JPH11268872A - 紡績機の表示システム - Google Patents

紡績機の表示システム

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JPH11268872A
JPH11268872A JP7163498A JP7163498A JPH11268872A JP H11268872 A JPH11268872 A JP H11268872A JP 7163498 A JP7163498 A JP 7163498A JP 7163498 A JP7163498 A JP 7163498A JP H11268872 A JPH11268872 A JP H11268872A
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JP
Japan
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defect
yarn
data
waveform data
yarn defect
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Application number
JP7163498A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Nakade
一彦 中出
Tomoyuki Hitoshina
朋之 一階
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2551/00Means for control to be used by operator; User interfaces
    • B65H2551/20Display means; Information output means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、任意の錘の糸欠点データを欠点用
波形データに重ねて表示できる紡績機の表示システムを
提供する。 【解決手段】 本発明は、複数のローカル制御装置4
と、中央制御装置20とを有する紡績機の表示システム
23であって、前記各ローカル制御装置4に設けられ、
紡績糸の太さを検出するクリアラーヘッド8aから取り
込まれた波形データと所定の判断基準とに基づき切断す
る糸欠点を判断すると共に、前記波形データから得られ
る欠点用波形データと糸欠点の太さ及び長さに関する糸
欠点データとを作成する糸欠点判定手段19と、前記中
央制御装置20に設けられ、太さ軸と長さ軸とを有し、
前記欠点用波形データ及び前記糸欠点データを表示する
表示手段5とを備え、前記糸欠点データ及び前記波形デ
ータを前記中央制御装置20に送り、前記欠点用波形デ
ータに前記糸欠点データを重ねて表示するようにするこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給される繊維束
に撚りを施して糸とする多数の紡績ユニットからなる紡
績機に関し、特に、糸欠点等の糸データを表示する紡績
機の表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紡績機の表示システムは、中央制
御装置とローカル制御装置とを有しており、ローカル制
御装置で検出した波形データを中央制御装置側で処理し
て、種々の情報を表示するようになっている。中央制御
装置は、品質管理部と、分析部とを有しており、生産中
の糸品質の管理及び保守作業の分析・管理を行えるよう
になっている。この品質管理部は、紡績中の糸品質を管
理するものであり、波形データを処理して糸欠点を検出
すると、糸欠点の発生錘Noとその原因をモニターに表示
させるようになっている。また、分析部は、紡績機の運
転、操作状況を管理するものであり、操業性、品質、保
全等の長期管理チャートをモニターに表示させるように
なっている。また、ローカル制御装置は、各紡績ユニッ
ト毎に設けられており、1錘毎(紡績ユニット毎)に波
形データを検出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
紡績機の表示システムは、ローカル制御装置毎(1錘
毎)に得られる波形データを中央制御装置側で順次処理
しているため、同時に複数の波形データを処理できなか
った。これに伴い、任意の錘の糸欠点データ(糸欠点部
の太さ・長さに関するデータ)を欠点用波形データに重
ねて表示できないという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、任意の錘
の糸欠点データを欠点用波形データに重ねて表示できる
