JPH11270137A - コンクリート輸送管分岐器 - Google Patents
コンクリート輸送管分岐器Info
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- JPH11270137A JPH11270137A JP7887098A JP7887098A JPH11270137A JP H11270137 A JPH11270137 A JP H11270137A JP 7887098 A JP7887098 A JP 7887098A JP 7887098 A JP7887098 A JP 7887098A JP H11270137 A JPH11270137 A JP H11270137A
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- Japan
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- pipe
- concrete
- transport pipe
- side transport
- transport
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 順次分岐しかつ複数管口に至る輸送管をあら
かじめ配管してするコンクリートの輸送及び打設の連続
性、効率性を確保し得るコンクリート輸送管分岐器を提
供する。 【解決手段】 一本のポンプ側輸送管1と、複数本の打
設箇所側輸送管2と、それらを接続する一本の曲管4と
を備え、前記曲管4の一方の管口は、一本のポンプ側輸
送管1の管口に回動自在に接続され、前記曲管4の他方
の管口は、当該曲管4の回動により、複数本の打設箇所
側輸送管2のいずれか一本の打設箇所側輸送管2に接続
されるコンクリート輸送管分岐器である。
かじめ配管してするコンクリートの輸送及び打設の連続
性、効率性を確保し得るコンクリート輸送管分岐器を提
供する。 【解決手段】 一本のポンプ側輸送管1と、複数本の打
設箇所側輸送管2と、それらを接続する一本の曲管4と
を備え、前記曲管4の一方の管口は、一本のポンプ側輸
送管1の管口に回動自在に接続され、前記曲管4の他方
の管口は、当該曲管4の回動により、複数本の打設箇所
側輸送管2のいずれか一本の打設箇所側輸送管2に接続
されるコンクリート輸送管分岐器である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、順次分岐しかつ複
数管口に至るコンクリート輸送管(以下「輸送管」とい
う)をあらかじめ配管してコンクリートの輸送及び打設
をする場合において、当該輸送管が分岐する分岐ポイン
トにおいてコンクリートの輸送先を切り換えるコンクリ
ート輸送管分岐器に関する。
数管口に至るコンクリート輸送管(以下「輸送管」とい
う)をあらかじめ配管してコンクリートの輸送及び打設
をする場合において、当該輸送管が分岐する分岐ポイン
トにおいてコンクリートの輸送先を切り換えるコンクリ
ート輸送管分岐器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコンクリートの輸送及び
打設方法は、例えばあらかじめ配管した一つの管口を有
する一本の輸送管にコンクリートポンプを接続して行う
というものであり、かかる方法では、ダム等の如く打設
箇所が広範囲化した現場に対応できず、配管の盛替えや
作業中断による不利益が過大になるため、本発明者ら
は、図4に示すように、順次分岐しかつ複数管口101
(打設箇所102)に至る輸送管103をあらかじめ配
管すると共に、当該輸送管103の分岐ポイント104
においてコンクリートポンプ105からのコンクリート
の輸送先を適宜切り換えてするコンクリートの輸送及び
打設方法を創案した。
打設方法は、例えばあらかじめ配管した一つの管口を有
する一本の輸送管にコンクリートポンプを接続して行う
というものであり、かかる方法では、ダム等の如く打設
箇所が広範囲化した現場に対応できず、配管の盛替えや
作業中断による不利益が過大になるため、本発明者ら
は、図4に示すように、順次分岐しかつ複数管口101
(打設箇所102)に至る輸送管103をあらかじめ配
管すると共に、当該輸送管103の分岐ポイント104
においてコンクリートポンプ105からのコンクリート
の輸送先を適宜切り換えてするコンクリートの輸送及び
