JPH11265053A - オートフィーダ - Google Patents

オートフィーダ

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JPH11265053A
JPH11265053A JP6653798A JP6653798A JPH11265053A JP H11265053 A JPH11265053 A JP H11265053A JP 6653798 A JP6653798 A JP 6653798A JP 6653798 A JP6653798 A JP 6653798A JP H11265053 A JPH11265053 A JP H11265053A
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JP
Japan
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bottom plate
film
guide unit
photosensitive material
guide
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Application number
JP6653798A
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English (en)
Inventor
Takahiro Kenmochi
貴弘 剣持
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱されるガイドユニットやトレイの一部の
非使用時の損傷や紛失を防止する。 【解決手段】 ロールフィルムRを処理するときには、
後側底板84を取り外して、前側底板板82の下側に形
成している空隙180へ挿入して保管すると共に、後側
底板を取り外すことにより開放されるマガジン装填部9
4を用いているガイドユニット収納部182からガイド
ユニット92を取り出して、前側底板上の所定の位置に
装着する。また、シートフィルムを処理するときには、
ガイドユニットをマガジン装填部へ収容して空隙から引
き出した後側底板を装着し、マガジン装填部内のガイド
ユニット収納部にガイドユニットを保管する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状感光材料
及び帯状感光材料を自動現像装置等の感光材料処理装置
へ送り込むオートフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム等の感光材料を処理する自動現
像装置には、フィルム挿入口の近傍にオートフィーダを
装着することにより、オートフィーダから送り込まれる
フィルムを連続して処理できるようになっている。この
ような自動現像装置によって処理されるフィルムには、
シート状のフィルムに加えてロール状に巻き取られてい
るロールフィルムがあり、自動現像装置には、シートフ
ィルムは勿論ロールフィルムも適切に搬送して処理でき
るようになっているものがある。
【0003】一方、オートフィーダでは、シートフィル
ム用とロールフィルム用では、構造が異なっており、シ
ートフィルムの処理に用いられるオートフィーダは、内
部のトレイ上に多数枚のシートフィルムを積層して装填
するようになっており、積層されたシートフィルムを最
表層から1枚ずつ取り出して、自動現像装置のフィルム
挿入口へ挿入するようになっている。
【0004】これに対して、ロールフィルムの処理に用
いられるオートフィーダは、ロールフィルムが収容され
ている略矩形箱体形状のマガジンごと装填され、マガジ
ンから引き出されたロールフィルムをガイドによってロ
ールフィルムの長手方向を自動現像装置の搬送方向に合
わせて真っ直ぐに送り込まれるようにしている。すなわ
ち、ロールフィルムが斜行すると、徐々に自動現像装置
への挿入位置がずれて、自動現像装置の搬送路から外れ
てしまうので、ロールフィルムに斜行が生じないように
ガイドによって真っ直ぐに案内して送り出す必要があ
る。
【0005】ところで、近年、1台の自動現像装置によ
るシートフィルムとロールフィルムの処理が望まれてい
る。この場合、シートフィルムの処理とロールフィルム
の処理を別々のオートフィーダで行なうと、自動現像装
置へのオートフィーダの付け替えを行なう必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
フィルムを処理するオートフィーダを基本にして、この
オートフィーダにロールフィルムを所定方向へ向けて案
内するガイドユニットを取付けると共に、トレイの一部
を取り外してロールフィルムを収容しているマガジンを
装填するスペースを形成するようにして、ガイドユニッ
トとトレイの一部を着脱するようにした場合、帯状感光
材料の処理を行なうときには、取り外したトレイを別に
保管する必要があり、また、シート状感光材料の処理を
行なうときには、ガイドユニットを別に保管する必要が
ある。このようなトレイの一部やガイドユニットが適切
に保管されずに紛失したり損傷すると、オートフィーダ
を用いた感光材料の処理ができなくなってしまう。
【0007】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、処理する感光材料に応じて着脱するガイドユニッ
