JPH11264344A - ディーゼルエンジンのシリンダヘッド冷却装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンのシリンダヘッド冷却装置Info
- Publication number
- JPH11264344A JPH11264344A JP8812798A JP8812798A JPH11264344A JP H11264344 A JPH11264344 A JP H11264344A JP 8812798 A JP8812798 A JP 8812798A JP 8812798 A JP8812798 A JP 8812798A JP H11264344 A JPH11264344 A JP H11264344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling pipe
- cooling
- cylinder head
- pipe
- cooling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/26—Cylinder heads having cooling means
- F02F1/36—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
- F02F1/40—Cylinder heads having cooling means for liquid cooling cylinder heads with means for directing, guiding, or distributing liquid stream
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/10—Diamond configuration of valves in cylinder heads
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/247—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated in parallel with the cylinder axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造品質に影響を与えることなくシリンダヘ
ッドをむらのない状態で効率的に冷却することができる
簡潔構成の冷却装置を提供する。 【解決手段】 直管状を呈するクーリングパイプ５をシ
リンダヘッド１に設けた挿入孔４に外部から挿入してそ
の先端を弁座部付近の所要位置に向って開口させる一
方、クーリングパイプ５の外端を閉塞するプラグ１１を
設ける。挿入孔４に至る冷却水通路１３をシリンダヘッ
ド１に設けるとともに、冷却水通路１３に重合する開口
１５をクーリングパイプ５に設けたことにより、クーリ
ングパイプ５の先端からシリンダヘッド１の弁座部付近
に向って冷却水を噴射供給させるようにした。
ッドをむらのない状態で効率的に冷却することができる
簡潔構成の冷却装置を提供する。 【解決手段】 直管状を呈するクーリングパイプ５をシ
リンダヘッド１に設けた挿入孔４に外部から挿入してそ
の先端を弁座部付近の所要位置に向って開口させる一
方、クーリングパイプ５の外端を閉塞するプラグ１１を
設ける。挿入孔４に至る冷却水通路１３をシリンダヘッ
ド１に設けるとともに、冷却水通路１３に重合する開口
１５をクーリングパイプ５に設けたことにより、クーリ
ングパイプ５の先端からシリンダヘッド１の弁座部付近
に向って冷却水を噴射供給させるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はディーゼルエンジン
のシリンダヘッドに係り、特に、シリンダヘッドをむら
のない状態で効率的に冷却することができる簡潔構成の
冷却装置に関するものである。
のシリンダヘッドに係り、特に、シリンダヘッドをむら
のない状態で効率的に冷却することができる簡潔構成の
冷却装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の冷却装置としては、例え
ば実開昭６２−１５２０５２号公報に見られるように、
シリンダヘッドの排気弁座部周辺の異なる位置に向って
冷却水を噴射する２つのクーリングパイプをそれぞれシ
リンダヘッドの鋳造時に該シリンダヘッドに鋳くるむよ