打設方法を創案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
あっては、順次分岐する輸送管103が実施工で用いら
れることがなかったため、輸送管103の分岐ポイント
104においてコンクリートの輸送先を適宜切り換える
特別の装置機械は存在しない。また、従来から存在する
ビクトリックジョイント及び短管を用いた場合には、コ
ンクリートの輸送先を切り換える度に、短管の接続替え
に相当の時間を要するため、コンクリートの輸送及び打
設の中断を回避することができない。
あっては、順次分岐する輸送管103が実施工で用いら
れることがなかったため、輸送管103の分岐ポイント
104においてコンクリートの輸送先を適宜切り換える
特別の装置機械は存在しない。また、従来から存在する
ビクトリックジョイント及び短管を用いた場合には、コ
ンクリートの輸送先を切り換える度に、短管の接続替え
に相当の時間を要するため、コンクリートの輸送及び打
設の中断を回避することができない。
【0004】そこで、本発明の目的は、順次分岐しかつ
複数管口に至る輸送管をあらかじめ配管して行うコンク
リートの輸送及び打設において、当該輸送及び打設の連
続性、効率性を確保し得るコンクリート輸送管分岐器を
提供することにある。
複数管口に至る輸送管をあらかじめ配管して行うコンク
リートの輸送及び打設において、当該輸送及び打設の連
続性、効率性を確保し得るコンクリート輸送管分岐器を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るコンクリート輸送管分岐器は、一本の
ポンプ側輸送管と、複数本の打設箇所側輸送管と、それ
らを接続する一本の曲管とを備え、前記曲管の一方の管
口は、一本のポンプ側輸送管の管口に回動自在に接続さ
れ、前記曲管の他方の管口は、当該曲管の回動により、
複数本の打設箇所側輸送管のいずれか一本の打設箇所側
輸送管に接続されることを特徴としている。
に、本発明に係るコンクリート輸送管分岐器は、一本の
ポンプ側輸送管と、複数本の打設箇所側輸送管と、それ
らを接続する一本の曲管とを備え、前記曲管の一方の管
口は、一本のポンプ側輸送管の管口に回動自在に接続さ
れ、前記曲管の他方の管口は、当該曲管の回動により、
複数本の打設箇所側輸送管のいずれか一本の打設箇所側
輸送管に接続されることを特徴としている。
【0006】即ち、本発明は、一本のポンプ側輸送管か
らのコンクリートの輸送先を複数本の打設箇所側輸送管
のいずれか一本に切り換える回動自在の曲管を設けるこ
とにより、順次分岐しかつ複数管口に至る輸送管をあら
かじめ配管して行うコンクリートの輸送及び打設の連続
性、効率性を担保するものである。
らのコンクリートの輸送先を複数本の打設箇所側輸送管
のいずれか一本に切り換える回動自在の曲管を設けるこ
とにより、順次分岐しかつ複数管口に至る輸送管をあら
かじめ配管して行うコンクリートの輸送及び打設の連続
性、効率性を担保するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態に係るコンクリート輸送管分岐器の概略側面図、
図2は、当該コンクリート輸送管分岐器の図1における
A−A’矢視図、を示している。尚、当該コンクリート
輸送管分岐器は、順次分岐しかつ複数管口に至る輸送管
をあらかじめ配管してコンクリートの輸送及び打設をす
るダムコンクリート施工システムにおいて、当該輸送管
が分岐する分岐ポイントにおいて設置されるものであ
る。
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は、本実施
の形態に係るコンクリート輸送管分岐器の概略側面図、
図2は、当該コンクリート輸送管分岐器の図1における
A−A’矢視図、を示している。尚、当該コンクリート
輸送管分岐器は、順次分岐しかつ複数管口に至る輸送管
をあらかじめ配管してコンクリートの輸送及び打設をす
るダムコンクリート施工システムにおいて、当該輸送管
が分岐する分岐ポイントにおいて設置されるものであ
る。
【0008】これらの図において、符号1は、従来と同
様の輸送管(直管)であり、かつ、ポンプ(図示外)か
らのコンクリートを図示矢印方向で輸送する1本のポン
プ側輸送管、符号2は、従来と同様の輸送管(直管)で
あり、かつ、当該コンクリートの輸送先となる3本の打
設箇所側輸送管2(第1打設箇所側輸送管2a、第2打
