JPH11267434A - 真空用フィルタ - Google Patents

真空用フィルタ

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JPH11267434A
JPH11267434A JP7920098A JP7920098A JPH11267434A JP H11267434 A JPH11267434 A JP H11267434A JP 7920098 A JP7920098 A JP 7920098A JP 7920098 A JP7920098 A JP 7920098A JP H11267434 A JPH11267434 A JP H11267434A
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JP
Japan
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filter element
mesh
filter
vacuum
gas
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JP7920098A
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English (en)
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Haruhiko Washimi
治彦 鷲見
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルタエレメント22の濾過部の目詰まりを
低減することができる真空用フィルタ6を得る。 【解決手段】ボディ11に入口ポート12と出口ポート
13とを設けると共に両ポート12,13を連通させる
通路途中にフィルタエレメント22を設け、そのフィル
タエレメント22の濾過部をメッシュ30により形成し
た。又、入口ポート12とフィルタエレメント22との
間にはルーバ23を設けた。これにより、出口ポート1
3側に発生する真空引き作用によって入口ポート12側
から気体が導入されるが、この時、まずルーバ23によ
り気体から液体等の異物の大半が遠心分離され、その分
離後の気体のみがフィルタエレメント22を通過する。
又、気体通過の際にメッシュ30に異物が付着しても、
真空引き作用の停止時等において異物の多くがメッシュ
30から離脱され、ボウル14内底部に落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空源を利用した
真空吸引システムや真空源に加え吸着パッドを使用した
真空吸着システム等に用いるに好適な真空用フィルタに
関する。
【0002】
【従来の技術】真空ポンプやエジェクタ等の真空源と、
吸着パッド等の吸引部とを接続する配管の途中には真空
用フィルタが介在されている。
【0003】ここで、吸着パッドを用いてワークを吸着
する吸着システムの簡単な例について図2及び図3に基
づいて説明する。図2及び図3に示すように、吸引部と
しての吸着パッド1には同吸着パッド1を上下方向及び
横方向に移動させる駆動装置2が設けられている。吸着
パッド1は配管3を介して真空ポンプやエジェクタ等の
真空源4と接続され、同真空源4の真空引き作用によっ
て吸着パッド1にワークWを吸着させる吸引作用を付与
する。配管3には切換手段としてのバルブ5が設けら
れ、バルブ5の切換によって真空源4と吸着パッド1と
を連通状態又は遮断状態に切り換える。
【0004】バルブ5と吸着パッド1との間の配管3に
は、吸着パッド1から吸い込んだ塵埃や液体等の異物を
除去するための真空用フィルタ6が介在されている。同
真空用フィルタ6とバルブ5との間の配管3には同配管
3内の圧力を検出する検出手段としての真空スイッチ7
が設けられている。制御装置8には真空スイッチ7、駆
動装置2及びバルブ5が接続されている。そして、制御
装置8には真空スイッチ7から出力される検出信号が入
力される一方、制御装置8からは駆動装置2を駆動させ
る駆動信号及びバルブ5を切換えさせる切換信号がそれ
ぞれ出力される。
【0005】この吸着システムの動作について説明す
る。制御装置8からの駆動信号により駆動装置2が動作
すると、吸着パッド1がワークWと対向する位置に配置
されるとともにワークWに接近する。その後、制御装置
8からの切換信号によりバルブ5が切換られると、真空
源4と吸着パッド1とが連通状態となり、図3に示すよ
うに吸着パッド1にワークWが吸着保持される。
【0006】この吸着時には吸着パッド1の開口部がワ
ークWによって閉塞されるため、配管3内の真空度が高
くなるとともに流量が低下する。その配管3内の圧力の
