸入口から吐出口までの空気の流れの経路上に配列さ
れた室内熱交換器と、前記室内および室外熱交換器にガ
イドされる冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の流れの方向
を制御して暖房および冷房モードに切換える調整弁と、
送風モード時に前記圧縮機が作動されない状態で作動さ
れた前記吸入口から吐出口へ空気を循環させる速度可変
型ファンと、吐出される空気の方向を調整するよう前記
吐出口を横切って設けられた風向調整部材と、その風向
調整部材の方向を調整して吐出空気の方向を変化させる
ようモータにつれて駆動される調整部と、選択された運
転モードおよび設定された室内温度を入力する入力装置
と、室内温度を感知する温度センサと、制御手段とから
なり、前記制御手段はドライ運転が選択されたかを判定
し、かりにドライ運転が選択されると、所定のサイクル
で空気調和機を作動させ、前記サイクルが行われる実行
時間を決定し、前記実行時間が標準時間を超すと、前記
ファンの速度を増加させ、前記実行時間が標準時間を超
すと、前記風向調整部材の方向を変化させるよう前記調
整部が作動される段階とを含み、前記ドライ運転は冷房
モード時に設定温度に到達するとキーまで空気調和機を
作動させ、かりに感知された温度が設定温度より高い所
定の快適温度未満であれば、設定された時間中暖房作動
を行い、温度が再度設定温度になるよう冷房作動を行う
ことをことを特徴とする。
【0022】さらに、本発明による空気調和機のドライ
運転制御方法は、吸入口および吐出口と、室外熱交換器
と、前記吸入口から吐出口までの空気の流れの経路上に
配列された室内熱交換器と、前記室内および室外熱交換
器にガイドされる冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の流れ
の方向を制御して暖房および冷房モードに切換える調整
弁と、送風モード時に前記圧縮機が作動されない状態で
作動された前記吸入口から吐出口へ空気を循環させる速
度可変型ファンと、吐出される空気の方向を調整するよ
う前記吐出口を横切って設けられた風向調整部材と、そ
の風向調整部材の方向を調整して吐出空気の方向を変化
させるようモータにつれて駆動される調整部と、選択さ
れた運転モードおよび設定された室内温度を入力する入
力装置と、室内温度を感知する温度センサとを備え、ド
ライ運転が選択されたかを判定する段階(A1)と、前記ド
ライ運転が選択されると、所定のサイクルで空気調和機
を作動させる段階(A2)と、前記サイクルは冷房モード時
に設定温度に到達するとキーまで空気調和機を作動させ
る段階(A21)と、かりに感知された温度が設定温度より
高い所定の快適温度未満であれば、設定された時間中暖
房作動を行う段階(A22)と、温度が再度設定温度になる
よう冷房作動を行う段階(A23)とからなり、前記段階(A2
3)において、前記サイクルを行う実行時間を判定する段
階(A3)と、その段階(A3)で決定された実行時間が標準時
間を超すと、前記ファンの速度を増加させる段階(A4)
と、前記段階(A3)で決定された実行時間が標準時間を超
すと、前記風向調整部材の方向を変化させる前記調整部
が作動される段階(A5)とを含むことを特徴とする空気調
和機のドライ運転制御方法。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明による一実施形態
について添付図面に沿つて詳述する。この発明による空
気調和機は、図1ないし3に示す従来の構成と同一である
ため、同一名称および符号を付してそれにつく詳述は省
くことにする。
【0024】図5に示すように、電源手段(150)は、図示
されない交流電源端から供給される商用交流電圧を前記
空気調和機の動作に必要な所定の直流電圧に変換して出
力し、運転操作手段(152)は空気調和機の運転モード(自
動、冷房、ドライ、送風、暖房など)と設定風量、設定
風向、設定温度(Ts)、空気調和機の運転/停止を入力す
る複数の機能キーを備えるものであって、その運転操作
手段(152)は室内機(1)のコントロールパネル上に備えら
れたキー入力部(153)とリモコン(9)のキー操作に伴って
リモコン(9)から送信される赤外線信号を受信するリモ
コン信号受信部(7)とから構成されている。
【0025】さらに、制御手段(154)は、前記電源手段
(150)から出力される直流電圧を印加されて前記空気調
和機を初期化させることはもとより、前記運転操作手段
