JPH11270058A - 補修瓦の取付構造及びその取付方法 - Google Patents
補修瓦の取付構造及びその取付方法Info
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- JPH11270058A JPH11270058A JP7909598A JP7909598A JPH11270058A JP H11270058 A JPH11270058 A JP H11270058A JP 7909598 A JP7909598 A JP 7909598A JP 7909598 A JP7909598 A JP 7909598A JP H11270058 A JPH11270058 A JP H11270058A
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Abstract
に上重ね片2を設けて屋根瓦3を形成し、この下重ね片
1と上重ね片2とを重ねて横方向に屋根瓦3を並設し、
上端部上にその上段の屋根瓦3の下端部を重ねて縦方向
に屋根瓦3を並設することにより屋根下地材4上に敷設
された屋根瓦3を、新規の補修瓦5に交換するための補
修瓦5の取付構造において、外観性、雨水の防水性及び
流水性が向上するとともに、取付施工が簡単な補修瓦の
取付構造及びその取付方法を提供すること。 【解決手段】 新規の屋根瓦3の上重ね片2側の端部下
面に補修プレート6を設けて補修瓦5を形成し、この補
修瓦5の補修プレート6と上重ね片2とで補修位置に隣
接する屋根瓦3の下重ね片1を挟持させる。
Description
設された屋根瓦を、破損又は不良品により新規の補修瓦
に交換するための補修瓦の取付構造及びその取付方法に
関する。
に、一方の側端縁に下重ね片1及び他方の側端縁に上重
ね片2を設けて屋根瓦3を形成し、この下重ね片1と上
重ね片2とを重ねて横方向に屋根瓦3を並設し、上端部
上にその上段の屋根瓦3の下端部を重ねて縦方向に屋根
瓦3を並設することにより屋根下地材4上に敷設された
屋根瓦3を、破損又は不良品により新規の補修瓦5に交
換するための補修瓦の取付方法が提案されている。
瓦3を粉砕して除去し、固定釘8を抜き取った後、新規
の補修瓦5を上段の屋根瓦3の下方裏面より上側寄りに
一旦差し込んだ状態で、補修瓦5を固定釘8によって屋
根下地材4に釘着したり、あるいは上重ね片2と下重ね
片1とを接着したりして、補修瓦5を屋根下地材4上に
固定している。
来の補修瓦の取付方法において、前者では、補修瓦5の
上端部がその上段の屋根瓦3の下端部に覆われ、補修瓦
5の上端部に固定釘8を打釘8できないため、露出した
補修瓦5表面に固定釘8が打釘8されており、外観を損
なうとともに、防水処理が必要であるという問題があ
る。この防水処理は、例えば防水パッキンが施された固
定釘8を用いたり、固定釘8の打釘8後、固定釘8周囲
をコーキング材で覆ったりなどして行われ、施工コスト
や施工性に問題がある。
とが接着固定されているため、上重ね片2と下重ね片1
との間を流下する雨水の流路が塞がれ、雨水の流水性が
低下するなどの問題がある。
で、その目的とするところは、外観性、雨水の防水性及
び流水性が向上するとともに、取付施工が簡単な補修瓦
の取付構造及びその取付方法を提供することにある。
に、請求項1記載の発明は、一方の側端縁に下重ね片1
及び他方の側端縁に上重ね片2を設けて屋根瓦3を形成
し、この下重ね片1と上重ね片2とを重ねて横方向に屋
根瓦3を並設し、上端部上にその上段の屋根瓦3の下端
部を重ねて縦方向に屋根瓦3を並設することにより屋根
下地材4上に敷設された屋根瓦3を、新規の補修瓦5に
交換するための補修瓦の取付構造であって、新規の屋根
瓦3の上重ね片2側の端部下面に補修プレート6を設け
て補修瓦5を形成し、この補修瓦5の補修プレート6と
上重ね片2とで補修位置に隣接する屋根瓦3の下重ね片
1を挟持させてなることを特徴として構成している。
る屋根瓦3を粉砕して除去し、この屋根瓦3の固定釘8
を抜き取って、補修瓦5の取付場所をきれいにし、左隣
の屋根瓦3の下重ね片1と屋根下地材4との隙間に、下
方より補修瓦5の補修プレート6上端部を少し差し込む
とともに、右隣の屋根瓦3の上重ね片2と屋根下地材4
との隙間に補修瓦5の下重ね片1上端部を少し差し込
み、補修瓦5を屋根に沿って上方へ摺動させ、補修瓦5
