JPH11265419A - バーコード印刷における印刷最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 - Google Patents
バーコード印刷における印刷最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体Info
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- JPH11265419A JPH11265419A JP6573498A JP6573498A JPH11265419A JP H11265419 A JPH11265419 A JP H11265419A JP 6573498 A JP6573498 A JP 6573498A JP 6573498 A JP6573498 A JP 6573498A JP H11265419 A JPH11265419 A JP H11265419A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、プリンタの解像度を採取し、プリ
ンタの解像度毎に基本コードパターンを作成する仕組み
を構築することによりバーコードイメージの拡大縮小を
発生させることなく各バーコード規格にあった精度の高
い印刷を実現し、また、印刷結果をスキャナでリード
し、バーコード生成にフィードバックをかける仕組みを
構築することにより、解像度の異なるプリンタや個体差
を吸収し、古くなったプリンタでも精度の高いバーコー
ド印刷を実現することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、バーコード最適化ソフトウェ
ア１３（１３１〜１３９）がプリンタ２の解像度情報を
取得してドットサイズを演算し、規格で定義された各基
本バーコードパターンのイメージを上記ドットサイズを
基に生成し、外部から与えられる住所コード情報から上
記各基本バーコードパターンを合成してバーコード印刷
を行う。また、スキャナ３にて印刷されたバーコードイ
メージを認識し、あらかじめ定義されたバーコード規格
に合うように、バーコード大きさと印字の濃さを調節し
て最適基本コードパターンを生成する。
ンタの解像度毎に基本コードパターンを作成する仕組み
を構築することによりバーコードイメージの拡大縮小を
発生させることなく各バーコード規格にあった精度の高
い印刷を実現し、また、印刷結果をスキャナでリード
し、バーコード生成にフィードバックをかける仕組みを
構築することにより、解像度の異なるプリンタや個体差
を吸収し、古くなったプリンタでも精度の高いバーコー
ド印刷を実現することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、バーコード最適化ソフトウェ
ア１３（１３１〜１３９）がプリンタ２の解像度情報を
取得してドットサイズを演算し、規格で定義された各基
本バーコードパターンのイメージを上記ドットサイズを
基に生成し、外部から与えられる住所コード情報から上
記各基本バーコードパターンを合成してバーコード印刷
を行う。また、スキャナ３にて印刷されたバーコードイ
メージを認識し、あらかじめ定義されたバーコード規格
に合うように、バーコード大きさと印字の濃さを調節し
て最適基本コードパターンを生成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコード印刷に
おける最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログ
ラムされ記録される記録媒体に関する。
おける最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログ
ラムされ記録される記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】小売り店等流通の分野で頻繁に使用され
るバーコードは、印刷の際、通常、専用のプリンタが使
用される。ところが、最近パーソナルコンピュータやＯ
Ａシステムコンピュータの普及により一般のプリンタを
用いて印刷する機会が増えてきた。バーコードを一般の
プリンタを用い印刷する場合、実際にはＪＩＳで規格化
されているＪＡＮ、ＮＷ７、ＣＯＤＥ３９等のような精