(152)により入力された運転選択信号に伴って空気調和
機の全体的な動作を制御するマイクロコンピュータであ
って、その制御手段(154)はドライ運転時に所定時間内
に1サイクルが終了するようにする時間および風向可変
制御で圧縮機(30)のオン/オフ時間を制御し、室内温度
による室内ファン(17)の風量制御で冷房能力を増加
させる。
【0026】室内温度感知手段(156)は、設定温度(Ts)
と比較するよう室内機(10)内に吸入される室内空気の温
度(Tr)を感知し、冷媒度感知手段(158)は前記空気調和
機のドライ運転時に変化する室内熱交換器(15)の配管温
度、即ち、前記室内熱交換器(15)を通過する冷媒温度を
感知して前記制御手段(154)に出力する。
【0027】さらに、風向調整手段(160)は、吐出口(5)
を通して吐出される空気の方向を上下および左右に調整
するものであって、その風向調整手段(160)は前記制御
手段(154)から出力されるパルス信号を入力されて上下
風向羽根(11)が移動するよう上下ステッピングモータ(1
63)を駆動する上下風向調整部(162)と、前記制御手段(1
54)から出力されるパルス信号を入力されて左右風向羽
根(13)が移動するよう左右ステッピングモータ(165)を
駆動する左右風向調整部(164)とから構成されている。
【0028】圧縮機駆動手段(166)は、前記運転操作手
段(152)によりユーザーの設定した温度(Ts)および前記
室内温度感知手段(156)により感知された室内温度(Tr)
との差に伴って前記制御手段(154)から出力される制御
信号を受信して圧縮機(30)を駆動制御し、室外ファンモ
ータ駆動手段(168)は前記運転操作手段(152)によりユー
ザーの設定した温度(Ts)と前記室内温度感知手段(156)
により感知された室内温度(Tr)との差に伴って前記制御
手段(154)から出力される制御信号を受信して室外ファ
ンモータの速度を制御して室外ファン(41)を駆動制御す
る。
【0029】また、室内ファンモータ駆動手段(170)
は、前記運転操作手段(152)によりユーザーの設定した
風量に伴って前記制御手段(154)から出力される制御信
号を受信して前記室内熱交換器(15)で熱交換された空気
(冷風または温風)を室内に送風するよう室内ファンモー
タの回転数を制御して室内ファン(17)を駆動制御し、四
方弁駆動手段(172)は前記運転操作手段(152)により入力
された運転条件(冷房または暖房)に伴って冷媒の流れを
変換させるよう前記制御手段(154)から出力される制御
信号を受信して四方弁(31)をオン/オフ駆動制御する。
【0030】さらに、図において、表示手段(174)は前
記制御手段(154)の制御に伴って前記運転操作手段(152)
により入力された運転選択モード(自動、冷房、ドラ
イ、送風、暖房など)を表示することはもとより、前記
空気調和機の運転状態を表示する。
【0031】以下、上記のように構成された空気調和機
のドライ運転装置およびその制御方法の作用、効果につ
いて説明する。図6は、この発明による空気調和機のド
ライ運転動作順を示すフローチャートであって、図6でS
はステップを表す。
【0032】まず、空気調和機に電源が印加されると、
電源手段(150)では図示されない交流電源端から供給さ
れる商用交流電圧を前記空気調和機の駆動に必要な所定
の直流電圧に変換して各駆動回路および制御手段(154)
に出力する。したがって、ステップS1では前記電源手段
(150)から出力される直流電圧が制御手段(154)に入力さ
れて空気調和機を初期化させる。
【0033】この際、ユーザーがキー入力部(153)また
はリモコン(9)を操作して運転キーを押圧した後に、所
望の空気調和機の運転モード(たとえば、健康ドライ)と
設定温度(Ts)、(たとえば、23℃または24℃) 、設定風
量を入力すると、前記リモコン(9)ではキー入力に該当
する遠隔制御信号を所定のプロトコルにより符号化し、
かように符号化された信号を変調して赤外線信号を送信
する。前記リモコン(9)から赤外線信号が送信される
と、室内機(1)のリモコン信号受信部(7)ではこれを受信
して電気信号に変換し、その変換された電気信号を復調
して運転選択信号および運転開始信号が制御手段(154)
に入力される。
【0034】これに伴って、ステップS2で制御手段(15
4)は、前記運転操作手段(152)から運転信号が入力され
たかを判定して、運転信号が入力されていない場合(NO
の場合)には、空気調和機を運転控え状態に保持しつつ