トやトレイの一部を損傷させたり紛失させてしまうこと
がないオートフィーダを提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
感光材料処理装置に装着され、ケーシング内に装填され
た感光材料を感光材料処理装置へ送り出すオートフィー
ダであって、前記ケーシング内に前記感光材料処理装置
側の前側底板と前記感光材料処理装置と反対側の後側底
板に分割可能に設けられて前記感光材料としてシート状
感光材料を処理するときに、前記シート状感光材料が積
層されて装填されるトレイと、前記ケーシングの前記後
側底板の下方に突設された箱体内が前記後側底板を取り
外すことにより開放されて帯状感光材料を収容している
マガジンが装填されるマガジン装填部と、前記帯状感光
材料を送り出すとき前記トレイの前記前側底板上に装着
されることにより、前記マガジン装填部に装填された前
記マガジンから引き出される前記帯状感光材料を前記感
光材料処理装置へ向けて案内するガイドユニットと、前
記シート状感光材料を送り出すときに前記ガイドユニッ
トを収容する第1の収納部と、前記帯状感光材料を送り
出すときに前記トレイの後側底板を収容する第2の収納
部と、を含むことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、第1及び第2の収納部
をケーシングに一体に設けている。第1の収納部には、
シート状感光材料を処理するときに取り外されるガイド
ユニットを収納し、第2の収納部には、帯状感光材料を
処理するときに取り外されるトレイの後側底板を収納す
る。
【0010】これにより、ガイドユニットやトレイの後
側底板を非使用時に確実に保管でき、損傷や紛失を引き
起こしてしまうのを防止することができる。また、第1
及び第2の収納部をケーシングに一体に設けているた
め、装置外に保管スペースを確保する必要もない。
【0011】請求項2に係る発明は、前記第1の収納部
が前記後側底板の装着時に閉塞される前記マガジン装填
部であることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、シート状感光材料を処
理するときに装着される後側底板によって閉塞されるマ
ガジン装填部内にガイドユニットを収納するようにして
いる。
【0013】請求項3に係る発明は、前記第2の収納部
が前記ケーシングと前記前側底板の間に設けられている
ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、前側底板の裏面とケー
シングの間に後側底板を収納するスペースを設けてい
る。
【0015】このように、ケーシング内にガイドユニッ
トと後側底板を収納することにより、ガイドユニットや
後側底板の紛失や損傷をより確実に防止することができ
る。
【0016】なお、第1及び第2の収納部としては、オ
ートフィーダを自動現像装置に装着したときに、オート
フィーダのケーシングと床面との間にスペースがあれ
ば、このスペースにガイドユニット及び後側底板を収納
するポケットや収納箱等を設けるようにしても良く、第
1及び第2の収納部としては、ケーシングから離れない
ように且つ感光材料の処理作業に支障をきたす位置でな
ければ任意の構成を用いることができ、外観品質を損ね
ない構成とすることがより好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係るオ
ートフィーダ10を自動現像装置12に装着した状態を
示している。図2及び図4に示されるように、自動現像
装置12としては、フィルム挿入口14から挿入される
シート状感光材料であるシートフィルムSや帯状感光材
料であるロールフィルムR等の感光材料(以下、区別し
ないときには「フィルムF」と言う)を、フィルム挿入
口14の近傍に設けている挿入センサ18によって検出
すると、挿入ローラ対16によって挟持して引き入れ
る。この後、自動現像装置12では、引き入れたフィル
ムFを搬送しながら現像液、定着液、水洗水等による処
理液処理及び乾燥処理を施して仕上げる一般的構成を用
いることができる。
【0018】オートフィーダ10は、ケーシング20に
形成されている送出し口22を自動現像装置12のフィ
ルム挿入口14に対向させて自動現像装置12に装着さ
れる。なお、オートフィーダ10には、自動現像装置1
2の図示しない電源スイッチがオンされることにより運
転用の電力が供給される。また、オートフィーダ10に
は、自動現像装置12が処理可能な状態であることを示
す信号(READY信号)及び挿入センサ18がフィル
ムFを検出していることを示すフィルム検出信号が、自
動現像装置12から入力される。
【0019】図2乃至図4に示されるように、オートフ
ィーダ10は、ケーシング20の送出し口22に隣接し
て搬送部24が設けられ、この搬送部24の上方に枚葉
部26が設けられている。また、ケーシング20には、
自動現像装置12と反対側に突設された内部に装填部2
8が設けられている。なお、搬送部24と枚葉部26の
概略は図3に示し、図2及び図4では、搬送部24と枚
葉部26の構成の図示を省略している図2に示されるよ
うに、装填部28には、シートフィルムSが載置される
トレイ30が設けられている。また、ケーシング20に
は、トレイ30の上方側に開閉蓋32が設けられてい
