JPH11265921A - 薄型基板搬送ロボット - Google Patents

薄型基板搬送ロボット

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JPH11265921A
JPH11265921A JP6586598A JP6586598A JPH11265921A JP H11265921 A JPH11265921 A JP H11265921A JP 6586598 A JP6586598 A JP 6586598A JP 6586598 A JP6586598 A JP 6586598A JP H11265921 A JPH11265921 A JP H11265921A
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JP
Japan
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arm
hand
thin substrate
output shaft
machine base
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Withdrawn
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JP6586598A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kirihata
直史 桐畑
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Asyst Japan Inc
Original Assignee
Asyst Japan Inc
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Publication date
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Publication of JPH11265921A publication Critical patent/JPH11265921A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機台をコンパクトにして省スペース化を図る
とともに、基板の吸着用ホースの配管処理を容易にでき
ること。 【解決手段】 アーム体3の駆動モータ23が支持ケー
ス22内に配置され、駆動モータ23の出力軸23aが
小プーリ25を取り付けて補助アーム7内に配置され
る。一方、第1アーム31の一端には、減速器32がそ
の入力部32aを補助アーム7に固着し出力部32bを
第1アーム31に固着して配置され、減速器32の下部
に大プーリ26が取り付けられている。小プーリ25と
大プーリ26との間にはベルト27が巻回されて駆動モ
ータ23の回転を減速器32に伝達し、減速器32によ
って第1アーム31の回転を減速する。また、減速器3
2及び大プーリ26にはそれぞれ中空部32c・26a
が形成され、基板Wを吸着するための吸着ホース8が挿
通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウェハやガラス
基板等の薄型基板を搬送する搬送ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にシリコンウェハやガラス基板等の
薄型基板は半導体のチップとして使用されクリーンルー
ム内で処理されたり搬送されたりする。そのため、薄型
基板を搬送するロボットもクリーンルーム内に設置さ
れ、水平方向に旋回可能なアーム体を有して薄型基板を
所定の位置から処理される位置に搬送するように構成さ
れていた。従来、薄型基板の搬送ロボットは、クリーン
ルーム内に配置され薄型基板を支持するハンド部と前記
ハンド部を回動あるいは昇降するモータ(回転駆動体)
とを有し、モータが機台内に配設されるように構成され
ていた。図6に示す搬送ロボット110は、一般的によ
く知られていて、機台111と機台111に対して回動
または昇降するとともに屈伸可能なアーム体112とア
ーム体112の先端でアーム体112に対して回動可能
なハンド113とを有している。前記アーム体112は
第1アーム114と第2アーム115からなり、機台1
11内に配置されたモータ116の直上でモータ116
に接続された第1軸117が第1アーム114の一端に
減速器116aを介して連結され機台111に対して第
1アーム114と共に回動する。第1アーム114の他
端には第2軸118が第1アーム114に固着支持さ
れ、第1軸117の回りに配設された第1プーリ119
とベルト120を介して連結される第2プーリ121を
その回りに回動可能に配置している。
【0003】また、第2軸118の上部は第1アーム1
14の上方に配置された第2アーム115内の一端に延
設され、第2アーム115は第2プーリ121に固着さ
れて第2軸118を中心に回動可能に配置されている。
第2アーム115の他端にハンド113に連結された第
4プーリ125が、第2アーム115に固着された第3
軸122に回動可能に配置され、第2軸118の回りに