ステップS2以下の動作を操返し行う。
【0035】前記ステップS2での判定結果、運転信号が
入力された場合(YESの場合)には、ステップS3に進んで
制御手段(154)はキー入力部(153)またはリモコン信号受
信部(7)を通じて入力された運転信号が健康ドライ運転
(以下、ドライ運転という)であるか判定して、ドライ運
転でない場合(NOの場合)にはリターンする。
【0036】前記ステップS3での判定結果、ドライ運転
の場合(YESの場合)には、ステップS4に進んで制御手段
(154)は快適な温度範囲(すなわち、設定温度(Ts)が23℃
であれば23〜5℃であり、設定温度(Ts)が24℃であれば2
4〜6℃の範囲)内で室内温度に変化をあたえる制御で室
内温度が過度に冷たいか熱くならないようにする健康ド
ライ運転を制御するが、これを図7を参照して具体的に
述べることにする。
【0037】図7は、この発明による空気調和機のドラ
イ制御動作順を示すフローチャートである。この発明の
動作を説明するための初期条件として、FCOOL、FFAN、F
HEAT、CYCLEの初期値は0である。
【0038】空気調和機が健康ドライ制御に入ると、ス
テップS41で制御手段(154)はFCOOLの値が1であるかを判
定して、FCOOLの値が1でない場合(NOの場合)には、ステ
ップS412に進んで室内空気の温度(Tr)を室内温度感知手
段(156)で感知して室内温度(Tr)が設定温度(Ts)に到達
したかを判定する。
【0039】前記ステップS412での判定結果、室内温度
が設定温度に到達していない場合(NOの場合)には、ステ
ップS413に進んで制御手段(154)は圧縮機駆動手段(16
6)、室外ファンモータ駆動手段(168)、四方弁駆動手段
(172)、室内ファンモータ駆動手段(170)を制御して図11
に示すように、圧縮機(30)、室外ファン(41)をオンさせ
て四方弁(31)をオフさせ、室内ファン(17)を超低速風
(運転風速より低い超低速風)にオンさせる冷房運転を行
う。 室内温度が設定温度に到達した場合(YESの場合)に
は、ステップS414に進んでFCOOLの値を1に設定しつつリ
ターンを行う。
【0040】前記ステップS41での判定結果、FCOOLの値
が1の場合(YESの場合)には、ステップS42に進んで制御
手段(154)はFFANの値が1であるかを判定して、FFANの値
が1でない場合(NOの場合)には、ステップS422に進んで
送風運転(圧縮機オフ)が5分間行われる。すなわち、制
御手段(154)は時間をカウンタしてカウンタされた時間
が所定時間(略、5分)が経過したかを判定する。
【0041】前記ステップS422での判定結果、5分が経
過していない場合(NOの場合)には、ステップS423に進ん
で制御手段(154)は圧縮機駆動手段(166)、室外ファンモ
ータ駆動手段(168)、四方弁駆動手段(172)、室内ファン
モータ駆動手段(170)を制御して図11に示すように、圧
縮機(30)、室外ファン(41)および四方弁(31)をオフさ
せ、超低速で室内ファン(17)をオンさせる送風および除
湿運転を行う。前記除湿は前記室内熱交換器が湿気を冷
却させて凝縮に充分な状態で行われる。5分が経過した
場合(YESの場合)には、送風運転(B1)が終了された状態
であるため、ステップS424に進んでFFANの値を1に設定
しつつリターンする。
【0042】前記ステップS42での判定結果、FFANの値
が1の場合(YESの場合)には、ステップS43に進んで制御
手段(154)はFHEATの値が1であるかを判定して、FHEATの
値が1でない場合(NOの場合)には、ステップS432に進ん
で室内温度が設定温度に到達した後に、初期送風運転に
伴って変化する室内空気の温度を室内温度感知手段(15
6)で感知して室内温度が25℃以上であるかを判定する。
【0043】前記ステップS432での判定結果、室内温度
が25℃以上でない場合(NOの場合)には、ステップS433に
進んで制御手段(154)は5分間の暖房運転を行う。すなわ
ち、制御手段(154)は時間をカウントして所定時間(略、
5分)が経過したかを判定して、5分が経過していない場
合(NOの場合)には、ステップS434に進んで制御手段(15
4)は圧縮機駆動手段(166)、室外ファンモータ駆動手段
(168)、四方弁駆動手段(172)、室内ファンモータ駆動手
段(170)を制御して図11のH1に示すように、圧縮機(3
0)、室外ファン(41)および四方弁(31)をオンさせて、室
