JPH11265679A - プロセス管理システム及び集束イオンビーム装置 - Google Patents

プロセス管理システム及び集束イオンビーム装置

Info

Publication number
JPH11265679A
JPH11265679A JP10068513A JP6851398A JPH11265679A JP H11265679 A JPH11265679 A JP H11265679A JP 10068513 A JP10068513 A JP 10068513A JP 6851398 A JP6851398 A JP 6851398A JP H11265679 A JPH11265679 A JP H11265679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
wafer
management system
ion beam
process management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10068513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3383574B2 (ja
Inventor
Takeshi Onishi
毅 大西
Hidemi Koike
英巳 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP06851398A priority Critical patent/JP3383574B2/ja
Publication of JPH11265679A publication Critical patent/JPH11265679A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3383574B2 publication Critical patent/JP3383574B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエハ内デバイスの膜厚を精度良く短時間で
測定し、プロセスへのフィードバックを素早く行うこと
により、半導体プロセスの安定稼動を実現する。 【解決手段】 半導体ウエハからウエハを割らずに分析
部をサンプリングできるFIB装置1、STEM2、F
IBのウエハホルダとSTEMの試料ホルダに共通に装
着できる小型の試料台、データベースソフトウエアを有
するコンピュータ3、FIB,STEM,コンピュータ
相互を接続するネットワーク5によりシステムを構成
し、ウエハ内の膜厚を高精度に早く確実に測定できるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハのプ
ロセス上の管理点もしくは不良箇所の解析データを統合
的に管理する半導体プロセス管理システム及びそのシス
テム中で用いられる集束イオンビーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の高機能化と低価格化
を実現するため、ウエハの大面積化とデバイス構造の微
細化が成されてきた。ウエハの大面積化に関しては、現
在主流の8インチウエハに代わって、12インチウエハ
が検討段階に入っている。これに伴い、ウエハ一枚当た
りのチップ数も大幅に増大し、ウエハ一枚の価格も非常
に高価となっている。また、デバイス構造の微細化によ
り、デバイスの寸法を正確に制御する必要が出てきた。
このため、プロセスの途中にパターン幅を測定する測長
用の走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscop
e:以下、SEMと略す)を導入し、パターン幅が許容
値内にあるかどうかをモニタし、その情報を他の装置に
フィードバックすることでプロセスの安定稼動を実現し
ている。しかし、測長SEMによる測定はウエハ表面に
平行な方向の長さに限られている。デバイスの微細化は
横方向の微細化だけでなく縦方向の微細化、つまり、デ
バイス内の膜(層)の厚さも微細となっており、これを
安定に管理する手法が求められている。例えばダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリー(DRAM)の層
間絶縁膜の厚さは数nmという薄さになっており、それ
を観察する装置も非常に高い分解能を有するものが必要
とされている。
【0003】なお、半導体ウエハ上のデバイスパターン
の寸法を計測する従来技術として、例えば特開平3−2
91842号公報「試料像表示装置」がある。また、集
束イオンビーム(Focused Ion Beam:以下、FIBと略
す)を利用して半導体ウエハの所望部分をウエハを割る
ことなく摘出し、それを他の場所に移植する技術として
特開平5−52721号公報「試料の分離方法及びこの
分離方法で得た分離試料の分析方法」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】試料を高い分解能で観
察するには、走査型透過電子顕微鏡(Scanning Transmi
ssion Electron Microscope:以下、STEMと略す)
や超高分解能走査型電子顕微鏡が用いられる。いずれも
レンズ内に試料を挿入する必要があるため、試料を小片
にカットし、装置に挿入する必要がある。このため、半
導体製造ラインから離れた、例えば分析センター等に装
置が置かれ、得られたデータも、編集されたものがドキ
ュメント化され、データベースへ登録される。試料作成
や測定に時間がかかるため、デバイス膜厚の変動情報を
プロセスにフィードバックしようと思っても、既に複数
のウエハがプロセスを流れており、タイムリーなプロセ
ス管理ができない欠点があった。
【0005】本発明は、ウエハ内デバイスの膜厚を精度
良く、短時間で測定し、プロセスへのフィードバックを
素早く行うことにより、半導体プロセスの安定稼動を実
現するシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ウエ
ハから試料を分離摘出することのできるFIB装置、S
