JPH11268159A - アスファルトルーフィング用積層シート - Google Patents
アスファルトルーフィング用積層シートInfo
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- JPH11268159A JPH11268159A JP10079148A JP7914898A JPH11268159A JP H11268159 A JPH11268159 A JP H11268159A JP 10079148 A JP10079148 A JP 10079148A JP 7914898 A JP7914898 A JP 7914898A JP H11268159 A JPH11268159 A JP H11268159A
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- D04H1/4218—Glass fibres
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- D06N5/00—Roofing materials comprising a fibrous web coated with bitumen or another polymer, e.g. pitch
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高強力と高弾性率および寸法安定性を有するア
スフアルトルーフイング用積層シートを提供する。 【解決手段】 引張強度が3kg以上、2%伸長時の応
力値が2kg以上、かつ200℃で10分間熱処理時の
乾熱収縮率が0.1%以下であるガラス繊維が、少なく
とも一方向に配列してなる中間層部と、前記中間層部の
表裏両面に積層されたポリエステル系長繊維不織布層と
からなり、かつニードルパンチ処理により表裏両面の不
織布を構成するポリエステル系長繊維同士が交絡すると
ともに、該繊維が中間層部を構成するガラス繊維と絡み
合うことによって一体化していることを特徴とするアス
ファルトルーフィング用積層シート。
スフアルトルーフイング用積層シートを提供する。 【解決手段】 引張強度が3kg以上、2%伸長時の応
力値が2kg以上、かつ200℃で10分間熱処理時の
乾熱収縮率が0.1%以下であるガラス繊維が、少なく
とも一方向に配列してなる中間層部と、前記中間層部の
表裏両面に積層されたポリエステル系長繊維不織布層と
からなり、かつニードルパンチ処理により表裏両面の不
織布を構成するポリエステル系長繊維同士が交絡すると
ともに、該繊維が中間層部を構成するガラス繊維と絡み
合うことによって一体化していることを特徴とするアス
ファルトルーフィング用積層シート。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、アスファルトルー
フィング用の基布として用いられる積層シートに関する
ものである。
フィング用の基布として用いられる積層シートに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アスファルトルーフィング用の基
布として熱圧接不織シート、ニードルパンチ不織シート
等が使用されている。
布として熱圧接不織シート、ニードルパンチ不織シート
等が使用されている。
【0003】しかしながら、前記不織シートには、アス
ファルトルーフィング用の基布として用いたとき、アス
ファルト含浸加工時の加工張力により不織シートが伸ば
され歪みが残ったまま製品化されるために、ルーフィン
グ材を施工した場合に日光により加熱され、収縮してし
まうという問題があった。収縮によりルーフィング材の
目的とする防水性能が十分に発揮されないため、このよ
うな収縮をなくすような努力がされてきた。収縮をなく
すためには、アスファルト含浸加工時の伸びをなくす
か、あるいは不織シートの構成繊維が熱収縮に対する応
力を有するようにすることが考えられる。
ファルトルーフィング用の基布として用いたとき、アス
ファルト含浸加工時の加工張力により不織シートが伸ば
され歪みが残ったまま製品化されるために、ルーフィン
グ材を施工した場合に日光により加熱され、収縮してし
まうという問題があった。収縮によりルーフィング材の
目的とする防水性能が十分に発揮されないため、このよ
うな収縮をなくすような努力がされてきた。収縮をなく
すためには、アスファルト含浸加工時の伸びをなくす
か、あるいは不織シートの構成繊維が熱収縮に対する応
力を有するようにすることが考えられる。
【0004】アスファルト含浸加工時の伸びをなくす
か、あるいは不織シートの構成繊維が熱収縮に対する応
力を有するようにするために、アスファルト含浸用基布
の強力と弾性率とを向上させるべく種々の提案がなされ
ている。例えば、特開昭51−133583号公報に
は、不織ウェブの片面からニードルパンチ処理を施した
のち熱固定し、次いで他面からニードルパンチ処理を施
すことにより、ニードリングによる繊維の損傷を抑制
し、かつ繊維の絡合性を向上させて高強力と高弾性率と
を有する不織シートを得る方法が提案されている。ま
た、特公昭60−25543号公報には、ニードルパン
チ処理を施す前に予め油剤を付与してニードルの貫通抵
抗を下げ、かつパンチ密度を高くすることにより繊維の
絡合性を向上させて高強力と高弾性率とを有する不織シ
ートを得る方法が提案されている。しかしながら、いず
れの方法も繊維間の絡合性を向上させようとするもので
あり、その強力と弾性率との両性能を向上するには限度
があり、しかも、前者の方法では、不織ウェブの両面か
ら各々2回に分けてニードルパンチ処理を施すため、工
程が複雑となり、しかも製品コストが上昇するという問
題もある。前記用途の要求性能からみると、その強力と
弾性率との両性能に関して未だ不十分なものである。
か、あるいは不織シートの構成繊維が熱収縮に対する応
