JPH11266490A - 低音再生スピーカ装置 - Google Patents

低音再生スピーカ装置

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JPH11266490A
JPH11266490A JP6677198A JP6677198A JPH11266490A JP H11266490 A JPH11266490 A JP H11266490A JP 6677198 A JP6677198 A JP 6677198A JP 6677198 A JP6677198 A JP 6677198A JP H11266490 A JPH11266490 A JP H11266490A
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博司 小泉
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昌夫 盛田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低音用スピーカがスピーカキャビネットに取り
付けられて成り、低音用スピーカが低域音声信号により
駆動されるもとで、周波数対出力音圧レベル特性におけ
る平坦部の拡張と出力音圧レベルの増大とを実現できる
ようにする。 【解決手段】容積を互いに異にする複数の区分空間部2
2A〜22Fが各々スピーカ取付部分23A〜23Fを
有して形成されたスピーカキャビネット11と、複数の
区分空間部22A〜22Fが各々有するスピーカ取付部
分23A〜23Fに夫々取り付けられた、最低共振周波
数を互いに異にし、実質的に同一の低域音声信号により
同時に駆動されるものとされる複数の低音用スピーカ1
2A〜12Fとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、低域音声信号によって駆動されるスピー
カとそのスピーカが取り付けられるスピーカキャビネッ
トとを備えて構成され、低域音声信号に基づく低音の再
生に供される低音再生スピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】低音から高音まで比較的広い音域にわた
る音楽等をあらわす音の再生にあたって、低音の再生を
受け持つ低音再生スピーカ装置は、従来、比較的大なる
口径を有し、比較的低い共振周波数を具えた低音用スピ
ーカが、単独で、あるいは、中音用,高音用もしくはそ
れらの両者と共に、スピーカキャビネットに取り付けら
れて構成されている。そして、低音用スピーカが低域音
声信号によって駆動されることにより、その低域音声信
号に基づく低音が再生される。
【0003】このような低音再生スピーカ装置によって
再生される低音は、例えば、数100〜1kHz以下の
周波数成分を含んだ低域音声信号に基づくものとされる
が、従来提案されている低音再生スピーカ装置にあって
は、低音の中においての低周波数側の音、例えば、10
0Hz未満の音についての出力音圧レベルが、低音の中
においての高周波数側の音、例えば、100Hz以上の
音についての出力音圧レベルに比して低下してしまうの
が一般的傾向である。従って、低音再生スピーカ装置と
しては、例えば、数100〜1kHz以下の周波数成分
を含んだ低域音声信号により駆動される際、それにより
再生される低音の中における低周波数側の音についての
出力音圧レベルが高められることになる、例えば、数1
00〜1kHz以下の低周波数帯域の全体に亙って出来
るだけ平坦とされる周波数対出力音圧レベル特性を持つ
ものが望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されている低音再生スピーカ装置にあっては、予め設
定される1通りの周波数特性をもって低域音声信号に基
づく低音の再生を行うものとされるので、低域音声信号
に対応する、例えば、数100〜1kHz以下の低周波
数帯域における高周波数側から低周波数側に亙って略平
坦とされる周波数対出力音圧レベル特性を具えることは
困難とされている。そして、再生される低音の中におけ
る低周波数側の音についての出力音圧レベルが高められ
るようにされると、再生される低音の中における高周波
数側の音についての出力音圧レベルが減少してしまうと