設箇所側輸送管2b、第3打設箇所側輸送管2c)、符
号3は、コンクリートポンプ側端部に固着されるフラン
ジ(第1フランジ3a、第2フランジ3b、第3フラン
ジ3c)、符号4は、ポンプ側輸送管1及び打設箇所側
輸送管2と同一の内径を有し、かつ、ポンプ側輸送管1
と打設箇所側輸送管2とを接続する1本の曲管、符号5
は、この曲管4の打設箇所側端部に固着されるフラン
ジ、符号6は、この曲管4をポンプ側輸送管1の管口に
回動自在に接続する回動接続装置、を示している。
様の輸送管(直管)であり、かつ、ポンプ(図示外)か
らのコンクリートを図示矢印方向で輸送する1本のポン
プ側輸送管、符号2は、従来と同様の輸送管(直管)で
あり、かつ、当該コンクリートの輸送先となる3本の打
設箇所側輸送管2(第1打設箇所側輸送管2a、第2打
設箇所側輸送管2b、第3打設箇所側輸送管2c)、符
号3は、コンクリートポンプ側端部に固着されるフラン
ジ(第1フランジ3a、第2フランジ3b、第3フラン
ジ3c)、符号4は、ポンプ側輸送管1及び打設箇所側
輸送管2と同一の内径を有し、かつ、ポンプ側輸送管1
と打設箇所側輸送管2とを接続する1本の曲管、符号5
は、この曲管4の打設箇所側端部に固着されるフラン
ジ、符号6は、この曲管4をポンプ側輸送管1の管口に
回動自在に接続する回動接続装置、を示している。
【0009】また、符号7は、コンクリートの輸送先を
切り換えるポイントとなる位置であって作業床上に設置
される支持架台であり、カウンターウエイトとして機能
する台座7aと、曲管4の打設箇所側に係る直管部分4
aをガイド(支持)する正面板7bと、打設箇所側輸送
管2のポンプ側に係る部分を支持する背面板7cと、正
面板7bと背面板7cとの間隔を保持する構造部材7d
とから構成されている。
切り換えるポイントとなる位置であって作業床上に設置
される支持架台であり、カウンターウエイトとして機能
する台座7aと、曲管4の打設箇所側に係る直管部分4
aをガイド(支持)する正面板7bと、打設箇所側輸送
管2のポンプ側に係る部分を支持する背面板7cと、正
面板7bと背面板7cとの間隔を保持する構造部材7d
とから構成されている。
【0010】更に、符号8は、上下方向で伸縮自在のピ
ストンロッド8aとこれが装着されるシリンダ本体8b
とから構成される油圧シリンダであり、このピストンロ
ッド8aの上端にはロッド軸8cが当該ピストンロッド
8aに一体に形成されて前記直管部分4aの下部に固着
された上部軸受8dにコンクリート輸送方向に対し垂直
方向で回転自在に軸支されており、一方、このシリンダ
本体8bの下端には本体軸8eが当該シリンダ本体8b
に一体に形成され、作業床上であって支持架台7の台座
7aの前面に固着された下部軸受8fにコンクリート輸
送方向に対し垂直方向で回転自在に軸支されている。
ストンロッド8aとこれが装着されるシリンダ本体8b
とから構成される油圧シリンダであり、このピストンロ
ッド8aの上端にはロッド軸8cが当該ピストンロッド
8aに一体に形成されて前記直管部分4aの下部に固着
された上部軸受8dにコンクリート輸送方向に対し垂直
方向で回転自在に軸支されており、一方、このシリンダ
本体8bの下端には本体軸8eが当該シリンダ本体8b
に一体に形成され、作業床上であって支持架台7の台座
7aの前面に固着された下部軸受8fにコンクリート輸
送方向に対し垂直方向で回転自在に軸支されている。
【0011】更にまた、符号9は、この本体軸8eの前
端部に一体に設けられ、かつ、当該本体軸8eを所定の
角度範囲で揺動する油圧揺動モータ、符号10は、油圧
シリンダ8及び油圧揺動モータ9に対し油圧力を提供す
る油圧ポンプユニット、符号11は、無線アンテナであ
り、これにより、油圧シリンダ8及び油圧揺動モータ9
の作動がラジコン操作されるようになっている。
端部に一体に設けられ、かつ、当該本体軸8eを所定の
角度範囲で揺動する油圧揺動モータ、符号10は、油圧
シリンダ8及び油圧揺動モータ9に対し油圧力を提供す
る油圧ポンプユニット、符号11は、無線アンテナであ
り、これにより、油圧シリンダ8及び油圧揺動モータ9
の作動がラジコン操作されるようになっている。
【0012】かかるコンクリート輸送管分岐器におい
て、ポンプ側輸送管1は、図示する位置及び高さ、即
ち、曲管4及び打設箇所側輸送管2との関係において設
定される位置及び高さであって略水平に固定されている
と共に、打設箇所側輸送管2も、図示する位置及び高