配置された第3プーリ123とベルト124を介して連
結されている。
【0004】このロボット110は、図示しないカセッ
ト内に収納されている薄型基板を吸着し直線的に移動す
ることによって、薄型基板をカセットの両端に接触させ
ないで取り出したり取り込んだりすることが可能とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のロボッ
ト110においては、アーム体112を水平方向に伸縮
駆動するモータ116は一般には減速器付きモータが使
用されている。アーム体112の動きは比較的緩速な動
きをするため、モータ116の出力軸の高速な回転を減
速する必要がある。減速比が大きければ大きいほど減速
器の大きさも大きくなるので、機台111に取り付ける
減速器付きモータのスペースが広くなる。特に、このタ
イプのロボット110はハンド123を上下方向に駆動
(Z軸駆動)するように構成されていて、そのためにモ
ータ116を支持する支持ケース126がZ方向に移動
される。従って支持ケースが大きくなると、Z軸駆動装
置そのものの容量を大きくしなければならず結果的には
機台111を大きくして大型化、重量化されたロボット
を構成することになる。
【0006】さらに、このロボット110は薄型基板W
を吸着して搬送するように構成されているので、ハンド
113には吸着孔が形成され、吸着孔に、真空発生装置
から接続される吸着ホース127が配管されている。真
空発生装置は機台111内に配置され、真空発生装置に
配管された吸着ホース127が第1アーム114・第2
アーム115を通ってハンド123に接続されている。
この吸着ホース127が機台111と第1アーム114
とを通る際に、吸着ホース127は支持ケース126あ
るいは支持ケース126に連結された減速器ブラケット
126aに形成された孔を通過しなければならず、その
処理に手間がかかっていた。
【0007】また、図7に示すように、薄型基板Wを効
率よく搬送するために2列のアーム体を備えて構成され
るダブルアーム式ロボット130においては、モータ1
35は機台131内に上下方向に移動可能な支持ケース
132に2個並設して取り付けられるため、機台111
はますます大型化されるとともに配管処理も複雑にな
る。
【0008】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、機台をコンパクトに形成してスペースを確保する
とともに軽量化させ、しかも基板吸着用の吸着ホースの
配管処理を容易に行なうことのできる薄型基板搬送ロボ
ットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる薄型
基板搬送ロボットでは、上記の課題を解決するために以
下のように構成するものである。すなわち、薄型基板を
保持するハンドと、前記ハンドを回動可能に支持すると
ともに第1アームと第2アームとを有して水平方向に屈
伸可能に構成されるアーム体と、前記アーム体を回動可
能に支持する機台とを有し、前記第1アームが回転駆動
体によって前記機台に対して回動可能に構成される薄型
基板搬送ロボットであって、前記第1アームの回転中心
位置に、前記回転駆動体の回転を減速する減速手段が配
設され、前記回転駆動体の出力軸と前記減速手段とが平
行に配設されるとともに、前記出力軸の回転を前記減速
手段に伝達するように連結手段が配設されることを特徴
とするものである。
【0010】またこのロボットは、薄型基板を保持する
ハンドと、前記ハンドを回動可能に支持するとともに第
1アームと第2アームとを有して水平方向に屈伸可能に
構成されるアーム体と、前記アーム体を回動可能に支持
する機台とを有し、前記第1アームが回転駆動体によっ
て前記機台に対して回動可能に構成される薄型基板搬送
ロボットであって、前記ハンドを支持する前記アーム体
が前記機台上に対称的な位置に2か所並設され、それぞ
れの第1アームの回転中心位置に、前記回転駆動体の回
転を減速する減速手段がそれぞれ配設され、それぞれの
回転駆動体の出力軸と対向するそれぞれの減速手段とが
平行に配設されるとともに、前記出力軸の回転を前記減
速手段に伝達するように連結手段がそれぞれ配設される
ことを特徴とするものである。
【0011】また好ましくは、前記減速手段が、入力部
と出力部を有する減速器であって、前記入力部側に前記
回転駆動体の出力軸と対向するように駆動伝達手段が配
設され、前記機台内に、前記回転駆動体を支持する支持
ケースと、前記支持ケースの上方に固着された補助アー
ムが前記機台に回動可能に配設され、前記出力軸及び前
記駆動伝達手段が前記補助アーム内に配置されるととも
に、前記減速手段の入力部が前記補助アームに固着さ
れ、前記出力部が第1アームに固着されることを特徴と
するものであればよい。
【0012】さらに好ましくは、前記減速手段が中空部
を有し、前記中空部に薄型基板を吸着するための吸着ホ
ースが挿通されることを特徴とするものであればよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0014】本形態の薄型基板搬送ロボット(以下、ロ
ボットという)1は薄型基板としてのウェハやガラス基
