JPH11267481A - 連続混練機 - Google Patents

連続混練機

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JPH11267481A
JPH11267481A JP7902398A JP7902398A JPH11267481A JP H11267481 A JPH11267481 A JP H11267481A JP 7902398 A JP7902398 A JP 7902398A JP 7902398 A JP7902398 A JP 7902398A JP H11267481 A JPH11267481 A JP H11267481A
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casings
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hydraulic cylinder
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Hideo Yoshida
英男 吉田
Akishi Yamazaki
晃史 山崎
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Kurimoto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混練軸20及びケーシング10内面の点検・
清掃を容易にする。 【解決手段】 筒状ケーシング10内に混練軸20を通
し、ケーシング10の一端から被処理物をケーシング1
0内に送り込んで混練軸20により混練してケーシング
他端から排出する連続混練機である。ケーシング10を
2分割し、その分割ケーシング10a、10bをロータ
リーアクチュエータにより回動軸7a、7b、アーム8
a、8bを介して開放可能とする(図(b))。この開
放状態で、混練軸20、ケーシング10内面の点検・清
掃を行う。両ケーシング10a、10bは、クランプ部
材31bをその側縁に嵌めて(図(a))、圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱硬化性樹脂、
各種の食品、薬品、焼却炉からの飛灰などを混練する連
続混練機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高度化する今日の産業技術にあって、粉
体などの原材料を混練する場合、特に、高充填のフィラ
ー(無機物)などを含有する原材料において、その分散
性は勿論、凝集物の解砕をする際、それらを連続的に攪
拌・混練する混練機としては、特に2軸混練機が最適で
ある。
【0003】その2軸混練機は、この発明の一実施例を
示す図1、図2及び図5を参照して説明すると、筒状ケ
ーシング10内にその筒軸方向の混練軸20、20を2
本通し、ケーシング10一端の投入口11から被処理物
(原料)aをケーシング10内に送り込んで混練軸20
により混練してケーシング10他端の排出口12から製
品bを排出する構成が一般的である。
【0004】この連続混練機において、高品質と安定し
た性状の製品bを完成するには、混練機の運転完了後、
次の運転時でも同様の性能を維持するために、混練軸2
0のフィードスクリュウ20a、パドル20b等を点検
・清掃することが必須条件である。
【0005】すなわち、例えば、粉末状熱硬化性樹脂a
を原料として液状の熱硬化性樹脂bを製造する場合、運
転停止後、フィードスクリュウ20a等が樹脂が固着
し、この樹脂を完全に除去することによって、運転再開
時には高品質と安定した性状の製品bを得ることができ
る。特に、2軸混練機の性能を維持するには、パドル2
0bの性能を維持することが必要である。このことは、
頻繁に(必ず1日1回)点検・清掃を行なう必要があ
り、尚且つ、製品bの種類に応じて原料aが変るので、
フィードスクリュウ20a等の清掃は欠かすことが出来
ない。
【0006】また、フィードスクリュウ20a等の摩耗
度チェックを行ない、その摩耗度合に応じて交換をしな
ければならないし、製品bの種類に応じて原料aが変る
ので、完成製品に適したフィードスクリュウ20a等に
交換しなければならない。
【0007】このような点検・清掃を行う際、従来で
は、実開平4−928号公報等に記載されているよう
に、混練軸20の一方の軸受を解体し、他方の軸受で混
練軸を片持ち状態で支持してケーシング10から引き抜
き、混練軸20の全周囲を開放状態にして、点検・清掃
を行っている。
【0008】また、ケーシング10を上下に二ツ割の構
造とし、その上側分割ケーシング10をホイスト等によ
り吊り上げて、混練軸20の上面を開放状態とし得るも
