JPH11267178A - 光健康器具 - Google Patents

光健康器具

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JPH11267178A
JPH11267178A JP10098399A JP9839998A JPH11267178A JP H11267178 A JPH11267178 A JP H11267178A JP 10098399 A JP10098399 A JP 10098399A JP 9839998 A JP9839998 A JP 9839998A JP H11267178 A JPH11267178 A JP H11267178A
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JP
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light
emitting diode
light emitting
diode lamps
affected part
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JP10098399A
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English (en)
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Katsuhide Manabe
勝英 真部
Toru Yamaguchi
徹 山口
Hajime Furuno
一 古野
Hisanori Ito
久紀 伊藤
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Onkyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生体のツボのある場所又は患部の皮膚抵抗の
小さい場所に対し、発光ダイオードランプによる少なく
とも青色、緑色、赤色の3色の光を交互に、或いは同時
に照射することによって、副作用なしに短時間で患部の
痛みの緩和を図り、若しくは患部にマッサージ効果やリ
ラックス効果を与えて活性化することのできる光治療器
を、簡単な構造で、しかも軽量且つ小型で安価に提供す
ること。 【解決手段】 青色、赤色、緑色の光を発生する少なく
とも3種の発光ダイオードランプ1a,1b,1cを備
えた光投射部2と、前記発光ダイオードランプを選択す
るスイッチ並びに電源となる電池を内蔵するコントロー
ラー5とから成り、前記光投射部2は夫々の発光ダイオ
ードランプからの光軸を集合する集光レンズ6を備えて
いる光治療器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体材料をベー
スとした発光ダイオードランプによる光健康器具に関す
るもので、殊に、生体のツボのある場所又は患部の皮膚
抵抗の小さい場所に対し、発光ダイオードランプによる
複数の色の光を選択的に照射することによって患部の痛
みの緩和を図り、若しくは患部にマッサージ効果を与え
て活性化することのできる光健康器具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、腰痛や関節痛、筋肉痛等の外科的
創傷の緩和には指圧、中国針、お灸が用いられていた。
しかしこれらの方法は一過的であって、その効果が今一
歩であったり、副作用が生じることがるといった問題点
がある。また背中等の手の届きにくい患部への処置は自
分自身で簡単に行えない。そこでこれらの方法に変わっ
て、色彩を持っている固有の波長を患部に作用させて痛
みを緩和させる手法が最近注目されている。この方法
は、プラチナ繊維が混入された色付テープを使用し、こ
れを患部やツボのある場所に貼り付けることにより、色
彩固有のエネルギーを作用させて痛みを緩和、若しくは
リラックス効果による患部の活性化を促すものであり、
その効果は確認されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような色
付きテープを用いた方法では、患部又はツボに対して積
極的に色彩固有のエネルギーを与えることができず、目
的とする効果を得るには時間がかかるという問題点があ
る。また色付きテープの波長を分析すると、その色を決
定する波長以外の波長も多く含まれており、この方法で
は、必要とする波長のみを患部又はツボに作用させるこ
とができず、これ以外の波長によるエネルギーが作用し
てしまい、これが目的とする効果達成の妨げとなってし
まう。
【0004】そこで本発明は、生体のツボのある場所又