うにしたものがある。
ば実開昭６２−１５２０５２号公報に見られるように、
シリンダヘッドの排気弁座部周辺の異なる位置に向って
冷却水を噴射する２つのクーリングパイプをそれぞれシ
リンダヘッドの鋳造時に該シリンダヘッドに鋳くるむよ
うにしたものがある。
【０００３】しかしながら、このようにシリンダヘッド
の鋳造時にクーリングパイプを鋳くるむようにした場合
は、クーリングパイプによって溶湯の流れが悪化するた
めにシリンダヘッドの鋳造品質が低下するとともに、ク
ーリングパイプの位置決め精度が悪いために、冷却水の
噴射位置が微妙にずれて所期の冷却性能を得ることがで
きない場合があった。
の鋳造時にクーリングパイプを鋳くるむようにした場合
は、クーリングパイプによって溶湯の流れが悪化するた
めにシリンダヘッドの鋳造品質が低下するとともに、ク
ーリングパイプの位置決め精度が悪いために、冷却水の
噴射位置が微妙にずれて所期の冷却性能を得ることがで
きない場合があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであって、シリンダヘッドの製造品質
に影響を与えることなくシリンダヘッドをむらのない状
態で効率的に冷却することができる簡潔構成の冷却装置
を提供することを課題としている。
みてなされたものであって、シリンダヘッドの製造品質
に影響を与えることなくシリンダヘッドをむらのない状
態で効率的に冷却することができる簡潔構成の冷却装置
を提供することを課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、シリンダヘッドの弁座部付近に向って冷却
水を噴射するクーリングパイプを備えた冷却装置におい
て、シリンダヘッドに設けた挿入孔に外部から挿入して
先端を弁座部付近の所要位置に向って開口させた直管状
のクーリングパイプおよび該クーリングパイプの外端を
閉塞するプラグを設けている。そして、クーリングパイ
プの挿入孔に至る冷却水通路をシリンダヘッドに設ける
とともに、該冷却水通路に重合する開口をクーリングパ
イプに設けたことを特徴としている。
に本発明は、シリンダヘッドの弁座部付近に向って冷却
水を噴射するクーリングパイプを備えた冷却装置におい
て、シリンダヘッドに設けた挿入孔に外部から挿入して
先端を弁座部付近の所要位置に向って開口させた直管状
のクーリングパイプおよび該クーリングパイプの外端を
閉塞するプラグを設けている。そして、クーリングパイ
プの挿入孔に至る冷却水通路をシリンダヘッドに設ける
とともに、該冷却水通路に重合する開口をクーリングパ
イプに設けたことを特徴としている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図に基
づいて詳細に説明する。図１は本発明に係るディーゼル
エンジンのシリンダヘッド冷却装置の一実施形態を示す
概略平面図、図２は図１のＡ−Ａ断面図であり、シリン
ダヘッド１の側壁２の下端近傍には、底壁面３と平行す
る挿入孔４を機械加工で設けている。
づいて詳細に説明する。図１は本発明に係るディーゼル
エンジンのシリンダヘッド冷却装置の一実施形態を示す
概略平面図、図２は図１のＡ−Ａ断面図であり、シリン
ダヘッド１の側壁２の下端近傍には、底壁面３と平行す
る挿入孔４を機械加工で設けている。
【０００７】挿入孔４には直管状をなすクーリングパイ
プ５をそれぞれシリンダヘッド１の外側から挿入するこ
とにより、各クーリングパイプ５の先端をシリンダヘッ
ド１の高温部であるエキゾーストバルブ６の弁座部周辺
の所要位置、すなわち弁間の所定位置に向って開口させ
ている。７はインレットバルブ、８はインジェクタ、９
はエキゾーストポート、１０はインレットポートであ
る。
プ５をそれぞれシリンダヘッド１の外側から挿入するこ
とにより、各クーリングパイプ５の先端をシリンダヘッ
ド１の高温部であるエキゾーストバルブ６の弁座部周辺
の所要位置、すなわち弁間の所定位置に向って開口させ
ている。７はインレットバルブ、８はインジェクタ、９
はエキゾーストポート、１０はインレットポートであ
る。
【０００８】前記挿入孔４の外端にはプラグ１１をねじ
込むことにより、クーリングパイプ５の外端を閉鎖しつ
つ、該パイプ５を抜け止め固定している。そして、シリ
ンダブロック１２に設けたウォータジャケット１３と挿
入孔４を連通させる冷却水通路１４をシリンダヘッド１
に設けるとともに、該冷却水通路１４に重合する開口１
５をクーリングパイプ５に設けることにより、ウォータ