いう不都合が生じることになる。
【0005】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項8までのいずれかに記載され
た発明は、比較的低い共振周波数を具えた低音用スピー
カがスピーカキャビネットに取り付けられて構成され、
低音用スピーカが低域音声信号により駆動されて、低域
音声信号に基づく低音を再生するにあたり、低域音声信
号に対応する低周波数帯域での周波数対出力音圧レベル
特性における平坦部の拡張とその低周波数帯域の全体に
亙っての出力音圧レベルの増大とを実現できる低音再生
スピーカ装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項8までのいずれかに記載され
た発明に係る低音再生スピーカ装置は、複数の区分空間
部が各々スピーカ取付部分を有して形成されたスピーカ
キャビネットと、複数の区分空間部が各々有するスピー
カ取付部分に夫々取り付けられた、実質的に同一の低域
音声信号により同時に駆動される状態におかれる複数の
スピーカとを備え、複数の区分空間部が互いに異なる容
積を有するものとされるとともに、複数のスピーカが互
いに異なる最低共振周波数を有するものとされて、構成
される。
【0007】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項5から請求項8までのいずれかに記載された発明に係
る低音再生スピーカ装置は、複数の区分空間部を含む第
1の区分空間部の組と複数の区分空間部を含む第2の区
分空間部の組とが、第1及び第2の区分空間部の組を成
す複数の区分空間部が各々スピーカ取付部分を有するも
のとされて形成されたスピーカキャビネットと、第1の
区分空間部の組を成す複数の区分空間部が各々有するス
ピーカ取付部分に夫々取り付けられた、実質的に同一の
第1の低域音声信号により同時に駆動されるものとされ
る複数のスピーカを含む第1のスピーカの組と、第2の
区分空間部の組を成す複数の区分空間部が各々有するス
ピーカ取付部分に夫々取り付けられた、実質的に同一の
第2の低域音声信号により同時に駆動されるものとされ
る複数のスピーカを含む第2のスピーカの組とを備え、
第1及び第2の区分空間部の組の夫々を成す複数の区分
空間部が互いに異なる容積を有するものとされるととも
に、第1及び第2のスピーカの組の夫々を成す複数のス
ピーカが互いに異なる最低共振周波数を有するものとさ
れて、構成される。
【0008】なお、本願の特許請求の範囲における請求
項5から請求項8までのいずれかに記載された発明に係
る低音再生スピーカ装置の場合、第1の低域音声信号及
び第2の低域音声信号は、夫々、例えば、ステレオ音声
信号を成す左音声信号の低域成分及び右音声信号の低域
成分とされる。
【0009】上述の如くに構成される本願の特許請求の
範囲における請求項1から請求項8までのいずれかに記
載された発明に係る低音再生スピーカ装置においては、
スピーカキャビネットに形成された容積を互いに異にす
る複数の区分空間部が各々有するスピーカ取付部分に、
最低共振周波数を互いに異にする複数のスピーカが夫々
取り付けられ、斯かるもとで、各スピーカが実質的に同
一の低域音声信号により同時に駆動されて、低域音声信
号に基づく低音が再生される。それにより、各スピーカ
とそれに対応する区分空間部とにより得られる、低音の
再生に際しての周波数特性が、スピーカと区分空間部と
の組毎に互いに異なるものとされる。
【0010】即ち、本願の特許請求の範囲における請求
項1から請求項8までのいずれかに記載された発明に係
る低音再生スピーカ装置にあっては、各々が各スピーカ
とそれに対応する区分空間部とで成る複数の組が互いに
異なる周波数特性、例えば、互いに異なる周波数対出力
音圧レベル特性及び互いに異なる周波数対インピーダン
ス特性を呈するもとで、各スピーカが実質的に同一の低
域音声信号により同時に駆動されることによって、低域
音声信号に基づく低音の再生が行われる。それゆえ、各
区分空間部の容積の選定及び各スピーカの最低共振周波
数の選定により、装置全体として、低域音声信号に対応
する低周波数帯域での周波数対出力音圧レベル特性にお
ける平坦部が低周波数側に拡張されるとともに、その低
周波数帯域の全体に亙っての出力音圧レベルの増大が図
られることになる。