内ファン(17)を超低速風にオンさせる暖房運転を行いつ
つリターンをするが、この際、室内温度が上昇するた
め、除湿が生じるようになる。送風運転(B1)途中、室内
温度が25℃(26℃)に到達すると、図11に示す 区間の暖
房運転は無視される。すなわち、行われない。
【0044】前記ステップS433での判定結果、5分が経
過した場合(YESの場合)には、設定温度に到達した後に
初期暖房運転が終了した状態であり、前記ステップS432
での判定結果、室内温度が25℃以上の場合(YESの場合)
には、暖房運転(H1)を行わなくてもさしつかえがないた
め、ステップS435に進んでFHEATの値を1に設定しつつリ
ターンする。
【0045】前記ステップS43での判定結果、FHEATの値
が1の場合(YESの場合)には、ステップS44に進んで制御
手段(154)はCYCLEの値が1であるかを判定して、CYCLEの
値が1の場合(YESの場合)には、ステップS45に進んで制
御手段(154)はFFAN、FHEAT、CYCLEの値を0に設定しつつ
リターンする。
【0046】前記ステップS44での判定結果、CYCLEの値
が1でない場合(NOの場合)には、ステップS442に進んで
圧縮機(30)のオフ時間であるかを判定して、圧縮機(30)
のオフ時間の場合(YESの場合)には、ステップS446に進
んで制御手段(154)は圧縮機駆動手段(166)、室外ファン
モータ駆動手段(168)、四方弁駆動手段(172)、室内ファ
ンモータ駆動手段(170)を制御して図11に示すように、
圧縮機(30)、室外ファン(41)および四方弁(31)をオフさ
せて、室内ファン(17)を超低速風にオンさせる送風運転
(B2)を行いつつリターンする。
【0047】前記ステップS442での判定結果、圧縮機(3
0)のオフ時間でない場合(NOの場合)には、ステップS443
に進んで室内温度が設定温度に到達したかを判定して、
室内温度が設定温度に到達していない場合(NOの場合)に
は、ステップS444に進んで制御手段(154)は圧縮機駆動
手段(166)、室外ファンモータ駆動手段(168)、四方弁駆
動手段(172)、室内ファンモータ駆動手段(170)を制御し
て図11に示すように、圧縮機(30)、室外ファン(41)をオ
ンさせて四方弁(31)をオフさせ、室内ファン(17)を低速
風(運転風速より低い超低速風)にオンさせる冷房および
除湿運転(C2)を行いつつリターンする。
【0048】前記ステップS443での判定結果、室内温度
が設定温度に到達した場合(YESの場合)には、設定温度
に到達するまでの過程の1サイクル(この際、1サイクル
の時間は可変的である)が終了した状態であるため、ス
テップS445に進んでCYCLEの値を1に設定しつつリターン
するが、圧縮機の駆動が終了後、室内温度が設定温度(T
s)に到達すると、B2、B3、B4などの送風作動とC2、C3、
C5などの冷房作動が設定温度に到達するまで交互に行わ
れる。前記圧縮機のオン/オフ時間は冷房C2〜C5と送風B
2〜B4の間、コントローラで設定される。
【0049】かようなオン/オフ時間は図12のステップ1
〜7中の一つと一致し、室内温度に伴って最小1分から最
大5分まで変化され、設定温度(Ts)に到達すると1サイク
ルが終了する。
【0050】上記のように、1サイクルが終了すると、
図6のステップS5に進んで制御手段(154)は所定時間以内
に1サイクルが終了するようにするため、1サイクルの終
了時間が所定時間未満であるか超す場合、時間パターン
に変更をあたえて所定時間以内に入るように時間変換を
制御するが、これを図8を参照して具体的に述べること
にする。
【0051】図8は、この発明による空気調和機の時間
変換制御動作順を示すフローチャートである。この発明
の動作を説明するための初期条件として、時間パターン
の初期値は4段階である。
【0052】空気調和機の健康ドライ運転1サイクルが
終了すると、ステップS51で制御手段(154)はCYCLEの値
が1であるかを判定して、CYCLEの値が1でない場合(NOの
場合)にはリターンする。
【0053】前記ステップS51での判定結果、CYCLEの値
が1の場合(YESの場合)には、ステップS52に進んで制御
手段(154)は1サイクルを行う時間が1時間未満であるか
を判定して、1サイクルを行う時間が1時間未満の場合(Y
ESの場合)には、ステップS522に進んで制御手段(154)は
時間パターンを現在のパターンから図12に示すように、