度が要求されないバーコード印刷を行っており、適当な
解像度を想定したバーコードパターンを作成し、プリン
タの解像度ならびにバーコード印刷領域の大きさに合わ
せて拡大、縮小を行っている。
るバーコードは、印刷の際、通常、専用のプリンタが使
用される。ところが、最近パーソナルコンピュータやＯ
Ａシステムコンピュータの普及により一般のプリンタを
用いて印刷する機会が増えてきた。バーコードを一般の
プリンタを用い印刷する場合、実際にはＪＩＳで規格化
されているＪＡＮ、ＮＷ７、ＣＯＤＥ３９等のような精
度が要求されないバーコード印刷を行っており、適当な
解像度を想定したバーコードパターンを作成し、プリン
タの解像度ならびにバーコード印刷領域の大きさに合わ
せて拡大、縮小を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、拡
大、縮小を行って印刷を行った場合、ＪＡＮ、ＮＷ７、
ＣＯＤＥ３９のような印字精度を要求されないバーコー
ドの場合に限ってバーコードリーダによる正確な認識が
可能である。しかし、郵便番号の７桁化に伴い導入され
るカスタマバーコード（利用者があらかじめ郵便物に印
刷するバーコードであって、線の太さの誤差が０．１ｍ
ｍ以内に収めることが要求される）のように厳しい規格
を持つシステムにおいて従来のような拡大縮小技術を利
用した印刷では以下に列挙する問題が生じる。
大、縮小を行って印刷を行った場合、ＪＡＮ、ＮＷ７、
ＣＯＤＥ３９のような印字精度を要求されないバーコー
ドの場合に限ってバーコードリーダによる正確な認識が
可能である。しかし、郵便番号の７桁化に伴い導入され
るカスタマバーコード（利用者があらかじめ郵便物に印
刷するバーコードであって、線の太さの誤差が０．１ｍ
ｍ以内に収めることが要求される）のように厳しい規格
を持つシステムにおいて従来のような拡大縮小技術を利
用した印刷では以下に列挙する問題が生じる。
【０００４】（１）バーコードイメージの拡大縮小によ
りドットの間引き、ドットの付加が行われ、精度の悪い
印刷となる。
りドットの間引き、ドットの付加が行われ、精度の悪い
印刷となる。
【０００５】（２）プリンタは様々な解像度を持ち、従
って、使用するプリンタにより印字精度が変る。
って、使用するプリンタにより印字精度が変る。
【０００６】（３）同じ解像度を持つプリンタであって
もその個体差によりドットの大きさに多少のばらつきが
ある。
もその個体差によりドットの大きさに多少のばらつきが
ある。
【０００７】（４）導入時期から時間が経過し、印字が
薄くなったプリンタは、ドットの大きさ、ならびに反射
率（ＰＣＳ）が変化する。
薄くなったプリンタは、ドットの大きさ、ならびに反射
率（ＰＣＳ）が変化する。
【０００８】このため、精度の高い印刷を要求されるバ
ーコード印刷では、市販のプリンタを使用できないこと
になる。
ーコード印刷では、市販のプリンタを使用できないこと
になる。
【０００９】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
プリンタの解像度を採取し、プリンタの解像度毎に基本
コードパターンを作成する仕組みを構築することにより
バーコードイメージの拡大縮小を発生させることなく各
バーコード規格にあった精度の高い印刷を実現し、ま
た、印刷結果をスキャナでリードし、バーコード生成に
フィードバックをかける仕組みを構築することにより、
解像度の異なるプリンタや個体差を吸収し、古くなった
プリンタでも精度の高いバーコード印刷を実現するバー
コード印刷における最適化方法ならびにシステム及び同
方法がプログラムされ記録される記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
プリンタの解像度を採取し、プリンタの解像度毎に基本
コードパターンを作成する仕組みを構築することにより
バーコードイメージの拡大縮小を発生させることなく各
バーコード規格にあった精度の高い印刷を実現し、ま
た、印刷結果をスキャナでリードし、バーコード生成に
フィードバックをかける仕組みを構築することにより、
解像度の異なるプリンタや個体差を吸収し、古くなった
プリンタでも精度の高いバーコード印刷を実現するバー
コード印刷における最適化方法ならびにシステム及び同
方法がプログラムされ記録される記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明のバーコード印刷