紡績機の表示システムを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
1以上の紡績ユニットを制御する複数のローカル制御装
置と、前記ローカル制御装置に接続された中央制御装置
とを有する紡績機の表示システムであって、前記各ロー
カル制御装置に設けられ、各紡績ユニットにおける紡績
糸の太さを検出するクリアラーヘッドから取り込まれた
波形データと所定の判断基準とに基づき切断する糸欠点
を判断すると共に、前記波形データから得られる欠点用
波形データと糸欠点の太さ及び長さに関する糸欠点デー
タとを作成する糸欠点判定手段と、前記中央制御装置に
設けられ、太さ軸と長さ軸とを有し、前記欠点用波形デ
ータ及び前記糸欠点データを表示する表示手段とを備
え、前記各糸欠点判定手段により切断された多数の前記
糸欠点データ及び前記波形データを前記中央制御装置に
送り、前記欠点用波形データに前記糸欠点データを重ね
て表示するようにすることを特徴とする。これにより、
欠点用波形データの特徴から欠点の発生原因を認識でき
る。また、その波形データに重ねて糸欠点データを表示
することにより、その波形データをどの太さ及び長さと
して切断したかを認識することができる。即ち、波形デ
ータを加味した上で、その糸欠点がどの太さ及び長さの
区分に該当するかのランク付けを行うことができる。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、前記中央制御装置は、各錘毎に所定
個の最新の前記欠点用波形データ及び前記糸欠点データ
を記憶する記憶手段を有し、前記表示手段は、所定の操
作により各錘毎に前記欠点用波形データに前記糸欠点デ
ータを重ねて表示することを特徴とする。これにより、
各錘毎に複数の欠点用波形データ及び糸欠点データを比
較することができ、糸欠点の波形の傾向を知ることがで
きる。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の構成に加えて、前記各糸欠点判定手段
が、糸欠点の種類毎に各糸欠点データを作成し、前記表
示手段が、各糸欠点データを、各糸欠点データに対応し
た前記欠点用波形データに重ねて表示することを特徴と
する。これにより、数種類の欠点用波形データ及び糸欠
点データについて表示できるため、数種類の判断基準に
ついて適正な検出感度に調整できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、紡績装置1は、
中央制御装置20と多数の紡績ユニットuを並設してな
っている。紡績ユニットuには、図2に示すように、ド
ラフト部2、空気紡績ノズル3、デリベリローラ6、ク
リアリング装置8、巻取部9が上流側から下流側に一連
に配設されている。
【0009】上記のドラフト部2は、バックローラ対1
0、エプロンベルト12を装架したミドルローラ対1
1、フロントローラ対13よりなっている。各ドラフト
ローラ対の内、ミドルローラ対11及びフロントローラ
対13はそのボトムローラを各ユニット共通のラインシ
ャフト上に設けて全ユニット一斉に駆動されるが、バッ
クローラ対10はそのボトムローラが各ユニット毎に駆
動停止可能になっている。
【0010】上記の空気紡績ノズル3は、フロントロー
ラ対13の下流側に配置され、圧空噴射孔から圧縮空気
を噴射し、旋回気流を発生するようになっている。これ
により、ドラフト部2で引き伸ばされた繊維束Sから結
束糸Y(紡績糸)を形成するようになっている。この結
束糸Yは、略直線的に並べられた繊維群を芯繊維とし
て、その芯繊維の周囲に巻取繊維が、らせん状に巻き付
いた構造である。
【0011】また、空気紡績ノズル3は、図示されない
エア供給管、メカニカルバルブ等を介して圧縮空気を供
給する圧力供給源に接続され、メカニカルバルブの操作
により圧縮空気の供給を調整できるようになっている。
尚、圧縮空気孔は、下流側である糸走行方向に向けて傾
斜しており、空気紡績ノズル3の導入側付近で吸引気流
を生じ易くなっている。
【0012】上記のデリベリローラ6には、ニップロー
ラ7が配置されており、デリベリローラ6に当接自在に
なっている。このニップローラ7は、図示されないスプ
リングにより図中の時計方向に付勢されており、デリベ
リローラ6と圧接しながら結束糸Y(紡績糸)を送出す
るようになっている。
【0013】上記のクリヤリング装置8は、結束糸Yの
太さ(断面変化)を測定するようになっており、後述す
るクリヤラー評価基盤19(図3参照)にアナログ式の
波形データを送信するようになっている。
【0014】上記の巻取部11は、図示されないトラバ
ース装置で結束糸Yを綾振りしながら巻取パッケージP
に巻き取るようになっている。尚、巻取パッケージP
は、クレードルアームに回転自在に支持されており、フ