【0011】そして、特に、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項5から請求項8までのいずれかに記載された
発明に係る低音再生スピーカ装置においては、スピーカ
キャビネットに形成された、第1及び第2の区分空間部
の組の各々を成す、容積を互いに異にする複数の区分空
間部が各々有するスピーカ取付部分に、第1及び第2の
スピーカの組の各々を成す、最低共振周波数を互いに異
にする複数のスピーカが夫々取り付けられ、斯かるもと
で、第1のスピーカの組を成す複数のスピーカが実質的
に同一の第1の低域音声信号により同時に駆動され、ま
た、第2のスピーカの組を成す複数のスピーカが実質的
に同一の第2の低域音声信号により同時に駆動されて、
第1及び第2の低域音声信号の夫々に基づく低音が再生
される。それにより、第1のスピーカの組とそれに対応
する第1の区分空間部の組とにおいて、第1の低域音声
信号に基づく低音の再生に際しての周波数特性が、スピ
ーカと区分空間部との組毎に互いに異なるものとされ、
また、第2のスピーカの組とそれに対応する第2の区分
空間部の組とにおいて、第2の低域音声信号に基づく低
音の再生に際しての周波数特性が、スピーカと区分空間
部との組毎に互いに異なるものとされる。
【0012】即ち、本願の特許請求の範囲における請求
項5から請求項8までのいずれかに記載された発明に係
る低音再生スピーカ装置にあっては、第1のスピーカの
組とそれに対応する第1の区分空間部の組とにおいて、
各々が各スピーカとそれに対応する区分空間部とで成る
複数の組が互いに異なる周波数特性、例えば、互いに異
なる周波数対出力音圧レベル特性及び互いに異なる周波
数対インピーダンス特性を呈するもとで、第1のスピー
カの組を成す各スピーカが実質的に同一の第1の低域音
声信号により同時に駆動されることによって、第1の低
域音声信号に基づく低音の再生が行われるとともに、第
2のスピーカの組とそれに対応する第2の区分空間部の
組とにおいて、各々が各スピーカとそれに対応する区分
空間部とで成る複数の組が互いに異なる周波数特性、例
えば、互いに異なる周波数対出力音圧レベル特性及び互
いに異なる周波数対インピーダンス特性を呈するもと
で、第2のスピーカの組を成す各スピーカが実質的に同
一の第2の低域音声信号により同時に駆動されることに
よって、第2の低域音声信号に基づく低音の再生が行わ
れる。それゆえ、第1及び第2の区分空間部の夫々を成
す各区分空間部の容積の選定、及び、第1及び第2のス
ピーカの組の夫々を成す各スピーカの最低共振周波数の
選定により、装置全体として、第1及び第2の低域音声
信号の夫々に対応する低周波数帯域での周波数対出力音
圧レベル特性における平坦部が低周波数側に拡張される
とともに、その低周波数帯域の全体に亙っての出力音圧
レベルの増大が図られることになる。
【0013】第1の低域音声信号及び第2の低域音声信
号は、夫々、例えば、ステレオ音声信号を成す左音声信
号の低域成分及び右音声信号の低域成分とされ、その際
には、第1のスピーカの組及びそれに対応する第1の区
分空間部の組と、第2のスピーカの組及びそれに対応す
る第2の区分空間部の組とから、改善された左右ステレ
オ低音が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】図3は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項8までのいずれかに記載され
た発明に係る低音再生スピーカ装置の一例の外観を示
す。
【0015】図3に示される例は、全体として直方体状
を成すスピーカキャビネト11と、スピーカキャビネト
11に一列に配列されて取り付けられた6個の低音用ス
ピーカ12A,12B,12C,12D,12E及び1
2Fと、スピーカキャビネト11に係合するフロントカ
バー13と備えている。そして、斯かる例の実際の使用
時においては、スピーカキャビネト11に取り付けられ
た6個の低音用スピーカ12A〜12Fの前方側が、ス
ピーカキャビネト11に係合したフロントカバー13に
よって被われる。
【0016】図1及び図2は、図3に示される例におけ
るスピーカキャビネト11とそれに取り付けられた6個
の低音用スピーカ12A〜12Fとを示す。
【0017】図1に示されるスピーカキャビネト11