における最適化方法は、印刷装置の解像度情報を取得し
てドットサイズを演算し、規格で定義された各基本バー
コードパターンのイメージを上記ドットサイズを基に生
成し、外部から与えられるコード情報から上記各基本バ
ーコードパターンを合成してバーコード印刷を行うこと
を特徴とする。また、印刷内容を認識し、その結果を基
本コードパターの合成に反映させるものであり、印刷さ
れたバーコードイメージを認識し、あらかじめ定義され
たバーコード規格に合うように、バーコード大きさと印
字の濃さを調節して最適基本コードパターンを生成する
ことも特徴とする。
における最適化方法は、印刷装置の解像度情報を取得し
てドットサイズを演算し、規格で定義された各基本バー
コードパターンのイメージを上記ドットサイズを基に生
成し、外部から与えられるコード情報から上記各基本バ
ーコードパターンを合成してバーコード印刷を行うこと
を特徴とする。また、印刷内容を認識し、その結果を基
本コードパターの合成に反映させるものであり、印刷さ
れたバーコードイメージを認識し、あらかじめ定義され
たバーコード規格に合うように、バーコード大きさと印
字の濃さを調節して最適基本コードパターンを生成する
ことも特徴とする。
【００１１】本発明のバーコード印刷における最適化シ
ステムは、印刷装置の解像度情報を取得してドットサイ
ズを演算し、規格で定義された各基本バーコードパター
ンのイメージを上記ドッサイズを基に生成する基本パタ
ーン生成手段と、外部から与えられるコード情報から上
記各基本バーコードパターンを合成してバーコード印刷
を行うバーコード印刷手段とを具備することを特徴とす
る。また、印刷されたバーコードイメージを読み、読み
出した基本バーコードパターンをそのイメージから切り
出すバーコードイメージ認識手段と、切り出されたバー
コードパターンをあらかじめ定義されたバーコード規格
に合うように、バーコード大きさと印字の濃さを調節す
ることにより最適化基本コードパターンを生成する最適
基本コードパターン生成手段とを具備することも特徴と
する。
ステムは、印刷装置の解像度情報を取得してドットサイ
ズを演算し、規格で定義された各基本バーコードパター
ンのイメージを上記ドッサイズを基に生成する基本パタ
ーン生成手段と、外部から与えられるコード情報から上
記各基本バーコードパターンを合成してバーコード印刷
を行うバーコード印刷手段とを具備することを特徴とす
る。また、印刷されたバーコードイメージを読み、読み
出した基本バーコードパターンをそのイメージから切り
出すバーコードイメージ認識手段と、切り出されたバー
コードパターンをあらかじめ定義されたバーコード規格
に合うように、バーコード大きさと印字の濃さを調節す
ることにより最適化基本コードパターンを生成する最適
基本コードパターン生成手段とを具備することも特徴と
する。
【００１２】本発明の記録媒体は、印刷装置の解像度の
差に基づく拡大縮小処理を伴なうことなく規格に従うバ
ーコード印刷を行うバーコード印刷システムにおいて用
いられ、印刷装置の解像度情報を取得するステップと、
その解像度に従うドットサイズを演算するステップと、
規格で定義された各基本バーコードパターンのイメージ
を上記ドッサイズを基に生成するステップと、外部から
与えられる住所コード情報から上記各基本バーコードパ
ターンを合成してバーコード印刷を行うステップとがプ
ログラムされ記録されることを特徴とする。更に、印刷
されたバーコードイメージを認識するステップと、あら
かじめ定義されたバーコード規格に合うように、バーコ
ード大きさと印字の濃さを調節して最適基本コードパタ
ーンを生成するステップがプログラムされ記録されるこ
とも特徴とする。
差に基づく拡大縮小処理を伴なうことなく規格に従うバ
ーコード印刷を行うバーコード印刷システムにおいて用
いられ、印刷装置の解像度情報を取得するステップと、
その解像度に従うドットサイズを演算するステップと、
規格で定義された各基本バーコードパターンのイメージ
を上記ドッサイズを基に生成するステップと、外部から
与えられる住所コード情報から上記各基本バーコードパ
ターンを合成してバーコード印刷を行うステップとがプ
ログラムされ記録されることを特徴とする。更に、印刷
されたバーコードイメージを認識するステップと、あら
かじめ定義されたバーコード規格に合うように、バーコ
