JPH1126820A - 抵抗器及びクエンチ保護装置 - Google Patents

抵抗器及びクエンチ保護装置

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JPH1126820A
JPH1126820A JP9176035A JP17603597A JPH1126820A JP H1126820 A JPH1126820 A JP H1126820A JP 9176035 A JP9176035 A JP 9176035A JP 17603597 A JP17603597 A JP 17603597A JP H1126820 A JPH1126820 A JP H1126820A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースの省略化、製作の容易、冷却性
能を高め、低インダクタンスを実現すること。 【解決手段】 波形形状に折り返して形成された薄板の
構成部品11′を連結することにより抵抗体11を形成
しているので、抵抗体11の長さ方向及び幅方向の寸法
を変更することにより抵抗値を任意に選定でき、抵抗体
11を小形化できるので、抵抗体11の設置スペースの
省略化をできる。さらに、抵抗体11に対し冷却通風手
段により、空気を下部から上部に向かい一方向に送風し
て抵抗体11を冷却するので、冷却通路が曲がる従来技
術に比較し、通風の流動性を高めることができ、冷却性
能を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗器とこれを使
用したクエンチ保護装置とに係り、さらに詳しくは、大
型の超電導コイル装置において、クエンチが起きたとき
に超電導コイルを保護するため、超電導コイルで蓄えら
れたエネルギーを吸収する抵抗器と、該抵抗器を有する
クエンチ保護装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】超電導コイル装置に使用されるクエンチ
保護装置の抵抗器の従来技術としては、例えば特開昭5
6−6401号公報に示されるものがある。
【0003】この従来技術では、互いに同心状に配置さ
れた内鋼管状抵抗体21,外鋼管状抵抗体22を有し、
電流が電気端子28から内鋼管状抵抗体21へ入り、こ
の内鋼管状抵抗体21から、これと外鋼管状抵抗体22
の下端部を電気的に接続し且つ液密に封ずる端板23を
経て折り返し、外鋼管状抵抗体22へ移り電気端子29
に至るように構成されている。
【0004】また、内鋼管状抵抗体21の内部にはその
上部開口端部から冷媒33が供給されると、該冷媒33
が内鋼管状抵抗体21の下部連通孔24を通って内鋼管
状抵抗体21の外径と外鋼管状抵抗体22の内径が形成
する隙間に入り、外鋼管状抵抗体22の内径内で内鋼管
状抵抗体21内の流通方向と逆方向に流れることによ
り、内,外鋼管状抵抗体21,22の双方を冷却するよ
うに構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に示す
従来技術では、抵抗器の内,外鋼管状抵抗体21,22
が同心状構造であるので、下記に述べる問題がある。
【0006】(1)抵抗器の大きさ(長さ)が大きくな
り、形状の自由度が小さいため、設置スペースに制約を
受ける。 (2)抵抗体21,22を同心状にするため、溶接作業
を行うので、製作工程がかさむばかりでなくその労力を
要し、それだけコストが高くつく。 (3)内鋼管状抵抗体21が外鋼管状抵抗体22内に収
納された状態となり、冷媒33を強制的に流通させて
も、抵抗体21,22間の放熱作用が充分とは云えず、
しかも冷媒33が内鋼管状抵抗体21内を下流に向かっ
て流れた後、外鋼管状抵抗体22内と内鋼管状抵抗体2
1との間の隙間を上方に向かって流れるので、冷媒34
の流通路が曲がってしまい、そのため、冷媒34の流動
性が悪くなる結果、抵抗体の冷却性能が低下する。 (4)内鋼管状抵抗体21を流れる電流と、外鋼管状抵
