JPH11264269A - キーの抜き忘れ防止構造 - Google Patents

キーの抜き忘れ防止構造

Info

Publication number
JPH11264269A
JPH11264269A JP6973398A JP6973398A JPH11264269A JP H11264269 A JPH11264269 A JP H11264269A JP 6973398 A JP6973398 A JP 6973398A JP 6973398 A JP6973398 A JP 6973398A JP H11264269 A JPH11264269 A JP H11264269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
door
key
closed
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6973398A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Samejima
孝之 鮫島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6973398A priority Critical patent/JPH11264269A/ja
Publication of JPH11264269A publication Critical patent/JPH11264269A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】郵便区分機のように、メールを搬送するベルト
やプーリがオペレータから触れる位置に配してある装置
では、可動中にオペレータの身体や衣類を誤って巻き込
まないように可動部を覆う安全上の扉を設けており、可
動中でもこの安全上の扉を開けると電源が切れ可動部が
瞬時に停止する構造になっているが、保守員が保守のた
めに安全上の扉を開けた状態で装置を可動させる場合が
有る。この場合、保守員のみが所持するキーをキーシリ
ンダに差し込み、扉を開けた状態でも可動出来るモード
に切替えて保守を行い、保守終了後にキーを抜き取って
元の扉を開ければ可動部が停止するモードに戻す。この
モードを切り替えるキーの抜き忘れを防止する構造を発
明することが目的である。 【解決手段】キーの挿入部に開閉できるカバーを設け、
このカバーを閉じなければ扉に干渉して扉も閉じない構
造にする。且つ、カバーはキーが差込まれた状態ではキ
ーに当たって閉じない形状にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】郵便区分機のように可動部及
び活電部を覆う扉を有し、且つこの扉の開閉を検知して
閉じていれば装置が可動でき、開いていれば可動が停止
する機能を持つ装置の安全構造に掛り、特に保守時に扉
を開いた状態でも装置の可動ができるモードに切り替え
ることができる保守員のみが所持するキーの抜き忘れ防
止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、装置に注意を促す銘板などを貼
り、文語でキーの抜き忘れ防止の表示をしていたが確実
ではなかった。
【0003】また、差込んだキー自体に扉を当てて、キ
ーを抜かなければ扉が閉まらない構造にしていたが、キ
ーを破損することがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キーを破損させること
なく、キーの抜き忘れを確実に防止し、装置の誤操作を
防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】キーの差し込み部に開閉
できるカバーを設け、このカバーを閉じなければ扉に干
渉して扉も閉じない構造にする。且つ、カバーはキーが
差込まれた状態ではキに当たって閉じない形状にする。
【0006】キーの差し込み部にヒンジを介し回転して
開閉できるカバーを設ける。このカバーは開くとキーを
差し込むことができ、閉じるとキーを差し込む穴を塞
ぎ、また、このカバーには閉じると磁石やフックによっ
て閉じた状態を維持できるロックと、閉じきらなければ
ばね力もしくはカバーの自重によりカバーが開く荷重が
掛かる構造にする。
【0007】キーを差込んだ状態で、カバーを閉めてく
ると差込んだキーの飛び出し部にカバーが当って閉じき
らず、手を離すとカバーは開ききった位置に戻る。開い
たカバーは閉じてくる扉に対してキーよりも先に当たる
形状にし、しかも扉を強く閉じてもカバーだけで負荷を
支え、キーの飛び出した部分に扉が当たらないようにす
る。
【0008】キーを抜けば、カバーは閉じきることがで
き、閉じきったカバーには扉は当たらない寸法関係にし
ておけば、扉を閉じることができる。
【0009】扉は完全に閉じないと装置の電源が切れて
いるため、キーを必ず抜かなければ装置を作動すること
ができない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1〜図5を用いて詳細に説明する。
【0011】図5は郵便区分機の外観斜視図であり保守
時に装置本体1に取付けた扉2を扉回転中心12を軸に
しB方向に開くこととで、装置の可動が停止する。
【0012】図1はカバー及び扉の閉状態を示し(図5
のA−A断面)、扉2の内側の装置本体1に保守時に装
置の可動ができるモード切り替え可能なキーシリンダー
5を取付け、キーシリンダー5の下側の装置本体にヒン
ジ6を設けたカバー3を取付ける、カバー3を閉じた状
態を維持するため磁石4を取付ける。この時のキーシリ
ンダー5とカバー3の関係は、図2(図1のC矢視図)
に示すようにカバー3によりキーの差し込み口11を塞
ぐ様に設置しカバー3を閉じた状態ではキー9の抜き差
しはできない。扉2の開閉により装置の可動を制御する
ため、扉2の開閉検知センサ(本体側)9を装置本体1
に取付け、扉2の開閉検知センサ(扉側)7を扉2に取
付ける。扉2を閉じきると扉の開閉検知センサ(扉側)
7の凸部8が扉の開閉検知センサ(本体側)9の凹部に
入り扉2の開閉を検知する。
【0013】図3はキーを差し込んだ状態で、カバーを
閉じようとした状態を示し(図5のA−A断面)、この
時のキー9とカバー3の関係は、図1記載(a)寸法<
図4記載(d)寸法のようにしており、カバー3を閉じ
ようとするとキー9に当たり閉じきることができず、さ
らに、手をはなすとカバー3は自重で、D矢印方向にヒ
ンジ6により回転し、開ききった状態となる。従って、
キー9を抜かないとカバー3は閉じきることはできな
い。
【0014】図4は、カバーの開状態で、扉を閉じよう
とした状態を示し(図5のA−A断面)カバー3が開き
きった状態で扉2を閉じようとした場合、図1記載
(b)寸法(扉2を閉じきった状態)<図4記載(c)
寸法の為、扉2はカバー3に当たり閉じきることはでき
ず、また、開閉検知センサ(扉側)7の凸部8が開閉検
知センサ(本体側)9の凹部に入り込むことができない
ため、装置は可動することはない。さらに、図4記載
(d)寸法<図4記載(c)寸法の関係によりキー9は
扉2に当たることはなく破損の恐れはない。
【0015】従って、保守作業後キー9を抜き、カバー
3を閉じたり、扉2を閉じなければ装置を可動させるこ
とはできないため、誤動作を防止できる。
【0016】次に、本発明の第2実施形態を図6、図7
により説明する。
【0017】図6は、カバー閉状態を示し(図5のA−
A断面)、図7は、カバー開状態を示している(図5の
A−A断面)。カバー3の重心の関係により自重で開く
荷重が掛からない場合、カバー3と装置本体1を引っ張
りばね16により接続することによりカバー3に開く方
向に荷重が掛かるようにする。また、カバー3を閉じた
状態を維持するため、引っ張りばね16のばね力に耐え
うるロック機構を必要とするため、例えば、フック15
を装置本体1に設け、回転中心14と回転中心14によ
り回転可能な引掛け部13をカバー3に設ける。引掛け
部13をフック15に引っかけることでカバー3はロッ
クされる。ロックを外す場合は、キーシリンダー5方向
にカバー3を押し引掛け部13をフック15より外すこ
とでロックが解除され、手を放すとカバー3は開く。
【0018】
【発明の効果】キーを破損させることなく、キーの抜き
忘れを確実に防止し、装置の誤操作を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバー及び扉の閉状態を示す断面図である。
【図2】カバーとキー差し込み部を示す図である。
【図3】キーを差し込んだ状態で、カバーを閉じようと
した状態を示す断面図である。
【図4】カバーの開状態で、扉を閉じようとした状態を
示す断面図である。
【図5】装置の外観斜視図である。
【図6】第2実施形態におけるカバーの閉状態を示す断
面図である。
【図7】第2実施形態におけるカバーの開状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1…装置本体、 2…扉、3…カバ
ー、 4…磁石、5…キーシリンダ
ー、 6…ヒンジ、7…開閉検知センサ(扉
側)、 8…凸部、9…開閉検知センサ(本体側)、
10…凹部、11…キー差し込み口、 12…
扉回転中心、13…引掛け部、 14…
回転中心、15…フック、 16…引
っ張りばね。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉の開閉を電気的に検知し、扉が閉じてい
    れば装置が可動でき扉が開いていれば装置の可動を停止
    する機能と、扉を開いた状態で装置を可動させる鍵付き
    スイッチの機能とを備えた装置において、前記鍵付きス
    イッチのキー差し込み部にカバー部を設け、キーを差し
    込んだ状態では前記カバー及び前記扉を閉じない構造と
    したことを特徴としたキー抜き忘れ防止構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載のキー抜き忘れ防止構造にお
    いて、前記カバーは、前記キーを差し込んだ状態では該
    キーに当たり閉まらず、且つ該カバーは自重またはばね
    を設けることによって開いた状態になることを特徴とし
    たキー抜き忘れ防止構造。
JP6973398A 1998-03-19 1998-03-19 キーの抜き忘れ防止構造 Withdrawn JPH11264269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6973398A JPH11264269A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 キーの抜き忘れ防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6973398A JPH11264269A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 キーの抜き忘れ防止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11264269A true JPH11264269A (ja) 1999-09-28