ード大きさと印字の濃さを調節して最適基本コードパタ
ーンを生成するステップがプログラムされ記録されるこ
とも特徴とする。
【００１３】このことにより、バーコードイメージの拡
大縮小が発生せず、各バーコード規格に沿った精度の高
い印刷が可能となる。また、プリンタの個体差や印字状
態により多少のドットのばらつきが生じてもプリンタ毎
バーコード印字の調整が可能となるため精度が要求され
るバーコード印字に対しても読取り率の高い結果が得ら
れる。
大縮小が発生せず、各バーコード規格に沿った精度の高
い印刷が可能となる。また、プリンタの個体差や印字状
態により多少のドットのばらつきが生じてもプリンタ毎
バーコード印字の調整が可能となるため精度が要求され
るバーコード印字に対しても読取り率の高い結果が得ら
れる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【００１５】図１は本発明のバーコード印刷における最
適化システムの実施形態を示すブロック図である。図に
おいて、１は後述するプリンタ印刷ソフトウェア１１、
スキャナリードソフトウェア１２、及びバーコード最適
化ソフトウェア１３が収納されるコンピュータ本体、２
はプリンタ、３はスキャナ装置であり、それぞれ、パラ
レルインタフェース４、ＳＣＳＩインタフェース５を介
して接続される。尚、この接続インタフェースは一実施
形態であり、その種類は問わない。
適化システムの実施形態を示すブロック図である。図に
おいて、１は後述するプリンタ印刷ソフトウェア１１、
スキャナリードソフトウェア１２、及びバーコード最適
化ソフトウェア１３が収納されるコンピュータ本体、２
はプリンタ、３はスキャナ装置であり、それぞれ、パラ
レルインタフェース４、ＳＣＳＩインタフェース５を介
して接続される。尚、この接続インタフェースは一実施
形態であり、その種類は問わない。
【００１６】図２は、本発明で使用されるソフトウェア
のうち、本発明がインプリメントされるバーコード最適
化ソフトウェア１３をコンピュータ本体１が持つメモリ
上に展開して示した図である。バーコード最適化ソフト
ウェア１３は、基本パータン作成部１３１、バーコード
作成部１３３、バーコード印刷部１３４、バーコード印
刷イメージ認識部１３５、基本バーコードパターン比較
部１４７、最適基本バーコードパターン作成部１３８で
構成される処理ブロックから成り、基本バーコードパタ
ーン１３２、リードしたバーコードパターン１３６、最
適化基本バーコードパターン１３９がそれぞれメモリ内
の作業領域に一時割り付けられ生成される。基本バーコ
ードパターン１３２、リードしたバーコードパターン１
３６、最適化基本バーコードパターン１３９は、使用さ
れるプリンタ毎、用意される。
のうち、本発明がインプリメントされるバーコード最適
化ソフトウェア１３をコンピュータ本体１が持つメモリ
上に展開して示した図である。バーコード最適化ソフト
ウェア１３は、基本パータン作成部１３１、バーコード
作成部１３３、バーコード印刷部１３４、バーコード印
刷イメージ認識部１３５、基本バーコードパターン比較
部１４７、最適基本バーコードパターン作成部１３８で
構成される処理ブロックから成り、基本バーコードパタ
ーン１３２、リードしたバーコードパターン１３６、最
適化基本バーコードパターン１３９がそれぞれメモリ内
の作業領域に一時割り付けられ生成される。基本バーコ
ードパターン１３２、リードしたバーコードパターン１
３６、最適化基本バーコードパターン１３９は、使用さ
れるプリンタ毎、用意される。
【００１７】図３、図４は本発明がインプリメントされ
るバーコード最適化ソフトウェア１３によるカスタマバ
ーコードの制御につき、その制御手順につき時系列的に
示したフローチャートである。
るバーコード最適化ソフトウェア１３によるカスタマバ
ーコードの制御につき、その制御手順につき時系列的に
示したフローチャートである。
【００１８】以下、図３、図４を参照しながら図１、図
２に示す本発明の一実施形態の動作について詳細に説明
する。まず、基本パターン作成部１３１は、印刷ターゲ
ットであるプリンタ２の解像度情報を取得して、拡大、
縮小を発生させないように、メモリ上にそのプリンタの
解像度に従う基本バーコードパターン１３２を作成す
る。この処理は、図３中、ステップＳ１〜Ｓ５に示す処
理で行われる。ステップＳ３は、解像度情報からプリン
