JPH11265090A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH11265090A
JPH11265090A JP6795798A JP6795798A JPH11265090A JP H11265090 A JPH11265090 A JP H11265090A JP 6795798 A JP6795798 A JP 6795798A JP 6795798 A JP6795798 A JP 6795798A JP H11265090 A JPH11265090 A JP H11265090A
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JP
Japan
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toner
image
waste toner
image forming
forming method
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Application number
JP6795798A
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English (en)
Inventor
Shunji Suzuki
俊次 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6795798A priority Critical patent/JPH11265090A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 トナー補給性、廃トナー検知性及び廃トナー
取り扱い性に優れ、高精細な画像の出力を可能とする画
像形成方法を提供する。 【解決手段】 トナー像を形成する現像工程;転写部材
302によって、転写する転写工程;加熱及び/又は加
圧する定着装置313を用いて定着する定着工程;転写
工程後に静電荷像保持体表面に残存するトナーをクリー
ニングし、廃トナーをスクリュー312bで廃トナー容
器へ搬送する工程;を少なくとも有する画像形成方法に
おいて、該トナーは、少なくとも結着樹脂、磁性材料及
び荷電制御剤を含有しており、現像工程前の該トナーの
23℃,60%RH下での安息角(Φ)が20°乃至6
5°であり、クリーニング工程後の該廃トナーの23
℃,60%RH下での安息角(Ψ)が30°乃至70°
であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法等に用いられる画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては米国特許第
2,297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報及び特公昭43−24748号公報等に記載され
ている如く多数の方法が知られているが、一般には光導
電性物質を利用し、種々の手段により感光体上に電気的
潜像を形成し、次いで該潜像をトナーを用いて現像し、
必要に応じて紙等の転写材にトナー画像を転写した後、
加熱、圧力、加熱加圧或いは溶剤蒸気などにより定着し
複写物を得るものであり、そして感光体上に転写せず残
ったトナーは種々の方法でクリーニングされ、上述の工
程が繰り返される。
【0003】近年このような複写装置は、単なる一般に
いうオリジナル原稿を複写するための事務処理用複写機
というだけでなく、個人向けのパーソナルコピーという
分野で使われ始めた。
【0004】そのため、より小型、よりパーソナル、よ
りエコロジー、そしてより高信頼性が厳しく追及されて
きており、機械は種々な点で顧客満足度の高い要素で構
成されるようになってきている。その結果、複写機開発
においても、よりユーザーフレンドリーな機械設計が求
められ、その中でトナー設計もユーザーの視点で行うこ
とが要求され、トナーの性能向上が達成できなければ、
より優れた機械が成り立たなくなってきている。
【0005】例えば、パーソナルユースの複写機では、
トナーの補給し易さ、廃トナー検知のし易さが求められ
ている。
【0006】従来、トナー補給性を改善するには、主に
補給すべきトナーの入っているトナー容器の改良で行わ
れてきた。即ち、トナー容器と現像機またはトナーホッ
パーとの装着性、装着後の密閉性、補給後の脱着性等を
改良することでトナー補給性が向上して来た。これに対
し、トナーの改良は主に現像性や定着性の向上の為に行
われ、トナーでの補給性の改善検討はトナー容器のそれ
に比べ、少ないのが現状である。
【0007】また、地球環境をも考慮した製品開発が2
1世紀をリードする企業の使命である以上、複写機自身
のリサイクル性、リユース性等の向上はもちろん、廃ト
ナー取り扱い性の向上もトータルでの製品開発を行う上
で重要になってきている。
【0008】従来の廃トナー取り扱いは、複写工程で生
じた廃トナーをクリーナー容器で回収する、または静電
荷像担持体内部へ搬送し・収納する等の方法で行われて
きた。
【0009】これらの方法だと、廃トナーが満杯になる
のを知らせる廃トナー検知に高度な機械的かつ電気的手
段を必要とし、本体コストアップの一因であった。ま
た、廃トナー処理にあたっては、サービスマンによる作
業を必要とするため、トータルとしてのランニングコス
トはサービスマン出動回数に依存するので、場合によっ
てはコスト高の懸念がある。
【0010】また、廃トナーをスクリューで廃トナー容
器に搬送する機構のクリーニング装置も提案されてい
る。この方法ならば、廃トナー回収をユーザーが行える
のでランニングコストを押さえることが可能であるが、
温湿度で変わる廃トナーの粉体特性(帯電性、安息角
等)を考慮して設計されていないため、必ずしも廃トナ
ー検知や廃トナー満杯時の取り扱い性が充分ではなかっ
た。むしろ、低温低湿下では、廃トナーが静電気を帯び
易く、廃トナーの流動性が悪化し、スクリューでトナー
容器内へ搬送された廃トナーは安息角が高く、鋭角であ
るので、廃トナーセンサーに接触あるいは認識された
際、廃トナー容器の容積に対して少ない状態で廃トナー
処理を行う、という不具合が生じる。
【0011】あるいはまた、通常環境で流動性の良いト
ナーを使用した場合、廃トナーの流動性も良好であるた
め、廃トナーの安息角が低い。その結果、廃トナー容器
内の廃トナーの安息角が低く、鈍角であるので、廃トナ
ーが廃トナー容器にほぼ満杯の状態になって初めて廃ト