リクションローラ17に圧接されて回転するようになっ
ている。
【0015】次に、本発明の実施形態に係る紡績機1の
主要部を説明する。図3に示すように、紡績機の表示シ
ステム23は、中央制御装置(マスター側)20と複数
のローカル制御装置(スレーブ側)4とから構成されて
おり、クリアリング装置8の波形データをデジタル処理
して中央制御装置20の表示手段を構成するモニター
に、糸欠点の太さと長さに対応する点を欠点用波形デー
タに重ねて表示するようになっている。
【0016】各ローカル制御装置4は、4つのクリアラ
ーヘッド8a及び4つのユニット制御基盤18が接続さ
れたクリアラー評価基盤19(糸欠点判定手段)を有し
ており、4つの紡績ユニットUの糸欠点の評価を行うよ
うになっている。
【0017】クリアラー評価基盤19は、ROMと、C
PUと、A/D変換器と、RAMとを有し、アナログ式
の波形データをデジタル処理して、糸欠点判定サブルー
チンの実行、弱糸・太糸・スラブ等の糸欠点の種類を判
別、表示用波形データの作成を行うようになっている。
【0018】上記のROMには、各糸欠点の切断レベル
となる判断基準が格納されている。尚、糸欠点には、弱
糸(LL欠点)及び太糸(NEP 欠点)の他に、スラブ(S
欠点)、L欠点、T欠点があり、例えば、L欠点(+3
0%,100cm)の切断レベルは+30%である。
【0019】上記のCPUは、クリアラーヘッド8aか
ら検出されたアナログ式の波形データを取り込んでA/
D変換器でデジタル信号に変換し、そのデジタル信号か
ら糸欠点用の移動平均値を算出するようになっている。
次に、その移動平均値と切断レベルと比較して、切断レ
ベルを越えない場合、順次、他の糸欠点用移動平均値を
算出し、切断レベルと比較するようになっている。
【0020】一方、糸欠点用移動平均値が切断レベルを
越える場合には、糸欠点部分の長さ及び太さ(糸欠点デ
ータ)と、切断レベルを越えた糸欠点用移動平均値を含
む移動平均値群(欠点用波形データ)をRAMに格納
し、ユニット制御基盤18に糸欠点信号を送信するよう
になっている。その後、RAMから糸欠点データを読み
出して、切断した糸欠点の種類を判別し、その糸欠点デ
ータ及び欠点用波形データに基づいて表示用波形データ
を作成するようになっている。尚、表示用波形データに
は、欠点用波形データと糸欠点データとが含まれる。
【0021】以上のように、各ローカル制御装置4は、
各糸欠点毎の判断基準と、波形データから算出した各欠
点移動平均値とを比較して、各欠点移動平均値が各判断
基準に該当する場合、その糸欠点に応じた糸欠点信号
(例えば、LL欠点信号等)をユニット制御基盤18に出
力すると共に、表示用波形データ(糸欠点データと波形
データ)を作成し、中央制御装置20に表示用波形デー
タを送信するようになっている。ユニット制御基盤18
は、その糸欠点信号を受信すると、その糸欠点信号に応
じた所定の処理(糸切断等)を紡績ユニットUに行わせ
るようになっている。尚、各欠点移動平均値が各判断基
準に該当しない場合には、次の区間のアナログ式の波形
データを取り込んで、順次評価を行うようになってい
る。
【0022】また、各ローカル制御装置4は、中央制御
装置20に通信ライン21・22で接続されており、中
央制御装置20から通信ライン21を介して表示用波形
データ送信指令を受信すると、指定された錘、欠点の種
類に対応する表示用波形データを通信ライン22を介し
て中央制御装置20に送信するようになっている。
【0023】上記の中央制御装置20は、各欠点の種類
毎に最新の10点の表示用波形データを格納するように
なっている。また、中央制御装置20には、モニター5
が設けられており、図6に示すように、表示用波形デー
タを各錘毎に表示するようになっている。モニター5の
縦軸は、糸の太さを示しており、横軸は、糸の長さを示
している。
【0024】上記の構成において、紡績機の表示システ
ム23の動作を図面に基づいて説明する。図2に示すよ
うに、スライバS(繊維束)は、コイル状に巻かれてお
り、ケースKからドラフタ部2の各ローラ10・11・
13でそれぞれ圧接されながら順次ドラフトされる。そ
して、スライバSは、圧空噴射孔からの旋回気流により
噴出される。
【0025】スライバS(繊維束)は、ドラフタ部2及
び空気紡績ノズル3により結束糸Yにされ、デリベリロ
ーラ6及びニップローラ7により下流側に引き出され
る。その後、結束糸Yは、ガイド棒体16で屈曲され、
クリアリング装置8を通過して、トラバースされながら
巻取パッケージPに巻き取れる。
【0026】以上の巻取処理中、各紡績ユニットUのク
リヤリング装置8は、常時、結束糸Yの状態を測定し、
クリヤラー評価基盤19にアナログ式の波形データを送
信する。図3に示すように、クリヤラー評価基盤19