左方へ1段階移動(初期値4段階を中心に左方への移動)さ
せて圧縮機(30)のオン/オフ時間の割合を増加させるこ
とにより、圧縮機(30)のオン/オフ時間を可変させつつ
リターンする。
【0054】前記ステップS52での判定結果、1サイクル
を行う時間が1時間未満でない場合(NOの場合)には、ス
テップS53に進んで制御手段(154)は1サイクルを行う時
間が1時間30分未満であるか判定して、1時間30分未満で
ない場合(NOの場合)には、ステップS54に進んで制御手
段(154)は時間パターンを現在のパターンから図12に示
すように、右方へ1段階移動(初期値4段階を中心に右方
への移動)させて圧縮機(30)のオン/オフ時間の割合を減
少させることにより圧縮機(30)のオン/オフ時間を可変
させつつリターンする。
【0055】前記ステップS53での判定結果、1サイクル
を行う時間が1時間30分未満の場合(YESの場合)には、ス
テップS532に進んで制御手段(154)は時間パターンを現
在のパターン状態に保持させつつリターンする。
【0056】上記のように、1サイクルを行う時間に伴
って圧縮機(30)のオン/オフ時間を可変制御して所定時
間内に1サイクルが終了すると、図6のステップS6に進ん
で制御手段(154)は室内温度が所定の快適温度(略、25
℃)より高い時には室内ファン(17)の速度を増加させて
風量を可変制御するが、これを図9を参照して具体的に
述べることにする。
【0057】図9は、この発明による空気調和機の風量
可変制御動作手順を示すフローチャートである。所定時
間内に1サイクルが終了すると、ステップS61で制御手段
(154)は室内温度が所定の快適温度(略、25℃)以上であ
るかを判定して、室内温度が25℃以上でない場合(NOの
場合)には、ステップS62に進んで制御手段(154)は室内
ファンモータ駆動手段(170)を制御して室内ファン(17)
の速度を超微風に駆動させつつリターンする。
【0058】前記ステップS61での判定結果、室内温度
が25℃以上の場合(YESの場合)には、ステップS63に進ん
で制御手段(154)は室内ファンモータ駆動手段(170)を制
御して室内ファン(17)の速度を微風に駆動させて室内フ
ァン(17)速度を増加(たとえば、超微風→微風)させるた
め、冷房能力を増加させつつリターンする。
【0059】この際、1サイクルを行う時間が所定時間
を経過すると、図6のステップS7に進んで制御手段(154)
は所定時間以内に1サイクルが終了するようにするた
め、1サイクルの終了時間が所定時間未満であるか超過
する場合、風向パターンに変更をあたえて所定時間以内
に入るように風向可変を制御するが、これを図10を参照
して具体的に述べることにする。
【0060】図10は、この発明による空気調和機の風向
可変制御動作順を示すフローチャートである。上下風向
羽根(11)が最上段階にある場合には、室内温度の平均値
と制御手段(154)で感知する温度が所定値以上に相違す
る場合が生じるため、その偏差を減らすための手段とし
て上下風向羽根(11)の位置を調整するが、まず、ステッ
プS71で制御手段(154)はCYCLEの値が1であるかを判定し
て、CYCLEの値が1の場合(YESの場合)には、ステップS72
に進んで制御手段(154)は1サイクルを行う時間が1時間
未満であるか判定する。
【0061】前記ステップS72での判定結果、1サイクル
を行う時間が1時間未満の場合(YESの場合)には、ステッ
プS73に進んで制御手段(154)は上下風向調整部(162)を
制御して上下風向羽根(11)を現状態から1段階上向けに
調整しつつリターンし、1サイクルを行う時間が1時間未
満でない場合(NOの場合)には、ステップS74に進んで制
御手段(154)は上下風向羽根(11)を現状態に保持させつ
つリターンする。
【0062】一方で、前記ステップS71での判定結果、C
YCLEの値が1でない場合(NOの場合)には、ステップS75に
進んで1サイクルを行う時間が1時間30分を経過したかを
判定して、1時間30分を経過していない場合(NOの場合)
にはリターンし、1時間30分を経過した場合(YESの場合)
には、ステップS76に進んで制御手段(154)は上下風向調
整部(162)を制御して上下風向羽根(11)を現状態から1段
階下向けに調整しつつリターンする。
【0063】かように、室内温度の変化に伴って冷暖房
を切換え、所定時間以内に1サイクルが終了するように