Family

ID=13411326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6973398A Withdrawn JPH11264269A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 キーの抜き忘れ防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11264269A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095393A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toshiba Corp 紙葉類処理装置
JP2010162614A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Murata Machinery Ltd 自動運転機器の扉装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095393A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toshiba Corp 紙葉類処理装置
JP4634767B2 (ja) * 2004-09-28 2011-02-16 株式会社東芝 紙葉類処理装置
JP2010162614A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Murata Machinery Ltd 自動運転機器の扉装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5249831A (en) Security lock for safes and the like having inertial operated counterweight
US5195792A (en) Electrically operated securing plate for door locks
EP0026763A1 (en) Locking device for vertical sliding gates and similar
JP3465156B2 (ja) 自動車用ドアロックのハーフラッチ検出装置
JPH1133509A (ja) 掃除機
KR100694448B1 (ko) 도어 래치의 디텐트 스위치 내장 구조
JPH11264269A (ja) キーの抜き忘れ防止構造
JP2005263008A (ja) コックピットドアのキャッチ装置
US6193149B1 (en) Lockable cassette for the storage of valuable documents or valuable articles
JPH0312126Y2 (ja)
JP4097744B2 (ja) 弾球遊技機
JP2747407B2 (ja) 宅配ボックスの開閉装置
JP4915887B2 (ja) ガス系消火設備の操作箱
JPS6139819Y2 (ja)
JPH0350523Y2 (ja)
JP3677411B2 (ja) ロッカー扉操作装置
JPS6227988Y2 (ja)
JPS6225825Y2 (ja)
GB2189288A (en) Security chain door lock
JP3168305B2 (ja) セキュリティーメールボックス
KR940004119Y1 (ko) 가전제품의 도어 괘 해정장치
JPH0584792U (ja) 小荷物収納箱付扉
JPH08296356A (ja) 傘のロック装置
JPH0344653A (ja) ドアロック装置
JPS6222934Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040126