は患部の皮膚抵抗の小さい場所に対し、発光ダイオード
ランプによる各種の色の光を交互に、或いは同時に照射
することによって、副作用なしに短時間で患部の痛みの
緩和を図り、若しくは患部にマッサージ効果やリラック
ス効果を与えて、活性化することのできる光健康器具を
簡単な構造で、しかも、軽量且つ小型で安価に提供する
ことを主たる目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、
本発明にかかる光健康器具にあっては、青色、赤色、黄
色、橙色、緑色、白色等の光を発生する少なくとも3種
の発光ダイオードランプ1a,1b,1cを備えた光投
射部2と、前記発光ダイオードランプを選択するスイッ
チ並びに電源となる電池を内蔵するコントローラー5と
から成り、前記光投射部2は夫々の発光ダイオードラン
プからの光軸を集合する集光レンズ6を備えている構造
としたものである。
【0006】発光ダイオードは、光線スペクトルの半値
幅が非常に短くピークが鋭い。即ち、一般のランプのよ
うに不必要な波長を伴って光を照射するのではなく、特
定の波長のみが照射される特性を有するため、必要とす
る波長のみの固有エネルギーを、患部又はツボに与える
ことができる。また、指向性が鋭いため体の所定箇所に
的確に照射することができる。
【0007】発光ダイオードにおける各色の波長は、青
色425〜480nm、緑色500〜560nm、黄色
570〜590nm、橙色590〜620nm、赤色6
30〜700nmであり、425nm未満の波長は紫外
線であるため、これを患部又はツボに照射すると皮膚を
焼いてしまう恐れがあり好ましくない。また、赤色波長
は630nmを越えると微量の熱を伴うので、それ以下
の波長のものが好ましい。
【0008】上記構成において、発光ダイオードランプ
の照射時間を設定するタイマー7をコントローラー5に
設置しておくのが好ましい。
【0009】このような構成とすることによって、生体
のツボのある場所又は患部の皮膚抵抗の小さい場所に対
し、発光ダイオードランプによる各種の色の波長の異な
る光を交互に、或いは同時に照射することによって、副
作用なしに短時間で患部の痛みの緩和を図ることができ
ると共に、疾患部にマッサージ効果を与えて活性化する
ことができる。尚、光照射部内面に反射板11を形成し
ておくと、より効果的に集光させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施例を図1
〜図5に基づいて説明する。この第一実施例で示す光健
康器具は、青色、赤色、緑色、黄色、オレンジ色の光を
夫々発生する5種の発光ダイオードランプ1a,1b,
1c,1d,1eを備え且つ夫々の発光ダイオードラン
プからの光軸を集合する集光レンズ6を備えた光投射部
2と、前記発光ダイオードランプを選択するスイッチ3
a,3b,3c,3d,3e並びに電源スイッチ8及び
前記発光ダイオードランプの照射時間を設定するタイマ
ー7および電源となる電池4を備えたコントローラー5
とから成る。
【0011】前記発光ダイオードランプ群は青色発光ダ
イオードランプ1aを中心としてその回りに2個ずつの
赤色、緑色、黄色、オレンジ色の発光ダイオードランプ
1b,1c,1dが同色対称位置と成るように円形に配
置されている。またこの実施例では、図に示すように光
投射部2が手で持ちやすい大きさの円形パット状の形態
で前記コントローラー5とは分離独立して形成され、そ
の内面が光反射板11に形成されてその少し窪んだ正面
の中央に集光レンズ6が配置されている。そして接続ケ
ーブル9により光投射部2とコントローラー5とが電気
的に接続されている。尚前記発光ダイオードランプは図
5に示すように指向角Lのできるだけ小さいもの、例え
ば15度〜20度程度のものがこのましい。
【0012】上記の光健康器具は、光投射部2、即ちパ
ット部正面を人体に接触させ、集光レンズ6をツボのあ
る場所又は患部の皮膚抵抗に小さい場所に向けて、発光
ダイオードランプ1a,1b,1c,1d,1eの光を
照射させる。この場合、例えば電源スイッチ8をONにす
ると全ての色の光が同時に照射し、選択スイッチ3a,
3b,3c,3dを選択することにより個別の色を単独
で照射するように設定しておくことによって使用用途に
応じてこれを使い分けすることができる。また各色の光
が交互に照射するようにしてもよく、或いはタイマー7
を併用することによって前記夫々の発光ダイオードラン
プの照射時間を自動設定することも可能である。このよ
うに照射する光の色を選択することにより、波長の異な
る光を効果的に照射させることができる。又発光ダイオ
ードランプは指向角が小さいので、疾患部への照射効率