る。ケーシング20は、ヒンジ部34を中心に開閉蓋3
2を上方へ回動することによりトレイ30の上方が開放
され、トレイ30上へのシートフィルムSの装填が可能
となり、開閉蓋32を閉じることにより内部が遮光され
る。
【0020】トレイ30は、自動現像装置12側が下方
となるように所定の角度で傾斜されており、最下端とな
る自動現像装置12側の端部には、前壁36が立設され
ている。トレイ30上に載置されるシートフィルムS
は、自動現像装置12側の先端が前壁36に突き当てら
れることにより、自動現像装置12への送り出し方向
(矢印A方向)に沿った位置決めがなされる。
【0021】また、トレイ30の送り出し方向と直交す
る方向(フィルムFの幅方向、図2の紙面表裏方向)の
両側には、側壁38、40(側壁40は図5参照)が対
で立設され、トレイ30上に載置されるシートフィルム
Sは、一方の側壁38へ突き当てられることにより幅方
向の位置決めがなされる。
【0022】画像が焼付けられたシートフィルムSをオ
ートフィーダ10によって自動現像装置12へ送り込む
ときには、暗室状態で開閉蓋32を開いてトレイ30上
に積層して装填する。
【0023】図3に示されるように、オートフィーダ1
0の搬送部24には、搬送ローラ42と、送出しローラ
対44が設けられている。搬送ローラ42は、前壁36
の上方で自動現像装置12側に偏寄した位置に配置さ
れ、送出しローラ対44は、送出し口22と搬送ローラ
42の間に配置されている。また、送出しローラ対44
の自動現像装置12側には、ガイド46が設けられてお
り、このガイド46が送出し口22からケーシング20
の外方へ突出されて、自動現像装置12のフィルム挿入
口14へ挿入されている(図2及び図4参照)。
【0024】搬送ローラ対44の下方には、プーリ48
Aが設けられており、このプーリ48Aと搬送ローラ4
2の回転軸42Aに設けているプーリ48B及び送出し
ローラ対44の一方のローラの回転軸44Aに設けてい
るプーリ48Cとの間に、無端の駆動ベルト50が巻き
かけられている。この駆動ベルト50は、プーリ48A
が送出しモータ52の駆動によって回転されることによ
り、送出しモータ52の駆動力を搬送ローラ42及び送
出しローラ対44へ伝達して、フィルムFの送り出し方
向へ回転駆動させるようになっている。
【0025】これにより、搬送ローラ42は上側に接触
するフィルムFに搬送力を付与して送出しローラ対44
へ向けて搬送する。また、送出しローラ対44は、この
フィルムFを挟持して自動現像装置12のフィルム挿入
口14へ向けて送り出す。
【0026】一方、枚葉部26には、トレイ30上に積
層されている最表層のシートフィルムSの先端を持ち上
げて搬送ローラ42の上方へ移動させる枚葉機構56が
設けられている。
【0027】枚葉機構56は、前壁36の上方及び下方
に設けられているプーリ58A、58Bとプーリ58A
とプーリ58Bの間で搬送ローラ42の下方に配置され
ているプーリ58Cとの間に無端の駆動ベルト60が巻
きかけられている。なお、プーリ58A〜58Cのそれ
ぞれは、フィルムFの幅方向に沿った両側に同軸的に対
で配置されている。
【0028】プーリ58Cは、昇降モータ62の駆動軸
62Aに連結されており、この昇降モータ62の駆動に
よってプーリ58A、58Bの間で駆動ベルト60が上
下方向に移動するようになっている。また、プーリ58
Cが搬送ローラ42の下方に配置されていることによ
り、駆動ベルト60は、プーリ58Aとプーリ58Cの
間で搬送ローラ42の軸心を通過する線に沿って移動す
るようになっている。
【0029】駆動ベルト60のそれぞれには、支持板6
4が取り付けられている。支持板64は、フィルムFの
幅方向の両側に対で配置され、それぞれがピン64Aを
介して駆動ベルト60に軸支されている。支持板64の
間には、断面が略コ字状の吸盤支持材66が掛け渡され
ている。これにより、駆動ベルト60の駆動によってピ
ン64Aの取り付け位置が移動すると、支持板64と共
に吸盤支持材66が一体で移動するようになっている。
【0030】ケーシング20内には、プーリ58Aの上
方にガイド板68が配置されている。ガイド板68は、
支持板64にそれぞれに対向して対(図3では一方のみ
図示)で配置され長手方向の一端部に挿入されているピ
ン68Aに軸支されて取り付けられ、他端が下方へ垂下
されている。
【0031】このガイド板68には、下端部から長手方
向に沿ってガイド溝70が形成されている。このガイド
溝70には、支持板64に取付けられているガイドロー
ラ72が挿入され、ガイド溝70の溝内の移動可能とな
っている。また、ガイド板68は、図示しない付勢手段
によって下端部が送り出し方向と反対方向に付勢され、
ピン64Aとガイドローラ72の支持板64への取り付
け位置は、支持板64の長手方向に沿ってずらされてい
る。
【0032】これにより、駆動ベルト60の駆動により
支持板64がプーリ58Aとプーリ58Bとの間を移動
すると吸盤支持材66は、プーリ58Aとプーリ58B
の間を、下面がトレイ30の表面と略平行に昇降され
る。このとき、吸盤支持材66がプーリ58Aの近傍ま
で上昇すると、ガイド溝70にガイドローラ72が入り
込む。したがって、支持板64が取り付けられているピ
ン64Aが、プーリ58Aとプーリ58Cの間を移動す
るときには、ガイド板68が図示しない付勢手段の付勢