抗体22を流れる電流との向きとが互いに逆方向とな
り、磁界を内,外で打ち消すことによって両抵抗体のイ
ンダクタンスを小さくできるようにしているものの、内
鋼管状抵抗体21を流れた電流が、端板23により直角
方向に向きを変え、その後さらに外鋼管状抵抗体22に
より直角方向に向きを変えて結果的に往復形態となるの
で、電流の向きが変わる部分で磁界を打ち消すことがで
きず、より低インダクタンスを実現し難い。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、設置スペースを省略化でき、放熱面積を大きくし
て冷却性能を高めることができ、インダクタンスをより
小さくすることができる抵抗器を提供することにあり、
他の目的は、上記抵抗器を備えたクエンチ保護装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
においては、抵抗体と、該抵抗体を支持する支持手段
と、抵抗体に対し一方向に通風して該抵抗体を冷却する
冷却手段とを有し、前記抵抗体は、長さ方向に沿い薄板
を波状に折り返して形成すると共に、その折り返し部分
をU字状に形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図5により説明する。図1は本発明の抵抗器を適用し
た超電導回路図、図2は本発明の抵抗器の一実施例を示
す斜視図、図3は抵抗器に用いる抵抗体の一部を示す斜
視図、図4は抵抗器を示す縦断面図である。
【0010】本発明の抵抗器を述べる前に、該抵抗器を
用いる超電導回路について図1により説明する。図1に
おいて、励磁電源1には直流遮断器3及び超電導コイル
5が順方向に接続されると共に、その励磁電源1に対し
スイッチ2が並列に接続されている。また直流遮断器3
に対し並列に抵抗器4が接続され、超電導が機能しない
クエンチ時、それら抵抗器4と直流遮断器3とにより超
電導コイル5を保護するクエンチ保護装置を構成してい
る。
【0011】この超電導回路は、通常ではスイッチ2が
切り離された状態で、励磁電源1により直流遮断器3を
介し超電導コイル5が電流印加されているとき、該超電
導コイル5にエネルギーが蓄えられる。この場合、抵抗
器4の抵抗値は直流遮断器3の抵抗値よりはるかに大き
いため、抵抗器4には殆ど電流が流れない。
【0012】そして、何らかの異常により超電導が機能
しないクエンチが発生し、そのため、超電導コイル5に
対し励磁電源1からの電源供給が直流遮断器3によって
遮断されると共にスイッチ2を閉成すると、該スイッチ
2,抵抗器4,超電導コイル5間で閉回路が形成される
ことにより、超電導コイル5に蓄積されていたエネルギ
ーを抵抗器4により吸収し、該抵抗器4が超電導コイル
5を保護するエネルギー吸収用の保護抵抗器として機能
する。
【0013】ここで、超電導コイル5が大型になると、
そこに蓄えられるエネルギーも必然的に大きくなるの
で、クエンチ時には電流を直流遮断器3により瞬時に遮
断し、超電導コイル5に蓄えられている大エネルギーを
抵抗器4により吸収する必要がある。従って、クエンチ
保護装置の抵抗器4においては次のことが要請される。
【0014】(1)超電導コイル装置による試験では、
試験の休止時間中に抵抗器が超電導コイル5からのエネ
ルギーを吸収して温度上昇するが、試験を行っている間
はその熱を確実に放熱し、再度の休止時間までにはエネ
ルギー吸収開始の温度まで下がるように充分冷却してお
く必要があること。
【0015】(2)直流遮断器3の遮断動作を的確にか
つ容易にさせるため、インダクタンスをできるだけ小さ
くする必要があること。
【0016】(3)全体のスペースをできるだけ小さく
すること。
【0017】そこで、実施例の抵抗器は、上記(1)〜
(3)の条件を満たすようにしたものである。即ち、実
施例の抵抗器4は、薄板を波形形状に折り曲げてなる抵
抗体構成部品11′が、溶接により必要個数連結して形
成された抵抗体11を有している。この抵抗体11につ