力を有するようにするために、アスファルト含浸用基布
の強力と弾性率とを向上させるべく種々の提案がなされ
ている。例えば、特開昭51−133583号公報に
は、不織ウェブの片面からニードルパンチ処理を施した
のち熱固定し、次いで他面からニードルパンチ処理を施
すことにより、ニードリングによる繊維の損傷を抑制
し、かつ繊維の絡合性を向上させて高強力と高弾性率と
を有する不織シートを得る方法が提案されている。ま
た、特公昭60−25543号公報には、ニードルパン
チ処理を施す前に予め油剤を付与してニードルの貫通抵
抗を下げ、かつパンチ密度を高くすることにより繊維の
絡合性を向上させて高強力と高弾性率とを有する不織シ
ートを得る方法が提案されている。しかしながら、いず
れの方法も繊維間の絡合性を向上させようとするもので
あり、その強力と弾性率との両性能を向上するには限度
があり、しかも、前者の方法では、不織ウェブの両面か
ら各々2回に分けてニードルパンチ処理を施すため、工
程が複雑となり、しかも製品コストが上昇するという問
題もある。前記用途の要求性能からみると、その強力と
弾性率との両性能に関して未だ不十分なものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するものであって、高強力と高弾性率を有し、アス
ファルト含浸後の寸法安定性が良好であるアスファルト
ルーフィング用積層シートを提供することを目的とする
ものである。
解決するものであって、高強力と高弾性率を有し、アス
ファルト含浸後の寸法安定性が良好であるアスファルト
ルーフィング用積層シートを提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、高強力と高弾性率、そしてアスファルト含浸
後の寸法安定性を有するアスファルトルーフィング用積
層シートを得るためには、一方向に高弾性率および熱安
定性に優れた、ガラス繊維を入れることでアスファルト
加工時の伸びを抑えることが出来ることを見い出し本発
明に至った。
した結果、高強力と高弾性率、そしてアスファルト含浸
後の寸法安定性を有するアスファルトルーフィング用積
層シートを得るためには、一方向に高弾性率および熱安
定性に優れた、ガラス繊維を入れることでアスファルト
加工時の伸びを抑えることが出来ることを見い出し本発
明に至った。
【0007】すなわち本発明は、引張強度が3kg以
上、2%伸長時の応力値が2kg以上、かつ200℃で
10分間熱処理時の乾熱収縮率が0.1%以下であるガ
ラス繊維が、少なくとも一方向に配列してなる中間層部
と、前記中間層部の表裏両面に積層されたポリエステル
系長繊維不織布層とからなり、かつニードルパンチ処理
により表裏両面の不織布を構成するポリエステル系長繊
維同士が交絡するとともに、該繊維が中間層部を構成す
るガラス繊維と絡み合うことによって一体化しているこ
とを特徴とするアスファルトルーフィング用積層シート
を要旨とするものである。
上、2%伸長時の応力値が2kg以上、かつ200℃で
10分間熱処理時の乾熱収縮率が0.1%以下であるガ
ラス繊維が、少なくとも一方向に配列してなる中間層部
と、前記中間層部の表裏両面に積層されたポリエステル
系長繊維不織布層とからなり、かつニードルパンチ処理
により表裏両面の不織布を構成するポリエステル系長繊
維同士が交絡するとともに、該繊維が中間層部を構成す
るガラス繊維と絡み合うことによって一体化しているこ
とを特徴とするアスファルトルーフィング用積層シート
を要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のアスファルトルーフィング用積層シートの中間
層部は、ガラス繊維が少なくとも一方向に配列してなる
ものである。ガラス繊維とは、通常の繊維形態を有する
ものであればよい。
本発明のアスファルトルーフィング用積層シートの中間
層部は、ガラス繊維が少なくとも一方向に配列してなる
ものである。ガラス繊維とは、通常の繊維形態を有する
ものであればよい。
【0009】さらに、中間層部のガラス繊維は、引張強
度が3kg以上、2%伸長時の応力が2kg以上、かつ
200℃で10分間熱処理時の乾熱収縮率が0.1%以
下であることが必要である。前記種々の範囲から外れた
ガラス繊維、あるいはその他の繊維を使用して、本発明
の方法で積層シートを製造し、アスファルト含浸加工を
した場合、加工時の温度(含浸加工時のアスファルト液
の温度は190〜200℃である。)および加工張力に
耐えられないため、歪みが残った状態のルーフィング材
となる。このようなルーフィング材を施工すると、気候
の変化(特に熱的環境要因)によって寸法が安定せず、
収縮が発生してアスファルトルーフィング材の接続部よ
り雨漏れ等のトラブルが発生する。
度が3kg以上、2%伸長時の応力が2kg以上、かつ
200℃で10分間熱処理時の乾熱収縮率が0.1%以
下であることが必要である。前記種々の範囲から外れた
ガラス繊維、あるいはその他の繊維を使用して、本発明
の方法で積層シートを製造し、アスファルト含浸加工を
した場合、加工時の温度(含浸加工時のアスファルト液
の温度は190〜200℃である。)および加工張力に
耐えられないため、歪みが残った状態のルーフィング材
となる。このようなルーフィング材を施工すると、気候
の変化(特に熱的環境要因)によって寸法が安定せず、
収縮が発生してアスファルトルーフィング材の接続部よ
り雨漏れ等のトラブルが発生する。
【0010】中間層部の構成繊維であるガラス繊維が、
上記の物性を満足し、かつ少なくとも一方向、特に経方
向(シートの流れ方向)に配列してなることが必要であ
る。アスファルト含浸加工の際、アスファルトを含浸し
たシートは、経方向に高い張力がかかるため、この張力
に耐えうるために、中間層部のガラス繊維は経方向に配
列させる。中間層部に経方向に配列させなければ、経方
向の張力に耐えられず、シートは幅入りし、製品幅の狭
いものとなり、またアスファルト含浸時の残留歪みを有