ジャケット１３の冷却水の一部を冷却水通路１４および
開口１５を経てクーリングパイプ５に導入し、このクー
リングパイプ５の先端から弁座部周辺の所要位置に向っ
て噴射供給されるようにしている。１６はガスケットで
ある。
込むことにより、クーリングパイプ５の外端を閉鎖しつ
つ、該パイプ５を抜け止め固定している。そして、シリ
ンダブロック１２に設けたウォータジャケット１３と挿
入孔４を連通させる冷却水通路１４をシリンダヘッド１
に設けるとともに、該冷却水通路１４に重合する開口１
５をクーリングパイプ５に設けることにより、ウォータ
ジャケット１３の冷却水の一部を冷却水通路１４および
開口１５を経てクーリングパイプ５に導入し、このクー
リングパイプ５の先端から弁座部周辺の所要位置に向っ
て噴射供給されるようにしている。１６はガスケットで
ある。
【０００９】上記のようなシリンダヘッドの冷却装置を
構成するに際しては、シリンダヘッド１に設けた挿入孔
４に、パイプ材を所定長さに切断して得たクーリングパ
イプ５を挿入する。このようなクーリングパイプ５の挿
入に際しては、開口１５を冷却水通路１４の方向（シリ
ンダヘッド１の下面側）に向けておく。
構成するに際しては、シリンダヘッド１に設けた挿入孔
４に、パイプ材を所定長さに切断して得たクーリングパ
イプ５を挿入する。このようなクーリングパイプ５の挿
入に際しては、開口１５を冷却水通路１４の方向（シリ
ンダヘッド１の下面側）に向けておく。
【００１０】そして、クーリングパイプ５を挿入孔４に
挿入して開口１５を冷却水通路１４に合致させた後に、
プラグ１１をねじ込んでクーリングパイプ５の外端を閉
鎖するとともに該パイプ５を抜け止め固定すれば、クー
リングパイプ５の内部が開口１５を介して冷却水通路１
４に連通保持されるとともに、クーリングパイプ５の先
端が所要位置に向って開口する。
挿入して開口１５を冷却水通路１４に合致させた後に、
プラグ１１をねじ込んでクーリングパイプ５の外端を閉
鎖するとともに該パイプ５を抜け止め固定すれば、クー
リングパイプ５の内部が開口１５を介して冷却水通路１
４に連通保持されるとともに、クーリングパイプ５の先
端が所要位置に向って開口する。
【００１１】なお、上記のように冷却水通路１４とクー
リングパイプ５の内部を連通させる開口１５と冷却水通
路１４の合致度は、クーリングパイプ５の挿入深さの精
度、すなわち、クーリングパイプ５の位置合わせ精度の
目安となる。よって、シリンダヘッド１の下面側から冷
却水通路１４を覗きつつ、この冷却水通路１４に開口１
５が合致する位置までクーリングパイプ５を挿入してプ
ラグ１１を取り付ければ、クーリングパイプ５が所定の
精度で取り付けられるために、格別な困難をともなうこ
となくクーリングパイプ５を高精度に取り付けることが
できる。
リングパイプ５の内部を連通させる開口１５と冷却水通
路１４の合致度は、クーリングパイプ５の挿入深さの精
度、すなわち、クーリングパイプ５の位置合わせ精度の
目安となる。よって、シリンダヘッド１の下面側から冷
却水通路１４を覗きつつ、この冷却水通路１４に開口１
５が合致する位置までクーリングパイプ５を挿入してプ
ラグ１１を取り付ければ、クーリングパイプ５が所定の
精度で取り付けられるために、格別な困難をともなうこ
となくクーリングパイプ５を高精度に取り付けることが
できる。
【００１２】図３および図４は本発明に係る冷却装置に
用いられるクーリングパイプ５の別の形態を示したもの
である。この実施形態では、開口１５を設けたクーリン
グパイプ５の外端部にプラグ１１を予めカシメ固定して
クーリングパイプ５の基端を閉鎖している。また、開口
１５の位置（方向）を示すポンチマーク１７をプラグ１
１の外端面に設けている。そして、プラグ１１の外径を
クーリングパイプ５の外径より大きくするとともに、プ
ラグ１１の外径より大きなガイド部４ａと、プラグ１１
の外径と一致する嵌合部４ｂと、クーリングパイプ５を
挿入するに必要かつ充分な内径に設定した挿入部４ｃを
内方に向って連設した段付状の挿入孔４を設けることに
より、嵌合部４ｂと挿入部４ｃの段部４ｄにプラグ１１
の内端面１１ａを当接させたときに開口１５が冷却水通
路１４に合致するように開口１５の位置を設定してい
る。
用いられるクーリングパイプ５の別の形態を示したもの
である。この実施形態では、開口１５を設けたクーリン
グパイプ５の外端部にプラグ１１を予めカシメ固定して
クーリングパイプ５の基端を閉鎖している。また、開口