は、各クリヤリング装置8のクリヤラーヘッド8aから
波形データを受信すると、デジタル処理して、結束糸Y
の弱糸、太糸、スラブ等の糸欠点を評価する。次に、ク
リヤラー評価基盤19による糸欠点の評価について説明
する。
【0027】図4に示すように、クリヤラー評価基盤1
9は、アナログ式の波形データを取り込むと(S1)、
A/D変換器によりデジタル信号に変換し(S2)、糸
欠点判定サブルーチンを実行する(S3)。図5に示す
ように、そのデジタル信号からNEP 欠点用移動平均値を
算出し(S4)、NEP 欠点用切断レベルと比較する(S
5)。NEP 欠点用移動平均値がNEP 欠点用切断レベルを
越えない場合には(S5、NO)、デジタル信号からS
欠点用移動平均値を算出し(S7)、S欠点用切断レベ
ルと比較する(S8)。S欠点用移動平均値がS欠点用
切断レベルを越える場合には(S8、YES)、S欠点
部の太さ・長さに関するS欠点データ及びS欠点用波形
データをRAMに格納する(S9)。尚、S欠点用波形
データは、S欠点用切断レベルを越えたS欠点用移動平
均値を含むS欠点用移動平均値群である。
【0028】S欠点データ及びS欠点用波形データがR
AMに格納されると、図4に示すように、アナログ式の
波形データを出力したクリヤラーヘッド8aに対応する
ユニット制御基盤18にS欠点信号を送信する。ユニッ
ト制御基盤18は、S欠点信号を受信すると、カッター
ソレノイドにカッター作動信号を出力し、結束糸Yを切
断させる(S19)。その後、クリアラー評価基盤19
は、RAMからS欠点データを読み出して、切断した欠
点の種類を判別する(S20)。そして、S欠点データ
及びS欠点波形データとに基づいて表示用波形データを
作成する(S21)。
【0029】そして、図3に示すように、中央制御装置
20から通信ライン21を介して表示用波形データ送信
指令を受信すると、通信ライン22を介して指定された
表示用波形データを中央制御装置20に送信する(S2
2)。中央制御装置20は、表示用波形データを受信す
ると(S23)、表示用波形データを格納し(S2
4)、図6に示すように、S欠点部の太さ・長さを示す
点■をS欠点波形形状(S欠点波形データ)に重ねてモ
ニターに表示する(S25)。
【0030】これにより、オペレータは、S欠点波形形
状とS欠点部の太さ及び長さを示す点■とを見て、S欠
点波形形状の特徴からS欠点の発生原因を認識できる。
【0031】一方、糸欠点判定サブルーチンのS5にお
いて、NEP 欠点用移動平均値がNEP欠点用切断レベルを
越えない場合には(S5、NO)、S欠点用移動平均値
が算出される(S7)。また、S8において、S欠点用
移動平均値がS欠点用切断レベルを越えない場合には
(S8、NO)、L欠点用移動平均値が算出される(S
10)。このように、NEP ・S・L・Tの各欠点用移動
平均値が各欠点用切断レベルを越えない場合には(S5
・S8・S11・S14、NO)、次の欠点用移動平均
値が算出され、順次、各(S・L・T・LL)欠点用切
断レベルの評価が行われる。尚、S17において、LL
欠点用移動平均値がLL欠点用切断レベルを越えない場
合には(S17、NO)、S1へ移行する。
【0032】また、S5において、NEP 欠点用移動平均
値がNEP 欠点用切断レベルを越える場合には(S5、Y
ES)、NEP 欠点部の太さ・長さに関する数値データ
(NEP欠点カットポイントデータ)がRAMに格納され
(S6)、S19へ移行する。同様に、S・L・T・L
Lの各欠点用移動平均値が各欠点用切断レベルを越える
場合には(S8・S11・S14・S17、YES)、
各欠点部の太さ・長さに関する数値データ(各欠点カッ
トポイントデータ)がRAMに格納され(S9・S12
・S15・S18)、S19へ移行する。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、1以上の紡績ユ
ニットを制御する複数のローカル制御装置と、前記ロー
カル制御装置に接続された中央制御装置とを有する紡績
機の表示システムであって、前記各ローカル制御装置に
設けられ、各紡績ユニットにおける紡績糸の太さを検出
するクリアラーヘッドから取り込まれた波形データと所
定の判断基準とに基づき切断する糸欠点を判断すると共
に、前記波形データから得られる欠点用波形データと糸
欠点の太さ及び長さに関する糸欠点データとを作成する
糸欠点判定手段と、前記中央制御装置に設けられ、太さ
軸と長さ軸とを有し、前記欠点用波形データ及び前記糸
欠点データを表示する表示手段とを備え、前記各糸欠点
判定手段により切断された多数の前記糸欠点データ及び
前記波形データを前記中央制御装置に送り、前記欠点用
波形データに前記糸欠点データを重ねて表示するように
する構成である。これにより、欠点用波形データの特徴
から欠点の発生原因を認識できるという効果を奏する。
また、その波形データに重ねて糸欠点データを表示する
ことにより、その波形データをどの太さ及び長さとして
切断したかを認識できるという効果を奏する。即ち、波
形データを加味した上で、その糸欠点がどの太さ及び長
さの区分に該当するかのランク付けを行えるという効果
を奏する。
【0034】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加えて、前記中央制御装置は、各錘毎に所定
個の最新の前記欠点用波形データ及び前記糸欠点データ
を記憶する記憶手段を有し、前記表示手段は、所定の操
作により各錘毎に前記欠点用波形データに前記糸欠点デ
ータを重ねて表示する構成である。これにより、各錘毎
に複数の欠点用波形データ及び糸欠点データを比較する
ことができ、糸欠点の波形の傾向を知ることができると
いう効果を奏する。
【0035】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の発明の構成に加えて、前記各糸欠点判定手段
が、糸欠点の種類毎に各糸欠点データを作成し、前記表
示手段が、各糸欠点データを、各糸欠点データに対応し
た前記欠点用波形データに重ねて表示する構成である。
これにより、数種類の欠点用波形データ及び糸欠点デー
タについて表示できるため、数種類の判断基準について
適正な検出感度に調整できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】紡績機の全体構成を説明する図である。
【図2】紡績ユニットを説明する図である。
【図3】本実施形態に係る紡績機の表示システムを説明
する図である。
【図4】表示システムの動作を説明するフローチャート
である。
【図5】表示システムの動作を説明するフローチャート
である。
【図6】モニターに表示されるSカット欠陥波形表示で
ある。
【図7】モニターに表示されるLカット欠陥波形表示で
ある。
【符号の説明】
1 紡績機 2 ドラフト部 3 空気紡績ノズル 4 ローカル制御装置 5 モニター 6 デリベリローラ 7 ニップローラ 8 クリヤリング装置 9 巻取部 10 バックローラ対 11 ミドルベルト対 12 エプロンベルト 13 フロントローラ対 14 ローラ 15 ローラ 16 糸ガイド 17 フリクションローラ 18 紡績ユニット制御基盤 19 クリヤラー評価基盤 20 中央制御装置 21 通信ライン 22 通信ライン 23 紡績機の表示システム P 巻取パッケージ U 紡績ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上の紡績ユニットを制御する複数の
    ローカル制御装置と、前記ローカル制御装置に接続され
    た中央制御装置とを有する紡績機の表示システムであっ
    て、 前記各ローカル制御装置に設けられ、各紡績ユニットに
    おける紡績糸の太さを検出するクリアラーヘッドから取
    り込まれた波形データと所定の判断基準とに基づき切断
    する糸欠点を判断すると共に、前記波形データから得ら
    れる欠点用波形データと糸欠点の太さ及び長さに関する
    糸欠点データとを作成する糸欠点判定手段と、 前記中央制御装置に設けられ、太さ軸と長さ軸とを有
    し、前記欠点用波形データ及び前記糸欠点データを表示
    する表示手段とを備え、 前記各糸欠点判定手段により切断された多数の前記糸欠
    点データ及び前記波形データを前記中央制御装置に送
    り、前記欠点用波形データに前記糸欠点データを重ねて
    表示するようにすることを特徴とする紡績機の表示シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記中央制御装置は、各錘毎に所定個の
    最新の前記欠点用波形データ及び前記糸欠点データを記
    憶する記憶手段を有し、前記表示手段は、所定の操作に
    より各錘毎に前記欠点用波形データに前記糸欠点データ
    を重ねて表示することを特徴とする請求項1記載の紡績
    機の表示システム。
  3. 【請求項3】 前記各糸欠点判定手段が、糸欠点の種類
    毎に各糸欠点データを作成し、前記表示手段が、各糸欠
    点データを、各糸欠点データに対応した前記欠点用波形
    データに重ねて表示することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の紡績機の表示システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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