力に抗して回動し、吸盤支持材66は、下面が搬送ロー
ラ42へ向けられた状態で、搬送ローラ42の軸心へ向
けて移動するようになっている。
【0033】この吸盤支持材66には、吸盤74及びバ
ックアップローラ76が取り付けられている。吸盤74
は、吸盤支持材66の下面に吸着面が下方へ向けられて
配置され、図示しない付勢手段の付勢力によって吸盤支
持材66の下面から離間されて取付けられており、図示
しない負圧源から供給される負圧によってシートフィル
ムSを吸着するようになっている。
【0034】また、バックアップローラ76は、吸盤支
持材66を貫通して下方へ突出されたシャフト78の先
端に、ブラケット80を介して取付けられている。この
ブラケット80は、図示しない付勢手段の付勢力によっ
て吸盤支持材66の下面から離間する方向へ付勢されて
いる。通常、バックアップローラ76は、吸盤74より
下方に突出しているが、吸盤支持材66を下方移動させ
たときに、トレイ30ないしトレイ30上に積層されて
いるシートフィルムSの表面に当接することにより付勢
力に抗して吸盤支持材66へ接近する方向へ移動し、吸
盤74よりも引っ込むようになっている。
【0035】このように構成されてい枚葉機構56は、
支持板64が最も上方へ移動した位置、すなわち、駆動
ベルト60に取り付けられたピン64Aが、プーリ58
Aの上側にある位置が待機位置となっている。
【0036】オートフィーダ10は、シートフィルムS
の処理を行なうときには、開閉蓋32を開いて、装填部
28内にシートフィルムSを挿入して、トレイ30上に
積層する。ここで、自動現像装置12がフィルムF(シ
ートフィルムS)の処理が可能な状態であれば開閉蓋3
2が閉じられることにより、送出しモータ52が回転駆
動を開始し、枚葉機構56が作動する。
【0037】枚葉機構56の作動は、昇降モータ62を
駆動して吸盤支持材66を待機位置から下方移動させ
る。これにより、吸盤74と共にバックアップローラ7
6がトレイ30上に積層されている最表層のシートフィ
ルムSへ向けて移動を開始する。このとき、吸盤74に
図示しない負圧源から負圧が供給され、吸盤74がシー
トフィルムSに接触することにより、シートフィルムS
の送り出し方向側の端部が吸盤74によって吸着され
る。
【0038】枚葉機構56は、吸盤74がシートフィル
ムSを吸着すると、駆動ベルト60(昇降モータ62)
を逆転駆動する。これにより、吸盤支持材66が、上方
移動し、トレイ30から最表層のシートフィルムSが持
ち上げられる。さらに、ピン64Aがプーリ58Aの周
囲を回って、プーリ58Cへ向けて移動すると、シート
フィルムSを吸着している吸盤74と共にバックアップ
ローラ76が、搬送ローラ42へ向けて移動し、シート
フィルムSの送り出し方向の先端部を搬送ローラ42の
上方へ配置する。このとき、バックアップローラ76が
付勢手段の付勢力によって吸盤74より突出しているこ
とにより、シートフィルムSは、バックアップローラ7
6の間に挟持され、バックアップローラ76が搬送ロー
ラ42に接触する前に吸盤74への負圧の供給が解除さ
れることにより、送出しローラ対44へ向けて送り出さ
れる。
【0039】なお、トレイ30上にシートフィルムSが
ないときには、枚葉機構56の吸盤74(吸盤支持材6
6)を待機位置まで上昇させて作動を停止する。また、
シートフィルムSの送り出しは、従来公知のシートフィ
ルム用のオートフィーダの構成を用いることができ、本
実施の形態では詳細な説明を省略する。
【0040】図2に示されるように、オートフィーダ1
0では、ケーシング20内に設けられているトレイ30
が自動現像装置12側の前側底板82と、自動現像装置
12と反対側の後側底板84とに分割されており、さら
に、後側底板84が取り外しできるようになっている。
また、ケーシング20の装填部28側の底板86は、ト
レイ30の後側底板84に対向する位置に開口部86A
が形成されている。
【0041】図2、図4及び図7に示されるように、ケ
ーシング20には、この開口部86Aの下方を塞ぐよう
に矩形箱体形状の受け箱88が取り付けられている。受
け箱88は、上方側の面が開口され、内部がロールフィ
ルムRを収容しているマガジン90が装填されるマガジ
ン装填部94となっている。これによって、後側底板8
4を取り外したときに、装填部28内にマガジン装填部
94が現れる。
【0042】図4乃至図6に示されるように、オートフ
ィーダ10は、装填部28の前側底板82上にガイドユ
ニット92を装着すると共に、後側底板84を取り外し
て、マガジン装填部94内にマガジン90を装填するこ
とにより、マガジン90に収容されているロールフィル
ムRの処理用となる。すなわち、オートフィーダ10
は、シートフィルムS用とロールフィルムR用の兼用と
なっている。以下にロールフィルムR用として用いると
きのオートフィーダ10について説明する。
【0043】本実施の形態に適用したオートフィーダ1
0は、受け箱88内のマガジン装填部94に2個のマガ
ジン90(例えば狭幅のロールフィルムRaを収容した
マガジン90Aと太幅のロールフィルムRbを収容した
マガジン90B)を並べて装填できるようになってお
り、これにより、オートフィーダ10から自動現像装置
12へ、2条のロールフィルムR(Ra、Rb)を同時
に送り込むことができるようになっている。なお、オー
トフィーダ10では、マガジン装填部94の自動現像装
