JPH11266751A - 発光可能な釣竿と、その製造方法 - Google Patents

発光可能な釣竿と、その製造方法

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JPH11266751A
JPH11266751A JP9085498A JP9085498A JPH11266751A JP H11266751 A JPH11266751 A JP H11266751A JP 9085498 A JP9085498 A JP 9085498A JP 9085498 A JP9085498 A JP 9085498A JP H11266751 A JPH11266751 A JP H11266751A
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light
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curable resin
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JP9085498A
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Mitsuhiro Yahagi
光啓 矢作
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄光材を巧みに使用して製造工程の簡略化を
図り、しかも十分な発光性を有する釣竿を提供するこ
と。 【解決手段】 竿管の表面に、竿管表面の凹凸を埋める
アンダーコート層21と、該アンダーコート層を覆う白
色付与層22と、該白色付与層を保護する保護層23
と、該保護層を覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬化樹脂
層24と、からなる発光層2を形成した発光可能な釣
竿。 【効果】その結果、紫外線を照射させることで瞬時に紫
外線硬化樹脂層24を瞬時に硬化させることが可能とな
り、従来に比して、極めて短時間、少工程、低コストで
厚みのある発光層を形成でき、しかも耐久性が著しく向
上した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り竿に関し、更
に詳しくは、夜間においても魚信を視覚的に確実に捉え
ることができる発光可能な釣竿及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】釣りには、昼間等の明るい場所で行う釣
りと、夜間等の暗い場所で行う釣りがあるが、後者の場
合は、竿自体に工夫を凝らしたものがある。一般に、夜
釣りに際して、釣人は、釣糸、穂先竿から順に元竿を介
して手に伝えられる魚信を感じ取るのみならず、釣竿自
体の、特に穂先竿の微妙な動きを視覚的に捉えて魚の当
りを読み取っている。
【0003】この魚信を視覚的に捉える手段としては、
穂先竿の先端に光源(発光ダイオードや豆球等)を取り
付ける方法がある。例えば発光ダイオードを元竿に取り
付けた場合は、電池等の電源により発光させて、その動
きを捉えることができる。また他の方法として、釣竿に
夜光塗料を塗布する、或は蓄光材を塗布する等の手段が
あり、この場合も、その発する光により穂先竿の動きを
視認できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術において、穂先竿の先端に発光ダイオード等の光源を
取り付ける手段のものは、元竿に電源を必要とし、この
電源と光源をリード線でつなぐ必要があり構造的に複雑
となるばかりか、釣竿自体が重くなり扱いに不便であ
る。更に、光源を穂先竿に取り付けることで穂先竿が重
くなり、また微妙なしなりに悪影響を及ぼす他、釣糸が
絡み易くなる等の多くの問題点があった。一方、釣り竿
に夜光塗料を塗布する手段は発光量自体が少なく速い穂
先の動きが完全に読み取れない。
【0005】また、蓄光材を使用するものは他の方法に
比較してそれなりの効果が得られるものの、製造工程が
複雑になる等の問題があった。つまり、蓄光材の発光性
能を得るためには、ある程度以上の塗膜厚が必要とな
り、この塗膜厚を確保するには通常の釣竿用塗料を使う
手法では、重ね塗り等の多工程が必要となる。一気に塗
布しようとすると、塗料粘度を上げて塗膜の厚みを得な
ければならず、その硬化に極めて多くの時間を必要とす
るからである。このように蓄光材を応用したものであっ
ても、未だ十分満足のいく手段とはなっていない。
【0006】本発明は、従来技術には上記のように多く
の問題点が存在していたことを背景になされたものであ
る。すなわち、本発明の目的は、蓄光材を巧みに使用し
て製造工程の簡略化を図り、しかも十分な発光性を有す
る釣竿とその製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の釣竿においては、長時間に渡って発光可能