のもある。このものにおいては、両分割ケーシングが重
ねられた際(筒状とされた際)、両分割ケーシングの両
側縁をそれぞれボルトなどにより締結して圧着させるよ
うにしている。
【0009】さらに、各完成製品bに適したフィードス
クリュウ20aなどの交換は、別途に用意した、その完
成製品bに適したフィードスクリュウ20aなどを有す
る混練軸20全体を取り換えることにより行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、混練軸20を水平に引抜く操作は、複数の作業者を
必要とするうえに、片持ち状態にあることから、混練軸
20が転倒する恐れがある。また、混練軸20を引き抜
けば、フィードスクリュウ20aなどの点検・清掃はで
きるが、ケーシング内部の点検・清掃は難しい。さら
に、混練軸をケーシング内部に挿入して再度組立てるに
は、片持ち状態であることから、相手側の軸受に挿入す
る作業が至難となる。これらのことは、混練機が大形の
場合、特に顕著な課題となる。
【0011】また、ケーシング10を二つ割りの構造と
したものは、その上側分割ケーシングをホイスト等によ
って吊り上げて、点検・清掃を行なうため、作業の安全
性に問題がある。また、その上側分割ケーシングの一側
をヒンジ構造として、上方に開放し得るものもあるが、
上側分割ケーシングのみが回動できる構造の為、点検・
清掃がやりづらい。すなわち、混練軸20の全周囲を点
検・清掃するためには、混練軸20を回さねばならず、
その回転は人力では容易でないため、煩わしい動作等に
なり、また、下側分割ケーシング内面の点検・清掃は混
練軸20が邪魔となる。
【0012】この発明は、混練軸全周及びケーシング内
周全面の点検・清掃を容易にすることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、上記ケーシングを二ツ割りにし、その
両分割ケーシングを両者ともに混練軸から退去可能とし
たのである。ケーシングが混練軸から退去すれば、混練
軸の全周囲が開放状態となるため、混練軸及びケーシン
グ内面の点検・清掃が容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態としては、
筒状ケーシング内にその筒軸方向の混練軸を通し、前記
ケーシングの一端から被処理物をケーシング内に送り込
んで、前記混練軸により混練してケーシング他端から排
出する上述の周知の連続混練機において、前記ケーシン
グを、その筒軸心を含む平面で分割した二ツ割の分割ケ
ーシングからなるものとし、その両分割ケーシングは、
両者ともに前記混練軸から退去可能であって、その混練
軸の全周囲が開放状態となり、かつ、両分割ケーシング
が重なり合った際、その両分割ケーシングの両側縁はク
ランプ装置によって、強固に圧着される構成を採用し得
る。
【0015】上記両分割ケーシングの混練軸からの退去
手段としては、上側分割ケーシングを吊り下げ、下側分
割ケーシングを下方にガイドを介して昇降する、又は両
分割ケーシングをガイドを介して昇降可能とする構成等
を採用し得るが、両分割ケーシングを、その一側でそれ
ぞれ回動自在にフレームに支持するとともに、駆動機に
より回動可能とした構成を採用するとよい。回転構造は
その重なり精度も高く、安全であり、構造も比較的に簡
単だからである。
【0016】上記駆動機としては、実施例のごとく、分
割ケーシングの回動軸を回すロータリーアクチュエー
タ、或いは、上下の分割ケーシングにピストンロッドが
連結されて、そのロッドの伸縮によってケーシングを回
転させる油圧シリンダ等を挙げることができる。
【0017】上記クランプ装置は、両分割ケーシングが
重なり合った後、その側縁をボルト締めする構成等を採
用し得るが、一方の分割ケーシングに上記コ字状部材を
その分割ケーシングの側縁に向かって進退可能に取付け
るとともに、そのコ字状部材に油圧シリンダを取付け、
この油圧シリンダのピストンロッドの先端を前記一方の
分割ケーシングに固着し、油圧シリンダにより断面コ字
状部材を、重なり合った両分割ケーシングの両側縁外面
に嵌まることによってその両側縁を圧着する構成を採用
するとよい。
【0018】このクランプ装置による両分割ケーシング
の圧着により、その分割面からの被処理物の漏れ出しが
阻止される。このとき、断面コ字状部材料の嵌入による
圧着であると、嵌入動作によって圧着が完了してその作
用が円滑である。また、クランプ装置がクランプされる
部材に取付けられていると、クランプ装置と被クランプ
部材の位置決めが不要であり、圧着作用が円滑である。
【0019】上記ケーシングの端面を閉塞するエンドプ
レートとケーシング間にもその両者を圧着するクランプ
装置を設けることが好ましく、そのクランプ装置は、そ
のエンドプレートに断面コ字状部材をそのエンドプレー
トの側縁に向かって後退可能に取付けるとともに、その
断面コ字状部材に油圧シリンダを取付け、この油圧シリ
ンダのピストンロッドの先端を前記エンドプレートに固
着し、前記油圧シリンダにより前記断面コ字状部材を進
退させて、重なり合った両分割ケーシングの端縁とエン
ドプレートの側縁の外面に嵌めてその端縁と側縁を圧着
する構成を採用し得る。
【0020】このエンドプレート側のクランプ装置は、
エンドプレートがケーシング端面から着脱自在の場合、
両分割ケーシングの圧着のみではそのケーシングとエン
ドプレートの圧着が十分に行い難いため、非常に有効で
ある。なお、このクランプ装置も、ボルト締めに代え得
ることは勿論である。
【0021】
【実施例】一実施例を図1乃至図12に示し、図1乃至
図3に示すように、左右長さ6m程の長方体状フレーム
Fの上面にこの混練機は構築され、フレームF上に筒状
ケーシング10が配置され、そのケーシング10の端面
にエンドプレート1、2が設けられている。このエンド
プレート1、2を貫通して2本の混練軸20、20がケ
ーシング10内に通されている。混練軸20、20はカ
ップリング3、3を介して減速機4に連結され、この減
速機4には、フレームF内の図示省略のモータにより回
転するスプロケット5の軸が入り込んでおり、モータに
より減速機4を介して両混練軸20、20が同一方向
に、例えば、図1右方向に向かって時計方向に回転す
る。カップリング3、3はスプライン結合されて混練軸
20がその軸方向に引き抜き可能なものである。
【0022】また、混練軸20は、投入口11側から排
出口12側に向かってフィードスクリュウ20a、パド
ル20b、リバーススクリュウ20cが順々にその外周
に取り付けられており、フィードスクリュウ20aによ
り、被処理物aが攪拌されながら押し出され、パドル2
0bにより攪拌・混練され、リバーススクリュウ20c
により、押し戻されて従動側のエンドプレート2側への
被処理物a(製品b)の侵入が阻止される。この侵入阻
止作用のため、リバーススクリュウ20cはフィードス
クリュウ20a及びパドル20bとは逆捩れとなってい
る。例えば、フィードスクリュウ20a及びパドル20
bは左捩れ、リバーススクリュウ20cは右捩れとなっ
ている。
【0023】ケーシング10は上下方向の中央平面で二
分割されており(図5参照)、その両分割ケーシング1
0a、10bの内面に混練軸20のスクリュウ20a、
20c、パドル20bの外周縁が近接する耐摩耗性素材
からなるライナ13が設けられている。ケーシング10
の外周面には複数の相互に連通する室からなるジャケッ
ト14が形成されており、各分割ケーシング10a、1
0bのジャケット14ごとに熱媒体が流通されてケーシ
ング10内が一定温度に維持される。
【0024】また、ケーシング10の一側に対向するフ
レームF上の左右にそれぞれ支台6a、6bが設けら
れ、この支台6a、6a間にそれぞれ回動軸7a、7b
が回動自在に支持され、上側の回動軸7aに上側の分割
ケーシング10aが、下側の回動軸7bに下側の分割ケ
ーシング10bがそれぞれアーム8a、8bを介して固
着されている。両回動軸8a、8bはそれぞれロータリ
ーアクチュエータ9a、9bにより回動され、その回動
により、図5(a)、(b)のごとく、両分割ケーシン
グ10a、10bが開かれて、そのケーシング10内面
及び混練軸20の点検・清掃が容易になる。
【0025】エンドプレート1、2及び下側分割ケーシ
ング10bにはクランプ装置30がそれぞれ設けられて
いる。このクランプ装置30は、図11に示す断面コ字
状クランプ部材31a、31b、31c、図12に示す
ガイド軸32a、32b及び油圧シリンダ33とからな
り、油圧シリンダ33はクランプ部材31a、31b、
31cに固着されている。両ガイド軸32a、32bは
エンドプレート1、2及びケーシング10bにねじ止め
されて、部材31a、31b、31cに摺動自在に貫通
し、一方のガイド軸32bに油圧リンダ33のロッドが
ねじ合わせて連結されている。このため、両分割ケーシ
ング10a、10bが重なった状態で、油圧シリンダ3
3のロッドが伸縮すると、部材31a、31b、31c
が両分割ケーシング10a、10bの側縁などに嵌合又
は離脱して、その嵌合により、両ケーシング10a、1
0bを強固に圧着し、離脱により、両ケーシング10
a、10bを回動(離反)可能とする。
【0026】なお、ガイド軸32a、32bは、エンド
プレート1、2に図9及び図10(b)のごとく、ケー
シング10bには図10(a)のごとく、その凹部cに
嵌められてねじ止めされる。また、エンドプレート1、
2側のクランプ部材31a、31bは、エンドプレート
1、2の側縁とともにケーシング10a、10bの側縁
にも嵌入して、ケーシング10a、10bの端面をエン
ドプレート1、2に圧着する(図8、図10(b)参
照)。両分割ケーシング10a、10bの圧着面全周及
びケーシング10の端面とエンドプレート1、2の圧着
面全周にはOリングなどのシーリング材を充填する。
【0027】従動側(排出側)のエンドプレート2はフ
レームF上のリニアガイド40によって左右方向に移動
可能となっており、このリニアガイド40は蛇腹状のカ
バー(省略)により被覆されてごみが侵入しないように
なっている。また、このエンドプレート2は、上下に内
面に通じる透孔51、52を有しており、その上側の透
孔51はガス抜き口であり、この口51に図示省略のポ
ンプが接続されて、ケーシング10内に適切な減圧がな
される。下側の透孔52は点検口であり、透明板52a
で覆われている。
【0028】エンドプレート2の内面には混練軸20に
嵌まってキー20dにより回転方向に一体となった戻し
スリーブ53が設けられており、このスリーブ53は止
めリング53aを軸20にねじ込むことにより軸20に
抜け止めされる。スリーブ53の外周面にはリバースス
クリュウ20cと同一方向のねじ溝53bが形成されて
おり、リバーススクリュウ20cを通り過ぎた被処理物
aがこのねじ溝53bによって押し戻され、被処理物a
が熱硬化性樹脂の場合、やがて固化して点検口52に落
下する。その落下物はその量を透明板52aを介し確認
して適宜に除去する。
【0029】エンドプレート2の軸受部は、軸受スリー
ブ54と各種のパッキング55及びその押え56とから
成り、また、エンドプレート2の後側には支持板57を
介して軸受58が設けられており、この軸受58がスリ
ーブ54をベアリング58aを介して回転自在に支持し
ている。スリーブ54はビス54aにより軸20にねじ
止めされて、その後端に締付スリーブ59がねじ合わさ
れており、このスリーブ59によりベアリング58aに
スリーブ54が固着するので、軸受58、エンドプレー
ト2とスリーブ54が一体となる。図中、60は軸20
中に熱媒体を通す配管(ロータリージョイント)であっ
て、エンドプレート2の抜き出し時には軸20から外
す。
【0030】この実施例は以上の構成であり、ケーシン
グ10を閉じた状態で、投入口11から被処理物aを送
り込み、その被処理物aを混練軸20によって撹拌・混
練し、製品bとして排出口12から取出す。運転が終了
すれば、クランプ装置30を開放し(部材31cの後
退)、ロータリーアクチュエータ9a、9bにより両分
割ケーシング10a、10bを開放する。この状態で、
混練軸20及びケーシング10の点検・清掃を行い、必
要であれば、後述のエンドプレート2の混練軸20から
の抜き外し作業を行った後、パドル20bなどの交換を
行う。点検・清掃が終了すれば、逆作用によって、ケー
シング10を閉じる。この点検・清掃作業は、ケーシン
グ10等がロータリーアクチュエータ9a、9bなどに
よって機械的に開閉するため、一人の作業者で可能であ
る。
【0031】また、排気口51部分(エンドプレート2
内)を点検・清掃する場合には、まず、ロータリージョ
イント60を取り除いた後、クランプ装置30を開放し
(部材31a、31bを後退)、つぎに、軸受スリーブ
54をその止めビス54aを弛めて混練軸20に対し移
動可能とし、支持板57、エンドプレート2をスリーブ
54と共にリニアガイド40の上を滑らせて混練軸20
から外し、スリーブ53外周面及び排気口51、点検口
52等の排出口部の点検・清掃を行う。
【0032】この点検・清掃が終了すれば、逆作用によ
って、エンドプレート2を戻して混練軸20に嵌めると
ともに、スリーブ54、59を軸20に固定して、クラ
ンプ装置30によりケーシング10とエンドプレート2
を圧着し、さらに、配管60を再セットする。この点検
・清掃作業も、油圧シリンダ33によってケーシング1
0からエンドプレート2が機械的に嵌合・離反し、ま
た、エンドプレート2がリニアガイド40によって円滑
に動くため、同様に、一人の作業者で可能である。
【0033】上記実施例において、両分割ケーシング1
0a、10bは、油圧シリンダ33によるクランプ装置
30に代えてボルト締めによるクランプ装置とすること
もできる。また、回動軸7a、7bを一本にして、この
軸7a、7bにアーム8a、8bを介して両分割ケーシ
ング10a、10bを回動自在に取付け、アーム8a、
8bとフレームFの間に油圧シリンダを設けて、そのロ
ッドの伸縮により、ケーシング10を開閉することもで
きる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、ケーシングを二分割して、
その両分割ケーシングを混練軸から退去可能としたの
で、混練軸の全周囲が開放状態となり、その混練軸及び
ケーシング内面の点検・清掃が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の正面図
【図2】同実施例の一部省略正面図
【図3】同実施例の平面図
【図4】同実施例の一部省略右側面図であり、(a)は
ケーシングの閉じ状態、(b)はケーシングの開放状態
【図5】同実施例の切断右側面図であり、(a)はケー
シングの閉じ状態、(b)はケーシングの開放状態
【図6】同実施例の要部切断正面図
【図7】図6の要部拡大図
【図8】同実施例の一部省略要部平面図
【図9】(a)は駆動側エンドプレート部の一部切欠右
側面図、(b)は従動側エンドプレート部の一部切欠左
側面図
【図10】(a)はケーシングのクランプ装置の要部切
断平面図、(b)はエンドプレートのクランプ装置の要
部切断平面図
【図11】クランプ装置のコ字状クランプ部材を示し、
(a)はエンドプレート用、(b)はケーシング用
【図12】(a)、(b)はともにクランプ装置のガイ
ド軸を示す
【符号の説明】
1 駆動側エンドプレート 2 従動側エンドプレート 7a、7b ケーシング回動軸 8a、8b ケーシング回動用アーム 9a、9b ケーシング回動用ロータリーアクチュエー
タ 10 ケーシング 10a 上側分割ケーシング 10b 下側分割ケーシング 11 投入口 12 排出口 20 混練軸 20a フィードスクリュウ 20b パドル 20c リバーススクリュウ 30 クランプ装置 31a、31b、31c 断面コ字状クランプ部材 33 油圧シリンダ 40 リニアガイド 53、54、59 スリーブ 53a 止めリング a 被処理物 b 製品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状ケーシング10内にその筒軸方向の
    混練軸20を通し、前記ケーシング10の一端から被処
    理物aをケーシング10内に送り込んで、前記混練軸2
    0により混練してケーシング10の他端から排出する連
    続混練機において、 上記ケーシング10を、その筒軸心を含む平面で分割し
    た二ツ割の分割ケーシング10a、10bからなるもの
    とし、その両分割ケーシング10a、10bは、両者と
    もに上記混練軸20から退去可能であって、その混練軸
    20の全周囲が開放状態となり、かつ、両分割ケーシン
    グ10a、10bが重なり合った際、その両分割ケーシ
    ング10a、10bの両側縁はクランプ装置30によっ
    て、強固に圧着されることを特徴とする連続混練機。
  2. 【請求項2】 上記両分割ケーシング10a、10b
    を、その一側でそれぞれ回動自在にフレームFに支持す
    るとともに、駆動機9a、9bにより回動可能としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の連続混練機。
  3. 【請求項3】 上記クランプ装置30は、一方の分割ケ
    ーシング10bに断面コ字状部材31cをその分割ケー
    シング10bの側縁に向かって進退可能に取付けるとと
    もに、その断面コ字状部材31cに油圧シリンダ33を
    取付け、この油圧シリンダ33のピストンロッド32b
    の先端を前記一方の分割ケーシング10bに固着し、前
    記油圧シリンダ33により、断面コ字状部材31cを、
    重なり合った両分割ケーシング10a、10bの両側縁
    外面の嵌めることによってその両側縁を圧着するもので
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載の連続混練
    機。
  4. 【請求項4】 上記ケーシング10の排出側端面をその
    ケーシング10から着脱自在のエンドプレート2により
    閉塞し、そのエンドプレート2に断面コ字状部材31
    a、31bをそのエンドプレート2の側縁に向かって進
    退可能に取付けるとともに、その断面コ字状部材31
    a、31bに油圧シリンダ33を取付け、この油圧シリ
    ンダ33のピストンロッド32bの先端を前記エンドプ
    レート2に固着し、前記油圧シリンダ33により前記断
    面コ字状部材31a、31bを進退させて、重なり合っ
    た両分割ケーシング10a、10bの端縁とエンドプレ
    ート2の側縁の外面に嵌めてその端縁と側縁を圧着する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載
    の連続混練機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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