は、その内部が中央隔壁部21により二分されていて、
中央隔壁部21の左方に、容積を互いに異にする3個の
区分空間部22A,22B及び22Cが形成されてお
り、また、中央隔壁部21の右方に、容積を互いに異に
する3個の区分空間部22D,22E及び22Fが形成
されている。3個の区分空間部22A,22B及び22
Cは、区分空間部22Aの容積<区分空間部22Bの容
積第<区分空間部22Cの容積という関係にあり、全体
で第1の区分空間部の組を形成している。また、3個の
区分空間部22D,22E及び22Fは、区分空間部2
2Dの容積>区分空間部22Eの容積第>区分空間部2
2Fの容積という関係にあり、全体で第2の区分空間部
の組を形成している。
【0018】3個の区分空間部22A,22B及び22
Cは、図1及び図2に示される如くの、スピーカ取付部
分23A,23B及び23Cを夫々有している。これら
のスピーカ取付部分23A,23B及び23Cは、全体
として1枚の平板状を成すものとされており、実質的に
連続面内に在って、実質的に同方向に向いている。同様
に、3個の区分空間部22D,22E及び22Fは、図
1及び図2に示される如くの、スピーカ取付部分23
D,23E及び23Fを夫々有している。これらのスピ
ーカ取付部分23D〜23Fも、全体として1枚の平板
状を成すものとされており、実質的に連続面内に在っ
て、実質的に同方向に向いている。
【0019】そして、図1及び図2に示される如く、第
1の区分空間部の組を成す3個の区分空間部22A,2
2B及び22Cが有するスピーカ取付部分23A,23
B及び23Cに、低音用スピーカ12A,12B及び1
2Cが夫々取り付けられており、また、第2の区分空間
部の組を成す3個の区分空間部22D,22BEび22
Fが有するスピーカ取付部分23D,23E及び23F
に、低音用スピーカ12D,12E及び12Fが夫々取
り付けられている。低音用スピーカ12A,12B及び
12Cは、各々の大部分が夫々区分空間部22A,22
B及び22C内に配される状態におかれていて、全体で
第1のスピーカの組を形成している。また、低音用スピ
ーカ12D,12E及び12Fは、各々の大部分が夫々
区分空間部22D,22E及び22F内に配される状態
におかれていて、全体で第2のスピーカの組を形成して
いる。
【0020】第1のスピーカの組を成す低音用スピーカ
12A,12B及び12Cは、同一の低域音声信号によ
り同時に駆動されるものとなされており、また、第2の
スピーカの組を成す低音用スピーカ12D,12E及び
12Fも、同一の低域音声信号により同時に駆動される
ものとなされている。
【0021】そして、第1のスピーカの組を成す低音用
スピーカ12A,12B及び12C、及び、第2のスピ
ーカの組を成す低音用スピーカ12D,12E及び12
Fの合計6の低音用スピーカ12A〜12Fは、図2に
示される如くに、口径については実質的に同一とされて
いるが、互いに異なる最低共振周波数fa ,fb
c ,fd ,fe 及びff を夫々有するものとされる。
具体的な一例にあっては、低音用スピーカ12Aの最低
共振周波数fa が約78Hz,低音用スピーカ12Bの
最低共振周波数fb が約54Hz,低音用スピーカ12
Cの最低共振周波数fc が約40Hz,低音用スピーカ
12Dの最低共振周波数fd が約45Hz,低音用スピ
ーカ12Eの最低共振周波数fe が約64Hz,低音用
スピーカ12Fの最低共振周波数ff が約89Hzに選
定される。
【0022】上述の如くに、第1の区分空間部の組を成
す3個の区分空間部22A,22B及び22Cが互いに
異なる容積を有するものとされるとともに、第2の区分
空間部の組を成す3個の区分空間部22D,22E及び
22Fが互いに異なる容積を有するものとされ、さら
に、第1のスピーカの組を成す3個の低音用スピーカ1
2A,12B及び12Cが互いに異なる最低共振周波数
a ,fb 及びfc を夫々有するものとされるととも
に、第2のスピーカの組を成す3個の低音用スピーカ1
2D,12E及び12Fが互いに異なる最低共振周波数
d ,fe 及びffを夫々有するものとされることによ
り、低音用スピーカ12Aとそれが取り付けられたスピ
ーカ取付部分23Aを有する区分空間部22Aとの組合
せを音再生部Ra,低音用スピーカ12Bとそれが取り