な蓄光材微粒子を紫外線硬化樹脂に含有させ、これを竿
管表面に塗布し、紫外線照射により硬化させたものを基
本構造として、製造の効率化、発光機能性の向上を確保
したものである。
【0008】即ち、本発明は、(1)、竿管の表面に、
蓄光材微粒子を含有する紫外線硬化樹脂層からなる発光
層を形成させた発光可能な釣竿に存する。
【0009】そして、(2)、竿管の表面に、白色付与
層と、該白色付与層を覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬
化樹脂層と、からなる発光層を形成させた発光可能な釣
竿に存する。
【0010】そしてまた、(3)、竿管の表面に、白色
付与層と該白色付与層を保護する保護層と、該保護層を
覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬化樹脂層と、からなる
発光層を形成したことを特徴とする発光可能な釣竿に存
する。
【0011】そしてまた、(4)、竿管の表面に、竿管
表面の凹凸を埋めるアンダーコート層と、該アンダーコ
ート層を覆う白色付与層と、該白色付与層を保護する保
護層と、該保護層を覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬化
樹脂層と、からなる発光層を形成した発光可能な釣竿に
存する。
【0012】そしてまた、(5)、紫外線硬化樹脂に対
する蓄光材微粒子の含有率が8〜12重量%である上記
(1)〜(4)のいずれか1に記載の発光可能な釣竿に
存する。
【0013】そしてまた、(6)、蓄光材微粒子の粒径
が、1〜20μmであることを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項に記載の発光可能な釣竿に存する。
【0014】そしてまた、(7)、蓄光材微粒子とし
て、アルミン酸ストロンチウムを主成分とする材料の微
粒子を使用する上記(1)〜(4)のいずれか1に記載
の発光可能な釣竿に存する。
【0015】そしてまた、(8)、竿管の表面に、竿管
表面の凹凸を埋めるアンダーコート層と、該アンダーコ
ート層を覆う白色付与層と、該白色付与層を保護する保
護層と、該保護層を覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬化
樹脂層と、からなる発光層を形成し、紫外線硬化樹脂に
対する蓄光材微粒子の含有率が8〜12重量%で、蓄光
材微粒子の粒径が、1〜20μmであり、蓄光材微粒子
として、アルミン酸ストロンチウムを主成分とする材料
の微粒子を使用した発光可能な釣竿に存する。
【0016】そしてまた、(9)、竿管の表面に発光機
能を有する発光層を形成するにおいて、蓄光材微粒子を
紫外線硬化樹脂に混入し、この蓄光材微粒子を含有した
紫外線硬化樹脂を竿管表面に塗布し、該竿管を回転しな
がら紫外線を照射して発光層を硬化形成する発光可能な
釣竿の製造方法に存する。
【0017】そしてまた、(10)、紫外線硬化樹脂の
粘度が400〜1000cPである上記(9)の発光可
能な釣竿の製造方法に存する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
にもとづき、その作用と併せて詳細に説明する。図1
(A)に示すように、本発明のより好ましい基本形態に
おいては、アンダーコート層21と、白色付与層22
と、保護層23と、紫外線硬化樹脂層24とからなる発
光層2を形成する。
【0019】具体的には、まず、竿管1表面に竿管1表
面の微小な凹凸を埋めるためにアンダーコート層21を
形成する。このアンダーコート層21の形成は、竿管1
表面の平滑性を得ることによってその上に形成される白
色付与層22の厚みの均一性を得るためになされる。こ
の白色付与層22の厚みが均一となることは、光の乱反
射を防止し、結果的に発光機能を向上させる作用をな
す。アンダーコート層21の素材としてはウレタン樹脂
やエポキシ樹脂を採用することが好ましい。
【0020】次に、アンダーコート層21の上面に厚み
が均一で表面の平滑な白色付与層22を形成する。この
白色付与層22は、光を効率的に反射する作用をなし、
発光機能の著しい向上効果が得られる。従って、白度の
高い方がより発光機能を向上させ得る。この白色付与層
22の素材は、アクリル入りウレタン樹脂ホワイトを用
いることが好ましい。
【0021】更に、白色付与層22の上面に保護層23
を形成する。この保護層23の機能は、白色付与層22
の黄変を防止するものである。白色が黄変すると反射率
が低下することから、白色付与層22の黄変を防止する
ことで白度が保たれ永続的な高い発光機能が確保される
のである。この保護層23の素材は、アクリル入りウレ
タン樹脂クリヤーを使用することが好ましい。
【0022】そして、保護層23上面に紫外線硬化樹脂
層24を形成する。紫外線硬化樹脂26に蓄光材微粒子
25を混入したものを、保護層23上面に塗布する。こ
の場合の塗布手法としては、比較的厚く塗れることか