１５の位置（方向）を示すポンチマーク１７をプラグ１
１の外端面に設けている。そして、プラグ１１の外径を
クーリングパイプ５の外径より大きくするとともに、プ
ラグ１１の外径より大きなガイド部４ａと、プラグ１１
の外径と一致する嵌合部４ｂと、クーリングパイプ５を
挿入するに必要かつ充分な内径に設定した挿入部４ｃを
内方に向って連設した段付状の挿入孔４を設けることに
より、嵌合部４ｂと挿入部４ｃの段部４ｄにプラグ１１
の内端面１１ａを当接させたときに開口１５が冷却水通
路１４に合致するように開口１５の位置を設定してい
る。
【００１３】従って、本実施形態の場合は、ポンチマー
ク１７をシリンダヘッド１の下面側に向けてクーリング
パイプ５の先端を挿入孔４に差し込む。続いて、ポンチ
マーク１７の方向を監視しつつプラグ１１の内端面１１
ａが段部４ｄに突き当たるまでプラグ１１の外端面をハ
ンマーなどで叩いてクーリングパイプ５を挿入孔４に圧
入すれば、開口１５が冷却水通路１４に合致する。この
ために、本実施形態による場合はポンチマーク１７の方
向を監視しつつクーリングパイプ５を挿入孔４に圧入す
るのみで開口１５を冷却水通路１４に的確に合致させる
ことができるために、クーリングパイプ５の組み付け作
業性が改善される利点がある。
ク１７をシリンダヘッド１の下面側に向けてクーリング
パイプ５の先端を挿入孔４に差し込む。続いて、ポンチ
マーク１７の方向を監視しつつプラグ１１の内端面１１
ａが段部４ｄに突き当たるまでプラグ１１の外端面をハ
ンマーなどで叩いてクーリングパイプ５を挿入孔４に圧
入すれば、開口１５が冷却水通路１４に合致する。この
ために、本実施形態による場合はポンチマーク１７の方
向を監視しつつクーリングパイプ５を挿入孔４に圧入す
るのみで開口１５を冷却水通路１４に的確に合致させる
ことができるために、クーリングパイプ５の組み付け作
業性が改善される利点がある。
【００１４】このように、本発明に係るディーゼルエン
ジンのシリンダヘッド冷却装置によれば、鋳造品質に影
響を及ぼす溶湯の流れを犠牲にしてクーリングパイプ５
をシリンダヘッド１に鋳くるむ必要性がなく、直管状の
クーリングパイプ５を挿入孔４に外部から挿入してその
外端を閉塞することで所期の目的を達成することができ
るというように、加工精度に優れた機械加工および作業
性のよい挿入作業（圧入作業）などを行なうのみでクー
リングパイプ４を高精度に取り付けることができる。
ジンのシリンダヘッド冷却装置によれば、鋳造品質に影
響を及ぼす溶湯の流れを犠牲にしてクーリングパイプ５
をシリンダヘッド１に鋳くるむ必要性がなく、直管状の
クーリングパイプ５を挿入孔４に外部から挿入してその
外端を閉塞することで所期の目的を達成することができ
るというように、加工精度に優れた機械加工および作業
性のよい挿入作業（圧入作業）などを行なうのみでクー
リングパイプ４を高精度に取り付けることができる。
【００１５】このために、格別な困難をともなうことな
く冷却水を所定の位置に高精度に噴射供給することがで
きる。また、クーリングパイプ５は直管状を呈するもの
であるから、挿入孔４を設けるスペースがあればこの位
置にクーリングパイプ５を確実に取り付けることができ
るとともに、クーリングパイプ５をシリンダヘッド１の
底壁面３に近接させることができる。従って、エキゾー
ストポート９あるいはインテークポート１０の下側にも
クーリングパイプ５を取り付けることができるというよ
うに、クーリングパイプ５の取付位置の自由度が高くな
る。
く冷却水を所定の位置に高精度に噴射供給することがで
きる。また、クーリングパイプ５は直管状を呈するもの
であるから、挿入孔４を設けるスペースがあればこの位
置にクーリングパイプ５を確実に取り付けることができ
るとともに、クーリングパイプ５をシリンダヘッド１の
底壁面３に近接させることができる。従って、エキゾー
ストポート９あるいはインテークポート１０の下側にも
クーリングパイプ５を取り付けることができるというよ
うに、クーリングパイプ５の取付位置の自由度が高くな
る。
【００１６】なお、実施形態においてはエキゾーストバ
ルブ６およびインテークバルブ７をインジェクタ８のま
わりに２本づつ配したうえで、インジェクタ８を挟んだ
対向位置に２本のクーリングパイプ５を取り付けて弁座
部周辺に冷却水を均等に噴射供給するようにした場合に
ついて説明しているが、クーリングパイプ５およびバル
ブ６、７の数並びに位置は実施形態に限定されるもので
はなく、任意である。