置12のフィルム挿入口14に向かって右側にロールフ
ィルムRaを装填し(右装填部94Aとする)、左側に
ロールフィルムRbを装填する(左装填部94Bとす
る)ようになっている。
【0044】図8には、装填部28の前側底板82上に
装填するガイドユニット92が示されている。このガイ
ドユニット92には、略矩形平板形状のベース板96
に、ガイド枠98(ロールフィルムRa、Rbのそれぞ
れに対応するガイド枠98A、98B)が取り付けられ
る(以下総称するときは「ガイド枠98」と言う)。
【0045】ガイド枠98は、基板となる長尺矩形形状
のガイド板99と、ガイド板の長手方向と直交する方向
の両端に立設された一対の側板102によって形成され
ている。このガイド枠98は、長手方向がロールフィル
ムRの案内方向となっており、一対の側板102の間隔
(内寸)がガイド枠98を通過するロールフィルムRの
幅寸法に合わせられている。また、一対の側板102の
間には、ガイドローラ104が回転自在に掛け渡され、
ロールフィルムRがガイドローラ104と基板99の間
へ挿入されるようになっている。これにより、ガイドユ
ニット92を前側底板82上の所定の位置に装着するこ
とにより、マガジン装填部94に装填されたマガジン9
0から引き出されるロールフィルムRは、自動現像装置
12へ向けて真っ直ぐに案内される。
【0046】図7に示されるように、ロールフィルムR
には、PET(ポリエチレンテレフタレート)等によっ
て形成した薄肉(例えば0.3mm程度)のリーダ106
が、接続テープ108等によって先端に重ね合わせて貼
り付けられる。このリーダ106をガイド枠98のガイ
ドローラ104の下方へ挿入し、さらに、搬送ローラ4
2上を経て送出しローラ対44の間へ挿入することによ
り、ロールフィルムRがリーダ106と共に自動現像装
置12へ送り込まれ、リーダ106の先導によって自動
現像装置12内を搬送される。
【0047】図8に示されるように、ガイド枠98のそ
れぞれの下面には、複数の脚100が突設されている。
これらの脚100は、ロールフィルムRのサイズ(幅寸
法)に応じて定めた位置に取付けられている。ベース板
96には、ガイド枠98の脚100が入り込む円孔96
Aが形成されており、ガイド枠98は、脚100をベー
ス板96の円孔96Aに合わせて挿入されることにより
ベース板96に対して位置決めと共に誤装着が防止され
て取付けられる。
【0048】ベース板96の幅方向の両端部には、脚1
10、112が対で取り付けられている。ガイドユニッ
ト92は、脚110、112のそれぞれの下面を前側底
板82に当接させて前側底板82上に載せられる。図4
に示されるように、脚110、112は、トレイ30
(前側底板82)の傾斜に合わせた略三角形状に形成さ
れており、ガイドユニット92は、ベース板96の上面
が略水平に搬送ローラ対44へ向けられるように装着さ
れる。
【0049】図4及び図8に示されるように、脚11
0、112は、下端部に送り出し方向に沿って延設され
た延設部114が形成されている。脚110、112の
延設部114には、送り出し方向の先端に位置決め用の
ピン116が突設され、装填部28の前壁36には、ピ
ン116に対応して位置決め用のピン孔118が穿設さ
れている。また、図8に示されるように、一方の脚11
0には、下端部に断面が矩形形状に突出された突出部1
20が形成され、装填部28の前側底板82には、側壁
40側の端部の段差部122によって突出部120が嵌
まり込むガイド溝124が形成されている。
【0050】なお、突出部120を脚110、112の
両方に設け、前側底板82の側壁38、40側のそれぞ
れの端部に突出部120が嵌まり込むガイド溝124を
形成しても良い。
【0051】ガイドユニット92は、脚112の下面を
トレイ30の前側底板82の上面に当接させると共に脚
110の突出部120をガイド溝124に嵌め込み、送
り出し方向へ移動させることにより、延設部114が前
壁36に当接下ときに、ピン116がピン孔118へ入
り込んで位置決めされる。
【0052】ガイドユニット92のベース板96上に
は、一対のブラケット126が立設されており、このブ
ラケット126には、抑え板130が掛け渡されてピン
132を介して軸支されている。また、ベース板96に
は、ガイド枠98の間にマグネット134が取り付けら
れている。抑え板130は、ブラケット136に取付け
たスチール製のプレート138がマグネット134に吸
着されることにより、ブラケット126のリブ128に
当接する位置に保持され、ガイド枠98に設けたガイド
ローラ104の送り出し方向と反対側を覆っている。
【0053】この抑え板130には、ガイド枠98に対
向してガイドプレート140が取り付けられている。ガ
イドプレート140は、抑え板130の送り出し方向と
反対側に形成されているリブ130Aに一端が連結され
て取付けられ、他端がガイド枠98に設けられているガ
イドローラ104へ向けて延設されている。ガイド枠9
8のガイド板99の表面(上面)とガイドプレート14
0の表面(下面)の間隔は、ロールフィルムRの送り出
し方向と反対側が広げられ、ガイドローラ104へ向け
て徐々に狭められている。
【0054】したがって、ロールフィルムRの先端に接
続したリーダ106をガイドプレート140とガイド板
99の間へ挿入することにより、リーダ106の先端が