するものとなる。
上記の物性を満足し、かつ少なくとも一方向、特に経方
向(シートの流れ方向)に配列してなることが必要であ
る。アスファルト含浸加工の際、アスファルトを含浸し
たシートは、経方向に高い張力がかかるため、この張力
に耐えうるために、中間層部のガラス繊維は経方向に配
列させる。中間層部に経方向に配列させなければ、経方
向の張力に耐えられず、シートは幅入りし、製品幅の狭
いものとなり、またアスファルト含浸時の残留歪みを有
するものとなる。
【0011】中間層部におるガラス繊維の配列間隔(配
列する繊維と繊維の間の距離)は、中間層部の繊維と表
裏両面に積層されたポリエステル系長繊維がニードルパ
ンチ処理で良好に交絡一体化できることを考慮して、3
〜30mmとすることが好ましい。ガラス繊維の配列間
隔は、狭い程、アスファルト含浸加工時の熱安定性の点
で好ましいが、3mm未満であるとニードルパンチ処理
時にガラス繊維とポリエステル系長繊維同士との交絡性
が劣り、さらにはニードルパンチ針とガラス繊維が当た
る確率が高くなりガラス繊維が切れるためにアスファル
ト含浸時の寸法安定性が劣る傾向となる。一方、ガラス
繊維の配列間隔が30mmを超えると、アスファルト加
工時の張力により製品幅が狭く仕上る、さらに施工した
場合にはアスファルト含浸時の残留歪みで、日光の照射
等による熱的環境要因によって寸法安定性が悪くなり、
アスファルトルーフイングのジョイント部からひび割
れ、雨漏れ等が発生する等の問題が起こりやすくなる。
列する繊維と繊維の間の距離)は、中間層部の繊維と表
裏両面に積層されたポリエステル系長繊維がニードルパ
ンチ処理で良好に交絡一体化できることを考慮して、3
〜30mmとすることが好ましい。ガラス繊維の配列間
隔は、狭い程、アスファルト含浸加工時の熱安定性の点
で好ましいが、3mm未満であるとニードルパンチ処理
時にガラス繊維とポリエステル系長繊維同士との交絡性
が劣り、さらにはニードルパンチ針とガラス繊維が当た
る確率が高くなりガラス繊維が切れるためにアスファル
ト含浸時の寸法安定性が劣る傾向となる。一方、ガラス
繊維の配列間隔が30mmを超えると、アスファルト加
工時の張力により製品幅が狭く仕上る、さらに施工した
場合にはアスファルト含浸時の残留歪みで、日光の照射
等による熱的環境要因によって寸法安定性が悪くなり、
アスファルトルーフイングのジョイント部からひび割
れ、雨漏れ等が発生する等の問題が起こりやすくなる。
【0012】本発明において、中間層部のガラス繊維
は、少なくとも一方向に配列すればよいが、施工場所等
に応じた要求性能により、中間層部の繊維の配列を、一
方向のみならず、一方向に対し交差する直交状、経方向
に対して斜行して交差する斜交状、またハニカム状態等
のものを用いる。このとき、単に配列させたものであっ
ても、ネット状に編成したものであってもよく、経方向
および緯方向に3〜30mmの間隔で存在することが好
ましい。ハニカム状の場合、その繊維により形成される
ハニカム形状は3〜6角くらいが好ましい。
は、少なくとも一方向に配列すればよいが、施工場所等
に応じた要求性能により、中間層部の繊維の配列を、一
方向のみならず、一方向に対し交差する直交状、経方向
に対して斜行して交差する斜交状、またハニカム状態等
のものを用いる。このとき、単に配列させたものであっ
ても、ネット状に編成したものであってもよく、経方向
および緯方向に3〜30mmの間隔で存在することが好
ましい。ハニカム状の場合、その繊維により形成される
ハニカム形状は3〜6角くらいが好ましい。
【0013】中間層部を構成するガラス繊維は、マルチ
フィラメント、モノフィラメントのどちらを用いてもよ
く、またその線径は、ニードルパンチ処理の際にニード
ルパンチ針の先端が中間層部に用いる繊維に当たった場
合にガラス繊維が折れ難く、かつ針の先端部が損傷せず
に針の慣性で逃げてベッドプレートの穴に入るようにす
るために、円形換算にて直径0.5mm以下であること
が好ましい。
フィラメント、モノフィラメントのどちらを用いてもよ
く、またその線径は、ニードルパンチ処理の際にニード
ルパンチ針の先端が中間層部に用いる繊維に当たった場
合にガラス繊維が折れ難く、かつ針の先端部が損傷せず
に針の慣性で逃げてベッドプレートの穴に入るようにす
るために、円形換算にて直径0.5mm以下であること
が好ましい。
【0014】中間層部を構成するガラス繊維は、樹脂に
より強固に固着されているものでもよく、樹脂を使用し
ない柔軟なものでもよいが、より良好な寸法安定性を有
する積層シートを得たい場合には、樹脂により固着され
ている方が好ましい。ここでいう樹脂とは、ポリ酢酸ビ
ニル、アクリル酸エステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ
樹脂、フエノール樹脂、尿素/ホルマリン樹脂等の熱硬
化性樹脂等を指す。上記樹脂は、単独で、あるいは他の
樹脂と混合して使用してもよく、樹脂の種類は特に限定
されないが、アスファルト加工時の熱に耐えうる必要が
あるため、熱硬化性樹脂を使用する方が好ましい。ただ
し、熱可塑性樹脂を使用しても、加工時の張力の調整な
どの機械的な条件が整えられれば、何ら支障無く使用で
きる。
より強固に固着されているものでもよく、樹脂を使用し
ない柔軟なものでもよいが、より良好な寸法安定性を有
する積層シートを得たい場合には、樹脂により固着され
ている方が好ましい。ここでいう樹脂とは、ポリ酢酸ビ
ニル、アクリル酸エステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ
樹脂、フエノール樹脂、尿素/ホルマリン樹脂等の熱硬
化性樹脂等を指す。上記樹脂は、単独で、あるいは他の
樹脂と混合して使用してもよく、樹脂の種類は特に限定
されないが、アスファルト加工時の熱に耐えうる必要が
あるため、熱硬化性樹脂を使用する方が好ましい。ただ