板(以下、基板Wという)を搬送するものに適するもの
であり、図1に示すように、機台2と、機台2の上方で
機台2に対して回動可能なアーム体3と、アーム体3の
先端に取り付けられ基板Wを吸着して保持するハンド5
と、を有して構成されている。アーム体3は第1アーム
31と第2アーム41とを有し、その節点で屈伸可能に
構成され、機台2と第1アーム31との間には第1アー
ム31を回動可能に支持する筐体の補助アーム7が配置
されている。機台2内には、上下方向に移動可能な内機
枠21が配置され内機枠21内に底部が閉口された円筒
状の支持ケース22が取り付けられている。支持ケース
22内にはアーム体3を水平方向に駆動するための駆動
モータ23が取り付けられ、底部に内機枠21に支持さ
れた回動用モータ24が取り付けられ、支持ケース22
が内機枠21に対して回動可能支持される。
【0015】支持ケース22と補助アーム7とはボルト
で固着され、支持ケース22内に本体ケース部が配置さ
れた駆動モータ23の出力軸23aが補助アーム7内の
一端に延設されるとともに、出力軸23aに小プーリ2
5が配設されている。補助アーム7の略中央部には小プ
ーリ25と対向するようにベルト27で接続された大プ
ーリ26が第1アーム31の一端内部に配置された減速
器32の下端部に取り付けられている。減速器32は下
部に入力部32a、上部に出力部32bを有し、入力部
32aが補助アーム7の上面に固着され、出力部32b
が第1アーム31の上壁部にボルトで固着されている。
従って、駆動モータ23の作動により駆動モータ23の
出力軸23aの回転が小プーリ25から大プーリ26に
伝達する時点で一端減速され、減速器32の入力部32
aから出力部32bとの間でさらに減速されて第1アー
ム31を回転させることになる。なお、減速器32は中
空部32cを有して形成されるとともに大プーリ26に
も中空部26aを有し、後述の吸着ホース8が挿通され
る。
【0016】一方、減速器32の回りには、補助アーム
7にボルトで固着されている第1駆動プーリ34が配置
され、第1駆動プーリ34にベルト35の一端が巻回さ
れる。第1アーム31の他端には、第1アーム31の下
壁に固着された中空状の第2シャフト37が配置され、
第2シャフト37の回りを第2シャフト37に対して回
動する第2駆動プーリ38が第1駆動プーリ34に対向
するように配置され、ベルト35の他端が巻回される。
第2駆動プーリ38は第1アーム31に対して軸受けを
介して連結され第2駆動プーリ38の上端部は第2アー
ム41の下壁にボルトで固着される。従って、第1駆動
プーリ34が回転すると第2駆動プーリ38を回転させ
るとともに第2アーム41を回転させることになる。
【0017】第2シャフト37の上端部は第2アーム4
1の一端の内部まで延設され第3駆動プーリ37aを備
えている。第3駆動プーリ37aに対向するように第2
アーム41の他端には、第4駆動プーリ42が、第2ア
ーム41に固着された第3シャフト43に回動可能に取
り付けられている。そして、第3駆動プーリ37aと第
4駆動プーリ42間をベルト44が巻回されている。第
4駆動プーリ42は上端部でハンド5にボルトで固着さ
れ、従って、第3駆動プーリ37aの回転により第4駆
動プーリ42を介してハンド5が第2アーム41に対し
て回転するように構成されることになる。
【0018】ハンド5は、図2に示すように、第4駆動
プーリ42に取り付けられる元部51と基板Wを吸着す
る吸着部52とからなり、吸着部52には複数個(図で
は3個)の吸着孔52aが形成されている。吸着孔52
aは吸着部52から元部51に向かって形成され、元部
51に吸着ホース8が配管される。吸着ホース8は、機
台2内に配置された図示しない真空発生装置と、ハンド
5の元部52との間を第1アーム31・第2アーム41
内を通って配管されている。さらに詳細に説明すれば、
支持ケース22を回動する回動用モータ24は中空のサ
ーボモータが使用され、真空発生装置から接続された吸
着ホース8は回動用モータ24の中空部24aを挿通し
て支持ケース22内から補助アーム7内に配管される。
補助アーム7内に向かった吸着ホース8は大プーリ26
の中空部26aから減速器32の中空部32cを挿通し
て第1アーム31内に配管される。そして、第2シャフ
ト37の中空部37bを挿通して第2アーム41内に配
管された吸着ホース8は第2アーム41の第4プーリ4
2の中空部42aを挿通してハンド5の元部51に接続
される。
【0019】このように、第1アーム31を回転させる
駆動モータ23の減速器部分を分割して配置することに
よって、機台2と第1アーム31との間に配管される吸
着ホース8は、減速器32の中空部32c・大プーリ2
6の中空部26aを通り、さらに回動用モータ24の中
空部24aを通るので一直線状に配管するだけでよく、
配管処理を極めて容易に行なえる。
【0020】そして、このロボット1は駆動モータ23
の作動により小プーリ25・大プーリ26を介して第1
駆動モータ23の回転を減速させて第1アーム31を回
転させる。第1アーム31を回転させることによってそ
の位相差でベルト35が第1駆動プーリ34の回りを回
転し、第2駆動プーリ38を介して第2アーム41を回