さ、即ち、曲管4を回動した場合における当該曲管4の
打設箇所側に係る直管部分4aの軌道に対応する位置及
び高さであって略水平に固定されており、特に、打設箇
所側輸送管2のポンプ側に係る部分は、支持架台7の背
面板7cに支持された状態で固定されている。
て、ポンプ側輸送管1は、図示する位置及び高さ、即
ち、曲管4及び打設箇所側輸送管2との関係において設
定される位置及び高さであって略水平に固定されている
と共に、打設箇所側輸送管2も、図示する位置及び高
さ、即ち、曲管4を回動した場合における当該曲管4の
打設箇所側に係る直管部分4aの軌道に対応する位置及
び高さであって略水平に固定されており、特に、打設箇
所側輸送管2のポンプ側に係る部分は、支持架台7の背
面板7cに支持された状態で固定されている。
【0013】一方、曲管4は、回動接続装置6を介して
ポンプ側輸送管1の管口に回動自在に接続されており、
曲管4を回動した場合における当該直管部分4aの軌道
に合致するガイド孔7eが支持架台7の正面板7bにお
いて開設されている。
ポンプ側輸送管1の管口に回動自在に接続されており、
曲管4を回動した場合における当該直管部分4aの軌道
に合致するガイド孔7eが支持架台7の正面板7bにお
いて開設されている。
【0014】次に、本実施の形態に係るコンクリート輸
送管分岐器によるコンクリートの輸送先の切り換え作業
について図1〜図3を用いて説明する。
送管分岐器によるコンクリートの輸送先の切り換え作業
について図1〜図3を用いて説明する。
【0015】(1)コンクリート輸送(図3a) 今、ラジコン操作により、コンクリートポンプ(図示
外)の作動をし、これにより、曲管4を通じ、かつ、第
2打設箇所側輸送管2を輸送先として、ポンプ側輸送管
1からのコンクリートを図示矢印方向で輸送している。
外)の作動をし、これにより、曲管4を通じ、かつ、第
2打設箇所側輸送管2を輸送先として、ポンプ側輸送管
1からのコンクリートを図示矢印方向で輸送している。
【0016】(2)輸送先の切り換え(図3b又は図3
c) 次に、本実施の形態に係るコンクリート輸送管分岐器を
操作してコンクリートの輸送先の切り換えを行う。
c) 次に、本実施の形態に係るコンクリート輸送管分岐器を
操作してコンクリートの輸送先の切り換えを行う。
【0017】まず、ラジコン操作により、コンクリート
ポンプの作動を停止し、直ちに、油圧揺動モータ9によ
って、油圧シリンダ8のシリンダ本体8bを所定の左上
方向又は右上方向に設定すると共に、油圧シリンダ8に
よって、ピストンロッド8aを所定の長さに延伸する
と、回動接続装置6が機能して、曲管4は、左回り又は
右回りで回動する。
ポンプの作動を停止し、直ちに、油圧揺動モータ9によ
って、油圧シリンダ8のシリンダ本体8bを所定の左上
方向又は右上方向に設定すると共に、油圧シリンダ8に
よって、ピストンロッド8aを所定の長さに延伸する
と、回動接続装置6が機能して、曲管4は、左回り又は
右回りで回動する。
【0018】このとき、曲管4の直管部分4aは、油圧
シリンダ8の延伸するピストンロッド8aによって、上
端のロッド軸8c及び上部軸受8dを介して押し上げら
れ、曲管4の管口が第1打設箇所側輸送管2a又は第3
打設箇所側輸送管2cの管口に対し丁度合致する位置及
び高さに設定され、輸送先が切り換えられる。
シリンダ8の延伸するピストンロッド8aによって、上
端のロッド軸8c及び上部軸受8dを介して押し上げら
れ、曲管4の管口が第1打設箇所側輸送管2a又は第3
打設箇所側輸送管2cの管口に対し丁度合致する位置及
び高さに設定され、輸送先が切り換えられる。
【0019】そして、ラジコン操作により、コンクリー
トポンプの作動を再び開始し、曲管4を通じ、かつ、今
度は第1打設箇所側輸送管2a又は第3打設箇所側輸送
管2cを輸送先として、ポンプ側輸送管1からのコンク
リートを図示矢印方向で輸送する。
トポンプの作動を再び開始し、曲管4を通じ、かつ、今
度は第1打設箇所側輸送管2a又は第3打設箇所側輸送
管2cを輸送先として、ポンプ側輸送管1からのコンク
リートを図示矢印方向で輸送する。
【0020】このとき、コンクリートポンプ停止〜曲管
4の切り換え〜コンクリートポンプ作動の一連の作業は
殆ど瞬時になされるので、コンクリートの輸送及び打設
の連続性、効率性は充分に確保される。
4の切り換え〜コンクリートポンプ作動の一連の作業は
