JPH11267999A - かす取り機 - Google Patents

かす取り機

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JPH11267999A
JPH11267999A JP7521398A JP7521398A JPH11267999A JP H11267999 A JPH11267999 A JP H11267999A JP 7521398 A JP7521398 A JP 7521398A JP 7521398 A JP7521398 A JP 7521398A JP H11267999 A JPH11267999 A JP H11267999A
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JP
Japan
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original plate
product
original
hitting
head
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JP7521398A
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English (en)
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Daiji Adachi
大司 足立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡素化した小型で安価な構成としながらも原板
のかす部を叩いて確実に除去することのできるかす取り
機を提供する。 【解決手段】複数枚の原板1をテーブル11に載置す
る。クランプ用操作手段34をが操作して、クランプ手
段37により各原板1における任意に選択した箇所をテ
ーブル11に押し付け固定する。操作ハンドル27の手
動操作によりヘッド部24を移動させて除去手段31を
原板1上の任意の位置に位置決めし、操作ハンドル27
に設けたスイッチ部28を操作して除去手段31により
かす部を叩いて除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板紙のような原板
から製品部以外のかす部を手動操作により除去すること
のできるかす取り機に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、お菓子や化粧品などの紙製包装箱やブックケースの
ような紙製箱の製作に際しては、素材である厚紙が自動
平盤打抜機によって所定の形状に打ち抜かれて作製され
る。その際に、従来では、素材となる板紙に製品部をか
す部から分離するための製品用切り目を入れた原板をつ
くり、この原板を複数枚重ねてテーブル上に載置し、こ
のテーブル上の各原板を叩打用工具を用いた手作業によ
り叩打し、板紙のかす部を除去していた。そのため、上
記のかす取り作業は非常に能率が低い。他方、自動平盤
打抜機で製品用切り目が形成された板紙を自動的に自動
式かす取り機に送り、そのかす取り作業を自動的に行う
システムが知られている(特開平2-175139号公報参
照)。しかしながら、この自動式かす取り機は、かす部
を除去するために型を使用しているので、装置全体が大
型化、かつ複雑化し、高価なものとなっている。
【0003】そこで本発明は、簡素化した小型で安価な
構成としながらも原板のかす部を叩いて確実に除去する
ことのできるかす取り機を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、板状の素材に製品部を囲む製品用切り目
が形成されてなる原板における前記製品部の外側のかす
部を叩くことにより、前記製品用切り目を破断して前記
かす部を除去するかす取り機において、前記原板が複数
枚載置されるテーブルと、クランプ用操作手段が操作さ
れたときに、前記各原板における任意に選択された箇所
をテーブルに押し付け固定するクランプ手段と、操作ハ
ンドルの手動操作により前記原板上の任意の位置に移動
可能にヘッドに取り付けられ、前記ハンドルに設けたス
イッチ部の操作により前記かす部を叩いて除去する除去
手段とを備えている。
【0005】このかす取り機では、自動平盤打抜機で作
られた原板を作業員が所定枚数だけ重ねて手作業でテー
ブル上においたのちに、作業員がクランプ用操作手段を
操作すると、クランプ手段が原板をテーブルに押し付け
て固定する。つぎに、作業員は、操作ハンドルを把持し
た手動操作によりヘッド部を移動させて、除去手段を原
板におけるかす部を有効に叩き落とせる部位に移動して
位置決めしたのちに、スイッチ部を操作する。それによ