転させる。さらに第1アーム31に固着された第2シャ
フト37の上部の第3プーリ37aが第2アーム41の
回転による位相差でベルト44を回転させることによっ
て・第4プーリ42を介してハンド5を第2アーム41
に対して回転させ、その結果、ハンド5に吸着された基
板Wを直線的に搬送することになる。
【0021】一方、支持ケース22は図示しない駆動モ
ータによりZ軸方向に移動され、ハンド5を図示しない
カセットに収納された基板の正面に対向させる。支持ケ
ース22は駆動モータ23の減速器32部分が分割され
ているので減速器32の幅のスペース分コンパクトに形
成することができる。従って、内機枠21もコンパクト
に形成され、さらに機台2がコンパクトになる。
【0022】図3〜4に示すロボット60は、ハンドを
2個設けて1枚あたりの基板Wの搬送サイクルタイムを
短縮するために構成されたものであり、そのためにハン
ドに連結されるアーム体を2個並設するように構成した
ものである。それぞれのアーム体及びハンドを駆動する
構成は前述のロボット1と同様であり、異なる箇所につ
いて主に説明する。なお、説明にあたって、上述のロボ
ット1と同一の部位には前述の符号にAまたはBをつけ
るものとする。
【0023】このロボット60では、機台61上に補助
アーム67が配置され、補助アーム67の両端部からア
ーム体3A及び3Bが前述のロボット1と同様に連結さ
れて配置されている。アーム体3Aの先端部上方にはコ
字形に形成されたハンド5Aがアーム体3Aに対して回
動可能に取り付けられ、アーム体3Bの先端部上方にに
取り付けられたハンド5Bで吸着された基板Wがハンド
5Aの空間部内を通るように構成されている。これは2
個のハンドに吸着された基板Wがそれぞれのハンド及び
アーム体に干渉せずに搬送できるように形成するための
ものである。
【0024】機台61内には、図4に示すように、内機
枠62に支持された支持ケース64が回動用モータ65
によって回動可能に配置され、支持ケース64の上面に
補助アーム67がボルトで固着されている。支持ケース
64内には、2個の駆動モータ23A・23Bが補助ア
ーム67の下面部に固着支持され、それぞれの駆動モー
タ23A・23Bの出力軸23a・23bが補助アーム
67内に配置される。出力軸23a・23bに固着され
た小プーリ25A・25Bが補助アーム67の両端部に
それぞれ配置された大プーリ26A・26Bにベルト2
7A・27Bを介して接続されている。
【0025】一方、補助アーム67の下壁中央部には吸
着ホース8A・8Bを挿通する孔67aが形成され、真
空発生装置から回動用モータ65の中空部65aを通っ
て配管される吸着ホース8A・8Bが、孔67aを介し
てそれぞれの大プーリ26A・26Bの中空部27a・
27b及び減速器32A・32Bの中空部32c・32
dを通り、ハンド5A・5Bまで配管されることにな
る。なお、ロボット60におけるそれぞれのハンドの作
用は上述と同様であり、2個のハンド5A・5Bで基板
Wを搬送することによって効率の良い制御を行なうこと
ができる。
【0026】図5は、さらに別の形態のロボットの一部
を示すものであり、図1に示すロボット1よりさらにコ
ンパクトに構成しようとするものである。
【0027】このロボット70においては、支持ケース
73に取り付けられる駆動モータ74は、減速器32の
中心位置と略同心上に配置され、駆動モータ74の出力
軸74aにプーリ75が固着されている。プーリ75に
はベルト76の一端が巻回されベルト76の他端が補助
ケース81に中間軸77を介して支持された中間プーリ
78に巻回されている。中間軸77は補助ケース81の
下壁部を挟んで上方と下方に延設され、下部に前述の中
間プーリ78を固着して上部に中間プーリ78と同一径
の小プーリ25を固着している。そして、小プーリ25
と減速器32の下部に取り付けられた大プーリ26間に
ベルト27が巻回されることになる。
【0028】従って、このロボット70では、駆動モー
タ74が支持ケース73の中心よりに移動して配置され
るので支持ケース73・内機枠72・機台71がさらに
コンパクトに構成できる。なお、真空発生装置から配管
される吸着吸着ホース8は、駆動モータ74の側部から
上部に配管され、補助ケース81の孔を通って減速器3
2の中空部32c・大プーリ26の中空部26aを挿通
してハンドまで配管される。
【0029】なお、上記のそれぞれの形態における構成
は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で設計変更が可能で
ある。例えば、第1アームから第2アーム内に配置され
たプーリとベルトの構成は、それぞれのアームあるいは
ハンドをモータで駆動するように構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、薄型基板搬送ロボット
は、薄型基板を保持するハンドと、前記ハンドを回動可
能に支持するとともに第1アームと第2アームとを有し
て水平方向に屈伸可能に構成されるアーム体と、前記ア
ーム体を回動可能に支持する機台とを有し、前記第1ア
ームが回転駆動体によって前記機台に対して回動可能に
構成されるものであり、前記第1アームの回転中心位置