TEM、FIB装置のウエハホルダとSTEMの試料ホ
ルダの両方に装着できる試料台、データベースを有する
コンピュータ、及びFIB/STEM/コンピュータを
相互に接続するネットワークを組み合わせてシステム化
することにより、前記目的を達成する。
【0007】本発明で用いるFIB装置は、半導体ウエ
ハなどのウエハを保持し少なくともXY方向及びチルト
方向にウエハを移動できる試料ステージ、ウエハの所望
場所にFIBを照射するFIBカラム、探針先端部がビ
ーム照射点近傍で移動可能なマニピュレータ、ビーム照
射部近傍にデポジションガスを供給するガス供給源、及
びそれらを制御する制御系から成り、ウエハの予め登録
した位置のデバイスをウエハを割らずにサンプリング
し、小型の試料台に移植することができる。移植後、各
分析点をFIBにより薄壁加工する。
【0008】小型の試料台をFIB装置のウエハホルダ
とSTEM装置の試料ホルダの両方に装着できるように
しておけば、分離試料を素早くSTEMに導入すること
ができる。試料台に移植される試料はウエハホルダ上の
アドレス及び試料台上のアドレスで識別ができるため、
ウエハから分離された後も、元々ウエハのどの部分にあ
った試料かということを明確に対応づけすることができ
る。
【0009】試料台を試料ホルダに装着し、STEMに
導入して像観察することにより、ウエハ内からサンプリ
ングした試料の高分解能顕微鏡像が得られる。このST
EM像から注目するデバイスの特徴箇所の長さを測定す
ることができる。STEMは高分解能という特徴に加
え、ビームを走査することから、得られる画像をディジ
タル化しやすく倍率の管理が行い易いという特徴があ
る。得られたデータをネットワークを経由してデータベ
ースに登録することにより、ウエハ上の分析点に関する
デバイスの測長情報を統合的に管理することができる。
【0010】すなわち、本発明によるプロセス管理シス
テムは、ウエハと試料を固定する試料台とを保持して移
動できる試料ステージ、ウエハの所望場所に集束イオン
ビームを照射するFIBカラム、探針先端部がビーム照
射点近傍で移動可能なマニピュレータ、及びビーム照射
部近傍にデポジションガスを供給するガス供給源を備
え、ウエハの所望の位置のデバイスあるいはデバイスの
一部を集束イオンビーム加工によって試料として取り出
して試料台に固定する機能を有する集束イオンビーム装
置と、試料を固定した前記試料台を保持して移動できる
試料ステージ、試料に集束した電子ビームを走査して照
射する電子光学系、及び試料を透過した電子を検出する
検出器を備え、試料台に固定された試料の所望場所に集
束した電子ビームを走査し、その透過電子強度に基づい
て得られる走査顕微鏡像から試料の特徴箇所の長さを測
定する機能を有する走査型透過電子顕微鏡と、ウエハの
試料取り出し位置とその位置から取り出された試料を分
析したデータとを対応付けて管理できるデータベースを
備えるコンピュータと、集束イオンビーム装置、走査型
透過電子顕微鏡及びコンピュータ相互を接続するネット
ワークとを含むことを特徴とする。分析場所を分析した
データには、形状(画像)、寸法、組成等を含ませるこ
とができる。
【0011】試料台に試料位置などの識別記号を設けて
おくと、その識別記号を媒介としてデータベース内でウ
エハの試料取り出し位置と走査型透過電子顕微鏡による
試料測定によって得られるデータとの対応付けを行うこ
とができる。走査型透過電子顕微鏡は、測定した特徴箇
所の長さと予め登録した規定値とのズレに関する統計的
な情報を出力する機能を有することができる。また、走
査型透過電子顕微鏡からネットワークを介してデータベ
ースに登録されるデータに走査型透過電子顕微鏡画像を
含ませることができる。走査型透過電子顕微鏡はX線分
析装置を搭載し、電子ビーム照射によって発生する特性
X線から試料の組成情報を得、ネットワークを経由して
データベースに試料の組成情報データを登録する機能を
有することもできる。
【0012】集束イオンビーム装置で取り出された部分
が含まれるウエハ上のチップに対し、破壊チップにとっ
て不要な処理、例えば後に行われるチップのプローブテ
ストやパッケージングを省略するように後工程の制御装
置に指令するのが好ましい。また、ウエハ上の異物の位
置と大きさなどを検出する異物検査装置をネットワーク
に接続し、異物検査装置から供給される異物のアドレス
情報を利用して集束イオンビーム装置によってウエハの
所望の位置のデバイスあるいはデバイスの一部の取り出
しを行い、走査型透過電子顕微鏡によって得られた情報
をデータベースに登録することもできる。
【0013】本発明による集束イオンビーム装置は、走
査型透過電子顕微鏡の試料ホルダに装着可能な試料台と
ウエハとを保持して移動できる試料ステージと、ウエハ
の所望場所に集束イオンビームを照射するFIBカラム
と、探針先端部がビーム照射点近傍で移動可能なマニピ
ュレータと、ビーム照射部近傍にデポジションガスを供
給するガス供給源とを備え、ウエハの所望の位置のデバ
イスあるいはデバイスの一部を集束イオンビーム加工に
よって取り出して試料台に固定する機能を有することを
特徴とする。
【0014】本発明によると、ウエハ内の微細なデバイ
スの膜厚測定を短時間で高精度に行うことができ、それ
をプロセスにフィードバックすることにより、プロセス
の安定稼動を実現することができる。なお、本発明のウ
エハ管理システムは、半導体ウエハの管理以外にも、多
層膜構造を有する磁気ヘッドなどの製造に用いられる半
導体基板以外の基板を用いるウエハの管理にも適用でき
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
を示すシステム構成図である。FIB装置1、STEM
装置2、データベース4を備えたコンピュータ3がトラ
ンシーバ6及びイーサネット5を介して相互に接続され
ている。
【0016】FIB装置1のFIBカラム200と試料
ステージ付近の構成を図5に示す。液体金属イオン源エ
ミッタ100から引出し電極101により引き出された
イオンは、コンデンサーレンズ102と対物レンズ10
9によりウエハ(試料)21上に集束される。両レンズ
間には、可変アパーチャ103、アライナ・スティグマ
104、ブランカ105、ブランキングアパーチャ10
6、デフレクタ108が配されている。ブランカ105
動作時には、ビームはファラデーカップ107に入射す
る。ウエハ21はウエハホルダ20に保持された状態で
試料ステージ110上に装着される。試料ステージ11
0はウエハホルダ20をX,Y,Z,XY平面内での回
転、Z軸に対するチルト(傾斜)の5軸方向に動かすこ
とができる。ステージ上部には試料から放出される二次
電子を検出する検出器112、ノズル先端部からタング
ステンヘキサカルボニル(W(CO)6)ガスをFIB照射点
近傍に吹き付けるガス供給源113、マニピュレータ1
15に保持された探針114が実装されている。
【0017】図6は、本発明の実施の形態で用いたFI
B装置の制御系の構成図である。高圧電源203はイオ
ン源やレンズ電極に高電圧を印加する。絞り制御電源2
04は可変アパーチャ103を制御し、所望のアパーチ
ャ径が選択できる。アライナ・スティグマ制御電源20
5は8極の電極電圧を制御し、電気的な軸合わせと非点
補正を行う。ビーム電流計測アンプ206はブランキン
グ時にファラデーカップ107に流入するビーム電流を
計測する。ブランキング制御電源207はブランキング
電極を駆動し、ビームブランキングを行う。偏向アンプ
208は8極2段の静電偏向器108を駆動する。偏向
信号はスキャナ211から供給される。プリアンプ20
9は検出器112からの信号を輝度電圧信号に変換す
る。変換された輝度信号はディジタル値に変換され、画
像メモリー212に書き込まれる。スキャンと同期をと
ることにより、試料の顕微鏡像がメモリー212上に形
成される。ステージ制御電源210は排気制御電源21
3と連動してウエハホルダ20のロード/アンロード及
びステージ移動を行う。
【0018】ガス制御電源214はガス供給源113の
加熱とバルブの開閉を制御し、試料表面に供給されるW
(CO)6ガス量を制御する。マニピュレータ制御電源21
5は探針114の先端位置を制御する。各制御電源は制
御バス202を介してFIB制御コンピュータ201か
ら統括的に制御される。画像メモリー212の情報はコ
ンピュータ201のCRTに表示でき、像観察と加工位
置決め、加工中のモニターが行える。このFIB装置に
よりウエハ内の所望場所の試料ブロックをウエハを割ら
ずに摘出できる。摘出手法の詳細は特開平5−5272
1号公報に記載されている。
【0019】図4は、図2に示したFIB装置のウエハ
ホルダ20の上面図である。ウエハホルダ20にはウエ
ハ21が保持できる。加えて、ウエハホルダ20のコー
ナー部に試料台10が実装できるようになっている。図
示した例では実装場所は4箇所あり、それぞれの実装場
所上部にa,b,c,dの識別記号が刻印されている。
【0020】図5は、試料台10の詳細形状の一例を示
すものである。試料台10は板状をしており、その上部
には溝12が形成されている。この溝10にウエハ21
から摘出した試料ブロック14の下部を挿入し、タング
ステンデポジション膜15により機械的に固定する。試
料ブロック14が試料台10に固定された状態でさらに
FIB加工を行い、薄壁16が形成できる。溝12に沿
って刻印13があり、この刻印13を目印に試料ブロッ
ク14を固定すると、試料の判別がしやすくなる。もち
ろん、ウエハホルダ上のステージアドレスでもサンプル
固定位置の認識が可能である。
【0021】図6は、STEM2の試料ホルダ11に試
料台10を取り付ける様子を示すものである。STEM
2にはサイドエントリー型のステージが装着されてお
り、そのステージに、試料ブロック14が固定された試
料台10を横方向から挿入する形となる。このように、
FIB装置1のウエハホルダ20とSTEM2の試料ホ
ルダ11に共通に装着できる試料台10を用いることに
より、FIB装置とSTEM間で短時間に試料の移動が
可能となり、その途中で試料を落としたり破壊したりと
いった危険性が非常に少なくなる。また、FIB装置に
よって切り出された個々の試料ブロックのウエハ上での
位置とSTEMによるその試料ブロックの計測結果の対
応付けを正確かつ容易に行うことができる。したがっ
て、ウエハ上の種々の分析点におけるSTEM計測結果
をデータベース上で統合的に管理することが可能となる
ため、タイムリーなプロセス管理によって製品の歩留ま
りを上げることができる。
【0022】次に、本発明のプロセス管理システムによ
る半導体ウエハ内の膜厚計測手順について、ウエハから
試料を分離する手順を説明する図7も参照して説明す
る。 (1)FIB装置のウエハホルダ20に測定対象である
ウエハ21を装着する。また、ウエハホルダ20に試料
台10を装着する。 (2)ウエハホルダ20をFIB装置1の試料ステージ
110にロードする。 (3)ウエハ21内のサンプル点を登録する。登録はウ
エハマップを用い、チップアドレス及びチップ内アドレ
スを活用して行う。 (4)登録した最初のサンプル点に試料ステージ110
を移動する。 (5)FIB装置により、ウエハ21の加工エリアを含
む領域をFIBでラスタ走査し、ウエハ表面から発生し
た二次電子を検出することにより、ウエハ表面の走査イ
オン顕微鏡像を取得し、試料を分離して摘出する部分を
決定する。
【0023】(6)ウエハ21の表面に対してFIB5
1が直角に照射されるようにウエハ21の姿勢を保ち、
ウエハ21上でFIB51を矩形に走査させ、ウエハ表
面に所要の深さの角穴53を形成する〔図7(a)〕。 (7)ウエハ21の表面に対してFIB51の軸が約7
0°傾斜するようにウエハ21を傾斜させ、底穴54を
形成する〔図7(b)〕。 (8)ウエハ21の姿勢を変更し、ウエハ21の表面が
FIB51に対して再び垂直になるようにウエハ21を
設置し、切り欠き溝55を形成する〔図7(c)〕。 (9)マニピュレータ115を駆動し、探針114の先
端をウエハ21の摘出する表面部分に接触させる〔図7
(d)〕。 (10)ガス供給源113に接続したガスノズル56か
ら探針114の接触部にタングステンヘキサカルボニル
ガス57を供給しながらFIB照射し、堆積膜58を形
成する。接触状態にあるウエハ21の分離部分と探針1
14の先端部とは堆積膜58で接着される〔図7
(e)〕。
【0024】(11)分離試料59とウエハ21が接続
している部分をFIB51で切り欠き加工し、ウエハ2
1から試料59を分離する。この状態で、分離された試
料59は探針114の先端部に保持されている〔図7
(f)〕。 (12)探針114の先端部を上げ〔図7(g)〕、試
料ステージ110の傾斜を元に戻し、試料ステージ11
0を移動して、FIBの視野を試料台に移動する。 (13)マニピュレータ115を駆動し、試料台10上
の溝部12に分離試料59を挿入し、FIBアシストデ
ポジションにより試料59を固定後、FIB加工により
探針114と試料59とを分離する。 (14)上記工程を繰り返し、試料台10上に5つの試
料を固定する。 (15)登録されたサンプル点と試料台10上の実装位
置とを対応付け、ネットワーク5を介してデータベース
4に登録する。
【0025】(16)各試料に更にFIB加工を施し、
試料内の注目する膜の断面が出るように薄壁加工を行
う。 (17)FIB装置1からウエハホルダ20をアンロー
ドする。 (18)ウエハホルダ20から試料台10を取り出し、
それをSTEM2の試料ホルダ11の先端部に装着す
る。 (19)試料ホルダ11をSTEM2に挿入する。 (20)試料断面のSTEM像を順次観察し、注目する
膜の膜厚を測定する。
【0026】(21)得られた測長データ及びSTEM
像の画像データをネットワーク5を介してデータベース
4に転送する。この際、試料台11上の試料位置から、
試料がウエハ21内のどのサンプル点に対応したもので
あったかを関連付けるための情報も同時に転送する。本
実施の形態の場合、試料台aのアドレス1というよう
に、試料台にサブアドレスを定義してウエハ21内のサ
ンプル点との対応付けを行った。このアドレスはウエハ
ホルダ20及び試料台10上にも刻印してあり、確認が
容易である。 (22)データベース4に送られた測長情報は、規定値
との統計的なズレを判定し、そのプロセスが正常に運用
されているかどうかを判定する。
【0027】膜厚のズレが大きいデータが検出された場
合、関連するプロセスの条件を見直す等の対策をし、プ
ロセスの安定稼動を実現する。本実施の形態では、得ら
れた測長データの統計処理をデータベース側で行った
が、STEM自体にその機能を盛り込むことも可能であ
る。前記FIB装置側での手順(13)〜(17)及び
STEM側での手順(18)〜(21)の中で、測定試
料をウエハ21内のサンプル点の対応付けする方法の一
例について詳細に説明する。
【0028】いま、図4に示したように、ウエハホルダ
20の試料台実装場所には、列の識別子としてa,b,
c,dの刻印が施されているとする。また、試料台10
の試料実装場所には、図5に示すように、行の識別子と
して1,2,3,4,5の刻印が施されているものとす
る。これらの刻印は、FIB装置側ではSIM像で確認
できるため、例えば試料台のb列3行の位置をFIB光
軸に移動するには、まず列方向に試料ステージ110を
移動して識別子「b」を探し、その状態で行方向に試料
ステージ110を移動して識別子「3」を探す。この手
法により、任意の試料実装場所へ移動することができ
る。
【0029】また、SIM像で識別子を確認しながら場
所移動を行わなくとも、列と行の位置は例えば下記の表
1のようにウエハホルダ20上の特定アドレスに対応付
けることができるため、図8に示すFIB装置のアドレ
ス選択画面300でアドレス(行列)を選択することに
より、対応する位置にステージを移動することができ
る。
【0030】
【表1】
【0031】ウエハから切り出した試料を試料台10に
固定するとき、試料を固定する試料台上のアドレス(行
列)はマニュアルで任意に選択することもできるし、a
1,a2,…,a5,b1,b2,…というように、シ
ステム側で自動的に場所を指定することもできる。図8
に示した例では、モード選択ラジオボタン302でマニ
ュアル側を選択している。そして、選択すべきアドレス
(行列)a1,a2,…,d4,d5を表すアドレス選
択ボタン303の「b3」のボタンを押している。選択
されたアドレス「b3」は選択アドレス表示部301に
表示されている。この選択によって、ウエハから摘出さ
れた分離試料はウエハホルダ20上の識別子「b」の位
置に実装された試料台の識別子「3」で示される位置に
固定される。試料が試料台10に固定された時点で、試
料のウエハ上アドレス(試料が元々ウエハのどの位置に
あったかという情報)と試料台アドレス(行列)が対応
付けられ、ネットワーク5を介してコンピュータ3に送
られてデータベース4に登録される。
【0032】次に、操作者は、ウエハホルダ20をFI
B装置1から取り出し、試料台10をSTEM用サイド
エントリー型試料ホルダ11に装着し、STEM2に導
入する。観察(分析)を始める前に、試料台アドレスの
指定を行い、これから観察する試料がどの試料台アドレ
スに対応するものかを登録する。例えば、ウエハホルダ
20上の識別子「b」で示されている位置にあった試料
台上の試料をSTEMで測定するときには、STEMの
入力部から測定する順番にその識別子を、例えばb1,
b2,b3,b4,b5のように入力する。その後、S
TEM2の二次電子像観察機能を用い、試料台10の刻
印を目印として対応する試料を探し、順次観察する。ま
た、STEMのサイドエントリーステージのアドレスと
試料台10の行情報を予め対応付けて登録しておくこと
により、前記試料台アドレス指定により、自動的にステ
ージを対応位置に移動することも可能である。
【0033】STEMで得られた分析情報はネットワー
ク5を介してコンピュータ3に送られる。コンピュータ
3は、FIB装置1とSTEM2から送られた情報を、
試料台アドレス(行列)を媒介として関連づけ、データ
ベース4には、試料のウエハアドレスに対応してSTE
Mの分析データが登録される。ここでは、試料台10上
の試料固定位置(試料台アドレス)を、ウエハホルダに
設けられた識別子と試料台に設けられた識別子の2種類
の識別子を組み合わせて指定する例について説明した。
しかし、試料台上の試料固定位置の指定方法はこの方法
だけとは限らない。例えば、試料固定場所にa1,a
2,…a5の識別記号が刻印された試料台、b1,b
2,…,b5の識別記号が刻印された試料台、c1,c
2,…,c5の識別記号が刻印された試料台といったよ
うに、試料固定位置に刻印された識別記号(試料台アド
レス)が全て異なる複数の試料台を用いることで、ウエ
ハホルダ上の識別子を省略してもよい。
【0034】FIB装置側では、ウエハ内からサンプリ
ングした試料と試料台上の固定位置をこの識別記号によ
って対応付けし、その対応関係をネットワーク5を介し
てコンピュータ3に送り、データベース4に登録する。
一方、STEM側では試料ホルダ11に固定された試料
の測定に当たって、試料の固定位置に設けられた識別記
号を二次電子像観察機能を用いて読み取り、測定データ
と識別記号(試料台アドレス)とをペアにしてコンピュ
ータ3に送る。コンピュータ3では、識別記号を媒介と
してウエハ内の試料摘出位置と試料データとの対応をと
り、データベース4に記録する。
【0035】ウエハ内にある試料摘出箇所を含むチップ
は機能的に破壊されていて最終的には廃棄されるため、
後工程で行われるプローブテストやパッケージングは不
要である。データベースには摘出が行われたチップの情
報を後工程に知らせる機能があり、後工程で不要な作業
が発生しないようにすることができる。また、本実施の
形態では、最終的に製品にできるチップを検査チップと
しているが、ウエハ上にモニタ専用の領域を設け、その
部分を摘出して膜厚を調べることによりプロセスを管理
することもできる。この場合、ウエハ内に専用のパター
ンを作り込む必要があるが、製品となるチップを破壊し
ないため、歩留まりは向上する。
【0036】分析情報をデータベースとして統括的に管
理すると、以下のような利点がある。 (1)単品の分析結果(例えば、膜厚の偏差)のみなら
ず、製造ロット毎の偏差、ウエハ内の最大偏差、偏差の
時間的変化率など、多面的な分析が行えるため、プロセ
ス変動要因の解析が行いやすい。 (2)プロセス上問題がある分析結果が出た場合、過去
に同様もしくは類似の分析結果があったかどうかを検索
することができ、過去の分析結果を有効活用してプロセ
ス変動要因の早期発見ができる。
【0037】図9は、本発明の第2の実施の形態を示す
システム構成図である。第1の実施の形態との差異は、
STEMの代わりに高分解能SEM7を使用することに
ある。高分解能SEM7はサイドエントリー型ステージ
を有している。従って、STEMと同様の試料ハンドリ
ングが可能となる。また、SEMを使用する場合、FI
B装置1で仕上げる断面は片方で良い。高分解能SEM
は、STEMと比較して分解能が劣るものの、手軽で使
い易いという利点があり、膜厚の比較的厚い部分のプロ
セス管理を行うのに適している。
【0038】また、STEMやSEMの替わりに透過形
電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope:以
下、TEMと略す)を使用するシステムも可能である。
TEMは一般的に試料の透過電子線像を蛍光板に結像
し、それを写真撮影(フィルムに焼き付け後現像)する
が、近年の撮像技術の発達により、CRT等の画像表示
装置に直接TEM像を表示できるようになってきた。従
って、従来のTEMに撮像・画像表示システムを付け加
えて本発明に供することも可能である。
【0039】図10は、ウエハ上の異物の位置と大きさ
を高速に検出する異物検査装置8を接続した実施の形態
のシステム構成図である。プロセス管理では、先に述べ
たような膜厚が規定値に入っているか等の管理をするこ
とが重要であるが、加えて、プロセス上で問題となる異
物の解析を行うことも重要である。異物の形状や組成を
詳細に調べることで、欠陥が発生した原因をつきとめる
ことができる。レーザ光散乱方式等の異物検査装置8で
検出された異物の位置や大きさの情報はネットワーク5
を介してデータベース4に登録される。この情報の中か
ら調査が必要と思われる異物を選択し、ウエハ上のアド
レスをFIB装置1に転送することで、異物の断面ST
EM観察が可能となる。
【0040】また、前記したように、本発明のシステム
では、試料がウエハから分離しているにも関らず、デー
タベースとの対応関係が常にとられているため、STE
Mで得られた情報をデータベースに早く確実に登録でき
る利点がある。本実施の形態ではSTEMにX線分析装
置9を装着した。これにより、欠陥の組成分析が可能と
なり、X線分析の生データもデータベースに登録するこ
とができた。生データの登録は、後で異なる観点からの
データ評価を行う場合に非常に有効である。また、これ
らの作業をクリンルーム内で短時間に行うことができ
た。
【0041】異物検査装置8で検出された異物につい
て、粒子径が約10μmと比較的大きなものを選択し
た。異物アドレスをFIB装置1に送り、ウエハ内から
異物部を含む試料ブロックを摘出し、試料台に固定し
た。試料台をSTEMに装着し、X線分析を行ったとこ
ろ、異物の組成に鉄,ニッケル,クロムが含まれてお
り、ステンレス粒子であることが判明した。この分析結
果に基づき、前工程で使用しているステンレス可動部品
を発塵しないものに変更し、異物の発生を抑えることが
できた。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ウエハ内の微細な膜厚
を高速に精度良く測定することができるため、半導体プ
ロセスなどのプロセスの安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシステム構成
図。
【図2】本発明によるFIB装置の一例のカラム周辺の
概略構成図。
【図3】図2に示したFIB装置の制御系の構成図。
【図4】ウエハホルダの説明図。
【図5】試料台の説明図。
【図6】サイドエントリー型ホルダの説明図。
【図7】ウエハから試料を分離する手順の説明図。
【図8】アドレス選択画面の模式図。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すシステム構成
図。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示すシステム構
成図。
【符号の説明】
1…FIB装置、2…STEM、3…コンピュータ、4
…データベース、5…イーサネット(通信ケーブル)、
6…トランシーバ、7…高分解能SEM、8…異物検査
装置、9…X線検出器、10…試料台、11…試料ホル
ダ、12…溝、13…刻印、14…試料(分離試料)、
15…デポジション膜、16…薄壁(TEM観察部)、
20…ウエハホルダ、21…ウエハ、22…刻印、51
…集束イオンビーム、53…角穴、54…底穴、55…
切り欠き溝、56…ガスノズル、57…ガス、58…堆
積膜、59…分離試料、100…エミッタ、101…引
出し電極、102…コンデンサレンズ、103…可変ア
パーチャ、104…アライナ・スティグマ、105…ブ
ランカ、106…ブランキングアパーチャ、107…フ
ァラデーカップ、108…デフレクタ、109…対物レ
ンズ、110…試料ステージ、112…検出器、113
…ガス源、114…探針、115…マニピュレータ、2
00…FIBカラム、201…コンピュータ、202…
制御バス、203…高圧電源、204…絞り制御電源、
205…アライナ・スティグマ制御電源、206…ビー
ム電流計測アンプ、207…ブランキング制御電源、2
08…偏向アンプ、209…プリアンプ、210…ステ
ージ制御電源、211…スキャナ、212…画像メモリ
ー、213…排気制御電源、214…ガス制御電源、2
15…マニピュレータ制御電源、300…アドレス選択
画面、301…選択アドレス表示部、302…モード選
択ラジオボタン、303…アドレス選択ボタン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハと試料を固定する試料台とを保持
    して移動できる試料ステージ、ウエハの所望場所に集束
    イオンビームを照射するFIBカラム、探針先端部がビ
    ーム照射点近傍で移動可能なマニピュレータ、及びビー
    ム照射部近傍にデポジションガスを供給するガス供給源
    を備え、ウエハの所望の位置のデバイスあるいはデバイ
    スの一部を集束イオンビーム加工によって試料として取
    り出して前記試料台に固定する機能を有する集束イオン
    ビーム装置と、 試料を固定した前記試料台を保持して移動できる試料ス
    テージ、試料に集束した電子ビームを走査して照射する
    電子光学系、及び試料を透過した電子を検出する検出器
    を備え、前記試料台に固定された試料の所望場所に集束
    した電子ビームを走査し、その透過電子強度に基づいて
    得られる走査顕微鏡像から試料の特徴箇所の長さを測定
    する機能を有する走査型透過電子顕微鏡と、 前記ウエハの試料取り出し位置と該位置から取り出され
    た試料を分析したデータとを対応付けて管理できるデー
    タベースを備えるコンピュータと、 前記集束イオンビーム装置、走査型透過電子顕微鏡及び
    コンピュータ相互を接続するネットワークとを含むこと
    を特徴とするプロセス管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロセス管理システムに
    おいて、前記試料台には識別記号が設けられ、前記識別
    記号を媒介として前記データベース内でウエハ内の試料
    取り出し位置と前記走査型透過電子顕微鏡による試料測
    定によって得られるデータとの対応付けが行われること
    を特徴とするプロセス管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプロセス管理システムに
    おいて、前記走査型透過電子顕微鏡は、測定した前記特
    徴箇所の長さと予め登録した規定値とのズレに関する統
    計的な情報を出力する機能を有することを特徴とするプ
    ロセス管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプロセス管理システムに
    おいて、前記走査型透過電子顕微鏡からネットワークを
    介して前記データベースに登録されるデータに走査型透
    過電子顕微鏡画像が含まれることを特徴とするプロセス
    管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のプロセス管理システムに
    おいて、前記走査型透過電子顕微鏡はX線分析装置を搭
    載し、電子ビーム照射によって発生する特性X線から試
    料の組成情報を得、前記ネットワークを経由して前記デ
    ータベースに試料の組成情報データを登録する機能を有
    することを特徴とするプロセス管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のプロセス管理システムに
    おいて、前記集束イオンビーム装置で取り出された部分
    が含まれるウエハ上のチップに対し、破壊チップにとっ
    て不要な処理を省略するように後工程の制御装置に指令
    することを特徴とするプロセス管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のプロセス管理システムに
    おいて、ウエハ上の異物を検出する異物検査装置を前記
    ネットワークに接続し、前記異物検査装置から供給され
    る異物のアドレス情報を利用して前記集束イオンビーム
    装置によってウエハの所望の位置のデバイスあるいはデ
    バイスの一部の取り出しを行い、前記走査型透過電子顕
    微鏡によって得られた情報を前記データベースに登録す
    ることを特徴とするプロセス管理システム。
  8. 【請求項8】 走査型透過電子顕微鏡の試料ホルダに装
    着可能な試料台とウエハとを保持して移動できる試料ス
    テージと、ウエハの所望場所に集束イオンビームを照射
    するFIBカラムと、探針先端部がビーム照射点近傍で
    移動可能なマニピュレータと、ビーム照射部近傍にデポ
    ジションガスを供給するガス供給源とを備え、 ウエハの所望の位置のデバイスあるいはデバイスの一部
    を集束イオンビーム加工によって取り出して前記試料台
    に固定する機能を有することを特徴とする集束イオンビ
    ーム装置。
JP06851398A 1998-03-18 1998-03-18 プロセス管理システム及び集束イオンビーム装置 Expired - Lifetime JP3383574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06851398A JP3383574B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 プロセス管理システム及び集束イオンビーム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06851398A JP3383574B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 プロセス管理システム及び集束イオンビーム装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11265679A true JPH11265679A (ja) 1999-09-28
JP3383574B2 JP3383574B2 (ja) 2003-03-04

Family

ID=13375884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06851398A Expired - Lifetime JP3383574B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 プロセス管理システム及び集束イオンビーム装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3383574B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002075806A1 (fr) * 2001-03-16 2002-09-26 Hitachi, Ltd. Procede d'inspection d'une plaquette, dispositif a faisceau ionique focalise et dispositif a faisceau electronique de transmission
JP2006506816A (ja) * 2002-11-12 2006-02-23 エフ・イ−・アイ・カンパニー 欠陥分析器
JP2006352170A (ja) * 2006-09-25 2006-12-28 Hitachi Ltd ウエハの検査方法
JP2007066710A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Sii Nanotechnology Inc 荷電粒子ビーム装置
US7200506B2 (en) 2002-06-25 2007-04-03 Hitachi High-Technologies Corporation Method for failure analysis and system for failure analysis
JP2007109560A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Hitachi High-Technologies Corp 集束イオンビーム装置及び集束イオンビーム装置の加工位置設定方法
JP2010507783A (ja) * 2006-10-20 2010-03-11 エフ・イ−・アイ・カンパニー S/temのサンプルを作成する方法およびサンプル構造
US8357913B2 (en) 2006-10-20 2013-01-22 Fei Company Method and apparatus for sample extraction and handling

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002075806A1 (fr) * 2001-03-16 2002-09-26 Hitachi, Ltd. Procede d'inspection d'une plaquette, dispositif a faisceau ionique focalise et dispositif a faisceau electronique de transmission
US7200506B2 (en) 2002-06-25 2007-04-03 Hitachi High-Technologies Corporation Method for failure analysis and system for failure analysis
US7725278B2 (en) 2002-06-25 2010-05-25 Hitachi High-Technologies Corporation Method for failure analysis and system for failure analysis
JP2006506816A (ja) * 2002-11-12 2006-02-23 エフ・イ−・アイ・カンパニー 欠陥分析器
JP2007066710A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Sii Nanotechnology Inc 荷電粒子ビーム装置
JP4695959B2 (ja) * 2005-10-14 2011-06-08 株式会社日立ハイテクノロジーズ 集束イオンビーム装置及び集束イオンビーム装置の加工位置設定方法
JP2007109560A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Hitachi High-Technologies Corp 集束イオンビーム装置及び集束イオンビーム装置の加工位置設定方法
JP2006352170A (ja) * 2006-09-25 2006-12-28 Hitachi Ltd ウエハの検査方法
JP4673278B2 (ja) * 2006-09-25 2011-04-20 株式会社日立製作所 ウエハの検査方法