いて具体的に述べると、該抵抗体11は、抵抗値を小さ
くするために熱容量が大きく、かつインダクタンス低減
のために非磁性のオーステナイト系ステンレスからなっ
ている。
【0018】抵抗体11の構成部品11′は、図3に示
すように、その薄板の一端側11aを抵抗器4の幅(奥
行き)方向に沿い真直に形成し、そのほぼ中央部分をU
字状に折り返してU字状の折り返し部11bを形成し、
該折り返し部11bの先端側を前記一端側11aと平行
に延長して平行部11cを形成した後、さらにその平行
部11cの先端部を、抵抗器4の長さ方向に沿い直角に
折り曲げて増強部11dを形成し、該増強部11dの先
端を抵抗器4の幅方向に沿い直角に折り返して連結用リ
ブ11eを形成している。
【0019】そして、一個目の構成部品11′の連結用
リブ11eに、二個目の構成部品11′の一端側11a
を溶接により連結し、以下これを最終個目の構成部品ま
で順次繰り返して連結することにより、図2に示す如き
抵抗体11を形成している。この場合、各構成部品1
1′の数や一端側11a,平行部11cの幅寸法の大き
さを選定することにより、所望の抵抗値を得ることがで
きる。なお、最終個目の構成部品には図2に示すように
増強部11d,連結用リブ11eを形成していない。
【0020】また、この抵抗体11の長さ方向の両端部
には端子12A,12Bが形成されている。端子12A
は一個目の構成部品の一端側11aに取付けられ、端子
12Bは最終個目の構成部品の平行部11cに取付けら
れている。
【0021】さらに、各構成部品11′においては、一
端側11aと平行部11bとの間に両者間を所望寸法に
維持すると共に剛性上の観点から、絶縁製のスペーサ1
3が配置されている。
【0022】そして、上述の如き抵抗体11は、支持手
段により支持されている。該支持手段は、抵抗体11の
両側にそれぞれ配置される固定用チャネル14と、互い
に対向する固定用チャネル14,14の下部間に抵抗体
11の長さ方向に沿い挿通し、抵抗体11の底部を支持
する絶縁製の支持部材15と、固定用チャネル14,1
4の上部間及び下部間に架装され、ナットで締め付けた
とき、固定用チャネル14により抵抗体11の上部及び
下部をそれぞれ挟持させる長尺状のボルト16とからな
っている。従って、抵抗体11は全体として外気に開放
された形状をなしてい。
【0023】このように支持手段によって支持された抵
抗体11は図4に示すように、碍子17を介し冷却通風
手段の上に搭載されている。該冷却通風手段は、詳細に
図示していないが、ファンボックス18の内部に冷却フ
ァン19を有し、該冷却ファン19をモータにより駆動
すると、冷却ファン19により上方に向かい一方向に送
風されることにより、抵抗体11の各構成部品11′を
冷却するようにしている。そのため、ファンボックス1
8の上面には、冷却ファン19からの送風を通過させる
ための窓(図示せず)が設けられている。
【0024】その場合、抵抗体11の下部には図2に示
すようにファンフード20が取付けられ、該ファンフー
ド20により、冷却ファン19からの送風空気が抵抗体
11の下部側で外部に流出するのを防ぎ、抵抗体11の
高さ方向に沿ってガイドされることにより、抵抗体11
の各構成部品11′の全体に行き渡るようにしている。
ファンフード20としては、合成樹脂などにより軽量の
薄い板で形成されている。
【0025】従って、この抵抗器4は、波形形状に形成
された薄板の構成部品11′を長さ方向に沿い連結して
形成した抵抗体11と、この抵抗体11を支持する支持
手段と、抵抗体11に通風して該抵抗体11を冷却する
冷却通風手段とを有して構成されている。
【0026】実施例の抵抗器4は、上記の如く、波形形
状に折り返して形成された薄板の構成部品11′を連結
することにより抵抗体11を形成しているので、該抵抗
体11の長さ方向及び幅方向の寸法を変更することによ
り抵抗値を任意に選定することができ、そのため、従来
技術のように直管型の内鋼管状抵抗体と外鋼管状抵抗体