上端部を上段の屋根瓦3と屋根下地材4との隙間に押し
込んで行う。
補修瓦5の凹溝7の内幅が下重ね片1の厚みと略一致し
ているため、この凹溝7が下重ね片1を挟持することに
よって補修瓦5が屋根下地材4上に落ちずに保持されて
いる。
縁に下重ね片1及び他方の側端縁に上重ね片2を設けて
屋根瓦3を形成し、この下重ね片1と上重ね片2とを重
ねて横方向に屋根瓦3を並設し、上端部上にその上段の
屋根瓦3の下端部を重ねて縦方向に屋根瓦3を並設する
ことにより屋根下地材4上に敷設された屋根瓦3を、新
規の補修瓦5に交換するための補修瓦の取付方法であっ
て、新規の屋根瓦3の上重ね片2側の端部下面に補修プ
レート6を設けて形成された補修瓦5を、補修プレート
6と上重ね片2とで補修位置に隣接する屋根瓦3の下重
ね片1を挟持させて取り付けることを特徴として構成し
ている。
る屋根瓦3を粉砕して除去し、この屋根瓦3の固定釘8
を抜き取って、補修瓦5の取付場所をきれいにし、左隣
の屋根瓦3の下重ね片1と屋根下地材4との隙間に、下
方より補修瓦5の補修プレート6上端部を少し差し込む
とともに、右隣の屋根瓦3の上重ね片2と屋根下地材4
との隙間に補修瓦5の下重ね片1上端部を少し差し込
み、補修瓦5を屋根に沿って上方へ摺動させ、補修瓦5
上端部を上段の屋根瓦3と屋根下地材4との隙間に押し
込んで行う。
補修瓦5の凹溝7の内幅が下重ね片1の厚みと略一致し
ているため、この凹溝7が下重ね片1を挟持することに
よって補修瓦5が屋根下地材4上に落ちずに保持されて
いる。
の取付構造及びその取付方法を図1に基づいて説明す
る。
構造を示す要部の斜視図である。
下重ね片1及び他方の側端縁に上重ね片2を設けて屋根
瓦3を形成し、この下重ね片1と上重ね片2とを重ねて
横方向に屋根瓦3を並設し、上端部上にその上段の屋根
瓦3の下端部を重ねて縦方向に屋根瓦3を並設すること
により屋根下地材4上に敷設された屋根瓦3を、新規の
補修瓦5に交換するものである。そして、新規の屋根瓦
3の上重ね片2側の端部下面に補修プレート6を設けて
補修瓦5を形成し、この補修瓦5の補修プレート6と上
重ね片2とで補修位置に隣接する屋根瓦3の下重ね片1
を挟持させている。
平面視左側に上重ね片2、右側に下重ね片1とが相じゃ
くりに形成されている。上重ね片2と下重ね片1とは略
同形状に形成され、その厚みは屋根瓦3の厚みの略半分
に形成されている。そして、左隣の屋根瓦3の下重ね片
1上にその屋根瓦3の上重ね片2を重ね、屋根瓦3の上
端部上にその上段の屋根瓦3の下端部を重ねた状態で、
屋根下地材4に釘着により固定されている。屋根瓦3を
固定する固定釘8は、屋根瓦3上端部の左右に位置さ
れ、上段の屋根瓦3下端部で覆われて外部から見えない
とともに、屋根瓦3上に降って屋根瓦3上面を流下する
雨水が固定釘8孔に流れ込まないようになっている。
どから略長方形薄板状に形成されている。そして、補修
プレート6の長手方向の長さが屋根瓦3の上下方向の長
さに略一致し、短手方向の長さが上重ね片2又は下重ね
片1の横幅よりも大きく形成されている。補修瓦5は、
屋根瓦3の上重ね片2側の端部下面に補修プレート6を
釘着や接着などによって取り付けて形成されている。上
重ね片2側端と補修プレート6側端とは上下に同位置に
配置させるとともに、屋根瓦3上下端面と補修プレート
6上下端面とを面一にして取り付けられている。そし
て、補修瓦5の左端に上重ね片2と補修プレート6とで
形成され、上重ね片2又は下重ね片1の厚みと略同寸の
内幅を有する凹溝7を有している。
付けられる。
し、この屋根瓦3の固定釘8を抜き取って、補修瓦5の
取付場所をきれいにする。次に、左隣の屋根瓦3の下重
ね片1と屋根下地材4との隙間に、下方より補修瓦5の
補修プレート6上端部を少し差し込むとともに、右隣の
屋根瓦3の上重ね片2と屋根下地材4との隙間に補修瓦
5の下重ね片1上端部を少し差し込む。そして、補修瓦
5を屋根に沿って上方へ摺動させ、補修瓦5上端部を上
段の屋根瓦3と屋根下地材4との隙間に押し込む。
5の上重ね片2と補修プレート6とで形成される凹溝7
の内幅が下重ね片1の厚みと略一致しているため、この
凹溝7が下重ね片1を挟持することによって補修瓦5が
屋根下地材4上に落ちずに保持されている。また、補修
瓦5を釘着していないため、外部に固定釘8が露出せ
ず、外観が向上しているとともに、屋根瓦3上面を流下
する雨水に対する防水性及び流水性が向上している。ま