ナーセンサーが働き、廃トナー処理が困難になる、とい
う不具合が生じる。
【0012】これらの問題点をトナー設計の立場で改善
する試みはほとんどなされておらず、未だ改良の余地が
ある。
【0013】このように機械のパーソナル化に伴う、高
画質、トナー補給性、廃トナー検知性、廃トナー取り扱
い性をも考慮した画像形成方法は未だ不充分であり、多
くの改良すべき点を有している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来技術の問題点を大幅に改良し、トナー補給性を改
善し、高精細な画像の出力を可能とする画像形成方法を
提供することにある。
【0015】更に、本発明の目的は、廃トナーの取り扱
い性について高い性能を示す画像形成方法を提供するこ
とにある。
【0016】更に、本発明の目的は、廃トナーの検知性
について高い性能を示す画像形成方法を提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、前
述の各種問題点を解決し、上述の本発明の目的にかなう
画像形成方法を開発すべく鋭意検討する過程で下記の発
明に至った。
【0018】すなわち、本発明は、 (i)静電荷像保持体表面を帯電部材によって帯電する
帯電工程; (ii)帯電された静電荷像保持体表面に静電荷像を形
成する像形成工程; (iii)静電荷像保持体に形成された静電荷像を、ト
ナーによって現像して、トナー像を形成する現像工程; (iv)静電荷像保持体上のトナー像を転写部材によっ
て、中間転写体を介して又は介さずに転写材に転写する
転写工程; (V)転写材上のトナー像を、加熱及び/又は加圧する
定着装置を用いて定着する定着工程;及び (VI)転写工程後に静電荷像保持体表面に残存するト
ナーをクリーニングし、クリーニングされた廃トナーを
スクリューで廃トナー容器へ搬送する工程;を少なくと
も有する画像形成方法において、該トナーは、少なくと
も結着樹脂、磁性材料、及び荷電制御剤を含有してお
り、現像工程前の該トナーの23℃,60%RH下での
安息角(Φ)が20°乃至65°であり、クリーニング
工程後の該廃トナーの23℃,60%RH下での安息角
(Ψ)が30°乃至70°であることを特徴とする画像
形成方法に関する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明者は、本発明にかかる画像
形成方法が本来の効果を発揮する理由を下記のように考
えている。
【0020】安息角(Φ)を規定することで、トナー容
器のトナーを現像器またはトナーホッパーへ供給する前
後でのトナー飛散を抑制できる。さらに、現像器または
トナーホッパー中のトナー層表面を補給作業だけで平滑
にすることができる。
【0021】一方、安息角(Ψ)を規定することで、廃
トナー容器満杯時の廃トナー取り扱い前後でのトナー飛
散を抑制できる。且つ、廃トナー容器中の廃トナー頂上
を所望の角度に制御でき、廃トナー検知性が向上する。
その結果、廃トナーセンサーが働いた場合、廃トナー容
器中で廃トナーの占める容積割合を所望の割合に制御で
きる。
【0022】故に、本発明の画像形成工程において、安
息角(Φ)と安息角(Ψ)を上記範囲に規定すること
で、トナー補給性、廃トナー取り扱い性、廃トナー検知
性が向上し、顧客満足度の高い画像形成方法を提供する
ことが可能となった。
【0023】更に本発明に関し詳しく説明する。
【0024】本発明に用いることができる帯電、転写工
程では、 (ア)コロナ放電器を用いる静電荷像保持体とは非接触
である方式 (イ)ローラ型、ベルト型、ベルトと電極ブレードの組
み合わせ等、任意の型の接触式等があり、いずれのもの
も用いることができる。
【0025】本発明の静電荷像保持体としては、アモル
ファスシリコン感光体、有機系感光体がある。
【0026】有機系感光体としては、感光層が電荷発生
物質及び電荷輸送性能を有する物質を同一層に含有す
る、いわゆる、単一層型でもよく、電荷輸送層と電荷発
生層を成分とする機能分離型感光体であっても良い。導
電性基体上に電荷発生層、次いで電荷輸送層の順で積層
されている構造の積層型感光体は好ましい例の一つであ
る。
【0027】有機化合物が表面層を形成している場合、
トナー中に含まれるワックスが感光体表面の接点におい
て離型性を発揮するため、転写性,クリーニング性の劣
化や、融着,フィルミングの発生を抑制する。
【0028】本発明に用いられる現像工程には、磁性一
成分現像方法または二成分現像方式を用いることができ
る。特に磁性一成分現像方法が好ましく用いられるの
で、これについて説明する。
【0029】図1において、現像トナー担持体22の略
右半周面はトナー容器21内のトナー溜りに常時接触し
ていて、その現像トナー担持体面近傍のトナーが現像ト
ナー担持体面にトナー担持体内の磁気発生手段23の磁
力で及び/又は静電気力により付着保持される。現像ト
ナー担持体22が回転駆動されると、そのトナー担持体
面の磁性トナー層がドクターブレード24の位置を通過
する過程で各部略均一厚さの薄層磁性トナーT1として
整層化される。磁性トナーの帯電は、主として現像トナ
ー担持体22の回転に伴なうトナー担持体面とその近傍
のトナー溜りの磁性トナーとの摩擦接触によりなされ、
現像トナー担持体22上の上記磁性トナー薄層面は現像
トナー担持体の回転に伴ない潜像保持体1側へ回転し、
潜像保持体1と現像トナー担持体22の最接近部である
現像領域部Aを通過する。この通過過程で現像トナー担
持体22面側の磁性トナー薄層の磁性トナーが潜像保持
体1と現像トナー担持体22間に印加した直流と交流電
圧による直流と交流電界により飛翔し、現像領域部Aの
潜像保持体1面と、現像トナー担持体22面との間(間
隙α)を往復運動する。最終的には現像トナー担持体2
2側の磁性トナーが潜像保持体1面の表面に潜像の電位
パターンに応じて選択的に移行付着してトナー像T2が
順次に形成される。
【0030】現像領域部Aを通過して、磁性トナーが選
択的に消費された現像トナー担持体面はホッパ21のト
ナー溜りへ再回転することにより磁性トナーの再供給を
受け、現像領域部Aへ現像トナー担持体22の磁性トナ
ー薄層T1面が移送され、繰り返し現像工程が行われ
る。
【0031】本発明に用いられるドクターブレードは、
トナー担持体と一定の間隙をおいて配置される金属ブレ
ード、磁性ブレード(例えば、図1に示される24)、
或いはトナー担持体表面に弾性力で当接する弾性ブレー
ドいずれにしても使用可能であるが、本発明には磁性ブ
レードが好ましく用いられる。
【0032】潜像保持体とトナー担持体との間隙αは、