する時間変換制御および風向可変制御と室内温度による
風量可変制御で室内温度を図11に示すように、所定温度
(23〜5℃、24〜6℃)範囲の快適な状態に保持させるた
め、PPD指数(不満足度)が図11に示すように、低く現わ
れてユーザーに快適感をあたえる。
【0064】
【発明の効果】上述のように、本発明による空気調和機
のドライ運転装置およびその制御方法によれば、ドライ
運転時に所定時間内に1サイクルが終了するようにする
時間および風向可変制御と室内温度による風量可変制御
で室内温度の過冷を防止し、過冷時には暖房機能を追加
して室内温度を所定温度まで上昇せしめて室内温度を所
定温度(23〜5℃)に保持しつつ除湿効率を向上させるた
め、既存の冷房なり除湿運転時に発生しうる室内温度の
過冷による冷房病、風邪などを予防し、室内空間を快適
な状態に保持させてユーザーに快適感をあたえるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般の空気調和機の室内機を示す斜視図であ
る。
【図2】 図1の室内機を壁面に設置した状態の側断面
図である。
【図3】 一般の空気調和機の冷媒サイクル図である。
【図4】 従来による空気調和機のドライ運転パターン
領域図である。
【図5】 本発明の一実施形態による空気調和機のドラ
イ運転装置の制御ブロック図である。
【図6】 本発明による空気調和機のドライ運転動作順
を示すフローチャートである。
【図7】 本発明による空気調和機のドライ制御動作順
を示すフローチャートである。
【図8】 本発明による空気調和機の時間変換制御動作
順を示すフローチャートである。
【図9】 本発明による風量可変制御動作順を示すフロ
ーチャートである。
【図10】 本発明による風向可変制御動作順を示すフ
ローチャートである。
【図11】 本発明による空気調和機のドライ運転パタ
ーン領域図である。
【図12】 本発明による空気調和機の時間パターンテ
ーブルである。
【符号の説明】
1...室内機 5...吐出口 7...リモコン信号受信部 9...リモコン 11...上下風向羽根 13...左右風向羽根 15...室内熱交換器 17...室内ファン 30...圧縮機 31...四方弁 40...室外熱交換器 41...室外ファン 152...運転操作手段 154...制御手段 156...室内温度感知手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入口および吐出口と、室外熱交換器
    と、前記吸入口から吐出口までの空気の流れの経路上に
    配列された室内熱交換器と、前記室内および室外熱交換
    器にガイドされる冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の流れ
    の方向を制御して暖房および冷房モードに切換える調整
    弁と、送風モード時に前記圧縮機が作動されない状態で
    作動された前記吸入口から吐出口へ空気を循環させる速
    度可変型ファンと、吐出される空気の方向を調整するよ
    う前記吐出口を横切って設けられた風向調整部材と、そ
    の風向調整部材の方向を調整して吐出空気の方向を変化
    させるようモータにつれて駆動される調整部と、選択さ
    れた運転モードおよび設定された室内温度を入力する入
    力装置と、室内温度を感知する温度センサとを備え、ド
    ライ運転が選択されたかを判定する段階(A1)と、前記ド
    ライ運転が選択されると、所定のサイクルで空気調和機
    を作動させる段階(A2)と、前記サイクルは冷房モード時
    に設定温度に到達するときまで空気調和機を作動させる
    段階(A21)と、かりに感知された温度が設定温度より高
    い所定の快適温度未満であれば、設定された時間中暖房
    作動を行う段階(A22)と、温度が再度設定温度になるよ
    う冷房作動を行う段階(A23)とからなり、前記段階(A23)
    において、前記サイクルを行う実行時間を判定する段階
    (A3)と、その段階(A3)で決定された実行時間が標準時間
    を超すと、前記ファンの速度を増加させる段階(A4)と、
    前記段階(A3)で決定された実行時間が標準時間を超す
    と、前記風向調整部材の方向を変化させる前記調整部が
    作動される段階(A5)とを含むことを特徴とする空気調和
    機のドライ運転制御方法。
  2. 【請求項2】 前記段階(A2)は、前記圧縮機がオフされ