付けられたスピーカ取付部分23Bを有する区分空間部
22Bとの組合せを音再生部Rb,低音用スピーカ12
Cとそれが取り付けられたスピーカ取付部分23Cを有
する区分空間部22Cとの組合せを音再生部Rc,低音
用スピーカ12Dとそれが取り付けられたスピーカ取付
部分23Dを有する区分空間部22Dとの組合せを音再
生部Rd,低音用スピーカ12Eとそれが取り付けられ
たスピーカ取付部分23Eを有する区分空間部22Eと
の組合せを音再生部Re,低音用スピーカ12Fとそれ
が取り付けられたスピーカ取付部分23Fを有する区分
空間部22Fとの組合せを音再生部Rfとすると、音再
生部Ra〜Rfは、互いに異なった周波数特性、例え
ば、周波数対出力音圧レベル特性、周波数対インピーダ
ンス特性等を有することになる。
【0023】低音用スピーカ12A〜12Fの夫々に同
一の音声信号が供給されるもとで得られる音再生部Ra
〜Rfの夫々の周波数対出力音圧レベル特性は、例え
ば、図4において、曲線La ,Lb ,Lc ,Ld ,Le
及びLf により示される如くに、互いに異なったものに
設定される(曲線La が音再生部Raの周波数対出力音
圧レベル特性を、曲線Lbが音再生部Rbの周波数対出
力音圧レベル特性を、曲線Lcが音再生部Rcの周波数
対出力音圧レベル特性を、曲線Ldが音再生部Rdの周
波数対出力音圧レベル特性を、曲線Leが音再生部Re
の周波数対出力音圧レベル特性を、曲線Lfが音再生部
Rfの周波数対出力音圧レベル特性を夫々示す)。そし
て、このように音再生部Ra〜Rfの夫々の周波数対出
力音圧レベル特性が設定されることにより、図1〜図3
に示される例の全体の周波数対出力音圧レベル特性は、
例えば、図4において曲線Loにより示される如くのも
のとされる。この曲線Loにより示される周波数対出力
音圧レベル特性は、例えば、500Hz以下の低周波数
帯域において、その中の上限周波数から50Hz程度の
極めて低い周波数に至るまで平坦化され、しかも、全体
に亙って出力音圧レベルが増大されたものとなってい
る。
【0024】また、低音用スピーカ12A〜12Fの夫
々に同一の低域音声信号が供給されるもとでの低音用ス
ピーカ12A〜12Fの夫々についての周波数対インピ
ーダンス特性は、例えば、図5において、曲線Ia ,I
b ,Ic ,Id ,Ie 及びIf により示される如くに、
互いに異なったものに設定される(曲線Ia が低音用ス
ピーカ12Aの周波数対インピーダンス特性を、曲線I
bが低音用スピーカ12Bの周波数対インピーダンス特
性を、曲線Icが低音用スピーカ12Cの周波数対イン
ピーダンス特性を、曲線Idが低音用スピーカ12Dの
周波数対インピーダンス特性を、曲線Ieが低音用スピ
ーカ12Eの周波数対インピーダンス特性を、曲線If
が低音用スピーカ12Fの周波数対インピーダンス特性
を夫々示す)。
【0025】これらの曲線Ia 〜Ifにより夫々示され
る低音用スピーカ12A〜12Fについての周波数対イ
ンピーダンス特性から、低音用スピーカ12Aが最低共
振周波数fa においてインピーダンスのピーク値をと
り、低音用スピーカ12Bが最低共振周波数fb におい
てインピーダンスのピーク値をとり、低音用スピーカ1
2Cが最低共振周波数fc においてインピーダンスのピ
ーク値をとり、低音用スピーカ12Dが最低共振周波数
d においてインピーダンスのピーク値をとり、低音用
スピーカ12Eが最低共振周波数fe においてインピー
ダンスのピーク値をとり、低音用スピーカ12Fが最低
共振周波数ff においてインピーダンスのピーク値をと
ることが分かる。
【0026】このようなもとで、図1〜図3に示される
例が実際に低音再生に供されるに際しては、図示が省略
された信号供給回路を通じて、例えば、第1のスピーカ
の組を成す低音用スピーカ12A,12B及び12C
に、左音声信号と右音声信号とを含んだステレオ音声信
号における左音声信号の低域成分が共通に供給されると
ともに、第2のスピーカの組を成す低音用スピーカ12
D,12E及び12Fに、左音声信号と右音声信号とを
含んだステレオ音声信号における右音声信号の低域成分
が共通に供給される。即ち、第1のスピーカの組を成す
低音用スピーカ12A,12B及び12Cが、左音声信
号の低域成分とされる同一の低域音声信号により同時に
駆動されるとともに、第2のスピーカの組を成す低音用