例えば50〜500μmに設定され、ドクターブレード
として、磁性ブレードを用いる場合には、磁性ブレード
とトナー担持体との間隙は、50〜400μmに設定さ
れることが好ましい。
【0033】トナー担持体上の磁性トナー層の層厚は、
潜像保持体とトナー担持体との間隙αよりも薄いことが
最も好ましいが、場合により磁性トナー層を構成する磁
性トナーの多数の穂のうち、一部は潜像保持体に接する
程度に磁性トナー層の層厚を規制してもよい。
【0034】またトナー担持体は、潜像保持体に対し、
100〜200%の周速で回転される。交番バイアス電
圧は、ピークトゥーピークで0.1kV以上、好ましく
は0.2〜3.0kV、更に好ましくは0.3〜2.0
kVで用いるのが良い。交番バイアス周波数は、1.0
〜5.0kHz、好ましくは1.0〜3.0kHz、更
に好ましくは1.5〜3.0kHzで用いられる。交番
バイアス波形は、矩形波、サイン波、のこぎり波、三角
波等の波形が適用できる。また、正、逆の電圧、時間の
異なる非対称交流バイアスも利用できる。また直流バイ
アスを重畳するのも好ましい。
【0035】本発明において、トナー担持体は、金属,
セラミックスなどの材質のものが用いられるが、アルミ
ニウム,SUSなどが、トナーへの帯電性から好まし
い。トナー担持体は引き抜きあるいは切削したままでも
用いられることができるが、トナーの搬送性、摩擦帯電
付与性を制御するため、研磨したり、周方向あるいは長
手方向に粗しを入れたり、ブラスト処理を施したり、コ
ーティングなどが行われる。
【0036】また、本発明においては転写工程後に静電
荷像保持体表面に残存するトナーをクリーニングし、ク
リーニングされた廃トナーをスクリューで廃トナー容器
へ搬送する工程を有することが必要である。
【0037】このクリーニング工程と本発明のトナーを
組み合わせることで、廃トナー取り扱い性が向上し、廃
トナー処理をユーザーが行えるため、廃トナー処理に係
るサービスマン費用を節約でき、トータルとしてのラン
ニングコストを低くすることが可能となり、顧客満足度
が向上する。
【0038】クリーニング方式としては、ブレードクリ
ーニング、マグブラシクリーニング法、ファーブラシク
リーニング法、ローラークリーニング法、及びそれらの
組み合わせを用いることができる。特にブレードクリー
ニングが好ましい。
【0039】ブレードクリーニングはウレタンゴム、シ
リコーンゴム、弾性を有する樹脂をブレードとして、あ
るいは金属等のブレードの先端にチップ状の樹脂を保持
させたものを、感光体の移動方向に対して順方向または
逆方向に当接あるいは圧接させたものとして知られてい
る。好ましくは、ブレードを感光体の移動方向に対して
逆方向に圧接させるのがよい。この時、感光体に対する
ブレードに当接圧は、線圧で20g/cm以上が好まし
く、より好ましくは30〜80g/cmである。
【0040】廃トナースクリューは金属材料、プラスチ
ック材料あるいは複合材料等を用いて加工する。その
際、スクリュー製造方法は、金型によるプレス成形、焼
成による成形あるいは押し出し成形等の既存製法を用い
ても良い。また、スクリューのピッチ長さ、ピッチ数、
山と谷の高さ等は、クリーニング装置状況により任意に
設定できる。
【0041】廃トナー容器は金属材料、プラスチック材
料、紙材料あるいは複合材料等を用いて加工する。加工
方法は、金型によるプレス成形、焼成による成形あるい
は押し出し成形等の既存の方法を用いることができる。
また、廃トナー容器の形状及び容積等はクリーニング装
置状況により任意に設定できる。
【0042】本発明の定着工程には、加圧定着器、加熱
加圧定着器、あるいは固定支持された加熱体と、該加熱
体に対向圧接し且つフィルムを介して該転写材を該加熱
体に密着させる加圧部材とにより、トナーを加熱定着す
る定着手段を用いることができる。
【0043】本発明に用いることができる転写材は、市
販紙、OHT以外に、中間転写ベルトや同ベルト等の中
間転写部材であってもよい。
【0044】次に、本発明の画像形成装置について説明
する。図3は、本発明に用いることのできる画像形成装
置の一例を示したものである。但し、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0045】静電荷像保持体301は有機系感光体から
なり、帯電ローラ306により均一に帯電された後、不
図示のレーザースキャナにより画像信号により変調され
たレーザー光Lが照射され、所望の静電荷像が形成され
る。この静電荷像は、現像器307内部に収容されたト
ナーTにより反転現像され、トナー像として可視化され
る。一方、不図示の給紙手段により給紙された転写材P
は、一対の搬送ローラ308a,308b及び転写入り
口ガイド309a,309bにより転写部位に導かれ、
トナーと逆極性の電圧が印加され、静電荷像保持体とニ
ップを形成する転写ローラ(転写部材)302により、
上記トナー像が転写材P上に転写される。その後、転写
材Pは過剰な転写電流を除電針310により除去された
後、搬送ガイド311により搬送され、定着器313へ
導かれ、転写材P上のトナー像を熱定着する。転写後、
静電荷像保持体表面に残留したトナーは、クリーニング
ブレード312aによってクリーニングされ、クリーニ
ングされたトナーはスクリュー312bによって廃トナ
ー容器(図2の312c)へ搬送され、再び同じ画像形
成プロセスが繰り返される。その際、廃トナー検知手段
312eにより、廃トナー容器内の廃トナーが満杯に近
いか否かを識別し、満杯ならばユーザーに知らせる。
【0046】本発明に用いるトナーは少なくとも結着樹
脂、磁性体及び荷電制御剤を含有しており、現像工程前
の該トナーの23℃,60%RH下での安息角(Φ)が
20°乃至65°であり、クリーニング工程後の該廃ト
ナーの23℃,60%RH下での安息角(Ψ)が30°
乃至70°であるとが必要である。
【0047】安息角(Φ)が20°より小さいと、トナ
ー補給前後でのトナー飛散の抑制が悪化する。65°よ
り大きいと、トナー補給時に現像器あるいはホッパーで
トナー表面が振動を与えないと平滑ならず、トナー補給
性が悪化する。
【0048】安息角(Ψ)が30°より小さいと、満杯
時の廃トナー取り扱い前後でトナー飛散の抑制が悪化す
る。70°より大きいと、廃トナー容器内の廃トナーが
鋭角であるため、廃トナー検知性が悪化する。
【0049】また、本発明においては、現像工程前の該
トナーの23℃,60%RH下での安息角(Φ)と、ク
リーニング工程後の該廃トナーの23℃,60%RH下
での安息角(Ψ)とは、下記条件を満たすのが好まし
い。
【0050】10°≦(Ψ−Φ)≦45°
【0051】Ψ−Φが10°より小さいと、トナー及び
廃トナーは静電気を帯びにくい状態(トリボの低い状
態)にあり、トナー補給及び廃トナー取り扱い時でのト
ナーや廃トナーの飛び散り抑制が悪化し、また転写時の
飛び散り等が起こり、高精細画像を得られなくなる。
【0052】逆に45°より大きいと廃トナーの安息角
が大きくなり、且つトナーの安息角が小さくなることな
ので、結果的に、トナーは静電気を帯びにくいのに対
し、廃トナーは静電気を帯び易い状態にある。これはト
ナー表面の外添剤の遊離分が多い為にトナーはトリボを
持ちにくく、廃トナーは遊離分の外添剤が多いためトリ
ボが高くなるからであり、遊離外添剤が静電荷像保持体
表面を傷つけ、融着、周方向の白抜け等の画像欠陥を生
じ、高精細画像を得られなくなる。
【0053】本発明においてトナー及び廃トナーの安息
角(Φ)、安息角(Ψ)は、以下の方法で求めた。 測定装置:パウダーテスターPT−N型(ホソカワミク
ロン株式会社) 測定方法:パウダーテスターPT−N型に付属する取り
扱い説明書における安息角の測定に準拠する。 (篩の目開き710μm、振動時間180s、振幅2m
m以下)
【0054】但し、試料を23℃,60%RHで一晩放
置した後、23℃,60%RH環境下にある測定装置で
安息角を測定し、5回測定を繰り返して算出平均をとっ
た値をΦまたはΨとした。
【0055】本発明においては、トナーの重量平均径
(D4)X(μm)は、5.0μm乃至12.0μmで
あることが好ましい。
【0056】X(μm)が5.0μm未満の場合は、ト
ナー間の付着力及びトナーと静電荷像保持体との付着力
が大きく、転写不良、中抜け等の問題が生じる。12.
0μmより大きい場合は、静電荷像保持体上の小さな静
電荷像に対してトナーが大きくなるため高画質を達成し
ずらくなる。
【0057】本発明のトナーの粒度分布の測定はコール
ターカウンターTA−IIあるいはコールターマルチサ
イザーII(コールター社製)を用い、電解液は1級塩
化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液を調製する。
電解液としては、例えば、ISOTON−II(コール
ター サイエンティフィックジャパン社製)が使用でき
る。測定法としては、前記電解水溶液100〜150m
l中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベ
ンゼンスルフォン酸塩を0.1〜5ml加え、更に測定
試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は超
音波分散器で約1〜3分間分散処理を行い前記測定装置
によりアパーチャーとして100μmアパーチャーを用
いて、2μm以上のトナーの体積、個数を測定して体積
分布、個数分布とを算出し、本発明に係わるところの体
積分布から求めた重量基準の重量平均径(D4:それぞ
れ各チャンネルの中央値をチャンネル毎の代表値とす
る)を算出した。
【0058】本発明に用いることのできるトナーの結着
樹脂としては、主成分としてビニル系樹脂あるいはポリ
エステル樹脂を用いることができ、特にビニル系樹脂が
好ましい。
【0059】ビニル系樹脂を生成するためのビニル系モ
ノマーとしては、次のようなものが挙げられる。
【0060】例えばスチレン、o−メチルスチレン、m
−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−メトキシ
スチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレ
ン、3,4−ジクロルスチレン、p−エチルスチレン、
2,4−ジメチルスチレン、p−n−ブチルスチレン、
p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチ
レン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチ
レン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチ
レンの如きスチレン及びその誘導体;エチレン、プロピ
レン、ブチレン、イソブチレンの如きエチレン不飽和モ
ノオレフィン類;ブタジエンの如き不飽和ポリエン類;
塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、沸化ビニル
の如きハロゲン化ビニル類;酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル、ベンゾエ酸ビニルの如きビニルエステル酸;メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸
プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソ
ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデ
シル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸
ステアリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメ
チルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル
の如きα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、
アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アク
リル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニルの如きア
クリル酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエ
チルエーテル、ビニルイソブチルエーテルの如きビニル
エーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケト
ン、メチルイソプロペニルケトンの如きビニルケトン
類;N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾール、N
−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンの如きN−
ビニル化合物;ビニルナフタリン類;アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、アクリルアミドの如きアクリ
ル酸もしくはメタクリル酸誘導体;前述のα,β−不飽
和酸のエステル、二塩基酸のジエステル類が挙げられ
る。
【0061】また、マレイン酸、シトラコン酸、イタコ
ン酸、アルケニルコハク酸、フマル酸、メサコン酸の如
き不飽和二塩基酸;マレイン酸無水物、シトラコン酸無
水物、イタコン酸無水物、アルケニルコハク酸無水物の
如き不飽和二塩基酸無水物;マレイン酸メチルハーフエ
ステル、マレイン酸エチルハーフエステル、マレイン酸
ブチルハーフエステル、シトラコン酸メチルハーフエス
テル、シトラコン酸エチルハーフエステル、シトラコン
酸ブチルハーフエステル、イタコン酸メチルハーフエス
テル、アルケニルコハク酸メチルハーフエステル、フマ
ル酸メチルハーフエステル、メサコン酸メチルハーフエ
ステルの如き不飽和二塩基酸のハーフエステル;ジメチ
ルマレイン酸、ジメチルフマル酸の如き不飽和二塩基酸
エステル;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、ケ
イヒ酸の如きα,β−不飽和酸;クロトン酸無水物、ケ
イヒ酸無水物の如きα,β−不飽和酸無水物、該α,β
−不飽和酸と低級脂肪酸との無水物;アルケニルマロン
酸、アルケニルグルタル酸、アルケニルアジピン酸、こ
れらの酸無水物及びこれらのモノエステルなどのカルボ
キシル基を有するモノマーが挙げられる。
【0062】また、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレートなどのアクリル酸又はメタ
クリル酸エステル類;4−(1−ヒドロキシ−1−メチ
ルブチル)スチレン、4−(1−ヒドロキシ−1−メチ
ルヘキシル)スチレン等、ヒドロキシル基を有するモノ
マーが挙げられる。
【0063】また、本発明において、ポリウレタン、エ
ポキシ樹脂、ポリビニルブチラール、ロジン、変性ロジ
ン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族または脂環
族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂等を必要に応じて前
述した結着樹脂に混合して用いることができる。
【0064】本発明に係るトナーには、ワックスを含有
させることも好ましい。ワックスとしては次のものが挙
げられ、これらは単独または複数組み合わせてもよい。
即ち、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレ
ン、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワック
スの如き脂肪族炭化水素系ワックス;酸化ポリエチレン
ワックスの如き脂肪族炭化水素系ワックスの酸化物;そ
れらのブロック共重合物;カルナバワックス、サゾール
ワックス、モンタン酸エステルワックスの如き脂肪酸エ
ステルを主成分とするワックス;脱酸カルナバワックス
の如き脂肪酸エステル類を一部または全部を脱酸化した
ものが挙げられる。さらにパルミチン酸、ステアリン
酸、モンタン酸、あるいは更に長鎖のアルキル基を有す
る長鎖アルキルカルボン酸の如き飽和直鎖脂肪酸;ブラ
ンジン酸、エレオステアリン酸、バリナリン酸の如き不
飽和脂肪酸類;ステアリンアルコール、アラルキルアル
コール、ベヘニルアルコール、カルナウビルアルコー
ル、セリルアルコール、メリシルアルコール、あるいは
更に長鎖のアルキル基を有する長鎖アルキルアルコール
類の如き飽和アルコール;ソルビトールの如き多価アル
コール類;リノール酸アミド、オレイン酸アミド、ラウ
リン酸アミドの如き脂肪酸アミド類;メチレンビスステ
アリン酸アミド、エチレンビスカプリン酸アミド、エチ
レンビスラウリン酸アミド、ヘキサメチレンビスステア
リン酸アミドの如き飽和脂肪酸ビスアミド類、エチレン
ビスオレイン酸アミド、ヘキサメチレンビスオレイン酸
アミド、N,N’−ジオレイルアジピン酸アミド、N,
N’−ジオレイルセバシン酸アミドの如き不飽和脂肪酸
アミド類;m−キシレンビスステアリン酸アミド、N,
N’−ジステアリルイソフタル酸アミドの如き芳香族系
ビスアミド類;ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸カ
ルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウ
ムの如き脂肪酸金属塩(一般に金属石けんといわれてい
るもの);脂肪族炭化水素系ワックスにスチレンやアク
リル酸の如きビニル系モノマーをグラフト化したグラフ
トワックス;ベヘニン酸モノグリセリドの如き脂肪酸と
多価アルコールの部分エステル化物;植物油脂を水素添
加することによって得られるヒドロキシル基を有するメ
チルエステル化合物が挙げられる。
【0065】本発明に用いられるワックスの量は、好ま
しくは結着樹脂100重量部あたり0.1〜20重量
部、より好ましくは0.5〜10重量部が望ましい。上
記範囲外だと、飛び散り、カブリの抑制や耐オフセット
性が悪化し、高精細画像を得られなくなる。
【0066】本発明に係るトナーに用いられる磁性材料
としては、マグネタイト、マグヘマイト、フェライト等
の酸化鉄、及び他の金属酸化物を含む酸化鉄;Fe,C
o,Niのような金属、あるいは、これらの金属とA
l,Co,Cu,Pb,Mg,Ni,Sn,Zn,S
b,Be,Bi,Cd,Ca,Mn,Se,Ti,W,
Vのような金属との合金、およびこれらの混合物等が挙
げられる。
【0067】磁性材料としては、従来、四三酸化鉄(F
34)、三二酸化鉄(γ−Fe23)、酸化鉄亜鉛
(ZnFe24)、酸化鉄イットリウム(Y3Fe
512)、酸化鉄カドミウム(CdFe24)、酸化鉄
ガドリニウム(Gd3Fe512)、酸化鉄銅(CuFe
24)、酸化鉄鉛(PbFe1219)、酸化鉄ニッケル
(NiFe24)、酸化鉄ネオジム(NdFe23)、
酸化鉄バリウム(BaFe1219)、酸化鉄マグネシウ
ム(MgFe24)、酸化鉄マンガン(MnFe
24)、酸化鉄ランタン(LaFeO3)、鉄粉(F
e)、コバルト粉(Co)、ニッケル粉(Ni)等が知
られているが、本発明によれば、上述した磁性材料を単
独で或いは2種以上の組合せで選択使用する。本発明の
目的に特に好適な磁性材料は、四三酸化鉄又はγ−三二
酸化鉄の微粉末である。
【0068】磁性体の平均粒径は0.15μm乃至0.
80μmであることが好ましい。0.15μmより小さ
いとトナー及び廃トナーの安息角が高くなり、トナー補
給性及び廃トナー検知性が悪化する。0.80μmより
大きいと安息角が低くなり、トナー補給性が悪化する。
【0069】結着樹脂100重量部に対して、磁性体1
0〜200重量部、好ましくは20〜150重量部使用
するのが良い。上記範囲外だと、高画質を達成しずらく
なる。
【0070】磁性体の平均粒径は以下の方法で求められ
る。即ち、走査型電子顕微鏡(SEM)及び透過型走査
電子顕微鏡(TEM)の観察で得られ粒径を統計処理し
て求められる。または、コールターカウンターTA−I
Iあるいはコールターマルチサイザー(コールター社
製)のような汎用の粉体粒子径測定機器を用いても良
い。
【0071】本発明に用いられるトナーは、荷電制御剤
を含有することが必要である。荷電制御剤によりトナー
及び廃トナーの安息角を所望の値にすることができ、現
像システムをはじめとする他のシステムに適応した帯電
量の制御が可能になり、高画質が達成される。
【0072】荷電制御剤はトナー粒子に配合(内添)、
またはトナー粒子と混合(外添)して用いることができ
る。
【0073】トナーが正の摩擦帯電性の場合、荷電制御
剤として、ニグロシン及び脂肪酸金属塩等による変性
物;トリブチルベンジルアンモニウム1−ヒドロキシ−
4−ナフトスルフォン酸塩、テトラブチルアンモニウム
テトラフルオロボレート等の四級アンモニウム塩、及び
これらの類似体であるホスホニウム塩等のオニウム塩、
及びこれらのレーキ顔料;トリフェニルメタン染料及び
これらのレーキ顔料(レーキ剤としては、りんタングス
テンモリブデン酸、タンニン酸、ラウリン酸、没食子
酸、フェリシアン酸、フェロシアン化物等);高級脂肪
酸の金属塩;ジブチルスズオキサイド、ジオクチルスズ
オキサイド、ジシクロヘキシルスズオキサイド等のジオ
ルガノスズオキサイド;ジブチルスズボレート等のジオ
ルガノスズボレート類;グアニジン化合物、イミダゾー
ル化合物、アミノアクリル系樹脂が挙げられ、これらを
単独或いは2種類以上組み合わせて用いることができ
る。
【0074】これらの中でも、ニグロシン、脂肪酸金属
塩、トリフェニルメタン化合物、または4級アンモニウ
ム塩、イミダゾール化合物、それらの誘導体、またはそ
れらの混合物が、トナー及び廃トナーの安息角(Φ、
Ψ)を所望の値に制御し、高精細画像を得る上で好まし
く用いられる。
【0075】または、アミノアクリル系樹脂が、トナー
及び廃トナーの安息角(Φ、Ψ)を所望の値に制御でき
るので好ましく用いられる。
【0076】また、トナーが負の摩擦帯電性の場合、荷
電制御剤として、サリチル酸金属塩、アルキルサリチル
酸金属塩、ジアルキルサリチル酸金属塩、ナフトエ酸金
属塩の如き有機金属錯塩;モノアゾ染料の如き染料;モ
ノアゾ染料の金属錯塩の如きモノアゾ染料誘導体を含有
していることが望ましい。
【0077】上記荷電制御剤の含有量はトナーの結着樹
脂100重量部に対し0.1〜5重量部が好ましく、特
に0.2〜3重量部が好ましい。荷電制御剤の割合が過
大の場合にはトナーの流動性が悪化し、トナー及び廃ト
ナーの安息角が大きくなり、所望の値にならず、また、
カブリが生じやすい。一方、過少の場合は十分な帯電量
が得られにくく、トナー及び廃トナーの安息角が小さく
なる。
【0078】また、本発明においてトナーは着色剤を含
有してもよい。着色剤としては、一成分、二成分を問わ
ず、カーボンブラック,チタンホワイトやその他あらゆ
る顔料及び/又は染料を用いることができる。
【0079】尚、着色剤の使用量は結着樹脂100重量
部に対して、0.1〜60重量部、好ましくは0.5〜
50重量部である。
【0080】また、本発明のトナーには、環境安定性、
帯電安定性、現像安定性、流動性、保存性向上のため、
無機微粉体または疎水性無機微粉体が混合されることが
好ましい。例えば、シリカ微粉末、酸化チタン微粉末又
はそれらの疎水化物が挙げられる。それらは、単独ある
いは併用して用いることが好ましい。
【0081】負帯電性シリカ微粉体の場合、例えばジメ
チルシリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイ
ル、α−メチルスチレン変性シリコーンオイル、クロル
フェニルシリコーンオイル、フッ素変性シリコーンオイ
ル等でシリカ微粉体等を表面処理しても良い。
【0082】正帯電性シリカの場合、側鎖に窒素原子を
少なくとも一つ以上有するオルガノ基を有するシリコー
ンオイル、または窒素含有のシランカップリング剤で処
理することが好ましい。
【0083】シリコーンオイル処理の方法は、例えばシ
ランカップリング剤で処理されたシリカ微粉体とシリコ
ーンオイルとをヘンシェルミキサー等の混合機を用いて
直接混合しても良い。あるいは適当な溶剤にシリコーン
オイルを溶解あるいは分散せしめた後、ベースのシリカ
微粉体とを混合し、溶剤を除去して作製しても良い。
【0084】上記シリカ微粉体のうちでBET法で測定
した窒素吸着による比表面積が30m2/g以上(特に
50〜400m2/g)の範囲のものが好ましく用いら
れる。
【0085】本発明のトナーには、必要に応じてシリカ
微粉体又は酸化チタン微粉体以外の外部添加剤を添加し
てもよい。例えば、テフロン、ステアリン酸亜鉛、ポリ
フッ化ビニリデンの如き滑剤、中でもポリフッ化ビニリ
デンが好ましい。或いは、酸化セリウム、炭化ケイ素、
チタン酸ストロンチウム等の研磨剤、中でもチタン酸ス
トロンチウムが好ましい。或いは、例えば酸化チタン、
酸化アルミニウム等の流動性付与剤、中でも特に疎水性
のものが好ましい。ケーキング防止剤、或いは、例えば
カーボンブラック、酸化亜鉛、酸化アンチモン、酸化ス
ズ等の導電性付与剤、または逆極性の白色微粒子及び黒
色微粒子を現像性向上剤として少量用いることもでき
る。
【0086】トナーと混合される樹脂微粒子または無機
微粉体または疎水性無機微粉体は、トナー100重量部
に対して0.1〜5重量部(好ましくは、0.1〜3重
量部)使用するのが良い。
【0087】また、本発明で用いるトナーがキャリアを
併用する磁性トナーである場合、使用できるキャリアと
して、例えば鉄粉、フェライト粉、マグネタイト粉、ガ
ラスビーズ等のノンコートキャリアやスチレン−アクリ
ルレジン、シリコーンレジン、フッ素変性アクリルレジ
ン等をコーティングしたキャリア又は造粒キャリア等を
使用することができる。
【0088】この場合、トナー10重量部に対して、キ