    た状態で送風モード時に前記段階(A21)および段階(A22)
    間の一定時間中、前記ファンを作動させる段階をさらに
    含んでなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和
    機のドライ運転制御方法。
  3. 【請求項3】 前記段階(A2)は、段階(A22)および段階
    (A23)間の一定時間中多数の冷房作動と多数の送風作動
    が交互に行われる段階をさらに含み、前記圧縮機は冷房
    作動時にはオンとなり、送風モード時にはオフとなり、
    全体のオン、オフされる時間が相互に同一なることを特
    徴とする請求項1に記載の空気調和機のドライ運転制御
    方法。
  4. 【請求項4】 1サイクルの実行時間と標準時間につれ
    て前記圧縮機がオン、オフとなる時間の割合を変化させ
    る段階をさらに含んでなることを特徴とする請求項3に
    記載の空気調和機のドライ運転制御方法。
  5. 【請求項5】 前記実行時間が1時間未満であれば、前
    記割合が増加されることを特徴とする請求項4に記載の
    空気調和機のドライ運転制御方法。
  6. 【請求項6】 前記実行時間が1時間以上ないし1時間30
    分未満であれば、前記割合は変わらないことを特徴とす
    る請求項4に記載の空気調和機のドライ運転制御方法。
  7. 【請求項7】 前記実行時間が1時間30分以上であれ
    ば、前記割合は減少されることを特徴とする請求項4に
    記載の空気調和機のドライ運転制御方法。
  8. 【請求項8】 前記風向調整部材は、水平に設けられて
    上下方向へ俯仰されるように備えられ、前記サイクル実
    行時間が1時間以下であれば、前記風向調整部材の方向
    が上向けになる段階(A6)を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の空気調和機のドライ運転制御方法。
  9. 【請求項9】 前記実行時間が1時間以上ないし1時間30
    分未満であれば、前記風向調整部材の方向が変わらない
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機のドライ
    運転制御方法。
  10. 【請求項10】 前記実行時間が1時間30分以上であれ
    ば、前記風向調整部材の方向が下向きになることを特徴
    とする請求項8に記載の空気調和機のドライ運転制御方
    法。
  11. 【請求項11】 吸入口および吐出口と、室外熱交換器
    と、前記吸入口から吐出口までの空気の流れの経路上に
    配列された室内熱交換器と、前記室内および室外熱交換
    器にガイドされる冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の流れ
    の方向を制御して暖房および冷房モードに切換える調整
    弁と、送風モード時に前記圧縮機が作動されない状態で
    作動された前記吸入口から吐出口へ空気を循環させる速
    度可変型ファンと、吐出される空気の方向を調整するよ
    う前記吐出口を横切って設けられた風向調整部材と、そ
    の風向調整部材の方向を調整して吐出空気の方向を変化
    させるようモータにつれて駆動される調整部と、選択さ
    れた運転モードおよび設定された室内温度を入力する入
    力装置と、室内温度を感知する温度センサと、制御手段
    とからなり、 前記制御手段はドライ運転が選択されたかを判定し、か
    りにドライ運転が選択されると、所定のサイクルで空気
    調和機を作動させ、前記サイクルが行われる実行時間を
    決定し、前記実行時間が標準時間を超すと、前記ファン
    の速度を増加させ、前記実行時間が標準時間を超すと、
    前記風向調整部材の方向を変化させるよう前記調整部が
    作動される段階とを含み、前記ドライ運転は冷房モード
    時に設定温度に到達するときまで空気調和機を作動さ
    せ、かりに感知された温度が設定温度より高い所定の快
    適温度未満であれば、設定された時間中暖房作動を行
    い、温度が再度設定温度になるよう冷房作動を行うこと
    をことを特徴とする空気調和機のドライ運転制御装置。
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