US8134124B2 (en) 2006-10-20 2012-03-13 Fei Company Method for creating S/tem sample and sample structure
JP2010507783A (ja) * 2006-10-20 2010-03-11 エフ・イ−・アイ・カンパニー S/temのサンプルを作成する方法およびサンプル構造
US8357913B2 (en) 2006-10-20 2013-01-22 Fei Company Method and apparatus for sample extraction and handling
US8455821B2 (en) 2006-10-20 2013-06-04 Fei Company Method for S/TEM sample analysis
US8525137B2 (en) 2006-10-20 2013-09-03 Fei Company Method for creating S/TEM sample and sample structure
US8536525B2 (en) 2006-10-20 2013-09-17 Fei Company Method for creating S/TEM sample and sample structure
US8890064B2 (en) 2006-10-20 2014-11-18 Fei Company Method for S/TEM sample analysis
US8993962B2 (en) 2006-10-20 2015-03-31 Fei Company Method and apparatus for sample extraction and handling
US9275831B2 (en) 2006-10-20 2016-03-01 Fei Company Method for S/TEM sample analysis
US9336985B2 (en) 2006-10-20 2016-05-10 Fei Company Method for creating S/TEM sample and sample structure
US9349570B2 (en) 2006-10-20 2016-05-24 Fei Company Method and apparatus for sample extraction and handling
US9581526B2 (en) 2006-10-20 2017-02-28 Fei Company Method for S/TEM sample analysis

Also Published As

Publication number Publication date
JP3383574B2 (ja) 2003-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2774884B2 (ja) 試料の分離方法及びこの分離方法で得た分離試料の分析方法
JP4307470B2 (ja) 荷電粒子線装置、試料加工方法及び半導体検査装置
JP4923716B2 (ja) 試料分析装置および試料分析方法
US5777327A (en) Pattern shape inspection apparatus for forming specimen image on display apparatus
JP3843637B2 (ja) 試料作製方法および試料作製システム
US6407386B1 (en) System and method for automatic analysis of defect material on semiconductors
JP2001159616A (ja) パターン検査方法及びパターン検査装置
JP4205992B2 (ja) イオンビームによる試料加工方法、イオンビーム加工装置、イオンビーム加工システム、及びそれを用いた電子部品の製造方法
WO2000003413A1 (fr) Procede et dispositif d'observation d'un objet
JPH10213422A (ja) パタ−ン検査装置
WO2012157160A1 (ja) 欠陥レビュー装置
US6566654B1 (en) Inspection of circuit patterns for defects and analysis of defects using a charged particle beam
JPWO2002075806A1 (ja) ウエハの検査方法、集束イオンビーム装置及び透過電子ビーム装置
JP3980948B2 (ja) 不良解析方法及び不良解析システム
JP3383574B2 (ja) プロセス管理システム及び集束イオンビーム装置
JP2013114854A (ja) 試料観察装置及びマーキング方法
JP4090657B2 (ja) プローブ装置
JP3695181B2 (ja) 基板抽出方法及びそれを用いた電子部品製造方法
JP3936873B2 (ja) 欠陥撮像装置及び撮像方法
JP2000268768A (ja) 集束イオンビーム装置
JP2008014899A (ja) 試料作製方法
JP4194529B2 (ja) 電子部品製造プロセスの検査・解析システム及び電子部品製造プロセスの検査・解析方法
JP4729390B2 (ja) 試料作製装置
JP2004170395A (ja) 荷電粒子線装置
JP2004343131A (ja) 試料解析方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101220

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111220

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121220

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131220

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term