とを同心状に配置したものと異なり、抵抗体11を小形
化できるので、抵抗体11の設置スペースの省略化を図
ることができる。しかも、抵抗体11の長さ方向及び幅
方向の寸法を変えることによって抵抗値を任意に選定で
きるので、形状の自由度が大きくなる。
【0027】また、抵抗体11が、プレス加工によって
波形形状をなす複数の構成部品11′を連結することに
より形成され、しかも、その抵抗体11を支持手段によ
り支持すると共に抵抗体11の両側を挟持するので、抵
抗器4全体としての構成が簡単となり、容易に製作する
ことができる。
【0028】さらに、抵抗体11に対し冷却通風手段に
より、空気を下部から上部に向かい一方向に送風して抵
抗体11を冷却するので、冷却通路が曲がる従来技術に
比較し、通風の流動性を高めることができ、冷却性能を
向上させることができる。しかも、抵抗体11が薄板を
折り返して形成しても、該薄板が送風通路を形成するの
で、薄板全体をむらなく冷却することができるのに加
え、抵抗体11を折り返すことによって抵抗体11の放
熱面積を大きくとることができ、冷却性能をより向上さ
せることができる。そして図示実施例では、抵抗体11
の下部にファンフード20が取付けられ、該ファンフー
ド20により、冷却通風手段からの送風が外部に漏れる
ことのないように案内しているので、極めて簡単な部材
により冷却性能のいっそうの向上を図ることができる。
【0029】またさらに、抵抗体11が長さ方向に沿い
複数折り返して形成されているので、電流経路が隣り合
う位置で互いに逆向き(往復)となり、抵抗体11の直
線部(構成部品11′の一端側11a及び平行部11
c)間の磁界を打ち消すことができるばかりでなく、そ
の折り返し部11bがU字状に形成されているので、従
来技術に比較し、電流の向きが変わる位置で直交するこ
とがなく、そのため、電流の向きが変わる部分でも磁界
を打ち消すことができ、抵抗体11のより低インダクタ
ンスを実現できる。
【0030】そして、この抵抗体11をクエンチ保護装
置として用いた場合、抵抗体11がクエンチ時に超電導
コイルからのエネルギーを吸収して熱膨張したり、通常
時に放熱したりすることによって熱収縮を受ける。
【0031】本実施例では、前述の如く、薄板を波形形
状として抵抗体11を形成しているので、抵抗体11で
発生する熱収縮を薄板自身の弾性力で吸収することがで
き、また、抵抗体11を支持手段により支持しかつ両側
から挟持しているので、支持手段が抵抗体の熱収縮を許
容することができ、そのため、抵抗体11が熱収縮によ
って破壊するおそれがない。
【0032】また支持手段として、図示実施例では、抵
抗体11の両側にそれぞれ配置された固定用チャネル1
4と、固定用チャネル14間に架装され、抵抗体11の
底部を支持する支持部材15と、固定用チャネル14,
14により抵抗体11を挟持させるボルト16とを有し
て構成したので、抵抗体11の支持を、少ない部品点数
で容易に行うことができる。
【0033】図5は本発明の他の実施例を示し、同図に
おいて図2と同一部分には同一符号を付している。前述
した実施例では、抵抗体11として、波形形状をなす構
成部品11′を複数個連結することにより形成した例を
示したが、本実施例では、一枚の薄板を波形形状でしか
も連続的とすることにより形成したものである。
【0034】従って、この実施例によれば、抵抗体11
が一枚の薄板を長さ方向に沿い折り返すことにより形成
したので、前記実施例に比較し、構成部品11′を互い
に溶接する作業が全く不要になり、それだけ製作工数を
削減できる結果、抵抗体の製作のいっそうの容易及び廉
価を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1〜
6によれば、波形形状に折り返して抵抗体を形成するこ
により、抵抗体の設置スペースの省略化を図ることがで
きると共に、形状の自由度を大きくとるこができ、また
抵抗体に対し一方向に送風して抵抗体を冷却するので、