ャリア10〜1000重量部(好ましくは30〜500
重量部)使用するのがよい。キャリアの粒径としては、
4〜100μm(好ましくは10〜80μm、更に好ま
しくは20〜60μm)のものが本発明のトナーとのマ
ッチングにおいて好ましく用いられる。
【0089】本発明のトナーは、例えば、カプセル化
法、重合法、粉砕法等の粉体製造方法で所望のトナーを
製造することができる。
【0090】特に、本発明においては、トナー構成材料
をボールミルの如き混合機により充分混合してから加熱
ロール、ニーダー、エクストルーダーの如き熱混練機を
用いて溶融、捏和及び練肉し、冷却固化後粉砕及び厳密
な分級を行うことによりトナーを製造する方法(粉砕
法)が好ましく用いられる。
【0091】
【実施例】以上本発明の基本的な構成と特色について述
べたが、以下実施例にもとづいて具体的に本発明につい
て説明する。しかしながら、これによって本発明の実施
の態様がなんら限定されるものではない。実施例中の部
数は重量部である。
【0092】 [実施例1] ・スチレン/アクリル酸n−ブチル共重合体 100部 [モノマー比=80:20] ・磁性酸化鉄粒子(粒子径0.28μm) 80部 ・ワックス(ポリプロピレン) 4部 ・荷電制御剤(コピーブルー) 2部
【0093】上記混合物を150℃に加熱された二軸エ
クストルーダーで溶融混練し、冷却した混練物をハンマ
ーミルで粗粉砕し、粗粉砕物をジェットミルで微粉砕
し、得られた微粉砕を固定壁型風力分級機で分級して分
級紛を生成した。さらに、得られた分級紛をコアンダ効
果を利用した多分割分級装置(日鉄鉱業社製エルボジェ
ット分級機)で超微紛及び粗紛を同時に厳密に分級除去
して重量平均径(D4)8.0μmの正帯電性磁性トナ
ーを得た。この磁性トナー100部に対して、ポジ用シ
リカ微粒子0.8部をヘンシェルミキサーにて外添し
て、表1に示す正帯電性磁性トナー(トナー1)を得
た。
【0094】次に、この調製されたトナーを以下に示す
ような方法によって評価した。
【0095】電子写真装置としては、キヤノン製デジタ
ル複写機GP215のクリーナー装置を、スクリュー及
び廃トナー容器を有するクリーナー装置に変更し、更に
ポジトナー用に改造を実施した概略図3の複写機を用い
た。
【0096】ここで、デジタル複写機においては、直径
30mmのアルミニウム製シリンダー上に、アモルファ
スシリコンによる感光層を有する静電荷像保持体に、帯
電ローラによって610Vに帯電し、レーザー光により
イメージスキャニングによりデジタル潜像を形成し、現
像スリーブにより摩擦帯電された正帯電性磁性トナーで
反転現像してトナー像を得た。
【0097】現像スリーブには、直流バイアス225V
及び交流バイアスVPP1300V(周波数2400H
z)を印加した。
【0098】静電荷像保持体上のトナー像を、−1.3
kVを印加した転写ローラによって普通紙上に静電転写
を行った。
【0099】転写後の普通紙は、除電後静電荷像保持体
から分離し、普通紙上のトナーを像を加熱加圧ロール定
着器により定着した。
【0100】ここで、加熱加圧ロール定着に用いる定着
ローラ(図3中313a)としては、アルミニウムの芯
金の上にPTFE層を25μmの厚さでコートしたもの
を用い(φ30mm)、加圧ローラ(図3中313b)
としてはSUSの芯金の上にシリコーンゴム層30μm
を設けたものを用いた(φ27mm)。更に、定着ロー
ラは、700Vの直流バイアス(図3中313e)を印
加し、加圧ローラの電位はアースに落とした。
【0101】トナーを補給しながら高温高湿環境下(3
2.5℃,90RH%)または低温低湿環境下(10.
0℃,15RH%)で連続6万枚にわたりプリントアウ
ト試験を行い、得られた画像について下記の評価基準
(1)〜(6)に従って評価した。評価結果を表2に示
した。
【0102】後述する他の実施例及び比較例においても
同様に評価を行い、評価結果を表3に示した。
【0103】(1)画像濃度 通常の複写用普通紙(75g/m2)に6万枚プリント
アウト終了時の画像濃度維持により評価した。尚、画像
濃度は「マクベス反射濃度計」(マクベス社製)を用い
て、原稿濃度が0.00白地部分のプリントアウト画像
に対する相対濃度を測定した。
【0104】(2)カブリ リフレクトメータ(東京電色(株)製)により測定した
転写紙の白色度と、ベタ白をプリント後の転写紙の白色
度との比較からカブリを算出した。
【0105】(3)画像品位(シャープ性) 約2mm角の「電」の文字をプリントアウトし、光学顕
微鏡観察により「電」の文字周辺のトナー飛散等の文字
のシャープ性のレベルを評価した。 ○:文字周辺のトナー飛散がほとんどなく、シャープで
ある。 △:トナー飛散がやや多い ×:トナー飛散が多い
【0106】(4)トナー補給性 トナー容器からトナー現像器またはホッパーへ供給した
際、トナー飛散の程度を目視で総合的に判断し、評価し
た。 ○:補給前後でのトナー飛散がほとんどない △:補給前後でのトナー飛散が少しある ×:補給前後でトナー飛散が著しい
【0107】(5)廃トナー検知性 低温低湿度または高温高湿度下で耐久した時の廃トナー
量が、廃トナー容器の容積に占める割合で廃トナー検知
性を評価した。 ○:80%〜90% △:65%〜80% ×:65%より少ない場合
【0108】(6)廃トナー取り扱い性 廃トナー検知時点で廃トナー容器を複写機から取り外し
た際、トナー飛散の程度を目視で総合的に判断し、評価
した。 ○:廃トナー容器から廃トナーがほとんど飛散しない △:廃トナー容器から廃トナーが少し飛散する ×:廃トナー容器から廃トナーが著しく飛散する。
【0109】[実施例2〜5及び8]磁性酸化鉄(平均
粒径)、荷電制御剤、ワックス、外添剤等及び重量平均
径を変えた以外は実施例1と同様の方法により、表1に
示したトナー2〜5及び8を得た。
【0110】得られたトナーを実施例1と同様に評価し
た。結果を表2に示す。
【0111】 [実施例6] ・ポリエステル樹脂 100部 ・磁性酸化鉄粒子(粒子径0.35μm) 100部 ・ワックス(ポリプロピレン) 4部 ・荷電制御剤(S−34) 2部
【0112】上記材料を実施例1のトナー製造方法と同
様にして、重量平均径(D4)4.6μmの負帯電性ト
ナーを得た。
【0113】上記トナー100部とシリカ2.0部を加
えて、ヘンシェルミキサーで混合して表1に示した負帯
電性トナー6を得た。
【0114】得られたトナーを実施例1と同様に評価
し、結果を表2に示す。