ガイドプレート140によってガイドローラ104とガ
イド板99の間のスリット上の隙間に確実に案内され
る。
【0055】図4乃至図6及び図8に示されるように、
ガイドユニット92には、ベース板96の送り出し方向
及び送り出し方向と反対側の端面に、ガイドローラ14
2が取り付けられている。ガイドローラ142は、ロー
ルフィルムRがベース板96のエッジに接触するのを防
止して、ガイド板99上を円滑に通過するようにしてい
る。
【0056】図4乃至図7に示されるように、マガジン
90が装填される受け箱88内には、受け板146が取
り付けられている。図7に詳細に示すように、受け板1
46は、受け箱88の底板88Aに対向するベース部1
48とベース部148の送り出し方向側及び送り出し方
向と反対側に形成された立壁150、152によって断
面が略コ字状となっている。
【0057】一方、図4及び図7に示されるように、マ
ガジン90は、略矩形箱体形状の枠体158(ロールフ
ィルムRa用の枠体158A、ロールフィルムRb用の
枠体158B)内にロールフィルムRを収容している。
マガジン90は、受け板146の立壁150、152の
間に枠体158が挿入されて装填される。
【0058】図7に示されるように、枠体158には、
ロールフィルムRが引き出される引き出し口側の面の所
定の位置に突起部160が設けられている。また、枠体
158には、引き出し口と反対側の面の所定の位置にピ
ン162が突設され、底面の所定の位置に脚部168が
設けられている。ピン162及び脚部168は、枠体1
58内に収容しているロールフィルムRのサイズに応じ
て予め定めた位置となっている。
【0059】一方、受け板146の立壁150には、右
装填部94A、左装填部94Bに対応する所定の位置に
矩形形状の切欠き164が形成され、立壁152には、
右装填部94A及び左装填部94Bの所定の位置にピン
162が入り込む溝状の切り込み166A、166Bが
形成されている。また、受け板146のベース部148
には、脚部168に対応する脚孔170が所定の位置に
形成されている。
【0060】これにより、右装填部94Aにマガジン9
0Aを装填したときには、枠体158Aのピン162が
切り込み166Aに入り込むと共に脚部168が脚孔1
70へ入り込んで安定した状態で保持される。
【0061】一方、受け板146のベース部148に
は、脚孔170に隣接して脚孔174及び突起部176
が形成されており、また、立壁152には、切り込み1
66A、166Bに隣接し、切り込み166A、166
Bより浅い切り込み172A、172Bが形成されてい
る。
【0062】ここで、例えば右装填部94Aにマガジン
90Bを誤って装填すると、マガジン90Bの枠体15
8Bに設けているピン162が切り込み172Aに入り
込んで枠体158Bがベース部148から浮き上がると
共に、脚部168の一方が脚孔174へ入り込み、脚部
168の他方が突起部176に当接して枠体158Bが
傾き、枠体158Bが受け板146上でがたつく。これ
により、誤ったサイズのロールフィルムRを収容したマ
ガジン90を装填してしまったと明確に判別できるよう
にしている。
【0063】ところで、図2及び図4に示されるよう
に、装填部28の前側底板82の下方には、前側底板8
2とケーシング20の底板86の間に、第2の収納部と
なる空隙180が形成されている。この空隙180は、
受け箱88側がスリット上に開口されている。
【0064】図4に示されるように、この空隙180に
は、ロールフィルムRを処理するときに取り外される後
側底板84が挿入されて収容されるようになっている。
これにより、ロールフィルムRを処理するときに、後側
底板84を紛失したり損傷してしまうことがない。
【0065】一方、図2に示されるように、オートフィ
ーダ10によってシートフィルムSを処理するとき後側
底板84を空隙180から引き出して装着することによ
り、マガジン装填部94を形成する受け箱88内が、後
側底板84によって閉塞される。この受け箱88内に
は、ロールフィルムRを処理するときに前側底板82上
に装着されるガイドユニット92が収納可能となってい
る。すなわち、シートフィルムSを処理するときには、
この受け箱88内がガイドユニット収納部182として
用いられるようになっている。
【0066】このガイドユニット収納部182には、例
えば、受け板146内に脚110、112を上方へ向け
た状態でガイドユニット92が収納される。このとき、
ベース板96からガイド枠98を取り外して、脚11
0、112の間に置くようにしても良い。
【0067】以下に本実施の形態の作用を説明する。自
動現像装置12に取付けられたオートフィーダ10は、
自動現像装置12の図示しない電源スイッチがオンされ
ることにより、電力が供給されて運転可能となる。
【0068】このオートフィーダ10を用いてシートフ
ィルムSの処理を行なうときには、トレイ30の前側底
板82上からガイドユニット92を取り外すと共に、後
側底板84を装着して開口部86Aを覆う。このとき、
オートフィーダ10は、前側底板82上からガイドユニ
ット92が取り外されることにより、シートフィルムS
の処理用に切り換わる。
【0069】後側底板84を装着する前に、前側底板8
2上から取り外されたガイドユニット92は、マガジン
装填部94を形成する受け箱88内に収容される。受け