し、熱可塑性樹脂を使用しても、加工時の張力の調整な
どの機械的な条件が整えられれば、何ら支障無く使用で
きる。
【0015】中間層部を構成するガラス繊維に樹脂を付
着させる方法としては、繊維に直接樹脂を付着させた
り、ネットを編成した後に樹脂を付着させる方法等が採
用される。
着させる方法としては、繊維に直接樹脂を付着させた
り、ネットを編成した後に樹脂を付着させる方法等が採
用される。
【0016】本発明に用いる不織布は、寸法安定性や強
力等の点からポリエステル系熱可塑性合成長繊維からな
る。ポリエステルとしては、例えば、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレートが挙げられ、
またこれらに他の酸成分や他のグリコール成分を共重合
させたポリエステル共重合体が挙げられる。これらの重
合体単独からなる繊維、あるいは2種以上の重合体を組
み合わせた貼り合わせ型複合繊維、芯鞘型複合繊維のい
ずれのものでも使用できる。
力等の点からポリエステル系熱可塑性合成長繊維からな
る。ポリエステルとしては、例えば、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレートが挙げられ、
またこれらに他の酸成分や他のグリコール成分を共重合
させたポリエステル共重合体が挙げられる。これらの重
合体単独からなる繊維、あるいは2種以上の重合体を組
み合わせた貼り合わせ型複合繊維、芯鞘型複合繊維のい
ずれのものでも使用できる。
【0017】構成繊維の単糸繊度としては、2〜15デ
ニールの範囲のものが好ましい。15デニールを超える
と中間層部を構成する繊維とのニードルパンチ処理によ
る交絡、および該繊維の表裏不織布同士の交絡が不十分
となる。また、2デニール未満となるとニードルパンチ
針で繊維が切断する、積層シートを熱圧接したときに、
熱が中間層部を構成する繊維や不織布を構成する繊維の
中心にまで伝わり、積層シートがプラスチック化し、ア
スファルトが含浸しにくいシートとなる。
ニールの範囲のものが好ましい。15デニールを超える
と中間層部を構成する繊維とのニードルパンチ処理によ
る交絡、および該繊維の表裏不織布同士の交絡が不十分
となる。また、2デニール未満となるとニードルパンチ
針で繊維が切断する、積層シートを熱圧接したときに、
熱が中間層部を構成する繊維や不織布を構成する繊維の
中心にまで伝わり、積層シートがプラスチック化し、ア
スファルトが含浸しにくいシートとなる。
【0018】本発明に用いる不織布の目付は、特に限定
されるものではなく、施工場所等による要求性能等に応
じて適宜選択すればよいが、本発明の目的から30〜3
00g/m2 が好ましい。
されるものではなく、施工場所等による要求性能等に応
じて適宜選択すればよいが、本発明の目的から30〜3
00g/m2 が好ましい。
【0019】本発明の積層シートは、前記中間層部とそ
の表裏両面に積層された前記不織布とがニードルパンチ
処理により一体化されている。すなわち、このニードル
パンチ処理により、表裏両面に積層された不織布を構成
する繊維同士が交絡するとともに、該繊維が前記中間層
部を構成する繊維に絡み合うことによって積層シートは
一体化する。
の表裏両面に積層された前記不織布とがニードルパンチ
処理により一体化されている。すなわち、このニードル
パンチ処理により、表裏両面に積層された不織布を構成
する繊維同士が交絡するとともに、該繊維が前記中間層
部を構成する繊維に絡み合うことによって積層シートは
一体化する。
【0020】ニードルパンチ処理は、パンチ密度20〜
100回/cm2 が好ましい。パンチ密度が100回/
cm2 を越えると、中間層部を構成する繊維と表裏両面
に積層された不織布を構成する繊維との交絡性は向上す
るが、中間層部を構成するガラス繊維と針との衝突で積
層シートの表面が凹凸になったり、あるいは針の摩擦や
針折れの原因になる。パンチ密度が20回/cm2 未満
になると、該繊維と不織布との交絡性および表裏両面に
積層された不織布を構成する繊維同士の交絡性が悪くな
り、中間層部と不織布層との間で層間剥離が発生するこ
とがあるので好ましくない。
100回/cm2 が好ましい。パンチ密度が100回/
cm2 を越えると、中間層部を構成する繊維と表裏両面
に積層された不織布を構成する繊維との交絡性は向上す
るが、中間層部を構成するガラス繊維と針との衝突で積
層シートの表面が凹凸になったり、あるいは針の摩擦や
針折れの原因になる。パンチ密度が20回/cm2 未満
になると、該繊維と不織布との交絡性および表裏両面に
積層された不織布を構成する繊維同士の交絡性が悪くな
り、中間層部と不織布層との間で層間剥離が発生するこ
とがあるので好ましくない。
【0021】本発明の積層シートにおいて、積層シート
の構成繊維がアスファルト加工時の熱に耐えうるために
低収縮のものとすることがよい。ここで低収縮とは、熱
風循環乾燥機で200℃、10分間の処理条件で熱収縮
させた時の乾熱収縮率が、経方向、緯方向共に0.5%
以下であることをいう。積層シートの前記条件下の乾熱
収縮率が経方向、緯方向共に0.5%以下である積層シ
ートにアスファルトを含浸したものは、含浸後の残留歪
みがなく、熱風高温乾燥機中に24時間放置した後の寸
法変化が経方向、緯方向共に0.5%以下というアスフ
ァルトルーフィング用のシートとして要する性能を十分
に満足するものとなる。
の構成繊維がアスファルト加工時の熱に耐えうるために
低収縮のものとすることがよい。ここで低収縮とは、熱
風循環乾燥機で200℃、10分間の処理条件で熱収縮
させた時の乾熱収縮率が、経方向、緯方向共に0.5%
以下であることをいう。積層シートの前記条件下の乾熱
収縮率が経方向、緯方向共に0.5%以下である積層シ
ートにアスファルトを含浸したものは、含浸後の残留歪
みがなく、熱風高温乾燥機中に24時間放置した後の寸
法変化が経方向、緯方向共に0.5%以下というアスフ