殆ど瞬時になされるので、コンクリートの輸送及び打設
の連続性、効率性は充分に確保される。
【0021】(3)水押洗浄用ポンプ作動 一方、輸送先の切り換えを行った結果、第2打設箇所側
輸送管2bに残存することとなったコンクリートは、そ
のままでは管内で固化することになり、第2打設箇所側
輸送管2bが使用できなくなってしまう。
輸送管2bに残存することとなったコンクリートは、そ
のままでは管内で固化することになり、第2打設箇所側
輸送管2bが使用できなくなってしまう。
【0022】そこで、正面板7bのガイド孔7eの利用
により、水押洗浄用スポンジ(図示外)を管内に詰める
と共に、第2打設箇所側輸送管2bのポンプ側管口に水
押洗浄用ポンプを連結したうえで、水押洗浄用ポンプ作
動し、これにより、管内の残存コンクリートの水押、洗
浄を行う。
により、水押洗浄用スポンジ(図示外)を管内に詰める
と共に、第2打設箇所側輸送管2bのポンプ側管口に水
押洗浄用ポンプを連結したうえで、水押洗浄用ポンプ作
動し、これにより、管内の残存コンクリートの水押、洗
浄を行う。
【0023】従って、本実施の形態に係るコンクリート
輸送管分岐器によれば、1本のポンプ側輸送管1からの
コンクリートの輸送先を3本の打設箇所側輸送管2のう
ちのいずれか一に切り換える回動自在の曲管4を具備す
ることとしたから、従来におけるこの種のコンクリート
打設のように、輸送管の管口の移動や配管の盛替えによ
る作業中断が全くなく、よって、順次分岐しかつ複数管
口に至る輸送管をあらかじめ配管して行うコンクリート
の輸送及び打設の連続性、効率性を充分に確保すること
ができる。
輸送管分岐器によれば、1本のポンプ側輸送管1からの
コンクリートの輸送先を3本の打設箇所側輸送管2のう
ちのいずれか一に切り換える回動自在の曲管4を具備す
ることとしたから、従来におけるこの種のコンクリート
打設のように、輸送管の管口の移動や配管の盛替えによ
る作業中断が全くなく、よって、順次分岐しかつ複数管
口に至る輸送管をあらかじめ配管して行うコンクリート
の輸送及び打設の連続性、効率性を充分に確保すること
ができる。
【0024】尚、本実施の形態では、コンクリート輸送
管分岐器を、順次分岐しかつ複数管口に至る輸送管の分
岐ポイントにおいて用いることとしたが、これに限られ
るものでなく、例えばコンクリートの管内閉塞対策とし
て予備のバイパス管を有する輸送管の分岐ポイントにお
いて用いてもよく、この場合には、本実施の形態と異な
り、ポンプ側が複数本の輸送管で打設箇所側が一本の輸
送管という構成も含むことになる。
管分岐器を、順次分岐しかつ複数管口に至る輸送管の分
岐ポイントにおいて用いることとしたが、これに限られ
るものでなく、例えばコンクリートの管内閉塞対策とし
て予備のバイパス管を有する輸送管の分岐ポイントにお
いて用いてもよく、この場合には、本実施の形態と異な
り、ポンプ側が複数本の輸送管で打設箇所側が一本の輸
送管という構成も含むことになる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコン
クリート輸送管分岐器によれば、一本のポンプ側輸送管
と、複数本の打設箇所側輸送管と、それらを接続する一
本の曲管とを備え、前記曲管の一方の管口は、一本のポ
ンプ側輸送管の管口に回動自在に接続され、前記曲管の
他方の管口は、当該曲管の回動により、複数本の打設箇
所側輸送管のいずれか一本の打設箇所側輸送管に接続さ
れることとしたので、順次分岐しかつ複数管口に至る輸
送管をあらかじめ配管して行うコンクリートの輸送及び
打設において、当該輸送及び打設の連続性、効率性を確
保することが可能になる。
クリート輸送管分岐器によれば、一本のポンプ側輸送管
と、複数本の打設箇所側輸送管と、それらを接続する一
本の曲管とを備え、前記曲管の一方の管口は、一本のポ
ンプ側輸送管の管口に回動自在に接続され、前記曲管の
他方の管口は、当該曲管の回動により、複数本の打設箇
所側輸送管のいずれか一本の打設箇所側輸送管に接続さ
れることとしたので、順次分岐しかつ複数管口に至る輸
送管をあらかじめ配管して行うコンクリートの輸送及び
打設において、当該輸送及び打設の連続性、効率性を確
保することが可能になる。
【図1】本発明の本実施の形態に係るコンクリート輸送
管分岐器の概略側面図を示している。
管分岐器の概略側面図を示している。
【図2】本発明の本実施の形態に係るコンクリート輸送
管分岐器の図1におけるA−A’矢視図を示している。
管分岐器の図1におけるA−A’矢視図を示している。
【図3】本発明の本実施の形態に係るコンクリート輸送
管分岐器によるコンクリートの輸送先の切り換え作業の
説明図を示している。
管分岐器によるコンクリートの輸送先の切り換え作業の
説明図を示している。
【図4】本発明者らが創案したコンクリートの輸送及び
打設方法の概略説明図を示している。
打設方法の概略説明図を示している。
1…ポンプ側輸送管 2…打設箇所側輸送管 2a…第1打設箇所側輸送管 2b…第2打設箇所側輸送管 2c…第3打設箇所側輸送管 3…フランジ 3a…第1フランジ 3b…第2フランジ 3c…第3フランジ 4…曲管 4a…直管部分 5…フランジ 6…回動接続装置 7…支持架台 7a…台座 7b…正面板 7c…背面板 7d…構造部材 7e…ガイド孔 8…油圧シリンダ 8a…ピストンロッド 8b…シリンダ本体 8c…ロッド軸 8d…上部軸受 8e…本体軸 8f…下部軸受 9…油圧揺動モータ 10…油圧ポンプユニット 11…無線アンテナ 101…複数管口 102…打設箇所 103…輸送管 104…分岐ポイント 105…コンクリートポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 信吾 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 福井 智 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 一本のポンプ側輸送管と、 複数本の打設箇所側輸送管と、 それらを接続する一本の曲管とを備え、 前記曲管の一方の管口は、一本のポンプ側輸送管の管口
に回動自在に接続され、 前記曲管の他方の管口は、当該曲管の回動により、複数
本の打設箇所側輸送管のいずれか一本の打設箇所側輸送
管に接続されることを特徴とする、コンクリート輸送管
分岐器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7887098A JPH11270137A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | コンクリート輸送管分岐器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7887098A JPH11270137A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | コンクリート輸送管分岐器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11270137A true JPH11270137A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13673872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7887098A Pending JPH11270137A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | コンクリート輸送管分岐器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11270137A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6151133A (en) * | 1992-06-12 | 2000-11-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Data Communication apparatus having a display device, on which several types of information is sequentially displayed, and a printing device |
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1998
- 1998-03-26 JP JP7887098A patent/JPH11270137A/ja active Pending
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