箱88内にガイドユニット92を収容した後に、受け箱
88の上方の開口を覆うように後側底板84を装着する
ことにより、受け箱88内がガイドユニット収納部18
2となり、ロールフィルムRの処理に用いるガイドユニ
ット92がケーシング20内に保管される。
【0070】オートフィーダ10は、開閉蓋32が開か
れることにより、シートフィルムSを前側底板82と後
側底板84によって形成されるトレイ30上の所定の位
置に装填して、開閉蓋32を閉じることにより、送出し
モータ52が駆動して、搬送ローラ42及び送出しロー
ラ対44が回転駆動し、枚葉機構56が作動して、トレ
イ30上のシートフィルムSを1枚ずつ取り出し、搬送
ローラ42及び送出しローラ対44へ受け渡す。送出し
ローラ対44へ受け渡されたシートフィルムSは、送出
しローラ対44に挟持されて、自動現像装置12へ送り
込まれる。
【0071】一方、オートフィーダ10を用いてロール
フィルムRを処理するときには、開閉蓋32を開いて、
トレイ30の後側底板84を取り外し、受け箱88内に
形成しているガイドユニット収納部182からガイドユ
ニット92を取り出す。次に、取り出したガイドユニッ
ト92を前側底板82上に載せ、さらに、ガイドユニッ
ト92を前壁36へ向けて押込む。これにより、ガイド
ユニット92の脚110、112に形成している延設部
114の先端を前壁36へ当接するときに、ピン116
がピン孔118に入り込んでガイドユニット92が装填
部28に位置決めされて装着される。
【0072】この後、ガイドユニット収納部182を覆
っていた後側底板84を、前側底板82の下方で、ケー
シング20の底板86との間に形成している空隙180
へ挿入する。これにより、ロールフィルムRを処理する
ときに取り外される後側底板84が、ケーシング20内
に保管される。
【0073】一方、オートフィーダ10は、ガイドユニ
ット92が装着されることにより、ロールフィルムRの
処理用に切り換わり、開閉蓋32を開くことにより送出
しモータ52が駆動される。この状態で、後側底板84
を取り外して、さらにガイドユニット92を取り出すこ
とにより開放されるマガジン装填部94内にマガジン9
0を装填する。このとき、マガジン90からロールフィ
ルムRの先端を引き出して、リーダ106を貼りつけた
後、このリーダ106をガイドユニット92に設けてい
るガイド枠98を通して、リーダ106の先端を送出し
ローラ対44の上下のローラの間へ挿入して、開閉蓋3
2を閉じる。
【0074】ロールフィルムRの先端に取り付けられた
リーダ106は、送出しローラ対44へ挿入されると、
送出しローラ対44が回転駆動しているために送出しロ
ーラ対44によって挟持されて、自動現像装置12へ送
り込まれる。マガジン90に収容されているロールフィ
ルムRは、リーダ106が自動現像装置12へ向けて送
られることにより、このリーダ106に引かれてマガジ
ン90から引き出される。これにより、ロールフィルム
Rは、送出しローラ対44に挟持されて自動現像装置1
2へ送り込まれて、自動現像装置12によって現像処理
される。
【0075】マガジン90からロールフィルムRが全量
引き出されて自動現像装置12へ送り込まれることによ
り、自動現像装置12の挿入センサ18がロールフィル
ムRの非検出状態となる。この挿入センサ18が非検出
状態となったことを示す信号がオートフィーダ10へ入
力されることにより、オートフィーダ10は、送出しモ
ータ52の駆動を停止して、ロールフィルムRの送り出
しを終了する。
【0076】このように、シートフィルムSの送り出し
に用いないガイドユニット92と、ロールフィルムRを
処理するときに取り外される後側底板84のそれぞれ
を、ケーシング20内に設けているガイドユニット収納
部182及び空隙180内に収納することにより、適切
に保管することができる。
【0077】すなわち、ガイドユニット92や後側底板
84を、非使用時にケーシング20から離さずにケーシ
ング20内に収納することにより、ガイドユニット92
や後側底板84の損傷は勿論、別に保管場所を容易する
必要もなければ、オートフィーダ10から離して保管す
ることもないので、紛失してしまうのを確実に防止する
ことができる。
【0078】また、ガイドユニット92は、シートフィ
ルムSを処理するときには使用しないマガジン装填部9
4内の空間を用いるので、ガイドユニット92を保管す
るために、特別に空間を設ける必要がなく、ケーシング
20内の限られたスペースを有効に利用して保管するこ
とができる。
【0079】なお、本実施の形態は、本発明の一適用例
を示すものであり本発明の構成を限定するものではな
い。例えば、本実施の形態では、ガイドユニット92用
の第1の収納部と後側底板84用の第2の収納部をケー
シング20内に別々に形成したが、同一のスペースに収
容するようにしても良い。
【0080】すなわち、ガイドユニット92を使用して
いるときには、後側底板84のみが収容できれば良く、
また、後側底板84を使用しているときにはガイドユニ
ット92のみが収容できれば良い。ここから、オートフ
ィーダは、図9に示されるケーシング186を備えたも
のでも良い。
【0081】図9に示すオートフィーダ184は、ケー
シング20に設けた受け箱88に相当する空間を自動現
像装置12側に伸ばしたケーシング186を備えてい
る。このケーシング186には、装填部28の下方にガ