ァルトルーフィング用のシートとして要する性能を十分
に満足するものとなる。
【0022】積層シートを低収縮とする方法として、不
織布の構成繊維として高速紡糸されたスパンボンド不織
布を用いること、積層化のためのニードルパンチ処理後
に加熱処理を施すことが挙げられる。前者について具体
的には、スパンボンド法により紡糸速度4600m/m
in以上により作成された不織布を用いるとよい。紡糸
速度を4600m/min以上により得られた繊維は、
結晶化度が大幅に向上し熱収縮率が小さくなるため、ア
スファルト加工時の張力に耐えうる安定した不織布が得
られる。後者の加熱処理としては、例えば熱圧接ロール
を用いて積層シートを熱圧接する方法や、熱風乾燥機で
不織布自体を収縮させて中間層部と接合させる方法等を
用いる。本発明の積層シートは、加熱処理を施すことに
よって、不織布の構成繊維自体が収縮するので応力が大
きいものとなり、アスファルト加工時の熱に耐えうるも
のとなる。また、前記中間層部とその表裏両面に積層さ
れた前記不織布との間の一体性の向上したものとなる。
織布の構成繊維として高速紡糸されたスパンボンド不織
布を用いること、積層化のためのニードルパンチ処理後
に加熱処理を施すことが挙げられる。前者について具体
的には、スパンボンド法により紡糸速度4600m/m
in以上により作成された不織布を用いるとよい。紡糸
速度を4600m/min以上により得られた繊維は、
結晶化度が大幅に向上し熱収縮率が小さくなるため、ア
スファルト加工時の張力に耐えうる安定した不織布が得
られる。後者の加熱処理としては、例えば熱圧接ロール
を用いて積層シートを熱圧接する方法や、熱風乾燥機で
不織布自体を収縮させて中間層部と接合させる方法等を
用いる。本発明の積層シートは、加熱処理を施すことに
よって、不織布の構成繊維自体が収縮するので応力が大
きいものとなり、アスファルト加工時の熱に耐えうるも
のとなる。また、前記中間層部とその表裏両面に積層さ
れた前記不織布との間の一体性の向上したものとなる。
【0023】本発明の積層シートにおいて、前記ニード
ルパンチ処理を施した後、樹脂含浸を施すことができ
る。樹脂含浸を施すことによって、表裏両面に積層され
た前記不織布を構成する繊維同士および該繊維と前記中
間層部を構成する繊維とが固定され、中間層部とその表
裏両面に積層された前記不織布との間に一体性が向上し
たものとなる。樹脂含浸に用いる樹脂としては、アクリ
ル酸エステル、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の一般
的な樹脂が挙げられる。樹脂含浸の方法としては、ニー
ドルパンチ処理を施した後、樹脂層の中に積層シートを
浸漬した後にマングルロール等の絞り手段により絞りバ
ンド乾燥機を用いて乾燥する方法、発泡機で発泡させた
樹脂泡を積層シートに塗布した後に熱風乾燥機で乾燥す
る方法等を用いる。効果的な樹脂含浸量は、10〜30
重量%である。10重量%未満では、積層シートの寸法
安定性の点で特に顕著な効果がみられない。一方、30
重量%を超えると積層シートが固くなり、積層シート内
の間隙が少なくなるため、アスファルト含浸加工時のア
スファルトの含浸性に劣るため好ましくない。
ルパンチ処理を施した後、樹脂含浸を施すことができ
る。樹脂含浸を施すことによって、表裏両面に積層され
た前記不織布を構成する繊維同士および該繊維と前記中
間層部を構成する繊維とが固定され、中間層部とその表
裏両面に積層された前記不織布との間に一体性が向上し
たものとなる。樹脂含浸に用いる樹脂としては、アクリ
ル酸エステル、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の一般
的な樹脂が挙げられる。樹脂含浸の方法としては、ニー
ドルパンチ処理を施した後、樹脂層の中に積層シートを
浸漬した後にマングルロール等の絞り手段により絞りバ
ンド乾燥機を用いて乾燥する方法、発泡機で発泡させた
樹脂泡を積層シートに塗布した後に熱風乾燥機で乾燥す
る方法等を用いる。効果的な樹脂含浸量は、10〜30
重量%である。10重量%未満では、積層シートの寸法
安定性の点で特に顕著な効果がみられない。一方、30
重量%を超えると積層シートが固くなり、積層シート内
の間隙が少なくなるため、アスファルト含浸加工時のア
スファルトの含浸性に劣るため好ましくない。
【0024】さらに本発明の積層シートにおいて、加熱
処理と樹脂含浸処理の両方を施すと、前記中間層部とそ
の表裏両面に積層された前記不織布との間の接合性をさ
らに向上させ、熱的に安定したものが得られる。
処理と樹脂含浸処理の両方を施すと、前記中間層部とそ
の表裏両面に積層された前記不織布との間の接合性をさ
らに向上させ、熱的に安定したものが得られる。
【0025】
【作用】本発明の積層シートは、不織布を両面に配置
し、中間層部に高強力、高弾性を有するガラス繊維を介
在させ、中間層部と不織布とを積層してニードルパンチ
処理し、表裏両面に積層された不織布を構成する繊維同
士が交絡するとともに、該繊維が中間層部を構成する繊
維と絡み合って一体化されているので、従来のニードル
パンチ不織布では得られなかった高強力、高弾性を有す
る積層シートとなり、アスファルト加工時の熱に耐える
ことが可能なシートとなる。
し、中間層部に高強力、高弾性を有するガラス繊維を介
在させ、中間層部と不織布とを積層してニードルパンチ
処理し、表裏両面に積層された不織布を構成する繊維同
士が交絡するとともに、該繊維が中間層部を構成する繊
維と絡み合って一体化されているので、従来のニードル
パンチ不織布では得られなかった高強力、高弾性を有す
る積層シートとなり、アスファルト加工時の熱に耐える
ことが可能なシートとなる。
【0026】さらに樹脂含浸および/または加熱処理を
施して得られた本発明の積層シートは、一層高強力、高
弾性を有する積層シートであり、アスファルト加工時の
熱および張力に耐えることが可能なシートとなる。