ら、刷毛塗りが好適である。この蓄光材微粒子含有の紫
外線硬化樹脂層を塗布した後、紫外線を照射し、瞬時に
硬化させる。この場合、竿管は、紫外線ランプ(UVラ
ンプ)の照射領域内にて、回転させることにより紫外線
硬化樹脂は効率良く硬化する。
【0023】この紫外線の照射による硬化は、従来のよ
うな乾燥工程を待つ必要がなく、瞬時に硬化するので生
産効率がよい。その上、樹脂のタレ等がなく層自体が均
一なものに形成される利点もある。このようにして、発
光機能を有する紫外線硬化樹脂層24が得られる。とこ
ろで、紫外線硬化樹脂26は、無色透明タイプで、紫外
線による黄変のない耐候性の優れたものを使用するとよ
い。紫外線硬化樹脂26の硬化前の粘度は400〜10
00cPの範囲のものが採用される。
【0024】特に、600〜700cPの粘度のもの
が、蓄光材微粒子25と紫外線硬化樹脂26との撹拌性
が良く、且つ気泡等が入りにくくなことから好ましい。
紫外線硬化樹脂26に混入する蓄光材微粒子25は、攪
拌性の観点から、その粒径が1〜20μmのものが採用
され、5〜15μmの範囲のものが特に好ましい。蓄光
材微粒子25の素材としては、紫外線硬化樹脂26との
相溶性の観点から、従来の硫化亜鉛系のものよりアルミ
ン酸ストロンチウムを主成分とするものがより好まし
く、また、安全性、残光光度、残光時間に優れていて良
好な発光機能が得られる。
【0025】蓄光材微粒子25の発光色については用途
によるが、本実施の形態においては発光力が良好な青色
を採用した。紫外線硬化樹脂26に対する蓄光材微粒子
25の含有率は8〜12重量%が採用される。蓄光材微
粒子25が、8重量%以下だと発光しにくく、また12
重量%以上だと紫外線が透過が悪く硬化不良となる。本
実施の形態においては、含有率を10重量%とし、良好
な結果を得ている。
【0026】以上が本発明に係る実施の形態であるが、
この基本形態を基として、白色付与層22や保護層23
等の各層を適宜選択的に採用して発光層2を形成する他
の実施の形態も採用することができる。例えば、図1
(B)に示す如く、竿管1表面に白色付与層22と紫外
線硬化樹脂層24のみの発光層2を形成する構造もあ
る。また、図1(C)に示す如く、白色付与層22、保
護層23、紫外線硬化樹脂層24の3層で発光層2を形
成することも当然可能である。これらは、基本形態の各
層を選択的に採用した場合であり、選択した各層の特有
の機能を合わせもつことになる。
【0027】また、時には発光層2が紫外線硬化樹脂層
24だけの場合も有り得るし、これらに適宜、アンダー
コート層21を付与する場合も有り得る。以下、上記基
本形態を応用した実施例を示す。
【0028】〔実施例1〕図2(A)に示すように、第
1の実施の形態においては、3連継ぎ竿3に発光機能を
付与した。具体的には、元竿31、手前竿32、穂先竿
33の各先端部に適宜な長さの発光層2を形成したもの
である。本発光層2は、蓄光材微粒子を含有する紫外線
硬化樹脂層からなる発光層を形成させてたものである。
【0029】また、具体的には、竿管の表面に、白色付
与層22と、該白色付与層を覆う蓄光材微粒子含有の紫
外線硬化樹脂層24とからなる発光層を形成させる。更
にまた、竿管の表面に、白色付与層22と該白色付与層
を保護する保護層23と、該保護層を覆う蓄光材微粒子
含有の紫外線硬化樹脂層24とからなる発光層を形成さ
せる。
【0030】更にまた、竿管の表面に、竿管表面の凹凸
を埋めるアンダーコート層と、該アンダーコート層を覆
う白色付与層22と、該白色付与層を保護する保護層2
3と、該保護層を覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬化樹
脂層24と、からなる発光層を形成させる。各竿管3
1、32、33が、その先端部に発光層2を有している
ので夜間での釣竿全体の動きを視覚的に確認でき、しか
も発光層2の合計長が短いので釣竿の重量増加が防止で
きる。また、穂先竿33においてもその一部にのみ発光
層2が付与されているのみなので穂先竿33に要求され
る微妙なしなりに支障をきたさない。
【0031】〔実施例2〕図2(B)に示すように、第
2の実施の形態においては、3連継ぎ竿3の内、穂先竿
33には、そのしなりに影響を及ぼさないよう間隔をあ
けて複数の発光層2を形成し、穂先竿33以外の元竿3
1、手前竿32には全体に発光層2を形成した。本発光
層2は、上記第1の実施の形態に示す層構造のものが形
成されている。本実施の形態によれば、夜釣りにおいて
も、穂先竿の他、リールシート領域を含む手元側の動き
が把握でき、竿扱いも確かとなる。
【0032】以上、本発明についてその詳細を説明した
が、本発明は実施の形態に限定されることなく、その本
質から逸脱しない範囲で他の変形、組合せが可能である
ことは言うまでもない。例えば、白色付与層22を白色
系の着色層とすることとか、更にシルバー系の反射機能
を有する層にすること等も可能である。また、発光層の