イドユニット92と後側底板84の何れも収納可能な空
間を形成している。また、ケーシング186には、開閉
扉188が設けられており、この開閉扉188を開くこ
とにより、ケーシング186内へのガイドユニット92
又は後側底板84の挿入及び取り出しが可能となってい
る。
【0082】また、本実施の形態に適用したオートフィ
ーダ10の搬送部24及び枚葉部26の構成は、本発明
を限定するものではなく、本発明は、シートフィルムS
とロールフィルムRを適切に自動現像装置12へ送り出
す構成であれば良い。
【0083】例えば、本実施の形態では、オートフィー
ダ10内に送出しモータ52と送出しローラ対44等を
設けたが、搬送部24を設けずに、自動現像装置12の
フィルム挿入口14の近傍に設けている挿入ローラ対1
6によって、フィルムFを搬送するものであっても良
い。すなわち、オートフィーダ10内に装填したロール
フィルムRの先端を挿入ローラ対16の間へ挿入して、
挿入ローラ16によってマガジン90からロールフィル
ムRを引き出しながら自動現像装置12内に引き入れる
ようにしても良い。
【0084】また、本実施の形態では、シートフィルム
SとロールフィルムRを自動現像装置12へ送り込むオ
ートフィーダを用いたが、本発明は、これに限らずシー
ト状感光材料と帯状感光材料であれば、印画紙等の他の
感光材料の処理用のオートフィーダに適用することがで
きる。
【0085】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、ガイ
ドユニットと後側底板の非使用時に収容する第1及び第
2の収納部を設けているため、取り外した後側底板やガ
イドユニットを損傷させたり紛失させることなく適切に
保管することができる優れた効果が得られる。また、第
1及び第2の収納部をケーシング内に設けることによ
り、より確実にガイドユニットや後側底板の紛失及び損
傷を防止できると共に、外観品質を損ねてしまうことが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るオートフィーダを自動現像
装置へ装着した状態を示す概略斜視図である。
【図2】本実施の形態に適用したオートフィーダのシー
トフィルム処理時の概略構成図である。
【図3】オートフィーダの搬送部と枚葉部を示す概略構
成図である。
【図4】本実施の形態に適用したオートフィーダのロー
ルフィルム処理時の概略構成図である。
【図5】ロールフィルム処理時のオートフィーダの装填
部を示す概略斜視図である。
【図6】ロールフィルム処理時のオートフィーダの装填
部及び搬送部の概略を示す平面図である。
【図7】オートフィーダのマガジン装填部とマガジンを
示す概略斜視図である。
【図8】ロールフィルム処理時に装填部に取付けられる
ガイドユニットの概略を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の変形例の概略を示すオートフィーダの
斜視図である。
【符号の説明】
10 オートフィーダ 12 自動現像装置(感光材料処理装置) 20 ケーシング 24 搬送部 26 枚葉部 28 装填部 30 トレイ 82 前側底板 84 後側底板 86 底板 88 受け箱(箱体、第1の収納部) 90 マガジン 92 ガイドユニット 94 マガジン装填部 180 空隙(第2の収納部) 182 ガイドユニット収納部(第1の収納部) F フィルム(感光材料) R ロールフィルム(帯状感光材料) S シートフィルム(シート状感光材料)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料処理装置に装着され、ケーシン
    グ内に装填された感光材料を感光材料処理装置へ送り出
    すオートフィーダであって、 前記ケーシング内に前記感光材料処理装置側の前側底板
    と前記感光材料処理装置と反対側の後側底板に分割可能
    に設けられて前記感光材料としてシート状感光材料を処
    理するときに、前記シート状感光材料が積層されて装填
    されるトレイと、 前記ケーシングの前記後側底板の下方に突設された箱体
    内が前記後側底板を取り外すことにより開放されて帯状
    感光材料を収容しているマガジンが装填されるマガジン
    装填部と、 前記帯状感光材料を送り出すとき前記トレイの前記前側
    底板上に装着されることにより、前記マガジン装填部に
    装填された前記マガジンから引き出される前記帯状感光
    材料を前記感光材料処理装置へ向けて案内するガイドユ
    ニットと、 前記シート状感光材料を送り出すときに前記ガイドユニ
    ットを収容する第1の収納部と、 前記帯状感光材料を送り出すときに前記トレイの後側底
    板を収容する第2の収納部と、 を含むことを特徴とするオートフィーダ。
  2. 【請求項2】 前記第1の収納部が前記後側底板の装着
    時に閉塞される前記マガジン装填部であることを特徴と
    する請求項1に記載のオートフィーダ。
  3. 【請求項3】 前記第2の収納部が前記ケーシングと前
    記前側底板の間に設けられていることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のオートフィーダ。
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