施して得られた本発明の積層シートは、一層高強力、高
弾性を有する積層シートであり、アスファルト加工時の
熱および張力に耐えることが可能なシートとなる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、実施例における各種特性の測定及び評価は、
次の方法により実施した。
る。なお、実施例における各種特性の測定及び評価は、
次の方法により実施した。
【0028】(1)中間層部繊維の切断強度(Kg):
JIS L−1069に記載の方法に従い、定速伸長型
引張試験機(株式会社オリエンティック製テンシロン)
を用い試料10点につき引張速度20cm/分で測定
し、得られた切断時の強力値の平均値を繊維の切断強度
(Kg)とした。
JIS L−1069に記載の方法に従い、定速伸長型
引張試験機(株式会社オリエンティック製テンシロン)
を用い試料10点につき引張速度20cm/分で測定
し、得られた切断時の強力値の平均値を繊維の切断強度
(Kg)とした。
【0029】(2)中間層部繊維の2%伸長時の応力値
(Kg):JIS L−1069に記載の方法に従い、
前記試料10点につき引張速度20cm/分で2%伸長
時の強力値の平均値を繊維の2%伸長時の応力値(K
g)とした。
(Kg):JIS L−1069に記載の方法に従い、
前記試料10点につき引張速度20cm/分で2%伸長
時の強力値の平均値を繊維の2%伸長時の応力値(K
g)とした。
【0030】(3)積層シートの引張強力(kg/5c
m):JIS L−1096に記載のストリップ法に従
い、定速伸長型引張試験機(株式会社オリエンティック
製テンシロン)を用い幅5cm、長さ20cmの試料片
10点につき、つかみ間隔10cm、引張速度10cm
/分で測定し、得られた引張強力の平均値を積層シート
の引張強力(kg/5cm)とした。
m):JIS L−1096に記載のストリップ法に従
い、定速伸長型引張試験機(株式会社オリエンティック
製テンシロン)を用い幅5cm、長さ20cmの試料片
10点につき、つかみ間隔10cm、引張速度10cm
/分で測定し、得られた引張強力の平均値を積層シート
の引張強力(kg/5cm)とした。
【0031】(4)積層シートの2%伸長時の応力値
(kg/5cm):JIS L−1096に記載のスト
リップ法に従い、前記試料10点につき引張速度10c
m/分で2%伸長時の荷重値を測定し、各荷重値を試料
幅5cmで除し、その平均値を積層シートの2%伸長時
の応力値(kg/5cm)とした。
(kg/5cm):JIS L−1096に記載のスト
リップ法に従い、前記試料10点につき引張速度10c
m/分で2%伸長時の荷重値を測定し、各荷重値を試料
幅5cmで除し、その平均値を積層シートの2%伸長時
の応力値(kg/5cm)とした。
【0032】(5)積層シートの乾熱収縮率(%):積
層シートを熱風高温乾燥機中で200℃、10分間の処
理条件下で熱処理したとき寸法変化を測定した。寸法変
化が経方向、緯方向ともに0.5%以下であるものを低
収縮性とする。
層シートを熱風高温乾燥機中で200℃、10分間の処
理条件下で熱処理したとき寸法変化を測定した。寸法変
化が経方向、緯方向ともに0.5%以下であるものを低
収縮性とする。
【0033】(6)アスファルト含浸後の寸法安定性
(%):積層シートにアスファルト含浸したアスファル
トルーフィングを100℃の熱風高温乾燥機中に24時
間放置した後の寸法変化を測定した。寸法変化が経方
向、緯方向ともに0.5%以下であるものが、アスファ
ルト含浸後の寸法安定性が良好であるとする。
(%):積層シートにアスファルト含浸したアスファル
トルーフィングを100℃の熱風高温乾燥機中に24時
間放置した後の寸法変化を測定した。寸法変化が経方
向、緯方向ともに0.5%以下であるものが、アスファ
ルト含浸後の寸法安定性が良好であるとする。
【0034】実施例1 融点260℃、極限粘度(フェノール/四塩化エタンの
等重量混合溶媒を用い、20℃で測定した。)が0.6
8のポリエチレンテレフタレートを孔径0.35mm、
孔数160の紡糸口金を用い、溶融温度285℃で紡糸
口金より吐出し、紡糸速度4800m/分でエアーサッ
カーにて吸引牽伸し、引取り後の単糸繊度3.0デニー
ルである繊維を金網ネット上に補集し、ウエブとした。
このウエブを熱圧接ロールで弱圧接し不織布とした。得
られた目付50g/m2 の不織布を表裏両面に使用し
た。
等重量混合溶媒を用い、20℃で測定した。)が0.6
8のポリエチレンテレフタレートを孔径0.35mm、
孔数160の紡糸口金を用い、溶融温度285℃で紡糸
口金より吐出し、紡糸速度4800m/分でエアーサッ
カーにて吸引牽伸し、引取り後の単糸繊度3.0デニー
ルである繊維を金網ネット上に補集し、ウエブとした。
このウエブを熱圧接ロールで弱圧接し不織布とした。得
られた目付50g/m2 の不織布を表裏両面に使用し
た。
【0035】次に、中間層部として、線径0.5mm、
切断強力値5.5Kg、2%伸長時の切断強力が5K
g、かつ200℃で10分間処理時の乾熱収縮率が0〜
0.01%のガラス繊維を経方向に5mm間隔に配設し
た。この中間層部の表裏両面に上記不織布を積層し、オ
ルガン社製ニードル針(PPD−1番40)を具備する
ニードルパンチ機を用い、針密度36回/cm2 でニー
ドルパンチ処理を施した後、温度235℃の加熱ローラ
ーで圧接し積層シートとした。
切断強力値5.5Kg、2%伸長時の切断強力が5K
g、かつ200℃で10分間処理時の乾熱収縮率が0〜
0.01%のガラス繊維を経方向に5mm間隔に配設し
た。この中間層部の表裏両面に上記不織布を積層し、オ
ルガン社製ニードル針(PPD−1番40)を具備する
ニードルパンチ機を用い、針密度36回/cm2 でニー
ドルパンチ処理を施した後、温度235℃の加熱ローラ
ーで圧接し積層シートとした。
