JPH11262040A - 電話回線/ドアホン子器の自動切替接続器 - Google Patents

電話回線/ドアホン子器の自動切替接続器

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JPH11262040A
JPH11262040A JP10060855A JP6085598A JPH11262040A JP H11262040 A JPH11262040 A JP H11262040A JP 10060855 A JP10060855 A JP 10060855A JP 6085598 A JP6085598 A JP 6085598A JP H11262040 A JPH11262040 A JP H11262040A
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call
line
signal
telephone line
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Masahiro Kawaguchi
将広 川口
Shoichi Akiyama
正一 秋山
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ナンバーディスプレイサービスに対応する電話
機を接続しても、ドアホン通話ができる電話回線/ドア
ホン子器の自動切替接続器を提供する。 【解決手段】電話回線(L1−L2)の極性と電話機
(T1−T2)に対する極性を一致させるために操作す
る極性操作手段2aと、電話機に電話回線あるいはドア
ホン子器を選択的に切替接続するための回線切替手段3
と、ドアホン子器からの呼出を検出する呼出検出手段8
と、電話機に呼出信号を送出する呼出信号送出手段12
と、呼出検出手段8がドアホン子器からの呼出を検出し
たときに、回線切替手段3によりドアホン子器を電話機
に接続するとともに、呼出信号送出手段12から電話機
に呼出信号を送出させる制御手段1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナンバーディスプ
レイサービス対応機能を備えた電話機を接続することが
できる電話回線/ドアホン子器の自動切替接続器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7は、ホームテレホンシステムの構成
を示す図である。このシステムは、電話回線L(一般公
衆回線)を接続した住宅用電話交換装置100に、複数
のモジュラジャックM(#1〜#3)を、通話線と制御
線からなる4線式信号線を介して接続し、これらの各々
に電話機T(#1〜#3)を接続して構成されている。
また、この電話交換装置100には、1または複数のド
アホン子器D(#A,#B)を、通話線を介して接続し
ており、この交換装置100は、電話回線Lとドアホン
子器Dとの自動切替接続器を構成している。
【0003】なお、モジュラジャックMの各々には、呼
出音を出力するスピーカや内線通話中や外線通話中であ
ることを表示する外線表示灯、電話機Tのプラグを差し
込むための挿入孔を備えており、このモジュラジャック
Mへの接続には、一般公衆回線を接続する通常の電話機
Tが使用できるようになっている。このような構成によ
り、住宅用電話交換装置100は、各通話線を切り替え
接続して、電話機T同士の内線通話、電話機Tによる外
線通話、ドアホン子器Dと電話機Tとのドアホン通話を
可能にしている。
【0004】電話交換装置100は、ドアホン子器Dか
ら呼出があったときには、内蔵スピーカから「ピンポ
ン」といった呼出音を出力するとともに、モジュラジャ
ックMから呼出音を出力する。これに対して電話機Tが
応答すれば、ドアホン通話を開始できるようになってい
る。次に、図8に、電話交換装置の内部構成の概略を示
している。この電話交換装置(ドアホンアダプタ)20
0は、電話回線L(L1−L2)と1台のドアホン子器
D(DA1−DA2)とを接続するとともに、1台の電
話機Tを、図7に示したモジュラジャックMを介さず
に、直接、2線式信号線(T1−T2)で接続してい
る。通常の待機時は、電話回線Lが電話機Tに接続され
ており、電話回線Lを通じた他の電話機から呼出がある
と、電話機Tにおいて呼出音を出力し、応答すれば、通
話(外線通話)が開始できるようになっている。
【0005】電話交換装置200は、ドアホンアダプタ
制御部201と、給電部202と、回線切替部203と
を備えており、ドアホン子器Dからの呼出を、ドアホン
アダプタ制御部201が検出すると、回線切替部203
を電話回線L側(接点a側)からドアホン子器D側(接
点b側)に切り替え、給電部202から電話機Tに電力
を供給するとともに、呼出信号(SIR信号)を送出し
て、ドアホン子器Dからの呼出も、電話機Tから直接出
力させるようになっている。
【0006】このときに電話交換装置200から送出す
る呼出信号は、75V、16Hzの信号が、0.3秒の
オン期間と0.3秒のオフ期間とを繰り返す構成になっ
ており、図9に示すような電圧波形によって、電話交換
装置200から電話機Tに送出されている。図9(a)
は、電話回線Lの極性が(L1+,L2−)であり、電
話交換装置200の電話機Tに対する極性(内部回路の
極性)が(T1+,T2−)であって、両者が一致して
いる場合である。この場合、待機時に+48Vである電
圧レベルは、電話交換装置200がドアホン子器Dから
の呼出を検出し、電話機Tの接続を、電話回線Lからド
アホン子器Dに切り替えたときに、+20〜30Vにな
って呼出信号の送出が開始される。これに対して電話機
Tが応答し、ドアホンアダプタ制御部201がこれを検
出すると、電圧レベルが+5〜10Vとなって、ドアホ
ン通話が開始される。そしてドアホン通話が終了する
と、電話機Tの接続は、ドアホン子器Dから電話回線L
に戻り、電圧レベルは待機時のレベル(+48V)に戻
る。
【0007】図9(b)は、電話回線Lの極性が(L1
−,L2+)であり、電話交換装置200の電話機Tに
対する極性が(T1+,T2−)であって、両者が一致
していない場合である。この場合、待機時に−48Vで
ある電圧レベルは、電話交換装置200がドアホン子器
Dからの呼出を検出し、電話機Tの接続を、電話回線L
からドアホン子器Dに切り替えたときに、+20〜30
Vとなって呼出信号が送出される。これに対して電話機
Tが応答すると、電圧レベルが+5〜10Vとなって、
ドアホン通話がされる。そしてドアホン通話が終了する
と、電話機Tの接続は、ドアホン子器Dから電話回線L
に戻り、電圧レベルは待機時のレベル(−48V)に戻
る。
【0008】このように、交換機から電話回線Lを通じ
て供給される電圧の極性は、回線によって不定であるた
め、その極性によって、ドアホン子器Dから呼出があっ
たときの電圧波形が異なっている。ところで、近時、ナ
ンバーディスプレイサービスの運用が開始され、このサ
ービスを利用すれば、電話機において、呼出に応答する
前に、発信元の電話番号などが表示される。図10はそ
のサービスの基本動作を示す図である。なお、図中の
(1)〜(9)は、各動作に対して割り付けられた番号
であり、情報受信端末とは、このサービスを利用するこ
とができる電話機、ファクシミリ装置などの通信端末装
置を示している。
【0009】加入者線交換機は、予めサービス契約がさ
れた情報受信端末に対する呼出があった場合、受信端末
側の回線である加入者線L1,L2(電話回線L)の極
性を反転し(1)、情報受信端末起動信号を送出する
(2)。受信端末側では発信元情報の受信が可能な状態
になると、端末内の直流回路を閉じて(直流ループ閉
結)、一次応答信号を送出する(3)。これに対し、交
換機側は、直流抵抗値から一次応答信号を判断すると、
モデム信号である発信元電話番号等の情報を受信端末側
に送信する(4)。受信端末側では、一次応答信号の送
出から所定時間t内にモデム信号を受信すると直流回路
を開く(直流ループ開放)ことによる受信完了信号を送
出し(5)、これを受けた交換機側は、呼出信号を送信
する(6)。
【0010】情報受信端末は、呼出信号を受けると呼出
音を鳴動させて応答を促すが、予め発信元情報を受信し
ディスプレイに表示するなどして、相手の電話番号等が
確認できるので、相手に応じた対応(例えば、留守番電
話への切り替え)をとることができる。ここで呼出信号
に対し、ハンドセットを取り上げるなどして応答した場
合には、再度、直流回路を閉じて(直流ループ閉結)、
二次応答信号を送出し(7)、その後、極性が復極され
て通話ができるようになる(8),(9)。
【0011】なお、発信元電話番号を含んだモデム信号
には、発信元の通信端末の電話番号の他に、ダイヤルイ
ン契約をしている場合はダイヤルイン番号等の番号情報
も含まれ、また、発信元電話番号を通知できない場合に
はその理由が通知される。ちなみに、その理由には、公
衆電話からの発信、電話番号入力前の操作(「184」
をダイヤル)等により非通知指定をした場合の発信、サ
ービス提供地域外からの発信などがある。
【0012】図11は、上記ナンバーディスプレイサー
ビスにおける電話回線Lの線間電圧の波形を示した図で
ある。図中の(1)〜(9)は、図10において各動作
に割り付けられた番号に対応している。ここでは、電話
回線Lの極性が(L1−,L2+)の場合であり、待機
時に−48Vである電圧レベルは、極性反転後(1)、
+48Vになって、交換機から情報受信端末起動信号が
送出される(2)。この起動信号は、75V、16Hz
の信号で、0.5秒のオン期間と0.5秒のオフ期間と
を繰り返す構成になっている。
【0013】電話機T(情報受信端末)では、起動信号
を2回程度検出すると、回線閉結によって一次応答信号
とするので(3)、電圧レベルは+5〜10Vとなり、
その後、交換機側からモデム信号が送出される(4)。
電話機T側では、モデム信号を受信すると回線開放によ
って受信完了信号とし(5)、電圧レベルは+48Vと
なって、交換機側から送出されて来る呼出信号が受信す
る(6)。この呼出信号は、75V、16Hzの信号
で、1秒のオン期間と2秒のオフ期間とを繰り返す構成
になっている。
【0014】呼出信号に対し、電話機Tが回線閉結によ
って二次応答信号とすれば(7)、電圧レベルは+5〜
10Vとなり、交換機側によって極性が反転されると
(8)、電圧レベルは−5〜10Vとなり、通話が開始
される(9)。そして通話が終了すれば、電圧レベルは
待機時のレベル(−48V)に戻る。このナンバーディ
スプレイサービスを、図7,図8に示して説明したホー
ムテレホンシステムにおいて利用する場合は、各電話機
Tとしてサービス対応機能を備えた電話機を接続した
り、電話機Tの前段(電話交換装置100,200側)
にアダプタを接続すれば、配線が簡単にでき、発信元電
話番号が見やすいという点で便利になるが、以下のよう
な問題が発生するため、電話交換装置100,200の
前段(電話回線L側)に、このサービス対応機能を備え
たアダプタ(ナンバーディスプレイアダプタ)を接続す
る必要がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、ホームテレ
ホンシステムにおいてナンバーディスプレイサービスを
利用する場合に、サービス対応機能を備えた電話機を接
続した場合、以下のような問題が発生する。図12はそ
の問題点を説明するために示す図である。ここには、電
話交換装置200に、ナンバーディスプレイサービス対
応機能を備えた電話機Tを接続し、そのサービスの契約
をしている場合に、ドアホン子器Dからの呼出があった
ときの電話機Tに対する電圧波形(T1−T2)を示し
ている。
【0016】図12(a)は、電話回線Lの極性が(L
1+,L2−)であり、電話交換装置200の電話機T
に対する極性(T1+,T2−)と一致している場合で
ある。この場合、極性反転が発生しないため(図9
(a)参照)、電話機T側で、ドアホン子器からの呼出
音を出力し、ドアホン通話を行うことが出来る。ところ
が、図12(b)に示すように、電話回線Lの極性が
(L1−,L2+)であって、電話交換装置200の電
話機Tに対する極性(T1+,T2−)と一致していな
い場合は、極性が反転してから、電話機Tの接続を、電
話回線Lからドアホン子器Dに切り替え、呼出信号(S
IR信号)を送出するので、電話機T側では、この呼出
信号をナンバーディスプレイサービスの起動信号と判断
してしまう(図11参照)。
【0017】すなわち、極性反転後に検出する信号が、
起動信号とほぼ同じ波形になので、その信号を2回程度
検出した後、回線Lを閉結し、交換機からのモデム信号
(発信元情報信号)の待ち状態になる。また、電話交換
装置200では、回線Lの閉結を電話機Tでの応答と判
断する。電話機T側は、所定時間t(例えば7秒)の間
待ってもモデム信号を受信しないので(図10参照)、
回線Lの接続を切断して、待機状態に戻る。
【0018】このように、従来の電話交換装置200に
ナンバーディスプレイサービス対応機能を備えた電話機
Tを接続した場合、電話機T側で、ドアホン子器Dから
の呼出信号を、ナンバーディスプレイサービスの起動信
号と誤って判断してしまい、呼出を中断していた。した
がって、電話機Tでは呼出信号が出力されない状態のま
ま、ドアホン通話ができなかった。
【0019】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、ナンバーディスプレイサービスに対応す
る電話機を接続しても、ドアホン通話ができる電話回線
/ドアホン子器の自動切替接続器を提供することを目的
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
電話回線とドアホン子器とを接続するとともに、電話機
を接続して構成され、電話回線からの呼出と、ドアホン
子器からの呼出とを判別して、電話回線あるいはドアホ
ン子器を、電話機に切替接続する機能を備えた電話回線
/ドアホン子器の自動切替接続器の改良を提案する。
【0021】請求項1では、電話回線の極性と電話機に
対する極性を一致させるために操作する極性操作手段
と、電話機に電話回線あるいはドアホン子器を選択的に
切替接続するための回線切替手段と、ドアホン子器から
の呼出を検出する呼出検出手段と、電話機に呼出信号を
送出する呼出信号送出手段と、呼出検出手段がドアホン
子器からの呼出を検出したときに、回線切替手段により
ドアホン子器を電話機に接続するとともに、呼出信号送
出手段から電話機に呼出信号を送出させる制御手段とを
備える。
【0022】この自動切替接続器では、極性操作手段に
よって、予め、電話回線の極性と電話機に対する極性と
を一致させておけば、ドアホン子器からの呼出信号を送
出するときに、極性が反転しないので、電話機側で、そ
の呼出信号をナンバーディスプレイサービスの起動信号
と誤って判断することがない。請求項2では、電話回線
の極性を検出する極性検出手段と、極性検出手段が検出
する極性と電話機に対する極性を一致させる極性切替手
段と、電話機に電話回線あるいはドアホン子器を選択的
に切替接続するための回線切替手段と、ドアホン子器か
らの呼出を検出する呼出検出手段と、電話機に呼出信号
を送出する呼出信号送出手段と、呼出検出手段がドアホ
ン子器からの呼出を検出したときに、回線切替手段によ
りドアホン子器を電話機に接続するとともに、呼出信号
送出手段から電話機に呼出信号を送出させる制御手段と
を備える。
【0023】この自動切替接続器では、予め極性切替手
段によって、自動的に電話回線の極性と電話機に対する
極性とを一致させておけば、ドアホン子器からの呼出信
号を送出するときに、極性が反転しないので、電話機側
で、その呼出信号をナンバーディスプレイサービスの起
動信号と誤って判断することがない。請求項3では、電
話機に電話回線あるいはドアホン子器を選択的に切替接
続するための回線切替手段と、ドアホン子器からの呼出
を検出する呼出検出手段と、電話機に呼出信号を送出す
る呼出信号送出手段と、呼出検出手段がドアホン子器か
らの呼出を検出したときに、回線切替手段によりドアホ
ン子器を電話機に接続するとともに、呼出信号送出手段
から電話機に、電話回線を通じて送出されて来る呼出信
号と同じ呼出信号を送出させる制御手段とを備える。
【0024】この自動切替接続器では、ドアホン子器か
らの呼出信号(SIR信号)を、電話回線からの呼出信
号(IR信号)と同じ構成にしているので、電話機側
で、ドアホン子器からの呼出信号をナンバーディスプレ
イサービスの起動信号と誤って判断することがない。請
求項4では、電話機に電話回線あるいはドアホン子器を
選択的に切替接続するための回線切替手段と、ドアホン
子器からの呼出を検出する呼出検出手段と、電話機に呼
出信号を送出する呼出信号送出手段と、呼出信号送出手
段が電話機に送出する呼出信号の種別を選択する呼出信
号選択手段と、呼出検出手段がドアホン子器からの呼出
を検出したときに、回線切替手段によりドアホン子器を
電話機に接続するとともに、呼出信号送出手段から電話
機に、呼出信号選択手段によって選択された呼出信号を
送出させる制御手段とを備える。
【0025】この自動切替接続器では、ナンバーディス
プレイサービス契約をしている場合は、ドアホン子器か
らの呼出信号(SIR信号)を、電話回線からの呼出信
号(IR信号)と同じにしておけば、電話機側で、ドア
ホン子器からの呼出信号をナンバーディスプレイサービ
スの起動信号と誤って判断することがない。また、ナン
バーディスプレイサービス契約をしていないときは、ド
アホン子器からの呼出信号(SIR信号)を、電話回線
からの呼出信号(IR信号)と異ならせておけば、電話
機側で、両者の呼出信号を区別することができる。
【0026】請求項5では、請求項4において、呼出信
号選択手段が選択する呼出信号の種別には、少なくと
も、電話回線を通じて送出されて来る呼出信号と同じ呼
出信号を含んでいることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の請求項1に記
載の電話回線/ドアホン子器の自動切替接続器の構成の
一例を示すブロック図である。この自動切替接続器A1
は住戸内に設置され、電話回線L(L1−L2)を介し
て電話交換機(不図示)を接続するとともに、玄関先な
どに設置されたドアホン子器D(DA1−DA2)を接
続する。また、住戸内に設置された電話機T(T1−T
2)を接続するが、ここでは、ナンバーディスプレイサ
ービス対応機能を持つ電話機Tを接続する。したがっ
て、この住戸は、電話局と、ナンバーディスプレイサー
ビス契約を行っていることになる。なお、電話機Tは、
その前段にナンバーディスプレイアダプタを接続する構
成であってもよい。
【0028】自動切替接続器A1は、電話回線Lを通じ
た他の電話機などからの呼出と、ドアホン子器Dからの
呼出とを判別して、電話回線Lあるいはドアホン子器D
を、電話機Tに切替接続する基本動作をなす。図におい
て、1はCPU等で制御手段を構成する制御回路、2は
電話回線L(L1−L2)の極性と電話機T(T1−T
2)に対する極性を一致させるために操作する極性切替
スイッチ2aを備えた極性切替部である。すなわち、極
性切替スイッチ2aが極性操作手段を構成している。
【0029】また、3は電話機Tに電話回線Lあるいは
ドアホン子器Dを選択的に切替接続するための回線切替
部、4は電話機Tのオフフックを検出するオフフック検
出回路、5はダイオードブリッジ、6は電話交換機から
の呼出信号(IR信号)を検出する着信検出回路、7は
ドアホン通話時に通話路に一定電流を供給するための電
流供給回路、8はドアホン子器Dからの呼出を電圧降下
などで検出することによって呼出検出手段を構成するド
アホン呼出検出回路、9はドアホン子器Dと電話機Tと
のドアホン通話を制御するドアホンインターフェース回
路、10は呼出音をドアホン子器D側に返信するバック
トーン制御回路、11はスピーカSPから出力する音を
増幅する音声増幅回路、12はスピーカSPから出力さ
せる呼出音や、電話機Tから出力させる呼出音を発生さ
せるメロディ出力回路である。このメロディ出力回路1
2と電流供給回路7によって、電話機Tに呼出信号を送
出する呼出信号送出手段を構成する。
【0030】電話回線Lを接続する接続端子L1,L2
と、電話機Tを接続する接続端子T1,T2との間に
は、極性切替部2と、回線切替部3と、オフフック検出
回路4とを挿入しており、オフフック検出回路4は、電
話機Tがオフフックしたときの直流閉結による電流をホ
トカプラにより検出する。また、接続端子L1,L2に
は、ダイオードブリッジ5を介して着信検出回路6を接
続しており、電話回線Lを通じて送出されて来る呼出信
号(IR信号)を検出する。
【0031】ドアホン子器Dを接続する接続する接続端
子DA1,DA2には、ドアホン呼出検出回路8を接続
するとともに、ドアホンインターフェース回路9を接続
する。ドアホン呼出検出回路8は、ドアホン子器Dの呼
出ボタンが操作されたときに、その呼出を検出する。ド
アホンインターフェース回路9は、電流供給回路7、回
線切替部3、オフフック検出回路4、接続端子T1,T
2を介して、ドアホン子器Dと電話機Tとの間に通話路
を形成する。
【0032】制御回路1は、回線切替部3を制御するこ
とにより、電話回線Lと電話機T、あるいは、ドアホン
子器Dと電話機Tの通話路を形成し、また、音声増幅回
路11とメロディ出力回路12による音声出力制御、呼
出音をドアホン子器D側に返信するバックトーン制御回
路10の制御、ドアホン通話時に通話路に一定電流を供
給するための電流供給回路7の制御、ドアホンインター
フェース回路9の制御を行う。
【0033】制御回路10は、待機中に、ドアホン子器
Dからの呼出をドアホン呼出検出回路8で検出すれば、
回線切替部3によってドアホン子器Dを電話機Tに接続
するとともに、メロディ出力回路12が発生させる呼出
信号(SIR信号)を電話機T側に送出する。このとき
同時に、呼出信号を音声増幅回路11によって増幅さ
せ、スピーカSPから出力してもよい。また、電話機T
とドアホン子器Dが通話しているときに、電話回線Lか
らの呼出を着信検出回路6で検出すれば、メロディ出力
回路12が発生させる疑似着信信号を、電話機Tに送出
する。
【0034】本発明では、予め、極性切替スイッチ2a
を操作して、電話回線Lの極性と電話機Tに対する極性
とを一致させておく。例えば、電話回線Lの極性が(L
1+,L2−)であり、電話機Tに対する極性が(T1
+,T2−)であるとき、又は、電話回線Lの極性が
(L1−,L2+)であり、電話機Tに対する極性が
(T1−,T2+)であるときは、極性切替部2をa側
に接続する。一方、電話回線Lの極性が(L1−,L2
+)であり、電話機Tに対する極性が(T1+,T2
−)であるとき、又は、電話回線Lの極性が(L1+,
L2−)であり、電話機Tに対する極性が(T1−,T
2+)であるときは、この自動切替接続器A1の内部に
おいて極性を反転させるように、極性切替部2をb側に
接続する。
【0035】図2には、極性を一致させた状態で、ドア
ホン子器Dから呼出があったときの電話機Tに対する線
間電圧(T1−T2)の波形を示している。図2(a)
は、電話回線Lの極性が(L1+,L2−)であり、電
話機Tに対する極性が(T1+,T2−)になっている
場合である。この場合、待機時に+48Vである電圧レ
ベルは、制御回路1がドアホン呼出検出回路8によって
ドアホン子器Dからの呼出を検出し、回線切替部3を制
御して、電話機Tの接続を電話回線Lからドアホン子器
Dに切り替えたときに、+20〜30Vになって、メロ
ディ出力回路12が発生させる呼出信号の送出が開始さ
れる。これに対する電話機Tの応答を、オフフック検出
回路4で検出すると、電圧レベルが+5〜10Vとなっ
て、ドアホン通話がなされる。そしてドアホン通話が終
了すると、電話機Tの接続はドアホン子器Dから電話回
線Lに戻り、電圧レベルは待機時のレベル(+48V)
に戻る。
【0036】図2(b)は、電話回線Lの極性が(L1
−,L2+)であり、電話機Tに対する極性が(T1
−,T2+)になっている場合である。この場合、待機
時に−48Vである電圧レベルは、制御回路1がドアホ
ン呼出検出回路8によってドアホン子器Dからの呼出を
検出し、回線切替部3を制御して、電話機Tの接続を電
話回線Lからドアホン子器Dに切り替えたときに、−2
0〜30Vになって、メロディ出力回路12が発生させ
る呼出信号の送出が開始される。これに対する電話機T
の応答を、オフフック検出回路4で検出すると、電圧レ
ベルが−5〜10Vとなって、ドアホン通話がなされ
る。そしてドアホン通話が終了すると、電話機Tの接続
はドアホン子器Dから電話回線Lに戻り、電圧レベルは
待機時のレベル(−48V)に戻る。
【0037】このように電話回線Lと電話機Tに対する
極性を一致させるようにしておけば、ドアホン子器Dか
らの呼出信号を電話機Tに送出するときに、極性が反転
することがないので、電話機T側で、その呼出信号をナ
ンバーディスプレイサービスの起動信号と誤って判断す
ることがない。したがって、電話機Tにナンバーディス
プレイサービス応答機能が備わっている場合でも、ドア
ホン子器Dからの呼出信号の送出が中断することがな
く、電話機Tで呼出音が出力され、ドアホン通話が開始
できる。
【0038】なお、極性を一致させる操作は、施工時に
1度だけ行えばよいが、その確認は、ドアホン子器Dか
ら呼出を行い、電話機T側で応答しない間は、呼出信号
が出力し続け、応答すれば、ドアホン通話が開始できる
ことできる。なお、この確認は、電話回線L側と電話機
T側との電圧(極性)を、テスター等を用いて行っても
よい。
【0039】次に、本発明の請求項2に記載の電話回線
/ドアホン子器の自動切替接続器について、図3のブロ
ック図とともに説明する。この自動切替接続器A2は、
図1の自動切替接続器A1の構成に比べ、極性切替部2
(極性切替スイッチ2a)に代えて、電話回線Lの極性
を検出する極性検出手段を構成する極性検出部21と、
この極性検出部21が検出する極性と電話機Tに対する
極性を一致させる極性切替手段を構成する極性切替部2
0とを備える。
【0040】したがって、この自動切替接続器A2で
は、施工時に極性検出部21が電話回線Lの極性を検出
し、極性切替部20を必要に応じて切り替えて、電話回
線Lの極性と電話機Tに対する極性とを自動的に一致さ
せる。このようにすれば、極性が一致したことを、わざ
わざドアホン子器Dから呼出を行って確認する必要がな
くなる。
【0041】極性を一致させた状態で、ドアホン子器D
から呼出があったとき、電話機Tに対する線間電圧(T
1−T2)の波形は、図2(a)又は図2(b)と同じ
になる。したがって、ドアホン子器Dからの呼出信号を
電話機Tに送出するときに、極性が反転しないので、電
話機T側で、その呼出信号をナンバーディスプレイサー
ビスの起動信号と誤って判断することがない。
【0042】次に、本発明の請求項3に記載の電話回線
/ドアホン子器の自動切替接続器について、図4のブロ
ック図とともに説明する。この自動切替接続器A3は、
図1に示した自動切替接続器A1から、極性切替部2
(極性切替スイッチ2a)を除いた構成であり、また、
図3に示した自動切替接続器A2から極性検出部21と
極性切替部20を除いた構成になっている。
【0043】制御回路1は、ドアホン呼出検出回路8が
ドアホン子器Dからの呼出を検出すると、回線切替部3
によりドアホン子器Dを電話機Tに接続するとともに、
メロディ出力回路12から電話機Tに、電話回線Lを通
じて送出されて来る呼出信号(IR信号)と同じ呼出信
号を送出させる。ナンバーディスプレイサービス応答機
能を備えた電話機Tでは、ナンバーディスプレイサービ
スの起動信号と、呼出信号(IR信号)とを判別してい
るので(図10,11参照)、呼出信号を検出すれば、
呼出音を鳴動させる。したがって、電話機Tでは、ドア
ホン子器Dからの呼出信号を、ナンバーディスプレイサ
ービスの起動信号と誤って判断することがない。
【0044】図5には、この構成において、ドアホン子
器Dから呼出があったときの電話機Tに対する線間電圧
(T1−T2)の波形を示している。図5(a)は、電
話回線Lの極性が(L1+,L2−)、電話機Tに対す
る極性が(T1+,T2−)の場合である。待機時に+
48Vである電圧レベルは、制御回路1がドアホン呼出
検出回路8によってドアホン子器Dからの呼出を検出
し、回線切替部3を制御して、電話機Tの接続を電話回
線Lからドアホン子器Dに切り替えたときに、+20〜
30Vになって、メロディ出力回路12が発生させる呼
出信号の送出が開始される。これに対する電話機Tの応
答を、オフフック検出回路4で検出すると、電圧レベル
が+5〜10Vとなって、ドアホン通話がされる。そし
てドアホン通話が終了すると、電話機Tの接続はドアホ
ン子器Dから電話回線Lに戻り、電圧レベルは待機時の
レベル(+48V)に戻る。
【0045】図5(b)は、電話回線Lの極性が(L1
−,L2+)、電話機Tに対する極性が(T1+,T2
−)の場合である。待機時に−48Vである電圧レベル
は、制御回路1がドアホン呼出検出回路8によってドア
ホン子器Dからの呼出を検出し、回線切替部3を制御し
て、電話機Tの接続を電話回線Lからドアホン子器Dに
切り替えたときに、極性が反転し、+20〜30Vにな
って、メロディ出力回路12が発生させる呼出信号の送
出が開始される。これに対する電話機Tの応答を、オフ
フック検出回路4で検出すると、電圧レベルが+5〜1
0Vとなって、ドアホン通話がされる。そしてドアホン
通話が終了すると、電話機Tの接続はドアホン子器Dか
ら電話回線Lに戻り、電圧レベルは待機時のレベル(−
48V)に戻る。この場合、ナンバーディスプレイサー
ビス応答機能を備えた電話機Tでは、極性の反転後に検
出する信号を、起動信号ではなく、呼出信号と判断する
ので、この信号の検出した後に、サービスの手順である
一次応答信号を送出することがなく、モデム信号の待ち
状態となってドアホン通話ができないという事態が生じ
ない。
【0046】なお、図5では、自動切替接続器A3の電
話機Tに対する極性が(T1+,T2−)である場合の
みを示したが、この極性が(T1−,T2+)であり、
電話回線Lの極性が(L1+,L2−)又は(L1−,
L2+)である場合も同様にして、電話機T側では、正
常にドアホン通話ができるようになっている。次に、本
発明の請求項4,5に記載の電話回線/ドアホン子器の
自動切替接続器について、図6のブロック図とともに説
明する。
【0047】この自動切替接続器A4は、図4の自動切
替接続器A3の構成に加え、電話機Tに送出する呼出信
号の種別を選択する呼出信号選択手段として、呼出音切
替スイッチ13を設けている。制御回路1は、ドアホン
呼出検出回路8がドアホン子器Dからの呼出を検出した
ときには、回線切替部3によりドアホン子器Dを電話機
Tに接続するとともに、メロディ出力回路12からは、
呼出音切替スイッチ13によって選択された呼出信号を
発生させ、電話機T側に送出させる。
【0048】この場合、呼出音切替スイッチ13で選択
できる呼出信号の種別には、少なくとも、電話回線Lを
通じて送出されて来る呼出信号(IR信号)と同じ呼出
信号を含んでおり、ナンバーディスプレイサービス契約
をしている場合は、この呼出信号を選択すればよい。こ
れによって、図4の構成と同様に、電話機T側がドアホ
ン子器Dからの呼出信号をサービスの起動信号と誤って
判断することがない。
【0049】一方、ナンバーディスプレイサービス契約
をしていないときは、ドアホン子器Dからの呼出信号
(SIR信号)を、電話回線Lからの呼出信号(IR信
号)と異ならせておけば、電話機T側で呼出信号を区別
することができ、住戸人は、両者を聞き分けて対応する
ことができるようになる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の請求項1に記載の電話回線/ドアホン子器の自動切
替接続器は、予め、スイッチ操作等によって、電話回線
の極性と電話機に対する極性とを一致させておけば、ド
アホン子器からの呼出信号を送出するときに、極性が反
転することがないので、電話機側で、その呼出信号をナ
ンバーディスプレイサービスの起動信号と誤って判断す
ることがない。したがって、電話機に送出されるドアホ
ン子器からの呼出信号が中断することがなく、この呼出
信号が出力され、これに応答すれば、ドアホン通話が開
始できる。
【0051】請求項2に記載の電話回線/ドアホン子器
の自動切替接続器では、電話回線の極性を自動的に検出
し、電話機に対する極性と一致させることができる。こ
れによって、わざわざ、極性を一致させる操作をしなく
てもよく、ドアホン子器からの呼出信号を送出するとき
に、極性が反転することがないので、電話機側で、その
呼出信号をナンバーディスプレイサービスの起動信号と
誤って判断することがない。したがって、電話機に送出
されるドアホン子器からの呼出信号が中断することがな
く、この呼出信号が出力され、これに応答すれば、ドア
ホン通話が開始できる。
【0052】請求項3に記載の電話回線/ドアホン子器
の自動切替接続器では、ドアホン子器からの呼出信号
を、電話回線からの呼出信号と同じ構成にしているの
で、電話機側で、ドアホン子器からの呼出信号をナンバ
ーディスプレイサービスの起動信号と誤って判断するこ
とがなく、呼出信号を出力できる。電話機では、この呼
出信号に応答すれば、ドアホン通話が開始できる。
【0053】請求項4に記載の電話回線/ドアホン子器
の自動切替接続器では、ドアホン子器からの呼出信号を
選択して、電話機から出力できるので、ナンバーディス
プレイサービス契約をしていないときは、電話機では、
ドアホン子器からの呼出信号と、電話回線からの呼出信
号とを区別することができる。請求項5では、請求項4
において、選択する呼出信号の種別には、少なくとも、
電話回線を通じて送出されて来る呼出信号と同じ呼出信
号を含んでいるので、ナンバーディスプレイサービス契
約をしたときには、この信号を選択しておけば、電話機
側で、ドアホン子器からの呼出信号をナンバーディスプ
レイサービスの起動信号と誤って判断することがなく、
この呼出信号を出力できる。電話機では、この呼出信号
に応答すれば、ドアホン通話が開始できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話回線/ドアホン子器の自動切替接
続器の構成の一例を示すブロック図である(請求項
1)。
【図2】図1の自動切替接続器を接続したときの電圧波
形を示す図である。
【図3】本発明の電話回線/ドアホン子器の自動切替接
続器の構成の一例を示すブロック図である(請求項
2)。
【図4】本発明の電話回線/ドアホン子器の自動切替接
続器の構成の一例を示すブロック図である(請求項
3)。
【図5】図4の自動切替接続器を接続したときの電圧波
形を示す図である。
【図6】本発明の電話回線/ドアホン子器の自動切替接
続器の構成の一例を示すブロック図である(請求項4,
5)。
【図7】ホームテレホンシステムの概略構成図である。
【図8】住宅用電話交換装置の概略構成図である。
【図9】図8の電話交換装置を接続したときの電圧波形
を示す図である。
【図10】ナンバーディスプレイサービスの基本動作を
示す図である。
【図11】ナンバーディスプレイサービスにおける電圧
波形を示す図である。
【図12】従来の問題点を説明するための電圧波形を示
す図である。
【符号の説明】
A1〜A4・・・電話回線/ドアホン子器の自動切替接
続器 1・・・制御回路 2,20・・・極性切替部 2a・・・極性切替スイッチ 21・・・極性検出部 3・・・回線切替部 7・・・電流供給回路 8・・・ドアホン呼出検出回路 12・・・メロディ出力回路 13・・・呼出音切替スイッチ T・・・電話機 L(L1−L2)・・・電話回線 D・・・ドアホン子器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線とドアホン子器とを接続するとと
    もに、電話機を接続して構成され、上記電話回線からの
    呼出と、上記ドアホン子器からの呼出とを判別して、電
    話回線あるいはドアホン子器を、上記電話機に切替接続
    する機能を備えた電話回線/ドアホン子器の自動切替接
    続器において、 上記電話回線の極性と上記電話機に対する極性を一致さ
    せるために操作する極性操作手段と、 上記電話機に、上記電話回線あるいはドアホン子器を選
    択的に切替接続するための回線切替手段と、 上記ドアホン子器からの呼出を検出する呼出検出手段
    と、 上記電話機に呼出信号を送出する呼出信号送出手段と、 上記呼出検出手段がドアホン子器からの呼出を検出した
    ときに、上記回線切替手段によりドアホン子器を電話機
    に接続するとともに、上記呼出信号送出手段から電話機
    に呼出信号を送出させる制御手段とを備えたことを特徴
    とする電話回線/ドアホン子器の自動切替接続器。
  2. 【請求項2】電話回線とドアホン子器とを接続するとと
    もに、電話機を接続して構成され、上記電話回線からの
    呼出と、上記ドアホン子器からの呼出とを判別して、電
    話回線あるいはドアホン子器を、上記電話機に切替接続
    する機能を備えた電話回線/ドアホン子器の自動切替接
    続器において、 上記電話回線の極性を検出する極性検出手段と、 上記極性検出手段が検出する極性と上記電話機に対する
    極性を一致させる極性切替手段と、 上記電話機に、上記電話回線あるいはドアホン子器を選
    択的に切替接続するための回線切替手段と、 上記ドアホン子器からの呼出を検出する呼出検出手段
    と、 上記電話機に呼出信号を送出する呼出信号送出手段と、 上記呼出検出手段がドアホン子器からの呼出を検出した
    ときに、上記回線切替手段によりドアホン子器を電話機
    に接続するとともに、上記呼出信号送出手段から電話機
    に呼出信号を送出させる制御手段とを備えたことを特徴
    とする電話回線/ドアホン子器の自動切替接続器。
  3. 【請求項3】電話回線とドアホン子器とを接続するとと
    もに、電話機を接続して構成され、上記電話回線からの
    呼出と、上記ドアホン子器からの呼出とを判別して、電
    話回線あるいはドアホン子器を、上記電話機に切替接続
    する機能を備えた電話回線/ドアホン子器の自動切替接
    続器において、 上記電話機に、上記電話回線あるいはドアホン子器を選
    択的に切替接続するための回線切替手段と、 上記ドアホン子器からの呼出を検出する呼出検出手段
    と、 上記電話機に呼出信号を送出する呼出信号送出手段と、 上記呼出検出手段がドアホン子器からの呼出を検出した
    ときに、上記回線切替手段によりドアホン子器を電話機
    に接続するとともに、上記呼出信号送出手段から電話機
    に、上記電話回線を通じて送出されて来る呼出信号と同
    じ呼出信号を送出させる制御手段とを備えたことを特徴
    とする電話回線/ドアホン子器の自動切替接続器。
  4. 【請求項4】電話回線とドアホン子器とを接続するとと
    もに、電話機を接続して構成され、上記電話回線からの
    呼出と、上記ドアホン子器からの呼出とを判別して、電
    話回線あるいはドアホン子器を、上記電話機に切替接続
    する機能を備えた電話回線/ドアホン子器の自動切替接
    続器において、 上記電話機に、上記電話回線あるいはドアホン子器を選
    択的に切替接続するための回線切替手段と、 上記ドアホン子器からの呼出を検出する呼出検出手段
    と、 上記電話機に呼出信号を送出する呼出信号送出手段と、 上記呼出信号送出手段が電話機に送出する呼出信号の種
    別を選択する呼出信号選択手段と、 上記呼出検出手段がドアホン子器からの呼出を検出した
    ときに、上記回線切替手段により上記ドアホン子器を電
    話機に接続するとともに、上記呼出信号送出手段から電
    話機に、上記呼出信号選択手段によって選択された呼出
    信号を送出させる制御手段とを備えたことを特徴とする
    電話回線/ドアホン子器の自動切替接続器。
  5. 【請求項5】請求項4において、 上記呼出信号選択手段が選択する呼出信号の種別には、
    少なくとも、上記電話回線を通じて送出されて来る呼出
    信号と同じ呼出信号を含んでいることを特徴とする電話
    回線/ドアホン子器の自動切替接続器。
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