スピーカ12D,12E及び12Fが、右音声信号の低
域成分とされる同一の低域音声信号により同時に駆動さ
れるのである。
【0027】それにより、低音用スピーカ12Aとそれ
に対応するスピーカ取付部分23Aを有する区分空間部
22Aとの組合せにより形成される音再生部Raによっ
て、例えば、図4において曲線Laが示す如くの周波数
対出力音圧レベル特性と図5において曲線Iaが示す如
くの周波数対インピーダンス特性とが呈されるもとで、
左音声信号の低域成分に基づく低音が再生され、また、
低音用スピーカ12Bとそれに対応するスピーカ取付部
分23Bを有する区分空間部22Bとの組合せにより形
成される音再生部Rbによって、例えば、図4において
曲線Lbが示す如くの周波数対出力音圧レベル特性と、
図5において曲線Ibが示す如くの周波数対インピーダ
ンス特性とが呈されるもとで、左音声信号の低域成分に
基づく低音が再生され、さらに、低音用スピーカ12C
とそれに対応するスピーカ取付部分23Cを有する区分
空間部22Cとの組合せにより形成される音再生部Rc
によって、例えば、図4において曲線Lcが示す如くの
周波数対出力音圧レベル特性と、図5において曲線Ic
が示す如くの周波数対インピーダンス特性とが呈される
もとで、左音声信号の低域成分に基づく低音が再生され
る。
【0028】また、低音用スピーカ12Dとそれに対応
するスピーカ取付部分23Dを有する区分空間部22D
との組合せにより形成される音再生部Rdによって、例
えば、図4において曲線Ldが示す如くの周波数対出力
音圧レベル特性と、図5において曲線Idが示す如くの
周波数対インピーダンス特性とが呈されるもとで、右音
声信号の低域成分に基づく低音が再生され、また、低音
用スピーカ12Eとそれに対応するスピーカ取付部分2
3Eを有する区分空間部22Eとの組合せにより形成さ
れる音再生部Reによって、例えば、図4において曲線
Leが示す如くの周波数対出力音圧レベル特性と、図5
において曲線Ieが示す如くの周波数対インピーダンス
特性とが呈されるもとで、右音声信号の低域成分に基づ
く低音が再生され、さらに、低音用スピーカ12Fとそ
れに対応するスピーカ取付部分23Fを有する区分空間
部22Fとの組合せにより形成される音再生部Rfによ
って、例えば、図4において曲線Lfが示す如くの周波
数対出力音圧レベル特性と、図5において曲線Ifが示
す如くの周波数対インピーダンス特性とが呈されるもと
で、右音声信号の低域成分に基づく低音が再生される。
【0029】その結果、音再生部Ra〜Rfを含んだ図
1〜図3に示される例にあっては、例えば、図4におい
て曲線Loが示す如くの周波数対出力音圧レベル特性が
呈されるもとで、従って、例えば、500Hz以下とさ
れる低周波数帯域での周波数対出力音圧レベル特性にお
ける平坦部の拡張とその低周波数帯域の全体に亙っての
出力音圧レベルの増大とが実現されるもとで、右音声信
号の低域成分及び左音声信号の低域成分の両者に基づく
低音が再生されることになる。
【0030】上述の図1〜図3に示される例にあって
は、第1の区分空間部の組を成す区分空間部22A,2
2B及び22Cが夫々有するスピーカ取付部分23A,
23B及び23Cが、全体として1枚の平板状を成すも
のとされており、また、第2の区分空間部の組を成す区
分空間部22D,22E及び22Fが夫々有するスピー
カ取付部分23D,23E及び23Fも、全体として1
枚の平板状を成すものとされているが、スピーカ取付部
分23A,23B及び23Cの組、及び、スピーカ取付
部分23D,23E及び23Fの組の夫々は、全体とし
て1枚の曲板状をなして、実質的に連続面内に在るもの
とされてもよく、さらには、スピーカ取付部分23A,
23B及び23Cが相互間に段差を有するとともに、ス
ピーカ取付部分23D,23E及び23Fも相互間に段
差を有するようにされてもよい。
【0031】また、上述の図1〜図3に示される例にあ
っては、第1及び第2の区分空間部の組と第1及び第2
のスピーカの組とが備えられているが、本願の特許請求
の範囲における請求項1から請求項4までのいずれかに
記載された発明に係る低音再生スピーカ装置の例にあっ
ては、図1〜図3に示される例における第1及び第2の
区分空間部の組のうちのいずれか一方に相当する複数の
区分空間部と、それに対応する第1及び第2のスピーカ