【0036】実施例2 実施例1において、中間層部のガラス繊維を経方向に1
0mm間隔に配設し、ニードルパンチ処理、加熱処理
後、尿素メラミン樹脂とアクリル酸エステル樹脂との混
合液10%を含浸後、160℃の熱風循環乾燥機で乾燥
した以外は、実施例1と同様にして、樹脂付きの積層シ
ートを作成した。
0mm間隔に配設し、ニードルパンチ処理、加熱処理
後、尿素メラミン樹脂とアクリル酸エステル樹脂との混
合液10%を含浸後、160℃の熱風循環乾燥機で乾燥
した以外は、実施例1と同様にして、樹脂付きの積層シ
ートを作成した。
【0037】実施例3 実施例1で得られた積層シートに、尿素メラミン樹脂と
アクリル酸エステル樹脂との混合液15.0%を含浸
後、160℃の熱風循環乾燥機で乾燥させて、樹脂付き
の積層シートを作成した。
アクリル酸エステル樹脂との混合液15.0%を含浸
後、160℃の熱風循環乾燥機で乾燥させて、樹脂付き
の積層シートを作成した。
【0038】実施例4 実施例1に用いたものと同様で目付60g/m2 の不織
布を表裏両面に使用し、中間層部として、線径0.7m
m、切断強力6.5Kg、2%伸長時の強力値が6K
g、かつ200℃で10分間処理時の乾熱収縮率が0〜
0.01%のガラス繊維を経方向に10mm間隔に配設
した。この中間層部の表裏両面に上記不織布を積層し、
オルガン社製ニードル針(PPD−1番40)を具備す
るニードルパンチ機を用い、針密度46回/cm2 でニ
ードルパンチ処理を施した後、温度235℃の加熱ロー
ラーで圧接し積層シートとした。加熱処理後、尿素メラ
ミン樹脂とアクリル酸エステル樹脂との混合液10%を
含浸後、160℃の熱風循環乾燥機で乾燥、樹脂付きの
積層シートを作成した。
布を表裏両面に使用し、中間層部として、線径0.7m
m、切断強力6.5Kg、2%伸長時の強力値が6K
g、かつ200℃で10分間処理時の乾熱収縮率が0〜
0.01%のガラス繊維を経方向に10mm間隔に配設
した。この中間層部の表裏両面に上記不織布を積層し、
オルガン社製ニードル針(PPD−1番40)を具備す
るニードルパンチ機を用い、針密度46回/cm2 でニ
ードルパンチ処理を施した後、温度235℃の加熱ロー
ラーで圧接し積層シートとした。加熱処理後、尿素メラ
ミン樹脂とアクリル酸エステル樹脂との混合液10%を
含浸後、160℃の熱風循環乾燥機で乾燥、樹脂付きの
積層シートを作成した。
【0039】実施例5 実施例1に用いたものと同様で目付60g/m2 の不織
布を表裏両面に使用し、中間層部として、線径0.7m
m、切断強力値6.5Kg、2%伸長時の強力値が6K
g、かつ200℃で10分間処理時の乾熱収縮率が0〜
0.01%のガラス繊維が経方向および緯方向共に10
mmの間隔で編成したネツトを使用した。中間層部の表
裏両面に上記不織布を積層し、オルガン社製ニードル針
(PPD−1番40)を具備するニードルパンチ機を用
い、針密度46回/cm2 でニードルパンチ処理を施し
た後、温度235℃の加熱ローラーで圧接し積層シート
とした。加熱処理後、尿素メラミン樹脂とアクリル酸エ
ステル樹脂との混合液10%を含浸後、160℃の熱風
循環乾燥機で乾燥させ、樹脂付きの積層シートを作成し
た。
布を表裏両面に使用し、中間層部として、線径0.7m
m、切断強力値6.5Kg、2%伸長時の強力値が6K
g、かつ200℃で10分間処理時の乾熱収縮率が0〜
0.01%のガラス繊維が経方向および緯方向共に10
mmの間隔で編成したネツトを使用した。中間層部の表
裏両面に上記不織布を積層し、オルガン社製ニードル針
(PPD−1番40)を具備するニードルパンチ機を用
い、針密度46回/cm2 でニードルパンチ処理を施し
た後、温度235℃の加熱ローラーで圧接し積層シート
とした。加熱処理後、尿素メラミン樹脂とアクリル酸エ
ステル樹脂との混合液10%を含浸後、160℃の熱風
循環乾燥機で乾燥させ、樹脂付きの積層シートを作成し
た。
【0040】比較例1 実施例1において、中間層部を用いなかった以外は、実
施例1と同様にして積層シートを得た。
施例1と同様にして積層シートを得た。
【0041】比較例2 比較例1で得られた積層シートを、実施例2と同様の工
程で樹脂付きの積層シートを作成した。
程で樹脂付きの積層シートを作成した。
【0042】次に、実施例1〜5及び比較例1〜2で得
られた積層シートを用いて、アスファルト温度190〜
200℃、加工時の張力15〜20kg/mとしてアス
ファルト含浸を行いアスファルトルーフィングを作成し
た。
られた積層シートを用いて、アスファルト温度190〜
200℃、加工時の張力15〜20kg/mとしてアス
ファルト含浸を行いアスファルトルーフィングを作成し
た。
【0043】実施例1〜5および比較例1〜2で得られ
た積層シートの物性およびアスファルトルーフィングの
寸法安定性を評価し、結果を表1に示した。
た積層シートの物性およびアスファルトルーフィングの
寸法安定性を評価し、結果を表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】表1で明らかなように、本発明の構成要件
を満足する、実施例1〜5で得られた積層シートは、高
強度、高弾性率のガラス繊維が中間層部に配されてお
り、かつ表裏両面に積層された不織布と中間層部とが一
体となっているため、引張強力、2%伸長時の応力が共
に優れたものであった。また熱的にも安定したものであ
りアスファルト含浸加工時の熱に耐えることができるも
のであった。
を満足する、実施例1〜5で得られた積層シートは、高
強度、高弾性率のガラス繊維が中間層部に配されてお
り、かつ表裏両面に積層された不織布と中間層部とが一
体となっているため、引張強力、2%伸長時の応力が共
に優れたものであった。また熱的にも安定したものであ
りアスファルト含浸加工時の熱に耐えることができるも
のであった。
【0046】これに対し、比較例1〜2の積層シート
は、引張強力、2%伸長時の応力の低いものであった。