に、前記回転駆動体の回転を減速する減速手段が配設さ
れ、前記回転駆動体の出力軸と前記減速手段とが平行に
配設されるとともに、前記出力軸の回転を前記減速手段
に伝達するように連結手段が配設されている。従って、
従来に比べて大きな幅を有する減速器部分を機台からは
ずすことができるので、機台そのものをコンパクトに形
成することができ、スペースの限られたクリーンルーム
内の省スペース化を図ることができる。しかも、減速器
部分をモータから分岐することによって減速器の中空部
に吸着ホースを挿通することができ配管処理を容易に行
なえることができる。
【0031】またこの発明は、アーム体が2個並設され
たロボットにおいては、さらに効果的にコンパクト化を
達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一形態のロボットを示す断面図
【図2】図1のロボットのハンドを示す平面図
【図3】本発明による別の形態のロボットを示す全体図
【図4】図3のロボットの本発明部分を示す部分断面図
【図5】本発明によるさらに別のロボットを示す部分断
面図
【図6】従来のロボットを示す断面図
【図7】従来の別の形態のロボットを示す図
【符号の説明】
1、60、70…ロボット 2、61、71…機台 3、3A、3B…アーム体 5…ハンド 7、67、81…補助アーム 8…吸着ホース 21、62、72…内機枠 22、64、73…支持ケース 23、23A、23B、74…駆動モータ 23a、23b、74a…出力軸 24…回動用モータ 24a…中空部 25、25A、25B…小プーリ 26、26A、26B…大プーリ 31、31A、31B…第1アーム 32…減速器 32a…入力部 32b…出力部 32c…中空部 41、41A、41B…第2アーム 52a…吸着孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄型基板を保持するハンドと、前記ハン
    ドを回動可能に支持するとともに第1アームと第2アー
    ムとを有して水平方向に屈伸可能に構成されるアーム体
    と、前記アーム体を回動可能に支持する機台とを有し、
    前記第1アームが回転駆動体によって前記機台に対して
    回動可能に構成される薄型基板搬送ロボットであって、 前記第1アームの回転中心位置に、前記回転駆動体の回
    転を減速する減速手段が配設され、 前記回転駆動体の出力軸と前記減速手段とが平行に配設
    されるとともに、前記出力軸の回転を前記減速手段に伝
    達するように連結手段が配設されることを特徴とする薄
    型基板搬送ロボット。
  2. 【請求項2】 薄型基板を保持するハンドと、前記ハン
    ドを回動可能に支持するとともに第1アームと第2アー
    ムとを有して水平方向に屈伸可能に構成されるアーム体
    と、前記アーム体を回動可能に支持する機台とを有し、
    前記第1アームが回転駆動体によって前記機台に対して
    回動可能に構成される薄型基板搬送ロボットであって、 前記ハンドを支持する前記アーム体が前記機台上に対称
    的な位置に2か所並設され、 それぞれの第1アームの回転中心位置に、前記回転駆動
    体の回転を減速する減速手段がそれぞれ配設され、 それぞれの回転駆動体の出力軸と対向するそれぞれの減
    速手段とが平行に配設されるとともに、前記出力軸の回
    転を前記減速手段に伝達するように連結手段がそれぞれ
    配設されることを特徴とする薄型基板搬送ロボット。
  3. 【請求項3】 前記減速手段が、入力部と出力部を有す
    る減速器であって、前記入力部側に前記回転駆動体の出
    力軸と対向するように駆動伝達手段が配設され、 前記機台内に、前記回転駆動体を支持する支持ケース
    と、前記支持ケースの上方に固着された補助アームが前
    記機台に回動可能に配設され、 前記出力軸及び前記駆動伝達手段が前記補助アーム内に
    配置されるとともに、前記減速手段の入力部が前記補助
    アームに固着され、前記出力部が第1アームに固着され
    ることを特徴とする請求項1または2記載の薄型基板搬
    送ロボット。
  4. 【請求項4】 前記減速手段が中空部を有し、前記中空
    部に薄型基板を吸着するための吸着ホースが挿通される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の薄型基板搬送
    ロボット。
JP6586598A 1998-03-16 1998-03-16 薄型基板搬送ロボット Withdrawn JPH11265921A (ja)

Priority Applications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007210085A (ja) * 2006-02-13 2007-08-23 Kawasaki Heavy Ind Ltd 多軸駆動装置
JP2018015837A (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット

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