ルブ６およびインテークバルブ７をインジェクタ８のま
わりに２本づつ配したうえで、インジェクタ８を挟んだ
対向位置に２本のクーリングパイプ５を取り付けて弁座
部周辺に冷却水を均等に噴射供給するようにした場合に
ついて説明しているが、クーリングパイプ５およびバル
ブ６、７の数並びに位置は実施形態に限定されるもので
はなく、任意である。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、シリンダヘッドに設けた挿入孔に直管状のクーリン
グパイプを外部から挿入して開口を利用してクーリング
パイプの挿入深さを調整したうえで、該パイプの外端を
プラグで閉塞するのみで所望の位置に冷却水と的確に噴
射供給することができるために、鋳造品質に影響を及ぼ
す溶湯の流れを犠牲にしてクーリングパイプをシリンダ
ヘッドに鋳くるむ必要性がなく、加工精度に優れた機械
加工および作業性のよい挿入作業などを行なうのみでク
ーリングパイプを高精度に取り付けることができる。
は、シリンダヘッドに設けた挿入孔に直管状のクーリン
グパイプを外部から挿入して開口を利用してクーリング
パイプの挿入深さを調整したうえで、該パイプの外端を
プラグで閉塞するのみで所望の位置に冷却水と的確に噴
射供給することができるために、鋳造品質に影響を及ぼ
す溶湯の流れを犠牲にしてクーリングパイプをシリンダ
ヘッドに鋳くるむ必要性がなく、加工精度に優れた機械
加工および作業性のよい挿入作業などを行なうのみでク
ーリングパイプを高精度に取り付けることができる。
【００１８】また、直管状のクーリングパイプを用いた
ものであるから、クーリングパイプの生産コストを低減
できるとともに、このクーリングパイプをシリンダヘッ
ドの底壁面に近接させることができる。よって、エキゾ
ーストポートあるいはインテークポートの下側にもクー
リングパイプを取り付けることができるなど、クーリン
グパイプの取付位置の自由度が高くなる。
ものであるから、クーリングパイプの生産コストを低減
できるとともに、このクーリングパイプをシリンダヘッ
ドの底壁面に近接させることができる。よって、エキゾ
ーストポートあるいはインテークポートの下側にもクー
リングパイプを取り付けることができるなど、クーリン
グパイプの取付位置の自由度が高くなる。
【図１】本発明に係るディーゼルエンジンのシリンダヘ
ッド冷却装置の一実施形態を示す断面図である。
ッド冷却装置の一実施形態を示す断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う拡大断面図である。
【図３】本発明に係るディーゼルエンジンのシリンダヘ
ッド冷却装置の別の実施形態を示す断面図である。
ッド冷却装置の別の実施形態を示す断面図である。
【図４】図３に示したクーリングパイプの外端面の正面
図である。
図である。
１ シリンダヘッド ２ 側壁 ３ 底壁面 ４ 挿入孔 ４ａ ガイド部 ４ｂ 嵌合部 ４ｃ 挿入部 ４ｄ 段部 ５ クーリングパイプ ６ エキゾーストバルブ ７ インテークバルブ ８ インジェクタ ９ エキゾーストポート １０ インテークポート １１ プラグ １１ａ 内端面 １２ シリンダブロック １３ ウォータジャケット １４ 冷却水通路 １５ 開口 １６ ガスケット １７ ポンチマーク
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダヘッドの弁座部付近に向って冷
却水を噴射するクーリングパイプを備えた冷却装置にお
いて、シリンダヘッドに設けた挿入孔に外部から挿入し
て先端を弁座部付近の所要位置に向って開口させた直管
状のクーリングパイプと、該クーリングパイプの外端を
閉塞するプラグを備え、クーリングパイプの挿入孔に至
る冷却水通路をシリンダヘッドに設けるとともに、該冷
却水通路に重合する開口をクーリングパイプに設けたこ
とを特徴とするディーゼルエンジンのシリンダヘッド冷