上に透明の仕上げ層を形成することも当然可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明の
発光可能な釣竿においては、その発光源の蓄光材微粒子
25を含有する層に紫外線硬化樹脂26を採用してい
る。その結果、紫外線を照射させることで瞬時に紫外線
硬化樹脂層24を瞬時に硬化させることが可能となり、
従来に比して、極めて短時間、少工程、低コストで厚み
のある発光層を形成できることとなった。
【0034】また、発光層2がアンダーコート層21、
白色付与層22、保護層23、蓄光材微粒子25を含有
する紫外線硬化樹脂層24からなる発光層の場合は、ア
ンダーコート層21と白色付与層22とで反射機能を高
め、保護層23で白色付与層22の黄変を防止し、紫外
線硬化樹脂層24で発光機能を得ることができ、発光機
能、耐久性が著しく向上した。しかも、これらの各層を
選択的に採用した場合は、選択した各層の上記のような
機能を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、竿管表面の発光層を模式的に示した異
なる例である。
【図2】図2(A)は、3連継ぎ竿の各竿管先端部に発
光層を形成した外観図である。図2(B)は、3連継ぎ
竿の穂先竿に間隔的に発光層を形成し、元竿、手前竿の
全体に発光層を形成した外観図である。
【符号の説明】
1…竿管 2…発光層 21…アンダーコート層 22…白色付与層 23…保護層 24…紫外線硬化樹脂層 25…蓄光材微粒子 26…紫外線硬化樹脂 3…連継ぎ竿 31…元竿 32…手前竿 33…穂先竿

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竿管の表面に、蓄光材微粒子を含有する
    紫外線硬化樹脂層からなる発光層を形成させたことを特
    徴とする発光可能な釣竿。
  2. 【請求項2】 竿管の表面に、白色付与層と、該白色付
    与層を覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬化樹脂層と、か
    らなる発光層を形成させたことを特徴とする発光可能な
    釣竿。
  3. 【請求項3】 竿管の表面に、白色付与層と該白色付与
    層を保護する保護層と、該保護層を覆う蓄光材微粒子含
    有の紫外線硬化樹脂層と、からなる発光層を形成したこ
    とを特徴とする発光可能な釣竿。
  4. 【請求項4】 竿管の表面に、竿管表面の凹凸を埋める
    アンダーコート層と、該アンダーコート層を覆う白色付
    与層と、該白色付与層を保護する保護層と、該保護層を
    覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬化樹脂層と、からなる
    発光層を形成したことを特徴とする発光可能な釣竿。
  5. 【請求項5】 紫外線硬化樹脂に対する蓄光材微粒子の
    含有率が8〜12重量%であることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の発光可能な釣竿。
  6. 【請求項6】 蓄光材微粒子の粒径が、1〜20μmで
    あることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の発光可能な釣竿。
  7. 【請求項7】 蓄光材微粒子として、アルミン酸ストロ
    ンチウムを主成分とする材料の微粒子を使用することを
    特徴とする1〜4のいずれか1項に記載の発光可能な釣
    竿。
  8. 【請求項8】 竿管の表面に、竿管表面の凹凸を埋める
    アンダーコート層と、該アンダーコート層を覆う白色付
    与層と、該白色付与層を保護する保護層と、該保護層を
    覆う蓄光材微粒子含有の紫外線硬化樹脂層と、からなる
    発光層を形成し、紫外線硬化樹脂に対する蓄光材微粒子
    の含有率が8〜12重量%で、蓄光材微粒子の粒径が、
    1〜20μmであり、蓄光材微粒子として、アルミン酸
    ストロンチウムを主成分とする材料の微粒子を使用した
    ことを特徴とする発光可能な釣竿。
  9. 【請求項9】 竿管の表面に発光機能を有する発光層を
    形成するにおいて、蓄光材微粒子を紫外線硬化樹脂に混
    入し、この蓄光材微粒子を含有した紫外線硬化樹脂を竿
    管表面に塗布し、該竿管を回転しながら紫外線を照射し
    て発光層を硬化形成することを特徴とする発光可能な釣
    竿の製造方法。
  10. 【請求項10】 紫外線硬化樹脂の粘度が400〜10
    00cPであることを特徴とする請求項9記載の発光可
    能な釣竿の製造方法。
JP9085498A 1998-03-19 1998-03-19 発光可能な釣竿と、その製造方法 Withdrawn JPH11266751A (ja)

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