の組のうちのいずれか一方に相当する複数の低音用スピ
ーカとが備えられ、複数の低音用スピーカが同一の音声
信号の低域成分によって駆動される。斯かる例は、容積
を互いに異にする複数の区分空間部が各々スピーカ取付
部分を有して形成されたスピーカキャビネットと、複数
の区分空間部が各々有するスピーカ取付部分に夫々取り
付けられた、最低共振周波数を互いに異にし、実質的に
同一の低域音声信号により同時に駆動されるものとされ
る複数のスピーカとを備えて構成されることになる。
【0032】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項8までのいずれかに記載された発明に
係る低音再生スピーカ装置は、スピーカキャビネット内
に形成される区分空間部の数、及び、スピーカの数につ
いては、上述の図1〜図3に示される例に限られること
なく、任意の複数の区分空間部とスピーカとを備えるこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項8までのいず
れかに記載された発明に係る低音再生スピーカ装置によ
れば、各々が各スピーカとそれに対応する区分空間部と
で成る複数の組が互いに異なる周波数特性、例えば、互
いに異なる周波数対出力音圧レベル特性及び互いに異な
る周波数対インピーダンス特性を呈するもとで、各スピ
ーカが実質的に同一の低域音声信号により同時に駆動さ
れることによって、低域音声信号に基づく低音の再生が
行われるので、各区分空間部の容積の選定及び各スピー
カの最低共振周波数の選定により、低域音声信号に対応
する低周波数帯域での周波数対出力音圧レベル特性にお
ける平坦部を低周波数側に拡張でき、かつ、その低周波
数帯域の全体に亙っての出力音圧レベルの増大を図るこ
とができることになる。
【0034】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項5から請求項8までのいずれかに記載された発明に係
る低音再生スピーカ装置によれば、第1のスピーカの組
とそれに対応する第1の区分空間部の組とにおいて、各
々が各スピーカとそれに対応する区分空間部とで成る複
数の組が互いに異なる周波数特性、例えば、互いに異な
る周波数対出力音圧レベル特性及び互いに異なる周波数
対インピーダンス特性を呈するもとで、第1のスピーカ
の組を成す各スピーカが実質的に同一の第1の低域音声
信号により同時に駆動されることによって、第1の低域
音声信号に基づく低音の再生が行われるとともに、第2
のスピーカの組とそれに対応する第2の区分空間部の組
とにおいて、各々が各スピーカとそれに対応する区分空
間部とで成る複数の組が互いに異なる周波数特性、例え
ば、互いに異なる周波数対出力音圧レベル特性及び互い
に異なる周波数対インピーダンス特性を呈するもとで、
第2のスピーカの組を成す各スピーカが実質的に同一の
第2の低域音声信号により同時に駆動されることによっ
て、第2の低域音声信号に基づく低音の再生が行われる
ので、第1及び第2の区分空間部の夫々を成す各区分空
間部の容積の選定、及び、第1及び第2のスピーカの組
の夫々を成す各スピーカの最低共振周波数の選定によ
り、第1及び第2の低域音声信号の夫々に対応する低周
波数帯域での周波数対出力音圧レベル特性における平坦
部を低周波数側に拡張でき、かつ、その低周波数帯域の
全体に亙っての出力音圧レベルの増大を図ることができ
ることになる。
【0035】そして、本願の特許請求の範囲における請
求項5から請求項8までのいずれかに記載された発明に
係る低音再生スピーカ装置にあっては、第1の低域音声
信号及び第2の低域音声信号は、夫々、例えば、ステレ
オ音声信号を成す左音声信号の低域成分及び右音声信号
の低域成分とされ、その際には、第1のスピーカの組及
びそれに対応する第1の区分空間部の組と、第2のスピ
ーカの組及びそれに対応する第2の区分空間部の組とか
ら、改善された左右ステレオ低音が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の特許請求の範囲における請求項1から請
求項8までのいずれかに記載された発明に係る低音再生
スピーカ装置の一例におけるスピーカキャビネトとそれ
に取り付けられた低音用スピーカとを示す断面図であ
る。
【図2】本願の特許請求の範囲における請求項1から請
