JPH1126508A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1126508A
JPH1126508A JP17445797A JP17445797A JPH1126508A JP H1126508 A JPH1126508 A JP H1126508A JP 17445797 A JP17445797 A JP 17445797A JP 17445797 A JP17445797 A JP 17445797A JP H1126508 A JPH1126508 A JP H1126508A
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insulator
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストを低減することができると共に高
い動作信頼性を有する半導体装置を提供する。 【解決手段】 絶縁体2の裏面に設けられた半導体チッ
プ搭載部2aとその周辺に形成された複数のバンプ3a
とこれに付随する導体回路パターン3bとを有したイン
ターポーザー1を具備している。そして、半導体チップ
6がインターポーザー1の半導体チップ搭載部2aに固
着され、半導体チップ6の電極パッド6aと導体回路パ
ターン3bとが金属細線8で接続され、封止樹脂9で被
覆されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体チップ搭
載用インターポーザーを有する半導体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のQFPタイプの半導体装置の構造
を図13を参照して説明する。同図の(a)に示すQF
Pタイプの半導体装置30は、半導体装置としては最も
一般的なものである。具体的には、同図の(b)に示す
ように、半導体チップ6がダイボンド材7によりリード
フレームの一部を成しているダイパッド23上に接着さ
れている。そして、半導体チップ6上の電極パッド(図
示省略)と、同じくリードフレームの一部を成している
インナーリード24とが金等から成るボンディングワイ
ヤー8で接続されている。そして、それら全体が封止樹
脂25によりトランスファーモールド成形され、封止樹
脂25の周囲に入出力用のアウターリード26が設けら
れている。
【0003】また、BGAタイプの半導体装置を図14
を参照して説明する。このタイプの半導体装置40は、
半導体チップ6の入出力端子数の増大に対応してパッケ
ージ外部端子のピッチを緩和する構造として近年提案さ
れたものである。具体的には、表裏両面に導体回路パタ
ーン(図示省略)が形成され、それらがスルーホールに
より電気的に接続された樹脂基板27を用いている。す
なわち、同図(b)に示すように、樹脂基板27の所定
の位置に半導体チップ6がダイボンド材7により接着さ
れ、半導体チップ6上の電極パッドと樹脂基板27上の
導体回路パターン(図示省略)とが金等からなるボンデ
ィングワイヤー8で接続されている。そして、それら半
導体チップ6,ボンディングワイヤー8,導体回路パタ
ーンが、封止樹脂25によりトランスファーモールド成
形され、入出力の外部端子としてハンダボール28が樹
脂基板27裏面に設けられている。これらの外部端子2
8は、同図(a)の裏面図に示すように、樹脂基板27
面に2次元のアレイ状に配置されているので、周囲に配
置されるQFP等の半導体装置よりも端子ピッチを広げ
ることができる。
【0004】次に、従来のフィルムキャリヤを用いた半
導体装置の構造と製造方法を、BGAタイプを例にし
て、図15及び図16を参照して説明する。一素子単位
のフィルムキャリヤの製造方法は、図15の(a)及び
(b)に示すように、絶縁体2と導電体3から成る2層
基材の導電体3部にエッチングにより導体回路パターン
3bを形成する。そして、図15の(c)に示すよう
に、外部電極に相当する部分の絶縁体2をやはりエッチ
ングにより除去して、外部電極部2bを形成し、しかる
後、図15の(d)に示すように、半導体チップを搭載
する部分の導体回路パターン3b部に絶縁膜29を塗布
する。これらの工程により所望のフィルムキャリヤ(半
導体チップ搭載用インターポーザー)50が得られる。
また、このフィルムキャリヤ50を用いた半導体装置の
製造方法は、図16の(a)に示すように、フィルムキ
ャリヤ50の絶縁膜29上に半導体チップ6をダイボン
ド材7により接着し、図16の(b)に示すように、そ