り、ハンマーなどの除去手段がかす部を叩いて、このか
す部を除去する。したがって、クランプ部およびヘッド
部を作業者が手動操作する簡単な構成でありながら、か
す部を確実に除去できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施形態に係るかす取り機を示す平面図、図2は同正面
図、図3は右側面図をそれぞれ示す。このかす取り機
は、紙製の板材を打ち抜いて紙箱用の原板を作る公知の
自動平盤打抜機にインライン接続する大掛かりな自動型
のものではなく、自動平盤打抜機で作った原板を作業員
が手作業により後述のテーブル1上に載置して、作業員
の手動操作により原板のかす部を除去する簡易タイプに
なっている。
【0007】図4は、自動平盤打抜機で作られた原板1
を示し、この原板1には、製品用切り目2が形成されて
おり、この製品用切り目2によって、紙箱になる製品部
3とこれ以外のかす部4とに区分されている。切り目2
は連続ではなく、適宜箇所で中断しており、その箇所が
つなぎ目7になっている。また、原板1には、横方向H
にほぼ一直線上に並んだ少なくとも一列、この例では4
列のかす取り用切り目8が形成されており、やはり、か
す取り用切り目8の適宜箇所が中断して、つなぎ目9に
なっている。
【0008】つぎに、一実施形態のかす取り機について
説明する。図1のフレーム台10上には、例えば100
枚の原紙1を重ねて載置できるテーブル11が設けら
れ、このテーブル11は、第1のフットスイッチ13
(図2)の足踏み操作によりエアーポンプ30を介して
駆動されるエアーシリンダ12によって前後方向14
(図3)に移動され、図3に2点鎖線で示すフレーム台
10の前方に突出する状態と、フレーム台10内に収納
される状態との範囲で任意の位置に移動できる。
【0009】フレーム台10の左右の外側部には、図1
に示すように、細長いケーシング17が前後方向の配置
で固着されており、この両ケーシング17内にそれぞれ
固定されたガイドシャフト18には、それぞれ一対のス
ライドベアリング19を介して移動支持脚20が前後方
向14に移動自在に支持されている。この両移動支持脚
20の間には、図2に示す2本の水平なスライドシャフ
ト21が上下において互いに平行に位置して架け渡され
ている。この両スライドシャフト21には、保持部22
が左右方向23(図2)にスライド自在に支持されてい
る。
【0010】上記保持部22は、ヘッド部24を両側か
ら挟む状態に保持しており、このヘッド部24の前面部
には、スイッチ28(図3)を有する操作ハンドル27
が取り付いているとともに、下端部に単一のハンマー3
1が上下動自在に支持されている。ハンマー31は、ヘ
ッド部24の内部に設けたばね(図示せず)により常に
下方に付勢されているとともに、モータ29の回転力を
刃形ベルト(図示せず)を通じ受けることにより、ばね
の付勢力に抗して上方へ引き上げられて、ヘッド部24
内に収容され、且つブレーキ(図示せず)によりその状
態に保持されている。このハンマー31は、操作ハンド
ル27を握るようにしてスイッチ部28が押圧されたと
きに、ブレーキが解除されてばねの付勢力によりテーブ
ル11上の原板1を叩く。また、ヘッド部24の上端部
にはスポットライト38が設けられており、このスポッ
トライト38は、図3に示すヘッド部24の光通過孔3
9を通ってハンマー31が叩く原板1の部位にスポット
光を照射する。なお、図2および図3では、ハンマー3
1を明確に図示するために、ハンマー31が原板1を叩
かずに下降した仮定の状態を示している。
【0011】また、左右の移動支持脚20の各前面に
は、図2の第2のフットスイッチ34の操作により作動
するエアシリンダ33が取り付けられており、この両エ
アシリンダ33には、長い板状のクランプ部材37が架
け渡した状態で固定されている。
【0012】つぎに、上記かす取り機の操作および動作
について説明する。まず、第1のフットスイッチ13を
足踏み操作してアエシリンダ12を吐出駆動させ、テー
ブル11を図3に2点鎖線で示すようにフレーム台10
の前方に突出させる。この状態において、作業者は自動
平盤打抜機が作った原板1を手作業でテーブル11上に
積み上げる。所定枚数の原板1のテーブル11へのセッ
トが終了すると、作業者は第1のフットスイッチ13を
再度操作する。それにより、エアシリンダ12が後退駆
動して、原板1が載置されたテーブル11がフレーム台
10内に収容される。
【0013】つぎに、操作ハンドル27を把持して両移
動支持脚20をガイドシャフト18にスライドさせて保
持部22およびヘッド部24を前後方向14に移動させ
ながら、クランプ部材37を、図4に示す1列目(図の
下端列)のかす取り用切り目8よりも僅かに後方(図の
上方)であるA−A線に沿うよう目視で位置決めしたの
ちに、第2のフットスイッチ34を足踏み操作する。そ
れにより、エアシリンダ33が吐出駆動してクランプ部
材37が原板1をテーブル11に押し付けて固定する。
続いて、操作ハンドル27によって保持部22をスライ
ドシャフト21にスライドさせながら左右方向23のい
ずれかの方向に移動させて、スポット光を、図4に示す
A−A線に沿った複数の点Pのうちの右端または左端に
位置決めしたのちに、スイッチ部28を押圧操作する。
それにより、ハンマー31がヘッド24から突出して原
板1を叩く。
【0014】そののちに、スイッチ部28の押圧を解除
してハンマー31をヘッド部24内に収納させたのち
に、操作ハンドル27によって保持部22を移動させて
スポット光が隣接する点Pに合致するよう位置決めし、
再びスイッチ部28を押圧してハンマー31で原板1を
叩かせる。原板1における1列に並ぶ4つの点の全ての
部位をハンマー31で順次叩くと、A−A線より前方側
のかす部4を除去できる。同様にして、クランプ部材3
7を図4のB−B線、C−C線およびD−D線に順次位
置決めして原板1に押し付けたのちに、各列の4つの点
を順次ハンマーで叩かせるよう動作を繰り返すと、残り
のかす部4を全て除去できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明のかす取り機によ
れば、自動平盤打抜機で作られた原板を所定枚数だけ重
ねてテーブル上におき、この原板を、作業員のクランプ
用操作手段の操作によりクランプ手段でテーブルに押し
付けて固定し、作業員によるハンドルの手動操作による
ヘッド部の移動により除去手段を原板におけるかす部を
有効に叩き落とせる部位に移動して位置決めし、スイッ
チ部を操作することにより、除去手段でかす部を除去す
る構成としたので、殆どが作業者の手動操作に頼る極め
て簡単で安価な構成としながらも、原板のかす部を確
実、かつ迅速に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るかす取り機の平面図
である。
【図2】同上かす取り機の正面図である。
【図3】同上かす取り機の右側面図である。
【図4】同上かす取り機によるかす部を除去する原板の
平面図である。
【符号の説明】
1…原板、2…製品用切り目、3…製品部、4…かす
部、11…テーブル、24…ヘッド部、27…操作ハン
ドル、28…スイッチ部、31…ハンマー(除去手
段)、34…第1のフットスイッチ(クランプ用操作手
段)、37…クランプ部材(クランプ手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の素材に製品部を囲む製品用切り目
    が形成されてなる原板における前記製品部の外側のかす
    部を叩くことにより、前記製品用切り目を破断して前記
    かす部を除去するかす取り機において、 前記原板が複数枚載置されるテーブルと、 クランプ用操作手段が操作されたときに、前記各原板に
    おける任意に選択された箇所をテーブルに押し付け固定
    するクランプ手段と、 操作ハンドルの手動操作により前記原板上の任意の位置
    に移動可能にヘッドに取り付けられ、前記ハンドルに設
    けたスイッチ部の操作により前記かす部を叩いて除去す
    る除去手段とを備えたかす取り機。
JP7521398A 1998-03-24 1998-03-24 かす取り機 Pending JPH11267999A (ja)

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JP7521398A JPH11267999A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 かす取り機

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JP7521398A JPH11267999A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 かす取り機

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JPH11267999A true JPH11267999A (ja) 1999-10-05

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JP7521398A Pending JPH11267999A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 かす取り機

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