変化は真空スイッチ7により検出され、その検出信号が
制御装置8に出力される。そして、制御装置8はその検
出信号に基づいて吸着パッド1にワークWが吸着された
ことを確認してワークWを別の場所に移動させるために
駆動装置2に駆動信号を出力する。
【0007】ここで、吸着パッド1は本来ワークWを吸
着するものであるが、ワークW自体或いはその周囲の環
境によって、塵埃や液体などの異物を吸い込んでしま
う。上記真空用フィルタ6は、この吸い込んだ異物が上
記真空源4やバルブ5や真空スイッチ7に入り込んで誤
動作したり故障する等の悪影響が及ばないように、その
手前で異物を空気から分離させる目的で設けられてい
る。
【0008】空気と異物との分離は真空用フィルタ6内
に設けられたフィルタエレメントによる濾過機能によっ
て行われているが、従来、そのフィルタエレメントとし
ては図7に示す繊維などからなる樹脂エレメントEが用
いられていた。樹脂エレメントEは異物を捕捉するもの
であり、異物は繊維内に絡み付くように樹脂エレメント
Eの表面や内部に次々と溜まっていく。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の樹脂エレメントEでは異物を捕捉して空気中から除
去するものであることから、吸着パッド1からの異物の
吸い込みが多い環境下で使用すると、樹脂エレメントE
がすぐに目詰まりを起こしてしまう。
【0010】しかも、シリンダ等の空気圧機器の駆動シ
ステムとして用いられる圧縮空気供給システムでは異物
が配管内に入ってくる要因が少ないとともに、たとえ配
管内に異物が入ったとしてもその異物は非常に小さくか
つ少量であるのに対し、上記したような真空吸着システ
ム又は真空吸引システムでは吸着パッド1等の吸引部か
ら入ってくる異物が大きいものもありしかも大量に入っ
てくる場合がある。そのため、上記したように樹脂エレ
メントEがすぐに目詰まりしてしまう。
【0011】又、圧縮空気供給システムでは一般に圧縮
空気供給源からの圧力と使用圧力との差圧がもともと大
きいため、フィルタ部分での圧力損失はそれほど問題に
はならない。これに対し、上記した真空吸着システム又
は真空吸引システムでは、最大差圧幅が101KPa程
度と非常に小さく、もともと差圧が小さいため、樹脂エ
レメントEでの圧力損失や流量低下は非常に大きな問題
となる。
【0012】即ち、真空用フィルタ6として上記樹脂エ
レメントEを用いると、すぐに目詰まりしてしまうこと
から、樹脂エレメントEの交換周期が非常に短くなるた
め、交換作業が面倒になるという問題が発生する。
【0013】又、樹脂エレメントEに異物が溜まってい
くと、樹脂エレメントEによって流路が絞られてしま
う。流路が絞られていくにつれて樹脂エレメントEより
も真空源4の配管3の真空度が上昇するので、図2に示
すように吸着パッド2がワークWを吸着していない状態
でも真空スイッチ7は吸着パッド1にワークWが吸着さ
れたものとして制御装置8に検出信号を出力することと
なり、制御装置8が吸着パッド1によるワークW吸着の
有無に関する判断を誤ることになるという問題も発生す
る。
【0014】更には、真空スイッチ7及び制御装置8が
誤動作するに至らないまでも、樹脂エレメントEにおけ
る流路絞り作用によって真空源4の空気吸引動作が吸着
パッド1に充分に反映されず、吸着パッド1によるワー
クWの吸着完了までの時間が長くなるという問題もあ
る。
【0015】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、フィルタエレメントの目詰まりを
低減し、フィルタエレメントを通過する流量の低下を防
止することができるとともに、フィルタエレメントの交
換サイクルも長くすることができる真空用フィルタを提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、ハウジングに入口ポ
ートと出口ポートとを設けるとともに両ポートを連通さ
せる通路を設け、出口ポート側に発生する真空引き作用
によって入口ポート側から気体を前記通路に導入して同
通路を介して出口ポートへ導出するように構成し、前記
通路途中には気体を濾過するフィルタエレメントを設
け、そのフィルタエレメントの濾過部をメッシュにより
形成した。
【0017】上記手段により、出口ポート側に真空引き
作用が発生すると、入口ポート側から気体が通路に導入
され、その通路途中に設けられたフィルタエレメントに
より気体が濾過された後、その濾過後の気体が出口ポー
トから導出される。ここで、フィルタエレメントの濾過
部がメッシュにより形成されていることから、入口ポー
ト側から気体に混入してハウジング内に入ってきた塵埃
はメッシュに付着される。そして、真空引き作用がなく
なると、メッシュに付着していた塵埃はメッシュから離
脱されるため、メッシュに塵埃が堆積されにくく、メッ
シュの目詰まりの進行は遅いものとなる。
【0018】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
の真空用フィルタにおいて、前記入口ポートとフィルタ
エレメントとの間の前記通路途中には、入口ポートから
導入される気体の流れに基づいて同気体に遠心力を付与
する遠心分離機構を設け、その遠心分離機構により前記
気体から液体や塵埃の大半を分離させるとともに、分離
後の気体を前記フィルタエレメントに至らしめるように
構成した。
【0019】上記手段により、入口ポートから導入され
る気体の流れにより、遠心分離機構において気体に遠心
力が付与される。液体や比較的大粒の粒子からなる塵埃
はその遠心力により気体と分離される。そのため、メッ
シュを有するフィルタエレメントに到達して濾過される
気体には液体や比較的大粒の粒子は入っておらず、メッ
シュの目詰まりが一層低減されることとなる。
【0020】請求項3に記載の発明では、請求項2記載
の真空用フィルタにおいて、前記フィルタエレメントを
筒状に形成し、その筒状の外部から内部に向けて気体が
通過するように構成し、前記分離後の液体や塵埃が落下
した際にそれらを溜める収容部を、前記フィルタエレメ
ントの周囲を覆うように設けた。
【0021】上記手段により、遠心分離された液体や比
較的大粒の塵埃は収容部内に溜められるため、分離後の
液体や比較的大粒の塵埃がフィルタエレメントに到達す
るおそれが一層低減される。又、フィルタエレメントが
筒状に形成され、その外部から内部に向けて気体が通過
するようにしているため、筒状の外部に付着した塵埃も
真空引き作用の停止状態では収容部に溜められることと
なる。その結果、メッシュの目詰まりがより一層低減さ
れることとなる。
【0022】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の真空用フィルタにおいて、
フィルタエレメントは、前記メッシュを、線材を網目に
編み込んだ薄板状に形成するとともに、そのメッシュが
所定形状を保持するように支持する樹脂製の枠体を一体
成形することにより構成したものとした。
【0023】上記手段により、メッシュを線材を網目に
編み込んだ薄板状に形成したことにより、メッシュに塵
埃が付着した後にそれを取り除くことが容易になる。
又、メッシュはそれ自体では所定形状に保持することが
困難であるが、樹脂製の枠体を一体成形していることか
ら、形状保持が確実になされる。特に、上記のようにフ
ィルタエレメントを筒状に形成する場合にはこの発明の
ように樹脂製の枠体を一体成形することが好適である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、一実施形態を図1〜図5に
基づいて説明する。なお、図2及び図3の吸着システム
については従来技術で説明したものと同一であるため、
その詳細な説明は省略する。
【0025】図1に示すように、真空用フィルタ6のボ
ディ11側部には入口ポート12が設けられ、ボディ1
1の入口ポート12に対向する側には出口ポート13が
設けられている。入口ポート12は図2及び図3の吸着
システムにおいて配管3の吸着パッド1側に接続され、
出口ポート13は配管3の真空源4側に接続されてい
る。そして、真空源4の真空引き作用によって、入口ポ
ート12を介して真空用フィルタ6内に空気が導入され
るとともに、出口ポート13を介して真空用フィルタ6
から空気が導出される。
【0026】ボディ11の下部には、上面が開口されて
いる有底円筒状のボウル14の上端が嵌入されている。
ボウル14は収容部としての機能を有する。ボウル14
は透明又は半透明の材質により形成されており、外部か
らボウル14内部の状態を視認可能となっている。ボウ
ル14の上端部外周にはOリング15が装着され、同O
リング15によりボディ11とボウル14との間の気密
が保持されている。そして、ボウル14を下方に引張る
ことにより同ボウル14をボディ11から取外すことが
できる。
【0027】ボディ11の下部には、上面が開口されて
いる有底円筒状のボウルガード16がボウル14を覆う
ように配設されている。そして、ボディ11、ボウル1
4及びボウルガード16により真空フィルタ6のハウジ
ングが構成されている。ボウルガード16の外周面には
図示しない係合突部が設けられ、ボディ11の外周面に
はその係合突部に係脱可能となる図示しない係合部材が
設けられている。そして、係合突部と係合部材とを係合
させることによりボウルガード16がボディ11の下部
に固定される一方、係合突部と係合部材との係合関係を
解除することによりボウルガード16をボディ11から
取外すことができる。
【0028】ボウルガード16の側面の複数箇所にはボ
ウルガード16の内外に連通する図示しない側面窓が形
成されている。その結果、その側面窓を介してボウル1
4内部の状態を確認することができる。
【0029】ボディ11には、入口ポート12からボウ
ル14の内部に連通する導入通路17が形成されるとと
もに、出口ポート13からボウル14の内部に連通する
導出通路18が形成されている。
【0030】ボディ11下部には、導出通路18のボウ
ル14内部側の開口端に対応して支持体20が取付けら
れている。ボディ11に対する支持体20の取付けは、
支持体20の上端外周面とそれに対応するボディ11内
周面とにそれぞれ形成されたネジ山同士の螺合により行
われている。そのため、ボディ11に対し支持体20を
回転させることにより同支持体20をボディ11から取
外すことができる。支持体20の前記ネジ山より下方位
置には複数の連通孔20aが形成され、同連通孔20a
により支持体20の内外が連通されている。
【0031】支持体20の下端には遮蔽部材としてのバ
ッフル21が固定されている。バッフル21は傘形状を
なし、その先端が斜め下方へ指向されている。バッフル
21の外周面とボウル14の内周面との間には僅かな隙
間が形成されている。以上のバッフル21の形状及び隙
間によって、バッフル21周囲から下方に落下した異物
が上方へ吹き上げられるのを防止している。バッフル2
1の上面には支持体20を周囲から覆うように円筒状の
フィルタエレメント22が載置されている。
【0032】支持体20にはその上方から遠心分離機構
を構成するルーバ23が挿入されており、同ルーバ23
はフィルタエレメント22の上面に載置されている。そ
して、ボディ11に対する支持体20の取付状態におい
ては、ボディ11下面とバッフル21上面との間にルー
バ23及びフィルタエレメント22が挟持されている。
ルーバ23の外周端には多数本の羽根23aが設けら
れ、同羽根23aにより導入通路17からボウル14内
部に導入される空気に旋回動作を付与するようになって
いる。
【0033】フィルタエレメント22によってボウル1
4の内部は、フィルタエレメント22外側の導入室24
とフィルタエレメント22内側の導出室25とに区画さ
れている。前記導入通路17、導入室24、導出室25
及び導出通路18により通路が形成されている。
【0034】図4(a)に示すように、フィルタエレメ
ント22は、円環状に形成された上部支持枠26と、同
じく円環状に形成された下部支持枠27と、これら上部
支持枠26及び下部支持枠27を所定間隔に保持する複
数本、本実施形態では4本の連結枠28とからなる枠体
29を備えている。枠体29は合成樹脂材料により形成
されている。
【0035】枠体29の内周側には濾過部としてのメッ
シュ30が固定されている。メッシュ30は線材として
の樹脂細線からなり、図4(b)に示すように、上下方
向に直線状に延びる多数本の樹脂細線30aと、その樹
脂細線30aに交差する方向(本実施形態では水平方
向)に環状に延びる多数本の樹脂細線30bとを網目状
に編み込むことにより構成されている。そして、メッシ
ュ30の各樹脂細線間の目開きDは例えば40μm程度
となるように形成されている。目開きDは用途に応じて
任意に設定されるものである。なお、本実施形態では、
メッシュ30に樹脂製の枠体29を一体成形することに
より構成されており、空気の流れによって枠体29から
メッシュ30が離脱することはない。
【0036】次に、以上のように構成された吸着システ
ム及びそれに使用される真空用フィルタ6の作用につい
て説明する。さて、図2において、制御装置8からの駆
動信号により駆動装置2が動作すると、吸着パッド1が
ワークWと対向する位置に配置されるとともにワークW
に接近する。その後、制御装置8からの切換信号により
バルブ5が切換られると、真空源4と吸着パッド1とが
連通状態となり、図3に示すように吸着パッド1にワー
クWが吸着保持される。
【0037】この吸着時には吸着パッド1の開口部がワ
ークWによって閉塞されるため、配管3内の真空度が高
くなるとともに流量が低下する。その配管3内の圧力の
変化は真空スイッチ7により検出され、その検出信号が
制御装置8に出力される。そして、制御装置8はその検
出信号に基づいて吸着パッド1にワークWが吸着された
ことを確認してワークWを別の場所に移動させるために
駆動装置2に駆動信号を出力する。
【0038】上記した真空源4と吸着パッド1との連通
状態では、吸着パッド1から吸入された空気が配管3を
通って入口ポート12から真空用フィルタ6の内部に流
入する。この空気中には塵埃及び液体といった異物が含