また、熱による収縮が大きく、アスファルト含浸加工時
の熱に耐えることができないものであった。
は、引張強力、2%伸長時の応力の低いものであった。
また、熱による収縮が大きく、アスファルト含浸加工時
の熱に耐えることができないものであった。
【0047】アスファルト含浸を行ったアスファルトル
ーフィングの寸法安定性については、表1から明らかな
ように、実施例1〜5で得られたアスファルトルーフィ
ングは、中間層部にガラス繊維を配しており、かつ表裏
両面に積層された不織布と中間層部とが一体となってい
るため、経緯の伸縮率が小さく寸法安定性に優れたもの
であった。
ーフィングの寸法安定性については、表1から明らかな
ように、実施例1〜5で得られたアスファルトルーフィ
ングは、中間層部にガラス繊維を配しており、かつ表裏
両面に積層された不織布と中間層部とが一体となってい
るため、経緯の伸縮率が小さく寸法安定性に優れたもの
であった。
【0048】一方、比較例1〜2で得られたアスファル
トルーフィングは、寸法安定性がいずれも0.5%以上
あり、伸縮率が大きく施工しても雨漏等のトラブルが予
想されるものであった。
トルーフィングは、寸法安定性がいずれも0.5%以上
あり、伸縮率が大きく施工しても雨漏等のトラブルが予
想されるものであった。
【0049】
【発明の効果】本発明のアスファルトルーフィング用積
層シートは、不織布を両面に配置し、中間層部に、高弾
性率と熱安定性に優れたガラス繊維を介在させ、中間層
部と不織布とが絡み合って一体化されているので、従来
のニードルパンチ不織布では得られなかった高強力、高
弾性率を有する積層シートとなり、アスファルト加工時
の熱に耐えることが可能なシートとなる。
層シートは、不織布を両面に配置し、中間層部に、高弾
性率と熱安定性に優れたガラス繊維を介在させ、中間層
部と不織布とが絡み合って一体化されているので、従来
のニードルパンチ不織布では得られなかった高強力、高
弾性率を有する積層シートとなり、アスファルト加工時
の熱に耐えることが可能なシートとなる。
【0050】さらに熱圧接、樹脂含浸処理により低収縮
性である本発明の積層シートは、高強力、高弾性を有す
る積層シートであり、アスファルト加工時の熱に耐える
ことが可能なシートとなる。
性である本発明の積層シートは、高強力、高弾性を有す
る積層シートであり、アスファルト加工時の熱に耐える
ことが可能なシートとなる。
【0051】よって、本発明のアスファルトルーフイン
グ用積層シートを用いて、アスファルトルーフィングを
作成した場合、内部歪みの極めて小さい、寸法安定性に
優れたアスファルトルーフィングを得ることができる。
グ用積層シートを用いて、アスファルトルーフィングを
作成した場合、内部歪みの極めて小さい、寸法安定性に
優れたアスファルトルーフィングを得ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 17/00 D06N 5/00 D06N 5/00 D06M 15/00 // D06M 15/00 17/00 M
Claims (4)
- 【請求項1】 引張強度が3kg以上、2%伸長時の応
力値が2kg以上、かつ200℃で10分間熱処理時の
乾熱収縮率が0.1%以下であるガラス繊維が、少なく
とも一方向に配列してなる中間層部と、前記中間層部の
表裏両面に積層されたポリエステル系長繊維不織布層と
からなり、かつニードルパンチ処理により表裏両面の不
織布を構成するポリエステル系長繊維同士が交絡すると
ともに、該繊維が中間層部を構成するガラス繊維と絡み
合うことによって一体化していることを特徴とするアス
ファルトルーフィング用積層シート。 - 【請求項2】 熱圧接により各繊維間が熱圧着固定して
いることを特徴とする請求項1記載のアスファルトルー
フィング用積層シート。 - 【請求項3】 樹脂含浸によって繊維同士が固定してい
ることを特徴とする請求項1または2記載のアスファル
トルーフィング用積層シート。 - 【請求項4】 中間層部のガラス繊維が3〜30mmの
間隔で配列していることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載のアスファルトルーフィング用積層シー
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10079148A JPH11268159A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | アスファルトルーフィング用積層シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10079148A JPH11268159A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | アスファルトルーフィング用積層シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268159A true JPH11268159A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13681885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10079148A Pending JPH11268159A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | アスファルトルーフィング用積層シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11268159A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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