タ２のドットサイズを計算する処理、ステップＳ４は、
バーコード規格で定義された基本バーコードパターンの
イメージをその１ドットの大きさを基に作成する処理で
ある。ここで、カスタマバーコードの基本パターンと
は、図５に示すように、上下にバーを延ばしたロングバ
ー、上方向にのみバーを延ばしたセミロングバー
（上）、下方向にのみバーを延ばしたセミロングバー
（下）、及びタイミングバーの４つの形状のバーを３本
組み合わせて１つのキャラクタを現す４ステイト３バー
のことである。ステップＳ５の処理は、バーコード作成
部１３３によるものであり、ここでは基本バーコードパ
ターンからコード情報に従いバーコードパターンを合成
する処理を行う。
２に示す本発明の一実施形態の動作について詳細に説明
する。まず、基本パターン作成部１３１は、印刷ターゲ
ットであるプリンタ２の解像度情報を取得して、拡大、
縮小を発生させないように、メモリ上にそのプリンタの
解像度に従う基本バーコードパターン１３２を作成す
る。この処理は、図３中、ステップＳ１〜Ｓ５に示す処
理で行われる。ステップＳ３は、解像度情報からプリン
タ２のドットサイズを計算する処理、ステップＳ４は、
バーコード規格で定義された基本バーコードパターンの
イメージをその１ドットの大きさを基に作成する処理で
ある。ここで、カスタマバーコードの基本パターンと
は、図５に示すように、上下にバーを延ばしたロングバ
ー、上方向にのみバーを延ばしたセミロングバー
（上）、下方向にのみバーを延ばしたセミロングバー
（下）、及びタイミングバーの４つの形状のバーを３本
組み合わせて１つのキャラクタを現す４ステイト３バー
のことである。ステップＳ５の処理は、バーコード作成
部１３３によるものであり、ここでは基本バーコードパ
ターンからコード情報に従いバーコードパターンを合成
する処理を行う。
【００１９】バーコード印刷部１３４は、プリンタ印刷
ソフトウェア１１と協動して作成されたバーコードイメ
ージをステップＳ６にてプリンタ２へ印刷する。バーコ
ードイメージ認識部１３５は、スキャナリードソフトウ
ェア１２と協動して印刷した結果であるバーコードイメ
ージをリードし、リードした基本バーコードパターン１
３６をイメージから切り出す。基本バーコードパターン
比較部１３７では、基本バーコードパターン１３２と切
り出されたバーコードパターン１３９との比較を行う。
最適化基本バーコードパターン作成部１３８は、図３に
示すステップＳ８〜Ｓ１２の処理で実現しており、ステ
ップＳ９〜Ｓ１０では、ドッの大きさが規格外の場合に
ドッの間引きあるいは付加のための処理を行う。ステッ
プＳ１１〜Ｓ１２では、反射率ＰＣＳを規格内にするた
めに、印字の濃さを上げるように調節を行う。全てが規
格内であれば、図４に示すバーコード印刷最適化ソフト
ウェア１３による処理は終了する（ステップＳ１３）。
ソフトウェア１１と協動して作成されたバーコードイメ
ージをステップＳ６にてプリンタ２へ印刷する。バーコ
ードイメージ認識部１３５は、スキャナリードソフトウ
ェア１２と協動して印刷した結果であるバーコードイメ
ージをリードし、リードした基本バーコードパターン１
３６をイメージから切り出す。基本バーコードパターン
比較部１３７では、基本バーコードパターン１３２と切
り出されたバーコードパターン１３９との比較を行う。
最適化基本バーコードパターン作成部１３８は、図３に
示すステップＳ８〜Ｓ１２の処理で実現しており、ステ
ップＳ９〜Ｓ１０では、ドッの大きさが規格外の場合に
ドッの間引きあるいは付加のための処理を行う。ステッ
プＳ１１〜Ｓ１２では、反射率ＰＣＳを規格内にするた
めに、印字の濃さを上げるように調節を行う。全てが規
格内であれば、図４に示すバーコード印刷最適化ソフト
ウェア１３による処理は終了する（ステップＳ１３）。
【００２０】この後、ステップＳ１４で示すように、最
適化基本バーコードパターン１３９を基本コードパター
ン１３２へ複写し、以降は上述した手順同様バーコード
作成部１３３によりステップＳ５の処理から再試行され
る。
適化基本バーコードパターン１３９を基本コードパター
ン１３２へ複写し、以降は上述した手順同様バーコード
作成部１３３によりステップＳ５の処理から再試行され
る。
【００２１】以上説明のように本発明は、プリンタの解
像度を採取し、プリンタの解像度毎に基本コードパター