の半導体チップ6の電極パッド6aと導体回路パターン
3b上のボンド部とを、加熱されたヒートコラム上にて
金等のボンディングワイヤー8で結線する。しかる後、
図16の(c)に示すように、それをモールド金型に装
着して、モールド金型のゲートより溶融したモールド樹
脂25を注入し、半導体チップ6,ボンディングワイヤ
ー8,導体回路パターン3b上のボンド部を封止する。
そして、図16の(d)に示すように、フィルムキャリ
ヤ50裏面の外部電極部2bに複数のハンダボール電極
31を形成し、専用の外形カット金型に装着して、所定
の位置にて当該フィルムをカットして半導体装置60を
完成させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体装置では次のような問題があった。図13に
示したQFPタイプの半導体装置30では、入出力端子
数の増大に伴って、半導体装置30周囲のアウターリー
ド26の数が増えていくことから、半導体装置30のサ
イズが大きくなり、実装面積が増大し、配線長も長くな
るため、電気的な特性が劣化してしまうという問題点が
あった。また、図14に示したBGAタイプの半導体装
置40では、樹脂基板27の表裏面の間の電気的な接続
を取る必要があるため、微細なスルーホールを形成し、
そこにメッキをする等といった工程が入り、技術的な困
難さに加えて、半導体チップ搭載用インターポーザーの
コストアップ、ひいてはパッケージのコストアップにつ
ながるという問題点があった。また、このBGAタイプ
の半導体装置40において、ハンダボール28を外部電
極とする場合には、ハンダが比較的軟らかい金属である
ために、最終測定工程やバーンイン工程において、ソケ
ットによりハンダボール28が変形し易く、回路基板に
実装したときに、ハンダ付け不良を引き起こすという問
題点もあった。さらに、ハンダボール28を外部電極と
して持つタイプを回路基板に実装した後、冷熱サイクル
試験に投入した場合、比較的早くまたは短いサイクルに
て、ハンダと半導体チップ搭載用インターポーザーの界
面やハンダ内部でクラックが生じ、接触不良を引き起こ
すという問題点もあった。
【0006】この発明は上述した課題を解決するために
なされたもので、製造コストを低減することができると
共に高い動作信頼性を有する半導体装置及び半導体チッ
プ搭載用インターポーザーを提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、シート状若しくはテープ状の絶縁体
と、この絶縁体の裏面に設けられた導電体とを有した半
導体チップ搭載用インターポーザーとを具備する半導体
装置において、半導体チップを搭載するための半導体チ
ップ搭載部を半導体チップ搭載用インターポーザーの絶
縁体の裏面に設けると共に、導電体のエッチングにより
形成した外部端子としての複数の凸部床の外部端子に付
随する導体回路パターンとを、半導体チップ搭載部の周
辺に設け、半導体チップを半導体チップ搭載用インター
ポーザーの半導体チップ搭載部に固着すると共に、この
半導体チップの電極パッドと導体回路パターンとを金属
細線で接続し、半導体チップを樹脂封止した構成として
ある。かかる構成により、半導体チップ搭載用インター
ポーザーは、片面のみの加工で得られるため、工程が簡
素化される。また、外部端子は、導体回路パターンと一
体化した導電体で形成されているため、冷熱の温度変化
に対する耐性が強化される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、この発明の第1の実施形態
に係る半導体装置を示す断面図である。この半導体装置
10は、BGAタイプの装置であり、半導体チップ搭載
用の半導体チップ搭載用インターポーザー1(以下単に
「インターポーザー1」という)の裏面に半導体チップ
6が搭載され、半導体チップ6が封止樹脂9で被覆され
た構造となっている。具体的には、インターポーザー1
は、矩形状の絶縁体2と、絶縁体2の半導体チップ搭載
部2aの周囲に設けられ且つNi/Au等のメッキ4が
施された複数の凸部3a(以下、「バンプ3a」とい
う)とを具備している。バンプ3aは、導電体であり、
その基部内側には、導体回路パターン3bが設けられて
いる。半導体チップ6は、このような絶縁体2の半導体
チップ搭載部2aにダイボンド材7を介して接着されて
おり、その電極パッド6aが金属細線である金ワイヤー
8を介して導体回路パターン3bに接続されている。
【0009】次に、上記構成の半導体装置10の製造方
法について説明する。図2は、インターポーザー1の製
造工程図であり、図3はその裏面図であり、図4は半導
体装置の製造工程図である。まず、インターポーザー1
を製造する。すなわち、図2の(a)及び(b)に示す
ように、絶縁体2と導電体3からなる2層基材の導電体
3部にハーフエッチングにより外部端子となる複数のバ
ンプ3aを形成する。そして、図2の(c)に示すよう
に、ハーフエッチングにより薄くなった部分に、やはり
エッチングで、バンプ3aに付随する導体回路パターン
3bと、半導体チップを搭載する半導体チップ搭載部2
aを形成する。しかる後、図2の(d)に示すように、
バンプ3a及び導体回路パターン3bにNi/Au等の
メッキ4を施す。これにより、図3にも示すような所望
のインターポーザー1が得られる。なお、同図のインタ
ーポーザー1は、1素子単位のインターポーザーであっ
て、外部端子(バンプ)3aが40個の一列配置になっ
ている。なお、符号35は、半導体チップの搭載可能な
領域を示している。
【0010】そして、上記のように製造したインターポ
ーザー1に半導体チップ6を装着して半導体装置10を
製造する。すなわち、図4の(a)に示すように、イン
ターポーザー1の半導体チップ搭載部2aに半導体チッ
プ6をダイボンド材7により接着した後、図4の(b)
に示すように、その半導体チップ6の電極パッド6aと
導体回路パターン3b上のボンド部とを加熱されたヒー
トコラム上にて金ワイヤー8で結線する。次に、図4の
(c)に示すように、液状の封止樹脂9を滴下して硬化
させることにより、半導体チップ6,ワイヤー8,導体
回路パターン3b上のボンド部を封止し、図4の(d)
に示すように、カット金型等によって絶縁体2の外形を
切断することにより、半導体装置10の最終形態を得
る。
【0011】(第2の実施形態)図5は、この発明の第
2の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。こ
の実施形態の半導体装置12もBGAタイプの装置であ
るが、インターポーザー11に放熱機能を持たせた点が
上記第1の実施形態と異なる。すなわち、インターポー
ザー11において、メッキ4が施された金属板である導
電体31が絶縁体2の表面に施され、絶縁体2の半導体
チップ6搭載部分に、半導体チップ搭載用の孔2cが穿
設されている。そして、孔2c内で露出した導電体31
の導電体面31cに、半導体チップ6がダイボンド材7
を介して接着され、半導体チップ6,金ワイヤー8,導
体回路パターン3bが封止樹脂9で被覆されて、半導体
装置12が構成されている。その他の構成は上記第1の
実施形態の半導体装置10と同様であるので、その記載
は省略する。
【0012】次に、上記構成の半導体装置12の製造方
法について説明する。図6は、インターポーザー11の
製造工程図であり、図7は半導体装置12の製造工程図
である。まず、図6の(a)及び(b)に示すように、
導電体31と導電体3とこれら2層に挟持された絶縁体
2とから成る3層基材において、導電体3にハーフエッ
チングにより複数のバンプ3aを形成する。そして、図
6の(c)に示すように、導電体3の薄くなった部分に
やはりエッチングで導体回路パターン3bと半導体チッ
プ搭載部2aを形成する。しかる後、図6の(d)に示
すように、半導体チップ搭載部2aに対応する絶縁体の
部分を除去して、導電体面31cが露出するような孔2
cを形成する。最後に、図6に(e)に示すように、バ
ンプ3aとプレート状の導電体31にNi/Au等のメ
ッキ4を施すことにより所望のインターポーザー11を
得る。
【0013】そして、上記のようにして製造したインタ
ーポーザー11に半導体チップ6を装着して半導体装置
12を製造する。すなわち、図7の(a)に示すよう
に、イーターポーザー11の半導体チップ搭載用の孔2
cに半導体チップ6を挿入して、プレート状に残した導
電体面31cに半導体チップ6をダイボンド材7により
接着し、その半導体チップ6の電極パッド6aと導体回
路パターン3b上のボンド部とを加熱されたヒートコラ
ム上にて金ワイヤー8で結線する。次に、図7の(b)
に示すように、液状の封止樹脂9を滴下して硬化させる
ことにより、半導体チップ6,金ワイヤー8,導体回路
パターン3b上のボンド部を封止する。最後に、図7の
(c)に示すように、カット金型等によって導電体31
と絶縁体2の外形を切断することにより、半導体装置1
2の最終形態を得る。
【0014】この実施形態の半導体装置12は、プレー
ト状の導電体31部を放熱板と見なすことにより、半導
体チップ6をその放熱板上に直接固着しているので、放
熱特性に優れたものとなる。さらに、より一層の放熱性
を得ようとする場合には、図8に示すように、放熱板で
ある導電体31上に放熱フィン20等をダイボンド材7
等により取り付けることで達成することができる。
【0015】(第3の実施形態)図9は、この発明の第
3の実施形態に係る半導体装置の要部を示す平面図であ
る。図9に示すように、この実施形態に係る半導体装置
のインターポーザー13は、上記第1及び第2の実施形
態のインターポーザー1,11の構成と略同様であり、
異なっている点は、外部端子(バンプ)3aを2列に配
置している点である。なお、同図において、符号36
は、半導体チップ搭載可能な領域である。このような構
成により、上記インターポーザー1等の製造工程と同様
の工程で、図9に示すような2列に配列された外部端子
3aを持つインターポーザー13を得ることができる。
また、このインターポーザー13を用いた半導体装置に
ついては、第1及び第2の実施形態と同様の工程を経て
組み立てることにより、2列に配列された外部端子3a
を持つ半導体装置を得ることができる。
【0016】この実施形態にて得られる半導体装置は、
外部端子3aの配列を2列にしてあるので、1列のタイ
プよりも搭載可能な半導体チップ6のサイズの制約は大
きくなるが、外周列の端子数が減るので、その分、半導
体装置の実装面積を小さくすることができる。ここで、
図3と図9のインターポーザーの平面図を比較して見る
と、これらは、同一端子数で同一端子ピッチ(端子間
隔)の外部端子3aを一列と2列に配置した場合であっ
て、図9のインターポーザーは、端子配列を2列にした
ことにより、搭載可能な半導体チップのサイズは図3よ
り小さくなるが、半導体装置13の外形サイズは小さく
なる。
【0017】(第4の実施形態)図10は、この発明の
第4の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。
この実施形態の半導体装置15も、BGAタイプの装置
であるが、半導体チップ6を絶縁体2の表面側に装着
し、絶縁体2の導通孔2dに金ワイヤー8を通して、半
導体チップ6と導体回路パターン3bとを電気的に接続
した点が上記第1ないし第3の実施形態と異なる。具体
的には、インターポーザー14において、絶縁体2の裏
面にバンプ3a及び導体回路パターン3bが形成され、
バンプ3aの表面にメッキ4が施されると共に、導体回
路パターン3bの表面に絶縁フィルム21が貼り付けら
れている。そして、半導体チップ6が絶縁体2の表面側
に接着され、導通孔2dが絶縁体2に穿設されている。
そして、導通孔2d内の導体回路パターン3b部分に施
されたメッキ4と半導体チップ6の電極パッド6aとを
金ワイヤー8で接続した構成になっている。
【0018】次に、上記構成の半導体装置15の製造方
法について説明する。図11は、インターポーザー14
の製造工程図であり、図12は半導体装置15の製造工
程図である。まず、図11の(a)〜(c)に示すよう
に、絶縁体2と導電体3とからなる2層基材の導電体3
部にハーフエッチングにより複数のバンプ3aを形成
し、その薄くなった部分に、やはりエッチングにより導
体回路パターン3bを形成する。そして、図11の
(d)に示すように、導体回路パターン3b部を絶縁フ
ィルム21等で保護し絶縁する。最後に、図11の
(e)に示すように、絶縁体2の表面に、半導体チップ
搭載部2eと、この半導体チップ搭載部2eの周囲部分
を除去して形成した導通孔2dとを設け、導体回路パタ
ーン3bの一部を導通孔2dにおいて露出させておく。
そして、バンプ3aと露出させた導体回路パターン3b
部とにNi/Au等のメッキ4を施すことにより、所望
のインターポーザー14を得る。
【0019】そして、上記のように製造したインターポ
ーザー14の表面に半導体チップ6を装着して半導体装
置15を製造する。すなわち、まず、図12の(a)に
示すように、インターポーザー14の半導体チップ搭載
部2eに半導体チップ6をダイボンド材7により接着
し、その半導体チップ6の電極パッド6aと一部露出さ
せた導体回路パターン3b部とを、導通孔2dを利用し
て、加熱されたヒートコラム上にて金ワイヤー8で結線
する。次に、図12の(b)に示すように、モールド金
型に装着して、モールド金型のゲートより溶融したモー
ルド樹脂22を注入して、半導体チップ6,金ワイヤー
8,導体回路パターン3b上のボンド部を封止する。そ
して、図12の(c)に示すように、カット金型等によ
って絶縁体2の外形を切断することにより、半導体装置
15の最終形態を得る。
【0020】この実施形態において、図4及び図7に示
した液状樹脂9の滴下による封止ではなく、モールド金
型を用いたモールド樹脂22(トランスファーモール
ド)による封止を用いたのは、次のような理由による。
液状樹脂9の滴下による封止を行う場合、その封止形状
を決定するのは、液状樹脂9の粘土や表面張力等による
ため、経時変化が避けられず、一定の形状を保つことが
難しいのに加えて、形成時に必ず、表面がある程度の曲
面となってしまう。一方、半導体装置を回路基板に実装
する際には、一般的に半導体装置の上面を真空吸着にて
保持し、回路基板上に搭載しているので、半導体装置の
上面が一定の水平面になっていないと真空吸着ができな
い。そこで、この実施形態のように、上面を封止する必
要があるタイプの半導体装置15は、モールド金型を用
いたモールド樹脂22で一定の水平面を形成した。
【0021】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の
変形や変更が可能である。上記各実施形態では、BGA
型半導体装置を例として説明してきたが、それに限定さ
れる必要はなく、LGA型やPGA型の半導体装置であ
っても、モールド樹脂のサイズ内に外部端子(外部電
極)が形成された半導体装置であれば、何れも適用する
ことができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、この発明の
半導体装置によれば、インターポーザーの絶縁体の片面
に、エッチングにより導体回路パターンと外部端子が形
成され、絶縁体の所定位置に半導体チップ搭載部が形成
されたインターポーザーに、半導体チップを固着し、こ
の半導体チップ上の電極パッドと導体回路パターンとを
金属細線にて電気的に接続した構成としたので、インタ
ーポーザーは、片面の加工のみで得られ、この結果、両
面の導通を取るためのスルーホールの形成や、そこへの
メッキ等の工程が不要となる。また、外部端子がインタ
ーポーザーの方に形成されているために、ハンダボール
等の搭載工程が不要となる。さらに、樹脂封止を液状樹
脂で行うなら、トランスファーモールド用金型が不要と
なる等、工程の簡素化を図ることができる。かかる点か
らこの発明の半導体装置を用いることで、製造コストの
低減を図ることができるという優れた効果を得ることが
できる。さらに、この発明で用いる加工技術も一般的な
エッチングやメッキ等で済み、半導体装置の組立て工程
も、一般的な従来の樹脂封止型半導体装置の組立て工程
と何ら変わることがないため、既存のインフラを使用す
ることができ、この結果、製造設備コストの低減化を図
ることができる。また、外部端子は、導体回路パターン
と一体化した金属剛体で形成されているため、回路基板
に実装した後、冷熱サイクル試験に投入した際に、基板
と半導体装置間の熱膨張・収縮の差による応力が外部端
子部に発生しても、外部端子そのものが破壊されること
はない。すなわち、温度環境に対する耐性の強化が図ら
れている。また、従来のBGAタイプの半導体装置は、
外部端子が半導体装置下面に2次元のアレイ状に配置さ
れているため、回路基板に実装した後のハンダ付け検査
が、目視では不可能であり、X線による検査等を用いる
必要があったが、この発明の半導体装置においては、外
部端子を半導体装置の外周部に1列に配置することによ
り、回路基板に実装した後のハンダ付け不良等の検査を
目視で容易に行うことができる。さらに、インターポー
ザーの上記外部端子の配列を2列にすることにより、搭
載可能な半導体チップのサイズは小さくなるが、半導体
装置の外形サイズは従来より小さくて済み、装置のコン
パクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る半導体装置を
示す断面図である。
【図2】図1の半導体装置に適用された半導体チップ搭
載用インターポーザーの製造工程図である。
【図3】図1の半導体チップ搭載用インターポーザーの
裏面図である。
【図4】図1の半導体装置の製造工程図である。
【図5】この発明の第2の実施形態に係る半導体装置を
示す断面図である。
【図6】図5の半導体装置に適用された半導体チップ搭
載用インターポーザーの製造工程図である。
【図7】図5の半導体装置の製造工程図である。
【図8】図5の半導体装置に放熱フィンを取り付けた状
態を示す断面図である。
【図9】この発明の第3の実施形態に係る半導体装置の
要部を示す裏面図である。
【図10】この発明の第4の実施形態に係る半導体装置
を示す断面図である。
【図11】図10の半導体装置に適用された半導体チッ
プ搭載用インターポーザーの製造工程図である。
【図12】図10の半導体装置のの製造工程図である。
【図13】従来のQFPタイプの半導体装置を示す裏面
図(a)及び断面図(b)である。
【図14】従来のBGAタイプの半導体装置を示す裏面
図(a)及び断面図(b)である。
【図15】図14の半導体装置に適用された半導体チッ
プ搭載用インターポーザーの製造工程図である。
【図16】図14の半導体装置の製造工程図である。
【符号の説明】
1…半導体チップ搭載用インターポーザー、 2…絶縁
体、 2a,2e…半導体チップ搭載部、 2c…半導
体チップ搭載用の孔、 2d…導通孔、 3,31…導
電体、 3a…凸部(バンプ)、 3b…導体回路パタ
ーン、 6…半導体チップ、 6a…電極パッド、 8
…金属細線。
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体装置では次のような問題があった。図13に
示したQFPタイプの半導体装置30では、入出力端子
数の増大に伴って、半導体装置30周囲のアウターリー
ド26の数が増えていくことから、半導体装置30のサ
イズが大きくなり、実装面積が増大し、配線長も長くな
るため、電気的な特性が劣化してしまうという問題点が
あった。また、図14に示したBGAタイプの半導体装
置40では、樹脂基板27の表裏面の間の電気的な接続
を取る必要があるため、微細なスルーホールを形成し、
そこにメッキをする等といった工程が入り、技術的な困
難さに加えて、半導体チップ搭載用インターポーザーの
コストアップ、ひいてはパッケージのコストアップにつ
ながるという問題点があった。また、このBGAタイプ
の半導体装置40において、ハンダボール28を外部電
極とする場合には、ハンダが比較的軟らかい金属である
ために、最終測定工程やバーンイン工程において、ソケ
ットによりハンダボール28が変形し易く、回路基板に
実装したときに、ハンダ付け不良を引き起こすという問
題点もあった。さらに、ハンダボール28を外部電極と
して持つタイプを回路基板に実装した後、冷熱サイクル
試験に投入した場合、比較的早くまたは短いサイクルに
て、ハンダと半導体チップ搭載用インターポーザーの界
面やハンダ内部でクラックが生じ、接続不良を引き起こ
すという問題点もあった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状若しくはテープ状の絶縁体と、
    この絶縁体の裏面に設けられた導電体とを有した半導体
    チップ搭載用インターポーザーとを具備する半導体装置
    において、 半導体チップを搭載するための半導体チップ搭載部を上
    記半導体チップ搭載用インターポーザーの絶縁体の裏面
    に設けると共に、上記導電体のエッチングにより形成し
    た外部端子としての複数の凸部とこの外部端子に付随す
    る導体回路パターンとを、上記半導体チップ搭載部の周
    辺に設け、 上記半導体チップを上記半導体チップ搭載用インターポ
    ーザーの半導体チップ搭載部に固着すると共に、この半
    導体チップの電極パッドと上記導体回路パターンとを金
    属細線で接続し、 上記半導体チップを樹脂封止した、ことを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、 金属板を上記半導体チップ搭載用インターポーザーの絶
    縁体の表面に固着すると共に、上記半導体チップ搭載部
    に対応する絶縁体の部分に、上記金属板の一部が露出す
    るように半導体チップ搭載用の孔を設け、 上記半導体チップを上記半導体チップ搭載用の孔内に固
    着すると共に、この半導体チップの電極パッドと上記導
    体回路パターンとを金属細線で接続し、 上記半導体チップを樹脂封止した、 ことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置において、 上記半導体チップ搭載部を上記絶縁体の表面に設けると
    共に、この半導体チップ搭載部の周囲に、上記導体回路
    パターンの一部と連通する導通孔を穿設し、 上記半導体チップを上記半導体チップ搭載部に固着する
    と共に、この半導体チップの電極パッドと上記導体回路
    パターンとを上記導通孔に通した金属細線で接続し、 上記半導体チップを樹脂封止した、 ことを特徴とする半導体装置。
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