却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8812798A JPH11264344A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | ディーゼルエンジンのシリンダヘッド冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8812798A JPH11264344A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | ディーゼルエンジンのシリンダヘッド冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264344A true JPH11264344A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13934259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8812798A Pending JPH11264344A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | ディーゼルエンジンのシリンダヘッド冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11264344A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11549460B2 (en) | 2017-06-30 | 2023-01-10 | Kubota Corporation | Water cooled engine |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP8812798A patent/JPH11264344A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11549460B2 (en) | 2017-06-30 | 2023-01-10 | Kubota Corporation | Water cooled engine |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7278381B2 (en) | Cooling structure of cylinder block | |
| US7069885B2 (en) | Cylinder head | |
| US6260518B1 (en) | Direct injection spark-ignited internal combustion engine | |
| US7963461B2 (en) | Fuel injection nozzle | |
| JPH11264344A (ja) | ディーゼルエンジンのシリンダヘッド冷却装置 | |
| BRPI0618279A2 (pt) | sistema de admiissão de um motor | |
| JP2007231897A (ja) | 筒内燃料噴射式エンジン | |
| JPH0335873Y2 (ja) | ||
| JP3622445B2 (ja) | 直噴式内燃機関のシリンダヘッド製造方法 | |
| JP7028343B2 (ja) | シリンダヘッドの製造方法 | |
| US11530667B2 (en) | Cylinder head | |
| JPH10176596A (ja) | 筒内直噴型火花点火式内燃機関 | |
| JP2007231896A (ja) | 筒内燃料噴射式エンジン | |
| JP2001152961A (ja) | 筒内燃料噴射型内燃機関の構造 | |
| JP2717286B2 (ja) | ４サイクルエンジンの冷却装置 | |
| JP2000170600A (ja) | シリンダヘッド冷却構造 | |
| JP2565322Y2 (ja) | 直噴式ディーゼルエンジンのシリンダヘッド構造 | |
| JPH07208298A (ja) | 内燃機関用燃料分配管 | |
| JP2002168120A (ja) | エンジンの排気構造 | |
| JPH0610790A (ja) | フユーエルデリバリパイプの製造方法 | |
| KR100210677B1 (ko) | 실린더 헤드 주형 장치 | |
| JPS6218677Y2 (ja) | ||
| JP2002213300A (ja) | エンジンの冷却構造及び冷却水通路の製造方法 | |
| JP2000110660A (ja) | 自動二輪車用エンジン | |
| JPH0238052Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040727 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |