JPH1126364A - プロキシミティ露光装置 - Google Patents

プロキシミティ露光装置

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JPH1126364A
JPH1126364A JP9189272A JP18927297A JPH1126364A JP H1126364 A JPH1126364 A JP H1126364A JP 9189272 A JP9189272 A JP 9189272A JP 18927297 A JP18927297 A JP 18927297A JP H1126364 A JPH1126364 A JP H1126364A
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JP
Japan
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glass substrate
air
unit
temperature
photomask
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JP9189272A
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Shigehiro Takami
重博 高見
Toshiyuki Kozuka
敏幸 小塚
Takashi Nirei
享司 楡井
Manabu Minegishi
学 峯岸
Tomoo Otsuka
知夫 大塚
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/70866Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature of mask or workpiece
    • G03F7/70875Temperature, e.g. temperature control of masks or workpieces via control of stage temperature

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス基板及びフォトマスクを常時所望の温
度に調節する。 【解決手段】 フォトマスクの温度調節手段はフォトマ
スクの上面方向に設けられたエアー吹き出し口であっ
て、このエアー吹き出し口から吹き出すエアーの方向を
ルーバによって可変し、フォトマスク全面にエアーを供
給するように構成されている。ガラス基板の温度調節手
段はローダユニット上でガラス基板に冷却用のクーリン
グプレートを接触させることによって、ガラス基板の温
度を調節する。また、別のガラス基板の温度調節手段は
ガラス基板をローダユニットから露光チャック上に搬送
する間に、ガラス基板の上面から冷却用のエアーをガラ
ス基板表面に吹きつけることによってガラス基板の温度
を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶ディスプレ
イの製造工程においてガラス基板上にマスクのパターン
を形成するプロキシミティ露光装置に係り、特にガラス
基板やマスクを所望の温度に制御する方式に改良を加え
たプロキシミティ露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ(LCD:Liqui
d Crystal Display)は、CRT(C
athode Ray Tube)に比べて薄型化、軽
量化が可能であるため、CTV(Color Tele
vision)やOA機器等のディスプレイ装置として
採用され、画面サイズも10型以上の大形化が図られ、
より一層の高精細化及びカラー化が押し進められてい
る。液晶ディスプレイは、フォトリソグラフィ技術によ
りガラス基板の表面に微細なパターンを描画して作られ
る。露光装置はこの微細パターンをガラス基板上に描画
するものである。この露光装置としては、マスクパター
ンをレンズ又はミラーを用いてガラス基板上に投影する
プロジェクション方式と、マスクとガラス基板との間に
微小なギャップを設けてマスクパターンを転写するプロ
キシミティ方式とがある。プロキシミティ方式の露光装
置は、プロジェクション方式に比べてパターン解像性能
が劣るものの、照射光学系が非常にシンプルであり、ス
ループットが高く、装置コストから見たコストパフォー
マンスも優れており、生産性の高い量産用装置に適した
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プロキシミティ方式の
露光装置においては、露光エネルギーによってフォトマ
スク自体の温度が上昇し、熱膨張に応じてトータルピッ
チ精度を劣化させていた。従来は、図2のように、マス
クホルダ4の支持部材41に設けられたエアー吹き出し
口42からフォトマスク3の表面に温度調節用エアー
(温調エアー)を吹きつけ、フォトマスクの表面を強制
的に冷却していた。しかしながら、このようにフォトマ
スク3に対して一定方向から温調エアーを吹きつけた場
合、フォトマスク3の表面温度分布に偏りが生じ、トー
タルピッチ精度を劣化させていた。また、従来は、ガラ
ス基板1がローダから露光チャック2上に搬送されて保
持されるまでの間は何ら温度調節を行わず、露光チャッ
ク2に保持された時点で初めて露光チャック2によって
温度調節が行われるようになっていた。しかしながら、
露光チャック2に保持されてから露光が行われるまでの
数秒間に露光チャック2上でガラス基板1を所望の温度
に調節(冷却)することは困難であり、ガラス基板1の
温度調節が不十分なまま露光を行うと、トータルピッチ
精度が劣化するという問題があった。本発明は上述の点
に鑑みてなされたものであり、ガラス基板及びフォトマ
スクを常時所望の温度に調節することのできるプロキシ
ミティ露光装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るプロキ
シミティ露光装置は、露光用のフォトマスクの温度を調
節する温度調節機構を備えた露光装置において、前記温
度調節機構がフォトマスクの上面方向に設けられたエア
ー吹き出し口であって、このエアー吹き出し口から吹き
出すエアーの方向をルーバによって可変し、前記フォト
マスク全面にエアーを供給するように構成されているも
のである。エアー吹き出し口がフォトマスクの上面に設
けられているので、効率的にフォトマスクにエアーを吹
きつけることができる。また、ルーバによってエアー吹
き出し方向が可変されているので、フォトマスクの全面
に渡ってエアーを均一に吹きつけることができ、表面温
度分布の偏りのない冷却を行うことができる。第2の発
明に係るプロキシミティ露光装置は、ガラス基板をロー
ダユニット上から露光チャック上に搬送してから露光を
行う露光装置において、前記ローダユニット上で前記ガ
ラス基板に冷却用のクーリングプレートを接触させるこ
とによって、前記ガラス基板の温度を調節する温度調節
手段を備えたものである。ガラス基板を順次供給するロ
ーダユニット上でクーリングプレートをガラス基板に接
触させることで、ガラス基板を効率的に冷却することが
できる。第3の発明に係るプロキシミティ露光装置は、
ガラス基板をローダユニット上から露光チャック上に搬
送してから露光を行う露光装置において、前記ガラス基
板を前記ローダユニットから前記露光チャック上に搬送
する間に、前記ガラス基板の上面から冷却用のエアーを
前記ガラス基板表面に吹きつけることによって前記ガラ
ス基板の温度を調節する温度調節手段を備えたものであ
る。ローダから露光ユニットに搬送されるまでの間にガ
ラス基板に冷却エアーを吹きつけることによって、ガラ
ス基板を効率的に冷却することができる。第4の発明に
係るプロキシミティ露光装置は、第1、第2及び第3の
発明に記載された温度調節手段の少なくとも2つを組み
合わせて構成されたものである。このように各発明を適
宜組み合わせることによってガラス基板及びフォトマス
クを常時所望の温度に調節することができるようにな
る。なお、第2の発明と第3の発明を組み合わせること
によってより効率的にガラス基板を冷却することができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に従って説明する。図1は本発明に係るプロキシ
ミティ露光装置の概略構成を示す図である。図では、ガ
ラス基板の冷却に関するローダユニット5及び基板搬送
ユニット6、並びにフォトマスクの冷却に関するアライ
メントステージユニット7について示し、他の部分につ
いては省略している。ローダユニット5はガラス基板1
Aを順次供給するものであり、インライン対応ローラコ
ンベア方式を採用している。なお、カセットタイプ方式
でもよいことはいうまでもない。ローダユニット5に
は、水冷のローダクーリングプレート51が設けられて
いる。ローダクーリングプレート51はローダユニット
5内を上下方向に移動して、上昇時にガラス基板1Aに
接触して、ガラス基板1Aの温度調節すなわち冷却を行
うようになっている。このローダユニット5におけるロ
ーダクーリングプレート51の詳細については後述す
る。
【0006】基板搬送ユニット6はX・θ・Zの3軸で
構成されており、ローダユニット5上のガラス基板1A
を基板搬送ユニット6の上部に設けられた基板センタリ
ングユニット9に搬送し、基板センタリングユニット9
上でセンタリング位置決めされたガラス基板1Bを露光
チャック2上に搬送する。基板搬送ユニット6のX・θ
軸はリニアモータで駆動し、Z軸はサーボモータで駆動
するようになっている。ここで、X軸はローダユニット
5からアライメントステージユニット7に向かう方向が
+X方向であり、逆が−X方向である。なお、基板搬送
ユニット6の詳細については後述する。基板搬送ユニッ
ト6及び基板センタリングユニット9の上部には、恒温
送風ユニット(HEPAユニット)8が設けられてい
る。恒温送風ユニット8は、設定温度±0.1°Cに調
整されたエアーを0.12μmの粒子を集塵可能なフィ
ルタを通してガラス基板1Bにダウンフローし、露光チ
ャック2に搬送される前のガラス基板1Bの温度調整す
なわち冷却を行うようになっている。また、基板搬送ユ
ニット6の上側にはアライメントステージユニット7に
搬送前のガラス基板1Bのセンタリングを行う基板セン
タリングユニット9が設けられている。この基板センタ
リングユニット9は、ガラス基板の多品種に対応してお
り、パルスモータ駆動方式によって、Y軸方向における
ガラス幅の切り換えを自動で行ってセンタリングを行え
るように構成されている。
【0007】アライメントステージユニット7は、露光
チャック2、チルティングZステージ10及びガラス基
板アライメントステージ11、並びに図示していないプ
リアライメントなどで構成される。露光チャック2は基
板搬送用ユニット6によって搬送されたガラス基板1を
吸着保持する。チルティングZステージ10は露光チャ
ック2を平行に昇降する粗動ステージと、ガラス基板1
をチルティングしてプロキシミティギャップ制御を行う
3点接触型のチルト駆動モータとから構成される。ガラ
ス基板アライメントステージ11は、X・Y・θ軸を駆
動して、フォトマスク3に対してガラス基板1をアライ
メントする。なお、この実施の形態では、アライメント
の前に、エッジ検出センサ(図示せず)を用いてガラス
基板のエッジを非接触で検出し、その検出位置に基づい
て、ガラス基板アライメントステージ11を駆動させて
プリアライメントを行うようになっている。フォトマス
ク3はその外周全体に渡って設けられた吸着型のマスク
ホルダ4によって下側から吸着保持されている。フォト
マスク3の上側には、その表面に温度調節用エアー(温
調エアー)を吹きつけてフォトマスク3を強制的に冷却
するためのルーバ方式のエアー吹き出し口12が設けら
れている。このルーバ方式のエアー吹き出し口12は、
フォトマスク3の表面を均一に冷却するためにその吹き
出し量(風量)やルーバの移動速度などの種々の要因に
よって制御されている。プリアライメントは、エッジ検
出センサ(図示せず)でガラス基板のエッジを非接触で
検出し、その検出位置に基づいて、ガラス基板アライメ
ントステージ11を駆動させてプリアライメントを行
う。なお、このアライメントステージユニット7には、
フォトマスク3を所定位置に位置決めするX・Y・θ軸
を駆動するマスクベースユニットが存在するがこれにつ
いては図示を省略してある。また、このアライメントス
テージユニット7には図示してない露光ユニットからの
紫外線をガラス基板1C上のフォトマスク3に照射する
ための光学系などが存在する。
【0008】図3は、エアー吹き出し口12がアライメ
ントステージユニット7上でフォトマスク3の温度調節
をどのように行うかを説明するための図である。図3
(A)は図3(B)のA−A線の断面図であり、図3
(B)は図3(A)の上面図である。エアー吹き出し口
12は図2のようにマスクホルダ4の支持部材41とは
別個に設けられており、矢印L1から矢印L2の範囲で
エアーがフォトマスク3に供給されるように吹き出し口
12自体がルーバ方式で回転するように構成されてい
る。このとき、矢印L1と矢印L2との間では、エアー
吹き出し口12からフォトマスク3表面に到達するまで
の距離がそれぞれ異なるので、エアー吹き出し口12か
ら一定の風量でエアーを吹き出す場合には、エアー吹き
出し口12の回転速度すなわちルーバの移動速度を制御
する必要がある。すなわち、矢印L1付近では速いスピ
ードでルーバを移動し、矢印L2付近では遅いスピード
でルーバを移動する。また、ルーバの移動速度を一定に
する場合には、エアー吹き出し口12から吹き出すエア
ー量を制御する必要がある。矢印L1付近ではエアー吹
き出し量を少なくし、矢印L2付近ではエアー吹き出し
量を多くする。なお、矢印L1と矢印L2の間における
吹き出し量は、両端吹き出し量を線型補間したものを用
いればよい。この実施の形態では、フォトマスク3の形
状は正方形であり、マスクホルダ4はその正方形の外周
に沿って配置されている。露光チャック2はこのマスク
ホルダ4の内壁面に対向した形状である。ガラス基板1
も同じく正方形である。フォトマスク3の四隅には長方
形のギャップ窓5a〜8aが設けられている。ギャップ
窓5a〜8aはフォトマスク3のパターン用クロームの
存在しない部分である。フォトマスク3の上面側には、
ギャップ窓5a及び6aに対応して設けられたギャップ
検出器と、フォトマスク3とガラス基板1とに設けられ
たアライメントパターンからの反射光に基づいて両者の
位置合わせ(高精度アライメント)を行うアライメント
検出器とを備えているが、本発明の説明とは直接関係な
いのでここでは省略してある。
【0009】図4は、ガラス基板1を供給するローダユ
ニット5の詳細を示す図である。図4(A)はローダユ
ニット5の上面図を示し、図4(B)及び図4(C)は
図4(A)のA−A線断面図を示し、図4(D)及び図
4(E)は図4(A)のB−B線断面図を示す。ローダ
ユニット5上にはガラス基板1を搬送するローラ3A〜
3G、4A〜4D、5A〜5Gが支持部材30、46〜
49、50を介して設けられている。ローラ3A〜3
G、5A〜5Gは、それぞれテンションベルト(図示せ
ず)によって駆動されるようになっている。ローダクー
リングプレート51は、ローラ4A〜4Dに対応した部
分に開口を有し、ローダユニット5上で図4(B)及び
図4(C)に示すように上下方向(Z軸方向)に移動可
能な構成になっている。また、図示していないが、ロー
ダクーリングプレート51内部には冷却水を循環するた
めの配管が設けられている。従って、ガラス基板1がこ
のローダユニット5に搬送された時点では、図4(B)
のようにローダクーリングプレート51はガラス基板1
の下側に位置しているが、ガラス基板1がローダユニッ
ト5の所定位置に位置決めされた時点で図4(C)のよ
うにローダクーリングプレート51が上昇し、ガラス基
板1を少し持ち上げるようになっている。なお、図4
(A)、図4(B)及び図4(D)では、基板搬送ユニ
ット6の搬送用アーム61を点線で示してある。この搬
送用アーム61は、コの字型をしており、ガラス基板1
とローダクーリングプレート51とローラ46〜49に
よって囲まれる空間に進入して、ガラス基板1を持ち上
げ、基板センタリングユニット9に搬送する。
【0010】図5及び図6は基板搬送ユニット6の詳細
を示す図である。図5(A)及び図5(B)は、ガラス
基板1をローダユニット5から基板センタリングユニッ
ト9に搬送する状態を示す図であり、図5(A)がその
上面図を、図5(B)がその側面図を示す。なお、図5
(A)及び図5(B)で点線で示された搬送用アーム6
1はX軸リニアモータ62の駆動によって案内溝63に
沿ってローダユニット5側に移動した状態を示すもので
ある。この場合、搬送用アーム61のコの字型の先端部
分は前述のようにガラス基板1とローダクーリングプレ
ート51とローラ3A〜3G,4A〜4D,5A〜5G
によって囲まれる空間に進入する。Z軸サーボモータ6
6の駆動によって搬送用アーム61は上昇してガラス基
板1をアーム上に積載する。次にX軸リニアモータ62
の駆動によって搬送用アーム61は、図5(A)及び図
5(B)のように基板センタリングユニット9側に移動
する。基板センタリングユニット9によってガラス基板
1のセンタリングが終了したら、今度は基板搬送ユニッ
ト6はガラス基板1をアライメントステージユニット7
に搬送する。図5(C)は、基板搬送ユニット6のθ軸
リニアモータ65の駆動によって反時計方向に90度回
転した状態を示す上面図である。図6(A)は、図5
(C)の状態からさらに反時計方向に90度回転し、X
軸リニアモータ62の駆動によって露光チャック2側に
ガラス基板1を搬送した状態を示す上面図であり、図6
(B)はその側面図である。搬送用アーム61は、露光
チャック2に設けられた逃げ溝に進入するので、両者が
干渉することはない。従って、図6(B)の側面図に示
すように、搬送用アーム61のコの字型のアーム先端の
下側部分は露光チャック2内に進入しているかのように
なっている。この状態でZ軸サーボモータ64を駆動し
て搬送用アーム61を下降することによって、図6
(C)のようにガラス基板1は、露光チャック2上に吸
着保持される。以上のような一連の処理を経て、ガラス
基板1はローダユニット5上から露光チャック2上に移
動される。そして、このような搬送過程でガラス基板1
はローダクーリングプレート51及び恒温送風ユニット
(HEPAユニット)8によって所定温度に冷却され
る。また、フォトマスク3はルーバ方式のエアー吹き出
し口12によって均一に冷却される。
【0011】
【発明の効果】本発明のプロキシミティ露光装置によれ
ば、ガラス基板及びフォトマスクを常時所望の温度に調
節することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプロキシミティ露光装置の概略
構成を示す図である。
【図2】 エアー吹き出し口がアライメントステージユ
ニット上でフォトマスクの温度調節をどのように行うか
を説明するための図である。
【図3】 エアー吹き出し口がアライメントステージユ
ニット上でフォトマスクの温度調節をどのように行うか
を説明するための図である。
【図4】 ガラス基板を保持するローダユニットの詳細
構成を示す図である。
【図5】 基板搬送ユニットの詳細構成を示す図であ
る。
【図6】 基板搬送ユニットの詳細構成を示す別の図で
ある。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C…ガラス基板、2…露光チャッ
ク、3…マスク、4…マスクホルダ、5a〜8a…ギャ
ップ窓、5…ローダユニット、6…基板搬送ユニット、
7…アライメントステージユニット、8…恒温送風ユニ
ット(HEPAユニット)、9…基板センタリングユニ
ット、10…チルティングZステージ、11…ガラス基
板アライメントステージ、12…エアー吹き出し口、5
1…ローダクーリングプレート、61…搬送用アーム、
3A〜3G,4A〜4D,5A〜5G…ローラ、30,
46〜49,50…支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 峯岸 学 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 大塚 知夫 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光用のフォトマスクの温度を調節する
    温度調節手段を備えたプロキシミティ露光装置におい
    て、 前記温度調節手段がフォトマスクの上面方向に設けられ
    たエアー吹き出し口であって、このエアー吹き出し口か
    ら吹き出すエアーの方向をルーバによって可変し、前記
    フォトマスク全面にエアーを供給するように構成されて
    いることを特徴とするプロキシミティ露光装置。
  2. 【請求項2】 ガラス基板をローダユニット上から露光
    チャック上に搬送してから露光を行うプロキシミティ露
    光装置において、 前記ローダユニット上で前記ガラス基板に冷却用のクー
    リングプレートを接触させることによって、前記ガラス
    基板の温度を調節する温度調節手段を備えたことを特徴
    とするプロキシミティ露光装置。
  3. 【請求項3】 ガラス基板をローダユニット上から露光
    チャック上に搬送してから露光を行うプロキシミティ露
    光装置において、 前記ガラス基板を前記ローダユニットから前記露光チャ
    ック上に搬送する間に、前記ガラス基板の上面から冷却
    用のエアーを前記ガラス基板表面に吹きつけることによ
    って前記ガラス基板の温度を調節する温度調節手段を備
    えたことを特徴とするプロキシミティ露光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2及び3に記載の温度調節手
    段の少なくとも2つを組み合わせて構成されたことを特
    徴とするプロキシミティ露光装置。
JP9189272A 1997-06-30 1997-06-30 プロキシミティ露光装置 Pending JPH1126364A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258197A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Hitachi High-Technologies Corp プロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置の基板吸着方法、及び表示用パネル基板の製造方法
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