まれており、空気は導入通路17を通ってボウル14内
の導入室24に流入する。空気が導入室24へ流入する
際、ルーバ23によって空気に旋回運動が付与される。
この旋回運動によって生じる遠心力により、液体や塵埃
の中でも比較的大きな固体粒子がボウル14の内壁面に
集められて空気と分離される。その分離された液体と固
体粒子はボウル14内壁面を伝ってボウル14内底部に
溜まっていく。このボウル14内底部に溜まった液体や
固体粒子はバッフル21によりそれより上方へ舞い上が
ることが防止されている。
【0039】一方、ルーバ23の周囲を通過した空気は
フィルタエレメント22を通過して導出室25に流出す
る。空気がフィルタエレメント22を通過する際、ルー
バ23によって分離しきれなかった固体粒子がフィルタ
エレメント22によって遮断される。図4(b)に示す
ように、フィルタエレメント22によって遮断し得る固
体粒子Gは、メッシュ30の目開きDを越える大きさの
ものである。導出室25に流出した空気は導出通路18
を通って出口ポート13から真空フィルタ6の外部へ排
出される。
【0040】又、上記した吸着パッド1によるワークW
吸着時や、バルブ5による遮断状態への切換時や、真空
源4の真空引き作用停止時には、真空フィルタ6内の通
路を含む配管3内の空気の流通が遮断される。この時、
先にフィルタエレメント22で遮断された固体粒子Gは
ボウル14内底部に落ちていく。これは、フィルタエレ
メント22の濾過部をメッシュ30により構成したこと
により、付着した固体粒子Gが濾過部に入り込んだりす
ることが殆どないためである。
【0041】そして、上記した吸着パッド1によるワー
クW吸着時や、バルブ5による遮断状態への切換時や、
真空源4の吸引動作停止時において、フィルタエレメン
ト22で遮断された固体粒子Gがボウル14内底部に落
ちていくことにより、フィルタエレメント22の濾過部
であるメッシュ30の目詰まりが防止される。その結
果、このフィルタエレメント22を長時間使用してもフ
ィルタエレメント22における空気の流れを阻害するこ
とが殆どない。
【0042】なお、フィルタエレメント22のメッシュ
30が目詰まりした場合には、フィルタエレメント22
を真空用フィルタ6から取出してエアブローなどを行う
ことにより簡単に再生される。
【0043】次に、本実施形態において得られる効果を
説明する。 (1)フィルタエレメント22の濾過部がメッシュ30
により形成されていることから、入口ポート12側から
空気に混入して入ってきた塵埃等の異物をメッシュ30
に付着させることができる。しかも、出口ポート13側
に発生していた真空引き作用がなくなると、メッシュ3
0に付着していた塵埃の大半はメッシュ30から離脱さ
れるため、メッシュ30の目詰まりの進行を遅くするこ
とができる。
【0044】(2)入口ポート12から導入される空気
の流れとルーバ23との協動によって、導入室24に導
入される空気に遠心力が付与される。この時、液体や比
較的大粒の固体粒子からなる塵埃はその遠心力により空
気と分離される。そのため、メッシュ30を有するフィ
ルタエレメント22に到達して濾過される空気には液体
や比較的大粒の固体粒子は入っておらず、メッシュ30
の目詰まりを一層低減することができる。
【0045】(3)ルーバ23によって分離された液体
や比較的大粒の塵埃はボウル14内底部に溜められるた
め、分離後の液体や比較的大粒の塵埃がフィルタエレメ
ント22に到達するおそれが一層低減される。又、フィ
ルタエレメント22が筒状に形成され、その外部から内
部に向けて空気が通過するようにしているため、筒状の
外部、即ちメッシュ30表面に付着した塵埃も真空引き
作用の停止状態ではその大半がメッシュ30から離脱さ
れてボウル14内底部に溜められることとなる。その結
果、メッシュ30の目詰まりがより一層低減されること
となる。
【0046】(4)ボウル14内に溜まった液体や比較
的大粒の塵埃は、ボウル14内に設けられたバッフル2
1によりそれより上方へ吹き上げられることが殆どなく
なるため、それら液体や比較的大粒の塵埃がフィルタエ
レメント22に付着する可能性が非常に低くなる。
【0047】(5)フィルタエレメント22はボディ1
1に対して着脱可能に設けられているため、メッシュ3
0が寿命に達したとしてもフィルタエレメント22のみ
を交換することができる。
【0048】(6)メッシュ30を、樹脂細線30a,
30bを網目に編み込んだ薄板状に形成したことによ
り、メッシュ30に塵埃が付着した後にそれを取り除く
ことが容易になる。例えば、エアーブローによる再生処
理によってメッシュ30を簡単に再生することができ
る。
【0049】(7)メッシュ30は樹脂細線30a,3
0bを網目に編み込んだだけであるため、それ自体では
所定形状に保持することが困難であるが、このメッシュ
30に樹脂製の枠体29を一体成形していることから、
フィルタエレメント22自身によって形状保持が確実に
なされる。又、メッシュ30に対し枠体29を一体成形
していることから、メッシュ30に対する枠体29の組
付け作業も不要となる利点がある。
【0050】(7)以上の各種特徴的構成により、吸着
パッド1等の吸引・吸着部位からの異物の吸い込みが多
い環境下で真空用フィルタ6を使用しても、フィルタエ
レメント22の目詰まりを低減することができるため、
フィルタエレメント22前後の圧力差の上昇やフィルタ
エレメント22を通過する空気の流量の低下を防止する
ことができる。
【0051】(8)フィルタエレメント22の目詰まり
による配管3内の真空度上昇を防止することができるた
め、真空用フィルタ6よりも真空源4側に接続された真
空スイッチ7が誤動作するおそれがなくなり、制御装置
8により正確な制御を行うことができる。
【0052】(9)フィルタエレメント22の目詰まり
による配管3内の流量低下を防止することができるた
め、吸着パッド1によるワークWの吸着完了までの時間
が長くなることを防止することができる。
【0053】(10)フィルタエレメント22のメッシ
ュ30を樹脂細線30a,30bにより構成した。樹脂
は金属に比べて切削液等に対する腐食の進行が遅いた
め、特に切削液等が混入しやすい切削機を含む環境下で
の使用に適している。
【0054】以上説明した実施形態の他、次のような他
の実施形態もある。 ・図6に示すように、メッシュ30により形成されたフ
ィルタエレメント22の内周側に、メッシュ30と所定
間隔をおいて濾過部としての円筒状の樹脂エレメント4
0を配置する。樹脂エレメント40は樹脂繊維により形
成されたものでも、多孔質材料により形成されたもので
もよい。樹脂エレメント40の孔径はメッシュ30より
も小さなものとすることが望ましい。例えば、5μm程
度とする。この場合、5μmの樹脂エレメント40を単
体で用いた場合に比べて長時間の使用が可能となる。特
に、メッシュ30の場合、樹脂細線30a,30bを編
み込んだものであることからその目開きを20μm以下
に形成することが困難であるため、それ以下の大きさの
異物を除去したい場合には好適である。
【0055】・メッシュ30を樹脂細線30a,30b
により構成するのに代え、金属細線により構成する。金
属細線は薬品等に対する耐腐食性能が高いため、薬品等
を吸い込みやすい環境下での使用に適している。
【0056】・真空スイッチ7を真空用フィルタ6に一
体に設ける。この場合、真空スイッチ7の配管3への接
続作業を省略することができて、吸着システム構築を容
易に行い得る。
【0057】・真空スイッチ7を圧力を検出するものに
代え、流量を検出するものとする。この場合も、流量の
変化によって吸着パッド1によりワークWが吸着されて
いるか否かを検出することができる。しかも、上記実施
形態の真空用フィルタ6を使用することによりフィルタ
エレメント22部分での流量低下も防止することができ
るため、流量を検出している際に誤動作することはな
い。
【0058】・吸着パッド1を用いた真空吸着システム
以外の真空源4を用いたシステムに応用することができ
る。例えば、真空源4の真空引き作用によって吸引部の
開口から流体を吸引する真空吸引システムに具体化した
実施形態がある。
【0059】・ルーバ23やバッフル21を省略した構
成とする実施形態も可能である。但し、ルーバ23を省
略すると空気と異物との分離が行われないため、上記実
施形態に比べフィルタエレメント22の寿命が短くな
る。又、バッフル21を省略するとボウル14内底部に
溜まった液体等の異物が吹き上げられてフィルタエレメ
ント22に付着する可能性が高くなるため、この場合
も、上記実施形態に比べフィルタエレメント22の寿命
が短くなる。
【0060】・ボウルガード16を省略した構成とす
る。この場合、透明又は半透明のボウル14全体が外部
に露出されるため、外部からボウル14内部の状況を簡
単に視認することができる。
【0061】・真空源4の真空引き作用によって配管3
内を流通するものとして、空気以外のものとする。即
ち、配管3内を流通するものは吸引部たる吸着パッド1
近傍の雰囲気により決定されるものであり、たとえばガ
ス雰囲気中ではガスが配管3内を流通することとなる。
その他、水等の液体を吸引して同液体から固体粒子を分
離する用途に真空用フィルタを使用する実施形態もあ
る。
【0062】・ボウル14の下部にドレン排出機構を設
け、ボウル14の内底部に溜まった液体等の異物を適宜
外部に排出するように構成する。この場合、ボウル14
内に溜まった液体等の異物を、定期的にボウル14を取
外すことなく排出することができる。
【0063】以上説明した各実施形態により把握される
請求項以外の技術的思想を以下に列挙する。 (1)真空源と吸引部とを配管で接続し、真空源の真空
引き作用によって吸引部に形成された開口から外部の流
体を吸引する真空吸引システムにおいて、前記配管には
吸引部の開口から吸引された流体を濾過して塵埃を除去
するフィルタエレメントを設け、そのフィルタエレメン
トの濾過部をメッシュにより形成した真空吸引システ
ム。この手段によれば、フィルタエレメントの濾過部が
メッシュにより形成されていることから、吸引部から流
体に混入して入ってきた塵埃はメッシュに付着される。
そして、真空引き作用がなくなると、メッシュに付着し
ていた塵埃の大半はメッシュから離脱されるため、メッ
シュの目詰まりの進行は遅いものとなる。
【0064】(2)真空源と吸着パッドとを配管で接続
し、真空源の真空引き作用によって吸着パッドにワーク
を吸着する真空吸着システムにおいて、前記配管には吸
引部の開口から吸引された気体を濾過するフィルタエレ
メントを設け、そのフィルタエレメントの濾過部をメッ
シュにより形成した真空吸引システム。この手段によれ
ば、フィルタエレメントの濾過部がメッシュにより形成
されていることから、吸着パッドから気体に混入して入
ってきた塵埃はメッシュに付着される。そして、真空引
き作用がなくなると、メッシュに付着していた塵埃の大
半はメッシュから離脱されるため、メッシュの目詰まり
の進行は遅いものとなる。従って、フィルタエレメント
による流量低下を低減することができ、吸着パッドによ
るワーク吸着完了までの時間が長くなるのを防止するこ
とができる。
【0065】(3)真空源と吸着パッドとを配管で接続
するとともに、配管には真空源と吸着パッドとの連通状
態と遮断状態とに切換える切換手段を介在させ、配管の
真空源と切換手段との間には真空用フィルタを介在さ
せ、配管の真空源と真空用フィルタとの間には配管内の
流体の圧力又は流量を検出することにより吸着パッドに
よる吸着動作の完了を間接的に検知する検出手段を設
け、切換手段の連通状態における真空源の真空引き作用
によって吸着パッドにワークを吸着するとともに、その
吸着時の配管内の圧力又は流量の変化に基いて検出手段
により吸着動作の完了を検知するようにした真空吸着シ
ステムにおいて、前記配管には吸引部の開口から吸引さ
れた流体を濾過するフィルタエレメントを設け、そのフ
ィルタエレメントの濾過部をメッシュにより形成した真
空吸引システム。この手段によれば、フィルタエレメン
トの濾過部がメッシュにより形成されていることから、
真空パッドから気体に混入して入ってきた塵埃はメッシ
ュに付着される。そして、真空引き作用がなくなると、
メッシュに付着していた塵埃の大半はメッシュから離脱
されるため、メッシュの目詰まりの進行は遅いものとな
る。従って、フィルタエレメントによる流量低下を低減
することができ、吸着パッドによるワーク吸着完了まで
の時間が長くなるのを防止することができる。又、フィ
ルタエレメントによる圧力又は流量の低下を低減するこ
とができるため、検出手段が誤動作することもない。
【0066】(4)請求項1乃至請求項4のいずれかに
おいて、ハウジングに対しフィルタエレメントを着脱可
能とした。この手段によれば、メッシュが寿命に達した
場合であってもハウジングを交換することなくフィルタ
エレメントのみを交換し得るため、コスト面で有利であ
る。
【0067】(5)請求項3において、収容部内には、
液体や塵埃等の異物が溜められる収容部内底部とフィル
タエレメントとの間に、異物が収容部内底部からフィル
タエレメントへ吹き上げられるのを低減する遮蔽部材を
設けた。この手段によれば、一旦収容部の内底部に溜め
られた異物が気体の流れによってフィルタエレメント側
へ吹き上げられた際、その大半を遮蔽部材によって遮る
ことができるため、フィルタエレメントの目詰まりを一
層低減し得る。
【0068】(6)請求項1乃至請求項4のいずれかに
おいて、フィルタエレメントは、メッシュと、それより
出口ポート側に配置され同メッシュよりも通気孔の小さ
なフィルタとを備えた。この手段によれば、メッシュを
用いずにフィルタエレメントの濾過部を構成した場合に
比べ、長期間での使用が可能となる。特に、メッシュの
場合には一般に細線を編み込んだものであることからそ
の目開きを所定値以下に形成することが困難であるた
め、それ以下の大きさの異物を除去したい場合には別途
フィルタを出口ポート側に設けることが好ましい。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、真空用フィルタを構成するフィルタエレ
メントの濾過部がメッシュにより形成されていることか
ら、入口ポート側から気体に混入してハウジング内に入
ってきた塵埃はメッシュに付着されるものの、真空引き
作用がなくなるとメッシュに付着していた塵埃はメッシ
ュから離脱されるため、メッシュの目詰まりの進行を遅
くすることができる。
【0070】請求項2に記載の発明によれば、入口ポー
トから導入される気体の流れにより遠心分離機構におい
て気体に遠心力が付与され、液体や比較的大粒の粒子か
らなる塵埃はその遠心力により気体と分離されるため、
フィルタエレメントに到達して濾過される気体には液体
や比較的大粒の粒子は入っておらず、メッシュの目詰ま
りを低減させることができる。
【0071】請求項3に記載の発明によれば、遠心分離
された液体や比較的大粒の塵埃は収容部内に溜められる
ため、分離後の液体や比較的大粒の塵埃がフィルタエレ
メントに到達するおそれを一層低減させることができ
る。又、フィルタエレメントが筒状に形成され、その外
部から内部に向けて気体が通過するようにしているた
め、筒状の外部に付着した塵埃も真空引き作用の停止状
態では収容部に溜めることができる。
【0072】請求項4に記載の発明では、メッシュを線
材を網目に編み込んだ薄板状に形成したことにより、メ
ッシュに塵埃が付着した後にそれを取り除くことが容易
になる。又、メッシュはそれ自体では所定形状に保持す
ることが困難であるが、樹脂製の枠体を一体成形してい
ることから、形状保持を確実になすことができる。
【0073】以上により、各請求項に記載された発明に
よれば、真空用フィルタにおけるフィルタエレメントの
目詰まりを低減し、フィルタエレメントを通過する気体
の圧力や流量の低下を防止することができるとともに、
フィルタエレメントの交換サイクルも長くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の真空用フィルタを示す断面図。
【図2】吸着システムの一例を示す概略図。
【図3】吸着システムの一例を示す概略図。
【図4】(a)はフィルタエレメントを示す斜視図、
(b)はフィルタエレメントのメッシュの一部断面図。
【図5】フィルタエレメント周囲の構成を示す断面図。
【図6】他の実施形態のフィルタエレメント周囲の構成
を示す断面図。
【図7】従来のフィルタエレメントを示す斜視図。
【符号の説明】
6…真空用フィルタ、11,14,16…ハウジングを
構成するボディ,収容部としてのボウル及びボウルガー
ド、12…入口ポート、13…出口ポート、17,1
8,24,25…通路を構成する導入通路,導出通路,
導入室及び導出室、22…フィルタエレメント、23…
遠心分離機構を構成するルーバ、29…枠体、30…濾
過部としてのメッシュ、30a,30b…線材としての
樹脂細線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに入口ポートと出口ポートと
    を設けるとともに両ポートを連通させる通路を設け、出
    口ポート側に発生する真空引き作用によって入口ポート
    側から気体を前記通路に導入して同通路を介して出口ポ
    ートへ導出するように構成し、前記通路途中には気体を
    濾過するフィルタエレメントを設け、そのフィルタエレ
    メントの濾過部をメッシュにより形成した真空用フィル
    タ。
  2. 【請求項2】 前記入口ポートとフィルタエレメントと
    の間の前記通路途中には、入口ポートから導入される気
    体の流れに基づいて同気体に遠心力を付与する遠心分離
    機構を設け、その遠心分離機構により前記気体から液体
    や塵埃の大半を分離させるとともに、分離後の気体を前
    記フィルタエレメントに至らしめるように構成した請求
    項1記載の真空用フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記フィルタエレメントを筒状に形成
    し、その筒状の外部から内部に向けて気体が通過するよ
    うに構成し、前記分離後の液体や塵埃が落下した際にそ
    れらを溜める収容部を、前記フィルタエレメントの周囲
    を覆うように設けた請求項2記載の真空用フィルタ。
  4. 【請求項4】 フィルタエレメントは、前記メッシュ
    を、線材を網目に編み込んだ薄板状に形成するととも
    に、そのメッシュが所定形状を保持するように支持する
    樹脂製の枠体を一体成形することにより構成したもので
    ある請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の真空用フ
    ィルタ。
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