求項8までのいずれかに記載された発明に係る低音再生
スピーカ装置の一例におけるスピーカキャビネトとそれ
に取り付けられた低音用スピーカとを示す正面図であ
る。
【図3】本願の特許請求の範囲における請求項1から請
求項8までのいずれかに記載された発明に係る低音再生
スピーカ装置の一例を示す斜視図である。
【図4】図2及び図3に示されるスピーカキャビネトと
それに取り付けられた低音用スピーカとの説明に供され
る特性図である。
【図5】図2及び図3に示されるスピーカキャビネトと
それに取り付けられた低音用スピーカとの説明に供され
る特性図である。
【符号の説明】
11 スピーカキャビネット 12A,12B,1
2C,12D,12E,12F 低音用スピーカ
13 フロントカバー 21 中央隔壁部 22A,22B,22C,22D,22E,22F 区
分空間部 23A,23B,23C,23D,23
E,23F スピーカ取付部分 Ra,Rb,R
c,Rd,Re,Rf 音再生部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容積を互いに異にする複数の区分空間部が
    各々スピーカ取付部分を有して形成されたスピーカキャ
    ビネットと、 上記複数の区分空間部が各々有するスピーカ取付部分に
    夫々取り付けられた、最低共振周波数を互いに異にし、
    実質的に同一の低域音声信号により同時に駆動されるも
    のとされる複数のスピーカと、を備えて構成される低音
    再生スピーカ装置。
  2. 【請求項2】スピーカキャビネットに形成された複数の
    区分空間部が各々有するスピーカ取付部分が、実質的に
    連続面内に在ることを特徴とする請求項1記載の低音再
    生スピーカ装置。
  3. 【請求項3】スピーカキャビネットに形成された複数の
    区分空間部が各々有するスピーカ取付部分が、実質的に
    同方向に向いていることを特徴とする請求項1または2
    記載の低音再生スピーカ装置。
  4. 【請求項4】複数のスピーカが、実質的に同一の口径を
    有するものとされることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の低音再生スピーカ装置。
  5. 【請求項5】容積を互いに異にする複数の区分空間部を
    含む第1の区分空間部の組と容積を互いに異にする複数
    の区分空間部を含む第2の区分空間部の組とが、上記第
    1の区分空間部の組を成す複数の区分空間部及び上記第
    2の区分空間部の組を成す複数の区分空間部が各々スピ
    ーカ取付部分を有するものとされて形成されたスピーカ
    キャビネットと、 上記第1の区分空間部の組を成す複数の区分空間部が各
    々有するスピーカ取付部分に夫々取り付けられた、最低
    共振周波数を互いに異にし、実質的に同一の第1の低域
    音声信号により同時に駆動されるものとされる複数のス
    ピーカを含む第1のスピーカの組と、 上記第2の区分空間部の組を成す複数の区分空間部が各
    々有するスピーカ取付部分に夫々取り付けられた、最低
    共振周波数を互いに異にし、実質的に同一の第2の低域
    音声信号により同時に駆動されるものとされる複数のス
    ピーカを含む第2のスピーカの組と、を備えて構成され
    る低音再生スピーカ装置。
  6. 【請求項6】スピーカキャビネットに形成された第1の
    区分空間部の組及び第2の区分空間部の組を成す複数の
    区分空間部が、実質的に連続面内に在ることを特徴とす
    る請求項5記載の低音再生スピーカ装置。
  7. 【請求項7】第1のスピーカの組及び第2のスピーカの
    組が、スピーカキャビネットの中央部を挟んで、左側部
    分及び右側部分に夫々配されるとこを特徴とする請求項
    5または6記載の低音再生スピーカ装置。
  8. 【請求項8】第1の低域音声信号及び第2の低域音声信
    号が夫々ステレオ音声信号を成す左音声信号の低域成分
    及び右音声信号の低域成分とされることを特徴とする請
    求項5〜7のいずれかに記載の低音再生スピーカ装置。
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