【0115】但し、評価の際、電子写真装置としては、
スクリュー、廃トナー容器を有するクリーナー装置に変
更したキヤノン製デジタル複写機GP215を用いた。
【0116】[実施例7]磁性酸化鉄(平均粒径)、荷
電制御剤、ワックス、外添剤等及び重量平均径を変えた
以外は実施例6と同様の方法により、表1に示したトナ
ー7を得た。
【0117】得られたトナーを実施例1と同様に評価
し、結果を表2に示す。
【0118】[実施例9]結着樹脂をポリエステルから
スチレン−ブチルアクリレート−マレイン酸モノブチル
共重合体[モノマー比75:10:5]に変え、かつ磁
性酸化鉄(平均粒径)、ワックス、外添剤等及び重量平
均径を変えた以外は実施例6と同様の方法により、表1
に示したトナー9を得た。
【0119】得られたトナーを実施例1と同様に評価
し、結果を表2に示す。
【0120】[比較例1〜2]磁性酸化鉄、荷電制御
剤、ワックス、外添剤等及び重量平均径を変えた以外は
実施例1と同様の方法により、表1に示したトナー10
〜11を得た。
【0121】得られたトナーを実施例1と同様に評価
し、結果を表2に示す。
【0122】[比較例3〜4]磁性酸化鉄、ワックス、
外添剤等及び重量平均径を変えた以外は実施例9と同様
の方法により、表1に示したトナー12〜13を得た。
【0123】得られたトナーを実施例1と同様に評価
し、結果を表2に示す。
【0124】
【表1】
【0125】
【表2】
【0126】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明による磁
性トナーを用いることにより、トナー補給性、廃トナー
取り扱い性及び廃トナー検知性に優れ、高精細な画像の
出力を可能にする画像形成方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁性一成分現像方法に用いられる現像
工程の概略的説明図である。
【図2】スクリュー及び廃トナー容器を有するクリーニ
ング工程の概略的説明図である。
【図3】本発明に好適な画像形成装置の概略的説明図で
ある。
【符号の説明】
1 潜像担持体 2 現像装置 21 ホッパ 22 トナー担持体 23 磁気発生手段 24 ドクターブレード 25 撹拌部材 A 現像領域 α 潜像保持体とトナー担持体の間隙 T トナー T1 トナー薄層 T2 トナー像 S0、S1 バイアス印加手段 301 潜像担持体 302 転写ローラ 302a 転写ローラの芯金 302b 転写ローラの導電性弾性層 303 定電圧電源 304 定電流電源 305 切り替え制御手段 306 一次帯電ローラー 307 現像器 308a,308b 搬送ローラ 309a,309b 転写入り口ガイド 310 除電針 311 搬送ガイド 312 クリーナー 312a クリーニングブレード 312b スクリュー 312c 廃トナー容器 312d 廃トナー 313 定着器 313a 定着ローラ 313b 加圧ローラ 313c 定着ローラの加熱部材 313d 定着ローラ表面温度検知素子 313e 定着ローラバイアス印加電源 313f 定着分離爪 L レーザー光 P 転写材
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/20 111 G03G 9/08 351 21/10 21/00 326

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)静電荷像保持体表面を帯電部材に
    よって帯電する帯電工程; (ii)帯電された静電荷像保持体表面に静電荷像を形
    成する像形成工程; (iii)静電荷像保持体に形成された静電荷像を、ト
    ナーによって現像して、トナー像を形成する現像工程; (iv)静電荷像保持体上のトナー像を転写部材によっ
    て、中間転写体を介して又は介さずに転写材に転写する
    転写工程; (V)転写材上のトナー像を、加熱及び/又は加圧する
    定着装置を用いて定着する定着工程;及び (VI)転写工程後に静電荷像保持体表面に残存するト
    ナーをクリーニングし、クリーニングされた廃トナーを
    スクリューで廃トナー容器へ搬送する工程;を少なくと
    も有する画像形成方法において、 該トナーは、少なくとも結着樹脂、磁性材料、及び荷電
    制御剤を含有しており、 現像工程前の該トナーの23℃,60%RH下での安息
    角(Φ)が20°乃至65°であり、クリーニング工程
    後の該廃トナーの23℃,60%RH下での安息角
    (Ψ)が30°乃至70°であることを特徴とする画像
    形成方法。
  2. 【請求項2】 現像工程前の該トナーの23℃,60%
    RH下での安息角(Φ)と、クリーニング工程後の該廃
    トナーの23℃,60%RH下での安息角(Ψ)とは、
    下記条件 10≦(Ψ−Φ)≦45 (1) を満たすことを特徴とする請求項1に記載の画像形成方
    法。
  3. 【請求項3】 該トナーは、正帯電性を有していること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 該トナーは、正荷電制御剤を含有するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 該正荷電制御剤は、ニグロシン、脂肪酸
    金属塩、トリフェニルメタン化合物、または4級アンモ
    ニウム塩、イミダゾール化合物、それらの誘導体、また
    はそれらの混合物を含むことを特徴とする請求項4に記
    載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 該正荷電制御剤は、アミノアクリル系樹
    脂を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像形成方
    法。
  7. 【請求項7】 該トナーは、重量平均径(D4)が5.
    0乃至12.0μmであることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 該トナーは、平均径が0.15μm乃至
    0.80μmの磁性体を、結着樹脂100重量部に対し
    て50乃至180重量部を含有していることを特徴とす
    る請求項1乃至7のいずれかに記載の画像形成方法。
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