ンを作成する仕組みを構築することによりバーコードイ
メージの拡大縮小を発生させることなく各バーコード規
格にあった精度の高い印刷を実現し、また、印刷結果を
スキャナでリードし、バーコード生成にフィードバック
をかける仕組みを構築することにより、解像度の異なる
プリンタや個体差を吸収し、古くなったプリンタでも精
度の高いバーコード印刷を実現するバーコード印刷にお
ける最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログラ
ムされ記録される記録媒体を提供できる。
像度を採取し、プリンタの解像度毎に基本コードパター
ンを作成する仕組みを構築することによりバーコードイ
メージの拡大縮小を発生させることなく各バーコード規
格にあった精度の高い印刷を実現し、また、印刷結果を
スキャナでリードし、バーコード生成にフィードバック
をかける仕組みを構築することにより、解像度の異なる
プリンタや個体差を吸収し、古くなったプリンタでも精
度の高いバーコード印刷を実現するバーコード印刷にお
ける最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログラ
ムされ記録される記録媒体を提供できる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、プリ
ンタが持つ解像度毎に基本バーコードパターンが用意さ
れるためバーコードイメージの拡大縮小が発生すること
はなく、従って、各バーコード規格に沿った精度の高い
印刷が可能となり、特に、郵便物に対して印字すること
により料金割引を得ることのできるカスタマバーコード
のような厳しい規格にも対応できる。また、プリンタの
個体差や印字状態によってドットの大きさに多少のばら
つきが生じても各プリンタ毎にバーコード印字の調整が
可能となるため、精度の要求されるバーコード印字に対
しても読取り率の高い結果が得られる。
ンタが持つ解像度毎に基本バーコードパターンが用意さ
れるためバーコードイメージの拡大縮小が発生すること
はなく、従って、各バーコード規格に沿った精度の高い
印刷が可能となり、特に、郵便物に対して印字すること
により料金割引を得ることのできるカスタマバーコード
のような厳しい規格にも対応できる。また、プリンタの
個体差や印字状態によってドットの大きさに多少のばら
つきが生じても各プリンタ毎にバーコード印字の調整が
可能となるため、精度の要求されるバーコード印字に対
しても読取り率の高い結果が得られる。
【図１】本発明の一実施形態を示すブロック図。
【図２】本発明にて使用されるソフトウェアをメモリ上
に展開して示した図、
に展開して示した図、
【図３】上記実施形態の処理手順（１）を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図４】上記実施形態の処理手順（２）を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図５】カスタマバーコードを説明するために引用した
図、
図、
１…コンピュータ本体、２…プリンタ、３…スキャナ装
置、４…パラレルインタフェース、５…ＳＣＳＩインタ
フェース、１１…プリンタ印刷ソフトウェア、１２…ス
キャナリードソフトウェア、１３…バーコード最適化ソ
フトウェア、１３１…基本パターン作成部、１３２…基
本バーコードパターン、１３３…バーコード作成部、１
３４…バーコード印刷部、１３５…バーコード印刷イメ
ージ認識部、１３６…リードしたバーコードパターン、
１３７…基本バーコードパターン比較部、１３８…最適
基本バーコードパターン作成部、１３９…最適基本バー
コードパターン。
置、４…パラレルインタフェース、５…ＳＣＳＩインタ
フェース、１１…プリンタ印刷ソフトウェア、１２…ス
キャナリードソフトウェア、１３…バーコード最適化ソ
フトウェア、１３１…基本パターン作成部、１３２…基
本バーコードパターン、１３３…バーコード作成部、１
３４…バーコード印刷部、１３５…バーコード印刷イメ
ージ認識部、１３６…リードしたバーコードパターン、
１３７…基本バーコードパターン比較部、１３８…最適
基本バーコードパターン作成部、１３９…最適基本バー
コードパターン。
Claims (7)
- 【請求項１】 印刷装置の解像度情報を取得してドット
サイズを演算し、規格で定義された各基本バーコードパ