通風の流動性を高めることができ、冷却性能を向上で
き、さらに抵抗体の折り返し部をU字状に形成すること
により、電流の向きが変わる位置で直交することがな
く、抵抗体のより低インダクタンスを実現できる効果が
ある。
【0036】特に、請求項2,5によれば、一枚ものの
薄板により抵抗体を形成するので、溶接作業が全て不要
となり、上記効果に加え、製作の容易かつ廉価を図るこ
とができる効果がある。また請求項3,6によれば、支
持手段は、抵抗体を搭載しかつ該抵抗体を両側から挟持
するように構成したので、抵抗体が熱収縮してもそれを
許容することができ、熱収縮によって破損するおそれの
ない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抵抗器を適用した超電導回路図。
【図2】本発明の抵抗器の一実施例を示す斜視図。
【図3】抵抗器に用いる抵抗体の一部を示す斜視図。
【図4】同じく抵抗器を示す縦断面の説明図。
【図5】本発明の抵抗器の他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1…励磁電源、3…直流遮断器、4…エネルギー吸収用
の保護抵抗器、11…抵抗体、11b…U字状の折り返
し部、12A,12B…端子、14〜16…支持手段、
18,19…冷却通風手段、20…ファンガイド。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗体と、該抵抗体を支持する支持手段
    と、抵抗体に対し一方向に通風して該抵抗体を冷却する
    冷却手段とを有し、前記抵抗体は、長さ方向に沿い薄板
    を波状に折り返して形成すると共に、その折り返し部分
    をU字状に形成したことを特徴とする抵抗器。
  2. 【請求項2】 抵抗体と、該抵抗体を支持する支持手段
    と、抵抗体に対し一方向に通風して該抵抗体を冷却する
    冷却手段とを有し、前記抵抗体は、長さ方向に沿い一枚
    ものの薄板を波状に折り返して形成すると共に、その折
    り返し部分をU字状に形成したことを特徴とする抵抗
    器。
  3. 【請求項3】 支持手段は、抵抗体を搭載しかつ該抵抗
    体を両側から挟持するように構成したことを特徴とする
    請求項1または2に記載の抵抗器。
  4. 【請求項4】 通常時、励磁電源からの電流を超電導コ
    イルに通電し、かつクエンチ時、励磁電源から超電導コ
    イルに対する通電を遮断する遮断手段と、該遮断手段に
    対し並列に接続され、かつ抵抗体,該抵抗体を支持する
    支持手段,抵抗体に対し一方向に通風して該抵抗体を冷
    却する冷却手段をそれぞれ有し、クエンチ時、超電導コ
    イルに蓄えられたエネルギーを吸収して該超電導コイル
    を保護する抵抗器とからなり、該抵抗器の抵抗体は、長
    さ方向に沿い薄板を波状に折り返して形成したことを特
    徴とするクエンチ保護装置。
  5. 【請求項5】 通常時、励磁電源からの電流を超電導コ
    イルに通電し、かつクエンチ時、励磁電源から超電導コ
    イルに対する通電を遮断する遮断手段と、該遮断手段に
    対し並列に接続され、かつ抵抗体,該抵抗体を支持する
    支持手段,抵抗体に対し一方向に通風して該抵抗体を冷
    却する冷却手段をそれぞれ有し、クエンチ時、超電導コ
    イルに蓄えられたエネルギーを吸収して該超電導コイル
    を保護する抵抗器とからなり、該抵抗器の抵抗体は、長
    さ方向に沿い一枚のものの薄板を波状に折り返して形成
    すると共に、その折り返し部をU字状に形成したことを
    特徴とするクエンチ保護装置。
  6. 【請求項6】 支持手段は、抵抗体を搭載しかつ該抵抗
    体を両側から挟持するように構成したことを特徴とする
    請求項4または5に記載のクエンチ保護装置。
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