た、あらかじめ補修瓦5を形成できるため、取付時に補
修瓦5を作成する手間が省ける。また、既存の屋根瓦3
に補修プレート6を取り付けて補修瓦5を作成している
ため、補修瓦5用に特別の瓦を作成するコストや部材管
理などの手間が省ける。
ね片と補修プレートとで形成される凹溝の内幅が下重ね
片の厚みと略一致しているため、この凹溝が下重ね片を
挟持することによって補修瓦が屋根下地材上に落ちずに
保持されている。また、補修瓦を釘着していないため、
外部に固定釘が露出せず、外観が向上しているととも
に、屋根瓦上面を流下する雨水に対する防水性及び流水
性が向上している。また、あらかじめ補修瓦を形成でき
るため、取付時に補修瓦を作成する手間が省ける。ま
た、既存の屋根瓦に補修プレートを取り付けて補修瓦を
作成しているため、補修瓦用に特別の瓦を作成するコス
トや部材管理などの手間が省ける。
根瓦の下重ね片と屋根下地材との隙間に、下方より補修
瓦の補修プレート上端部を少し差し込むとともに、右隣
の屋根瓦の上重ね片と屋根下地材との隙間に補修瓦の下
重ね片上端部を少し差し込み、補修瓦を屋根に沿って上
方へ摺動させ、補修瓦上端部を上段の屋根瓦と屋根下地
材との隙間に押し込んで行うため、取付施工が簡単にな
っている。
部の斜視図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 一方の側端縁に下重ね片及び他方の側端
縁に上重ね片を設けて屋根瓦を形成し、この下重ね片と
上重ね片とを重ねて横方向に屋根瓦を並設し、上端部上
にその上段の屋根瓦の下端部を重ねて縦方向に屋根瓦を
並設することにより屋根下地材上に敷設された屋根瓦
を、新規の補修瓦に交換するための補修瓦の取付構造で
あって、新規の屋根瓦の上重ね片側の端部下面に補修プ
レートを設けて補修瓦を形成し、この補修瓦の補修プレ
ートと上重ね片とで補修位置に隣接する屋根瓦の下重ね
片を挟持させてなることを特徴とする補修瓦の取付構
造。 - 【請求項2】 一方の側端縁に下重ね片及び他方の側端
縁に上重ね片を設けて屋根瓦を形成し、この下重ね片と
上重ね片とを重ねて横方向に屋根瓦を並設し、上端部上
にその上段の屋根瓦の下端部を重ねて縦方向に屋根瓦を
並設することにより屋根下地材上に敷設された屋根瓦
を、新規の補修瓦に交換するための補修瓦の取付方法で
あって、新規の屋根瓦の上重ね片側の端部下面に補修プ
レートを設けて形成された補修瓦を、補修プレートと上
重ね片とで補修位置に隣接する屋根瓦の下重ね片を挟持
させて取り付けることを特徴とする補修瓦の取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7909598A JPH11270058A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 補修瓦の取付構造及びその取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7909598A JPH11270058A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 補修瓦の取付構造及びその取付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11270058A true JPH11270058A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13680330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7909598A Withdrawn JPH11270058A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 補修瓦の取付構造及びその取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11270058A (ja) |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP7909598A patent/JPH11270058A/ja not_active Withdrawn
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