ターンのイメージを上記ドッサイズを基に生成し、外部
から与えられる住所コード情報から上記各基本バーコー
ドパターンを合成してバーコード印刷を行うことを特徴
とするバーコード印刷における印刷最適化方法。 - 【請求項２】 印刷内容を認識し、その結果を基本コー
ドパターンの合成に反映させることを特徴とする請求項
２記載のバーコード印刷における印刷最適化方法。 - 【請求項３】 印刷されたバーコードイメージを認識
し、あらかじめ定義されたバーコード規格に合うよう
に、バーコード大きさと印字の濃さを調節して最適基本
コードパターンを生成することを特徴とする請求項２記
載のバーコード印刷における印刷最適化方法。 - 【請求項４】 印刷装置の解像度情報を取得してドット
サイズを演算し、規格で定義された各基本バーコードパ
ターンのイメージを上記ドットサイズを基に生成する基
本パターン生成手段と、外部から与えられるコード情報
から上記各基本バーコードパターンを合成してバーコー
ド印刷を行うバーコード印刷手段とを具備することを特
徴とするバーコード印刷システム。 - 【請求項５】 印刷されたバーコードイメージを読み、
読み出した基本バーコードパターンをそのイメージから
切り出すバーコードイメージ認識手段と、切り出された
バーコードパターンをあらかじめ定義されたバーコード
規格に合うように、バーコード大きさと印字の濃さを調
節することにより最適化基本コードパターンを生成する
最適基本コードパターン生成手段とを具備することを特
徴とする請求項４記載のバーコード印刷システム。 - 【請求項６】 印刷装置の解像度の差に基づく拡大縮小
処理を伴なうことなく規格に従うバーコード印刷を行う
バーコード印刷システムにおいて用いられ、印刷装置の
解像度情報を取得するステップと、その解像度に従うド
ットサイズを演算するステップと、規格で定義された各
基本バーコードパターンのイメージを上記ドットサイズ
を基に生成するステップと、外部から与えられるコード
情報から上記各基本バーコードパターンを合成してバー
コード印刷を行うステップとがプログラムされ記録され
るコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項７】 印刷されたバーコードイメージを認識す
るステップと、あらかじめ定義されたバーコード規格に
合うように、バーコード大きさと印字の濃さを調節して
最適基本コードパターンを生成するステップとがプログ
ラムされ記録されるコンピュータ読取り可能な請求項６
記載の記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6573498A JPH11265419A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | バーコード印刷における印刷最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6573498A JPH11265419A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | バーコード印刷における印刷最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11265419A true JPH11265419A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13295557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6573498A Pending JPH11265419A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | バーコード印刷における印刷最適化方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11265419A (ja) |
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-
1998
- 1998-03-16 JP JP6573498A patent/JPH11265419A/ja active Pending
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