がよい。
【0013】尚本発明では、第1実施例で示したコント
ローラー5と光投射部2を、図6に示すように、一つの
筒状ケーシング10に組み込んでペンタイプの一体型構
造で形成するようにしても良い。またこのような一体型
構造において、図7に示すように、光投射部2を筒状ケ
ーシング10の胴部に設けてT型状に形成することも可
能である。これら何れの場合も、光照射部2の内面は光
反射板11として形成されている。
【0014】
【実施例】以下において、ノイロ医科工業中部販売
(株)のノイロメーターDS−603を用いた良導絡測
定の測定結果を表1〜3に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1に示すように、9人(A〜Iさん)と
も、平均値が下がる、異常値が低下する、バランスが改
善される等、非常に優れた効果が得られた。
【0017】
【表2】
【0018】表2に示すJさんの場合は、F2線の経絡
の部分で大きなピークが見られたが、緑色の光を経絡の
ツボに20分間照射することにより、この値が110か
ら45まで下がり、筋肉痛が緩和された。
【0019】
【表3】
【0020】表3のKさんの場合は頭痛がひどかったた
め、青色の光をツボに20分づつ計3回照射したとこ
ろ、H3線の経絡のピーク値が90,80,70,48
と減少していき、腰の状態が楽になって、体が非常に軽
くなった。以上のように、本発明の光健康器具の効果
が、本人による問診及び良導絡測定によるデータで確認
できた。
【0021】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば、本発明に使用
される発光ダイオードランプの数は、三つ以上あればよ
くその配置も限定されない。また白色の光を発生する発
光ダイオードランプを用いてもよい。その他本発明で
は、その構成要件を備え、かつ前記の目的を達成し、下
記の効果を有する限りにおいては、適宜に改変して実施
することができるものである。
【0022】
【発明の効果】本発明の光健康器具は、上記の如く構成
したものであるから、生体のツボのある場所又は患部の
皮膚抵抗の小さい場所に対し、発光ダイオードランプに
よる少なくとも青色、緑色、赤色の3色の波長の異なる
光を交互に、或いは同時に照射することによって、副作
用なしに短時間で患部の痛みの緩和を図ることができる
と共に、疾患部にマッサージ効果を与えて活性化するこ
とのできる。又発光ダイオードランプは、指向角が小さ
く且つ発熱が非常に小さいので、疾患部に対し効果的に
照射させることができると共に、発熱による炎症部の悪
影響がない。加えて、構造が簡単で小型軽量化でき、安
価に製作できるといった種々顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光健康器具の一実施例を示す正面
図。
【図2】上記光健康器具の斜視図。
【図3】上記光健康器具に於ける光投射部の発光ダイオ
ードランプ部分の拡大平面図。
【図4】上記光投射部の拡大説明図。
【図5】上記発光ダイオードランプ部分の拡大説明図。
【図6】本発明に係る光健康器具の他の実施例を示す一
部断面正面図。
【図7】上記光健康器具の更に他の実施例を示す一部断
面正面図。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e 発光ダイオードランプ 2 光投射部 3a,3b,3c,3d,3e スイッチ 4 電池 5 コントローラー 6 集光レンズ 11 反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 久紀 大阪府寝屋川市日新町2番1号 オンキヨ ー株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 青色、赤色、黄色、橙色、緑色、白色等
    の光を発生する少なくとも3種類の発光ダイオードラン
    プ(1a),(1b),(1c)を備えた光投射部(2)と、前記発光
    ダイオードランプを選択するスイッチ並びに電源となる
    電池を内蔵するコントローラー(5)とから成り、前記光
    投射部(2)は夫々の発光ダイオードランプからの光軸を
    集合する集光レンズ(6)を備えている光健康器具。
  2. 【請求項2】 光投射部(2)の内面に反射板(11)が形成
    されている請求項1に記載の光健康器具。
JP10098399A 1998-03-25 1998-03-25 光健康器具 Pending JPH11267178A (ja)

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